Blue_Mitchell

Blue's Moods



 どうも最近天気がはっきりしません.
 今週も不安定な天気が続いています.




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 問題は日曜日 ・・・・・・・・・・

 EOS学園 撮影実習 ですが、今のところ予想だと降水確率 40 % .
 以前テレビで気象予報士が 「降水確率 50 % ということは雨が降ると思ってください ・・・・ 」 って言っていましたが、日曜日もヤバいかなぁ.


 天気によっては持って行くレンズを考えといけないし、カメラの雨対策や自身の雨対策もしなくちゃならない.



 青空が無理だったら、せめて曇りであってほしいものです.



 ということで、曇り空の下ちょっとポートレートの練習.

 35mm だけれど、ボケはどうだろ ・・・・・
 ちゃんと目にキャッチライトは ・・・・・
 背景の抜けは ・・・・・
 ポーズは決まっているかなぁ ・・・・・




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 モデルは 腐女史 からいただいた タイ のお土産 ・・・・・・ スタバ の ベアリスタ .
 このベアリスタ、もう 5 体目になります、感謝.

 今回のものは Hill Tribe Boy と言う名前がついており、調べたら タイ の山岳民族のことを指しているようです.
 だからちょっとユニークな服装です.


 数日前に彼女のお誕生日を迎えたようなので、誕生日プレゼントとお土産の物々交換.
 久しぶりに会ってお茶してきました.
 
 いつも元気だけが取り柄ですが、相変わらずクレイジーでございまして ・・・・・・・
 夏休みはまた 東南アジア へ心の旅をするようですので、土産話とお土産をお待ちしております.






 今日のアルバムを取り上げるのは三回目くらいかな.
 むむむっ ・・・・・・・ いいんです

 アルバム 3 枚持っているんですから (笑)

 ボクが大好きなアルバムで、一番聴いたアルバムと言っても決して過言ではないかもしれません.






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  " Blue's Moods / Blue Mitchell "





  1. I'll Close My Eyes
          (B.Kaye-B.Reid) ・・・・・ 5:55
  2. Avars
          (Rocky Boyd) ・・・・・ 4:03
  3. Scrapple from the Apple
          (Charlie Parker) ・・・・・ 3:57
  4. Kinda Vague
          (W.Kelly-B.Mitchell) ・・・・・ 6:15
  5. Sir John
          (Blue Mitchell) ・・・・・ 6:00
  6. When I Fall in Love
          (E.Heyman-V.Young) ・・・・・ 5:38
  7. Sweet Pumpkin
          (Ronnell Bright) ・・・・・ 4:14
  8. I Wish I Knew
          (M.Gordon-H.Warren) ・・・・・ 4:23





  Blue Mitchell (tp), Wynton Kelly (p),
  Sam Jones (b), Roy Brooks (ds)
  Recorded at Plaza Sound Studios, NYC, August 24 & 25, 1960.







 まず、このアルバムはジャケットが最高です.
 こういうのがジャズ ・・・・・・・ ジャズっぽいジャケットだな.


 指に挟んだタバコとそこから立ち上る煙、
 ちょっとシワのよった真っ白いワイシャツ、
 逆光気味の光 ・・・・・ こういうポートレート撮りたい !!

 これだけでもこのアルバムは十分満足できちゃうかも.






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 ブルー・ミッチェルを代表するアルバムで、ボクが一番好きなアルバム.
 他のミュージシャンも含め星の数ほどある多くの演奏のなかでもこの "I'll Close My Eyes" はボクにとってベスト 5 に入ると思っている演奏です.

 その昔少しの間ジャズ屋でバイトしていましたが、開店の時にかけるアルバムはこのアルバムの A 面と決めていました.

 とにかく音がいい.
 トランペットの音が何とも言えないくらいいいんです.


 6 曲目の "When I Fall in Love" の音色ときたら.
 夕方こんな演奏聴いた日には、一人ドップリ黄昏ちゃいます (笑)




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 最初に書いたように、このアルバム実は 3 枚持っています.

 最初に買った輸入盤、その後買った廉価版 (これをどうして買ったのかは ??? )、そして最近中古で見つけた紙ジャケット盤.
 当然以前はアナログ盤も持っていました.
 かなり聴いて結構ジャケットも痛んでいたので、他のアナログアルバムと一緒に処分してしまいましたが、今考えると十分インテリアにもなったのでとても後悔しています (泣)


 最近買った CD ですが、紙ジャケット盤のPlatinum SHM という高音質 CD .
 ジャケットもオリジナルを忠実に再現してあります.
 当然価格も高くて、なんと 3,700 円 + 税 !!
 ボクにはハードル高すぎます.
 この CD も、程度はもちろんよかったのですが、価格も中古としては結構いい値段でした.


 監修しているのはあの 塙耕記 氏 ・・・・・ 最近体調を崩されたようですがご自愛してください.




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 このアルバムは彼にとって四枚目のリーダー・アルバム.
 それまでの三作が他のホーンも入っていたのに対して、このアルバムは初めてのワンホーンです.

 その意味でも、変に気負いもなくのびのびしている感じが演奏から聴こえてきます.
 こののびのび感がとても心地いいアルバムです.

 ピアノは過去の作品でも一緒だった ウィントン・ケリー .
 このピアノとの相性もぴったりといった感じです.
 ベースの音も結構輪郭のはっきりした音で、味のあるモノラル録音.


 そう ・・・・・・・ この紙ジャケット盤は モノラル 収録なのです.
 「初の モノラル 化」 と帯に記載がありますが、そう言えば他の CD はステレオでした.
 またジャケットデザインも過去のものとちょっと違いますし、裏ジャケットには 「High Fidelity」 の記載も.


 このモノラル録音がボクは好きです.
 アナログ盤がモノラルだったかはもう覚えていませんし、あまり気にもしていませんでした.
 ところがこのアルバムでモノラルとステレオを聴き比べると、断然ボクはモノラルのほうが好きです.

 まぁこれは好みの問題になってしまうとは思いますが.


 何度聴いてもリラックスできるアルバムで、日本でも人気のあるのがわかる好演です.










