Baby_Face_Willette

Here 'Tis

  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 「令和」 スタート.

 新聞やニュースの話題も、新元号で持ち切りです.
 でも、一か月前からわかっていたことなので、ボクにとっては違和感まったくないですね.


 昨日は 明治神宮 の御朱印貰うのに 10 時間待ちとか ・・・・・・
 おまけにそんな御朱印がすでにオークションに出されていたりして、参拝もしていないのにネットで御朱印買う意味が分からない.




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 ● 5/2 AM 8:30 令和 最初の 電柱のある風景 ●

 さらに出産や入籍を昨日済ませたという話題もたくさん.
 そういえば姪っ子も昨日入籍したようです.


 令和 最初の写真は、何ともどんよりしたお天気.
 おまけに 5 月 1 日でなくて 2 日 ・・・・・・・ これは昨日ちょっと雨も降ったりしていたから、と言い訳.




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 ● 5/2 令和 二番目の 電柱のある風景 上の写真の 1 時間後 ●


 天気予報の通り晴れてきました、連休後半は天気も回復するようです.
 連休終わってから撮影会や EOS学園 が始まるので、この連休は天気が良くてもひたすら家でガマン.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 さて映画ばかり観てボケっと過ごしていないで、少しはジャズも聴いてみよう.
 と言っても、あまりにもヘビーなのはちょっとツラい.


 ほど良い軽さのアルバムなのです.






4066






  " Here 'Tis / Lou Donaldson "





  1. A Foggy Day
       (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・ 6:38
  2. Here 'Tis
       (Lou Donaldson) ・・・・ 9:25
  3. Cool Blues
       (Charlie Parker) ・・・・ 6:53
  4. Watusi Jump
       (Lou Donaldson) ・・・・ 7:32
  5. Walk Wid Me
       (Lou Donaldson) ・・・・ 8:36






  Lou Donaldson (as), Grant Green (g), 
  Baby Face Willette (org), Dave Bailey (ds)

  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, January 23, 1961.






 ルー・ドナルドソン が初めてオルガン・トリオと録音したアルバムです.
 このアルバムにはボクの大好きな二人のミュージシャンも、新人として参加しています.





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 グラント・グリーン と ベビーフェイス・ウィレット の二人は、 ルー・ドナルドソン に見いだされたというのが通説です.

 ただ グラント・グリーン はこれ以前にサイドメンとしてのレコーディングもありますし、 Blue Note にリーダー作としての録音をしたようですが、なぜかそれがボツになってしまい現在はテープもないようです.
 ですのでこのアルバムが実質的なデビュー作と言ってもいいでしょう.


 この録音の 5 日後 "Grant's First Stand (BLP-4064)" が初リーダー・アルバムとして録音されていますが、発売されたのは "Grant's First Stand" のほうが先でした.




Grant Green0037

 もう一人の ベビーフェイス・ウィレット ですが、こちらは完全に初レコーディング.

 Blue Note にとっては ジミー・スミス に次ぐ二人目のオルガン奏者として、かなり期待もされていたんでしょう.
 このアルバム録音の一週間後に初のリーダー・アルバム "Face To Face (BLP-4068)" を吹き込んでいます.
 当時のオルガン奏者のだれもが ジミー・スミス の影響を受けているといっても間違いでないように、 ベビーフェイス もかなりの影響を受けたようですが、彼のベースは ゴスペル や R&B .
 演奏的には ジミー・スミス とはかなり違って、どこか泥臭さのようなものがあって、ボクは何気にそこが好きだったりします.


 期待されてはいたものの Blue Note でのリーダーアルバムは "Face To Face (BLP-4068)" と "Stop and Listen (BLP-4084)" の二枚だけ.
 サイドメンとしても今日のアルバムと "Grant's First Stand (BLP-4064)" の二枚だけ.

 その後 Argo レーベルから "Mo' Rock" と "Behind the 8 Ball" の二枚のリーダー・アルバムを発表しましたが、それきり.




