鈴木勲

Pranha / 辛島文雄

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 ●Olivia Newton-John ( September 26, 1948 〜 August 8, 2022 ) ●

 オリビア・ニュートン・ジョン が 8 月 8 日に亡くなりました.

 74 歳だったようですが、今の時代まだまだ若いと言ってもいいでしょう.
 リアル世代で、当時はいろいろなところでよくに耳にしていたので少しショック.

 ただどちらかというとポップス系ミュージシャンでしたので、アルバム買ったり、真剣に聴いたりということはありません.
 そんなに興味がなくても、あの当時の彼女の人気はものすごかったので、いやが応もなくいろいろなところから音楽が流れてきたって感じですね.

 "Take Me Home, Country Roards" もカバーしてヒットしたようですが、正直あまり好きじゃなかったかな.
 やっぱりこの曲は John Denver だろ、って感じでした.



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 ● Peter, Paul and Mary ●

 いろいろなカバー曲って、そもそもあまり好きじゃなかったからなぁ.


 その昔、当時の若者同様にフォークギターを弾きまくっていたころがあって、当時一番好きだったのが Peter, Paul and Mary (PPM) ・・・・ ただ年代的にはちょっとずれてましたが.
 彼らの歌声がすごく好きだったので、基本的にはどの曲も好きでしたが、彼らの歌う "Blowin' In The Wind" は、やっぱりこの曲は Bob Dylan でしょう、なんてカバーに対する気持ちもありました.

 でも、彼らの代表曲でボクも一番好きだった "500 Miles" だって、オリジナルは Hedy West の曲で、今聴いてみると断然 PPM のほうがステキなんですよね.

 こんな感じで突っ張っていた割には、しっかりカバー曲に参っていたというオチです (笑)

 ちなみに現在は、 PPM の歌う "Blowin' In The Wind" も大好きだったりします.



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 ● 映画 "グリース" (1978 年日本公開) ●

 話が違うほうに行ってしまいましたので オリビア に戻しましょう.

 70 年代から 80 年代にかけての絶頂期には映画の出演もあり、特に "Grease" は彼女の代表作.
 共演の ジョン・トラボルタ も当時人気があったので大ヒットでしたね.
 ボクも映画館で観た記憶があります.

 オリビアは、とにかく Cute という言葉そのものって感じでした.


 あれから 40 年以上も過ぎてしまいました.
 いろいろな方の訃報が他人ごとではなくなってきました ・・・・・ 合掌



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 このまま PPM のアルバムでも紹介しようかとも思いましたが、ここはあえて Jazz .
 撮影にも出かけないこの時期、少しでもアルバム紹介しないと.

 今日のアルバムも 1970 年代の古いアルバムです.





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  " Pranha / 辛島文雄 "





  1. Little Island
         (Fumio Karashima) ・・・・ 9:04
  2. Lament
         (J.J.Johnson) ・・・・ 10:41
  3. Piranha
         (Fumio Karashima) ・・・・ 7:34
  4. Dedicated To You
         (Sammy Cahn) ・・・・ 5:00
  5. Blue-Th-Ree
         (Fumio Karashima) ・・・ 7:59





  辛島文雄 (p), 鈴木勲 (b), Jimmy Hopps(ds)

  Recorded at AOI Studio, Tokyo, May, 1976.





 ジャズ評論家 悠雅彦 氏が創設した WHYNOT レーベルに録音された、唯一の日本人リーダーによるアルバム.
 悠雅彦 氏はボクが初めて会ってお話を聞いた評論家ですので、いつまでも記憶に残っている方です.

 辛島文雄 にとってはこのアルバムが初めてのリーダー・アルバムになります.
 実は以前、 辛島文雄 と 板橋文夫 がゴチャ混ぜになっていたことがありましたが、二人ともすごくいいピアニストですね (笑)





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 このアルバムはいいですよ.
 何年も前になんとなく買った一枚でしたが、最初に聴いたとき感動したのを覚えてます.

 アルバムは辛島のオリジナルが三曲を占めています.
 オープニングの "Little Island" からグッときますね.

 この独特のダーク感がたまらなくよくて、この先どうなるんだろうという期待感が湧いてきます.
 ちょっと重い雰囲気の中を、リリシズムあふれるピアノの音が駆け巡り、この緊張感がいいなぁ.
 この曲大好き !

 そして 2 曲目の "Lament" へと続きます.
 この "Lament" は、 J.J.ジョンソン 作曲のようですが彼のアルバムは数枚しかないので、この曲の演奏が入っているものは持ってません.
 マイルス・デイヴィス が "Miles Ahead" や "Miles Davis at Carnegie Hall" の中で演奏しています.
 すごくメロディ・ラインがキレイな曲です.

 "Jackson, Johnson, Brown & Company" というアルバムでの演奏が You Tube にありましたのでそちらも聴いてみましたが、ビブラフォンの音色が曲にに凄く合っていました.



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 ● 鈴木勲 ( January 2, 1933 〜 March 8, 2022 ) ●

 三曲目がアルバムタイトル曲で、アップ添付でモーダルな演奏になっています.
 こういう演奏はミュージシャンたちも一気に解き放れるというか、夏の暑さのように、汗が飛んでくるかのような演奏です.

 そんな演奏から一気に雰囲気を変えてのスタンダード.
 こういうスローバラードの独特のリリシズム、これは風が涼しくなる秋の夜に聴きたくなります.


 ベースは オマサン 、とてもしっかりサポートしてるって感じ.
 三曲目の "Piranha" ではアルコ (弓弾き) でのソロを聴くことができます.


 ドラムスの ジミー・ホップス については、ボクは全く知りませんでした.



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 ● 辛島文雄 ( March 9, 1948 〜 February 24, 2017 ) ●

 辛島氏もオマサンも、すでに鬼籍の人.
 それでもこういう演奏がいつまでも残っているは、うれしいことですね.



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 それにしても今年の暑さは本当に半端ない気がする.
 この夏は夜もかなりエアコンつけてます.
 お盆明けにはちょっと東京に行く予定ですが、朝夕は少しは涼しくなっているのだろうか.



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 ● 2022. 8. 11 EOS 5D Mark lV + SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art :まだまだ暑いです ●



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R.I.P. Oma Sound

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 最近めっきりジャズのアルバム紹介がなくって、ほんとにブログタイトル変えなくちゃヤバいような感じですねぇ ・・・・・
 まぁ一応家ではできるだけかけ流して聴いてはいるのんですが、と言い訳.


 3 月のことですが、ベーシストの 鈴木勲 氏 ( 以下 Oma さん) がお亡くなりになりました.
 今日は彼のアルバムを紹介します.



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 新聞などでも報道されていましたが、死亡原因は新型コロナウィルスによる肺炎のためで、令和 4 年 3 月 8 日に他界いたしました.
 すでに 90 歳近い高齢でしたので、いつかはこの日が来てしまうことは覚悟していましたが、実際に訃報を聞くととても残念です.


 そして原因が新型コロナウィルスというのもねぇ ・・・・・





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  " Oma Sound / 鈴木勲 "




  1. Sincerely Ajigasawa
       (Isao Suzuki) ・・・・ 6:06
  2. Heavy Moon
       (Isao Suzuki) ・・・・ 6:04
  3. Ave Maria
       (Frantz Schubert) ・・・・ 5:09
  4. Cadellac Woman
       (Isao Suzuki) ・・・・ 6:14
  5. Fly Me To The Moon
       (Bart Howard) ・・・・ 4:52
  6. Not So Good, Not So Bad (Isao Suzuki) /
    Someone To Watch Over Me (I.Gershwin-G.Gershwin) ・・・・ 5:51
  7. Goodbye Pork Pie Hat
       (Charles Mingus) ・・・・ 5:39
  8. Concierto De Aranjuez
       (Joaquin Rodrigo) ・・・・ 14:20 





  鈴木勲 (b.piccolo-b,vo), スガダイロー (p.el-p), 吉田智 (g),
  小松伸之 (ds), 吉岡大輔 (ds), 伊藤宏樹 (ds),  織原良次 (el-b),
  森田修史 (ts), 峰厚介 (ts), クリヤマコト (synth.p), 坂井紅介 (b),
  マル (vo)

  Recorded at Sony Music Studios, Tokyo, October 2 ~ 4, 2006.




 今日のアルバムは 2006 年に発表されたアルバム.
 こういった新譜は普段あまり買わないのですが、この頃は彼のホームページの掲示板などに顔を出したりしていたので、珍しく購入.



