Bud_Powell

Bud! The Amazing Bud Powell (Vol. 3)

  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 またまた 腐女子 からお土産届きました.

 インスタント麺は以前いただいたのを少し作って食しましたが ・・・・・・・ やっぱり口に合わない.

 今回のラインナップはさらに強力のようですので、ボクが作って捨てるのももったいないので、職場の女性に差し上げました.




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● 不必要に ガッツリ 撮った写真 ●

 ベアリスタ もいよいよ置くところが無くなってきたので、このくらい小さなものはありがたいなぁ.


 最近では You are here Collection もとても増え、いつ貰ったのかもわからなくなっています.
 今回のものは ・・・・・・ えぇ〜〜っと ・・・・・・ Taichung ??

 台湾 の 台中市 なのか.



 全国制覇にはまだまだ遠い道のりだな ・・・・ 頑張れ 腐女子 !!


 ・・・・ というか、そろそろ 東南アジア から離れようか.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 久しぶりに バド・パウエル .
 ここしばらく全くと言っていいほど聴いてなかったなぁ.

 彼のアルバムの中でも、比較的地味目なものを.






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  " Bud! The Amazing Bud Powell (Vol. 3) "






  1. Some Soul
          (Bud Powell) ・・・・・ 6:58
  2. Blue Pearl
          (Bud Powell) ・・・・・ 3:48
  3. Frantic Fancies
          (Bud Powell) ・・・・・ 4:52
  4. Bud on Bach
          (Bud Powell) ・・・・・ 2:31
  5. Keepin' in the Groove
          (Bud Powell) ・・・・・ 2:55
  6. Idaho
          (Jesse Stone) ・・・・・ 5:16
  7. Don't Blame Me
          (J.McHugh-D.Fields) ・・・・・ 7:32
  8. Moose the Mooche
          (Charlie Parker) ・・・・・ 5:47







  Curtis Fuller (tb: # 6-8), Bud Powell (p),
  Paul Chambers (b), Art Taylor (ds)

  Recorded at RVG Studio, NJ, August 3, 1957.





 傑作と呼ばれている "The Amazing Bud Powell, Vol. 1 & 2" から 4 年後に吹き込まれたアルバムです.
 一般的な評価としては前二作とは比べ物にならないくらい低評価 (ちょっと言い過ぎかな ・・・) .

 "Blue Parl" の別テイクが入ったアルバムもありますが、ボクのものはオリジナルの 8 曲.




1571-2

 アナログ盤の A 面の 5 曲がトリオ演奏、 B 面 3 曲は カーティス・フラー を加えたカルテット演奏です.
 4 曲目 "Bud on Bach" はピアノ・ソロ.



 ボクの中でこのアルバムは "Blue Parl" の印象しかなかったので、今回聴き直してみてそう言えば カーティス・フラー も入っていたんだ ・・・・・・ という感じ.
 ホーンがトロンボーンだけのカルテットって、結構微妙かも.


 ちなみにこのアルバム録音の翌日、 カーティス・フラー は "Bone & Bari" (BLP-1572) の録音を行っています.
 そちらのアルバムは、 トロンボーン + ピアノトリオ に バリトン・サックス を加えたクインテット構成です.
 印象的には トロンボーン のワン・ホーンよりもちょっといい感じかな.


 このアルバム前半のトリオ演奏はすべて バド・パウエル の曲ですが、ホーンが入る 3 曲に彼の曲はありません.
 やっぱり彼の曲にはホーンが入りにくいのかな.




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 アルバムはスロー・テンポな "Some Soul" から始まります.
 ちょっと長めの演奏ですが、途中から おやっ って思うような演奏.

 突っかかってしまうようなところも結構あったりします.
 えっ、こんなところでつまずく ・・・・

 それでも彼らしい場面や、スゴイところもあったり.


 中でもやっぱりボクは "Blue Parl" .
 結構淡々として演奏している感じなんですが、後半のベースとの掛け合いなんかも楽しい.



