70-200mm

NOKTON meeting

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 29 日の土曜日は すみれ屋 で shige 君と二人で Zeiss ミーティング.
 先日購入した Voigtlander NOKTON のお披露目でした.
 すみれ屋 さんは何度も利用してるので、ボクが席に着いたらお水が三杯出てきましたが、今回も Y 口君は家庭の都合で欠席でした.


 なんと、この日の朝は薄っすらと雪が積もってるじゃないですか.
 前日は 20 ℃ を超える暑さでしたが、一転しての雪降りって.

 スキー場撮影は金曜日に行ってきたので、土曜日はお休み予定.



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 ● EOS R8 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 : F1.2 1/320秒 ISO-100 : すみれ屋 ●

 さっそく EOS R8 に装着した NOKTON をイジイジ.
 同じマウントだったら自分のカメラに装着して、いろいろ設定変えたりして違いが分かるんですが、残念ながら彼は SONY の E マウント.

 Zeiss レンズはお父様の資産もあったりでいろいろ手にしたことのある shige 君ですが、さすがに Voigtlander は初めだそうです.


 そんな shige 君の撮った写真が下の二枚.



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 ● F1.2 1/640秒 ISO-100 ●
IMG_5503
 ● F1.2 1/640秒 ISO-100 ●

 ボクはポートレートの時も、ボケとかそんなに拘ってはいませんが、ボケるんだったら自然なボケがいいですね.

 NOKTON の開放ボケは深度が浅いこともありちょっと強すぎる気もしないでもないですが、まぁこれは絞ればいいだけだから.
 Zeiss のレンズには周辺がちょっとコッテリぎみに滲むようなボケがあるものがありますが、 NOKTON は周辺も自然なボケ感できれいな感じがします.


 やっぱりちょっとアンダー目に撮りたくなるレンズです.



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 ● F1.2 1/640秒 ISO-100 ●
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 ● F1.2 1/1250秒 ISO-100 ●

 そんな shige 君ですが、いよいよ α7C ll の購入を本気で考え始めたようで次回は彼の新機種を触らせてもらえるかも.


 カメラ本体とともに、検討しているのが望遠レンズ.

 溺愛する孫の音楽会や運動会撮影のために、どうも望遠レンズ購入が早急な課題のようなのです.
 標準や広角系のレンズはかなり持っているものの、望遠ズームの明るいレンズはないので.


 CP+2025 で SONY の "もろんのん" さんのセミナーを聞いて、 70-200mm の中望遠ズームにかなり心が傾いてるみたいです.
 沼の住民にとっては、「心が傾く = 間違いなく購入する」という方程式が当てはまるのであとは何を買うかでしょうね.



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 ● F1.2 1/640秒 ISO-100 : shige 君の α6600 + Zeiss Touit 1.8/32 ●

 この 70-200mm という望遠域はポートレートやスポーツ系など幅広く使うことができるので人気の焦点距離レンズ.
 各社明るいレンズをラインナップに並べています.
 特に F2.8 通しのズームレンズで、広角 16-35mm 、標準 24-70mm、望遠70-200mm の三本については、「大三元レンズ」とも呼ばれ、カメラに興味のある方たちのほとんどが購入したり、購入したいと憧れるレンズなのです.


 ちなみにボクは、 70-200mm こそ F2.8 ですが、広角ズームは F4.0 、標準域に至っては単焦点レンズだけですので「大三元」はテンパってもいません.
 広角ズームの F2.8 については価格の高さはもちろんですが、大きさや重さのこともあり、ボクのスタイルには合わないので F4 にしました.
 標準ズームは以前 EF 24-70mm F2.8L ll USM を購入しましたが、思ったよりも出番が少なかったため短期間の使用で友人に売ってしまいました.
 それ以降、標準域は単焦点レンズだけです.



70-200 0012
 ● ll 型 ⇒ l 型 ⇒ G 型 : THE MAP TIMES から引用 ●

 現在 SONY のラインナップの中で shige 君のターゲットになっているのが下の 3 タイプ.
   FE 70-200mm F2.8 GM OSS II ( ll 型)
   FE 70-200mm F2.8GM OSS ( l 型)
   FE 70-200mm F4 Macro G OSS II ( G 型)


 使用カメラは α6600 で今後 α7C ll のフルサイズ機購入予定.
 使い方によっては α6600 (APS-C) がエクステンダーの役割にもなって約 300mm 相当になるので、思い切って ll 型購入がいいんじゃないかと、ボクは彼に推してます.