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 このアルバムを購入した翌年、Oma さんのライブ聴きに 六本木 Alfie へ.
 あの頃はまだボクもブログ書いていなかったので、記録として残ってませんが、すごく楽しかった記憶だけは残っています.
 今日のアルバムのメンバーの何人かがライブメンバーでした.


 ジャズを全く聴かない方と一緒に行ったので、場合によってはワン・ステージで帰ろうかとも思っていましたが、ライブの迫力に圧倒されたのか最後まで聴きたいということで最後までガッツリ聴いてきました.
 あの空間に飛び交う楽器の音はとても心地よかったな.


 帰り際エレベーターを待っていたら Oma さんがわざわざ来てくれて、 「ありがとう」 と握手までしてくれたことは、本当にいい思い出です.
 あの夜、どんな曲を演奏したかは完全に忘れてしまいましたが、あの握手の場面だけは今でもしっかり覚えてます.



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 Oma さんと言えば、 Three Blind Mice (TBM) レーベルのアルバムというのが、ボクの中のイメージ.
 一番最初にジャズ屋で聴いたアルバムが "Blue City" (TBM-24)
 このアルバムは、当時のいろいろな思い出とともに、彼のアルバムの中でも一番好きなアルバム.
 このアルバムでベース弾いていた 井野信義 氏の確か最初のレコーディングだったと思いますが、 2 年後彼をこのジャズ屋に呼んでライブを聴いたけどとてもいいベーシストだった.


 その後いろいろ買い足して、今では 10 枚のリーダー・アルバムを持っています.
 後年はかなりフリーキーな演奏が多いせいか、ほとんどが 1970 年代のもの.
 まぁ 70 年代のアルバムでも結構やってるなぁ感はありましたが (笑)



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 今日のアルバムもかなりフリーキー.
 スタンダードやクラシックの有名な曲なども入ってはいますが、アレンジはかなりハード.
 演奏を途中でぶった切ってしまったり (笑)


 ただ、こういう演奏って、アルバムで聴くのと、ライブで聴くのでは全く違ってきます.
 フリーキーな演奏が苦手なボクでも、ライブ聴いてるとそんな苦手意識がどこかに吹っ飛ばされてしまいます.
 ベースを弾くメガネの下から 「ざまあみろ」というような目で、ほくそ笑む Oma さんの顔が浮かんできます.


 超ド派手なおじいちゃんで、ちょっと見は近寄りがたいオーラ全開でしたが、聴きに来た人たちをとても大事にしているのはわかりました.


 間違いなく日本を代表するジャズミュージシャンの一人 ・・・・


 ・・・・・ ご冥福をお祈りいたします.



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Touch / 鈴木勲

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 "鬼滅の刃" の人気がすごい.
 劇場版公開三日間で 46 億円の興行収入って、凄すぎてよくわからないくらい.



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 写真仲間でも好きな人がいて、 少し前からなんとなくタイトルくらいは知っていたけれど、内容については全く ???
 後輩の shige 君もドップリハマってました.

 みんなが 「いい」 って言うのでちょっと前から Amazon Prime で TV シリーズを視聴.
 ようやく全話コンプリートしました.

 まぁ、確かに面白い ・・・・・・
 炭治郎 と 禰豆子 の兄弟愛や、家族愛っていうのもそれなりにわかります.



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 ・・・・ だけど、どうもボクはそんなに熱中できない.


 どこが合わないかというと、変にコミカルな部分.
 特に 猪之助 と善逸 がねぇ ・・・・・・ 苦手なんだわ.


 どうせだったらいっそのこと、全然シリアスな内容でもよかったような気がする.
 あのコミカルでガチャガチャした部分が微妙に長すぎるんだなぁ.



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 だから映画館まで行って観ようとも思わない.
 でもみんな、後半泣けたとか言っているので、そのうちどこかで無料で観れるようになったら観てみようと思います.


 ところで 魘夢 って男だったの ・・・・・・・




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 秋も深まってきましたねぇ、夕方暗くなるのが早くなってきました.
 こんな季節はしっとりした音楽がいいなぁ.

 前にアップした "Standards" と一緒に購入したアルバムです.





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  " Touch / 鈴木勲 "





  1. Touch
        (Isao Suzuki) ・・・・ 11:11
  2. On The Trail
        (F.Grofe-H.Adamsant) ・・・・ 5:40
  3. She's Funny That Way
        (N.Moret-R.Whiting) ・・・・ 9:25
  4. Round About Midnight
        (Thelonious Monk) ・・・・ 10:14




  渡辺香津美 (g: A-1、B-2), 伊勢昌之 (g: B1),
  菅野邦彦 (p), 鈴木勲 (b), 小原哲次郎 (ds),
  小川庸一 (conga:A-2,B-1)

  Recorded at EPICURUS studio, Tokyo, November 20 &26, 1975.




 Three Blind Mice のアルバム、 TBM-57 .
 鈴木勲 氏のリーダー・アルバムは TBM を中心に 10 枚ほどありました.
 アグレッシブな演奏もありますが、好きなミュージシャンの一人です.





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 ロック調の 1 曲目は 鈴木勲 のオリジナル.

 このアルバムの前の " Orang-Utan (TBM-47) " は 森剣治 のホーンが加わっていますが、この時代の彼のグループはホーンなしでギターを入れた構成が目立ちます.
 このアルバムもホーンなしのカルテット編成で、曲によってギターが入れ替わったり、コンガが加わったりしています.
 そんなギターの 渡辺香津美 が 1 曲目でバリバリの演奏をしてます.
 若干 22 歳、本当の天才ギタリストって感じです.

 ちなみに彼が高校時代影響を受けたのが、"あの" モト冬樹 というんですから ・・・・ 笑っちゃいけないな.



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 ● 菅野邦彦 : 2017.7.23 梅野絵画記念館 ●

 ピアノは菅野邦彦、" BLOW UP (TBM-15) " 、 " BLUE CITY (TBM-24) " でも一緒でした.
 独特のリリカルさを持ったピアノ
 本番では緊張してしまって演奏が今一つと、よく言われますが、聴いてる限りそんな感じは全然ないなぁ.

 以前ちょっとしたミニコンサート聴く機会がありましたが、とにかく喋る喋る.
 緊張感の "き" の字も感じませんでした (笑)

 このアルバムでもかなり自由奔放に、のびのび演奏している感じです.



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 鈴木勲 氏を生で聴いたのは 2009 年だから 10 年以上も前になります.
 その当時やっていた医療関係の講習会終わった後、 六本木 Alfie に講習会の仲間だった女の子と聴きにいったんだっけ.

 あの時も若いミュージシャンと熱い演奏してたなぁ.

 これからも元気で演奏して欲しい ・・・・


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 山のほうでは初雪の便りがちらほら
 いよいよ雪のシーズンが近づいてきました.



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 ● MARQLEEN : このモデルさんは来シーズン最初に撮影予定 ●

 インスタグラム などでもこんな写真がだいぶアップされるようになりました.
 「来シーズンのウエア届きました ・・・・」
 「来シーズンのボードこれにしました ・・・・」


 インスタに冬の写真ばかりアップしているので、フォローワーの方もそんなボーダーの人たちがたくさん増えました.
 SNS 見ていると、みんな一年中頭の中がスノーボードって感じなのです (笑)


 今年はボクもウエアを新調、スキーも奥様のお下がりをやめて新しいものに.
 まぁスキーに関しては、撮影のためのゲレンデの移動手段程度の考えなので、全然拘りないので軽さを優先し、シーズン落ちのモデルを購入.
 ウエアは被写体の女の子と一緒に行動することもあるので、それなりの恰好しないといかん.

 ということで、ボクも来シーズンウエアでちょっと自撮りしてみました.



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 ● DOPE ●

 本当は ACC のウエア買おうかとも思っていましたが、来シーズンモデルがなかなか出ないので、思い切って DOPE .
 このメーカーは EU 圏内でしか購入できないので ・・・・・ して購入です.
 日本ではそんなに着てる人いないと思うので、ゲレンデで少しは目立ちそうです.


 カメラは当然 EOS-1D X Mark ll .
 来シーズンは、来年一年間毎日冬の写真をアップすることを前提に、いろいろなものを撮る予定です.



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Gathering

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 先週の 横浜 ですが、行く前は街の写真もできるだけ撮ってこようと思っていたのですが、いつものようにほとんど撮らずに終わってしまいます.

 CP+ で会場内をいろいろ歩いて一日が終わるとかなりの疲労感
 さらに木曜日はとても風が強くて、会場を出て少し写真は撮ったものの撃沈.

