Ann_Burton

雨の日と月曜日は

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 毎日おかしな天気が続いていますね.
 10 日の金曜日も夕方からボクの地域だけゲリラ豪雨のような雨でした.


2018.8.11 003
● 7/11 の午後 : JPEG 撮りっ放しだけど、こんなにきれいな空 (BGM "カナエの気持ち") ●

 土曜日も家の周りはこんな青空でしたが、県の南のほうでは 1 時間に 100 mm を超えるような雨が降り、記録的短時間大雨情報も発表されていました.


 これを書き上げている今 ( 12 日午後 5 時) も近隣地域に 大雨警報 や 土砂災害警戒情報 が発表されています.

 なんだかなぁ ・・・・ っていう天気が続きますね.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 雨の日でも ・・・・・
 月曜日でもありませんが ・・・・・

 先日の ルイス・ヴァン・ダイク 絡みでこんなアルバムを.
 いざ聴いてみると、ちょっと上の写真のような真夏の太陽には似合いませんね.






Burton004






  " Burton For Certain / Ann Burton "





  1. I Thought About You
         (J.V.Heasen-J.Mercer) ・・・・・ 3:50
  2. If I Were A Bell
         (Frank Loesser) ・・・・・ 3:50
  3. Desperado
         (D.Henley-G.Frey) ・・・・・ 4:23
  4. You And Me Against The World
         (P.Williams-K.Ascher) ・・・・・ 5:15
  5. Laughing On The Outside
         (B.Wayne-B.Ralegh) ・・・・・ 6:27
  6. You'd Be So Nice To Came Home To
         (Cole Porter) ・・・・・ 4:12
  7. I CoverThe Waterfront
         (J.Green-E.Heyman) ・・・・・ 3:38
  8. Rainy Days and Mondays
         (P.Williams-R.Nichols) ・・・・・ 4:18
  9. Still Crazy After All These Years
         (Paul Simon) ・・・・・ 3:32
  10. I Won't Cry Anymore
         (F.Wise-A.Frisch) ・・・・・ 3:59
  11. Send In The Clowns
       (Stephen Sondhelm) ・・・・・ 4:21





  Ann Burton (vo), Ken McCarthy (p),
  稲葉国光 (b), 大隅寿男 (ds)
  Recorded at tokyo, June 1 & 2, 1977.






 1977 年に三度目の来日をした アン・バートン が日本で吹き込んだアルバムです.
 このアルバムはジャケ買いでした.

 つい最近になってこの写真を撮りデザインを手がけたのが 阿部克自 氏と知りました.
 ボクが観た Part 1 の写真展の中では、この写真は飾られていなかったと思います.






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 ジャズ聴き始めたころは、まったくヴォーカルとか聴かなかったので、アン・バートン についてもさっぱり.
 ただこのジャケットと、日本語タイトル 「雨の日と月曜日は」 は何となく記憶に残っています.
 まぁこれがジャズ・アルバムだとは全然知らなかったですが.  



 アン・バートン の来日は、 1973 年、 1974 年、そして 1977 年の三度.
 1973 年の初来日時にはライブ・アルバム "Misty Burton" 、そして 1974 年は日本人のバックで "By Myself Alone" を録音しています.
 日本でとても人気のあったヴォーカリストの一人です.

 ちなみに初来日の時のバックが、今日のアルバムと同じピアノの ケン・マッカーシー・トリオ .





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 このアルバムの選曲は先日書いた ルイス・ヴァン・ダイク のアルバムのように、いろいろなジャンルの曲が入っています.


 このアルバム聴いていたら、 ダイアナ・クラール の "Wallflower" が浮かんできました.
 イーグルス の "Desperado" でしょ、おまけに カーペンターズ ・・・・

 あの時は 「ジャズのアルバムじゃ・・・」 なんて書いてました (笑)


 それに比べると、こちらのアルバムはポピュラー・ソングも入ってはいますがガッツリスタンダード曲も入っています.

 "You'd Be So Nice To Came Home To" と言えば何といっても ヘレン・メリル で、 クリフォード・ブラウン との代表的な演奏は軽快なテンポで歌っています.
 こちらの アン・バートン はピアノをバックにヴァースからしっとりと切々に歌い上げていきます.




