この一週間は本当にいろいろなことがあって、とてもブログ更新する元気もなし.
仕事中も、家で音楽聴いても、映画観ても、何かフィルターがかかったような感じで集中できませんでした.
昨日のお通夜、今日のお見送り、そして告別式(初七日法要) ・・・・・・・
一般的には初七日法要までが一つの区切りと言われていますが、正直、心の中では一区切りついたとは全然言えません.
それでもいつまでの引きずっている訳にもいかないので、一通りのお別れを済ませた今日からブログを再開します.

( 長野県ホームページ から )
志半ばで亡くなられました 9 名の方々に、合掌.
今日のアルバムは、 ビリー・ホリディ の死後哀悼の意を込めて作られたアルバム.
1957 年 4 月から 1959 年まで、彼女の伴奏を務めた マル・ウォルドン の代表アルバムです.

" Left Alone / Mal Waldron "
1. Left Alone
(M.Waldron-B.Holiday) ・・・・・ 6:07
2. Catwalk
(Mal Waldron) ・・・・・ 6:56
3. You Don't Know What Love Is
(D.Raye-G.DePaul) ・・・・・ 5:54
4. Minor Pulsation
(Mal Waldron) ・・・・・ 8:15
5. Airegin
(Sonny Rollins) ・・・・・ 7:12
6. The Way He Remembers Billy Holiday
・・・・・ 4:13
Jackie McLean (as : # 1), Mal Waldron (p),
Julian Euell (b), Al Dreares (ds)
Recorded on 1960.
オリジナルは ベツレヘム・レーベル で、 東芝エンジェル から国内発売されましたがまったく売れず、すぐに廃盤.
ところがジャズ喫茶で幻の名盤として騒がれはじめ、今ではベストセラー・アルバムの一枚になっています.
アメリカ 版 Wiki には録音年月日が 1959 年 2 月 24 日と、まことしやかに書かれていますが、 ビリー・ホリディ が亡くなったのが 1959 年 7 月 17 日なので明らかにこの記載は間違い.

このアルバムの代表曲が、タイトル曲でもある 1 曲目の "Left Alone" .
この曲は ビリー・ホリディ が存命中に作られたものです.
作曲は マル・ウォルドン .
1959 年春、 サンフランシスコ へ向かう飛行機の中で ビリー・ホリディ がその曲に歌詞を書いたと言われています.
ステージでも歌われたようですが ビリー・ホリディ の録音は残されていないようです.
ひょっとするともっと違うイメージの曲なのかもしれません.
彼女はこの年、 1959 年 7 月 17 日に 44 歳という若さで亡くなっています.
1 曲目のみ ジャッキー・マクリーン が参加しています.
曲も重く悲しげな曲なのですが、このアルト・サックスがさらにむせび泣くような独特な音を振り絞っていて ・・・・・・・
このアルトの音色が、この曲を一層重い雰囲気にさせています.
多くの演奏を残している ジャッキー・マクリーン ですが、 日本 ではこの演奏が彼の代名詞になっていると言ってもおかしくないでしょうね.

Ⓒ Roy Gaines
このアルバムはとにかく 1 曲目のインパクトが強く、一気に深いところへ引きずり込まれてしまう感じなのです.
そのため他の曲の印象がどうも薄くなってしまうのです.
ボクは 2 曲目の "Catwalk" が大好きです.
ちょっと暗いベースから入っていきますが、テーマ部は結構爽やかさのあるメロディ.
淡々とソロが続きます ・・・・・・・・ やっぱりいいなこの演奏.
かと思うと、 4 曲目ではガラリと雰囲気が変わり高速のアドリブが展開されます.

6 曲目には曲ではなく マル・ウォルドン のインタビューが収められています.
相手はこのアルバムのプロデューサーでもある テディ・チャールス .
これもアルバムとしてはとても珍しいものです.
マル・ウォルドン のリーダー・アルバムは数多くありますが、ボクの持っているのはこの一枚だけ.
サイドマンとしても "直立猿人 / チャールズ・ミンガス" くらいしか思い浮かびません.
それにしてもこのアルバム、何度聴いても心の中にジーーーンと浸み込んでくる感じなのです.

