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All Kinds of Weather

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 世間では新型コロナの影響もあり、すでにGW突入状態になっている方もたくさんいるようです。
ボクの職場は依然と全く勤務体制も変わっていないので、今日は飛び石の休日

 久しぶりにポートレート撮影.



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 場所はいつもの芝生公園.
 桜もほとんど散っています.

 日差しが暑いくらいの天気でしたねぇ.
 ポトレ撮るには日差しが強すぎで、結構大変だった.
 写真には写っていませんが、結構子供連れの家族がいましたね.

 ボク自身も久しぶりにい職場以外のところに出かけたって感じです.



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 でもいつもの年だったら、こんな天気のいい休日はもっともっと多くの家族連れで賑わっているはずなんですがね ・・・・・


 ちなみに今日は県内のほとんどが 20 度超えの暖かい日でした.




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 なんとなく ビリー・ハーパー 聴きたいと思うことが年に数回.
 最近ほとんど CD も購入してなかったので、密林の中を探していたら、 Red Garland のアルバムもあったので一緒に購入.


 今日は、そんなついでに購入したほうのピアノ・トリオのアルバムです.





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  " All Kinds of Weather / Red Garland "





  1. Rain
       (E.Ford-B.A.Morgan-A.Swanstrom) ・・・・ 4:14
  2. Summertime
       (G.Gershwin-I.Gershwin-D.Heyward) ・・・・ 4:44
  3. Stormy Weather
       (H.Arlen-T.Koehler) ・・・・ 10:34
  4. Spring Will Be A Little Late This Year
       (Frank Loesser) ・・・・ 5:41
  5. Winter Wonderland
       (F.Bernard-D.Smith) ・・・・ 5:20
  6. 'Tis Autumn
       (Henry Nemo) ・・・・ 9:07




  Red Garland (p), Paul Chambers (b), Art Taylor (ds)

  Recorded at RVG Studio, Hackensack, November 27, 1958.





 レッド・ガーランドが Prestige レーベルで 1958 年に録音、 1959 年にリリースされたアルバム.
 1956 年から 1958 年までの 3 年間に彼が吹き込んだアルバムは 15 枚だっていうからびっくりですね.

 ほんとに 「どんだけ〜ぇ」 って感じです.




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 このアルバムはタイトル通りお天気にちなんだ選曲です.
 この時代、このメンバーだったらハズレはないでしょう.

 思っていた通りの演奏が続いていきます.

 あのコロコロって転がっていくようなピアノがお耳にやさしい.
 こういう演奏が流れてくると、ホッとする.
 ビリー・ハーパー とは真逆でしょうかね ・・・・・ まぁ ビリー・ハーパー もあのガツーーーーンとくる感じがパワー与えてくれるんだけどね.




Red Garland 002

 レッド・ガーランド の演奏は、この時期だったラドのアルバム買っても、みんな満足できるんじゃないかなぁ.
 中にはみんな同じような演奏ばっかりと思う方もいるかもしれませんが、そういうのもあり.

 このアルバムは全体がしっとりした感じです.
 特に 3 曲目の "Stormy Weather" がいいですね.


 ブロックコードとコロコロ・シングルトーンの演奏は、いつ聴いても気持ちいい. 
 こういう演奏聴きながら、しばし異常とも思える俗世間から逃避なのです.




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 どこにも出れないので、必然的に Blu-ray や、 Amazon Prime video 、 You Tube を観て時間つぶす機会が増えてます.

 基本的には映画が中心なんですが、どうしても 2時間くらいになってしまうので、ちょっとした時間ではバラエティー番組.


 どっぷりはまってしまったのがこの番組です.



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 テレビ東京 系の 「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」 .

 現在はレギュラーが変わってしまいましたが、やっぱり 太川陽介 と 蛭子能収 のコンビは面白い.
 蛭子さんはボクは絶対苦手なタイプだから、ああいうタイプと一緒に旅行なんて絶対無理なんだけど.
 番組見ていてもイラついちゃうけれど、そういうところも含めて全体が面白いなぁ.



Rocal Bus

 TV 番組だからと思うけど、バスからの景色がすごくいい.
 最近バスと言えば高速バスくらいしか乗らないから、こういう路線バスって新鮮に見えます.
 でもほとんどの路線バスが、一日数本とかで ・・・・


 時間があればこんな旅も一度くらいしてみたい.




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Swing, Swang, Swingin'

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 ちょっと前に本を購入しました、本買うのも久しぶりだな.




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 バスキア 大好きなので ・・・・・・


  ・・・・・ と言いたいところですが、正直 バスキア は好きじゃないし、全然いいとも思わない.
 ボクの目に留まったのが、下のほうにちょこっと書かれている第 2 特集.

 表紙から目に飛び込んできたのは、 バスキア ではなく ブルー・ノート の文字.
 これがあったので、買ってみました.




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 内容自体は、大体知っていることばかりなので、まぁこんなもんか.
 バスキアの特集の中で、結構ジャズのことが取り上げられており、そちらが何気に面白かった.

 Pen という雑誌を読むのも初めてなんだけれど ・・・・・ こういう感じなんだ.

 ちょっとボクの生活水準にはリンクしそうもありませんね (笑)




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 そんな ブルーノート のアルバム聴いてみます.
 とても軽快なマクリーン節が堪能できるアルバム.

 これから 10 年くらいすると、かなり違った方向に行ってしまうので、このあたりの時代が一番聴き易いかな.





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  " Swing, Swang, Swingin' / Jackie McLean "






  1. What's New?
         (J.Burke-B.Haggart) ・・・・ 5:16
  2. Let's Face the Music and Dance
         (Irving Berlin) ・・・・ 4:48
  3. Stablemates
         (Benny Golson) ・・・・ 5:45
  4. I Remember You
         (J.Mercer-V.Schertzinger) ・・・・ 5:14
  5. I Love You
         (Cole Porter) ・・・・ 5:08
  6. I'll Take Romance
         (O.Hammerstein II-B.Oakland) ・・・・ 5:46
  7. 116th and Lenox
         (Jackie McLean) ・・・・ 6:02





  Jackie McLean (as), Walter Bishop Jr. (p),
  Jimmy Garrison (b), Art Taylor (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, October 20, 1959.






 この 1959 年に、 ジャッキー・マクリーン は 3 枚のリーダー・アルバムを録音しています.

  BLP-4051: "Jackie's Bag" (1957.1.18 録音)
  BLP-4013: "New Soil" (1959.5.2 録音)
  BLP-4023: "Swing, Swang, Swingin'" (1959.10.20 録音)

 "Jackie's Bag" がリリースされたのは 1961 年でした.

 その後も 1960 年代後半まで、年間数枚のリーダー・アルバムを吹き込んでいるので、ブルーノート を代表するミュージシャンの一人と言っても決して過言ではありません.
 それ以外にも 1950 年代の Prestige 、 1970 年代の SteepleChase ・・・・・




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 ブルーノート の音といえば、 ルディ・ヴァン・ゲルダー の録音.
 アルフレッド・ライオン と ヴァン・ゲルダー が出会ったのが 1954 年.

 当時は ヴァン・ゲルダー の ハッケンサック にある自宅の居間スタジオで録音していました.
 その後、新たに イングルウッド・クリフ にスタジオを新築したのが 1959 年 7 月.
 このアルバムはそんな新しいスタジオができた二か月後に録音されています.


 ワンホーンのカルテット編成.
 リズム・セクションは名の知れた人たちで、特に ウォーター・ビショップ・ジュニア らしさがでてるなぁ.
 ただ、ここではリズム・セクションの一人として、そんなに目立った感じではありませんがいい感じ.
 まぁそんなちょっと控えめな感じが好きなんですが.

 ウォーター・ビショップ・ジュニア と ジミー・ギャリソン は、 3 年後にあの名盤 "Speak Low" で共演しています.




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 ● Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, New Jersey ●

 スタンダードが何曲か入っています.
 全体には軽快な相変わらずの ジャッキー・マクリーン 節 ・・・・・ 全開とまではいかないようですが.
 ボクの持っている ジャッキー・マクリーン のアルバムは Blue Note 版が 13 枚に他数枚.
 そこそこあるほうでしょうか.

 ただ、以前からジャッキー・マクリーン ってそんなに好きじゃないんだなぁ.
 なんとなくだけれど、ボク的には結構お喋り系のアルトって位置付けなんだよね.

 このアルバムに入っているスタンダードも、結構軽快に吹いています.
 まぁそれがスタイルと言えば、彼らしいというのかな.

 ちょっとかすれたような音で、一部ではその音色が彼らしい哀愁感と言われているようです.
 まぁ彼の名前を一躍有名にした "Left Alone" なんかは、バリバリの哀愁って言ってもいいでしょうが.



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 後年モーダルで、時にはフリーキーな演奏が目立ってきちゃうので、そういったところもあまり好きになれなかった部分かもしれません.


 好き嫌いな別にして、 ブルーノート を代表するミュージシャンと言っていいでしょう.

 ちなみに、このアルバム 1 曲目の "What's New?"が有名ですが、ボクは "116th and Lenox" が一番かな.




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 冬の気配を感じられるようになりました ・・・・・
 と言っても、まだまだ日が差すと暖かい.

 紅葉もようやく下まで降りてきた感じです.



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 ● EOS 5D Mark lV + EF 16-35mm F4L IS USM: F5.6 1/500秒 ISO-100 モノクロ フィルタ−緑 16mm ●

 一本の薄明光線 ・・・・・ にしてはちょっとボヤケ過ぎ.