 さてもう 8 月です
 先月の映画鑑賞は結構頑張って 17 本.

 相変わらず節操のないというか、バラバラと言おうか ・・・・・・




  "グリーン・ホーネット" 、
  "ハドソン川の奇跡" 、
  "サハラ 死の砂漠を脱出せよ" 、
  "葛城事件" 、
  "ハンナ" 、
  "プライベート・ライアン" 、
  "インフェルノ" 、
  "ヤング・アダルト・ニューヨーク" 、
  "イレイザーヘッド[完全版]" 、
  "怪盗グルーの月泥棒" 、
  "Don't Blink ロバート・フランクの写した時代" 、
  "写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた 13 のこと" 、
  "君の名は。" 、
  "イーグル・ジャンプ" 、
  "64 (ロクヨン) 前編" 、
  "64 (ロクヨン) 後編" 、
  "マイティ・ソー"



 写真関係のドキュメンタリー 2 本もおもしろかった.
 "64 (ロクヨン)" も観始めたら結構引き込まれちゃいました.


 そんな中での一本は ・・・・・・・・・・・・・・







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 映画館で一度観ましたが Blu-ray で二度目.
 二度観るといろいろな部分がとてもクリアになってきて、話の筋もきちんと理解できます.

 そうするといろいろな部分で 「なるほど ・・・・・」

 大ヒットしただけのことはあるなぁ.




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 ただ映画の好みだと、ボクは "秒速 5 センチメートル" かな.
 まぁ音楽的な好みもあるし ・・・・・ "秒速 5 センチメートル" はとにかく音楽がヤバすぎる !!


 今日は "ラ・ラ・ランド" が届きます.
 こちらも映画館で観ましたが、またゆっくり観れるのが楽しみです.



Finger Poppin'

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



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  (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/80sec f/5 ISO-160)

 土曜日の夕暮れです.
 吹く風はすっかり冷たく、赤とんぼが空を飛んでいます.

 そういえば最近、真っ赤に染まるような夕焼けを見ていませんねぇ.





 連休や年休などで休みだらけの 2 週間が終わり、いよいよ普通の一週間が始まりました.
 遊び疲れのせいではないのですが、昨日の夜から喉の痛みがあってちょっとした感冒症状.
 大したことなければいいんだけれど、今夜はサラリと書いて早めに休むことにします.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今日は少し前に購入した Annie Ross のアルバムのことを書こうと思ったのですが、作業中にかかったマイナー・ブルースがとてもいい感じ.
 アルバム調べたら、まだここに取り上げていなかったので急きょこちらのアルバムのことを書こうと思います.





4008






  " Finger Poppin' / Horace Silver "





  1. Finger Poppin' ・・・・・ 4:46

  2. Juicy Lucy ・・・・・ 5:44

  3. Swingin' the Samba ・・・・・ 5:16

  4. Sweet Stuff ・・・・・ 5:31

  5. Cookin' at the Continental ・・・・・ 4:51

  6. Come on Home ・・・・・ 5:29

  7. You Happened My Way ・・・・・ 5:26

  8. Mellow D ・・・・・ 5:33





  Blue Mitchell (tp), Junior Cook (ts),
  Horace Silver (p), Gene Taylor (b), Louis Hayes (ds)
  Recorded at Van Gelder Studio, Hackensack, January 31, 1959.






 オリジナルは BLP-4008 .
 ジャケット写真の切り方や文字の入れ方がいかにも リード・マイルス といった感じ.
 Blue Note っぽくっていいですね. 




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 このアルバム、 ホレス・シルバー を語る上では一つのターニング・ポイントになったアルバムでもあります.
 と言うのは、後に 黄金のクインテット とも呼ばれるこのメンバーでの、最初のアルバムだからです. 

 ブルー・ミッチェル 、 ジュニア・クック 、 ホレス・シルバー 、 ジーン・テイラー 、 ルイス・ヘインズ


  BLP-4017  Blowin' the Blues Away
  BLP-4042  Horace-Scope (ds: Roy Brooks)
  BLP-4076  Doin' the Thing (ds: Roy Brooks)
  BLP-4110  The Tokyo Blues (ds: John Harris Jr.)
  BLP-4131  Silver's Serenade (ds: Roy Brooks)

 このカルテットが Blue Note に残したアルバムは上の通り 6 枚.
 ドラムのみ変更になっていますが、まぁ同じカルテットと言ってもいいんじゃないかな.



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 ボクが気に入ったマイナー・ブルースというのが 6 曲目の "Come on Home" .
 こういったマイナー・ブルースには弱いなぁ.

 ジュニア・クック いいじゃないですか ・・・・・・ 音色が素敵です.


 このアルバムはこんなマイナー・ブルースや、ラテン系のリズムも含めいろいろバラエティに富んだ感じがあります.
 でも全体的にはハード・バップ ・・・・・・・ ファンキー・ジャズ なのです.


 そしてこういうアルバムがやっぱり Blue Note っぽいのです.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて 9 月の映画鑑賞ですが ・・・・・・・・・
 連休があったにもかかわらず、かなりのペース・ダウン.

 実は連続ドラマなんかも観てしまったものだから、映画の本数が伸びませんでした.
 WOWOW の連続ドラマは結構面白いものがあります.
 ちょっと前の "MOZU" や、最近では "石の繭" などなど.


 そんな言い訳をしながら、今月の映画は次の 15 本.


  "あの日、欲望の大地で" 、 "2012" 、 "ザ・レイド" 、
  "K2〜初登頂の真実〜" 、 "AKIRA" 、 "ゴーン・ガール" 、
  "ヒマラヤ 運命の山" 、 "薔薇の名前" 、 "テロ,ライブ" 、
  "トゥルーマン・ショー" 、 "戦国自衛隊" 、 "ペリカン文書" 、
  "戦争と平和" 、 "マッドマックス/サンダードーム" 、
  "キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー"


 そんな中での一番は ・・・・・・・・・




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 これかな.