 ポール・チェンバース と アート・テイラー とは翌年末再び共演し、あの人気アルバム "The Scene Changes: The Amazing Bud Powell (Vol. 5)" を録音しました.




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 ジャズ・ミュージシャン 三つの願い (An Intimate Look at Jazz Giants) の中で本人が言っているように、この時期の バド・パウエル は精神病の影響、さらにはその治療のストレスなどで好不調の波がかなりあり、絶頂期とは全然違っていたようです.


 上の写真がいつのものかわかりませんが、まくり上げたズボンや表情から見ても、ちょっと正常とは言えないかも.


 このアルバムは絶頂期の煌めくような演奏はないかもしれませんが、不思議と聴きやすいアルバムです.


 技巧的に旨い下手だけで片づけられないところがジャズの楽しさの一つかも.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 梅雨入りしました.
 今日はそんな合間の晴天、日差しが暑い.




 今度の日曜日は前職場関係の行事があって招待されていましたが、 ヨドバシカメラ の撮影会と見事にブッキング.
 昨年秋の 撮影会 に参加した後、今年の撮影会はパスしてもいいかな、なんて思っていました.

 ところが、どう間違ったのか入賞しちゃったので状況が変わりました.




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 EOS学園 ポートレート基礎組 の仲間も何人か参加するようですし ・・・・・ ということで撮影会に参加.
 行事のほうは昨年顔出したので許してもらいましょう.


 前日の土曜日は 築地 波除神社 のお祭りもあるので、そちらも顔出せて一石二鳥.



 ところがねぇ ・・・・・ 雨がねぇ


 土曜日は何とかいけそうですが、撮影会の日曜日は現時点で降水確率 90 % !!
 まぁ 100 % 降るっていうことですね (笑)




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 またまた雨の中のモデル撮影になってしまうんだろうな ・・・・・ ぼそっ

 問題はどのくらい降るのかだな.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Our Man In Paris

  ・ ・ ・ ・ ・



 今週はお仕事が結構忙しく、夜も送別会などの飲み会が複数.
 なかなか、早く家に帰っててのんびりという訳にはいきません.
 今夜も定年退職される方の送別会で 22:30 頃のお帰り.
 ようやくこの一週間が終わったという感じです.

 明日はお休みなので多少夜更かししても OK .
 数日にわたって少しずつ書きためておいた記事をまとめて、ブログを仕上げてます.


 今年の目標、映画鑑賞のほうもここにきてガックリペースダウン.
 ヤバいです ・・・・・・・
 250 本も厳しそうな気配になってきました.
 とりあえず明日明後日の二日間は引き籠ってガッツリ映画観ることにしよう.



 さて、ブログの右側に表示されている "人気記事" ですが、ここにきて前に書いた "ラウンド・ミッドナイト" がなぜかアクセス急増でビックリ. 

 かなり前に書いた記事ですし、自分でも 「なんで ・・・・」 って感じでちょっと驚き.
 ということで、火曜日の夜久しぶりに DVD を観てみました.



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 やっぱり本当のミュージシャンの演奏シーンは違います.
 錚々たるメンバーが出ているので、多くの演奏シーンを観ているだけでも楽しめます.


 "最強のふたり" に出ていた フランソワ・クリュゼ も若いなぁ.
 久しぶりに見る クリスティーヌ・パスカル は、相変わらずステキです.



  ・ ・ ・ ・ ・



 今日のアルバムは、タイトルからまんまそんな感じ.
 演奏も、そんな映画の場面を切り取ったようなアルバム.

 ハード・バップ華やかしき頃の、パリの香りのするアルバムなのです.






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  " Our Man In Paris / Dexter Gordon "





  1. Scrapple From The Apple
         (C.Parker) ・・・・・ 7:21
  2. Willow Weep For Me
         (A.Ronell) ・・・・・ 8:46
  3. Broadway
         (H.Woode-T.McRae-B.Bird) ・・・・・ 6:43
  4. Stairway To The Stars
         (M.Parish-M.Malneck-F.Signorelli) ・・・・・ 6:56
  5. A Night In Tunisia
         (D.Gillespie-F.Paparelli) ・・・・・ 8:15





  Dexter Gordon (ts), Bud Powell (p), 
  Pierre Michelot (b), Kenny Clarke (ds)
  Recorded at CBS Studios, Paris, France, May 23, 1963.