 最近はいつもの風景をはじめ、部屋でもいろいろモノクロ撮影の練習.
 まぁ昨年の撮影会から結構チャレンジしてるんですよね.

 フィルターの効果もだんだんわかってきたので、自分がどんな感じで撮りたいか決めて、それで設定をほんの少しはできるようになってきた.

ただフォトコンはそんなモノクロ・データを再度カラー現像しちゃったりしてるんです (笑)




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Bass on Top

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 今日は Facebook を 9 年前に始めた日だそうです.
 Facebook 開いたらそんなことが書かれてました、Facebook お得意の 「〇〇記念日」 .

 そんな 9 年前の写真に 唐松岳 の写真が登場、あの頃は登山にのめりこんでいた頃です.




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 ● 2011.8.10 八方尾根 丸山ケルン付近 : Nikon D60 ●

 今朝の 信濃毎日新聞 にこの 唐松沢雪渓 のことが書かれていました.
 上の写真中央の上部だけ見えている雪渓が 唐松沢雪渓 .
 実はこの雪渓が氷河だったと学術的に認定されたようです.
 氷河の定義は簡単に書くと流動性の氷塊から形成されているという感じかな.

 一昔前は日本には氷河がないと言われていたような気がしますが、最近はいくつかの雪渓が氷河と認定されているようです.




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 ● 2011.6.8 白馬大雪渓 : Nikon D60 ●

 雪渓と言って思い浮かぶのが 白馬大雪渓 ですが、こちらは氷が形成されていないため氷河とは言われないようです.


 昔の山の写真見てみるといいですねぇ、また山に登りたくなります.

 こういった山の写真をもっときれいに撮りたいと思ったところから、写真にハマっていきました.




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 今日のアルバムは、今まで取り上げなかったのが不思議なくらい有名なアルバム.

 一昨年 立木義浩 氏の写真展のタイトルが "Yesterdays" で、会場にもステキな女性ヴォーカルが流れていました.


 今日のアルバムの "Yesterdays" の演奏もとっても有名な演奏なのです.






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  " Bass on Top / Paul Chambers "






  1. Yesterdays
         (O.Harbach, J.Kern) ・・・・ 5:53
  2. You'd Be So Nice to Come Home To
         (Cole Porter) ・・・・ 7:16
  3. Chasin' the Bird
         (Charlie Parker) ・・・・ 6:18
  4. Dear Old Stockholm
         (Traditional) ・・・・ 6:44
  5. The Theme
         (Miles Davis) ・・・・ 6:15
  6. Confessin'
         (D.Daugherty-E.Reynolds-A.J.Neiburg) ・・・・ 4:13
  7. Chamber Mates
         (K.Burrell-P.Chambers) ・・・・ 5:08





  Kenny Burrell (g), Hank Jones (p),
  Paul Chambers (b), Art Taylor (ds)

  Recorded at Van Gelder Studio, Hackensack, July 14, 1957.






 マイルス・デイヴィス 黄金のクインテットのベーシスト、 ポール・チェンバース を代表するアルバム.
 ベーシストがリーダーとなった多くのアルバムの中でも、ベストなアルバムと言っても決して過言ではないかもしれません.

 オリジナルは 6 曲、最後の "Chamber Mates" は CD 化のボーナス・トラック.





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 この録音時、彼のベースがスタジオに届かず、置いてあった ダグ・ワトキンス のベースを使って録音したというのは有名なお話しです.


 このアルバムは、ホーンがいないカルテット演奏.
 このホーンが入っていないところがいいところです.

 まずギターの ケニー・バレル の存在がとても大きい
 このアルバムの ケニー・バレル がとにかくいいんです.

 "You'd Be So Nice to Come Home To" で ポール・チェンバース に続く ケニー・バレル はとてもとってもステキです.


 久しぶりにこのアルバム聴いてみたら、「あれっ、このピアノだれだったっけ ?」 (笑)




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 このアルバムの特徴としてアルコ弾き (ボウイング) .
 これは好き嫌いがすごくわかれるところです.
 正直ボクも、リズムカルなピチカート演奏のほうが好きかもしれません。


 ただこのアルバムはそんな二つの演奏方法をうまく一つのアルバムにしてあるところじゃないでしょうか.


 アルコ演奏と言えば、 "Stardust / Lionel Hampton" での Slam Stewart や、 "Hawkins Alive At the Village Gate / Coleman Hawkins" での Major Holley 、さらにはボクも大好きな "Blue City / 鈴木勲"' の "Play Fiddle, Play" の演奏などなど.

 まぁみんなハミングしながら弾いてるんですが.




Paul Chambers 001

 しっとりしたバースに続いて、メロディ部をギターと囁きあうように弾いていく "Yesterdays" はグッときちゃいます.
 そしてテンポを上げ、ピアノとドラムスのブラシが加わります.

 多くの "Yesterdays" の演奏の中でも代表的な演奏の一つでしょうね.



 こんな素敵なベーシストですが、 1969 年 33 歳で亡くなっています.
 多くのジャズ・ミュージシャン同様に、酒と薬物 ・・・・・・・・




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 さて 9 月の映画鑑賞.
 邦画が 8 本と、内容的にかなり偏ってます (笑)



  眠狂四郎 人肌蜘蛛
  ブレイド
  アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
  ゾディアック
  ツナグ
  海峡
  動乱
  網走番外地
  昭和残侠伝 唐獅子牡丹
  ハリー・ポッターと賢者の石
  学校
  タンク・ソルジャー 重戦車 KV-1
  飢餓海峡




 高倉健 さんはすごいですねぇ、ずっと昔は単なるやくざ映画のスターなんていうイメージ持っていましたが、全然違いますね.

 さらにスゴイのは 吉永小百合 さん、昔の映画観ると、そのきれいさが半端ないです.


 そんな中、 9 月の一本は ・・・・・・・・・・・・・






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 ストーリー的には、どこか "黒部の太陽" に近い気もしますが ・・・・
 映画的には絶対 "飢餓海峡" なんですが ・・・・
 吉永小百合 と初共演した "動乱" も大好きですが ・・・・


 それでもこちらの "海峡" には忘れられないシーンがあります.




海峡 004

 なんといっても終盤の酒を交わすシーンがとても良い.
 ほとんど無言シーンなんだけれど、この沈黙がいいんだな.


 最近、どうもこういう映画がないなぁ.




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Bud! The Amazing Bud Powell (Vol. 3)

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 またまた 腐女子 からお土産届きました.

 インスタント麺は以前いただいたのを少し作って食しましたが ・・・・・・・ やっぱり口に合わない.

 今回のラインナップはさらに強力のようですので、ボクが作って捨てるのももったいないので、職場の女性に差し上げました.




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● 不必要に ガッツリ 撮った写真 ●

 ベアリスタ もいよいよ置くところが無くなってきたので、このくらい小さなものはありがたいなぁ.


 最近では You are here Collection もとても増え、いつ貰ったのかもわからなくなっています.
 今回のものは ・・・・・・ えぇ〜〜っと ・・・・・・ Taichung ??

 台湾 の 台中市 なのか.



 全国制覇にはまだまだ遠い道のりだな ・・・・ 頑張れ 腐女子 !!


 ・・・・ というか、そろそろ 東南アジア から離れようか.




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 久しぶりに バド・パウエル .
 ここしばらく全くと言っていいほど聴いてなかったなぁ.

 彼のアルバムの中でも、比較的地味目なものを.






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  " Bud! The Amazing Bud Powell (Vol. 3) "






  1. Some Soul
          (Bud Powell) ・・・・・ 6:58
  2. Blue Pearl
          (Bud Powell) ・・・・・ 3:48
  3. Frantic Fancies
          (Bud Powell) ・・・・・ 4:52
  4. Bud on Bach
          (Bud Powell) ・・・・・ 2:31
  5. Keepin' in the Groove
          (Bud Powell) ・・・・・ 2:55
  6. Idaho
          (Jesse Stone) ・・・・・ 5:16
  7. Don't Blame Me
          (J.McHugh-D.Fields) ・・・・・ 7:32
  8. Moose the Mooche
          (Charlie Parker) ・・・・・ 5:47







  Curtis Fuller (tb: # 6-8), Bud Powell (p),
  Paul Chambers (b), Art Taylor (ds)

  Recorded at RVG Studio, NJ, August 3, 1957.





 傑作と呼ばれている "The Amazing Bud Powell, Vol. 1 & 2" から 4 年後に吹き込まれたアルバムです.
 一般的な評価としては前二作とは比べ物にならないくらい低評価 (ちょっと言い過ぎかな ・・・) .

 "Blue Parl" の別テイクが入ったアルバムもありますが、ボクのものはオリジナルの 8 曲.




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 アナログ盤の A 面の 5 曲がトリオ演奏、 B 面 3 曲は カーティス・フラー を加えたカルテット演奏です.
 4 曲目 "Bud on Bach" はピアノ・ソロ.



 ボクの中でこのアルバムは "Blue Parl" の印象しかなかったので、今回聴き直してみてそう言えば カーティス・フラー も入っていたんだ ・・・・・・ という感じ.
 ホーンがトロンボーンだけのカルテットって、結構微妙かも.


 ちなみにこのアルバム録音の翌日、 カーティス・フラー は "Bone & Bari" (BLP-1572) の録音を行っています.
 そちらのアルバムは、 トロンボーン + ピアノトリオ に バリトン・サックス を加えたクインテット構成です.
 印象的には トロンボーン のワン・ホーンよりもちょっといい感じかな.