 度肝を抜かれた "ザ・レイド" 、 "薔薇の名前" や "戦争と平和" といった懐かしい映画などいろいろありましたが、 "トゥルーマン・ショー" のストーリーや映像、作り出している世界が結構好きだったりするので.
 ジム・キャリー はあまり好きじゃありませんが、 エド・ハリス は大好きですし.
 先月、本数自体は少なかったのですが内容的には面白い映画がたくさんでした.


 ちなみに今月最初に観た映画は、前から観たいと思っていた "リスボンに誘われて" 



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Bring It Home to Me

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 一気に寒くなりました.
 月曜日の夜なんか、タオルケット一枚では寒く感じるくらい.

 おまけに台風の影響からか、ここ数日はとにかく風が強くて.
 高台にある我が家としては、風の影響をダイレクトに受けてしまうのです.



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 (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/120sec f/5 ISO-100)

 昨日の夕方です ・・・・・・・
 仕事から帰ってきて雨上がりのいつもの風景.

 後でよく見たら、高台のところから虹がほんの少し映っていました.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ブロ友さんがこのアルバムをアップしたので、自分はどんなこと書いたのかブログで探してみたら、まだこのアルバム取り上げていませんでした.
 ということですっかり秋の気配の中でちょっと聴いてみましょう.







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  " Bring It Home to Me / Blue Mitchell "




  1. Bring It Home to Me
      (Jimmy Heath) ・・・・・ 7:57
  2. Blues 3 for 1
      (Blue Mitchell) ・・・・・ 6:03
  3. Port Rico Rock
      (Tom McIntosh) ・・・・・ 6:33
  4. Gingerbread Boy
      (Jimmy Heath) ・・・・・ 6:35
  5. Portrait of Jennie
      (G.Burdge-J.R.Robinson) ・・・・・ 5:37
  6. Blue's Theme
      (Blue Mitchell) ・・・・・ 5:21






  Blue Mitchell (tp), Junior Cook (ts), Harold Mabern (p),
  Gene Taylor (b), Billy Higgins (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, January 6, 1966.







 1966 年録音の、このアルバムのオリジナルのレコード番号が BST-84228 .
 俗に言うところの 4200 番台.
 ボク的にはこの 4200 番台というのが、とても大きな意味を持っています.



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 ブルー・ミッチェル は リー・モーガン のような派手さはありませんが、ボクは大好きなトランペッター.
 有名なのはこのアルバムよりちょっと前、 Blue Note に残した ホレス・シルバー・グループ での演奏でしょうか.


 ただ 「彼のアルバムで一番好きなアルバムは ?」 って聞かれたら、間違いなく "Blue's Moods (Riverside)" って答えちゃうんですが (笑)



 話を戻して ・・・・
 このアルバム、先に書いたように 4200 番台.
 このアルバムの前後には

    " Jacknife / Jackie McLean " (BST 4223)
    " At the "Golden Circle" / Ornette Coleman " (BST 4224-5)
    " Complete Communion / Don Cherry " (BST 4226)
    " Got a Good Thing Goin' / John Patton " (BST 4229)

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 なんてアルバムがドーーーンと控えています.


 一応シリアスなジャズ・ファンに揉まれながら育ってきたボクにとって、この辺りのアルバムはまさに秘境なのです.

 今でこそこのあたりのアルバムも結構持ってはいるものの、正直 4200 番台で好きと呼べるアルバムは数えるほどなのです.


 だからこのアルバム、ジャケット・デザインはとても好きだったんだけれど、かなり迷って購入した記憶があります.



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 1 曲目、アルバムタイトルでもある "Bring It Home to Me" が流れ始めて ・・・・・・

 「あぁ、やっぱりこんな感じなんだな」 というような思いがありました.

 この時代だったらこうのも全然ありかな.



 相変わらずちょっとくすんだ感じが、ボクのツボです.
 こういった演奏って、単純に技術がスゴイとかではないんですよね.
 ビックリするくらいうまくなくても、何か心にジワーーーーッとくるような演奏っていうのが彼の持ち味だったりします.

 ジュニア・クック もそんなところが少し似ていたり.
 彼もやっぱり ホレス・シルバー・フループ の演奏になっちゃうなぁ.



 5 曲目の "Portrait of Jennie" は 1948 年 ジョセフ・コットン と ジェニファー・ジョーンズ 出演の映画 "Portrait of Jennie" のために書かれた曲.
 ここではしっとりとした演奏です.

 でも、 ブルー・ミッチェル が目指していた方向はファンキーでロックビートに乗った演奏だったのでしょうか.



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 ピアノは ハロルド・メイバーン .
 そう言えばライナーノーツに書かれている 「ミッチェル版 "Dippin'"・・・・・」 とありますが、あのアルバムのピアノも ハロルド・メイバーン でした.


 昔の "Dippin'" の記事を読んでみたら、今日書いたことと同じようなことが書いてあり、思わず苦笑い.


 4 曲目 "Gingerbread Boy" でみせるファンキーなピアノがいいなぁ.


 ボクの中ではいろいろな問題や新しい発見のある 4200 番台ですが、そんな中でも静かに佇んでいる感じのアルバムです.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて話はまったく違いますが、ボクの家のそばには 1 軒だけコンビニがあります.
 以前は "Save On" というローカルなコンビニでしたが、県内のこのコンビニ・チェーンが大手の ローソン に買収されたようで、 7 月から ローソン に衣替えされました.



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 今まで閑散としていたコンビニが、最近ではいつも車が何台も停まっています.
 歩いて 2-3 分のところに住んでいるボクといたしましては、大手 ローソン にバンザイ.

 品数も豊富ですし、マチカフェ もある !!


 ただ一つだけ難点は、今までより混雑が ・・・・・・・・ (笑)




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Blowin' The Blues Away

 今日はお休み ・・・・・・・・ 朝起きたのは 9:00 頃でした.
 もっと早く目は覚めたのですが、ベッドで本 ( iPad の電子書籍ですが ・・・・ ) を読んでいて、気が付いたら 9:00 過ぎていました.
 結構強い日差しが差し込んでいましたが、今日はやろうと決めていることがあったので、ここからは素早かった.


 朝食などを済ませ、 10:00 には庭で芝刈り機を動かしていました.
 行動を起こすまでが、超腰が重いのですが、やり始めると一気にやってしまわないと気が済みません.