 このアルバムもボーナス・トラックが入っているものがありますが、ボクの持っているものはオリジナル版と同じ構成の国内盤.
 こういうボーナス・トラックが入っているのがいいか、悪いかというところも意見の分かれるところですね.

 オリジナル云々 (と言っても CD の段階でアウトのような気がしますが) 言わなければ、他のテイクが入っているほうがラッキーじゃないかなってボクは思います.
 特に好きなミュージシャンだったら、他の演奏も聴きたいと思うのはきっとみんな同じ気持ちじゃないでしょうか.




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 メンバーこそ違えども、まさに映画の世界がこのアルバムには再現されているようです.
 まぁ映画のベースが デクスター・ゴードン や バド・パウエル がいた頃の パリ のを様子を描いているようなので、当然と言えば当然なんだけれど.


 このアルバムで演奏されるのは、全曲ハード・バップ時代の有名な曲ばかり.
 所説によると、ピアノは最初 ケニー・ドリュー だったのが急遽 バド・パウエル に変更になり、すでに精神的にも健康と言えない状態の バド・パウエル がオリジナルなどを短期間で覚えることができなかったため、こういうビ・バップ の代表曲を選曲したようなことが書かれています.
 久しぶりにライナーノーツ読みました (笑)


 この頃 バド・パウエル は 精神分裂病 (今で言う 統合失調症) を患っており、その治療として 電気ショック療法 を受けたことがあるようです.
 この 電気ショック治療 は患者にかなりの苦痛を与えることが多く、その後の抗精神薬等の薬剤の登場により、一般的にはあまり耳にしなくなりました.
 そんなこともあってか、 "Nica's Three Wishes" のなかで バド・パウエル は 「医者に診てもらったり、病院へ行ったりしなくていい状態」 と願いを語っていました.


 ここでの バド・パウエル のピアノはどうなんだろう.
 "Stairway To The Stars" の出だしにしてもボクはそんなにいいとは思えないのですが、まぁ好き嫌いは聴く人次第だから.



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 最近、ブロ友へのコメントでライナーノーツあまり読まないことを書いたら、 「そんな人初めて ・・・・・ 」 といった感じでビックリされちゃいました.
 やっぱり、アルバムとか買うとみんなライナーノーツきちんと読んでいるのかなぁ.


 ボクの批評家嫌い、ライナーノーツ嫌いのことはずっと前に書きましたが、それでも最近は遥か昔のように ・・・・・・・ ジャズを聴き始めていろいろな知識を蓄えようとガンガン読み漁っていた頃のように、少しずつ書籍に目を通したりもしています.
 そうは言っても、多くのジャズ・ファンほどの知識もウンチクも持ち合わせてはいませんが.


 相変わらずライナーノーツはほとんど読まない状態 (笑)
 ブログの記事を書く時でも、読んだり読まなかったり ・・・・・・・・ 字が小さいというのが一番の原因かもしれません.


 批評家嫌いは ・・・・・・・・・
 まぁ 小川さん との出会いがあったから、いままでのようなとんがり方はしていません.
 おまけにこの出会いから、どうもジャズ関連書籍を買うようになった気もします.


 それでも今だに、評論家諸氏の意見を参考にアルバムを買うことはほとんどありません.
 だからいつまで経っても 聴かず嫌い な訳でして ・・・・・・・・


 ・・・・・・・・・・・・ 話がまた違う方に行ってしまいました.



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 このアルバムに入っている "Stairway To The Stars" はとてもステキな曲で、ここでの演奏もとても素敵なのです.
 全体的にアップテンポにブローしまくる演奏が続くので、この曲になった時には微妙にホッとしてたりします.



 元々、デクスター・ゴードンのテナーはそんなに好きなテナーとは言いかねます.
 どちらかというと少し前まで敬遠気味.

