高倉健

Blues-Blues-Blues

  ・ ・ ・ ・ ・ ・


 週三日勤務の生活も、一か月を過ぎてようやく慣れてきた感じ.
 収入は大幅減ですが、肉体的にも精神的にもかなり楽ですね.

 今日も天気が良ければちょっと写真でも撮りにいこうかと思いましたが、ちょっと明るめな曇り空.



20210513002
 ● 2021.5.13 EOS-1D X Mark ll + EF 16-35mm F4L IS USM ●

 おとなしく家でブログ更新したり、写真データの整理でもします.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 そういえば、最近はジャズ・アルバムの記事が全くありません.
 過去を見てみたら 1 月 16 日が最後.
 さすがにこれではブログ・タイトル変更しなくちゃいかん.
 ということで、久しぶりにアルバム取り上げてみます.


 以前このアルバムのこと書くつもりでしたが、何か違う話題になってしまいお蔵入り.
 書きかけの記事も削除されちゃっていたので、最初からか.




9900 Wada002






  " Blues-Blues-Blues / 和田直 "





  1. Nothing But The Tonic
         (Sunao Wada) ・・・・ 6:52
  2. Ocha-Ocha
         (Sunao Wada) ・・・・ 7:29
  3. Local Men's Blues
         (Masaru Imada) ・・・・ 6:41
  4. Blues Men
         (S.Suzuki-S.Wada) ・・・・ 4:33
  5. Blues In The Closet
         (Oscar Pettiford) ・・・・ 6:12
  6. A Good Deal Of The Blues
         (Sunao Wada) ・・・・ 10:50





  和田直 (g), 今田勝 (p.Hammond-org), 
  鈴木勲 (b.cello), 小原哲次郎 (ds)
  Recorded at Epicures Studio, Tokyo, July 26 & 27, 1977.





 ジャズ・ギタリスト 和田直 による、 TBM (Three Blind Mice) 5 枚目のリーダー・アルバム.
 TBM-5001 、 TBM 的に見ると後期のアルバムになります.




9900 Wada002-2

 このアルバム、発売されたのは昨年 12 月.
 TBM のアルバムについては、国内レーベルで、日本人ミュージシャン主体のアルバムがほとんどなので、セールス面でもなかなか厳しいものがあり、一度廃盤になってしまうとなかなか再販にならないので、再販がわかった時点で内容云々関係なくポチっております.

 家にあるアルバムは 101 タイトル.
 総数が 140 枚弱なので、もうひと頑張りなのですが、いかんせん再版されないと話にならないので、これ以上は結構厳しいかな.
 ネットオークションではたまに廃盤 CD 見かけますが、安いものでも 5,000 円くらいしてしまうのでちょっと手出しできません.



Wada 0023
 ● → 和田直 、 藤井武 ●

 ベースとドラムスのイントロから始まるこのアルバムは、全編ブルース一色.
 彼のリーダー・アルバムはTBM に 5 枚ありますが、手元にあるのは今日のアルバムと "Coco's Blues" の二枚だけ.

 他のアルバムも聴いてみたいのですが、前述のとおりちょっと厳しそうですね.
 このあたりは Disk Union の 塙 氏にプッシュするしかなさそうです.


 それでもまぁ、今日のアルバムが再版されたことだけでも本当に感謝.
 Disk Union からの再販は、ライナーノーツなども当時のものを再現してあるのがすごくいい.
 普段ほとんどライナーノーツに目を通さないボクにとって、そんなライナーノーツの一昔前の表現など読んでいくと、色々な思い出もよみがえってきます.



Imada 002
 ● 今田勝 ●

 "Coco's Blues" は、ボクが初めて彼の演奏を耳にしたアルバムなので、結構思い入れもある.
 一部の演奏にホーンも入っていますが、ベースはブルース.
 ピアノはボクが大好きな 本田竹曠 でした.