 まず最新の ll 型は満足感が違うと思う、ここ大事だよなぁ.
 後であの時無理しても買えばよかった、と思うのは本当によくあることです.
 所有欲は完全に満たしてくれるはずです.
 メーカーの最上位機種使うのは無言のマウントとってるみたいなものだから、いつもドヤ顔の shige 君にはピッタリ.
 特に 70-200mm なんかは、それこそメーカーの威信をかけて出してるものだから、やっぱり ll 型でしょう.

 と言いつつも、ボクは流石に新機種の Z にはいけないんですが (笑)


 SONY の ll 型は軽量化もされているので、 α6600 や α7C ll といったカメラだったらバランスもよさそうです.


 肝心の写りの違いですが、残念ながら SONY 使いではないので全くわかりません.
 でもさすがに ll 型を名乗る以上は、性能面でも同等以上は当然でしょう.



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 ● ll 型 ⇒ l 型 ⇒ G 型 : THE MAP TIMES から引用 ●

 G Master ではない F4 のレンズは価格的にはかなり購入しやすいのですが、撮影目的の一つが室内の音楽会なので、明るいレンズでシャッタースピード稼げるほうが絶対にいいような気がします.
 屋外で絞り気味にしか使わないというんだったら F4 でもいいかもしれませんが、ここは F2.8 に拘るところだろう.


 奥様に「孫の写真キレイに撮るには絶対これじゃなくちゃダメ」って泣き入れれば、間違いなく半分くらいは出してくれるんじゃないかな.
 写真としての良し悪しは別としても、きれいに撮れるという部分では絶対間違いないはずです.

 奥さんは写真やカメラに絶対詳しくないので、こういった時こそ孫を出汁に使うべきでしょう.
 娘にも「孫のために頑張って ll 型買った」って言えば、株も上がります.


 ちなみにボクはカメラやレンズ購入で嫁に泣きついたことは一度もありません・・・・キッパリ !



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 ● EOS R8 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 : F1.4 1/500秒 ISO-100 ●

 shige 君も CP+ に行っていなかったら、 ll 型が候補になることすらなかったかもしれません.
 そういう意味では、ああいったイベントの力は大きいですね.

 かく言うボクも、 2016 年の CP+ 行ってなかったら、ポートレートも撮ることなかっただろうし、ここまで写真やカメラにハマっていなかったかもしれません.



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 ● F1.2 1/640秒 ISO-100 ●

 今回はほとんど開放で撮ってありますが、使い勝手の良さだと F2.0 あたりだと思います.

 マップカメラ は You Tube でも Voigtlander のレンズレビューをしていますが、このレビューアーの紹介している感覚などが、本当にボクが受けた感覚と一緒で、すごく マップカメラ の株がボクの中で上がってます.

 まだまだ撮影量は少ないですが、間違いなく撮影していて楽しいレンズです.



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Night Dreamer / Wayne Shorter

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 ウェイン・ショーター が 3 月 2 日にお亡くなりになりました.
 89 歳という年齢をみると、天寿を全うしたといってもいいでしょうが、それでもやっぱり寂しいですね.


 とてもコアなファンとは言えないボクは、彼のリーダーアルバムは Blue Note のたった 7 枚しか持っていませんが、The Jazz Messengers や マイルス・デイヴィス グループの演奏も含めると、それなりの枚数になります.


 中でもボクがジャズを聴き始めた頃からよく聴いて、最初に買った彼のリーダー・アルバムがこれです.





4173 Night Dreamer





  " Night Dreamer / Wayne Shorter "




  1. Night Dreamer ・・・・ 7:18

  2. Oriental Folk Song ・・・・ 6:54

  3. Virgo ・・・・ 7:09

  4. Black Nile ・・・・ 6:29

  5. Charcoal Blues ・・・・ 6:54

  6. Armageddon ・・・・ 6:22

  7. Virgo (Alt-Tk) ・・・・ 7:03 *

   (All compositions by Wayne Shorter)




  Lee Morgan (tp), Wayne Shorter (ts), McCoy Tyner (p),
  Reggie Workman (b), Elvin Jones (ds)

  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, April 29, 1964.





4173-2

 彼のアルバムが少ないのにはちょっとした理由があって、このアルバムの次に購入したのが "Super Nova" !!
 当時通っていたジャズ屋に "Super Nova" は置いてなかったので、当然聴いたことはありませんでした.
 あの頃、確か スイング・ジャーナル のゴールド・ディスクにもなって、紙面でもかなりいい評価で掲載されていたと思います.
 まぁ少しジャズを聴きかじって、ジャズ屋でも常連っぽくなってくると、置いていないアルバムをあえて購入して背伸びしたくなったりする訳ですよ、これが.
 若気の至りといったところでしょうか(笑)


 家で買ったばかりのアルバムを聴いてみたら ・・・・・・

 あれあれって感じ.