 早めにホテルでグダグダしてました.

 ほんの少し撮った写真をアップしておきます.
 みんな No トリミング、 No レタッチ の JPEG 撮りっぱなしで〜す.



0R9A5964
( Manual Tv: 1/3200 Av: 4.0 16mm ISO: 400 )

0R9A6068
( Manual Tv: 1/6 Av: 4.0 35mm ISO: 800 )

0R9A6078
( Manual Tv: 1/5 Av: 4.0 20mm ISO: 800 )

0R9A6073
( Manual Tv: 1/6 Av: 4.0 35mm ISO: 800 )

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( Manual Tv: 1/5 Av: 4.0 16mm ISO: 800 )

 今回は一脚も持っていきませんでしたので、夜景もすべて手持ち.
 拡大すると微妙な手振れがありますが、まぁこの程度だったらわからないかな.

 以前 土屋先生 から 「もっと ISO感度 あげれば ・・・・」 って言われたことありますが、なかなか上げれないなぁ.
 シャッタースピード 1/5 くらいだとちょっと頑張って撮ろうと思っちゃうから (笑)
 ポートレートはもっとシャッタースピード欲しい時があるから ISO あげるようにはなりましたがね.


 強風の中撮ってましたが、風が強かったり、気温が低かったりすると結構集中力が無くなることを痛感でした.




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 久しぶりに TBM (Three Blind Mice) のアルバム.

 日本のジャズはちょうど一か月前の "山女魚" 以来になります. 






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  " Gathering / 辛島文雄 "





  1. Gathering ~Thanks for G & S~
         (Fumio Karashima) ・・・・・ 9:07
  2. Gringo
         (Fumio Karashima) ・・・・・ 8:14
  3. Tones for Joan's Bones
         (Chick Corea) ・・・・・ 6:30
  4. Sophia
         (Fumio Karashima) ・・・・・ 6:17
  5. Once We Loved
         (Gary McFarland) ・・・・・ 7:11






  辛島文雄 (p), 鈴木勲 (b), ジョージ大塚 (ds) 
  Recorded at Epicurus Studio, Tokyo, February 1 &2, 1977.







 ボクが持っている CD は xrcd のデジパック盤.

 確か、売れ残っていた ・・・・・・ ではなく、在庫であった物をかなり安く TBM から購入した記憶があります.
 後年 Think! Record から、 Blu-spec CD の紙ジャケット盤として 再販 もされました.





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 Blue Note はアルバムの番号が増えていくにつれ、女性を使ったジャケットが多くなっていきました.
 そしてそれらのジャケットが増えるにつれて、内容的にもロックビートを使ったりやフリーキーな演奏も多くなって、ボクの中では Blue Note の女性ジャケットは危険がいっぱいだったりしました (笑)

 だから今日のアルバムなど見ると 「 TBM よ、お前もか ・・・・・・・ 」


 という訳ではありませんが、 TBM にしては比較的少ない女性モデルのジャケットです.


 ただし内容的には、とてもご機嫌なアルバムになっています.
 いい意味でジャケットからのイメージを裏切ってくれます.




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 演奏される曲は 辛島文雄 のオリジナルが三曲.
 どの演奏も小難しくなく軽快でゴキゲンなトリオ演奏.

 特にピアノは、とてもきれいなタッチで独特のリリシズム溢れる演奏になっています.
 まぁサポートする二人も強力なので、当然演奏自体質の高い演奏になりますね.



 3 曲目の "Tones for Joan's Bones" は チック・コリア の曲で、彼のファースト・アルバムのタイトルにもなっています.
 この曲の原曲は聴いたことがありませんが、とてもステキな曲です.

 チック・コリア のデビュー作って、イメージ的には "Now He Sings, Now He Sobs" (Sold State) のような感じを受けてしまいますが ・・・・



 選曲も含め、アルバム全体がやわらかなリリシズムに包まれているイメージ.
 いつでも聴くことができる、良質のピアノ・トリオです.




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 さて 2 月に観た映画ですが ・・・・・・・・


 なんと過去最低の 4 本 !!!!
 こんなに観なかったのは本当に今までなかったんじゃないだろうか.


 ほとんど休みがないくらい仕事に追われ、休日もいろいろ気ぜわしく映画をゆっくり観ることができなかったのが一番の原因.
 おまけに友人から借りた "頭文字 D" や "攻殻機動隊 ARISE" なんかも観なくちゃいけなくて ・・・・



  ゴースト・イン・ザ・シェル (ハリウッド版)
  ドクトル・ジバゴ
  スノーホワイト / 氷の王国
  メッセージ



 そんな中の一番は ・・・・・・・





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 "メッセージ" も面白い映画で、以前劇場でも鑑賞しました.
 "ゴースト・イン・ザ・シェル" も観る前の懸念を払い去ってしまうような日本語吹き替えでそれなりに良かった.
 "スノーホワイト / 氷の王国" は続編のはずなんだけれど、主役のドタバタでスピンオフのような映画になっちゃった感じ.


 そうなるとやっぱりこれかなぁ.
 ずっと前にリバイバル上映されたのを観ましたが、廉価版 Blu-ray の高画質で観るとやっぱりこの映画はすごいなぁ.




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 巨匠 ・・・・ こう呼ばれる人が昔は結構いました.
 そんな デヴィッド・リーン 監督の大作、まぁ今ではこんな映画作ること自体無理だろうか.

 "アラビアのロレンス" 、 "戦場にかける橋" 、 "旅情" 、 "ライアンの娘" ・・・・・・・
 どれも観応えのある作品ばかり.




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 なんといっても ジュリー・クリスティ がキレイすぎる.
 特に序盤の少女期は可憐さもあったり.


 ジェラルディン・チャップリン もステキな演技ですが、どうしても ジュリー・クリスティ に目を奪われてしまいます ・・・・ 映画の中の ジバゴ そのものだな (笑)


 主演の オマー・シャリフ は "アラビアのロレンス" での アリ 役のインパクトが強すぎ.
 この映画でもすごい演技していますが、ボクはどうしても ・・・・・ アリ かな.


 何十年経っても色褪せない映画の一つです.




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Pamoja

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 休日の朝は最高です
 天気がよかろうが、悪かろうが ・・・・・ (笑)

 平日と同じくらいに目は覚めますが、それからベッドの中で iPad 見ながら 1 時間くらいまったり

 この時間が何とも幸福感を感じたりするのです.


 ということで、曇り空ではありますがプチな幸福感に包まれた、土曜日の朝を迎えております.



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  (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/500sec f/9 ISO-100)


 と言ってもこんな雲の多いお天気.


 なのでもう少し癒されるような写真を.



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  (EF16-35mm F4L IS USM : 24mm 1/640sec f/4 ISO-100)

 これは木曜日の夕方、職場から撮ったもの.
 最近陽が沈むのが早いので、家に帰っるころには真っ暗.

 この日はたまたまカメラ持っていたので、終業直後に急いで撮ってみました.



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 このアルバムの最後に入っている "Everytime We Say Goodbye"
 とても癒される演奏です.
 先日に続いて、 渡辺貞夫 のアルバムを聴いてみようか.





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  " Pamoja / 渡辺貞夫 "





  1. Vichkani
       (Sadao Watanabe) ・・・・・ 15:35
  2. Musitoni
       (Sadao Watanabe) ・・・・・ 9:16
  3. Pamoja
       (Sadao Watanabe) ・・・・・ 14:30
  4. Everytime We Say Goodbye
       (Cole Porter) ・・・・・ 8:35




  渡辺貞夫 (as.fl), 福村博 (tb), 増尾好秋 (g),
  本田竹廣 (p), 鈴木勲 (b), 村上寛 (ds),
  富樫雅彦 (per)
  Recorded at Yomiuri Hall, Tokyo, October 27, 1975. 







 このアルバムも今年 2 月に発売された "EAST WIND MASTERS COLLECTION 1000 シリーズ" の中の一枚です.
 ただしボクが持っているアルバムは、数年前にオークションで見つけたもの.

 ホンタケ 目的で購入したような記憶があります.




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 このアルバムは期待していたよりもずっといい感じで聴けたアルバムでした.
 アフリカの音楽を結構取り入れたりしていた頃なので、リズムがとても特徴的な曲が多いのです.
 で、そのリズムが独特な高揚感についながってく感じが何とも ・・・・・・ なアルバム.


