999円

Sonic Boom

 暑いときは、熱いものを食し、熱い演奏を聴く ・・・・・・・
 そんなんで、夏バテ解消になればいいのですが、どうも暑いと生活がダラダラしてしまいます.
 シャキッとするのは、山に行く時くらいです (笑) .




 さて、先日届いた Blue Note LT シリーズから、今日も一枚.
 奇しくも、またまたトランペットです.
 Blue Note を代表するトランペッターの一人.





 
LT987






    " Sonic Boom / Lee Morgan " (LT-987)





   1. Sneaky Pete (L.Morgan) ・・・・ 5:45
   2. The Mercenary (L.Morgan) ・・・・ 7:08
   3. *Sonic Boom (L.Morgan) ・・・・ 6:16
   4. Fathead (L.Morgan) ・・・・ 5:25 
   5. I'll Never Be The Same (G.Kahn-M.Malneck-F.Signorelli)
                       ・・・・ 7:13 
   6. Mumbo Jumbo (L.Morgan) ・・・・ 5:25 





   Lee Morgan (tp), David Newman (ts), Cedar Walton (p),
   Ron Carter (b), Billy Higgins (ds)
   Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, April 28, 1967.
   * #3: Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, April 14, 1967.



 



 やっぱりこのシリーズのジャケット・デザインがねぇ ・・・・・・・ どうも好きになれません.
 アルバム・ジャケットを捜しに、ネットを徘徊していたら他のジャケットを見つけました.
 それも二種類も.




LT987-1LT987-2

 それがこの 2 枚のジャケット・デザイン.
 いかにも Blue Note って感じでいいですねぇ.
 でも "21 世紀 ブルーノート・ブック" で紹介されているアルバム・ジャケットは、今回購入した CD のデザインです ・・・・・・ いかにも ECM レーベル・チックな (笑) .

 このアルバムが発売された頃 (多分 1979 年に発売されたものと推測) はすでに フランシス・ウルフ が死去しており、アルバム・デザインも往年のものとはかけ離れていたようですので、きっとこの CD のデザインがオリジナルなのでしょう.
 上の 2 枚のデザインは、アメリカなどで再発された際にジャケットが変更されたものと思います.
 ボクの持っている他のアルバムでも、そういったものが何枚かありますし.

 それにしても ・・・・・・ 右側のデザインなんか、本当に Blue Note なんだよねぇ.




 ざっと聴いた感じは ・・・・・・・ ピアノがいい.
 リー・モーガン がうまいのは当たり前のことなので、どうしてもピアノやサックスの演奏が気になってしまいます.
 そんな シダーウォルトン 、あまり意識して聞いた記憶がありませんが、このアルバムではとてもいい感じです.
 このアルバムではいろいろなタイプの曲が演奏されているのですが、そんないろいろなタイプに物凄くうまく順応している感じがします.

 
 そしてサックスの デヴィッド・ニューマン ・・・・・・・ この人もまったくと言っていいほど記憶にない.
 かなり豪快なテナーです.
 ライナーノーツには、かなりこの人について書かれています.



lee0035

 いきなり、素敵なメロディの "Sneaky Pete" でアルバムは始まります. 

 このアルバムのライナーノーツは、これら未発表作品の発掘者でもある マイケル・カスクーナ が書いており、その訳文も記載されていますが、そこにも リー・モーガン の作曲家としての才能に触れています.
 そして、この一曲目のメロディ・ラインの美しさについても、ボクと同じような意見でした.


 そんなライナーノーツに面白いことが書かれていました.
 この時期 リー・モーガン のアルバムは、 "The Sidewinder" の大ヒットしたことにより、アバム制作する際に一曲は "The Sidewinder" のようなファンクな曲、一曲はバラード、残りの 3 - 4 曲を リー・モーガン 作曲の曲を詰め込むというようなパターンになっており、このアルバムも正にそんなパターンを踏襲したものだったようです.
 かなり商業主義の香りがプンプンしています ・・・・・・ こんなのも アルフレッド・ライオン は嫌気がさしていたんでしょうね.