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 "Still Crazy After All These Years (時の流れに)" は ポール・サイモン の曲で、多くのミュージシャンがカバーしています.
 1975 年に発表された同名のアルバムは大ヒットし、 グラミー賞 最優秀アルバム賞 などを獲得.
 その時のスピーチでは冗談交じりに「スティービー・ワンダー がアルバムを作らなかったから・・・」と感謝の言葉を述べたのは有名なお話し.
 その後 スティービー・ワンダー はアルバム "Key of Life" で グラミー賞 獲りました.



 話が脱線しました.

 アルバム全体がジャケット写真とまったく同じような雰囲気を持っています.
 ある意味で淡々と、そしてしっとりと、ドラマチックなアップダウンもなく.



 こんな感じが変に癒されます.



 そしてこのアルバムは "Burton For Certain" ではなく、やっぱり日本語の "雨の日と月曜日は" なんだな.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 このアルバムで ポール・サイモン の曲が入っていたせいではありませんが、最近なんとなく サイモン & ガーファンクル が聴きたくて.

 昔はアナログ LP 5 枚持っていましたが、今では CD 1 枚のみ.
 特に初期のアルバムが欲しいんだなぁ.




Simon & Garfunkel006

 このボックス・セット結構お得感あります、インポートだったらなんとか Click できそうだけど.

 ただレビュー読んでると、再生できない部分があったりしたなんていう意見もあります.
 紙ジャケットが安っぽいのは過去の他のボックスからも許容範囲ですが、さすがに再生できないとツラいなぁ.

 しばし検討だな.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

By Myself Alone

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今日も休日勤務の代休.
 結構出る機会が多かったので、まだほんの少し残っています.
 季節がら夏季休暇の時期にもなってしまうので、早めに消化しないと ・・・・・・・・・


 朝 2 時間ほど仕事のため職場に顔を出し、あとは家で雑用.
 午前中はなんとかもっていたお天気でしたが、午後からは雨降りになってしまいました.




 我が家の朝は、必ず めざましテレビ が流れています.
 別にどこでもいいのですが、なんとなく昔からずっとこのチャンネルばかりなので、たまに違うチャンネルになっていたりするとかなりの違和感を感じてしまいます.


 そんな めざましテレビ で今朝紹介されていたのがこれ.




2015.7.7 0025

 たまたま寄った ローソン で見かけたので、ついつい衝動買いしてしまいました.

 ポテチ のキャッチフレーズが強烈だったので、どんなにスゴイか楽しみにしていました ・・・・・・・・・・

 普通に食べれるね (笑)

 確かに酸っぱいけれど、普通に最後まで食べ切れてしまいます (笑)


 チョコレートのほうはさわやかな甘さで結構いい感じでした.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて、レモンに因んだアルバムでも聴いてみましょう.
 因んだと言っても、ズバリジャケットがレモンということで ・・・・・・・・

 こんな雨の午後に聴くにはとってもマッチしたアルバムなのです.






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  " By Myself Alone / Ann Burton "





  1. Come Rain Or Come Shine
           (H.Arlen-J.Mercer) ・・・・・ 4:49
  2. Let Me Love You
           (Bart Howard) ・・・・・ 5:11
  3. May I Come In
           (M.Fisher-J.Segal) ・・・・・ 2:09
  4. Love Is A Necessary Evil
           (M.Fisher-J.Segal) ・・・・・ 3:54
  5. Oh, My What A Shame
           (Don McLean) ・・・・・ 4:01
  6. By Myself Alone
           (H.Dietz-A.Schwartz) ・・・・・ 1:52
  7. Yesterday & Yesterdays
           (Lennon-McCartney / J.Kern-O.Harback) ・・・・・ 5:54
  8. Birthday Song
           (Don McLean) ・・・・・ 2:51
  9. I Could Have Told You So
           (J.Oliver) ・・・・・ 8:10
  10. That Old Feeling
           (S.Fain-L.Brown) ・・・・・ 3:08
  11. Travellin' Light
           (J.Mercer-J.Mundy-T.Young) ・・・・・ 5:00
  12. Oh, My What A Shame
           (Alternate Take) ・・・・・ 4:06
  13. Nice To Be Back Again
           (Never Unreleased) ・・・・・ 0:29






  Ann Burton (vo),
  宮沢昭 (ts.fl), 佐藤允彦 (p: # 2, 4, 6〜8), 
  小川俊彦 (p: # 1, 5, 9〜12), 中牟礼貞則 (g),
  稲葉国光 (b), 小津昌彦 (ds)
  # 2〜4, 6〜8 : Recorded at Victor Studio, Tokyo, April 28, 1974.
  # 1, 5, 9〜12 : Recorded at Victor Studio, Tokyo, April 29, 1974.