 そちらもコテコテのアルバム、どちらのアルバムが好きかと言われると "Coco's Blues" を選んでしまうかな ・・・・・ そんな、大好きなアルバムの一枚.


 今日のアルバムはタイトルからして、さらにブルース一色.
 ピアノは 今田勝 ですが、 2 曲目と 5 曲目ではハモンド・オルガンを弾いています.
 こういうコテコテ系のブルースには、オルガンも結構似合う.


 演奏の中で一番好きなのは 2 曲目の "Ocha-Ocha" .
 そうそう、こういうブルースなんだよなぁ ・・・・・・・



Wada 0032
 ● 和田直 ●

 アルバム・リーダーの 和田直 氏ですが、実は今年 4 月 29 日、肺炎による急性呼吸不全のため 87 年の生涯を閉じております.

 仕方ないこととはいえ、残念です.
 これでますますアルバム再販は難しいかもしれません.


 慎んでご冥福をお祈りします.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 お休みも増えたので家で映画観る時間も増えてます.
 ちょっと前までは 三国志 (The Three Kingdom) の 95 話コンプリートのため、毎日こればかりでしたが ・・・・ やっと終わった.



izakaya003

 最近も WOWOW オンデマンド で、昔の 高倉健 主演の映画が何本か鑑賞.
 改めて観てみると、やっぱりあのころの日本映画はよかったなぁと思ってしまいます.

 特に 健さん ・・・・・・ ブルースっぽいなぁ (笑)
 あの不器用さが、変にかっこよく見えちゃうんだけれど、今時こんな男は絶滅種になりつつあるかな.


 さて今日の午後も映画でも観て、まったりすることにします.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Bass on Top

  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 今日は Facebook を 9 年前に始めた日だそうです.
 Facebook 開いたらそんなことが書かれてました、Facebook お得意の 「〇〇記念日」 .

 そんな 9 年前の写真に 唐松岳 の写真が登場、あの頃は登山にのめりこんでいた頃です.




DSC_073402
 ● 2011.8.10 八方尾根 丸山ケルン付近 : Nikon D60 ●

 今朝の 信濃毎日新聞 にこの 唐松沢雪渓 のことが書かれていました.
 上の写真中央の上部だけ見えている雪渓が 唐松沢雪渓 .
 実はこの雪渓が氷河だったと学術的に認定されたようです.
 氷河の定義は簡単に書くと流動性の氷塊から形成されているという感じかな.

 一昔前は日本には氷河がないと言われていたような気がしますが、最近はいくつかの雪渓が氷河と認定されているようです.




0034
 ● 2011.6.8 白馬大雪渓 : Nikon D60 ●

 雪渓と言って思い浮かぶのが 白馬大雪渓 ですが、こちらは氷が形成されていないため氷河とは言われないようです.


 昔の山の写真見てみるといいですねぇ、また山に登りたくなります.

 こういった山の写真をもっときれいに撮りたいと思ったところから、写真にハマっていきました.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・





 今日のアルバムは、今まで取り上げなかったのが不思議なくらい有名なアルバム.

 一昨年 立木義浩 氏の写真展のタイトルが "Yesterdays" で、会場にもステキな女性ヴォーカルが流れていました.


 今日のアルバムの "Yesterdays" の演奏もとっても有名な演奏なのです.






1569






  " Bass on Top / Paul Chambers "






  1. Yesterdays
         (O.Harbach, J.Kern) ・・・・ 5:53
  2. You'd Be So Nice to Come Home To
         (Cole Porter) ・・・・ 7:16
  3. Chasin' the Bird
         (Charlie Parker) ・・・・ 6:18
  4. Dear Old Stockholm
         (Traditional) ・・・・ 6:44
  5. The Theme
         (Miles Davis) ・・・・ 6:15
  6. Confessin'
         (D.Daugherty-E.Reynolds-A.J.Neiburg) ・・・・ 4:13
  7. Chamber Mates
         (K.Burrell-P.Chambers) ・・・・ 5:08





  Kenny Burrell (g), Hank Jones (p),
  Paul Chambers (b), Art Taylor (ds)

  Recorded at Van Gelder Studio, Hackensack, July 14, 1957.