 このアルバムの 4 曲目 "Fathead" がファンク色の強い曲、テナーが抜けカルテット演奏の 5 曲目 "I'll Never Be The Same" はスタンダード・バラード、そして残りは リー・モーガン オリジナルのストレート・アヘッドなジャズ.



 一曲目から聴いていくと、最初の3曲 ・・・・・・ リー・モーガン の楽曲の演奏がとてもいいんですよね.
 アナログ盤で言うところの A 面の演奏がね.
 正直ボクはファンク色の強い "Fathead" の演奏よりも、はるかにその前の 3 曲の演奏のほうが好みです.
 



 999 円だから、買える時に買っておこうか ・・・・・ そんな軽い感じで購入したアルバムですが、予想していたよりもずっと素敵なアルバムでした.
 こういうことがあるから、ついつい Click してしまうんですよねぇ ・・・・・ でもまぁ、このアルバムに関しては結構得した感じです.






 さて、世間一般的にはお盆の帰省ラッシュ真っただ中.
 故郷に帰る道は、どこもかしこも混雑しているようですね.



 
120-12

 まぁ、さすがにこんなことはないでしょうが (笑) .

 この時期の高速道・自動車道は、とても快適とはほど遠い大渋滞道路です.
 ボクは幸か不幸か、里帰りをする必要がないので、ニュースなどを見てもまったく他人事になってしまいますが、自分があんな渋滞の中にいたりすれば、間違いなく超イライラ状態になるのは間違いないでしょうね.
 イラついても渋滞がなくなる訳ではないんですがね ・・・・・・・・・・

 帰省する皆様、交通事故などには十分注意してくださいませ.

Art Farmer の顔

 突然ですが、ブログに HMV のガジェットを張り付けてみました.
 あまり深い意味はありません、こういったブログの設定かなり苦手なので、トライする意味で ・・・・ 新年のブログ・デザイン大改造に向けてのトレーニングみたいなものです.
 なんとかきちんと動いてくれますね、当たり前ですが(笑).
 ついでですので、知っているようで知らない "gadget" の意味も調べてみましょう ・・・・ なるほどね.



 さて先日、今年最後の HMV 便とか書きましたが ・・・・・
 その後、さらに追加予約してしまいました.
 これは、いつもの HMV 商法じゃなく、どちらかというと EMI ミュージック・ジャパン の商法に見事にハマったというような感じです.
 ジャズ CD の販売に関しては、今一番元気があるのが、 EMI ミュージック・ジャパン のようですね ・・・・ 何と言っても、 "なんとかプレジデント" が 行方均 氏ですので.


 今年の 9 月に EMI ミュージック・ジャパン から 999 円で 50 タイトル発売されましたが、第 2 期として 50 タイトルが 12 月 22 日に発売されます.
 ということは、第 3 期の香りもどこからか漂ってきそうです.
 今回の目玉は、 50 タイトルのうち国内初 CD 化が 27 タイトル、 10 数年ぶりの CD 化が 11 タイトルということで、このあたりのレア度を強調しています.
 ざっと見た感じでは、うぅ〜〜んとちょっと首を傾げてしまうような作品も多くあるような気がします.


 確かにコレクターにとっては喉から手が出そうなアルバムが何枚もありそうですが、ボクのようにルーキーに産毛が生えたようなジャズ・ファンにとっては、 「スルーでいいか!」 というようなアルバムがほとんどです.
 でも 「限定盤」 という言葉に弱いボクは、とりあえず 5 枚ほど予約です.
 第 1 期は 10 数枚買ったので、それに比べるとだいぶ我慢できる子になったような気がします.



 それにしても、本当にジャズ CD が安くなってきました.
 最近では 1,000 円以下の価格が全然珍しくなくなってきました.
 来年は 1,000 円以上のアルバムは買わないことにしようかな ・・・・・.
 そんな 999 円シリーズの中の一枚、第 1 期の中からです.