Babyface 003

 ルー・ドナルドソン といえば、 ソウルジャズ や ファンキー という形容詞が付いてきます.
 元々はチャーリー・パーカー派のサックス奏者ですので、このアルバム以前のものを聴くとかなりバリバリって感じ.
 ボクはアルトでバリバリ吹かれるのがそんなに好きじゃないので、こんな感じのファンキーさのほうが楽に聴けるかな.


 このアルバムは、正直そんなに好んで聴くアルバムではありません.
 購入したのも、一応 Blue Note の 4000 番台ですし、大好きな ベビーフェイス・ウィレット がメンバーに入ってますし、買わないわけにいかないかなって感じでした.

 ただし、ジャケット写真のアルバム番号見てわかるように、輸入盤だけどね.




Lou Donaldson 0022

 チャーリー・パーカー の "Cool Blues" も、ちょっとイメージしていた感じとは違います.
 この録音が 4・5 年前だったら、きっと全然違う演奏になっていたんじゃないかな.

 もちろんメンバーも全然違っているだろうし.


 でも、このアルバムのようなファンキーさも十分 OK .
 気楽に聴くことのできるアルバムです.





  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 四月の映画鑑賞です.
 "Game Of Thrones" を観始めてしまったので、映画のほうはちょっと少なめ.



  ポリーナ、私を踊る
  ホース・ソルジャー
  エンド・オブ・キングダム
  エンド・オブ・ホワイトハウス
  ヤマカシ
  禁断の惑星
  インディ・ジョーンズ 最後の聖戦
  メトロポリス
  恋におちたシェイクスピア
  ヴァレリアン 千の惑星の救世主
  クレイマー、クレイマー
  ハングマン



 "クレイマー、クレイマー" は久しぶりに観たけれど、あの ビリー がヤバすぎるだろ ・・・・ アカデミー助演男優賞 に最年少でノミネートはされましたが受賞には至りませんでした.

 "ハングマン" は途中まで結構面白かったんだけれど、終盤がちょっとでもったいない.

 "ヴァレリアン 千の惑星の救世主" になぜか ハービー・ハンコック が出ていて ・・・・ こちらも最初は面白かったんだけれどなぁ.


 ということで、平成最後四月の一番は ・・・・・・・





Shakespeare in Love 001


 実はこの映画、ずっと前から観よう観ようと思っていて、結局観なかったもの.
 やっと鑑賞できました.


 とにかくバランスがとてもいい映画だと思う.
 基本的にはコメディ・タッチなのですが、コミカルな部分とちょっと悲しい恋愛部分、それが絶妙のバランスで構成されています.


 笑ったかと思うと、ちょっとジーーーーンとなったり.




Shakespeare in Love 002

 グウィネス・パルトロー は、"セブン" で初めて観て、 "恋におちたシェイクスピア" と同じ年に公開された "大いなる遺産" ですごく好きになりました.
 あの映画の中の エステラ は本当にきれいだったな.

 でもこの "恋におちたシェイクスピア" のような演技がとても向いている気がします.
 特に トマス・ケント がヤバいくらい可愛い (笑)


 最近は アベンジャー シリーズの ペッパー・ポッツ 役が中心になってしまいました.
 もうちょっと違う映画も出てほしい.




Shakespeare in Love 003

 エンディングは人によっていろいろ受け取れるかな.

 ストーリーのベースとして 戯曲 "ロミオとジュリエット" と "十二夜" などがいろいろ入り混じっています.
 このあたりの脚本もとてもうまい ・・・・ アカデミー脚本賞 もしっかり獲ってます.


 久しぶりに映画の楽しさを味わえるような作品を観た、って感じなのです.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Stop and Listen

   ・ ・ ・ ・ ・




 EOS学園 の実習 や ヨドバシカメラ撮影会 のあとは、しばらく写真とにらめっこが続きます.
 撮った写真を確認して、どれを作品に仕上げるか.

 基本的に面倒くさがり屋なので、レタッチなどは本当に軽く ・・・・・ まぁかの有名な フォト・ショップ も持っていませんし.