 特に好きなのは 1 曲目 "Vichkani"
 静寂な雰囲気からだんだん広がりのある演奏になっていきますね.
 特にここでの 増尾好秋 のギターがいいのであります.
 同じフレーズを駆使したホンタケもいい


 アルバム・タイトル曲の "Pamoja" は、アフリカチックというよりはアフロ・キューバーンって感じのリズムで、グイグイ上り詰めいていく感じの演奏です.
 ここでの ナベサダ のソロが、これまたいいのです.

 
 そして拍手の中からピアノのイントロが始まる "Everytime We Say Goodbye"
 Cole Porter の曲ですが、この演奏がこれまたステキなのです.
 こんな素敵な曲、ほかにどんな演奏があるかと家の CD 調べてみたら ・・・・・・・


 Walter Bishop Jr. と John Coltrane の演奏しかありませんでした. 
 これにはちょっとばかり意外な感じ.
 ちなみに Coltrane の演奏はソプラノ・サックスでの演奏で、こちらもとてもステキなのです.



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 このアルバムは、先日取り上げた "リサイタル" のちょうど 1 年前の録音です.
 2枚ともコンサートの模様を収録したもので、雰囲気的には結構似た感じになっています.

 ただし "リサイタル" は当然 渡辺貞夫・グループ だけだったことに対し、今日のアルバムは "ジャズ・オブ・ジャパン '75" というシリーズ・コンサートの中から、 10 月 27 日 読売ホール での彼らのグループの演奏だけを収めたものです.


 ちなみにこのシリーズ・コンサートに出演していたのは、 渡辺貞夫 セクステット 、 東風 (菊地雅章 & 日野皓正) 、 山下洋輔 トリオ 、 峰厚介 カルテット 、 大友義雄 カルテット 、 坂田明 トリオ の 6 グループ.
 1975 年 10 月上旬から 11 月上旬まで全国でコンサートが開催されました.



 この頃の ナベサダ 、やっぱりいいなぁ.
 お小遣い貯まったら、もう少しアルバムそろえてみたいと考える今日この頃なのです.



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  (EF16-35mm F4L IS USM : 35mm 1/60sec f/9 EV-0.3 ISO-160)

 外の景色はパッとしなかったので、ダイニング・テーブルの花でも撮っておこう.
 ちなみに花の名前は ・・・・・・・・ まったくわかりません.





 さて、今日は撮り溜めた写真の整理でもしようかな.
 ピントが甘い写真でも、なかなか捨てることができないので溜まる一方なのです.

 ただディスプレイ見ながらの作業なので、とても目が疲れます.


 いつものように途中で投げ出してしまいそうですね (笑)



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Now's The Time

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 しみじみ ・・・・・・・・・ 3 月です.
 年度末の慌ただしさ、退職される方の送別会や、諸々の懇親会などで今週末からは少しばかりバタバタしそうで、心なしかすでにお疲れモードなのです.

 昨日も職場の送別会.
 数年先にはこちらが贈られる立場になると思うと、なんともなのです.



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 ブログ・ランキングでようやく 4 位になりました.
 こういったものをあまり気にはしない方ですが、ちょっと嬉しかったりします.

 ただこういうランキングの基準がよくわかりません.
 どうも過去のアクセス数なども含めているようなので、どんなに頑張ってもきっとここまでかな.
 最近はアクセス数が安定しているのが一番うれしかったりします.


 ちなみに 4 位に表示されている記事の内容はというと ・・・・・・・・・
 腐女子の ヴェトナム 旅行記 というのがいかにもボク的で、残念なのです (笑)




 明日は久しぶりに いつもの講習会 です.
 今日は午後から会場入りして、簡単に準備.
 そしていつもの前日ミーティングという名のお食事会.
 相変わらず変わり映えしない、いつも通りなのです.



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 (写真は 2013.8.11 放送された interFM Jazz Conversation の一コマ)

 そう言えば月末にプチ・イベントがあります.
 これまた いつもの小川さん の "ONGAKU ゼミナール" の開催なのですが.
 最近 東京 へ行く機会も減り、さらに仕事のスケジュールで ON ゼミ の日程になかなか合わなかったので、こちらのほうはかなりのご無沙汰状態になっていました.

 少し前に 3 月開催の案内がやってきて、今回の特集が "TBM & East Wind"
 そう、大好きな TBM なのです.

 行けないこともないけれど、年度末だからどうしようかと ・・・・・・・・
 主催者に 「とりあえず TBM だから参加予定ということで、 藤井武さん (TBM の創始者でボク的には日本の アルフレッド・ライオン と呼んでいます) さん来ればいいんだけれど ・・・・ 」 なんて連絡をしたものの今一つで、もし仕事が忙しくなりそうだったらキャンセルしようかという感じでした.




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 (写真は 2013.8.11 放送された interFM Jazz Conversation の一コマ)
 (この写真は 小川さん の了承を得て使用させていただいております)


 ところが数日前、追加のアナウンスで 藤井武氏 参加決定と.


 行きます、絶対行きます ・・・・・・・ 仕事はなんとかやりくりします !!


 こうなれば、いつも人気のない 小川さん の横の席にでも座ってしまうぞ.
 とりあえず、藤井さんのサインはゲットしておこう (笑)

 ちなみにこの イベント ですが、まだ数席の空きがあるようですので、よければ日本の アルフレッド・ライオン のお話しを聞きにいらしてください.

 どうでもいいですが、ボクに会うこともできます (笑)



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 ということで、午後出かけるまでの時間を利用してブログ更新.
 今日は当然ですが TBM (Three Blind Mice) .
 一昨年から再販になったシリーズの中の一枚で、このアルバムの再販も待っていました.





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  " Now's The Time : Live in 5 Days In Jazz 1974 "





  1. Polka Dots And Moonbeams
           (J.V.Heusen-J.Burke) ・・・・・ 9:22

  2. Midnight Sugar
           (T.Yamamoto) ・・・・・ 16:00

  3. Now's The Time
           (C.Parker) ・・・・・ 26:28




  # 1 & 2 : 山本剛トリオ + 2
  山本剛 (p), 鈴木勲 (cello), 福井五十雄 (b),
  小原哲次郎 (ds), 和田直 (g: # 2 のみ) 

  # 3 : ジョージ大塚クインテット + 2
  大友義雄 (as), 森剣治 (as), 植松孝夫 (ts),
  山口真文 (ts), 大徳俊幸 (p), 吉野光昭 (b),
  ジョージ大塚 (ds)
  Recorded at Nihon Toshi Center, Tokyo, March 26, 1974.








 このアルバムは 1974 年 3 月 22 日と 26 日の 5 日間、 都市センター・ホール で開催された "5 Days in Jazz '74" の最終日のジャム・セッションの様子が収められています.
 この 5 日間の演奏は何枚かのアルバムとなっているので、今も聴くことができます.
 "慕情""男が女を愛する時" などなど ・・・・・・・ 他にも数枚あります.




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 こういったジャム・セッションのアルバムも、以前は結構あったように思います.
 有名なところでは ノーマン・グランツ 関連でしょうね.

 でも最近はあまり見かけないような気もします ・・・・・・・ ボクの興味がそちらに向かないだけかもしれませんが.

 こういったジャム・セッションはライブならではの楽しみの一つかな.
 よく、ハード・バップ誕生の逸話でも、こういったジャム・セッションが重要な役割果たしたようなことが書かれています.
 また多くの若手ミュージシャンにとっても、こういったセッションに飛び入り参加して腕を磨いていったということをいろいろなところで読んだ記憶があります.


 このアルバムのセッションは、当時日本の才能あふれる若手ミュージシャンで、 TBM の顔とも言えるようなメンバーたちばかり.


 和田直 のギターがいいんだなぁ.
 現在、彼の演奏が入った CD はそれほど多くないので、このアルバム発売は嬉しかった.
 演奏は 2 曲目だけですが、ブルージーな彼のギターを堪能できます.

 和田直 には、この年の 3 月 25 日録音の "Blues World" というアルバムがありますが、ボクの推定だとこの "5 Days in Jazz '74" からの録音じゃないでしょうか.
 だとしたら、やっぱり聴いてみたいな.



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 アルバムの出だしは 鈴木勲 のチェロ.
 "Polka Dots And Moonbeams" もステキな曲だなぁ


   おそるおそる彼女とダンスを踊りはじめると
   水玉模様と月の光が
   少し上を向いた鼻先でスパークした


 なんてステキな時代だったんだろうね.
 こんな恋は、今の時代にはほとんど見ることができなくなっているから.


 テンポをアップして聴こえてくるピアノは 山本剛 そのもの.
 この軽快なピアノはににもいうことない、こういう歌ものは本当にゴキゲンな演奏します.