 このアルバム・ジャケットはインパクト強いので、ずっと前から知っていました.
 今年 East Wind のアルバムが再販され、ようやくこのアルバムも手元に来ました.
 ジャケットは有名でしたが、内容はまったくわからないままの購入だったりします (笑)




Burton003-2

 上の写真のように、オリジナルは 11 曲目まで.
 今回の CD 再販で 2 曲がボーナス・トラックとして入っています.


 アン・バートン って ・・・・・・・・・・・

 やっぱり、こういう雨の日がとても似合うなぁ.

 なんとも独特な雰囲気があるんです.


 今年の 2 月の 記事 に書いたように、とにかくゆったりした歌い方をします.
 歌詞がはっきり聴こえます.

 10 曲目の "That Old Feeling" はしっかり ヴァース を歌ってから コーラス にいきますが、これがまたいいのです.
 やっぱりこういった曲は、こうでなきゃ.




Ann Burton 001

 5 曲目の "Oh, My What A Shame" と 8 曲目の "Birthday Song" は ドン・マクリーン (Don McLean) の曲.
 この ドン・マクリーン は大ヒット曲 "American Pie" で有名です.
 この "Oh, My What A Shame" はとてもステキな曲です.
 なんとなく昔聴いたことのあるような記憶があるんだけれど ・・・・・・・・・


 こういったジャンルの違う曲も抵抗なく歌って、自分のものにしてしまうのが アン・バートン のスゴイところかな.


 7 曲目の "Yesterday & Yesterdays" は ビートルズ の曲とスタンダードを一緒にしたもの.
 ビートルズ の部分はギターだけの伴奏で、スタンダード部になると他の楽器も入りとてもゴキゲンにスイング.
 全然違和感なく一曲が出来上がっています.




Miyazawa Akira 001

 アン・バートン と言えば、バックは ルイス・ヴァン・ダイク という感じだったのですが ・・・・・
 このアルバム聴いてみると、日本のミュージシャンのステキな演奏がとても目立ちます.

 宮沢昭 といい、 佐藤允彦 といい、 稲葉国光 といい ・・・・・・・・
 みんなステキだなぁ.

 ボクが持っている 小川俊彦 の演奏はひょっとするとこのアルバムだけかもしれません.
 佐藤允彦 がキラキラした感じなら、 小川俊彦 は中音域中心のしっとりした感じ. 


 アン・バートン って、ふと聴きたくなるんです.
 この声聴いていると、落ちつけるなぁ.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 雨が似合うと言えば、やっぱり 紫陽花.
 以前も色づき始めた写真を載せましたが、ほとんどの花が咲きました.




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 (EF16-35mm F4L IS USM : 31mm 1/100sec f/4 ISO-100)
 こちらは日があまり当たらない方の木です.


 もう一本の日当たりのいい方の花は下の写真のような感じなのです.
 なんでだろう ・・・・・・・・・




2015.7.7 0027
 (EF16-35mm F4L IS USM : 35mm 1/100sec f/4 ISO-100)

 まぁ、これはこれでキレイですが.



 せっかくの七夕も雨上がりの曇り空.
 ステキな天の川を見ることはできそうもありませんね.


  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Blue Burton




 夕方、日が暮れるのが遅くなってきました
 いままでは仕事終了の 17:15 頃はすでに真っ暗でしたが、最近はまだ空の明るさが残っています.


 まだ 2 月ですので相変わらず雪が降る日がありますが、気温は比較的暖かいので降るそばから溶けていきます.
 積らないから一安心 ・・・・・・ なんて思っていると、ボクの地域では痛い目に合うことがあります.




220015

 一見雪が溶けて濡れている路面に見えますが、実際には道路が凍結しています.

 これが ブラック・アイス・バーン とか ブラック・ミラー・バーン と呼ばれる状態.