0R9A2350-12

 そうはいっても肌のホワイトバランスや顔の明るさ、お肌のブラッシング 程度は EOS学園 での作品提出でも当たり前.
 ディスプレイで何回も何回も同じ写真を見直したりするので、微妙に疲れるし、見るたびにちょっと手直しの繰り返し.
 おかげで一枚の写真が何枚にも増幅し、どれが一番よかったのかわからなくなってしまうこともあったり (笑)


 これを始めちゃうと他のことまったくできなくなるので、映画観れないし、ブログの更新も無理、だからとにかく時間が欲しい.


 前回は最初の佳作を獲った時よりもちょっと自信あったものの、結果はあえなく撃沈.
 だから今回は妥協なしで徹底的に作品作りにトライします.




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 そこで一番の問題が仕上げのプリントなんだな.
 このヨドバシのコンテストは A3 まで OK なので、当然 A3 のほうがインパクト大きい.
 もちろん大きくなればなるほどピントの甘さなどもわかってしまうという、諸刃の刃的な危険もありますが.


 今回の写真の中で「これは」というものがあったので、できれば A3で応募したいのですが、肝心の A3 対応のプリンターが無い.
 前回は ヨドバシカメラ へデータ持込んでプリントアウトしましたが、微調整がきかないのでイメージがだいぶ変わってしまいました.



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 プリンター本体は決して購入できないほど高価ではないのですが、問題は置き場所.
 ボクのゴミだらけの部屋へはとても置くことができません.

 無線 LAN での印刷も可能ですが、今度のデスクトップは 無線 LAN ありませんし.


 どうしよう ・・・・
 印刷の時だけノートパソコンで 無線 LAN 使って他の部屋に置いておくか、それとも使うときに部屋に持ってきて有線接続するか ・・・・・・・

 画面確認しながらの印刷になるから、きっと後者だろうな.




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 肝心の機種ですが ・・・・

 お友達の皆さんは PRO-10S や PRO-100S を使っているようですが、いかんせんボクの場合部屋に常駐できないので、使用時に他の部屋から運ぶたびに 20 kg を持って階段の上り下りは考えただけでも大変すぎるので、残念ながら候補から除外.

 最終的には iP8730 あたりにしようかと思っています.
 価格的にも手ごろですし、今使っている複合機とインクも同じです.

 現在使用しているのがキヤノンの複合機なので、iP8730でも十分でしょうね。



 あとは奥様からどうやってお金をいただくか ・・・・ そこが一番の問題だな.



 
   ・ ・ ・ ・ ・




 そんなこんなで、出費が嵩んでおりまして CD や Blu-ray 購入はピタッと止まっております
 おまけにブログのほうはというと、人気記事がどうも写真関係にシフトし始めているような気もします・・・・・・

 でも軸足はジャズということで、今日も古いアルバムでも聴いてみよう








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  " Stop and Listen / Baby Face Willette "





  1. Willow Weep for Me
           (Ann Ronell) ・・・・ 8:14
  2. Chances Are Few
           (Baby Face Willette) ・・・・ 7:41
  3. Jumpin' Jupiter
           (Baby Face Willette) ・・・・ 5:11
  4. Stop and Listen
           (Baby Face Willette) ・・・・ 4:38
  5. At Last
           (M.Gordon-H.Warren) ・・・・ 7:19
  6. Soul Walk
           (Baby Face Willette) ・・・・ 5:23
  7. Work Song
           (Nat Adderley) ・・・・ 4:53
  8. They Can't Take That Away from Me
           (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・ 6:24





  Baby Face Willette (org), Grant Green (g),
  Ben Dixon (ds)

  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, May 22, 1961.






 ベビーフェイス・ウィレット の Blue Note 二作目にして、最後のアルバムになります.
 前作 "Face to Face" (BLP-4068) のメンバーからテナーサックスの フレッド・ジャクソン が抜けたトリオ編成です.

 オリジナルの構成は 7 曲目までで、 8 曲目はボーナス・トラック.