 うまいのはわかるのですが、結構吹きまくる演奏が多いのでちょっと ・・・・・・ という感じでした.
 数年前から Blue Note を集め始めてから Blue Note 盤は聴くようになってきたものの、他のレーベルの演奏に至ってはまったく状態.
 音も豪放な感じで ソニー・ロリンズ にとても似たイメージを抱いています.


 このアルバムのようにハード・バップ (ビ・バップ) してます的な演奏はやっぱりちょっと ・・・・・・・ たまに聴くにはいいんですがね.
 だから 4 曲目の "Stairway To The Stars" でホッと一息ついたりしちゃうのです.


 ただ、これがもう少し 新主流派 的演奏になると印象がガラリと変わります.
 "One Flight Up (BLP-4176)" に入っている "Tanya" なんてもう ・・・・・・・・ 超 カッコよくって、大好きなんですから.



  ・ ・ ・ ・ ・


 
 さって、 Blue Note と言えば ・・・・・・・・・

 創立 75 周年を記念して 2013 年から発売されていた ブルーノート・ザ・マスターワークス・シリーズ ですが、 3 月 25 日に "第 5 期" 50 タイトルが発売になります.



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 今回がシリーズ最終ということで、 4000 番台ばかり.
 持っていないアルバムが約 20 枚ほどありました.



 持っていないアルバムのうち欲しいと思うのは 5・6 枚 ・・・・・・・

 できれば欲しいんだけれど ・・・・・・・・・・・

 いかんせん、お金がない ・・・・・・・・・・・



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 さらに ・・・・・・・・・


20150312-20


 こんなのや ・・・・・・・・・


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 こんなものや ・・・・・・・・・


20150312-22


 おまけに ・・・・・・・・・


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 ・・・・・・・・・・・ orz


 恐るべし ユニバーサル・ミュージック・ジャパン .

 いくら廉価価格とは言え ・・・・・・・・・・・ 終わった感ありあり.


 とても、無理 ・・・・・・ !!


 今月から 5 月にかけてはいろいろ物入りで、とても CD 購入にお小遣いを回す余裕がない.

 ・・・・・・・・・ ここはじっと我慢するしかないなぁ.



 お金と一緒に出るのはため息だけです ・・・・・・・・・・ ハフッ



  ・ ・ ・ ・ ・

なでしこ な "Sweet Georgia Brown"

 まだまだ "なでしこ ジャパン" がいろいろな意味で話題をさらっていますね.

 "熊谷選手のツイッター事件" なんかも、全くもって個人的な私生活の部分だからどうってことないと思うんだけどね・・・・・・・ まぁそんなことをツイッターで実況するような おバカ と一緒に飲んだことが問題と言われれば、 それはそうですが.
 一夜にして 国民栄誉賞 的な注目を浴びる存在になってしまったのですから、 20 歳そこそこの彼女たちにとっては、その変化に従順に対応できなくとも無理からぬことでしょう.


 サッカーのドイツ代表は、合宿の最初に代表ということについて徹底的な教育のようなものを受けると、昔どこかで聞いたことがあります.
 最初に、国を背負うという重みをきちんと認識させるということでしょう.

 日本代表は、オリンピックでも過去にもいろいろな発言などで物議を醸し出したことがありますが、やっぱり国を代表するということをきちんと教育する必要はあるんじゃないでしょうかね.
 それが嫌やだという人は、どんなに実力があろうとも、国の代表としては相応しくないような気がします.
 どうもいろいろな日本代表に中には、こういった国の代表という気持ちがないように見受けられる方たちがいるように思いますね.
 そんな意味で、今回の なでしこ たちは本当に爽やかに感動を与えてくれたんだけどな〜.


 せっかく世界一という快挙を成し遂げたのですから、つまらないワイドショーの話題になるようなことはしないで欲しいですよね.

 昨日のなでしこ・リーグも、今まででは考えられないほどの観客動員をしています.
 これからが、本当の意味で真価を問われる時代になっていくのではないでしょうか.
 頑張ってほしいですね、なでしこたち.