 そんなことがあったので、どうもそれがトラウマになって彼のアルバムが少ないのかも.
 アナログ盤を処分して CD になっても、 "Super Nova" は再購入してません.



Wayne Shorter  203


 このアルバムは、ブルーノートでの初めてのリーダーアルバム.
 7 曲目は CD 化に伴うボーナス・トラック、オリジナルは 6 曲構成.


 ジャケットは青に基調にしわざとブラした写真を使っています.
 こういう感じの写真を Blue Note ではほとんど使っていないので ( "At The Jazz Corner Of The World" がちょっとそれっぽいですが ・・・) 、印象的です.
 他の写真もあるのかと思い、 Blue Note Uncom promising expression を見てみましたが、このアルバムのことは取り上げておらず、次の "Juju" からでした.


 このアルバムは何といってもそのメンバーです.
 当時のトップトランぺッター リー・モーガン はもちろん、バックのリズムセクションが、バリバリの ジョン・コルトレーン・カルテット のメンバーです.

 この時期はコルトレーン がフリージャズに傾倒し始めた頃で、だんだんメンバーが離れていきはじめていたのでしょうか.
 この年の 12 月 "A Love Supreme" 、翌年には " Ascension " も吹き込んでいます.




Wayne Shorter 002

 ウェイン・ショーター と言えば、ボクよりも若い人たちはすぐに Weather Report を思い出すかもしれませんが、ボクはやっぱり マイルス・グループ かな.

 特に印象的なのは、やっぱり "Live at the Plugged Nickel” .
 このアルバムは本当によく聴きました.
 確かこのアルバムは 1976 年に 日本 で "At Plugged Nickel, Chicago, Vol.1" と "Vol.2" として発売されたと思います.
 リアルタイムだったので、発売と同時に購入した記憶があります.
 それまでは "My Funny Valentine" と "Four & More" にド・ハマりしていたので、このアルバムもすんなり受け入れました.


 その後 Complete Box も購入してしまいました.



Wayne Shorter  2011

 今日のアルバムはすべて彼のオリジナル曲.
 彼の作曲の才能もいろいろなところで絶賛されています.
 さらに グラミー賞 も幾度となく獲得している、まさにトップ・サックス奏者です.


 このアルバムでは、タイトル通り全体がちょっと抑え気味でブルージーな曲で構成.
 "Armageddon" もすごくいい演奏です.
 こんなアルバムのような世界でゆっくりお休みください.

 
 ・・・・・・ Rest in peace.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今週、大きな買い物しちゃいました.
 RF 70-200mm F2.8L IS USM というレンズ.
 俗に言われる 大三元 の一本になります.


 このレンズ購入については、最後まで RF 50mm F1.2L USM にしようかかなり悩みました.
 ポートレートだったら、ボクの画角的にも絶対 50mm のほうが使い勝手がいいですし、70-200mm は EF 70-200mm F2.8L IS lll USM も持っていましたので.

 最終的には冬の撮影のことも踏まえて望遠ズームの更新という形になりました.
 キャッシュバック・キャンペーンの対象でもありましたし.



s-0R9A0007-2

s-0R9A0009-2

s-0R9A0012-2

 友人の撮り鉄 H 氏に EF lll 型 のお話ししたら、引き取っていただくことになりました.
 ボクは マップカメラのワンプライス価格よりも高く売れるし、 H 氏は市場の訳のわからない中古よりもずっと安く買えるので、お互いにとってまぁ有難いかな.


 早速家のベランダから数枚撮ってみました.
 相変らずの表現力は、本当に安定といった感じです.

 動き物は土曜日撮影してくるので、そこで AF など確認する予定です.
 さすがにもう更新はできません.


 これで RF マウントの R3 には、 24mm と 70-200m .
 EF マウントの EOS 5D Mark lV は、一番最初に購入した 16-35mm と SIGMA の 14mm と 50mm を使っていくことにしました.
 この 5D はこの先も手元において、マウントアダプター着けてオールド・レンズで撮ろおうかと、完全なる 沼 の中の人のような危険なことを考えてます.



s-IMG_1854
 ● 1/250秒 f32 ISO-500 WB-8000K EV+0 200mm ●

s-IMG_1850
 ● 1/250秒 f10 ISO-500 WB-オート EV+0 200mm ●

 とりあえず EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM で撮った写真を 2 枚だけアップしておきます.

 9 日にこのレンズでスナップ撮ってきたので、まとまった作例は次回アップします.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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