10 日の夕暮れ.
本当に久しぶり、 蓼科山 を撮ってみました.
データ見てみたらほぼ一か月ぶりの家から風景でした.
いつまでも留まっているわけにはいかないので、少しずつまた歩いていかないと ・・・・・・・・
仕事中も、家で音楽聴いても、映画観ても、何かフィルターがかかったような感じで集中できませんでした.
昨日のお通夜、今日のお見送り、そして告別式(初七日法要) ・・・・・・・
一般的には初七日法要までが一つの区切りと言われていますが、正直、心の中では一区切りついたとは全然言えません.
それでもいつまでの引きずっている訳にもいかないので、一通りのお別れを済ませた今日からブログを再開します.

( 長野県ホームページ から )
志半ばで亡くなられました 9 名の方々に、合掌.
今日のアルバムは、 ビリー・ホリディ の死後哀悼の意を込めて作られたアルバム.
1957 年 4 月から 1959 年まで、彼女の伴奏を務めた マル・ウォルドン の代表アルバムです.

" Left Alone / Mal Waldron "
1. Left Alone
(M.Waldron-B.Holiday) ・・・・・ 6:07
2. Catwalk
(Mal Waldron) ・・・・・ 6:56
3. You Don't Know What Love Is
(D.Raye-G.DePaul) ・・・・・ 5:54
4. Minor Pulsation
(Mal Waldron) ・・・・・ 8:15
5. Airegin
(Sonny Rollins) ・・・・・ 7:12
6. The Way He Remembers Billy Holiday
・・・・・ 4:13
Jackie McLean (as : # 1), Mal Waldron (p),
Julian Euell (b), Al Dreares (ds)
Recorded on 1960.
オリジナルは ベツレヘム・レーベル で、 東芝エンジェル から国内発売されましたがまったく売れず、すぐに廃盤.
ところがジャズ喫茶で幻の名盤として騒がれはじめ、今ではベストセラー・アルバムの一枚になっています.
アメリカ 版 Wiki には録音年月日が 1959 年 2 月 24 日と、まことしやかに書かれていますが、 ビリー・ホリディ が亡くなったのが 1959 年 7 月 17 日なので明らかにこの記載は間違い.

このアルバムの代表曲が、タイトル曲でもある 1 曲目の "Left Alone" .
この曲は ビリー・ホリディ が存命中に作られたものです.
作曲は マル・ウォルドン .
1959 年春、 サンフランシスコ へ向かう飛行機の中で ビリー・ホリディ がその曲に歌詞を書いたと言われています.
ステージでも歌われたようですが ビリー・ホリディ の録音は残されていないようです.
ひょっとするともっと違うイメージの曲なのかもしれません.
彼女はこの年、 1959 年 7 月 17 日に 44 歳という若さで亡くなっています.
1 曲目のみ ジャッキー・マクリーン が参加しています.
曲も重く悲しげな曲なのですが、このアルト・サックスがさらにむせび泣くような独特な音を振り絞っていて ・・・・・・・
このアルトの音色が、この曲を一層重い雰囲気にさせています.
多くの演奏を残している ジャッキー・マクリーン ですが、 日本 ではこの演奏が彼の代名詞になっていると言ってもおかしくないでしょうね.

Ⓒ Roy Gaines
このアルバムはとにかく 1 曲目のインパクトが強く、一気に深いところへ引きずり込まれてしまう感じなのです.
そのため他の曲の印象がどうも薄くなってしまうのです.
ボクは 2 曲目の "Catwalk" が大好きです.
ちょっと暗いベースから入っていきますが、テーマ部は結構爽やかさのあるメロディ.
淡々とソロが続きます ・・・・・・・・ やっぱりいいなこの演奏.
かと思うと、 4 曲目ではガラリと雰囲気が変わり高速のアドリブが展開されます.

6 曲目には曲ではなく マル・ウォルドン のインタビューが収められています.
相手はこのアルバムのプロデューサーでもある テディ・チャールス .
これもアルバムとしてはとても珍しいものです.
マル・ウォルドン のリーダー・アルバムは数多くありますが、ボクの持っているのはこの一枚だけ.
サイドマンとしても "直立猿人 / チャールズ・ミンガス" くらいしか思い浮かびません.
それにしてもこのアルバム、何度聴いても心の中にジーーーンと浸み込んでくる感じなのです.

10 日の夕暮れ.
本当に久しぶり、 蓼科山 を撮ってみました.
データ見てみたらほぼ一か月ぶりの家から風景でした.
いつまでも留まっているわけにはいかないので、少しずつまた歩いていかないと ・・・・・・・・