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 夕方撮った庭の写真なので、すっかり家の影になってしまいました.
 ちょっと見た目には、まぁそれなりの芝生の庭に見えますが、実際には数年前のモグラ被害で小石が出て芝もボコボコ、雑草も多いんです (涙) .


 1 時間ちょっとくらいで作業は終了でしたが ・・・・・・・ 暑かった.
 なにか真夏の炎天下の作業のような感じでした.
 こんなに暑くちゃ、この時期でも熱中症になってしまいます.


 昼からはいつもの休日同様に、まったり ・・・・・ グダグダの時間を過ごしていました.




 ここにきて、予約してあった Blu-ray が一本ずつ届いています.
 "Yellow Submarine"
 "機動戦士ガンダム UC 5" (ガンダム・ファンとはとても言えないのですが、このシリーズだは別.大人が観ても十分楽しめます、最初の一本買ったら止められなくなりました)


 そして先日届いたのが ・・・・・・・・・・・・・・・





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 "ドラゴン・タトゥーの女"
 これも、最初は購入するつもりまったくなかったのですが、別エンディングが入っているという殺し文句で、ついクリックしてしまいました.
 肝心の別エンディングなのですが ・・・・・・ どこが違ったんだっけ ??? って感じでした (笑) .
 もっと別のストーリーになるようなエンディングを期待していただけに ・・・・・・ 肩すかしをくらった感じ.
 それでも、もう一枚の特典ディスクの内容がかなり面白かったので、まぁ良しとします.

 
 Amazon だと一つでも送料がかからないので、無駄な買い物しなくて済みます.
 最近は結構計画的な買い方をしています ・・・・・ 本当はこういうのを "大人買い" って言うんじゃないかと.




 夏のような日差し ・・・・・・ 全体がそんな感じのアルバムです.
 Horace Silver を代表するアルバムの一枚.
 このアルバムも、ジャズを聴き始めた頃すぐに購入しました.





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  " Blowin' The Blues Away / Horace Silver " (BLP-4017)




  1. Blowin' The Blues Away (H.Silver) ・・・・ 4:40
  2. The St. Vitus Dance (H.Silver) ・・・・ 4:06
  3. Break City (H.Silver) ・・・・ 4:53
  4. Peace (H.Silver) ・・・・ 5:58
  5. Sister Sadie (H.Silver) ・・・・ 6:15
  6. The Baghdad Blues (H.Silver) ・・・・ 4:49
  7. Melancholy Mood (H.Silver) ・・・・ 7:04
  8. How Did It Happen (D.Neway) ・・・・ 4:41

   (# 8 Bonus Track not part of the original album)





  Blue Mitchell (tp), Junior Cook (ts), Horace Silver (p),
  Gene Taylor (b), Louis Hayes (ds)

  # 1.6 :  same personnel
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, August 29, 1959. 

  # 3-5 : same personnel
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, August 30, 1959

  # 8 : same personnel
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, September 13, 1959.

  # 2.7 :
  Horace Silver (p), Gene Taylor (b), Louis Hayes (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, September 13, 1959.




 


 アルバム・タイトルがいいじゃないか ・・・・・
 ジャケットがいいじゃないか ・・・・・
 演奏もファンキーでいいじゃないか ・・・・・
 Horace Silver を代表する一枚です.



 "Finger Poppin'" (BLP-4008) に続き、 Blue Mitchell , Junior Cook をフロントに揃えたグループの 2 枚目のアルバムになります.
 ボーナス・トラックの一曲を除き、全曲 Horace Silver の作曲です.
 曲作りの良さがわかるアルバムですね ・・・・・・ テーマの美しさとかじゃなくて、グループとしてのアンサンブルがとてもいい感じなんです.





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 有名な "Sister Sadie" はもちろんですが、ボクが一番好きな演奏は "The Baghdad Blues" .
 前にもどこかで書いたけれど、このグループでの Junior Cook の演奏がいいんですよね.
 Blue Mitchell も Junior Cook も、このアルバムの頃はまだまだ駆け出しといった感じでしょうが、このグループの演奏を聴く限りはとてもそんな感じなくて、グループとしてすごくまとまった演奏になっているように思います.
 とにかくアツい演奏 ・・・・・・ でもウキウキするような演奏です.

 そうかと思うと、 7 曲目 "Melancholy Mood" のようにトリオでしっとりしたバラードを演奏していたり ・・・・・ ちなみにオリジナル・アルバムではこれが最後の曲になっています.
 まるで、火照った身体を冷ますかのようです (笑) .


 Blue Note のジャケット・デザインの多くは写真を使ったものですが、このアルバムは Paula Donohue が描いたものです.
 "Horace-Scope" (BLP-4042) も、同じく Paula Donohue が描いています.
 黄道十二宮 をイメージした後者のデザインは、ボク的にはちょっとばかり ??? 的なのですが、この "Blowin' The Blues Away" のデザインは秀逸です.




 このメンバーでの演奏は、この後 1960 年代まで続き (ドラム奏者は少し変更していますが) 何枚ものアルバムを残し、ファンキー・ジャズを代表するグループの一つとして記憶されます.

The Time Is Right

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 昨日の朝の風景.
 雲の影からオレンジに差し込む朝日がきれいだったので、パチッ.
 ところどころに、薄っすらと雪の白が残っています.



 気がつけば 1 月も 2 週間が過ぎました.
 今週末はいつもの京橋なのですが、今回は指導者向けの講習会.
 でも、ボクの目的はこの講習会ではなく土曜の夜 ・・・・・・・ ちょうど一年ぶりとなる、 小川さん の "ONGAKU ゼミナール" に顔を出すことです.
 だから土曜日の講習会も途中で抜け出してしまいます.

 この "ON ゼミ" 、昨年は 1 月に参加しただけで、あとはすべてスケジュールが合いませんでした.
 今年も講習会は月一回ペースなのですが、うまく "ON ゼミ" と重なってくれるのか ・・・・・・・・ . 