 このアルバム前半のトリオ演奏はすべて バド・パウエル の曲ですが、ホーンが入る 3 曲に彼の曲はありません.
 やっぱり彼の曲にはホーンが入りにくいのかな.




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 アルバムはスロー・テンポな "Some Soul" から始まります.
 ちょっと長めの演奏ですが、途中から おやっ って思うような演奏.

 突っかかってしまうようなところも結構あったりします.
 えっ、こんなところでつまずく ・・・・

 それでも彼らしい場面や、スゴイところもあったり.


 中でもやっぱりボクは "Blue Parl" .
 結構淡々として演奏している感じなんですが、後半のベースとの掛け合いなんかも楽しい.



 ポール・チェンバース と アート・テイラー とは翌年末再び共演し、あの人気アルバム "The Scene Changes: The Amazing Bud Powell (Vol. 5)" を録音しました.




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 ジャズ・ミュージシャン 三つの願い (An Intimate Look at Jazz Giants) の中で本人が言っているように、この時期の バド・パウエル は精神病の影響、さらにはその治療のストレスなどで好不調の波がかなりあり、絶頂期とは全然違っていたようです.


 上の写真がいつのものかわかりませんが、まくり上げたズボンや表情から見ても、ちょっと正常とは言えないかも.


 このアルバムは絶頂期の煌めくような演奏はないかもしれませんが、不思議と聴きやすいアルバムです.


 技巧的に旨い下手だけで片づけられないところがジャズの楽しさの一つかも.




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 梅雨入りしました.
 今日はそんな合間の晴天、日差しが暑い.




 今度の日曜日は前職場関係の行事があって招待されていましたが、 ヨドバシカメラ の撮影会と見事にブッキング.
 昨年秋の 撮影会 に参加した後、今年の撮影会はパスしてもいいかな、なんて思っていました.

 ところが、どう間違ったのか入賞しちゃったので状況が変わりました.




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 EOS学園 ポートレート基礎組 の仲間も何人か参加するようですし ・・・・・ ということで撮影会に参加.
 行事のほうは昨年顔出したので許してもらいましょう.


 前日の土曜日は 築地 波除神社 のお祭りもあるので、そちらも顔出せて一石二鳥.



 ところがねぇ ・・・・・ 雨がねぇ


 土曜日は何とかいけそうですが、撮影会の日曜日は現時点で降水確率 90 % !!
 まぁ 100 % 降るっていうことですね (笑)




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 またまた雨の中のモデル撮影になってしまうんだろうな ・・・・・ ぼそっ

 問題はどのくらい降るのかだな.




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Orgy in Rhythm


 さながら "秒速 8 センチメートル" って感じだな.




8 005

 昨日の夜 8 時頃の写真です.

 昨日は新春恒例の一大イベントの日でした.
 昼から 2 時間ほど屋外だったので、とても天候を心配していましたが、雨や雪に降られることがなくホッと一息.
 ただ、ものすごく寒い日で風が本当に冷たかった.

 ようやく治りかけた風邪がぶり返すんじゃないかとちょっと心配です.


 今日の祝日は少し肩の荷が下りたのでのんびり家で過ごします.





 年度末オークションで 380 円で落札したアルバムです.
 全体の状態もとてもよくて、これはとてもラッキーでした.

 まぁ内容は ・・・・・・・・・・・・・・






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  " Orgy in Rhythm / Art Blakey "





  1. Amuck ・・・・・ 6:49

  2. Elephant Walk ・・・・・ 6:56

  3. Come Out and Meet Me Tonight ・・・・・ 5:43

  4. Abdallah's Delight ・・・・・ 9:46





  Art Blakey (ds.vo), Herbie Mann (fl),
  Ray Bryant (p), Wendell Marshall (b),
  Jo Jones (ds.tympani), Arthur Taylor (ds),
  Sabu Martinez (perc.vo), 
  Specs Wright (ds.tympani),
  Ubaldo Nieto (perc.timbales),
  Evilio Quintero (perc.maracas.cencerro),
  Carlos "Patato" Valdes (perc),
  
  Recorded at RVG studio, New Jersey, March 7, 1957.






 1957 年に録音された、超実験的な演奏と言ってもおかしくないような内容です.
 前の記事で TBM のアルバムを紹介し、そこでもこういった録音すること自体が TBM 的云々 ・・・・ と書きましたが、今日のアルバムはある意味でもっと冒険的です.
 こういったアルバムを作っちゃうところがねぇ ・・・・・・ アルフレッド・ライオン らしいです.





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 Blue Note の 1500 番台で唯一持っていなかった CD がこの 2 枚になったアルバムでした.
 今回、その vol.2 だけをゲット.

 内容的にはおおよその見当はついていたので、本当に最後の購入です.
 聴きたいと思ったアルバムでもないので、安いのが見つかったら買おうか程度.
 それでオークションで手に入れ、聴いてみて ・・・・・・・ やっぱり納得.


 ジャズか ?
 って聞かれれば、ちょっと首を傾げてしまうような演奏です.

 4 曲目は出だしがとてもストレート・アヘッドな感じで始まりますが、途中からは打楽器の狂演.

 このアルバムの 4 曲は アート・ブレイキー の作曲 ・・・・・・・ というか、構想で作られた曲.
 リズムに焦点が当てられているのでテーマ部とかもなにかハッキリしない感じを受けます.




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 このアルバムは "アルフレッド・ライオンの狂気" とまで言われたアルバムです.
 そしてその狂気は、 1 年 8 か月後に録音された "Holiday for Skins (BLP-4004.4005)" に続いていきます.
 両アルバム共に、リズムだけを追求したようなこのアルバムになっており、その原点ともいえるアルバムが今日のアルバムです.


 だから、歌はいいだろ、歌は ・・・・・・・・



 1500 番台は残りこのアルバムの vol.1 のみ.
 4000 番台も "Feelin' Good / The Three Sounds (BLP-4072)" のみ.
 4100 番台が残り 10 枚ほど ・・・・・・・・

 このくらい集めれば Blue Note に関してはもう十分かな.





 早朝の雪かきでお疲れですので、本日は以上でございます.





 それにしてもよく降りました.




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 今朝の風景ですが、一面真っ白.

 朝 5 時頃から、家の周りを除雪の車が走っておりました.




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 ただ、今日は気温が比較的高いのであっという間に融けてしまいそうです.
 すでに道路の雪は、ほとんど融けてしまいました.


 さて、これからのんびり映画でも観ることにします.

All Mornin' Long

 クレーマーまがいの発言について書いたところ、数名の方からご心配のコメントいただき恐縮です.

 でも全くご心配無用 ・・・・・・・・

 このクレームはボクの友人、職場の同僚や部下たちの意見ですので、まったく No ploblem .



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 特にボクの職場のみなさんは頭の中も筋肉でできているような人たちばかりですので、どうも音楽を含む芸術分野に疎いようで ・・・・・
 ましてやジャズなんて推して知るべしなのです.

 まぁお互いに冗談半分の会話ですので、ボクもネタにしているんですが (笑)


 本当のクレーマーでしたら当然煽るようなことしませんし、関わらないようにしています.


 ということで今後もタイトルに恥じないようにジャズに軸足を置きながら、フラフラと進んでいきます.




 その前にちょっと、数日前のことを.

 ボクの職場ですが、道路を挟んだ隣には県立高校があります.
 先日の午後、その敷地内から大声で怒鳴りあっている声が.

 何事かと外に出てみると、高校生カップルが言い争っています.
 どうも彼女のほうから別れ話を持ち出したようで、男子のほうはパニック状態.
 辺り気にせず大声で絶叫です.



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 あまりの騒ぎにそのうち教師もやってきて男子学生をなだめていますがまったく効果なし.
 女子学生は完全ドッチラケ状態で、引きまくりです.

 最後は 「死んでやる」 と言いながら男子学生が駅方向へ、それを教師が追いかけきました.

 今朝まで、新聞やニュースに高校生の自殺やストーカー殺人の記事がないので、死ぬことはなかったでしょうが・・・・・・


 それにしてもボクらの青春時代とは違うなぁとつくづく.
 女にふられたっくらいで、こんなになっちゃう訳 ???


 ストーカーとか、別れ話で殺傷事件という話題が多いのですが、どうもボクにはそういう気持ちになることが理解できませんでした.
 この風景見ていてある意味納得.
 最近こういう感じの男子多いのかねぇ.

 因みのボクの部下にも、彼女にフラれたら仕事辞めてどこかへ旅にでも行きますって真面目に言っている者がいるくらいですから.

 軟弱すぎるなぁ、今時の男子.




 そんな話題は置いておいて、オークションで見つけてしまった一枚.
 このアルバムも、その昔アナログ盤を持っていました.
 その後 CD がありそうでなくって、ようやく安いものをオークションで購入.

 850 円の落札価格は十二分に元取れるな.





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  " All Mornin' Long / Red Garland "





  1. All Mornin' Long
         (Red Garland) ・・・・・ 20:17

  2. They Can't Take That Away from Me
         (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 10:25

  3. Our Delight
         (Tadd Dameron) ・・・・・ 6:18




  Donald Byrd (tp), John Coltrane (ts),
  Red Garland (p), George Joyner (b),
  Art Taylor (ds)
  Recorded at RVG Studio, Hackensack, November 15, 1957.