 普通のアイス・バーンは圧雪された部分が溶けてから凍結するので、見た目にもわかり、自然と車の運転も注意しながらになりますが、このブラック・アイス・バーンは激ヤバなのです.

 特に気温が下がる夜間などは一見路面が濡れているだけの感じで見えますが、実際には凍結でテカテカ.
 人が歩くのも大変な状態になってしまいます.


 数日前の深夜にも、ボクの家の下を走る幹線道路でこの状態によるスリップ事故により多くの車両が巻き込まれる多重衝突事故が発生しました.
 発生場所はボクの家からは何キロも東の地域でしたが、標高の高い地域なので、毎年このような事故が発生しています.

 こんな状態になると、スタッドレス・タイヤ履いていてもすぐには停止できません.




2015.2.18 003
  (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/60sec f/5 ISO-100)

 写真は 18 日朝の景色ですが、今朝も同じように真っ白な世界.
 今年はどうも雪の降る回数が多いように思います.
 ただ気温はそんなに高くないので、薄っすらと積ってはあっという間に溶けて、そしてまた降って白くなる繰り返し.

 昨日の夜はそんな雪が降っては溶けたものの、深夜に気温が下がって凍結、さらにその上に雪が降ったので、白い雪の下はガリガリの凍結状態.


 通勤の道路にもブラック・アイス・バーンのところが結構ありました.

 ボケーッと運転していると痛い目にあってしまいます.
 こういう土地に住んでいる以上、避けては通れませんが ・・・・・・・・・







 先日から紹介している、 East Wind のアルバムの中には Ann Burton のアルバムもあります.
 今日はそのアルバムではなく、以前ジャケット写真だけ載せた違うレーベルのアルバムを.
 East Wind のアルバムはすごくユニークなジャケットでインパクトがありましたが、今日のアルバムもインパクトありますね.


 ただしこちらは 直球勝負 という感じです (笑)





Burton001








  " Blue Burton / Ann Burton "





  1. I Can't Give You Anything But Love
            (D.Fields-J.Mchugh) ・・・・・ 4:59
  2. Go Away Little Boy
            (G.Goffin-C.King) ・・・・・ 7:15
  3. He Was Too Good To Me
            (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・・ 3:19
  4. But Not For Me
            (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 3:40
  5. It's Easy To Remember
            (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・・ 4:26
  6. You've Changed
            (B.Carey-C.Fischer) ・・・・・ 5:43
  7. The Good life
            (J.Reardon-S.Distel) ・・・・・ 2:39
  8. In The Wee Small Hours Of The Morning
            (B.Hilliard-D.Mann) ・・・・・ 3:28
  9. Sunny
            (B.Hebb) ・・・・・ 3:27





  Ann Burton (vo), Louis van Dijk (p), Jacques Schols (b),
  John Engels (ds), Piet Noordijk (as)
  Recorded at Amsterdam, 1967.









 アン・バートン (Ann Burton) は、 1933 年 3 月 4 日 アムステルダム 生まれ、 1989 年 11 月 29 日 56 歳で死去.
 日本でもとても人気のあるヴォーカリスト.
 とにかくバラードでしょうね、この方の場合は.




 
Burton001-2

 非常にゆっくりした歌い方をします.
 このアルバムもスタンダード中心ですが、どの曲もスローからミディアム・テンポの演奏ばかり.
 そんなしっとりとした歌い方に、 ルイス・ヴァン・ダイク の透き通るようなピアノがピッタリ.

 
 このアルバムは彼女の最初のリーダ・アルバムと書かれているものが結構あります.
 今回少し調べてみたら、 "Ann Burton" という名前のアルバムが 1965 年に発売されているようなことも書かれていました.
 ボクは元々ヴォーカルには疎いので、このあたりの真偽はちょっとわかりません.

 でもこのアルバムが発売される前オランダで精力的に活動していたようなので、このアルバムが 2 枚目というのも十分考えられます.
 EP 盤のジャケット写真も見つけたので、ひょっとすると 1965 年盤は EP だったのかもしれません.





McHugh_Fields
   ( Dorothy Fields & Jimmy McHugh )

 このアルバムの 1 曲目は "I Can't Give You Anything But Love"
 邦題は "捧ぐるは愛のみ"

 作詞が Dorothy Fields 、作曲は Jimmy McHugh .
 1928 年のミュージカル "Blackbirds" のために作られた曲で、 Dorothy Fields はこの作品からアメリカを代表するソングライターになりました.
 そういえばボクの大好きな曲 "On the Sunny Side of the Street" も、この二人によるものでした.


