久しぶりの更新になってしまいました.

 先週末は、ゴールデンウィークに続いてまた東京でした.
 それにしても暖かい ・・・・・ というより暑いくらいでしたね. 
 いつも新幹線往復の車内では、車内販売のホット・コーヒーなのですが、さすがに日曜日の帰りはキヨスクで冷たいコーヒーを購入でした.


 そういえば、新幹線の席も最近はいつも同じ ・・・・・・ 6 号車の 1 番 E か 1 番 A .
 モバイル・スイカ で空きシートの確認しながら予約してますが、この席は結構好きですし、空いている確率も結構高めです (長野新幹線自体が結構空いているせいもありますが ・・・・ ) .
 人によってはドアの開閉が気になるようですが、ボクはいつも iPod 聴いているだけですので全く気にもなりません.




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 今回の目的は "いつもの小児講習会" ではなく、心肺蘇生法がメインの講習会でしたが、来週は "いつもの講習会" です.
 来週は東京と長野で同時開催なのですが、両方のマネージメントをしているので、いつもにも増してバタバタした状態が続いています.
 一番大変なのはインストラクターのキャンセルなどがあり、その穴埋めに四苦八苦.

 なにごともかけもち ・・・・ 二股 はいけませんね、実感.


 そんなんで、ちょっとばかり イライラ しています.
 そんな イライラ している時は、ジャズでも ・・・・・ それもキレのある新主流派でも聴いてみましょう.






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  "Blue Spirits / Freddie Hubbard"





  1. Soul Surge
  2. Blue Spirits
  3. Outer Forces
  4. Cunga Black
  5. Jodo
  6. The Melting Pot (alt-tk)
  7. True Colors (alt-tk)





  tk - 1.4
  Freddie Hubbard (tp), Kiane Zawadi (euph), 
  James Spaulding (as), Joe Henderson (ts), Harold Mabern (p),
  Larry Ridley (b), Clifford Jarvis (ds), Big Black (conga)
  Recorded February 19, 1965.

  tk - 2.3.5
  Freddie Hubbard (tp), Kiane Zawadi (euph),
  James Spaulding (as. fl), Hank Mobley  (ts), McCoy Tyner (p),
  Bob Cranshaw (b), Pete LaRoca (ds) 
  Recorded February 26, 1965.

  tk - 6.7
  Freddie Hubbard (tp), Joe Henderson (ts), 
  Hosea Taylor (as.bassoon), Herbie Hancock (p), 
  Reggie Workman (b), Elvin Jones (ds)
  Recorded March 5, 1966.




 BLP 4196 ・・・・・・ まぁ、世紀末のような感じの時期でしょうか (笑) .
 混沌とした 4100 番台も終わろうとし、さらに多方面に突き進む 4200 番台へのステップとなるような時期です.
 アルバム・タイトル通り、この時代の "Blue Note" のスピリッツが凝縮されているのでしょうか.
 珍しくビック・コンボによる演奏です.




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 2 曲が "いつもの International 番" のボーナス・トラックなのですが、この録音月日がちょっとわかりません.
 購入した CD には 'March 5, 1966' と記載がされていますが、あの バイブル " 21 世紀版 ブルーノート・ブック" の記載は 'May 5, 1966' となっています.
 たかが 2 カ月の違いですので、どうでもいいじゃんと言えないこともありませんが、そのあたりに拘りを持っている方も大勢いますので ・・・・・ 誰か教えてくださいネ.


 このボーナス・トラックの曲名が、なんとなくだけどいいですね.
 "The Melting Pot" ・・・・・・ ポットが溶けちゃうんですか、シャレにならないくらい今の日本にマッチしてしまいます.
 まさかメルト・ダウンに因んじゃ曲じゃないでしょうね ・・・・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・ やっぱり、違いました.

 実はこの意味って、人種の "るつぼ" という意味のようです.
 さまざまな民族が集まって、文化的に溶け合っている米国の社会を形容していうようですね ・・・・ 勉強になりました.
 この曲、イカしていますよ、ボクはこういった演奏好きです.
 "True Colors" ・・・・・・ これはもう、あの Cyndi Lauper の大ヒット曲 !! ・・・・・・・・・・・ではなく、単に同名なだけでした.
 そりゃそうですよね、 Cyndi Lauper が大ヒットさせたのは 1986 年でしたから.


 いきなりボーナス・トラックからいってしまいましたので、オリジナルの 5 曲などを.
 全体の印象は、ビッグ・コンボによるアンサンブルの面白さでしょうか.
 もちろん、ミディアム・テンポなアルバム・タイトル、 2 曲目の "Blue Spirits" を始めとした Freddie の演奏もいいですね.
 特にこの 2 曲目から 6 曲目にかけては、聴くたびにとてもよく思えてきます.
 新主流派です ・・・・・ 当然ですが、バリバリのモード演奏です.
 ここでのホーンのアンサンブルは、何となくですが "Speak Like A Child / Herbie Hancock" を連想させてくれます.
 5 曲目のソロの出だしもいいなぁ ・・・・・ 途中ちょっともたつきますか??

 3 回の録音で、メンバーも入れ替わっていますので、いろいろバラエティーに富んでいます.
 前にも書いた記憶がありますが、 McCoy Tyner のピアノが効いています.




 ちなみにこのアルバム、 例の HMV キャンペーンで 907 円でした.
 いつもより数百円安いだけですが、まとまるとバカにできません.
 次回のアルバム購入もキャンペーンに照準を合わせて ・・・・・・・ それまでは無駄使いしないようにしていないと.