Farmer03





  "Modern Art / Art Farmer"




  1. Mox Nix
  2. Fair Weather
  3. Darn That Dream
  4. The Touch of Your Lips
  5. Jubilation
  6. Like Someone in Love
  7. I Love You
  8. Cold Breeze




  Art Farmer(tp), Benny Golson(ts), Bill Evans(p),
  Addison Farmer(b), Dave Bailey(ds)
  Recorded September 10,11,14, 1958.






 Art Farmer を代表する有名なアルバムですが、ルーキーの皆さんにとってはジャケットの顔、ちょっとインパクト強すぎるでしょうか.
 ジャケットとしては、とても Blue Note とは比較できないくらいチープなデザインです、ボクはあまり好きではありません.
 ただし、インパクトだけは強烈ですので、そういう意味では十分にジャケットの役目を果たしているのかもしれません(笑).




Farmer03-2

 ファンキーな "Mox Nix" から、このアルバムは始まります.
 この曲も忘れることのできないテーマメロディです、以前持っていたアナログ盤を手放して以来の購入でしたが、1曲目がかかった瞬間に 「あ〜、これこれ」 .
 ストレート・アヘッドなジャズで、とても聴き易いですね.
 選曲もいいですし、それぞれの演奏も、ホッとできるような演奏で、そこが好感持てます.
 バリバリのアドリブを繰り広げるようなアルバムじゃないです.
 そう意味で、このあたりのハード・バップ的バトルを期待するのは、ちょっと見当違いでしょう.
 どちらかというと、もっと普通の人にもジャズの楽しさを聴いて、というような感じでしょうか.


 Bill Evans はこの 5 カ月後、Miles Davis グループで、あの "Kind of Blue" を吹き込んでいます.
 "So what ?"
 なんて言わないでくださいね.
 このアルバムでは、もう少し後の リリカルなピアノ と表現されるようなプレイは、まだ影を潜めているような気がします.
 それっぽい雰囲気は随所にありますが、 "Kind of Blue" の演奏とはだいぶ違います.
 まぁ、だからこそあのアルバムがすごいのかも知れません.


 Art Farmer もこの年の 1 月、あの Blue Note を代表するアルバムの一枚 (あくまで日本での評価) 、"Cool Struttin'" の録音に参加しています.
 このアルバムの前年には Benny Golson の初リーダー・アルバム "New York Scene" にも顔を出しています.
 Benny Golson はこの一カ月後、ファンキー・ジャズの代名詞ともいえる "Art Blakey & The Jazz Messengers / Moanin'" の録音に参加しています.
 この時期に、めきめき頭角を現してきたメンバーが揃っての "Modern Art" .


 3 曲目の "Darn That Dream" なんか、本当に疲れた身体に浸み込んできます、それもあまり重くなく、程よい重さで.
 そして最後の "Cold Breeze" ではちょっとファンキーな演奏、これもゴキゲンです.
 999 円だったら、無条件で買いでしょうね.




milesdgmd_product_1
 
 "The Genius of Miles Davis" のボックスです.
 ところでこのボックス、すでにアメリカでは発売になっていますが、日本ではあまり話題にならないな〜.
 随分前に、ボクのところにもメールが届いていたけれど、日本円で 60,000 円ちょっとくらいだったように記憶してます ・・・ 定価は 1199 USD.
 トランペットケースを模したボックスに、次のようなアルバムが入っています
 •Miles Davis and Gil Evans:
  The Complete Columbia Recording Sessions (6 CDs)
 •Miles Davis Quintet 1965-1968 (6 CDs)
 •The Complete Bitches Brew Sessions (4 CDs)
 •Miles Davis and John Coltrane:
  The Complete Columbia Recordings, 1955-1961 (6 CDs)
 •The Complete In A Silent Way Sessions (3 CDs)
 •The Complete Jack Johnson Sessions (5 CDs)
 •Seven Steps:
  The Complete Columbia Recordings of Miles Davis,
  1963-1964 (7 CDs)
 •The Complete on the Corner Sessions (6 CDs)

 ボクは Miles の熱狂的なファンではないので、このライン・アップ見ても、欲しいとは正直思わないんですよね.
 でもここには、オリジナルの T シャツや、マウスピース、イラストなども入っています.
 コレクターにはたまらないでしょうね.
 音源がすでに発売されたものかどうかは、ボクには不明です.