 内容もですが、ジャケットもいいですね.
 Prestige 7130 .
 小川隆夫 さんが先月 ON ゼミ で取り上げたのが 1956 年のアルバム.
 もっとも実り多かったのが 1956 年と言われているようですが、このアルバムは 1957 年録音で、この年も名盤がゴロゴロしています.





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 このアルバムの A 面を占めるアルバム・タイトル曲 "All Mornin' Long" ですが、その昔ジャズ屋で何度聴いたことか.
 久しぶりに聴いた演奏は懐かしさもいっぱいです.

 スローテンポのブルースでとても耳に優しいのです.
 コルトレーン大先生の演奏にしても、この曲に関しては血管切れそうな演奏ではありません.


 今回聴いてみてすごくいいなぁと思ったのが 2 曲目の "They Can't Take That Away from Me (邦題: 誰も奪えぬこの想い)" でのガーランドのソロ.
 このソロ・パートはいいなぁ.
 お得意のブロック・コードをすごくいい感じで積み上げていきます.

 1 曲目もそうですが、このブロック・コードとシングル・トーンをうまく使い分けたソロは聴いていてとても心地いいのです.



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 このグループは 11 月と 12 月の 2 回の録音があり、合計 4 枚のアルバムを発表しています.
 Prestige お得意のマラソン・セッションって感じですね.

 "Soul Junction (Prestige 7181)" 、 "High Pressure (Prestige 7209)" 、 "Dig It (Prestige 7229)" とこのアルバムです.
 アルバム番号が結構飛んでいますが、これも Prestige の販売戦略 ・・・・・・・ マイルス のマラソン・セッションのように一年に一枚って感じで同時に発表しなかったからでしょう.


 本アルバムは "All Day Long (Prestige 7081)" と "All Night Long (Prestige 7073)" の三部作とされています.
 ただし、内容的にはジャム・セッション形式という部分だけが共通しているだけで、メンバーもリーダー (他の 2 枚は ケニー・バレル がリーダー) も違っています.


 "All Day Long" は昔も幾度となく聴いたんですが、 "All Night Long" の記憶がサッパリない.
 この 2 枚のアルバムが 1 セット ( CD 2 枚組) で 900 円ほどで売っています.
 ただレーベルもよくわからない.

 もう少し余裕が出たらちょっと購入してみようかな.




John Coltrane 0011

 こんな感じの Prestige ジャム・セッションはほとんどが一発録りだったようです.
 Prestige の代名詞のようになっていますね.


 ボクは Blue Note が好きですが、 Prestige が嫌いというわけではありません.
 TBM も Blue Note も新しいことへの挑戦みたいな部分が微妙に好きなんですね.

 このアルバムのようなジャム・セッションも、ちょっと昔のジャズ屋の郷愁さえ感じられるようで、たまにはいいですね.







 さて、この時期とっても、とっても、と〜〜っても物入り状態.
 にも拘らず、先日も勢いで一脚なんか購入しちゃったりで火の車が燃え尽きそうな状態です.



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 iPad の充電ケーブルが切れそう ・・・・ そろそろ交換しないとヤバい

 使っているオーデコロンが終わった ・・・・ 冒険もできないからいつもの CK-one

 CD を収納するビニール袋も底をついた ・・・・ 数年前に購入した時よりも値上がりだって

 そろそろスタッドレスタイヤ買わないとダメでしょ ・・・・ とりあえず初めての韓国製

 来月は Type-R の車検も控えてる ・・・・ 最後の車検かな

 半分お仕事の 名古屋 旅行も控えてるし ・・・・ 仕事半分、写真半分

 とどめは欲しい CD が、ここにきて何枚もオークションにかけられたりしていて ・・・・ これはねぇ、ここで買わないと



 どうしよ ・・・・・・・・・

 数百円程度のものから 10 万円以上まで、塵も積もると山になっちゃうわけですよ.

 でもまぁ、何とか生きているからいいとしようか.


 ちゃんと新年迎えられればいいんだが ・・・・・・・・・・・

Holiday for Skins

 ジャズも少し聴き込んでくると、演奏を聴いただけで奏者がわかったりしてきます.
 さらには ブラインド・クイズ などと呼ばれた、ジャズ喫茶の定番イベントに一喜一憂したりして.

 こうなってくると、知らず知らずのうちに 「オレ、結構ジャズわかってきたんじゃね ・・・・ 」 なんて勘違いも始まったりするわけ.

 こういうオーラ全開の人、ボクは好きじゃないんだけれど、自分自身もきっとにたよう似たようなオーラをブログでも出してるんじゃないかと ・・・・・・・・・ ちょっとブログ書きながら思ったり.

 まぁそんなことは横に置いておいて ・・・・・・



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  (金曜日の 銀座 )

 実は先日 写真展 を観ていた時も同じようなこと感じたんです.
 写真観ながら ・・・・・・・・

 この露出は F8 くらいか ・・・・・・
 このシャッタースピードは 1/60 くらい ・・・・・・・・
 ホワイトバランスは ・・・・・・・・・


 おいおい、これって違うだろ.

 写真観に行っているはずのに、いつの間にか撮影技術を見にいっているような感じ.
 非常によくないのですな.

 もう少し写真に正面から向き合おう ・・・・・・ なんて、ここでもわかったようなオーラを出しちゃいました.






 さて少し前、 Amazon でようやく購入したアルバムです.
 内容が内容だけに、以前から購入しようと思ってはいたものの最後のクリックができなかったアルバムです.

 ちなみに Blue Note の 1500 番台、 4000 番台、 4100 番台の未購入があと 20 枚ほどになったので、残っているアルバムはみんなこんな感じの微妙なアルバムが多いのです.




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  " Holiday for Skins / Art Blakey "





  1. The Feast
             (Art Blakey) ・・・・・ 8:25
  2. Aghano
             (Art Blakey) ・・・・・ 6:04
  3. Lamento Africano
             (Art Blakey) ・・・・・ 8:22
  4. Mirage
             (Art Blakey) ・・・・・ 10:27
  5. O'Tinde
             (Art Blakey) ・・・・・ 6:14
  6. Swingin' Kilts
             (Ray Bryant) ・・・・・ 8:49
  7. Dinga
             (Art Blakey) ・・・・・ 8:57
  8. Reflection
             (Ray Bryant) ・・・・・ 9:06





  Art Blakey (ds.chanting), Donald Byrd (tp: # 1, 4, 6 & 8), 
  Ray Bryant (p), Wendell Marshall (b),
  Art Taylor (ds), Philly Joe Jones (ds.chanting.vo),
  Ray Barretto (bongos, congas), Victor Gonzales (bongos, congas),
  Julio Martinez (bongos, congas), Sabu Martinez (bongos, congas),
  Chonguito Vincente (bongos, congas), Fred Pagani (timbales),
  Andy Delannoy (maracas), Austin Cromer (chanting),
  Hal Rasheed (chanting)
  Recorded at Manhattan Towers, NYC, November 9, 1958.





 オリジナルは BLP-4004 、 BLP-4005 の 2 枚になっています.
 ボクの持っているものは CD で 1 枚になっているもの.
 正直こういったアルバムはとりあえず聴ければいいかな、って感じだったので、オリジナル構成になんて全くこだわりなし.

 ただ内容が内容だけに、購入するまで結構な年月を要したアルバムなのです (笑)




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 こちらはオリジナル二枚のジャケット写真.
 お得意の色違いですね.

 写真の上に書かれた水玉の加工は "Milt Jackson and The Thelonious Monk Quintet (BLP-1509)" とこのアルバムだけかな.
 "Unity (BLP-4221)" でも水玉が入っていますが、上記の 2 枚とはかなり雰囲気が違います.

 ボクはこの水玉のデザイン、結構気に入っています.



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 Blue Note らしいと言えば らしい アルバムでしょうか.
 新しいことをしようとしている感じは 1 曲目からヒシヒシと伝わってきます.
 それが何曲も聴いていくうちにだんだん苦痛になっていって ・・・・・・ 修行モード突入.

 まぁ一応リズム・セクションも健在ですし、1曲目で言えばトランペットも入って、冒頭のカオス感はそんなにはなくなるんだけれど、途中からまた打楽器の饗宴.


 とにかくね、歌が結構辛いんだな ・・・・・・・・・・・ (笑)


 そんな修行が 5 曲続き、 6 曲目になると感動するくらいのモダン・ジャズらしい演奏になります.
 ひょっとするとそれまでの 5 曲は、この 6 曲目につなげるための演奏だったのかと思ってしまうほどホッとできるのです.

 レイ・ブライアント が 2 曲提供していますが、この 2 曲がものすごくいいと感じちゃいます.
 前後の曲とのつながりでそういう感じになっちゃうんだろうな.



ArtBlakey4005

 まぁ、それにしてもだね、よくもこんなアルバムまで平気で聴けるようになったものだと感慨一入 ・・・・・・・ ちょっとオーバーでした.

 でも本当にエリア拡大しました.
 このアルバムにしたって、修行だなんだと書いてはいますが普通に流して聴いちゃっているんですから.
 4 曲目の "Mirage" だって聴いていくたびにいいなぁと思ってしまう.


 お気に入りとは言い難いですが、十分にこういうアルバムもありかな.





 8 月 25 日、 EOS 5D Mark lV の発売発表の陰に隠れていましたけれど、こんなものも 9 月下旬に発売されます.