 さてこの "I Can't Give You Anything But Love" はとても有名なスタンダードの一曲ですので、玉数の少ないボクのアルバムの中にもとても多くの演奏がありました.
 ほとんどがアップ・テンポの演奏なのですが、 アン・バートン はかなりしっとりと歌っています.


 先日購入した "イージー・トゥ・リメンバー" にも書かれていますが、こういった曲の歌詞をわかってくると多くの演奏のようなもう少しアップ・テンポのほうが似合っているように思えてしまいます.

 まぁ、この辺は好みの問題 (笑)




Ann Burton 002

 2 曲目に "Go Away Little Boy" というポップ・ナンバーが入っています.

 最初これ聴いた時、 ?????
 この曲のタイトルって "Go Away Little Girl" じゃなかったっけ
 たしか "Donny Osmond" が歌って大ヒットしたと思うんだけれど ・・・・・・・

 You Tube で探して聴いてみたら、やっぱり同じ曲です.


 アメリカのポップスなんかでは、女性が歌う場合は "Boy" 、男性が歌う場合は "Girl" といったように性別を変えるというのが結構あるようですね.
 なるほど ・・・・・・ だったらわかります.


 探してみたらみんなそんな感じになっていました.


 今回いろいろ探していて、この曲の作者 Carole King のデモ演奏を聴くことができましたが、なんとそこでは "Girl" と歌っていました (笑)



 しっとりと聴くアルバムですね、疲れた身体にはとっても癒し効果があります.










 そういえば、ちょうど今日で一年です.



 昨年、勤務中に靴の裏についていた雪のため滑って転倒.
 胸椎圧迫骨折 & 手関節骨折 で一カ月の入院でした.




DSC_0378

 いやぁ〜、この一年は本当にいろいろありました.

 4 月の昇任に伴い新しい職場への異動、そのため療養休暇を早めに切り上げ 4 月 1 日からコルセットして勤務.

 勤務先が今までよりも遠方だったためまず早起き、
 片道 30 分の通勤、
 新しい立場での勤務もわからないことばかり、
 よくわからない会議はドンと増え、
 おまけに腰も辛いし ・・・・・・・・・・・・・


 それでも今振り返ると、大変だったけれどあっという間にここまで来ちゃった感じです.


 最近になってようやく腰の痛みなどがなくなりましたが、やっぱり走るのはつらい.


 来年の今頃は、そんな事故のことも忘れるくらい元気になっていればいいのですが ・・・・・・・・


Blue Burton / Ann Burton

 今朝はちょっとした用事で、朝 5 時起き ・・・・ さすがに午後は眠かったなー.
 まだ暗い空の下、ほとんど車の走っていない道路を Lee Morgan のトランペットをバックに、 iVTEC で駆け抜けたんですが、寒さを突き抜けるような感じ.
 でも、こういった、走りながら朝がやってくるのを見るのは大好き.


 最近、ほんとうにマメにブログ更新 ・・・・ というか、どちらかと言うとジャズ CD レビューもどき (・・・知識がないのであっさりとですが) 、独り言、ボヤキ ・・・・・・
 精神的にヤバい症状かな??

 まぁこのブログ、基本的に日記ですので.
 このブログ継続は、訪問者の増加によるものが影響しています.
 おかげさまで、最近はそこそこ訪れる方がふえてきまして、少し前の 0.1.0.1.0 ・・・・ というまるで二進法の世界は、完全に過去のものになりました.


 とにかくブログ書く、
 タイトルのジャズ聴く時間が増える、
 違うのが聴きたく CD を大人買い、
 外で遊ぶお金がなくなる、
 しかたないので家に引きこもる、
 ヒマなので、ブログでも書く、
 ネタのジャズを聴く、
 関連したアルバムが欲しくなる、
 さらに小遣いがなくなる ・・・・・・・・・

 なんて規則正しい生活なんだろう.
 メビウスの輪のように、永遠と回っていきそうです.