4084-2

 ベビーフェイス・ウィレット って Blue Note 期待のオルガン奏者で、ポスト ジミー・スミス 的な存在だったはずです.
 だからこの年に 1 月にデビュー・アルバム吹き込み、その 4 か月後に 2 枚目のリーダー・アルバム.
 さらにデビュー直前には ルー・ドナルドソン (BLP 4066) や グラント・グリーン (BLP 4064) のアルバムにも参加しています


 こんな感じで前途洋々だったはずなのですが、今日のアルバムの直後からバタッと活動がなくなってしまいます.
 結局 Blue Note でのリーダー・アルバムはたった 2 枚だけでした.


 薬なのか、アルコールなのか、それともオルガンということでサイドメンとしてなかなか使われなかったことが原因なのでしょうか.
 このあたりのことについては、いろいろ調べてみましたがよくわかりません




Baby Face Willette 0025

 前もどこかで書きましたが、オルガンだったら ジミー・スミス よりも こちらの ベビーフェイス・ウィレット のほうが好みかな.

 彼自身は ジミー・スミス にとても多くの影響を受けたようですが、演奏スタイルは彼が生まれ育ったゴスペルの影響が表れています.

 ものすごく R&B 色が強くて、とてもアーシーで泥臭さがある.
 前作での フレッド・ジャクソン との共演はとにかく最高でした.
 これはもう、うまいとか下手とかじゃなくて.

 このアルバムはスタンダードなんかも入れてありますが、好きなのは 3 曲目の "Jumpin' Jupiter" や 4 曲目の "Stop and Listen" のような演奏.
 こんな演奏がホーンが入っていなくても全然 OK なのです.




Baby Face Willette 0013

 彼の父親は聖職者で、母がその教会でピアノ演奏していました.
 彼の演奏を聴いてもわかりますが、音楽のルーツは ゴスペル .
 そして彼自身も、布教活動のため アメリカ 、 カナダ 、 キューバ などをピアノ演奏しながら回っていたようです.

 その後 シカゴ でジャズに転向し、オルガンに変更する前は、 King Kolax 、 Joe Houston 、 Johnny Otis 、 Big Jay McNeely などのグループで演奏活動を行っていました.

 1960 年 ニューヨーク で ルー・ドナルドソン や グラント・グリーン に出会い、 Blue Note でいくつかのセッションを行い、その後のリーダー・アルバムに至ります.
 ここから 1963 年までがまったくわかりませんが、 1963 年自分のトリオで Argo レーベルで 2 枚のアルバムを録音.
 ( Wikipedia を参考に)


 生活的にも恵まれなかったようで、ニューヨークで活動後シカゴに戻っています.


 星の数ほどいるジャズ・ミュージシャンの一人で、決して シリウス のような輝きはありませんが、結構好きだなボクは ・・・・・




   ・ ・ ・ ・ ・




 一部コアなファンがいるような 電柱のある風景 です.




2018.10.13 003

 昨日 13 日の夕焼け.
 今一つ赤くならなかった.


 今日は曇り空でちょっと肌寒い.
 子供の写真を撮りに行くつもりだったんだけれど、こんな天気なのでどうしようか.

 とりあえず準備だけしておこうか ・・・・・




   ・ ・ ・ ・ ・

Something Jazzy ・・・・ Strange !

 巷では、かつての登山用品とは異なるファッショナブルなアウトドア用衣服を身に着けて山に登る若い女性のことを "山ガール" と呼び、専門のファッション雑誌 (このブログにバナー貼り付けてありますが・・・当然了解もらってま〜す) まで発売されています.

 これらのファッションは、山はもちろんですが、街角でも結構見かけるようになりました.
 たしかに、山の斜面を汗をかきかき、大きなバックパックを担いで、カラフルなウェアに身をまとった女性たちは、華やかさがあって微笑ましいですよね.
 ボクのようなオヤジは、ついニヤけて、満面の笑みで挨拶などしてしまいます.