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 なでしこ を英語にすると、 pink ・・・・・・・・・・・・ らしいです.
 となれば、ボクの場合 Pink Floyd なのですが、この話題は過去にも結構書いたので ・・・・・ Pink 姐さんでも行こうか ・・・・・ でも、やっぱり今夜はジャズがいいですね.

 そんな pink にちなんだ曲があるか マイ・アルバム内蔵型 iTunes で探してみましたが、いままで pink というタイトルの入った曲なんて、ジャズで聴いたことがありません.

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ところが ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 なぜか "Sweet Georgia Brown" がヒットしました.

 ?????????????

 どこにも pink って入っていないのに ?????




 この曲を調べて納得でした、この曲の作曲者が Maceo Pinkard というんですね.
 1925 年に書かれた、当時のポピュラー・ソングですが、今ではジャズのスタンダードにもなっており、多くの演奏が残っています.



 そんな演奏の中から、ピアノ・トリオの演奏です.





Powell002






   "Jazz Giant / Bud Powell"




  1. Tempus Fugue It
  2. Celia
  3. Cherokee
  4. I'll Keep Loving You
  5. Strictly Confidential
  6. All God's Chillun Got Rhythm
  7. So Sorry Please
  8. Get Happy
  9. Sometimes I'm Happy
  10. Sweet Georgia Brown
  11. Yesterdays
  12. April In Paris
  13. Body And Soul




  #1-6 Bud Powell (p),  Ray Brown (b), Max Roach (ds)
  Recorded February 23, 1949.

  #7-13 Bud Powell (p), Curly Russell (b), Max Roach (ds)
  Recorded February 23, 1949 & February , 1950.






 元来ミュージシャンについての知識や蘊蓄に乏しいボクですが、 Bud Powell が精神的に病んでおり、演奏にはかなりのむらがあったことは知っています.
 彼自身もそういった状況をある程度理解していたのか、 "ジャズ・ミュージシャン 3 つの願い" (奇しくも、原題は "An Intimate Look at Jazz Giants") にも、 「医者に診てもらったり、病院に行ったりしなくていい状態」 と書かれていました.

 このアルバムはそんな彼の代表作の一枚 ・・・・・・・ ですよね ? きっと.
 一曲一曲は短いのですが、スタンダード中心の選曲で非常に聴き応えのあるアルバムです.




Powell002-2

 "Sweet Georgia Brown" ですが、とにかくそのスピード感が半端ではありません.
 息をつく間もないくらいの演奏です.
 この一曲だけでも、しっかり聴くとドッと疲れてしまうくらいすごい演奏です ・・・・・・ フレーズを追っていくだけでも一苦労 (笑) .
 そうかと思うと、その後の3曲では歌心溢れ、きらめくようなタッチの演奏.
 ・・・・・・・・・・ やっぱりすごいですね.


 BGM で聴くようなアルバムではなく、しっかりと耳を傾けたくなるアルバムですので、ルーキーの方には取っつき辛いかもしれませんが、間違いなく彼を代表するアルバムの一つでしょう.


 一曲目の "Tempus Fugit" でも超絶的な早さと、イマジネーション豊かなフレーズの大洪水です.
 このアルバムは、まずこの一曲で ガツン と強烈な一撃を受けてしまいます.
 そう言えばこの曲のタイトル ・・・・・ ラテン語で "光陰矢のごとし" .


 昔、このアナログ盤 LP を買ったのがつい最近のことにようにも思えます.
 あれからあっという間に オヤジ になってしまいました.
 
 そんなことを想いながら、ため息交じりに聴いています ・・・・・・・・・ 涙.

My Scene is Changes

 今日は雨降りでした ・・・・・・ それも、かなり寒い一日.
 天気予報では、夜雪に変わるとか.
 そういえば、車のタイヤはすでにノーマル・タイヤに履き替えてしまいました.
 朝起きた時に、雪がないことを祈るのみです.