 アナログ盤の B 面にあたる 3 曲目はメンバーがガラリと変わっています.
 山口真文 とかも入っていますねぇ.
 こういう演奏は、やっぱり生で聴きたいものです.


 きわどいアルバムもありますが、やっぱり TBM はいい !!



  ・ ・ ・ ・ ・



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 ブログ・デザインを変更できずにいますが、リンク・バナーだけは上の写真のようにちょこちょこ変えたりしてます.
 気がつけばリンク・バナーも 20 です.
 このくらいが精一杯かな、これ以上になってしまうと覗けなくなってしまいそうですし.


 昨日もジャズに関係したブログを新しくリンクさせていただきバナー追加、 20 個になりました.
 結構バラエティに富んだリンク・バナーになりました.
 このブログが、まだホントに過疎ブログだったころにはリンクなんて思ってもいなかったんだけれどなぁ.

 昔の関連記事なんか調べていると、文章はほとんど進歩の色が見て取れないことを再認識したりしています.


 まぁ、話題だけはとりあえず増えていますが ・・・・・・・ 汗



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 (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/4000sec f/4.5 ISO-100)


 さてそろそろ出かける用意をして ・・・・・・・

 お天気は曇り空ですが、雪さえ降らなければいいかな.

 久しぶりのコースなので、ちょっと忘れ物をしないか心配だったりします (笑)



  ・ ・ ・ ・ ・

Black Orpheus

 ボクの 4 連休も、もう 3 日目の昼を過ぎてしまいました.
 こういうボーーーーーッとしている時間は、時がたつのが本当に早く感じてしまいます.

 何もしないのはさすがによくないので、お風呂掃除など ・・・・・・・ 実は昨日やりかけたのですが所用のため中断.
 そのため今日の午前中に再開でした.




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 今回初めて購入したカビ取り剤.
 "強力カビハイター" という名前だけあって、今までのものでは落ちなかったカビが結構きれいに取れました.

 ただ匂いも強力で、いかにも身体には悪そうです (笑)




 昨日重い腰を上げて始めたお風呂掃除ですが、そんなことよりもボクには大事なことができたので即中止.
 そんな大事なことというのは ・・・・・・・・・・・・・・・



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 ようやく プリメイン・アンプ と CD デッキ の更新 !!
 少したまったお小遣いから、 Canon の広角レンズ (EF16-35mm F4L IS USM) を買おうと思い、カメラ屋さんで買う寸前までいったものの、たまたまメーカーの在庫ももないため保留.
 明日の山歩きに間に合っていたら間違いなく購入していたはずです.


 そんな感じで保留にして家に帰り、何気なくインターネット見ていたらたまたま アンプ の記事.
 読んでいくうちに、やっぱりレンズよりもオーディオ優先だろ !! と影の声がささやき始めました.


 とういうことでまったくの紆余曲折もなく、あっという間に商品が届きました.


 アンプ と デッキ は、どちらかというと入門機 (・・・・と言っても購入価格的には L レンズと同じくらい) ですが、ボクにはこれで十分.
 心配だった 4311 も何とかそれなりに鳴ってくれます.
 とにかく音の広がりが全く違うし、中音域がとにかくクリアに届きます.
 
 ちなみに、ボクの狭い部屋ではボリュームは、 9 時まであれば十分です (笑)




 そんな新しい音で録音のいいアルバムを聴いてみましょう.
 このアルバム、以前も絶対取り上げたと思っていたのですが、データを見たらまだアップしていませんでした.
 すでにオークションで購入した 西ドイツ 録音のアルバムがあったのですが、結構痛んでいたので今回思い切って再購入しました.








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  " Black Orpheus / 鈴木勲 "




  1. Manha de Carnaval
          (L.Bonfa) ・・・・・ 11:15
  2. Angel Eyes
          (M.Denis-E.Brent) ・・・・・ 8:05
  3. Who Can I Turn To ?
          (L.Bricusse-A.Newley) ・・・・・ 8:12
  4. In A Sentimental Mood
          (D.Ellington) ・・・・・ 5:46
  5. Blues
          (T.Yamamoto) ・・・・・ 5:57




  山本剛 (p.el-p), 鈴木勲 (b.cello), Donald Bailey (ds)
  Recorded at AOI Studio, Tokyo, February 20, 1976.








 オマさん (鈴木勲 のこと) を代表するアルバムの一枚.
 あまりに TBM でのデビュー・アルバム "Blow Up" (TBM-15) が有名すぎてしまいますが、このアルバムもどうしてどうして.

 ただいきなりの アルコ (ボウイング) とエレクトリック・ピアノなので、最初に聴いた時はどうなっちゃうの ・・・・・・・


 でも全然心配いりません、見た目のケバさとは裏腹にしっかりした演奏ですから.




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 スタンダード曲中心で構成されたアルバムで、 A 面 ( 1 曲目と 2 曲目) が結構ジャズ屋でも聴かれましたが、ボクのお気に入りは B 面.
 特に 3 曲目の "Who Can I Turn To ?" はいいなぁ.


 ベースもこんな感じのベースのほうがボクは好きなのです.
 そう言えば数年前の 六本木 アルフィー では、最初の曲のベースのイントロが始まった瞬間に身震いするほどの感動があったなぁ.
 この人も 金井英人 に負けないくらいのオーラ全開の人です (笑)


 鈴木勲 は、ベースだけではなく早い時期から cello も演奏しています.
 その昔、ボクの通っていたジャズ屋では、そういったところが受け入れられずに変に ゲテモノ (笑) 扱いされていたような部分がありました.
 だからボクの元カノが好きだった "Blue City" なんかリクエストすると、こういった常連からちょっぴりきつめの視線を浴びせられるのです.


 まぁそんな食わず嫌いも遠い昔のお話し.
 今ではアルコ も cello も全然気にもならないのです.
 先日の 宮本直介 もベーシストでしたが "STEP !" は特にベースのみをフューチャーしたという感じではなく、あくまでグループとしての作品という感じでした.
 こちらのアルバムは、いかにも オマさん のアルバム.


 まぁ、それも悪くない.




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 ピアノは 山本剛 .
 こちらも現役バリバリで、今でも精力的な活動をしています.

 2 曲目の "Angel Eyes" は、相変わらずの美しさ.
 この人のブルースも、ボクのどこかにカチッとハマるんです.
 このアルバムではエレクトリック・ピアノも弾いていますが、ラテン系のリズムにぴったりマッチしちゃっています.


 ドラムの Donald Bailey ですが、ボクはどうしてか Dave Bailey と間違えそうになります.
 Donald Bailey は Jimmy Smith との共演であまりにも有名.
 Blue Note に残した Jimmy Smith のアルバムの多くに、 Donald Bailey の名前がありますね.

 でも Jazz Line と Jazz Time のレーベルにそれぞれリーダー・アルバムを残している Dave Bailey のほうが、ボクにはちょっと印象深いかな.


 このアルバムも、とても聴き易くてジャズの楽しさがいっぱい伝わってくるアルバムです.
 ブログ友 登美ちゃん みたいに、「聴くべし!聴くべし!嗚呼聴くべし!」

 ・・・・・・・・ かな (笑)








 それにしても今日も暑い.
 浴室の掃除していても入ってくる風が暖かいので、カビ取り剤の匂いと一緒になってクラクラしちゃいます.




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 まるで梅雨明けしたかのような青空と暑さ.
 予報では今日明日辺りに梅雨明けということですが ・・・・・・・

 明日のお山も天気がよさそうで、気分的にはルンルン.


 ただこれからの季節は雷が ・・・・・・・・・
 山じゃ逃げることもできません.

 昨日も午後にはあっという間に夕立が.



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 雨あがり、庭に咲いていたアジサイの花.


 明日はいい天気でありますように.

Mari Nakamoto III

 久しぶりのブログ ・・・・・・・ 忙しい訳ではないんだけれど、最近ちょっと空いている時間でいろいろやっていたので.

 それにしても昨日から暑い ・・・・・・・ 昨日も本当に 暑い という表現がピッタリの一日でした.
 温暖化の影響なんでしょうかねぇ.



 でも家では秋らしいしっとりとしたヴォーカルなんか聴いています.
 最近購入した 3 枚のアルバムはすべて女性ヴォーカル.
 そんな中から新発売になったばかりのアルバムを.

 まぁ新発売と言っても、再販ですがね.