 Blue Note のアルバムでも引っ張り出して聴いてみましょう.
 あまり聴かないアルバム ・・・・・ だったのですが、聴いてみたら思っていたよりも素敵なアルバムでした.





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    " The Time Is Right / Lou Donaldson " (BLP-4025)




   1.  Lou's Blues  
           (Donaldson) ・・・ 5:55
   2.  Be My Love  
           (Brodsky-Cahn) ・・・ 5:48
   3.  Idaho  
           (Stone) ・・・ 5:08
   4.  The Nearness Of You 
           (Carmichael-Washington) ・・・ 4:39
   5.  Mack The Knife 
           (Well-Brecht-Blitzstein) ・・・ 5:15
   6.  Crosstown Shuffle  
           (Donaldson) ・・・ 5:12
   7.  Tangerine 
           (Schertzinger-Mercer) ・・・ 4:57




  #1. 4-7 :
  Blue Mitchell (tp), Lou Donaldson (as), Horace Parlan (p),
  Laymon Jackson (b), Dave Bailey (ds), Ray Barretto (conga)
  Recorded RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, October 31, 1959.

  #2 :
  Lou Donaldson (as), Horace Parlan (p), Laymon Jackson (b),
  Dave Bailey (ds)
  Recorded RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, October 31, 1959.

  #3 :
  Blue Mitchell (tp), Lou Donaldson (as), Horace Parlan (p),
  Sam Jones (b), Al Harewood (ds)
  Recorded RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, November 28, 1959






 ルー・ドナルドソン ・・・・・・・・
 1926 年 11 月 1 日 ノースカロライナ州 バディン 生まれ ・・・・ 日本版 Wikipedia には 11 月 3 日とありますが、オフィシャル・サイトでの表記も 11 月 1 日なので、日本版が間違いでしょうね.
 Blue Note を代表する、ハード・バップのアルト・サクソフォン奏者です.

 Blue Note はもちろんですが、他のレーベルにも多くのアルバムを残しています.




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 このアルバム吹き込みの前年 1958 年には、 "Blues Walk" (BLP-1593) や "Light Foot" (BLP-4053) といったアルバムで Herman Foster や Ray Barretto といったお馴染みのメンバーで、ソウルフルな録音しています.
 Blue Note の Lou Donaldson と言えば、この二人というような感じがありますが、本アルバムのピアノはボクの大好きな Horace Parlan になっています.
 おまけに、これまた大好きな Blue Mitchell がトランペット ・・・・・・ とくればねっ.
 このアルバムでも、きれいな音で吹いています.


 Lou Donaldson については、聴き方が結構微妙です.
 どちらかというと結構お喋り系のアルトですので、いつもこういったアルトばかり聴いていると疲れてしまいます ・・・・・ 楽器も女性もお喋りなのは、ちょっとばかり苦手なので.
 これは Charlie Parker の聴き方にも共通しています.
 Charlie Parker の演奏もイマジネーション豊かで素敵な演奏が多いのですが、ずっと聴いていると疲れてしまいます.
 だから、 Lou も 2 曲目 "Be My Love" のような演奏がボクは好み.

 ただ、聴きたいと思う時は 1 曲目のような演奏がいいのであります.
 相変わらず、聴き手は身勝手ですので (笑) .


 1 曲目と 6 曲目が Lou のオリジナルですが、特に "Crosstown Shuffle" ・・・・・ マイナー調でとってもいい感じの曲、正に どストライク !


 このアルバム、 Lou のアルトの音もいつもにも増して耳に優しく、非常に聴きやすいいいアルバムです.
 聴けば聴くほど、楽しくなるアルバムですな.

The Thing To Do

 昨日の天気予報では、今日の午後は晴れるという予報だったのに ・・・・・・・
 ずっと曇りで、雨まで降りました (涙) .
 予定した庭の草取りは止めて、来月末の講習会の資料作りなどしてました.


 来月最終週は、長野と京橋で同じコースを開催しますが、京橋の受講生が増えたためインストラクター集めが思うように捗りません.
 ちょうど学会などもあったりして、いつものメンバーが参加できず.
 おまけにボクも京橋ではなく長野コースなので ・・・・・・ まぁ、今までもそういう危機を何とか乗り越えて来ていますので、今回も何とかなるでしょうね.


 そんな資料を作りながら、あちこちにインストラクター依頼の電話をしたり、リンクさせていただいている方のブログの更新が久しぶりにあったのでコメント入れてたりと、相変わらず脱線しながら、一日が過ぎていきました.




 さて、今日も Blue Note です.

 一気に 20 枚ほど (それも新主流派と呼べるあたりのものばかり) 届いたので、ブログにでも紹介していかないとつい聴きそびれてしまいそうです.
 ブログを書くことによって、少なくても 4・5 回は繰り返し聴けますので、一石二鳥と言えばいいかな.
 好きなトランペッターの一人 ・・・・・・・ Blue Mitchell です.






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  "The Thing To Do / Blue Mitchell"





  1. Fungii Mama
  2. Mona's Mood
  3. The Thing To Do
  4. Step Lightly
  5. Chick's Tune





  Blue Mitchell (tp), Junior Cook (ts), Chick Corea (p),
  Gene Taylor (b), Al Foster (ds) 
  Recorded July 30, 1964.







 少し前に紹介した、 "Down With It / Blue Mitchell" (BLP-4214) のちょうど一年前の録音で、メンバーも全く同じです.
 こちらのアルバムが、 Blue Note での Blue Mitchell のデビュー・アルバムとなります.
 1 曲目の "Fungii Mama" は、非常に面白いラテン・テイスト漂う明るい曲 (・・・・なにかカリプソのような感じ) で、アルバム全体がこんな感じなのかと思わせてくれますが、残りの曲はストレートな演奏ばかりです.
 意外だったのは、この 1 曲目だけが Blue Mitchell の曲で、他はすべて違うミュージシャンの曲です.
 ボクのイメージは、 2 曲目あたりの演奏が Blue Mitchell らしい演奏と思っているので、この1曲目を書いたというのがちょっと驚きでもありました.
 やっぱり彼のトランペットは、 2 曲目や 4 曲目のようなちょっとスローテンポの曲を朗々と歌い上げるのが合っているような気がします ・・・・・ ボクと似て、どちらかというと口下手そうですので (笑) .