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   Wi-Fi アダプター "W-E1"

 EOS 7D Mark II ・ EOS 5Ds ・ EOS 5Ds R と、スマートフォンやタブレットおよび PC との Wi-Fi 接続を可能にするアダプターなのです.


 これって、 EOS 7D Mark II を使っているボクにとっては大ニュース.
 EOS 70D の時は iPad などで拡大してピント合わせして、そのままシャッター押すのが、特に望遠レンズ使っているときなど重宝でした.

 それが EOS 7D Mark II ではなかったので、今回の EOS 5D Mark IV にこの機能が付いただけでも購入意欲上昇だったのですから.

 このアダプターがたった 5,000 円で購入できるとなるとですよ ・・・・・・・・


 5Ds という選択肢がまたまた出てきちゃったりするわけ.
 まぁ実売価格的には一応 EOS 5D Mark lV のほうがまだ安いので、現状のままだったら EOS 5D Mark lV なんだけれど ・・・・・・・・


 あと半年価格変動を見守ります.



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   (金曜日の お台場)


 それよりも Wi-Fi アダプター どうしよ.
 価格的には 5,000 円だから、そんなに負担があるわけではないんだけれど.

 こっちのほうが結構悩んだり ・・・・・・・・・



 していたら、たった今 キヤノン からメールが届いて



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 見ん事、抽選に当たったそうです.


 早速購入手続きしたんだけれど ・・・・・・・・・

 微妙にうれしいような ・・・・・・・・・ 複雑なのです (笑)


 とりあえず半年間はこれ見ながら我慢、来春には 5D のどれかを買い足します.
 きっと EOS 5D Mark lV だとは思うんだけれど、考える余地ありすぎです.

A.T.'s Delight




 三寒四温 ・・・・・
 冬の季語で、冬季に寒い日が三日ほど続くとその後四日間ぐらいは 暖かいということを言うようです.


 今年の冬はまさにそんな感じ.
 それも半端ないくらいの温度差があります.




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  (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/125sec f/10 ISO-100)

 写真はこの冬一番暖かかった ・・・・・ 暑くなった 14 日の朝の風景です.
 この日は前日からの雨が朝まで残りました.
 そして昼頃から一気に気温が上昇 ・・・・・・・ 初夏そのものの日曜日でした.



 そんなせいか、いつもは 3 月中旬頃から家の周りの畑や水田始まる焚き火の煙が、今年は 2 月から見ることができます.
 日差しがあるとまさに春そのものです.





 ドライブするにはとても気持ちがいいんですがね.
 そんな車の運転中に、なぜかよくかかる印象的な曲の入ったアルバムです.






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  " A.T.'s Delight / Art Taylor "




  1. Syeeda's Song Flute
          (John Coltrane) ・・・・・ 6:35
  2. Epistrophy
          (K.Clarke-T.Monk) ・・・・・ 6:52
  3. Move
          (Denzil Best) ・・・・・ 5:49
  4. High Seas
          (Kenny Dorham) ・・・・・ 6:49
  5. Cookoo and Fungi
          (Art Taylor) ・・・・・ 5:33
  6. Blue Interlude
          (Kenny Dorham) ・・・・・ 5:22




  Dave Burns (#1-4,6: tp), Stanley Turrentine (ts),
  Wynton Kelly (#1-4,6: p), Paul Chambers (b),
  Art Taylor (ds), Carlos "Patato" Valdes (#2,3-5: conga)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, August 6, 1960.








 ずっと前にジャケット写真だけ取り上げ、ほんとに簡単にアップしました.
 赤が印象的なジャケットのデザインがとてもステキです.

 BLP-4047 ・・・・・ アート・テイラー が Blue Note に吹き込んだ唯一のリーダー・アルバム.





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 このアルバムの "Syeeda's Song Flute" を iPod に入れてあり、それをカーナビにつなげてあるのでよく耳にします.
 とても印象的なメロディで、一度聴くとなかなか頭から離れなくなります.

 なんとなくボ〜〜〜ッとしていても、あのテーマ部のメロディが頭の中で流れることが多いのです.
 このアルバムはあの曲のイメージ強すぎる.

 なんと コルトレーン の曲なんですよね、ビックリ.


 そして 2 曲目もものすごく独特なテーマ.
 この曲は最初聴いた時に、 「まるで モンク の曲みたいだ」 と思ってデータ見てみたら本当に モンク だったので苦笑いした記憶があります.
 そのくらいユニークなテーマ部です.
 途中の ケリー のピアノ・ソロもなんとなくモンクっぽい (笑)

 ここではコンガもとても印象的.
 演奏は ポテト・ヴァルデス で、 "Afro-Cuban (BLP-1535)" でも演奏を聴くことができます.
 後年 ハービー・マン と共演したアルバムを何枚も残しています.




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 Art Taylor の写真を探そうと Yahoo USA で検索したら、なぜか Taylor Swift の写真がたくさん出てきました.
 今年の グラミー賞 も含め、やっぱり今が旬ですからねぇ.
 それにしても彼女、歌もうまいしキレイだし ・・・・・・・・

 今度こちらも少し聴いてみようかな (笑)
 ちなみに髪型は、こちらのほうがボクは好きです (爆)




Art Taylor 001

 話を戻しましょう ・・・・・・・

 アート・テイラー については tamae さんがずっと昔にとても ステキな記事 を二回にわたり書いているのでそちらを読んでいただければ、ボクなんかがいろいろ書く必要ないくらいです.
 ちなみに tamae さんは彼のことを アーサー・テイラー と呼んでいます.


 このアルバムの B 面部分はあまり聴いていないんだけれど、そこに収録されている ケニー・ドーハム の 2 曲がとてもいいんだな.
 いかにも彼らしいマイナーな感じがねぇ ・・・・・・・


 あと、前にも書いたんだけれどトランペットの デイヴ・バーンズ がいいなぁ.
 派手な感じは全くなく、そんなに超絶な感じなんかまったくないんだけれど、なんとなく味がある.




 アート・テイラー はリーダー・アルバムこそ少ないものの、サイドメンとして多くのアルバムに名前を残しています.

 そんなちょっと控えめな (?) 彼らしく、なにかと印象的な A 面に隠れた B 面が何気にステキだったりするアルバムなのです.



Red Garland's Piano

 雪山遭難が相次いでいます.
 以前は冬の遭難と言えば冬山登山の遭難というイメージが強かったのですが、どうも最近はそんな登山による遭難ばかりではなくなっているようです.

 特に最近多いのがスキー場から滑走禁止区域へ滑り出ての遭難なんていう、普通は考えられないようなことがたくさん発生してます.
 そしてそれらの遭難者の多くが分別のある成人たち.


 そんな遭難のニュースのたびに 「自己責任」 という言葉がいろいろなところで聞かれます.




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 このブログは、あまり小難しいことは書かないようにしています.
 だから政治的なことはもちろん、社会面で騒がれるような内容についてもまったくと言っていいほど書いていませんでした.


 でも、さすがにボクもこういった遭難のニュースを見るたびに 「これは ・・・・・・ 」 と思ってしまいます.


 あまりにも常識がない行動のおかげで、どれだけの人たちが迷惑を被っているのでしょう.
 遭難とともに、今回の イスラエル国 の人質事件にしても然り ・・・・・・・
 詳細はボクなんかわかりませんが、現時点で起こっていることだけを判断しても、身代金以前に国全体が多くの労力を割いており、それを金額に換算すればかなりの額になっているはずです.
 イスラム国 のやっていることはボクも完全否定ですが、この二人の日本人の行動に対しては ??? な部分もたくさんあります.


 こういうのは日本人の危機意識の欠如なのでしょうか.
 自分だけは大丈夫 ・・・・・・・・
 所詮は他人事 ・・・・・・・・
 当然トラブルに対する準備なんてないから、問題が発生すると自分で解決できず人に頼る ・・・・・・・

 そして救助が成功しなければ遺族が国や救助隊を訴える ・・・・・・・・ つい先日も 北海道警察 が救助活動の不備を訴えられ第一審で敗訴しましたね.

 この判決は救助のプロに対してのものですから一般人には当てはまらないかもしれませんが、基本的な考え方として日本では "Good Samaritan Laws" なんてものは有り得ない感じもしてしまいます.

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ なんだかなぁ.





 折角のお休みだというのに、こういう話題は他人事とは言えイラついてしまいます ・・・・・・・
 だからリラックスした演奏でも聴いてみましょう.









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  " Red Garland's Piano "





  1. Please Send Me Someone to Love
          (P.Mayfield) ・・・・・ 9:51
  2. Stompin' at the Savoy
          (B.Goodman-E.Sampson-C.Webb) ・・・・・ 3:12
  3. The Very Thought of You
          (R.Noble) ・・・・・ 4:12
  4. Almost Like Being in Love
          (A.J.Lerner-F.Loewe) ・・・・・ 4:52
  5. If I Were a Bell
          (F.Loesser) ・・・・・ 6:41
  6. I Know Why (And So Do You)
          (H.Warren-M.Gordon) ・・・・・ 4:50
  7. I Can't Give You Anything but Love
          (D.Fields-J.McHugh) ・・・・・ 5:05
  8. But Not For Me
          (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 5:52





  Red Garland (p), Paul Chambers (b), Art Taylor (ds)
  Recorded at Van Gelder Studio, Hackensack, NJ,
   # 5 & 6 : December 14, 1956.
   # 1 - 4, 7 & 8 : March 22, 1957.