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  " Mari Nakamoto III / 中本マリ "




  1. Georgia On My Mind
        (S.Carrol-H.Carmichael) ・・・・・ 5:10
  2. What A Fifference A Day Made
        (S.Adams-M.Grever) ・・・・・ 3:40
  3. You Can A Long Way From St. Louis
        (B.Russel-J.B.Brooks) ・・・・・ 4:46
  4. I Only Have Eyes For You
        (A.Dubin-H.Warren) ・・・・・ 4:43
  5. Sunflower
        (M.David) ・・・・・ 3:35
  6. What Are You Doing The Rest Of Your Life ?
        (T.Koehler-B.Lane) ・・・・・ 2:59
  7. Just Friends
        (J.Klenner-S.M.Lewis) ・・・・・ 3:43
  8. Didn't We
        (J.Webb) ・・・・・ 4:02
  9. A Nightingale Sang In Berkley Souare
        (E.Maschwitz-M.Sherwin) ・・・・・ 4:20




  中本マリ (vo), 鈴木勲 (b), 渡辺香津美 (g)
  Recorded at EPICURUS Studio, Tokyo, November 25 & 26, 1975.






 このアルバムの 青 が素敵ですね.
 若干青の部分が傾いているのでスキャナの失敗かと思ったら、紙ジャケットの青部分が微妙に傾いています.
 わざと傾けてあるのでしょうか ・・・・・・・ 裏面はほとんど水平になっているところを見ると.
 "アランフェス / Jim Hall" の青もきれいでしたが、この青も印象的な青です.




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 そして、何と言っても録音がいい.
 普段違いがわからないようなオーディオで聴いているボクでさえも、このアルバムの録音の良さはわかります.
 今回発売になっているシリーズは Blu-spec CD .


 TBM (Three Blind Mice) の復刻盤で、 10 月 9 日に発売になったばかり.
 最初の計画では発売予定になかったようですが、追加で発売されました.
 価格が 2,625 円と、ボクにとってはかなり高い CD ですが、このアルバムは何のためらいも無く予約でした.
 ただ、 中本マリ の代表アルバムなのかどうかは、ヴォーカルに詳しくないボクにはちょっとわかりませんが、以前からこのジャケットを目にする機会も多く、ジャズ屋でも幾度か聴いた記憶があるので、悪いアルバムではないだろうと ・・・・・・・ .



 バックがベースとギターだけというのが、今の時期にピッタリのアルバムになっています.
 そして 6 曲目と 9 曲目は、ギターだけの伴奏になります.

 こういうヴォーカル・アルバム、この時期聴くには本当に最高.
 鈴木勲 と 渡辺香津美 がいいんですよね.


 そう言えば数日前に届いたアルバム "The Intimate Ella" も、ピアノだけの伴奏でしっとりと謳っているアルバムでした.




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 中本マリ は 1947 年 3 月 26 日生まれで現在 66 歳、日本を代表するジャズ・ヴォーカリストの一人です.
 1970 年からジャズ・ヴォーカルに転向し、 赤坂 の高級クラブ "VIPA ROOM" で歌い始め、 197 3年 "アンフォゲタブル" でソロデビュー.
 笠井紀美子 、 戸谷重子 に続いて、 TBM レーベル 3 人目の女性ジャズシンガー.
 ちょっとふっくらしたようですが、いまでもバリバリの現役.
 
 まぁ知識の乏しいボクがいろいろ書くより、ネットで探していただければ、たくさんの情報があるんじゃないでしょうか.



 それにしてもいいアルバムです.
 やっぱり TBM のアルバムはいいものが多いなぁ.
 こうなると、やっぱりみんな欲しくなってしまうのですが、ここはグッと我慢してどうしても欲しいものだけを.


 そんな中で一番悩んでいるのが "サンライズ・サンセット / 福井五十雄"
 なにげによさそうなのですが、まったく聴いたことも無いのでちょっと購入に勇気がいります.
 どこかで視聴できればいいんだけれど、この手のアルバムは視聴がないからねぇ.


 ただ、最近はお小遣い大節約中なので以前のように簡単に Click といかないのが悲しい.








 昨日の朝は雲が低く垂れこめていたのですが、風と共に雲が去り、青空が広がりました.
 いかにも秋という感じの空です.




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 ・・・・・・・ と思ってたら、一気に夏のような暑さになりました.
 車の窓を全開にしても汗が出てくるような感じでした.





 結構単純作業大好きなボクが最近ハマってしまったものが古い写真の整理です.
 すべてスキャナで取り込んでデジタル化にし、娘たちにあげようかと ・・・・・・ 思ったのが運の尽き、とにかく大変な作業です (笑)

 一番面倒なのがアルバムから写真を剥がすこと.
 使っていた昔のアルバムは、台紙に糊が付いており、そこに写真をペタッと貼り、上からビニールを被せるタイプですが、古いものはしっかり貼りついていたりして ・・・・・




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 この写真がアルバム 1 冊分、約 250 枚ほど.

 スキャナで 3 枚取り込み、それを次に一枚ずつに周りを削除 ・・・・・・・・ そしてできるだけ日付や場所をファイル名に書いたりと.
 おまけに写真は懐かしいものばかりなので、ついつい写真に集中してしまったりで、なかなか作業が捗りません.

 子どもたちはもちろんですが、写真の中に映っているちょっとしたものが懐かしさ全開だったりします.
 こんなにゆっくりのペースだと、一体いつになったら終わるものやら ・・・・・・・・ 途中でくじけそうなのです.






 さて、いつもの スタバ ですが昨日はちょっとした問題が.




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 たまには違うものでも飲んでみようかと、 "フォーム・ドピオ・エスプレッソ" を注文

 ・・・・・・・・・・・・・ いたつもりだったのですが.


 まずカップがホームページなどと違っています.
 完璧にエスプレッソだよなぁ.
 でもまぁ、これはお店によって違うのかなぁ ・・・・ 程度の問題.

 そして アーモンド・クロカント が付いてくるはずなのに付いてこない ???


 他のお客さんもいたので、何も言わずにいつもの席で飲んでいたんだけれど・・・・・・・.
 あまりクリーミーでないんですが、完璧にエスプレッソ !!!???



 家に帰って、ポケットに入っていた伝票見ると ドピオエスプレッソ って書いてあるけれど、 ファームド って書いてない.
 金額も 360 円 ・・・・・ ホームページに記載されたものより 30 円安い.

 ただ エスプレッソ は 320 円だからこれでもないか.



 じゃあ、一体何を飲んだんだ ???
 フォームド してない "ドピオ・エスプレッソ" でもあるのかなぁ ・・・・・・・


 次に行ったらちょっと聞いてみることにしよう.

Blow Up

 "いつもの小川さん" のブログを覗いたら、明日の Jazz Conversation の中で、 Three Blind Mice (TBM) レーベルの紹介をするとのこと.
 TBM レーベルについては過去にも幾度か書いたので今回は割愛しますが、ボクの大好きなレーベルの一つで、日本の Blue Note と信じています ・・・・・ 藤井武 さんはさしずめ アルフレッド・ライオン か.
 ただ時間的に 25 分しかないので、小川さんは 「たいした話もできず、好きなひとにとっては物足りないかと思います ・・・・ 」 と言っていますが、逆にこんな短い時間でどうまとめるのか興味アリアリです (笑) .

 でも明日は東京ではないのでボクはいつものように聴くことができません ・・・・・ せめて番組 HP でも覗いて、どんな曲がかかったのか見るくらいです (涙) .



 そんな TBM を代表する一枚です.






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  "Blow Up / 鈴木 勲"





  1. Aqua Marine
  2. Everything Happens To Me
  3. Blow Up
  4. Like It Is
  5. I Can't Get Started
  6. Low Flight





  菅野邦彦 (p & Fender piano), 鈴木勲 (b & cello), 
  水橋孝 (b - #1.3.5.6), ジョージ大塚 (ds)
  Recorded March 29 & 30, 1973.





 TBM-15 ・・・・・ レーベル 15 枚目のアルバムで、いろいろな賞を獲得したアルバムでもあります.
 まず 1 曲目の "Aqua Marine" ですが、最初にジャズ屋でこの音を聴いた時、透き通るような音に驚いたことを覚えています.
 でも幾度となくこのアルバムを聴いていくうちに、例えば 2 曲目 "Everything Happens To Me" の菅野氏のピアノの良さが見えてきたり、 3 曲目の "Blow Up" のスリリングな演奏が快感になったり、鈴木勲氏のオハコともいえる "I Can't Get Started" に癒されたり ・・・・・・ このアルバムの "スイング・ジャーナル選定ゴールド・ディスク" はちょっと納得してみたりします.