 12 月 22 日追記:
 "いつもの小川さん" にこのボックスのことをちょっと尋ねてみましたら、やっぱり新音源ではなくすでに発売されているものを一緒にしたようです.
 さすがの小川さんも購入を踏みとどまっているようですが ・・・・・・ 小川さんにとっては 6 万円という金額は問題ではなく、きっと内容的に魅力がないんじゃないでしょうか.
 でも ・・・・ コレクターとしての性 (サガ) が背中を押してしまいそうですね(笑).



 さてと、今週末 ・・・・ というよりも、今年最後の講習会まであと 4 日です.
 予想通り受講者はかなり少なかったです、クリスマスだものね世間は.
 受講者は少なくても、今年の締めくくりの講習会ですので、みなさんに満足して帰っていただくように頑張らないと.
 天気が良ければいいのですが ・・・・・・ 街はクリスマスですし

Jazz Guitar

 最近 ・・・・・・
 気がついたら、"ホンタケ" のアルバムが 20 枚になっていました.
 気がついたら、山用品や、山の本がどんどん増えていました.
 そして気がついたら、 11 月も半分終わりです ・・・・・
 今週末は日帰りの東京、翌日部下の結婚式、来週は山梨で出張コース ・・・・ あっという間に 12 月になってしまいます.

 すでに 12 月の予定も、どんどん埋まり始めています ・・・・ 来年の予定も入り始めています、"貧乏暇なし" 状態.
 クリスマスも "いつもの講習会" が入っているので、一人淋しく、気ままに東京で過ごすことになります ・・・・ こんな時に受講生集まるのかと思っていましたが、一応集まっているようです.
 まぁ家にいても、小さな子供がいるような家庭とは違うので、一人のようなものかもしれませんが.
 でも ・・・ さすがにイブの日、一人の東京は厳しいかなー ・・・・ (笑).
 いつものお店にでも行ってみようかと.



 あれっ、ちょっと素敵なピアノじゃないですか ・・・・・







hall02






  "Jazz Guitar / Jim Hall"





  1. Stomping At The Savoy
  2. Things Ain't What They Used To Be
  3. This Is Always
  4. Thanks For The Memory
  5. Tangerine
  6. Stella By Starlight
  7. 9:20 Special
  8. Deep In A Dream
  9. Look For The Silver Lining
  10. Seven Come Eleven





  Jim Hall (g), Carl Perkins (p), Red Mitchell (b)
  Recorded January 10 & 24, 1957.





 まず大事なのは、このアルバムがたったの 999 円で購入できることです.
 この価格でなければ、きっと今のボクは買わなかったかもしれません.
 こういう廉価価格で購入できることは、本当に素晴らしいですね.




hall02-2

 さてこのアルバム、 Jim Hall の初リーダー・アルバムです.
 アルバム・タイトルが、ストレートです.
 トリオ編成ですが、ギター、ピアノ、ベースという、ちょっと変則的な編成です.
 このブログを書き始めてかかった曲が、 5 曲目の "Stella By Starlight" 、このピアノが 「えっ、だれだこれっ?」 という感じです.


 全体に、小気味好い演奏です ・・・ いかにもウエスト・コースト・ジャズといったような. 
 このアルバムは、過去にジャズ屋でも幾度となく聴いたと思います ・・・・ 何度もジャケットを見た記憶が有りますし.
 でも演奏自体は、ほとんど覚えていませんでした.
 ウエスト・コースト・ジャズは、どちらかというと "白い目" で見られがちだったので、あまり気にも留めていなかったというところでしょうか.
 だからこそ、この価格じゃなければ購入しなかったとなります.
 まぁ、静かに目をつぶって黙々とフレーズを追いかけるような聴き方は、いつの間にか卒業したので、こういったアルバムも心地よく聴くことができます.