 レッド・ガーランド 2 枚目のリーダー・アルバムです.
 翌年に吹き込まれた彼の代表作 "Groovy" と同じメンバーです.
 その "Groovy" の中の 2 曲が今日のアルバムと同じ 1956 年 12 月 14 日録音という表記を今回ネットで見つけました.
 ただ、ボクが持っている両アルバムとも輸入盤でそういった表記がありません.
 ネットで他のところもちょっと調べたのですが、そういった記載がないのでこの辺りは ??? という感じです.





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 1 曲目から、ただただリラックスという雰囲気が伝わってきます.
 アルバムの 1 曲目って、そのアルバムを印象付けるので結構気合の入った演奏が多いような気がしますが、このアルバムでの演奏はリラックスそのものです.
 他の曲も変に力んでいなくて ・・・・・・・・・
 それでいて単なるカクテル・ピアノでもなく聴きどころもあります.



 "If I Were a Bell" は Miles Davis の演奏でも有名な曲.
 どこかに、この曲は レッド・ガーランド が マイルス に勧めた ・・・・・ ということが書かれていました.
 マイルス の "Relaxin'" に入っている "If I Were a Bell" が吹き込まれたのが 1956 年 10 月 26 日なので、このアルバムより先の録音になりますね.



 "I Can't Give You Anything but Love" は有名なスタンダードなのでたくさんの演奏があります.
 最近見たばかりの "ストックホルムでワルツを" でも歌われていましたし、ちょっと前の Lady GAGA & Tony Bennett のアルバムにも入っていました.






Red Garland 003

 レッド・ガーランド のピアノはすごく特徴的.
 シングルトーン と ブロックコード での演奏は、少しジャズを聴いていると 「これは レッド・ガーランド かな ・・・・・」 なんてわかるくらい特徴的です.

 そしてなによりもキレイなメロディでとてもスイングします.
 スタイル的にはちょっと古いのかもしれませんが、とてもリラックスできる演奏がたくさんあります.


 Prestige には彼のリーダー・アルバムがたくさんあります.
 さらにサイドマンとして、 マイルス・デイヴィス・グループ での演奏は言わずもがな.



 彼のアルバムも、欲しいものがまだまだたくさんあるんだよねぇ ・・・・・・・










 さて先日も少し書きましたが、家の中にある不要物品を処分しています.
 不要物品といってもボクが使わないだけで、物自体はしっかり使用できるものばかり.
 主な処分先は、職場の部下たち ・・・・・・・・ と言っても、決して パワハラ 行使ではありませんので.



 まぁ十分納得できる金額で引きとっていただいてますが、総額にすると結構な額になりました.
 そんなお金はただ財布に入れておいても、いつの間にか消えてしまいそうなので、思い切って使ってしまいました.







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 ・・・・・・・ ということで、これを買うことができました !!

 Canon EOS 7D Mark ll

 レンズは先日買ったもので、今回の購入はボディだけ.
 それでも結構なお値段のカメラです.


 不用品が売れたことも購入動機の一つですが、もう一つの理由はあるものを頂いたからです ・・・・・・・




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 それがこのレンズ !!
 先日冗談半分に書いた ブログ記事 の "撮り鉄 H" さんから頂きました.

 このレンズ、 「壊れかけのラジオ」 ならぬ、壊れかけの L レンズで、 鏡筒 部分のガタつきがあります.
 手振れ防止機能付きの新型を購入してから、車のトランクに置いたまま使用していなかったようです.


 壊れかけといっても、きちんとオートフォーカスしますし、レンズのカビ等もまったくありません.
 本当に貰ってもいいのか再確認したうえで、メーカーに修理依頼しました.


 そんなこんなで、カメラの更新.
 さすがに "撮り鉄 H" さんほど生活に余裕がないので、今までの EOS 70D は部下に譲り 7D Mark ll のボディ代金になりました.



 一応 "撮り鉄 H" さんよりも先に 7D Mark ll をゲット.

 これで先日の逆襲の返り討ちに一矢報いました (笑)




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 今日の午後、いつもの風景です.

 まだいろいろな調整の仕方がわからないので、今一つ空の色が ・・・・・・・・


 カメラと一緒に 腕 も上がればいいのですが (笑)

Tippin' on Thru

 ありえないくらいヤバいです.
 こんな大雪は記憶している範囲では初めて.
 長野県も完全に陸の孤島化しています.

 とにかく道路の除雪が進まないので、大半の道路は一車線状態ですれ違いができないので、そういったところで渋滞発生.
 高速道はもちろん、一般道も 軽井沢 から 群馬 に抜けれないので、登り方面 (東京方面) は完全渋滞.
 おまけに高速道開通まで待とうとする車がインター周辺に並んでいるので、これまた大渋滞.
 歩道はまったく除雪されていないから、歩行者が車道を歩くのでこれまた渋滞の基に.

 この雪は当分溶けそうもありません.



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 15 日の朝の様子です.
 ウッドデッキの上に大量の粉雪.
 もうこの段階で 「うそだろ ・・・・・・・ 」




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 外に出ると雪かきの意欲を完全に無くしてしまうくらいの雪です.
 向かって左の雪の塊の下には Type-R があるんですが ・・・・・・・・
 前日ワイパー立てておいたはずなのですが ・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・ Before 




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 ・・・・・・・・・・・・ After

 やっぱりワイパーは立ってました (笑)
 先っぽが全く見えないくらいの雪.
 この写真は、午前 3 時間、午後 2 時間雪かきをやった後の写真.   
 雪はサラサラの粉雪 ・・・・・・・
 "こなーーーーーーゆき、ねぇ ・・・・・" なんて歌っている分にはロマンチックなのですが.
 とにかく雪かきしにくくて.
 かといってほっておくと、後で硬くなるので作業はもっと大変になってしまいます.



 シンシンと雪が降り続いたピュア・ホワイトなバレンタインは、一夜で悪魔のような姿に変わりました.
 まぁ見た目はとってもキレイな白い世界ではありましたが ・・・・・・・ キレイなものに何度も泣かされたボクには真っ白な世界が悪魔に見えたりして.


 そういえばこのアルバムも、とてもピュアなピアノから始まります.






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  "Gettin' with It / Benny Golson"




  1. Baubles, Bangles & Beads
         (A.Borodin-G.Forrest-R.Wright) ・・・・・ 6:16
  2. April in Paris
         (V.Duke-E.Y.Harburg) ・・・・・ 5:06
  3. Blue Streak
         (B.Golson) ・・・・・ 6:55
  4. Tippin' on Thru
         (B.Golson) ・・・・・ 6:40
  5. Bob Hurd's Blues
         (B.Golson) ・・・・・ 12:17




  Benny Golson (ts), Curtis Fuller (tb),
  Tommy Flanagan (p), Doug Watkins (b),
  Art Taylor (ds)
  Recorded at the RVG Studio, NJ, December 23, 1959.







 このアルバム最初に聴いた時、ちょっとビックリ.
 だって思っていた演奏とは全然違う、ピアノの音がとてもリリカルに流れてくるんです.
 あれっ、これって Tommy Flanagan

  ・・・・・・・・ Bingo !

 ジャズ屋でこういう感じで演奏者をあてると、妙にうれしくなったりします.
 そう、自分が少しはジャズわかってきたなぁなんて感じの自己満足なのですがね (笑)
 知らず知らずのうちに、レコード聴きながら心の中でミュージシャンを当てることなんかしちゃいます.
 そしてわからないと、おもむろにジャケットを取りにいき、さもわかったようにウンウンと頷いてしまう.
 こうなると完璧に常連風がどこからか吹きまくっちゃうんですね (笑)

 さらには常連じゃない人たちのリクエストを、あれこれ心の中で批評
 「こんなところで Coltrane リクエストするなよ ・・・・・・」
 「このアルバムだったら絶対 B 面だろう ・・・・・・」
 「おいおい、彼女と来て "アランフェス" かぁ ・・・・・・・」

 なにか批評というよりも、やっかみ半分のような気がしますが (笑)
 そうやって 自称 シリアスなジャズ・ファン に成長してくのですね ・・・・・・


 ちょっと脱線しました ・・・・・・・・
 このアルバムはそんな感じで、ずいぶん前にジャズ屋で出会いました.
 ただ、その後このアルバムあまり聴くことはありません.
 アナログ盤も購入しませんでした.
 この CD も 1500 円という価格、メンバー、年代、レーベルなどで何となく買ったように記憶してます.


 だから購入後、聴いた時に 「あっ、これ昔聴いた」 .



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 いかにも Golson ぽいとボクが思うのが 4 曲目の "Tippin' on Thru" .
 こういう曲、絶対的に弱いですね.
 美女とマイナー・ブルースにはイチコロなのです.
 こういうホーン・アンサンブルが Golson だよなぁ ・・・・・・ なんてわかったような振りをしています.

 最近、いろいろなところで Tommy Flanagan のことを目にしていますので、以前よりも演奏が気になったりします.
 そうすると、今まで聴いてきた Tommy Flanagan の加わっている演奏 ・・・・・・・ 前は単なるリズム・セクションという感じで聴いていたものが、全然違うような捉え方に変わっています.

 ただ、これはあくまで感覚的なもの.
 評論家でもないし、音楽理論がある訳でもないので、感覚的には何となくに棒を振ったようなもの.
 でもまぁ、ジャズ ・・・・・・ というか、音楽なんて所詮自分が気持よくなれればいいんで、理論や知識がなくたって十分楽しめたりするわけ.
 そこに知識や理論が加わるとさらに違った世界が見えてくるんでしょうね.