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 SONY The CD Club の HP に TBM についての紹介文が掲載されていました.
 その冒頭に、 「・・・・ 現在まで約150種の作品がリリースされているが、駄作の類はひとつもない。驚異的なレベルの高さ、これもTBMの大きな特質にして魅力である。」 とありますが、これについては聴き手の好みがあるので一概に駄作がないというのはいかがと思うのですが、 録音に関してはいいですね、ボク好みです.
 特にライブ録音なんかも、ものすごく臨場感のある音で、まるで目の前でライブが行われているようです ・・・・・ ちょっと言い過ぎかな (笑) .


 欠点があるとすれば、現在気軽に聴くことができないことでしょう.
 廃盤になっているものがほとんどです ・・・・・ この "Blow Up" はまだ購入できたと思います.


 SONY The CD Club には オーダーメイド・クラブ なるものがあり、何枚かの廃盤アルバムで人気のあるものを商品にする企画がありますが、それとてもすべてのアルバムを対象にできる訳ではありませんし、価格的にも 3,000 円を越える金額ですので、興味があっても簡単には聴くことができません.
 ビジネス的な部分が大きく影響しているので、こればかりはどうしようもないことなのでしょうが、とても残念.
 ボクも欲しいアルバムが何枚かあるのですが、きっと手に入れることはできそうもないでしょうね.


 Blue Note のすごいところは、今でもほとんどと言っていいくらい、アルバムを購入できるところです.
 ただ、国内盤の販売は現在ないですが、 International 盤はかなり廉価で手に入れることができます.
 国内盤にしても、きっと数年後にはまた販売されるでしょうし.



 TBM も日本の Blue Note です ・・・・・・ もっとアルバムが手に入り易くなればいいのですが.






 さて、話題はガラリと変わって、らーめんのお話し.


 先日登った 天狗岳 、今回の登山ルートは メルヘン街道 脇の 白駒池 駐車場からでした.

 メルヘン街道 ・・・・・・ と言っても、ドイツではなく日本ですが.
 メルヘン街道とは、 北八ヶ岳 を横断する 蓼科高原 (茅野市) から 佐久穂町 を結ぶ全長 38 km の山岳ドライブコースで、途中標高 2127 m の 麦草峠 を越えて走る国道 ( 299 号線) のドライブコースは、国道としては日本で 2 番目に高い峠を越え、春の新緑シーズンや秋の紅葉シーズンは特にまわりの風景が美しく、人気のドライブコースとなっています.
 ちなみに、冬期 の積雪期は閉鎖され通行不能となります.

 朝は 茅野市 から上がって行きましたが、帰りは折角だから 佐久穂町 に下りてみようと車を走らせました.
 平日の午後でしたので、すれ違う車も数えるほど.
 あとで職場の女性に聞いた話ですと、紅葉シーズンなどはこの 白駒池 駐車場に入ろうとする車で道路が渋滞することがたびたびとのことです.


 佐久穂町 から 佐久市 を抜けて帰ってくるのですが、途中の 佐久市 でちょっと早めの夕食 ・・・・ ちょうどこの日は奥様も夜お出かけでいなかったので.
 以前から一度食べてみたいと思っていたラーメン屋さんに IN です.


 "麺や 天鳳"
 これと同じ名前のお店が都内にもありました ・・・・・・ どうも 中野 のお店ののれん分け店のようです.
 佐久 界隈では、一番人気と言ってもいいくらい、いつも混んでいるお店のようですが、飛び込んだ時間が 17:00 まわったばかりだったためか、ボク一人だけでした ・・・・・ その後次から次へとお客さんが.


 何を頼もうか迷ったのですが、よくわからない名前のラーメンがあったのでとりあえずそれを ・・・・・ .
 "安養寺 (あんようじ) らーめん"




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 さすがに一眼レフをラーメン屋に持ち込む訳にはいかないので、携帯で ぱちっ ・・・・・ ピンボケでした (涙) .
 よくわからないラーメンですが 「細麺、ちょいやわ、こってり、味濃いめ ・・・・」 などとリクエスト.


 この "安養寺 (あんようじ) らーめん" とは、 安養寺 の住職と檀家の方が寺周辺の畑で育てた大豆と佐久平一帯でとれた米、天然の塩を使い、丹精込めて長期熟成させた "安養寺味噌" を使ったラーメンのことです.
 実はこのラーメンは佐久市のラーメン店と行政や佐久商工会議所が協力して、町おこしのためにつくったもので、いろいろなラーメン店で、いろいろな "安養寺らーめん" を食べることができます.


 麺が結構下に隠れており、見た目よりボリュームがありました.
 こってり をオーダーしたからか、かなりドロリとした感じのスープでした.
 ただ、飲んでみるとそんなに塩辛くなく、こってり感もボクはちょうどいい感じでした.

 前述の職場の女性に聞いたところ、このお店は "自家製こってり味噌らーめん" がおいしいとのこと ・・・・・ 行く前に聞いておけばよかった、まぁそれほど遠くないのでまた行くとします.
 次回はお勧めの "自家製こってり味噌らーめん" を食べて、京橋 "どみそ" の味噌ラーメンと比較してみましょう.



 どうもらーめんのお話しのほうが長くなってしまいました ・・・・・ 自称 面食い ですので (爆).

リクエストは "Play Fiddle Play"

 やっと咳が止まってきました.
 季節はずれの、感冒症状でした.
 熱が出なかったことが、せめてもの救い.


 昨日は一日中 ・・・ といっても、数時間だけですがほとんど TV を見ないボクにとっては、たった数時間でも大変なことです ・・・ TV を見て、まったりしていました.
 夕方 5 時過ぎ、"いつもの小川さん" の Jazz Conversation の番組 HP で、どんな曲がかかったのか見てみたら ・・・・・・



 ボクのリクエストした曲も表示されていました.
 「最近メールがこない」、「リクエストこなかったらどうしよ」 ・・・ なんて小川さんが言っていたので、ほんの場賑やかしのつもりで金曜日にリクエストしておいたものです.
 結果的には 66 通あまりのリクエストがあったようです.
 ただ、番組を聴いていた訳ではないので、他の方のリクエストかもしれません ・・・・・ でもこんな曲をリクエストするのは他にいないだろうと、勝手に思い込んでおくことにします.



 18 曲かかったリクエストの中で、唯一国内ミュージシャンの曲でした. 







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  "Blue City / 鈴木勲"




  1.  Body And Soul
  2.  45th Street -At 8th Avenue-
  3.  Play Fiddle Play
  4.  Blue City





  渡辺 香津美 (g), 菅野 邦彦 (p), 鈴木 勲(cello.b),
  井野 信義 (b), 小原哲次郎 (ds)
  Recorded on March 4,1974.






 ボクがリクエストした曲は、このアルバムから B 面の "Play Fiddle Play" でした.
 一応この曲にまつわるエピソードを付けてリクエストしたのですが、そのエピソードはずっと前にも書いた、甘い甘い思い出でした.

 この曲は、ボクがジャズ屋に通っていた当時、どちらかというと常連からは煙たがれるような感じで、リクエストなんかすると、カウンターにたむろしている "シリアスなジャズ・ファン" から白い目で見られてしまいます.
 それだけに、この曲を好んでいた彼女の印象も残っているんですが.




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 この曲名は、演奏スタイルからでしょうか ・・・・ ヴァイオリンのようなプレイという.
 テーマ部分のインパクトが強いのですが、ボクが好きなのは、当時駆け出し中の渡辺香津美のギターです.
 このソロ部分は、いつになっても大好き ・・・・ 昨日の放送では、間違いなくこの部分はかかっていないはずです.
 菅野邦彦のピアノも、井野信義のベースも、小原哲次郎のドラムもいいんです、もちろん鈴木勲は言わずもがな.
 ボクの大好きな TBM 、録音はあの藤井武プロデューサーです.
 この頃の日本のジャズってよかったな〜 ・・・・・・ なんて思えてしまうような、組み合わせです.


 結果的にボクがこのアルバムを好きなのは、その当時の思い出を引きずっているだけかもしれませんが、そういうのもありですよね.
 ボクのジャズは、基本的に思い出という土台の上に乗っているジャズなのですから.
 そんな思い出の詰まった曲が、みんなに聴いてもらえただけでも十分に満足ですね.
 エピソードは、ほんのおまけです.


 ひょっとするとこのエピソードに登場する女性も、この番組を聞いていたかもしれません.
 ボクはオヤジになってしまいましたが、彼女はどこかで、素敵なレディになっているんでしょうか ・・・・・



 昨日の夜はそんな空想をしながら、静かに聴いてみました. 