 ちなみに、 2 曲目と 3 曲目が Jimmy Heath の曲.
 4 曲目は Joe Henderson の曲です.




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 ここで注目されるのが、若き日の Chick Corea です.
 でも後年の彼らしさはなく、まったく予備知識なくこのアルバムを聴いたとしたら、 「だれっ、このピアニスト ・・・・ ?」 でしょうね.
 5 曲目の "Chick's Tune" はそんな Chick Corea の曲で、 Junior Cook を筆頭に非常にモーダルな仕上がりをみせています.
 Jonior Cook も力の入った演奏をしてますね ・・・・ いま一つこの人よくわからんのですよね.


 最近は '60 年代のアルバムばかりを聴いています.
 購入したアルバムが、みんなこの時期なので当たり前と言えば当たり前なのですが.
 iPod や、 iTunes などで突然 '50 年代の バップ なんか流れると、変に違和感感じてしまいます.
 少し前には、 '60 年代後半なんて見向きもしなかったのですが ・・・・・・ この調子でいくと、今年のクリスマス頃には '80 年代のアルバム・レビューを書いていたりして.


 さて、明日は仕事です.
 そして 4 日は東京日帰りで、いつもの京橋でお勉強.
 6 日には送別会もあります ・・・・・ 実は職場の送別会 3 月12 日だったのですが、さすがにそんな時にやる雰囲気ではなく、予約してあったホテルの好意で延期にしてもらい、今頃になってしまいました.
 会議や諸々の行事もびっしり入っており、 5 月末まではすこしばかり慌ただしそうな気配です.
 おかげで、 21 日の "ONGAKU ゼミナール" はとても行ける状態ではなくなってしまいました.
 残念ですが、お仕事もしっかりしないと遊べないので仕方ないですね.


 さて、もう少し資料作りとしましょう ・・・・・・・・

The Tokyo Blues

 昨日は雨降りで、気温もグッと下がりました.
 朝になって、近くの山にかかっていた雲が風で流されていくと、そこは雪で白く変身した山が現れました.
 まぁ、さすがに里には降りそうもありませんが ・・・・・・ まだまだ寒い日がありそうですね.


 今日、ブログの作成ページを開いてみたらだいぶ様変わりしていて、画像のサイズ変更などもちょっと戸惑うような感じ.
 そういえば、少し前にそんな案内が書かれていたような気もします.
 古い人間ですので、どうも新しいものに追いつけなくなってきています.
 できるだけ早く慣れないといけません ・・・・・・ 汗.


 HMV から段ボール箱 が3 つ届きました.
 バラエティー豊かな中身です ・・・・・ 言葉を変えると、節操のない買い方です.
 Blue Note ばかり、 4100 番台後半から 4200 番台 、一部は 4300 番台まであります.
 あの Ornette Coleman まで ・・・・・・・・ 唖然 !
 まだほんの数枚しか聴いていませんが、思ったよりもスムーズに聴けてしまいます.


 2 月以来、少しの間開催していなかった "いつもの講習会" が、 4 月から始まります.
 今週末、 5 月の連休中、 5 月第 2 週、 5 月第 4 週 (これは東京ではありませんが) ・・・・・・ またまた東京での講習会です.
 一気に今まで休んでいた分、忙しくなりそうです.
 そのうちの二つは、ボクがいつも行っている "小児" の講習ではなく、 "心肺蘇生法" に関係したものですが、 "Guide Lines 2010" の変更によって、これらのコースも変わるので自分自身のお勉強も兼ねて参加です.
 実は 4 月の第 3 週に "いつもの小川さん" の "ONGAKU ゼミナール" が銀座であるのですが、さすがにここはいけません ・・・・・・・ 今回は涙です.
 すでに 3 つのコース資料に囲まれてます ・・・・・・ ちょっとばかり、イライラ・モード.




 そんな東京に因んで ・・・・・・ ファンキーな演奏を.





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  "The Tokyo Blues / Horace Silver"




  1. Too Much Sake
  2. Sayonara Blues
  3. The Tokyo Blues
  4. Cherry Blossom
  5. Ah! So




  Blue Mitchell (tp), Junior Cook (ts), Horace Silver (p), 
  Gene Taylor (b), John Harris Jr. (ds)

  #2.3   Recorded July 13, 1962.
  #1.4.5  Recorded July 14, 1962.





 ジャケットが嫌い ・・・・・・・ このジャケットはないよな〜、って感じ.
 これはもう、完全に好き嫌いの世界だから、中にはこのジャケットを 「最高」 と言う人もいるでしょうね.
 もし違うジャケットだったら、ボクも間違いなくもっと前に購入していたでしょう.
 ボクにとっては、カラー写真というのがちょっと違和感を感じてしまいます.
 Blue Note にもカラー写真を使ったジャケットは多く有りますが、ボクのイメージは単色なんですよね.





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 先日も書いた Blue Mitchell と Junior Cook がフロントです.
 ちょっと見、タイトルが微妙なのですが、演奏自体はいつものファンキーな演奏です.
 テーマ部などにも日本らしさがあるのかと思ったのですが ・・・・・ ボクには特にあるようには感じませんでした.
 演奏に関しては、まぁ Horace Silver の場合は、すべて Funky という表現しておけば間違いはないので ・・・・ (笑) .
 この時期の演奏は比較的聴いておらず、今回ようやくこの前後のアルバムを購入して聴いてみたのですが、どうして今まで聴かなかったのか不思議に思えてしまうほど、普通の演奏でした.
 食わず嫌いは、やっぱりよくありませんね.

 2 曲目の "Sayonara Blues" は素敵な曲です.


 さてと、そんな Blue Note のアルバムでも聴きながら、資料の整理をしてしっかり目でも通しておくとしましょう.

"Perception"

 今日の午後の風はすごかったな〜.
 天気はいいんですが、遠くのほうは真っ白に霞んでいました.
 高台にある我が家は、もろに風が通り抜けていくので、外に出たらビックリするくらいの風で、普段は静かに閉まるドアも勢いよく閉まりそうで危うく指を挟むところでした.