 ボクの脳内には、残念ながらさらなる知識や理論を収めるキャパシティがないようなので、これからも何となくをモットーに.
 わかったような振りをしながら、広く浅くいくのが楽でしょうかね.





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 ジャズのアルバムには出身地に合わせて、同郷のミュージシャンで演奏しているものが何枚もあります.
 例えば、
 "Jazzmen Detroit / Kenny Burrell"
 "Boston Blow Up / Serge Chaloff"
 "Benny Golson And The Philadelphians"
 ・・・・・・・・・・


 Benny Golson は ペンシルバニア州フィラデルフィア生まれで、ハイスクール時代に John Coltrane , Red Garland , Jimmy Heath , Percy Heath , Philly Joe Jones , Red Rodney といった、今ではビックリするようなミュージシャン (と言っても当時はまだまだミュージシャンと言えなかったかも) と演奏していたりしたようです.
 この Benny Golson と John Coltrane のことについては、 こちら に Benny Golson 自身が書いています.

 で、 Miles Davis が John Coltrane を自身のグループに招き入れたことに関しても、 Benny Golson が一役も二役もかっていたというのは、以前 小川さん の "ON ゼミ" で紹介された通りです.

 Benny Golson と言えば、きっと多くの人が "I Remember Clifford" というかもしれません.
 もちろんボクもこの曲は大好きですが、ボクにとって Benny Golson は "ON ゼミ" で聞いた 「いい人」 というイメージが強いんですよね.

 太めのテナー ・・・・・・・ やっぱいいです.






 さてまた雪の予報です.
 今週末いつもの講習会 ・・・・・・・・・ なのですが.



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 すでに参加予定していたインストラクターが参加できなくなりました.
 山梨 から先週末 青梅マラソン のため 東京 に来ていたのですが、マラソンは当然のように中止、今日になっても 山梨 に帰ることができず 八王子 で足止めです.
 数日中に 山梨 に帰れたとしても、それまで休んだことや、また 東京 に出てくるのは厳しいので止むなくキャンセル.

 ボク自身も、こちらの状況が数日では改善しそうもないので土曜日だけ日帰りで参加する方向で調整中です.
 さすがに金曜日から 3 日間は行けそうもないので ・・・・・

 最大の問題は、受講者がみんな来てくれるかです.
 ほとんどが関東近郊なので大丈夫とは思うのですが ・・・・・・・・ 前回キャンセルがたくさん出たので、ちょっとトラウマ (笑)


 先週のような天気にならないことを祈るばかりです.

Groovy / Red Garland

 体罰 ・・・・・・ 最近いろいろなところで耳にしますねぇ.
 日本はまだまだどこかで、旧態的な教育法が残っているのでしょうか.


 桜宮高校の問題はどうなるんでしょ ・・・・・・
 体罰 ・・・・・ というより 暴力 といったほうがいいかもしれませんが、この事実は誰もが認めていること.
 市長の言う通り、今まで通りの体制で学校や部活を続けるというのはやっぱり無理があるでしょう.
 さりとて、急に入試取りやめ、部活中止というのもどうなのでしょ.
 ある意味、今後の人生かけてこの学校に入学した子供たちも大勢いるはずです、その子たちはどうするの ・・・・・・ かなり難しい問題ですよね.


 大体が教育委員会の対応がまったくなっていないよね.
 どうもはっきりしない対応で ・・・・・・ これって、日本柔道連盟と一緒だね.
 日本柔道連盟なんて、どうも身内をかばうという匂いがプンプン、そしてあまりに大きな世論のためか、今日になって監督が辞任の意向 ・・・・・・・ なんなのかなぁ.


 どこかできちんとした調査委員会やこれからのことを考える第三者機関でもでてこないと、結局は時の流れと共にうやむやになって終わってしまいそうです.
 ひょっとすると、教育委員会とかはそうなるのもじっと耐えているのかもしれませんが ・・・・・・・






 そんな暗い話題は置いておいて、もう少し心が軽くなるような演奏を聴いてみましょう.
 このアルバムも有名なアルバム、ルーキーにお勧めの一枚です.







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   " Groovy / Red Garland " (Prestige 7113)





  1. C-Jam Blues
           (B.Bigard-D.Ellington) ・・・・・ 8:19
  2. Gone Again
           (C.Lewis-C.Hamner-L.Hampton) ・・・・・ 6:44
  3. Will You Still Be Mine ?
           (M.Dennis-T.Adair) ・・・・・ 4:42
  4. Willow Weep for Me
           (A.Ronell) ・・・・・ 9:34
  5. What Can I Say (After I Say I'm Sorry ?)
           (W.Donaldson-A.Lyman) ・・・・・ 7:13
  6. Hey Now
           (R.Garland) ・・・・・ 3:41





  Red Garland (p), Paul Chambers (b), Art Taylor (ds)
  Recorded at RVG Studio, Hackensack, NJ,
   # 6 : May 24, 1957.
   # 1 - 5 : August 9, 1957.






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 6 曲目の "Hey Now" は、 "Red Garland Revisited!" (Prestige 7658) と同じ、 1957 年 5 月 24 日の録音.
 "Red Garland Revisited!" には、同じ "Hey Now" のテイクが入っていますが、そのアルバムの発売が 1969 年なのでどちらの演奏がいいのかわわかりません ・・・・・・ ひょっとすると同じテイクかもわかりませんが、こちらのアルバムは持っていないので不明です.
 "Groovy" のリリースが 1957 年なので、こちらの演奏のほうがよかったのかもしれませんね. 

 そして残りの 5 曲は、 "The P.C. Blues" (Prestige 7752) と同じ 1957 年 8 月 9 日の録音.
 こちらのアルバムもリリースされたのはずっと後の 1970 年で、内容的には "Red Garland's Piano" と "Groovy" のセッションから集めたアルバムのようですね.
 ちなみに英語版 Wiki の録音月日の記載の一部が違っていました、こういうことがあるから完全に信じるのはちょっとリスクが伴いますねぇ.


 どうもこの辺りのアルバムって、いろいろなものを寄せ集めて作ったという感じがプンプンします.
 おまけに発売時期も敢えてずらしたり ・・・・・・・ マイルス のマラソン・セッションがいい例です.
 ただこの 2 枚のアルバムに関しては 10 年以上も経ってからの発売なので、後年発掘されたと解釈する方がいいのでしょうか.
 



Red Garland 1956

 "Groovy" ですが、 レッド・ガーランド を代表するアルバムです.
 軽快な "C-Jam Blues" がとても有名で、このアルバムを代表する曲.


 でも B 面の "What Can I Say (After I Say I'm Sorry ?)" もいいですねぇ.
 この曲も久しぶりに聴いてみました.
 このアルバム、アナログ盤の頃はほとんど A 面の 3 曲を聴いていたので.
 昔のアナログ盤ではよくあることです ・・・・・・・ 片面しか聴かず、裏面はまったくと言っていいほど聴いていないということが (笑)


 ジャケットもいいですねぇ、こういう感じのジャケット大好きです.







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 ぼんやり霞んだ 蓼科山 .
 なかなか眼下の畑や水田に積った雪が融けません.


 ここ数日は青空が広がっているので、もう少し雪が融けてもいいはずなのですが ・・・・・
 積雪量が多かったのが一番の原因でしょうが、まだまだ日中でも寒さが厳しいですから.

featuring The Peck

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 昨日の夕方の写真 ・・・・・・・ かなり強い風.
 雨の量はまだ多くありませんでしたが、風が強いので体感的にはかなり降っているように感じました.

 我が家は高台にあるので、普段でも風は強めですので、台風とかになるそれはもう ・・・・・
 深夜 0:00 頃までどんどん風が強くなり、雨量も増えたのですが、それ以降ピタッと風が止んだ様でした.
 おかげで熟睡.



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 そして朝はこんなお天気 ・・・・・・ 台風一過の青空.
 なにか、 6 月にはちょっと似合わないような青空です.





 そういえばこのアルバムも、青が印象的なアルバムです.
 でもこちらの青は、ちょっと緑が混ざったような青.




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  " Live! At Cafe Bohemia / George Wallington "




  1. Johnny One Note (Rodgers-Hart) ・・・・ 8:18
  2. Sweet Blanche (G.Wallington) ・・・・ 6:53
  3. Minor March (J.McLean) ・・・・ 6:40
  4. Snakes (J.McLean) ・・・・ 5:49
  5. Jay Mac's Grib (D.Byrd) ・・・・ 8:34
  6. Bohemia After Dark (O.Pettiford) ・・・・ 7:54
  7. Minor March (alt-tk) ・・・・ 7:32

   (# 7 Bonus Track not part of the original album)




  Donald Byrd (tp), Jackie McLean (as), George Wallington (p),
  Paul Chambers (b), Art Taylor (ds)
  Recorded live at the Cafe Bohemia, NYC, September 9, 1955.






 このアルバムは、ボクがジャズを聴き始めた頃すでに幻の名盤とか呼ばれていたように記憶しています.
 そしてその後アナログ盤が再販されたのですが、ボクが手に入れたアルバムの色は ・・・・・・ 確か紫っぽい色のジャケットのように記憶してます.
 これは定かではありませんが、 Prestige から出ているものが青色、他のメーカーから出たものが紫色なのかもしれません.