 ジャズの世界 (?) でも、"女子ジャズ" なるものがあるようですね.
 今日ウェブ見ていて、始めて知りました ・・・・ といっても、ちょうど一年くらい前の記事ですので、いかにボクがこういったことを知らなかったのかがよくわかります (笑) .
 ひょっとすると、もうブームは去っているかもしれませんね.



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 ブームの一つのきっかけとなったのは、島田奈央子さんが書いた "Something Jazzy 〜 女子のための新しいジャズ・ガイド" だったようです.
 大手の CD 販売店の ジャズ・コーナーでは専用の "女子ジャズ・コーナー" まであるようです.
 そんな記事に書かれているのが、 "アゲ系ジャズ" 、 "クラブ・ジャズ" 、 "ディズニー・ジャズ" 、 "ジブリ・ジャズ" ・・・・・・驚
 クロス・オーヴァー や フュージョン でさえ戸惑っていたボクには、もう住んでいる世界が違うくらい.


 でもまぁ、最近は居酒屋さんでもジャズが珍しくもないので、そんなジャズに興味を持つ女性が増えるのも当然と言えば当然なのでしょうか.
 そう言えば、明日の夜 銀座 6 丁目で開催される "いつもの ONGAKU ゼミナール" も女性が多いですね、まぁ場所柄もあるのでしょうが.


 ただこんな記事の中で、「美人 JAZZ ライター・島田奈央子さんも・・・・」 というようなことが書かれていました.
 前からずっと思っているのですが、どうしてこういったことに "美人" という言葉が必要なのでしょうか.
 "美人ピアニスト"、"美人ヴォーカリスト"、"美人サックス奏者" ・・・・
 こういうのを見るたび、ボクはウンザリします.
 こういうタイトル付いているだけで、聴きたくなくなります.

 どうもこういう表現を見るたびに、才能よりも、まず外見から売ろうとする企画側の、ボクの大嫌いな思いが伝わってきてしまいます.
 「音楽も美人じゃなきゃだめなんですか?」 って、言いたくなります.



 Something Jazzy ならぬ、 Something Strange !

   ・・・・・・・・・・・・・

 ただ、自他共に認める 超 面食いのボクがこういうことを言っても、まったくもって説得感ないですが.




 今夜はそんな "女子系" ではなく、真っ黒い "男子系" のアルバムです.






4068






  "Face To Face / Baby Face Willette"





  1. Swingin' At Sugar Ray's
  2. Goin' Down
  3. Whatever Lola Wants
  4. Face To Face
  5. Something Strange
  6. High 'N' Low
  7. Face To Face (alt-tk)
  8. Something Strange (alt-tk)





  Fred Jackson (ts), "Baby Face" Willette (org), Grant Green (g),
  Ben Dixon (ds)
  Recorded January 30, 1961.





 "顔" にちなんだ訳ではありませんが ・・・・・.
 以前にも書いたことありますが、データの記載が無いので再登場です.
 いやぁ〜〜っ、真っ黒です.
 ボクの大好きな Baby Face です.
 Fred Jackson が、ここではいいんですよね.
 そして Grant Green も、こういった演奏が似合いますね.




4068-2

 Baby Face は、 Jimmy Smith とは、かなり違った演奏スタイルです.
 Blue Note には数枚の録音を残したまま、消えてしまいました.
 Jimmy Smith の後釜的な存在で、かなり期待されていたと思うんですが、どうしてでしょう.
 このあたりのことを、明日小川さんにでも聴いてみようかな ・・・・・ ただボクらの会話はまったくと言って弾まないので、尻切れトンボで終わってしまいそうです (笑) .


  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 おっと、メールで九州から資料作成の依頼がきました.
 以前、英文資料を翻訳して作成したものですが、一部誤字等あったので、急きょ修正して PDF での作成依頼です.
 英文自体は、極簡単なものなのですが、アルゴリズムの図になっているので、そのあたりのデザイン的な部分でちょっと時間がかかってしまいました.
 当然校正もしないで、そのままメール送信です.



 ありゃりゃ、ブログも途中になってしまいました.
 でも、このアルバムについては以前にも書いたからいいでしょ.

