今日は暖かな日でした ・・・・・ 部屋にいてもちょっと暑いくらい.
 今日はお休みだったのですが、丸一日部屋に引きこもり状態で、 "いつもの講習会" に関係した翻訳作業に没頭してました.
  英語が苦手なボクとしては、うまい意訳が出てこず ・・・・・ ちょっとイライラしながら.
 でもこの手の作業、 4 時間くらいなら休まないで平気でやれてしまいます ・・・・・・ もう何年も前から、こんなことを繰り返しているので.
 こういう作業していて思うのは、いつでも完璧な "引きこもり" になれそうということ.
 まぁ、今でもそれに近いものありますがね (笑) .




 オークションで落札した MSR HUBBA HUBBA が数日前に届きました.
 早速確認の意味も含めて、リビングで組み立て.
 一人用の ”HUBBA” に比べると、やっぱり中はかなり広めです.
 これだったら空いているスペースに、いろいろ広げたりして置いておくことができます.
 気分は ・・・・・・・・・・・・・ こんな感じかな.




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 現行品は、フライシートの色がグリーンで写真のようなイエロー系はありません.
 ボクの購入したテントも、当然フライシートはグリーン.
 このテントには寒い時期でも使える "HP" というグレードがありますが、ボクのものは普通のタイプなので、本体がメッシュ、暑い夏はいいだろうけれど、春先や秋はちょっと厳しいかな.
 ただ、寒いような時に山登りするつもちもないので、まぁなんとかなるでしょう.


 これで片道 5 時間くらいの山も、一泊で登ることができます.
 めちゃ行動範囲が広がりそうで ・・・・・・ 今からワクワクです.
 金曜日は東京でバックパックでも見てこよう ・・・・ 今年はもう購入できるだけの蓄えがないので、購入は来年だけれど.



 さて、テン泊に必要な物 ・・・・・ あれば便利な物に Footprint なるものがあります.
 要は、テントの下に敷くグラウンド・シートのこと ・・・・・ こういう呼び方があるなんて、最近まで知りませんでしたが.
 HUBBA HUBBA にも専用の Footprint があり、きちんとポールにセットできるので便利そうです.
 これも来年になったら買いましょう.




 Footprints ・・・・・・・ 聞いたことのある響きです



 そういえば最近、 Miles の Bootleg CD の中にも登場しました.
 このオリジナルでも聴いてみましょうか. 





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  "Adam's Apple / Wayne Shorter" (BLP 4232)





  1. Adam's Apple
  2. 502 Blues (Drinkin' And Drivin')
  3. El Gaucho
  4. Footprints
  5. Teru
  6. Chief Crazy Horse





  Wayne Shorter (ts), Herbie Hancock (p), 
  Reggie Workman (b), Joe Chambers (ds)  
  #1: Recorded February 3, 1966.
  #2-6: Recorded February 24, 1966.





 このアルバム録音当時流行りの ジャズ・ロック ・・・・・ それとも ロック・ジャズ ??
 まぁ呼び名はどうでもいいんですが、 8 ビートや 16 ビートで書かれた楽曲のことですよね.
 ここでも 1 曲目が 8 ビート ・・・・ アルバムは Wayne Shorter の代表作の一枚です.
 この代表作というのは、賛否両論ありそうですが、まぁ有名なアルバムに間違いありません.
 ただ、ご多分に漏れずロックっぽいビートを使っているが故に、発売当時このアルバムを敬遠していたジャズ屋もかなりあったようです.
 ボクの通っていたジャズ屋も、発売からかなり経っていたにも関わらず、リクエストに対して渋い顔をしてましたから.


 アルバム・タイトルの "Adam's Apple" ばかりが注目を浴びてしまいがちですが、ボクが好きなのはアナログ盤で言うところの B 面 1 曲目 ・・・・・・・ そう、 "Footprints" なのですよ.
 変拍子 (6/8 拍子) のメロディが素敵な曲.
 このアルバムの翌年吹き込まれた、 Miles グループのヨーロッパ公演でも、幾度となく演奏されている曲です.




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 ボクのほんとに乏しい知識では、この年の 10 月に録音された "Miles Smiles / Miles Davis" にもこの曲が収録されていますが、きっとこの Blue Note のアルバムが最初の録音のはず.
 当然、 1965 年録音の "At Plugged Nickel, Chicago" にも収録はされていません.


 1967 年のヨーロッパ公演では、必ず演奏されていたようです ・・・・・ それも、あの "Agitation" の次に.
 まぁこの辺りの演奏曲目は、 Bootleg の曲目見てもらうとわかるように、公演中ずっと決まっていたのかもしれません.
 肝心の演奏は ・・・・・・ Miles グループの演奏は、かなり感じが違っています.
 当時のスタンダード曲のアレンジように、かなりアップなテンポではなく、どちらかというとオリジナルに近い、ちょっとゆったり目のテンポでテーマに入るのですが、演奏自体はまったく印象が違います.
 一つの原因として、 Tony Williams の存在があるようにボクは思えてしまいます.
 興味のある方は、是非聴き比べをどうぞ.
 "Miles Smiles" も同様に、緊張感ありありです.


 ボクは、 Wayne Shorter の演奏のように、ゆったり感の中でモーダルに演奏しているほうが好きです ・・・・ Miles の演奏も悪くは無いのですが、緊張感漂い過ぎちゃって、ずっと聴いていると疲れちゃうんですよね.
 この辺の好みは、 "Oriental Folk Song" (BLP 4173 Night Dreamer) と同じような感覚です.
 Wayne Shorter のこういった曲に、結構弱いんです.





 テントの話から、Wayne Shorter 経由で Miles Davis まで行ってしまいました (笑) .


 そう言えば ・・・・・ FootPrint には 「衛星の予想落下地点」 という意味もあるようですね.

 ドイツの人工衛星、昨日インド洋に落下したんでしたっけ.
 被害とかなくってよかったですね ・・・・・ 万が一家にでも落ちて家が壊れたら、ドイツで補償してくれるのかなぁ〜なんて考えてました.