 今手元のある CD は 2007 年に発売されたもので、 Prestige のレーベル名が入っているので青色のジャケットです.
 ちなみにこの時のライナーノーツは "いつもの小川さん" でした ・・・・・・ でもかなり簡単なライナーノーツです.
 アルバム自体が 1,100 円という廉価盤なので、原稿料も安かったせいでしょうか (笑)
 今週末お会いするので、直接聴いてみようか ・・・・・・ 冗談です.



 以前からこのジャケット見つめて疑問に思っていたことが、ジャケットに書かれている "featuring The Peck" .
 この意味がずっとわからずに今日まできちゃいました.
 今日このレビュー書くため、ダメモトでググってみたら、とあるブログにヒット.
 このブログが、 "いつもの小川さん" にも微妙に関係していたのでちょっと驚いてしまいました.


 ヒットしたブログは "加持顕(かじあきら)の棚から選んだじゃず(JAZZ)" というタイトルのブログ.
 どこかで聞いたことあるような名前だなぁ ・・・・・・ と思いながらもいくつか記事を読んでいると、小川さんのブログ "Keep Swingin'" にもよくコメント入れられている方でした.
 自身でもビッグバンドで演奏しておられるようで、理論的なことはボクなんかとは比べ物にならないくらい詳しいレビューが書かれていました.



 で肝心の "featuring The Peck" の意味ですが、加持さんのブログの本文をそのまま引用されてもらいます ・・・・
 「蛇足ですが、アルバムの中で聴かれる、短いセンテンスでお互いの演奏を刺激し合う、1音づつのソロ交換らしきものを、 "ペック (奏法) " と呼んでいるみたいです。
 ただしその後、この奏法がジャズ界に広がった気配はありません (笑)。」


 なるほど ・・・・・・ ようやくジャケットの謎が解けました.
 でもわざわざアルバムに書かれているということは、その当時こういった奏法が流行っていたのでしょうか ?
 加持さんのコメントのように、ボクのその後この言葉自体聞いたことないからなぁ ・・・・


 ところで加持さんのブログは、青ならぬ緑色が基調になっています.
 そうですよね ・・・・・・・・・・・・・

 加持さんと言えば、当然 スイカ !!


 アッ、これって エヴァンゲリヲン の世界のお話しでした ・・・・・・ 失礼.



 featuring The Peck の謎は解けたのですが、もう一つ新しい疑問が湧いてきました.
 一体この写真ってどこで撮ったの ?
 凱旋門 らしきものが写って入るものの、どう見ても パリ の エトワール凱旋門 とは違うように思います.
 また新しい疑問なのです.



 演奏については有名なアルバムなので改めてボクが書くようなことはありませんが、まるで Blue Note のようなバリバリのハード・バップを聴くことができるアルバムです.
 ボクは George Wallington というと、どうしても "New York Scene" ・・・・ それも "In Salah" の印象があまりにも強烈なのです.


 ちょっと聴かず嫌い的なところがありましたが、改めて聴いてみると ・・・・・ 他のミュージシャン同様いい感じな演奏が多くあります.
 やっぱりしっかり聴かないといけませんな.





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 夕方には、こんな夕焼けです.
 なにかもう、秋のような雰囲気なのですが (笑) .

 
 6 月に台風が上陸したりと、相変わらず自然のリズムが何か狂ってしまっているような感じですね.

September In The Rain

 台風 15 号の影響でしょうか、朝から雨降りです.
 気温も一気に下がり、家の中でも半袖では寒いくらいです.
 つい先ごろも、台風 12 号の大きな被害があったばかりですが、今回の台風も直撃の予想です.
 すでに大雨により各地で避難勧告などが出されています.
 大きな被害がなければいいのですが ・・・・・・・ .




 "September In The Rain (九月の雨)" ・・・・・・ 同じ雨でも、もっとロマンチックな雨の曲です.




  The leaves are brown, came tumbling down, remember
  That september, in the rain
  The sun went out just like a dying ember
  That september, in the rain

  To every word of love I've heard you whisper
  All the raindrops seem to play a sweet refrain
  Though spring is here, to me it's still september
  That september, in the rain

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





 Rue Raney のヴォーカルもありましたが、今夜はピアノ・トリオでも聴いてみましょう.
 この曲は 1937 年に、映画 "Melody for Two" で James Melton によって歌われた曲 ・・・・ 作曲は Harry Warren 、作詞は Al Dubin .
 今ではジャズのスタンダード曲として、多くのミュージシャンやヴォーカリストが演奏しています.







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  "A Garland Of Red"





  1. A Foggy Day
  2. My Romance
  3. What Is This Thing Called Love
  4. Makin' Whoopee
  5. September In The Rain
  6. Little Girl Blue
  7. Constellation
  8. Blue Red




  Red Garland (p), Paul Chambers (b), Art Taylor (ds)
  Recorded August 17, 1956.






 このアルバムが録音された時期、 Red Garland と Paul Chambers は Miles Davis のレギュラー・クインテットの一員として有名ですが、まだまだ駆け出しといったところでしょうか.
 このアルバムが録音された年の 5 月と 10 月には、あの有名な二回のマラソン・セッションが録音されており、このアルバムはそのちょうど中間で録音されています.




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 Red Garland にとっては、このアルバムが初めてのリーダー・アルバム ・・・・ この後、多くの素敵なアルバムを出すことになります.
 Miles グループではドラムが Philly Joe Jones ですが、 Red Garland のリーダー・アルバムとして Prestige に録音したアルバムの多くは、今回のアルバムのメンバー ・・・・ Art Taylor が多いですね.


 Red Garland と言えば、 ブロック・コードを用いた演奏が有名ですね ・・・・・ これについては、 Wikipedia/US "Red Garland / Garland's sound" に詳しく書かれていますので、興味のある方はのぞいてみてください.



 さて "September In The Rain" ですが、とても軽快なアレンジです.
 テーマから最初に Paul Chambers のアルコ (ボウイング) によるベース・ソロがあり、続いて Red Garland のソロへと続きます.
 彼のピアノは、なんというか ・・・・・・・ ちょっとほわ〜んとした感じとでもいうのかな、ゆったりめに独特の温かみのあるような感じ.
 派手さは無いんだけれど、どこか日本人好みの演奏とでもいうのかな.




 昨日まで世間は三連休 ・・・・・ ボクはその間、お仕事を少ししたので明日はお休み.
 でも天気は間違いなく悪そうなので、山に行くこともできないので、ちょっと用事でも片付けるとします. 

A.T.'s Delight / Art Taylor

 昨夜はなんと初雪が舞いました. 
 さすがに朝積もってはいませんでしたが、今年一番の寒さです.
 ほんとうに、昔過ごした季節とはどうも違うなー、この先どうなるのか.


 今日は、昔過ごしたジャズ屋のお話しを久しぶりに ・・・・・・

 ジャズ屋に通い始めて、常連ぽくなって、一年くらいたった頃のお話しです.
 日曜日の開店から夕方まで、ボクがそのジャズ屋でバイト ・・・・・・ それも一人で開店準備から店を開けてと.
 まぁ、日曜日の午後なんて、薄暗いジャズ屋に聴きにくる人は少ないので、ほとんど自分で好きなアルバム聴いていたかな.
 お客さんがいても、リクエストないと基本的にはボクがすべてアルバムを選ぶので、どうしても個人的な好き嫌いが見え隠れします.

 そうはいっても、同じようなアルバムを続けるようなことだけはしませんでしたが.
 John Coltrane 大好きだったので、どうしても多くかけていたように記憶しています.
 ただリーダー作品ではなく、 Red Garland や Miles Davis グループの一員として演奏しているのを好んでかけていました.
 これだったら、お客さんにも露骨に嫌な顔されないし.


 ボクがバイトに入ると、当然平日の午後カウンターに入っている女性はお休み.
 午後 3 時か 4 時頃になると、彼女は決まって店にやってきて、カウンターの一番隅にちょこんと座ります.
 そしてお客さんがいないのを確認するとリクエスト ・・・・・



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 Roland Kirk です ・・・・・・ 特に "Inflated Tear" なんか、大好き.


 「ねぇねぇ、リクエストしていい?」
 他のお客さんがいない時に、必ずこういいながら Roland Kirk のアルバムを一枚リクエストします.
 お客さんがいる時は、リクエストしないで静かに聴いているだけ.

 ボクは Roland Kirk が嫌い ・・・・ でも、
 「またー?まぁ、お客さんだから仕方ないですね ・・・・・・・」
 彼女も、自分がカウンターに入っていると、さすがに Roland Kirk はかけ辛いようです、だからお客さんとしてリクエスト.


 もう随分前のお話しですが、昨日のことのように、話し方や、笑顔や、聴いている姿などが蘇ります.
 あの頃、シリアスなジャズ・ファンは、全国どこにでもいたんですよね.




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 こんなことを思い出しながら聴いていたのが、 "A.T.'s Delight / Art Taylor" .
 相変わらず、日記とまったく脈絡なし.


 でも、これもいいぞ.
 特にラッパの Dave Burns がいいなー.
 こういうトランペット大好きです.
 きっと、このアルバムで初めて聞いたのかも.

 ジャケット・デザインもとてもいい.
 派手さには欠けるけれど、こういうアルバム聴くたびにホッとできる.
 これも今年アルバムを買って初めて聴いたものですが、こういったいいアルバムを聴くたびに、改めて偏屈な聴き方していたと痛感してしまいます.


 そういえば、彼女もボク以上に偏屈でした ・・・・・・・・・
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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