 ピアノの Carl Perkins ですが、同名にロカビリーの神様と呼ばれる人がいるようです.
 このピアノの Carl Perkins は、 「左手に障害を持つ」 とライナーノーツに書いてあり、裏ジャケットの写真でも、左手が少しおかしな弾き方をしています.
 でもそんなハンデを感じさせないような演奏です.
 まるでボクの好きなピアニストの一人、 Horace Parlan のようでしょうか.


 Jim Hall も、なんとなくそれっぽくない部分もありますが、初リーダー・アルバムなので、ある意味初々しさがあるとでも言いますかね.

 こういうアルバムもいいですね ・・・・ と、ようやく最近になって言えるようになりました.




DSC_0288

 さて、話は 180 度以上変わりますが ・・・・・


 今年のトレッキングも、いよいよ終わりかなーと思う今日この頃.
 さすがにこの時期の信州、少し寒いなーと思うと山は白くなっています.
 そういえば、結局今年は友人と一緒に登る機会がすべてキャンセルで、すべて単独行になってしまいました.
 でも一人でトレッキングしている時って、すごく気持ちがいいんですよね.
 もちろん、いろいろな不安などある時もありますが、そんな不安を吹き飛ばすくらいの喜びがあります.
 こんな写真のような、誰もいない遊歩道や、以前行った木曽駒ケ岳の馬の背のように、自分一人だけというシチュエーションが、不安でもある半面、楽しくもあり、思わず顔がにやけてしまうんですよね(笑).

 ボクは、このシチュエーションで山にハマりました(笑).


 笑うといえば、かなり辛い登り道を歩いて、ようやく山頂に立った時、そこにたどり着いたみんなが笑顔なんですよね.
 ヘトヘトになりながらも、山頂に立つと自然と笑顔になります.
 これも、ボクが山にハマったもう一つの理由です.



 でも、ジャズにハマったのはどうしてだろう ・・・・・・.

Modern Photo ? ・・・・・ Modern Art !

 突然ですが、カメラ買いました.
 カメラはほとんど詳しくありませんし、当然腕前なんて呼べるような技術持ち合わせていません.
 がっ、一眼レフです.
 おまけに、世界の Nikon です.




nikon_d60

 同僚が新しい一眼レフを買ったので、最近山の写真撮っているボクがターゲットになりました.
 その同僚は息子の野球の写真撮るため、もう少し速い動きに対応できる機種に変えたようです.

 いろいろなオークションの底値でよければ、と言ってみたらそれでもいいということで激安購入 ・・・・ どちらがターゲットになったのかよくわかりません.


 正直あればいいけれど、それほど欲しいと思っていた訳ではありません.
 幾度と山に登ってみて、荷物の重さのことなどが大体わかってきたので、これ以上荷物を重くしたり、行動するたびにカメラが邪魔になることは目に見えているので、どうしようかなというのが本音の部分です.

 そうはいっても、 Nikon のデジ一は魅力です.
 購入したモデルは、 "Nikon D60 ダブル・ズーム・キット" で、本体にズームレンズ 2 本付いているもの.
 ボクのような素人には、十分すぎるでしょうね.
 最近ブログに山の写真も載せるようになってきたので、できればきれいな山ガール ・・・・・ ではなく、山々を激写したいと思う気持ちもあります.
 とりあえず明日から "いつもの講習会" のため東京なので、金曜日はカメラ持って街の風景でもビシバシ撮ってみようと思います.
 デジカメのいいところは、気にいらなければ消せるから、練習にはもってこいですよね.




 さて 999 円シリーズです.
 この商法のバックに、あの "行方均" 氏がいたということを、先日 "いつもの小川さん" のブログで知りました.
 この CD の売れ行き悪化の中、頑張って勢いのあるのは、 EMI ミュージック・ジャパン くらいのようですね.
 まぁボクのような、にわかジャズ・ファンにとっては、俗に名盤と呼ばれるアルバムが、こんなにも安い値段で買えるので満足ですが.
 そんな 999 円の中の一枚.