 今日は内示発表の日 ・・・・ 予想通り、昇格と移動です.
 移動に関しては、本来ボクがいるべき位置だと思うので納得できますが、昇格は ・・・・・
 基本的に昇格などに全くと言っていいほどこだわらない性格なので、逆に自由な時間が少なくなることが精神的にもかなり応えてしまいます.
 責任感も決してあるほうではなく、仕事もこのくらいできて当たり前と思うくらいしかしていません.
 どちらかというといい加減な性格なのですが ・・・・・ どうなんでしょ、こういった昇格って.
 それも何人も飛び越しての昇格 ・・・・・・ ストレスのほうがかなり増えそうです.
 どうせだったら、給料もそれに比例するくらい増えてくれるとうれしいのですが.
 喜ぶのは我が家の奥様くらいでしょうか ・・・・・


 喜び、庭駆け回わらなければいいのですが (笑)





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  "The Scene Changes / The Amazing Bud Powell Vol.5"





  1. Cleopatra's Dream
  2. Duid Deed
  3. Down With It
  4. Danceland    
  5. Borderick
  6. Crossin' The Channel
  7. Comin' Up    
  8. Gettin' There
  9. The Scene Changes
  10. Comin' Up (Bonus-tk)





  Bud Powell (p), Paul Chambers (b), Art Taylor (ds)
  Recorded at RVG Studio, Hackensack, NJ, December 29, 1958.






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 一曲目の "Cleopatra's Dream" があまりに有名なアルバムです.
 ただ、ジャズ評論家たちの中では、ベストにはほとんど上がってこないアルバムでもあります.
 ボクはそのあたりはよくわかりません.
 "The Amazing Bud Powell Vol.1" を聴いてもいいと思うし、このアルバムを聴いてもいいと思ってしまいます.
 ベストを云々言うこと自体がおかしいことなのかもしれません.
 もっと単純に楽しめば、それでいいんじゃないのかなー ・・・・・・

 最近、いろいろなジャズを聴くようになってそんな風に思うようになっています.
 まぁこれって、ジャズのことをよくわからない、自称 "シリアスなジャズ・ファン" のぼやきみたいなものですが.




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 ある FM 番組のホームページをのぞいていたら、こんな写真を見つけました.
 この写真って、番組に寄せられたメールを撮ったものです.
 よく見ていたら、一番左側 (一番下になっている) のメールが、ボクの書いたものでした.
 実はこの番組、ボクのところでは聴くことができません.
 でも、番組ホームページをのぞくと DJ やディレクターのコメントや毎回かかった曲が表示され、番組の雰囲気などがなんとなくわかってくるので、プレゼント希望のメールを幾度となく出しています.
 過去に "超粗品" をゲットしたこともありますので、二匹目のドジョウを狙っています(笑)
 この写真だけでも、半分くらい読まれたことになるのかなー ・・・・・


 ちなみにこの番組では Miles Davis の伝記的な話のコーナーも 30 分間あり、そこが本当は聴きたいのですが ・・・・・ 仕方ないので 4 月直接著者から書籍を購入することにしました.
 今まで頑なにこういった知識を拒んできたのですが.
 東京近郊の方、日曜日の 16:00 からは Inter-FM "Jazz Conversation" を聴いてみたらいかがでしょうか.
 ちょっとばかり、楽しい番組ですよ.
 ボクは、東京に行った時にしか聴くことができませんが.


 今夜は、今のポストでの今年度最後の会議があり 22 時ころ帰宅でした.
 明日は、今月最後の送別会ですので今夜はこれくらいで休むとします.



 果たして今宵の夢は、クレオパトラか ・・・・・・ それとも

Ornithology / Bud Powell

 たった今、お付き合いを早めに失礼し、昨日から書いていた続きを書いています.
 かなりの長文になってしまいました.


 一昨日、東京にいる女友達からメールがきて、このブログのことを褒めて頂きました.
 物事をはっきりいう娘なので、よくなければきっと連絡もくれない.
 逆に感動するようなことがあると突然メールがきたり (以前少し書いた 北アルプス のことなど) . 
 そんな彼女からのお褒めの言葉ですので、有り難く頂戴します.