 マイルス・デイヴィス 黄金のクインテットのベーシスト、 ポール・チェンバース を代表するアルバム.
 ベーシストがリーダーとなった多くのアルバムの中でも、ベストなアルバムと言っても決して過言ではないかもしれません.

 オリジナルは 6 曲、最後の "Chamber Mates" は CD 化のボーナス・トラック.





1569-2

 この録音時、彼のベースがスタジオに届かず、置いてあった ダグ・ワトキンス のベースを使って録音したというのは有名なお話しです.


 このアルバムは、ホーンがいないカルテット演奏.
 このホーンが入っていないところがいいところです.

 まずギターの ケニー・バレル の存在がとても大きい
 このアルバムの ケニー・バレル がとにかくいいんです.

 "You'd Be So Nice to Come Home To" で ポール・チェンバース に続く ケニー・バレル はとてもとってもステキです.


 久しぶりにこのアルバム聴いてみたら、「あれっ、このピアノだれだったっけ ?」 (笑)




Paul Chambers 0021

 このアルバムの特徴としてアルコ弾き (ボウイング) .
 これは好き嫌いがすごくわかれるところです.
 正直ボクも、リズムカルなピチカート演奏のほうが好きかもしれません。


 ただこのアルバムはそんな二つの演奏方法をうまく一つのアルバムにしてあるところじゃないでしょうか.


 アルコ演奏と言えば、 "Stardust / Lionel Hampton" での Slam Stewart や、 "Hawkins Alive At the Village Gate / Coleman Hawkins" での Major Holley 、さらにはボクも大好きな "Blue City / 鈴木勲"' の "Play Fiddle, Play" の演奏などなど.

 まぁみんなハミングしながら弾いてるんですが.




Paul Chambers 001

 しっとりしたバースに続いて、メロディ部をギターと囁きあうように弾いていく "Yesterdays" はグッときちゃいます.
 そしてテンポを上げ、ピアノとドラムスのブラシが加わります.

 多くの "Yesterdays" の演奏の中でも代表的な演奏の一つでしょうね.



 こんな素敵なベーシストですが、 1969 年 33 歳で亡くなっています.
 多くのジャズ・ミュージシャン同様に、酒と薬物 ・・・・・・・・




  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて 9 月の映画鑑賞.
 邦画が 8 本と、内容的にかなり偏ってます (笑)



  眠狂四郎 人肌蜘蛛
  ブレイド
  アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
  ゾディアック
  ツナグ
  海峡
  動乱
  網走番外地
  昭和残侠伝 唐獅子牡丹
  ハリー・ポッターと賢者の石
  学校
  タンク・ソルジャー 重戦車 KV-1
  飢餓海峡




 高倉健 さんはすごいですねぇ、ずっと昔は単なるやくざ映画のスターなんていうイメージ持っていましたが、全然違いますね.

 さらにスゴイのは 吉永小百合 さん、昔の映画観ると、そのきれいさが半端ないです.


 そんな中、 9 月の一本は ・・・・・・・・・・・・・






海峡 002

 ストーリー的には、どこか "黒部の太陽" に近い気もしますが ・・・・
 映画的には絶対 "飢餓海峡" なんですが ・・・・
 吉永小百合 と初共演した "動乱" も大好きですが ・・・・


 それでもこちらの "海峡" には忘れられないシーンがあります.




海峡 004

 なんといっても終盤の酒を交わすシーンがとても良い.
 ほとんど無言シーンなんだけれど、この沈黙がいいんだな.


 最近、どうもこういう映画がないなぁ.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

● Link ●
● 記事検索 ●
● PV Access ●
  • 累計:

● Photo Gallery ●
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
● お願い ●
•このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することはしないでください. コメントはすぐに反映されない場合がありますのでご承知ください.
  • ライブドアブログ