Pepper001






  "Modern Art / Art Pepper"




  1.  Blues In
  2.  Bewitched
  3.  When You're Smiling
  4.  Cool Bunny
  5.  Diane's Dilemma
  6.  Stompin' At The Savoy
  7.  What Is This Thing Called Love
  8.  Blues Out





  Art Pepper (as), Russ Freeman (p), 
  Ben Tucker (b), Chuck Flores (ds)
  # 1. 2. 6 - 8 : Recorded December 28, 1956.
  # 3 - 5 :    Recorede January 14, 1957.







Pepper001-2

 アルトとベースのデュオから始まる演奏は、ちょっと聴くと甘いだけのようにも聴こえますが、どうしてどうして.
 ちょっと前に話題になった "君微笑めば" も入っていますが、ボクの好きな演奏は、その次の "Cool Bunny" からです.
 ここから数曲の演奏は、とにかくゴキゲンです.
 ボクの好きな R&B 的な演奏とは違い、ちょっと白っぽい演奏ですが、聴けば聴くほど良さがにじみ出てくる感じです.


 以前 Art Pepper のアルトの音が、微妙に嫌いになってしまった時期があります.
 このアルバムも持っていましたし、 Contemporary Records のアルバムも安かったのでみんな持っていたように思います.
 今回何年振りかで聴いてみると、決して甘いだけではない演奏でした.
 やっぱり Art Pepper は、元気にバリバリ吹いているほうがいいです.

 この 999 円は、ルーキーにも断然お勧めです.



 それにしてもここにきて、どうも出費が嵩んでいます.
 実はちょっとしたお小遣いが入ったので、カメラも買うことにした次第.
 そのお小遣いっていうのが、ボクの住んでいる分譲地の空いている土地を友人に紹介したら、その土地を気に入って購入にすることになりました.
 この土地は、市の土地開発公社が販売しているもので、紹介料としてボクに謝礼が出たので、それを有効に使わせていただくことにしました.
 かなり、ラッキー!!
 謝礼も思ったよりも多くて ・・・・・ たまにはいいことがあります.



 さて、明日から東京です.
 講習会は土日なので、明日は街をブラリ・・・・・写真日和になればいいのですが.

雨の日に吹く風は、 West Coast の風

 数日前までは、「今日も暑い・・・・」 でしたが、
 どうも最近は、「今日も雨降り・・・・」 になってしまいました.
 雨降りの日はジャズのお勉強ですね(笑)


 もう幾度となく書いてますが、 "いつもの小川さん" がパーソナリティを務めている、 "Inter-FM Jazz Conversation" という番組があります.
 この番組は東京近郊でしか (スカパーでも聴けたのかな・・・・??) 聴くことができませんので、ボクは当然聴くことができません.


 日曜日の夕方、いつもの講習会で東京に行った帰りの時間が、この番組の時間帯なので、講習会場から新幹線に乗るまでの少しだけ聴くのが関の山.
 聴くことはできませんが、小川氏のブログや、番組 HP でおおよその雰囲気を覗うことができるので、場賑やかしの意味も含めてリクエストやメールを送っています.
 もう幾度となくリクエストにも応えていただいてます ・・・・ ようです.
 8 月 29 日、この番組の後半 1 時間、生放送でリクエスト大会を行ったことは以前にも書きました.
 その時のリクエストのことや、一緒に添えたエピソードのことも・・・・.
 どんなふうに紹介されたのか興味があったのですが、当日は家にいたので残念ながら聴くことはできませんでした.


 ところが今日、この番組を聴くことができました.
 ある方から番組を録音した CD を送っていただきました.
 このある方というのは、この番組を通じて知り合った方で、ボクはお顔も存じておりません.
 その知り合った経過については、残念ながらここでは詳細な説明をできませんが、一つの番組を通じて全く知らない方と繋がっていくのも何か不思議な感じです.
 また、この出会いには人の温かな気持ちもたくさん詰まっていました.
 「人生、おいしくなってきました」 ・・・・・ 実感です.
 N.W. 様、どうもありがとうございました.