 音楽の出会いというのは、まったくもって人との出会いとよく似ていると感じています.
 この彼女との出会いもまったくもって偶然という必然.

 どんなに傑作と大絶賛されていても、なぜか聴いていない、聴きたいと思わないアルバムがたくさんあります.
 すぐそばにいるのに、なぜか話したこともない人たちのように.
 好きとか嫌いということではなく、たまたま機会に恵まれないだけかも知れません.
 まぁいろいろなジャズ評論などをきちんと読んでいるような人は、傑作と称されるアルバムは間違いなく聴くのでしょうが、何分にも偏屈なボクは、そういう機会さえも放棄している傾向があるので.

 以前は Art Pepper や Charlie Parker などのアナログ盤を、かなり多く持っていたのですが、どれだけ聴いたのかというと、うぅーーん ・・・・・・・
 たった一度くらいしか聴いていないアルバムがたくさんという感じ.
 最近になって、また CD を購入 (大人買い! ) するようになっても、本当に聴きたいもの、思い出が詰まっているものだけしか買ってきませんでした.
 もちろんお金が唸るくらいあれば、片っ端から購入できますが、きっとまた聴かないでしょうし.
 だから、今まで聴いたことがあるアルバムばかりで、 Art Pepper や Charlie Parker などの、以前持っていてもあまり聴かなかったようなものは手元にまったくありません.
 こういう聴き方がいいのか悪いのかはわかりませんが、別にジャズ評論家でもないので、まぁそのうち出会いがあって新しいものを聴き始めるかも ・・・・・・ これも人との出会いと一緒.


 そんな CD 購入にちょっとした ・・・・ 大きな変化をもたらしてくれたのが Blue Note RVG シリーズ (1,700円) や Blue Note Best & More 1100 といった廉価版の数々.
 これによって、今まで聴かなかったアーティストやアルバムを聴くようになり、改めて Blue Note の素晴らしさを実感したり.
 そういう意味で、これらのアルバムはボクにとってのエポック・メーキング的役割を果たしています.
 おかげで気がついたら 1500 番台と 4000 番台 200 枚のうち、 100 枚が部屋に並んでいます.
 これって少し前まで考えられなかったことです ・・・・・・ 俗に言う収集家のみなさまは、こういった歯抜けの部分を埋め尽くさないと気になって仕方がないんでしょうね、きっと (笑).


 前置きが長くなりました、今日の一枚



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 "The Amazing Bud Powell Vol.1"

 間違いなく幾度となく聴いているのは確かですが、ほとんど記憶にない.
 何回も再発されてはいても、買おうという気にもならなかった ・・・・・・ 先に書いた出会いがなかったのでしょうね.

 振り返ってみると Bud Powell ってきちんと聴いていなかったような気がします.
 基本的にホーンが好きだから、必然的にホーンの CD 購入になってしまいます.
 まぁこれは、今までもっていたアナログ盤の影響が多大にあります.

 このアルバムは Bud Powell の最高傑作という評価が、多くの ・・・・・ ほとんどの書籍でされています.


 Blue Note 廉価版の購入と同時に Blue Note 関連書籍との出会いがありました.
 中でも一番の出会いは 小川隆夫 氏の著書との出会いでしょうか.
 このアルバムは、その小川氏の著書でも絶賛されています.
 いくら評論やこういった評価を気にしないといっても、これはちょっと真面目に聴いてみようかと思い RVG シリーズを購入しました (この RVG というのがキーワードです).

 まずいきなりネガティブな意見を!!
 (ボクの行っている医師や看護師向けの講習では、まずポジティブに褒めて、そのあとコンストラクティブに修正かけますが、 CD 評価などはストレートに).

 それは、この RVG シリーズの構成です.
 確かにボーナストラックなど多く含まれ、ファンにとっては本当に有難いのですが、あまりにオリジナルと違った曲の配列はどうなんだろう ・・・・・・・ ??
 多くの批評の中心は 3 テイクある "Un Poco Loco" の素晴らしさであって、これをテイクごとに聴くことにより、演奏の素晴しさ ・・・・・・ そして Powell の素晴らしさをわかるということがどこにも書かれています.
 だったらなぜ、この構成なのでしょうか?