 今日はお休みだったので珍しく家のことなどを、ほんの少しばかり.
 午前中の暖かい日差しの中で、奥様のタイヤ交換をしてあげたのですが、スタッドレスタイヤの山がほとんどなくなりかけていました.
 来シーズンはタイヤ買わないとダメでしょうね ・・・・ 毎年なんかしらタイヤを 1 セット買っています.
 車がないとほとんど生活できない場所なので、仕方ありません.


 そういえば震災の被災地でも車がなくて困っているようでした.
 あの辺りも、車がないと行動のほとんどが制限されてしまうでしょうから.
 仮設でもなんとか住む場所ができ、衣類や食糧などもなんとかなってくると、行動範囲を広くして仕事や、片付けそしてたまには気分転換にと、車が絶対的に必要になるような気がします.
 ある自動車販売店では、安い中古車を販売しながら顧客に軽トラックなどを貸し出しているとニュースで紹介されていましたが、もっと行政でもこのあたりのサービス考えられないんでしょうかね ・・・・.



 先日の CD コンパクト化大作戦でいらなくなった CD のプラスチック・ケースがダンボール 4 つ溜まっていましたが、ようやく今日クリーンセンターに持っていって処分です.
 ボクの市ではこれらは "固いプラスチック" という分類です.
 持ち込みでも処分料金が、 20 円/kg かかってしまいますが、仕方ありませんよね.
 今日処分した CD ケースの総重量は ・・・・・ 80 kg でした.
 結構重いし、かさばるので、コンパクト大作戦は大成功でした.




 さて、一日遅れで Blue Note 第一陣がようやく届きました.
 "認知領域" を刺激してくれるアルバムです.






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  "Down With It / Blue Mitchell"





   1. Hi Heel Sneakers
   2. Perception
   3. Alone, Alone And Alone
   4. March On Selma
   5. One Shirt
   6. Samba De Stacy




  Blue Mitchell (tp), Junior Cook (ts), Chick Corea (p),
  Gene Taylor (b), Al Foster (ds)
  Recorded July 14, 1965.





 このアルバムを知ったのは "いつもの小川さん" の "ONGAKU ゼミナール" で、日野皓正の "Alone, Alone And Alone" が紹介されたのがきっかけでした.
 本当は昨年買うつもりだったのですが、たまたま在庫切れで購入できず ・・・・・ 今頃の購入です.
 正直、このあたりのアルバムは大したことないんだろうな、なんてイメージを持っていたことも、購入を遅らせた理由です.

 Blue Mitchell は、何と言っても "Blue's Mood" がボクの中では絶対なのです ・・・・ そして、 "I'll Close My Eyes" が.
 だからどうしてもそれと比較して聴いてしまう傾向にあります ・・・・ でもこういった聴き方は非常にナンセンスで、特にルーキーにはお勧めできません.
 こういう聴き方をしていると、いつも間にか殻に閉じこもって聴いているような感じになってしまいます.


 このアルバムは、ほとんど知識らしい知識を持たないまま聴いてみました.
 いきなりロック・ビートです ・・・・・ でも、悪くないです.
 今までだったら、完全に拒絶反応起こしてしまいそうなビートなのにね ・・・・・ ボクも一皮むけた感じですね (笑) .





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 Junior Cook が、なんかいいじゃありませんか.
 Blue Mitchell は相変わらずきれいな音色を出しています.
 曲は、まんま "The Sidewinder" って感じ!
 アルバム全体が、この調子でいっちゃうとちょっと ・・・ と思っていたら、 2 曲目でノックアウトでした.

 2 曲目の "Perception" の演奏がグッドです.
 この曲はいい、テーマ部分もいいけれど、ソロがまたいい.
 そしてここでも Junior Cook がいい演奏してるなー.
 この演奏は、完全にボクの つぼ です.


 そしてあの "Alone, Alone And Alone" .
 どこかに、この曲のベスト盤と言うような感じで、このアルバムが紹介されていたと思うんだけれど、正直 2 曲目のインパクトのほうが、ボクにははるかに大きいですね.
 もちろん悪くはありませんよ、しっとりとしたあのメロディーは、深夜に一人で聴くには持って来いだと思っています.


 それにしても、曲を進めるたびに思うのはやっぱり Junior Cook の良さでしょう.
 そして Blue Mitchell もいい.
 Blue Note の Blue Mitchell もあなどれません.
 おまけに Chick Corea に Al Foster ですよ ・・・・・・. 




 今まで散々きれいな女性には泣かされてきましたが、やっとジャケットの写真のように微笑んでもらえました.
 このアルバム ・・・・・・ 最高っ!!

"Blue Soul" と Dr.Strangelove


 またまた暑さが戻ってきました.
 今日はお休み、家にいても結構暑いので、スタバで 2 時間ほどコーヒー&読書でした.
 相変わらず、ボクの行くスタバは子供連れが多いです ・・・・ それも乳母車を引きながらやってくる、比較的若い奥さまたちが多いですね.


 iTunes へインポートをしていると、今まであまり聞かないアルバムにも、たまに 「へぇ〜、こんな演奏もあるんだ・・・」 というものがいくつもあります.
 こういった作業でもしなければ、そのまま棚の中に埋もれてしまう運命だったかもしれません.
 そういう意味では、iPod や iTunes などのシャッフルは普段自分では聴こうと思わないような曲もかかるので新しい発見ができます.
 ボクなんて、ジャズの CD 600 枚程度しか持っていませんが、こんな有様です.


 CD やレコードを何千枚と持っていて、その内容をほとんど覚えている人たちって、ボクにとっては神様のような存在ですね.






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  "Blue Soul / Blue Mitchell"




  1.  Minor Vamp
  2.  The Head
  3.  The Way You Look Tonight
  4.  Park Avenue Petite
  5.  Top Shelf
  6.  Waverley Street
  7.  Blue Soul
  8.  Polka Dots and Moonbeams
  9.  Nica's Dream




  Blue Mitchell (tp), Curtis Fuller (tb), Jimmy Heath (ts),
  Wynton Kelly (p), Sam Jones (b), Philly Joe Jones (ds)
  Recorded on September 28, 1959.