 それで後半のリクエスト大会の部分を早速聞いてみると、結構いい雰囲気じゃないですか.
 これはやっぱりリアル・タイムに聞きたかったなー、というのが本音です.
 公開生放送でもあれば、駆けつけてみようかななんて思っています.



 さて昨日の夜も HMV から段ボールが一つ.
 中には 999 円のアルバムが 6 枚入っていました.
 実はこれ、貯まっていたポイントで買ったので 0 円でした.

 Four Freshmen & 5 Trombones / Four Freshmen
 Modern Art / Art Pepper
 Welcome Matt Dennis / Matt Dennis
 Chet Baker Sings & Plays / Chet Baker
 Chet Baker Sings / Chet Baker
 Live At The Village Vanguard / Thad & Mel


 ちょっとばかり West Coast の香りが強いのですが、ポイントだから買ってみようかという感じの購入です.
 今までもずっと購入しかねていたものがほとんどです ・・・・・
 I can't get started.  といったところでしょうか(笑)






Baker002






  "Chet Baker Sings"





  1.  That Old Feeling
  2.  It's Always You
  3.  Like Someone In Love
  4.  My Ideal
  5.  I've Never Been In Love Before
  6.  My Buddy
  7.  But Not For Me
  8.  Time After Time
  9.  I Get Along Without You Very Well
  10.  My Funny Valentine
  11.  There Will Never Be Another You
  12.  The Thrill Is Gone
  13.  I Fall In Love Too Easily
  14.  Look For The Silver Lining





  Chet Baker (tp.vo), Russ Freeman (p.celeste),
  Jimmy Bond (b), Carson Smith (b), Joe Mondragon (b),
  Shelly Manne(ds), Bob Neal (ds), Larance Marable (ds),
  Peter Littman(ds)
  # 12 : Recorded on October 27, 1953.
  # 7 - 11 , 13 , 14 :
       Recorded on February 15, 1954.
  # 1 , 2 , 5 : Recorded on July 23, 1956.
  # 3 , 4 , 6 : Recorded on July 30, 1956.






 甘すぎでしょ、これは.
 途中から、なんとなく女性の声のようにも聞こえてきます.
 なにか、"パンツのゴムがゆるゆる" な感じです ・・・・ すぐにパンツが落ちてしまいそうな.
 男性ヴォーカルとしてはどうでしょう?




Baker002-2

 ボクはヴォーカルの良し悪しがほとんど分かりませんが、もう少し男っぽさみたいのもあったほうが好きです.
 まぁ、選曲のせいかもしれませんね.
 でもこのアルバムは Chet Baker を代表するアルバムですし、このアルバム辺りから人気が出たんじゃなかったかなー.
 ジャズに限らず、音楽は聴く時の感情やその時期などによって、まったく別の印象を受けることが多々あるので、雪降る冬の夜にでも聴くと、もっともっと素敵に聴こえるかもしれません.
 まぁ、男一人で聴くにはちょっと ・・・・・・
 ボクはやっぱり歌よりもトランペットのほうがいいかな、そうは言っても、彼のトランペットを聴いたのも今年になってから.
 それまでは、本当に見向きもしませんでした(笑).


 そういえばこのアルバムの中の "There Will Never Be Another You" が、Jazz Conversation のリクエストの中にもありました.
 リクエストされた方の名前だけで、エピソードの紹介はありませんでした.
 こういったリクエスト番組って、それぞれの思い入れみたいなものがあって、それを聞いたりするのが楽しいですよね.
 中には、 「うん、うん、ボクも一緒・・・・」 なんて思ってしまうような話もあったりして.


 そんなリクエストの中に、ボクに CD を送ってくださった方のリクエストも交じっていました.
 今夜はそんな感謝の意味も込めて、ゆっくり聴いてみましょう.

John Lennon Box

 Linkin Park の通算 4 枚目となるアルバムが "Thousand Suns" が 9 月に発売されますね.
 今度のアルバムはどうなんでしょうか ・・・・ ちなみにボク、 Linkin Park ちょっと好きです.