 明日から東京です.
 今回の東京は、リフレッシュが目的です.
 予定は "ONGAKU ゼミナール" だけで、後はちょっとした打ち合わせが一件だけ.
 のんびり、東京の街でも歩くとします ・・・・・ でも明日の深夜、サッカーあるんですよね.
 ホテルに夜食持ち込んで、応援でもしちゃおうかな.

Hootin' 'N Tootin' / Fred Jackson

 天気予報通り、午後から雲がでてきて、気温も一気に下がりはじめました.


 最近、なにかと話題の「仕分け作業」&「仕分け人」.
 中央の政治のお話ではなく、ボク自身の今後のことで、もろに影響が出ています.
 元国立大学の研究や人材育成に関する予算は、確か「見直し」が多かったと記憶していますが、なんとか復活することを祈るばかり.
 国の財政が、こういったことで透明化していくことは大変いいことですが、あまりに予算削減ばかりに固執して、各事業の必要性がきちんと論議されていないような印象を受けてしまいます.
 あーぁ、来年度予算はどうなるんだろー・・・・・


 気分転換にジャズでも ・・・・ そういえば、最近はジャズばかりです.
 車の HDD には Hard Rock も 30 枚位ほおり込んであるのですが、 iPod も接続できるので iPod のジャズばかりかけています.
 12 月は車でお出かけが多くなるので、ジャズ以外も流してみようかと.


4094


 "Hootin' 'N Tootin' / Fred Jackson"


 これは、先日書いた "Face To Face / Baby Face Willette" の Fred Jackson があまりによかったので、もう一度聴き直してみました.
 ボクのイメージとしては、少しばかり Stanley Turrentine のようなテナーかと・・・・.
 彼より少しばかり控え目で、もう少し泥臭いんですが.
 俗に言う 「アーシー」 なサックスなんだけれど、ボクが一番気にいったのは、前にも書いたように "Face To Face" の中の "Something Strange" の演奏です.
 "Hootin' 'N Tootin'" も同じカルテット構成ですが、メンバーは全く違っています.
 録音も "Hootin' 'N Tootin'" のほうが一年後.
 Fred Jackson の Blue Note 唯一のリーダー・アルバムです.


 まず一番最初に感じたのは録音の違い.
 ボクの持っている CD は "Face To Face (BLP-4068)" が輸入盤の RVG シリーズ、"Hootin' 'N Tootin' (BLP-4094)" は国内盤の RVG シリーズなのですが、どうも聞いた感じが違うんだなー.
 BLP-4068 のほうが、テナーがぐっと前にきているような印象で、 BLP-4094 のほうはリーダー・アルバムにも関わらず、なにか奥に引っ込んでいるような印象です.
 まぁ、我が家のオーディオは、とてもオーディオと呼べるようなものではないので、イメージの違いかもしれません ・・・・ 俗に言う 「気のせい」.


 Fred Jackson は、この二枚のあと Big John Patton の二枚のアルバムに参加しています.
 この人はオルガンやギターといった組み合わせが一番似合うんだろうか・・・・
 当時の違う構成の演奏も聴いてみたいのですが、あまりなさそうです.


 骨太で、黒いテナーが炸裂します.
 オルガンとギターが醸し出す、独特な雰囲気に絶妙に絡みつく音です.
 スローテンポなブルージーな演奏もいいのですが、ボクのお薦めはちょっとばかりアップテンポな "Hootin' 'N Tootin'" や "Something Strange" です.
 あまりお喋りでなく、それでいてグッとくるような演奏です.

 ただ、好みでいえば "Face To Face" のほうがはるかに好きです.
 でも、このテナーはクセになります ・・・・・・



 とりあえず "Along Came John / Big John Patton" , "The Way I Feel / Big John Patton" の 2 枚を、ご贔屓先の HMV へ予約です.

 なにげなく "Face To Face (BLP-4068)" を買って、 Fred Jackson を好きになって、 Big John Patton のアルバムへ ・・・・
 そういえば Grant Green もアルバム予約いれたし、当然 "Stop & Listen (BLP-4084)" も購入です.
 Fred Jackson いいなー・・・・・ただ "スラップ・タンギング" はなくてもいいね.