 ワン・ホーンのカルテット演奏が 3 曲で、残りはセクセテットです.
 まずこのアルバムの選曲がいいですね.
 ボクの中では、結構真ん中付近のストレートという感じ.
 昨日のアルバムにも入っていた "Minor Vamp" が一曲目です.
 この曲に釣られて、少しばかり聴き直してみました.


 この "Minor Vamp" の Curtis Fuller のソロ演奏の中で "When Johnny Comes Marching Home" のフレーズが使われています.
 この曲は南北戦争時代に作られた有名な曲です.



 ボクの大好きな映画のひとつ、 "博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか (Dr.Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb)" という恐ろしく長い題名の映画の中でも、爆撃機の場面で繰り返し使われていたので、この曲を聴くとあのモノクロの場面が浮かんできてしまいます.
 まぁ、この曲は他にもいろいろな映画でも使われています.




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 ところでこの映画、どうしてこんなにも長い題名になってしまったかというと、監督である Stanley Kubrick が各国版の公開に関して、原題もしくは原題の直訳以外は認めないとの制約をつけたため、こうなったようです.
 ただ、ここでの Strangelove は、博士の名前で固有名詞です.
 だから本当は "異常な愛情" ではないのですが ・・・・・.
 ちなみに Stanley Kubrick は大好きな監督ですので、"Spartacus" 以降の作品はみんな持っています.

 ・・・・ 話が映画になってきたので、軌道修正.



 実はこのアルバムのライナー・ノーツも "いつもの小川さん" でした ・・・・・ またまた、今日になって初めて知りました 、というか初めて読みました(汗).
 よく小川氏自身の紹介文の中に 「JAZZ を中心に約 3000 本のライナーノーツを手がけ ・・・・・」 とありますが、最近はジャケットを開けば小川さんに当たることがしばしばです ・・・・ だから "いつもの小川さん" です(笑).
 このライナー・ノーツの中で、ワン・ホーンの演奏について結構褒めています.
 ただ、ボクはこのアルバムに関しては、どちらかというとセクステット演奏のほうが好きです.
 Benny Golson がアレンジしているようですが、アンサンブルもいいです.
 Jimmy Heath の演奏も結構好きです ・・・・ "Waverley Street" のソロなんか、イカしてますね.
 Jimmy Heath も派手さはないんですが、たまにグッとくるような演奏をしています.




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 Blue Mitchell はこのアルバムの 1 年後、ワン・ホーン構成で "Blue Mood's" を吹き込んでいます.
 実はボクにとっての Blue Mitchell は、いつまで経っても "Blue's Moods" なのです.
 特に "I'll Close My Eyes" なのです ・・・・ この演奏は、ボクの知っているすべてのジャズ演奏の中で、ベスト 5 に入るくらい好きな演奏です.
 だから ・・・・ ワン・ホーンだと、どうしても "Blue's Moods" になってしまいます.
 この "Blue Soul" での、ワン・ホーンの 3 曲も悪くはありませんが、このアルバムではどうしてもセクステット演奏にフォーカシングしてしまいます.


 彼の活躍した時期は、この Riverside 時代から Blue Note 時代あたりと、ライナー・ノーツにも書かれていますが、ボク的にはもっともっと短かったような気がします.
 例えば同じようなセクステットの "Big 6" なるアルバムも、ボクはそんなにいいとは思わないんですよね.
 Blue Note 時代のものも少し聴いたけれど、4100 番台からの録音であり、新主流派が台頭してきた混迷の時期でもあります.
 ボクが思うに Blue Mitchell は、オーソドックスな 4 ビート・ジャズが一番似合うような気がするんですが、どうも時代の波に飲み込まれてしまったような感じです.
 よくわからないようなことも、たくさんしているように感じます.
 だから本当に彼らしいアルバムって、1・2 枚じゃないのでしょうか.


 今回、このアルバムを聴き直してみると、そんな想いが頭の中をグルグル.
 ルーキーに自信を持って勧めるような、俗に名盤と呼ばれるようなアルバムではありません.
 でも、ちょっといいアルバムです.




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 その後、"博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか" を見てしまいました.
 95 分という比較的短めの映画ですが、面白いな〜.
 ボクの大好きな、ブラック・ユーモアが散りばめられています.


 結局最後も映画のお話しになってしまいました(笑).

Tina Brooks と Blue Mitchell 

4052

 Tina Brooks って、昨年まで聴いたことなかったのですが、昨年 Blue Note の廉価版の中で見つけた "Back to the tracks" というアルバムがいいんだな.
 本当にハデさはないんだけれど、日本人好みっていう感じ.
 アルバム全体が落ち着いていて、聴いていてホッとできる感じです.

 ピアノの Kenny Drew は、以前からあまり聴かず、好きなピアニストとは言えないんだけれど、このアルバムではでしゃばらずにしっかり弾いていて ・・・・・・ よい、よい!
 以前から超偏屈な聴きかたをしてきたんだけれど、最近は少しオトナになったせいか、以前は名前を見ただけで 「あーー、これは聴かなくてもいいや」 となったようなアーチストのアルバムも手に取るようになりました・・・・ただし、それも 60 年代頃までですが(笑).
 
 相変わらず偏屈だ!

 このアルバムのもう一ついいところは Blue Mitchell かな.


mitchell05

 Blue Mitchell は大好きなトランペッターの一人ですが、この人もハデじゃないんだよね.それが突然変なアルバム吹き込んだりして ・・・・・・ よくわからない人ですが (笑).
 このアルバムでも堅実に、でしゃばらず ・・・・・・ 個人的には Kenny Dorham より好きかな.

 "I'll close my eyes" はイチオシです.
 以前にジャズ喫茶でバイトしていた頃、この曲を朝一番のテーマにしていました.
 これ聴くたびに、元気が出て、「よーし今日もガンバロウ!」って気にさせてくれるんですよね.
 そしてジャケットがいいんだな、これは!!
 これが、モダン・ジャズです.
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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