 でも今日の本題は違います.
 John Lennon の生誕 70 年企画として、彼のアルバムがリマスターで、数タイプ発売になります.
 正しくは、生誕 70 年と没後 30 年ということのようです.

 まぁ、とりあえず HMV で Click しておきました.
 暑い夏、とりあえずビール! ならぬ、とりあえず Click! .

 ボクが今回 Click したものは、 "John Lennon Box" .



lennon01lennon02


lennon03lennon04


lennon05lennon06


lennon07lennon08

 この 8 枚の他に、レア音源&未発表音源を収録したディスクとアルバム未収録などの、計 11 枚組.
 詳細は、HMV や下の EMI ミュージック・ジャパンのホームページに出ています.
 http://www.emimusic.jp/st/johnlennon/news/?rssno=24

 ボクは狂信的な Lennon ファンではないので、正直これら 8 枚はいらないかなと思うのですが、BOX だと割安ですし、"完全限定" という怪しい言葉も添えられているので、結局は Click してしまいました .
 "いつもの小川さん" でしたら、間違いなくすべてのタイプを購入するでしょうね、何と言っても、帯の色が違うだけでも購入する方ですので.
 コレクターを名乗るには、これくらい徹底しないといけないでしょうね ・・・・ ボクは Blue Note も含め、コレクターではないので、聴ければ十分的な収集です.


 ところでリマスターとありますが、たしか 2000 年にデジタル・リマスターとして再発されているはずです.
 今回のアルバムは、その時のリマスターとはどうも違うようなのですが、詳細ははっきりしません ・・・・ この辺り、ボクの話はあまりあてにしないでください.


 ボクにとっての John Lennon はいつまで経っても、 "Mother" です.
 それほどあの曲は、まだ小さかったボクの中に鮮烈なイメージとして残っていました.
 ただその後は、有名な曲をたくさんリリースした割には、ボクにとっての衝撃は少しずつ小さくなっていきました.
 ボクがだんだん大人になっていったからでしょうかね.
 ただこの年になって、もう一度みんな聴きなおしてみるのも悪くないかな.
 何と言っても、CD 1枚しか持っていないので.


 まぁ、この Box は許容範囲ですが、問題は次のシリーズ.

 Capitol、Dial、Intro、Jazz West、Liberty、UA、Imperial、Jubilee、Pacific Jazz/World Pacific、Roost、Roulette、Solid State、Transition など、アナログ盤でも廉価価格で販売されていたアルバムが、 999 円で発売です.
 この仕掛け人も、 EMI ミュージック・ジャパン ・・・・ よく考えると、この会社最近こんな廉価版販売のオンパレードですね.
 ボクにとってはうれしい反面、買わなくてもいいようなアルバムまで Click してしまう危険があります.
 結構有名なアルバムが多いので、ほとんどはどんな感じかわかります.
 冷静に考えると、欲しいアルバムは 2・3 枚なのですが ・・・・.




Raney001

 そんな中で気になったのが "Songs For A Raney Day / Sue Raney"


 まったく知らない方です.
 アルバム・タイトルに惹かれました.
 曲目見ると、何となくではありますが、雰囲気が伝わってくるようです ・・・・ まぁ、聴いてみると全く違うかもしれませんが.
 アルバム・タイトルに、名前を語呂合わせしているところも、結構気に入っています.

 ボクのブログ・タイトルに似合うようなアルバムですので、とりあえず買って聴いてみようと思います.
 きっとこの辺りのアルバムは、azumino さん詳しいんでしょうね ・・・・ コメ待ってます(笑).


 ということでしばらくは CD 買わないと書いて、数日後には Click しています.
 まったくもって、懲りていません ・・・・・汗
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

● Link ●
● 記事検索 ●
● PV Access ●
  • 累計:

● Photo Gallery ●
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
● お願い ●
•このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することはしないでください. コメントはすぐに反映されない場合がありますのでご承知ください.
  • ライブドアブログ