 どんどん世界がひろがっていく、こういうのがいいんですよね.
 小遣いもほとんどが CD に、どこにも遊びにいけない "ひきこもり" 生活が続きそうです ・・・・・・・

Face To Face / Baby Face Willette

  
 ようやく金曜日 ・・・・・・ 今週も忙しかったなー.
 月曜日が祝日だったので実質四日間だけなのに、夜の会議やお付き合いなどで、かなりお疲れモードです.
 その割には、せっせとブログ更新 ・・・・・・・・ 少しずつですが、訪問者が増えたことでやる気でてきましたが、長続きしない性格なのでどこまでもつものか、心配です.

 Miles Box が届いているので、そろそろ聴こうかな.
 ・・・・・ と思ったのですが、休日がっつし聴くことにして.



4068


 "Face To Face / Baby Face Willette"


 ほんとうだったら、絶対に買うことのなかったアルバムだと思います.
 ジャケットだけなら "Blue Note The Album Cover Art" (p.36) で見たことはありますが、演奏している Baby Face Willette なんて聴いたことない ・・・・・・・ これは多分間違いないです.


 メンバーも Fred Jackson , Grant Green , Ben Dixon ・・・・・あまり聴かない人たちばかりです.
 Fred Jackson は "Hootin' 'N Tootin'" (BLP-4094) を一応持っていますが、それほど強い印象や記憶が残っていません.
 Grant Green も数枚持っています ・・・・・・ でも好きなのは Kenny Burrell なので、わからないようなアルバムは買いません.
 ドラムの Ben Dixin に至っては、まったく知らない.


 そういうことを考えると、手元にあるのが不思議なくらいです.
 たまたま HMV で輸入盤の RVG シリーズ物を見つけて、安かったのが一つの理由.
 それと 「ジャケ裏の真実/小川隆夫」 を読んだこと・・・・・
 そして、ジャケットの良さでしょうか.


 「ジャケ裏の真実」を見ると Baby Face Willette , Fred Jackson , Grant Green ともに R&B という言葉が結構出てきます.
 ボクは R&B というのがよくわかりませんが、自分なりには "都会的ではない、泥臭さ" みたいなものかとイメージしています.


 このアルバムも、都会的な匂いがあまりしません.
 Grant Green に比べ Kenny Burrell のほうが都会的な匂いがプンプンします. 
 ボクは Kenny Burrell の都会的な哀愁のような感じがスゴク好きなんです.
 Baby Face Willette にしても、演奏は聴いたことなかったので、わかりませんが、ジャケットや中のサングラスかけている写真なんかをみても、なぜか都会的ではありません.
 どちらかというと、田舎からでてきたオニイチャンが、精一杯キメテいる (・・・つもり) という感じを受けてしまいます.


 で、演奏ですが ・・・・・・


 これがいい!!
 こういう期待外れは大歓迎です.

 Baby Face Willette は Jimmy Smith のような派手さはありませんし、 「すごい!」 というような演奏ではないのですが、アルバム全体がいいんです.
 まとまった感じで、俗にいう ”渋い” というような感じ.
 この都会的じゃなく、ちょっと泥臭い演奏がくせになります ・・・・・・ まるで ”富山ブラック” か.
 特に Fred Jackson がいい ・・・・・・・ "Something Strange" の演奏なんかはもう!!!!
 この曲だけ続けて 5 ・ 6 回聴いてみたけれど、いいなー.
この人、こんなによかったっけ??

 そう思いはじめると Fred Jackson も Grant Green も Ben Dixin までもがみんなステキな演奏に聴こえてきます.


 ボクの好きな、都会の喧騒や哀愁はなく、どちらかというと南部のオニイチャンたちの、少し泥臭さのするホットな演奏なんだけれど、いつまでも浸っていたくなるような演奏です.


 Fred Jackson また聴いてみなくちゃ・・・・・・!!
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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