Fly Me To The Moon / Oma Sound

 今日はとても月がきれいだったので、オヤジ・ジャグ的な話題を.
 曲は当然 ・・・・・

 "Fly Me To The Moon" です.


 何度もいろいろな演奏聴いていると思ったのですが、いざ CD 探してみると、なかなか見つかりません.
 "Out Of The Afternoon / Roy Haynes" で演奏されているのですが、これは先日書いたばかりなので、今夜は違う演奏を.



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 で、見つけたのがこのアルバム.
 鈴木勲氏が率いていたユニット名のアルバム、 "Oma Sound".


 実は以前 "六本木アルフィー" のことを書いたのですが、その時に聴いた演奏がこのユニット!!
 このアルバム、"Oma Sound" もちょうど発売された直後でした.

 正直、このアルバムでの "Fly Me To The Moon" はあまり好きではありません.
 結構ヴォーカルが ・・・・・ 好き嫌いがはっきりしそうなところです.
 アルバム全体も、非常にバラエティに富みすぎていて ・・・・・・
 ただし、ちょうどこの当時の演奏をライブで聴いたり、その時の Oma さんのサービス精神などに触れ、思い出の一枚になっているのは事実です.
 思い入れとは、こういったものなのでしょうか.
 あの時の演奏はほんとうによかったもの.
 連れの女性も大感動 !! ・・・・ ジャズ聴いたの初めてでしたが.



 お話し変わって ・・・・・・・・・・



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 エヴァンゲリヲン に関する星の数ほどあろうかと思われるグッズの中でも、最強はこれでしょう. 

 "Rei - Stratocaster" と "Rei - Telecaster" でしょう.
 ただ単に 綾波レイ のプリントとネックに 「ロンギヌスの槍」 があるだけですが、世界でたった一本ずつ.
 オークション出品されて二日目で、すでに両方とも 300 万円超えています!
 何のために 300 万円出すのかよくわかりません、投資にはならないような気がします.
 かといって 300 万出したギターを演奏するだけの勇気があるとも思えません.
 オークションまだ二日目でこの価格です、ひょっとすると 500 万までいってしまいそうです.
 これだけ出せば、結構有名なロック・ギタリストの愛用ギターなんか買えそうですが ・・・・・
 世の中不景気とはいっているものの、あるところにはあるものですね.


 どうしてこんな話題になるのかというと、
 TV 版 "新世紀エヴァンゲリオン" のエンディングに流れていたのが "Fly Me To The Moon" .
 ギターの話題を見ていたら、なにげにメロディが浮かんできました.
 寒い冬の夜にぴったりの、オヤジ・ギャグですね ・・・・・・・ 寒い.



 ちなみに "エヴァ携帯" なるものを使っています ・・・・・ 汗

Blow Up / Isao Suzuki

 この寒さは ・・・・・ 今日は一日雨降り
 この時期の雨は、一気に気温も下がります.
 こういった温度変化には、病人や高齢者は敏感に反応してしまうので要注意.

 そういえば、埼玉ではインフルエンザからウイルス性心筋炎で中学2年生の女の子が亡くなったと ・・・・・ ほんとうに、これは可哀そう.

 身も心も寒くなる一日だったので、ホットな思い出を ・・・・・・・



 2 年前 (記憶ちょっとあいまい・・・・) の師走、ジャズなんてまったく聴かない女性と六本木アルフィーでデート (・・・まぁ、オヤジの思い込みですが) .
 お店開く少し前に着いてしまったので、外は寒いのでエレベーターで店のある階まで ・・・・・・・ すると若いお兄ちゃん二人が飛び込んできて.
 この二人この日演奏するホーンとギターでした ・・・・・・ おーーー、今日は何かありそうな予感.

 店の前の椅子で、二人ならんで話していると、今度はエレベーターから外人が 5 人くらい降りてきて、店の前のポスターを見ながら 「・・・・あーでもない・・・・こうでもない・・・」.
 そして、その中の一人と目が合ってしまい、彼がボクのところへ ・・・・ ヤバい、オヤジ狩り!!??
 「この鈴木勲ってどんな演奏するの?」 というようなことを英語で話しかけてきました.
 「日本なんだから日本語で話せ!」 と言いたかったのですが、ここは 六本木 なので、片言の英語で 「ファンキーなモダンジャズで、昔 アート・ブレイキー なんかと演奏したことあるよ」 とビビりながらお話し.
 すると 「フーン」 というような感じでみんなで帰っていきました.
 もうーーーー、冷汗.
 彼女は 「英語話せるんですね ・・・・・・」
 話と言えるような会話でもないんですがね.


 そして、お店の中へ ・・・
 予約してあったのですが席は選べるので、ボクは入って左の一段高くなった場所.
 基本的に、ライブでは少し離れた場所のほうが好きです.
 もし彼女が気に入らなかったら、 1 セットで出るつもりなので、演奏前に 「飲み」、「食い」 モード.
 カウンターには 鈴木勲 氏もおいでになり、プレゼントを渡すオバサマやサインをお願する方たちが・・・・・ボクはこういうのも苦手.
 静かに聴いて、そっと帰るのが好き.


 ようやく演奏・・・・・・
 始まった瞬間から、やっぱりこのくらいのライブハウスで聴くのが最高!!って思えるような、パワフルな演奏.
 彼女は初めてだから、衝撃はボクよりはるかに大きいようで、びっくりしたような顔してます.
 でも曲が進むにつれ、楽しそうな顔になっていましたが.
 やっぱりライブはいいなー、演奏云々では言い現せない、いろいろな要素が一体になって、素適な空間を作るんだよね.
 結局、彼女ももっと聞くということで、しっかり 3 セット聞いてきました.



suzuki001

 そんな昔を思い出しながら、このアルバム.
 相変わらずの TBM サウンド ・・・・・ 輪郭がはっきりした音が、ボクは大好き.
 菅野公彦、ジョージ大塚、水橋孝 ・・・・・・ いいですね.


 ただ演奏は、ボクがライブ聞いた頃の "Oma Sound" が、パンチがあって好きかな.

 あの時のライブで、初めて生声を聞いたのですが、完璧に予想通りの声、話し方で驚きました.
 ・・・・・・・ デ・ジャヴュー????


 3 セット終了後、静かにお会計を済ませ、二人でエレベーターを待ってたら ・・・・・・
 Oma さんが走ってきて 「今日はありがとう、演奏どうだった、また聴きにきてよ」 と握手をしてくれました.


 だから、このオヤジもてるんだよね、きっと.
 外は 12 月の北風でしたが、心はちょっとばかりホットな夜でした.

Blue City

 僕の行っていたジャズ屋では、お客さん (特に常連さん) の名前をあだ名で呼んでいました.
 Cha さん、 Boh ちゃん、 名物屋、 Joe ・・・・・・・ などなど.

 そんな中で、大学の帰りにたまに顔を出す、ちょっと綺麗な女の子がいました.
 彼女は大学のジャズ・バンドでピアノを弾いていたんだな.
 なぜか彼女がいつもリクエストしたのが "Blue City / 鈴木勲" でした.
 いつしか常連の中で 「Miss Blue City」って呼ばれるようになりました.




suzuki002

 背がスラッとしていて、綺麗な娘でしたが、常連さんに言わせると 「聴き方が浅いよね・・・・・・」 っていう感じで、少し白っぽく見られていたかな (笑) .
 いつからか、なぜか、話をするようになって、食事をするようになって、バス停まで送ってやって、そして彼女の大学での演奏を聴きにいってあげて ・・・・・・・・

 このアルバムは何回も一緒に聴いたんだけれど、当時は正直 「まぁ、いいけどね・・・君が好きならいいんじゃない」 って、ちょっと冷めた言い方していたのを覚えています. 
 最近このアルバムを改めて聴くと、特に渡辺香津美のギターがいいんだな.
 "Play Fiddle Play" のギターソロに入るところなんか、グッときちゃいます.

 昨年、初めて 鈴木勲 (70 台まだまだバリバリの現役) のライブを六本木で聞いたんだけれど、このアルバムとは全然違う演奏で ・・・・・・・・ ものすごく楽しかった.
 そういえば 鈴木勲 も昔はあまり好きじゃなかったかな.

 Blue City ・・・・・・・
 彼女をバス停まで送って行くときの空は、ほんのり暗く Blue City そのものでした.

 だれにでもある、青春の 1 ページ ・・・・・・・・ なんてね.
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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