 そんなところへ追い打ちをかけるように TBM からお手紙が ・・・・・
 「決算セール」 の案内で、廃盤になっているものがなんと 60 % オフ.
 これ見て買わなければ、男ではありません.
 といっても HMV に数十枚予約入れてあるので、 4 枚ほどで我慢です.
 さすがに 山本剛 のような売れ筋なんかは残っていませんねー.
 でも TBM からお手紙きたら、絶対に数枚は買います、たとえ聴きたいものがなくても買います.
 こういったレーベルなくさないように ・・・・・・・ ほんのわずがばかりの男気です.


 こんなことを書きながら聴いているのは TBM とはまったく関係のない



Burton01


 "Blue Burton / Ann Burton"


 先日書いた "Ballads & Burton" といい、このアルバムといい、ジャケット強烈すぎます.
 あまりにストレートすぎます.

 仕事で疲れた身体を引きずりながら、一人ジャズ屋のカウンターで、ジントニック.
 こんなアルバムを聴きながら、いつの間にかうたた寝 ・・・・・ 眼を覚ますと "Blue Burton" ならぬ "Blue Note"
 こういうのも、正統派なジャズの聴き方です.



 あえてアルバムのことなんか書く必要のないアルバムです.
 なにも言わないで Ann Burton の声に浸れば十分 ・・・・・・

Ballad And Burton / Ann Burton

 今日は新型インフルエンザ”濃厚接触者”ということで、一日お休み.
 我が家の Patient の熱も少し下がり、昨日よりは調子もいいようです.
 でもほとんど一日、ベッドで横になっているだけ ・・・・・・ 午前中には階段を数段踏み外したりと、タミフルのせいか、それとも熱のせいなのか.


 そんな具合の悪そうな娘を横目に、ボクは一日早い連休.
 午前中は雲も多く冷たい風が吹いていたのですが、昼から日差しが戻り気温も少し暖かくなったので、スタッドレス・タイヤに交換です.
 ボクの車と娘の、計 2 台・・・・・・そんなに寒くなく、よかった.


 ちょうど終わりかけた時に、グッド・タイミングで宅急便 ・・・・ HMV から CD が 6 枚ほど.
 休みだけれど、できるだけ人込みは自重なので、家で引きこもるにはちょうどいい CD 到着でした.
 今回届いた中の一枚が、



Burton02



 "Ballad And Burton / Ann Burton"

 珍しくボーカルのアルバムです.
 これも言うまでもないくらい、有名なアルバムでジャズ喫茶などでもよくかかっています.
 ・・・・・・ ヴォーカルの中ではという意味で、ヴォーカル自体がリクエストそれほど多くはありません.
 今回、何十年ぶりに聴いてみると、これがいい.


 まず、歌詞がはっきり聴こえます ・・・・・・ 彼女オランダ人なのに英語うまいなー.
 選曲もいい、ジャズのスタンダード曲ばかりではなく、ポピュラーからも取り上げているのに、どれもがアンニュイという言葉がぴったり.
 すべてが Ann Burton の色に染まっています.


 ピアノが Louis Van Dyke なのですが、彼についてはちょっとした思い出があります.
 昔ジャズ屋によく顔を出していた、アマチュア・ピアニストから "When A Man Loves A Woman" の一番いい演奏は Louis Van Dyke !!
 と教えられたことがあり、秋葉原の某レコード店で輸入盤をなんとか見つけたことがありました.
 タイトル曲の他にも "The Shadow Of Your Smile" も入っていました.
 肝心の感想は、悪くはないけれど、ジャズとしては物足りないなー ・・・・・・
 BGMで流しておくんだったらよさそうだけれど.


 でもこのアルバムのように、ヴォーカルのバックでの演奏聴いていると、ものすごくマッチして、彼女の声とともに、アンニュイな雰囲気を醸し出しています.
 こういう演奏のほうが向いているのかなー・・・

 ジャズ屋で何時間もハード・バップなんかを聴いていて、突然こんなアルバムがかかると、みんな言葉もなく、ちょっとセンチメンタルに、一日のことなんかを思い浮かべてしまいます.
 アンニュイな雰囲気というと Norah Jones なんかが思い浮かぶのですが、これはまったく違う雰囲気.


 強烈なジャケット写真の皺一本一本に人生の酸いも甘い知った、大人のアンニュイがこのアルバムにはあります.
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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