 ひょっとすると 3 曲続けて聴いていく意味って、日本のファンだけの意味なのでしょうか??  


 ボクは Bud Powell のアルバムをすべて聴いたわけではないので、最高傑作と言うことはできませんが、間違いなく素晴らしい演奏には違いありません.
 一番の感動は "Un Poco Loco" ではなく "Ornithology" にありました ・・・・・・ 特に別テイク!!
 この辺りが、自身の偏屈さを物語っています ・・・・ でも、好きな部分でもあります.


 この演奏のイメージは、ズバリ子供たちです ・・・・ 広い芝生の上を無邪気に駆け巡る子供たちです
 鍵盤の上を自由奔放にメロディが飛び回っています、それも一気に ・・・・・・
 ボクたち大人が息を切らして追いつけなくなっても、彼のピアノは息切れすることなくどこまでも、楽しそうに駆け巡ります.
 真っ直ぐ前を向いて全力疾走していたかと思うと、突然向きを変えます.
 まったく予想のつかない子供達の疾走 ・・・・ それが鍵盤の上で行われています.
 聴いていて思わず 「うわーーーっ」 って口ずさんでしまいそうになるくらい、鍵盤の上からメロディが溢れ出ています.


 実は 20 日から、少なくても 10 回は通して聴いています ・・・・ ただし、半分くらいは作業用ですが.
 そうすると、他の曲の素晴らしさもどんどん見えてきます.
 作業していても、突然 「あっ、ここすごい!」 というような感じで、次から次へと驚くような発見があります.


 これこそ、Amazing !
 久しぶりにしっかり聴いたアルバム、しっかり書いた日記.


 まさに、The Amazing Bud Powell   

Complete Columbia Album Collection / Miles Davis

 金曜日 ・・・・・・・ 今週は連休があったので、金曜日が早くやってきた感じです.
 明日からは、久しぶりにお勉強です.
 軽井沢 のホテルで小児科のワークショップがあるのでそれに参加.

 昨年は他のスケジュールで参加できなかったので、今年は早めにスケジュール調整.
 といっても、専門的ワークショップなのでとても難しくてついていけません、ボクは 2 ‐ 3 の聞きたいものだけを中心に.
 あとはどこかでお茶でも飲んで、きっとやってくると思われる知人たちとおしゃべりでもしていようと思っています.
 なんといっても、家から車で 40 分くらいなのでちょっとしたドライブです.
 おまけにそのホテルには、ボクの娘が "へなちょこパティシエ" として働いているので、時間が合えばモールでお茶でもしてこようかな.


 HMV のホームページを見てたら、
 「マルチバイで 25 % オフ」、「 11 月 12 日まで CD 4 枚以上でポイント 10 倍」
 お得意のマルチ商法 (・・・・・ あくまで個人的ブラックな表現ですので) を発見!!

 さらに Blue Note Best & More 1100 シリーズの第 3 回 12 月 9 日発売分もアップされ始めました.
 ところが、肝心の EMI ミュージックのホームページには、まだ第 3 回分のラインアップがされていないんですよね.
 なにが出るのかわかりません ・・・・・・ これって、遅すぎるでしょ!!!
 だから HMV でいちいち演奏者の名前検索して、発売日順に並び替えて、ようやく 12 月に出るのかを確認 ・・・・・・・ この作業が結構時間かかります.
 それでなんとか 10 枚ほど予約!!
 5000 番台も出るんですね ・・・・・・・・ Wynton Kelly も買っておこうか.

 第 1 回分で購入しなかった "Amazing Bud Powell Vol.1" も、今回買いました.
 これは 小川隆夫 氏の #1503 を何度も読み返して 「ひょっとするとこれで Rollins 好きになれるかなー」 なんて思ったので.




miles-davis-collection

 いまだに "Miles Davis Complete Columbia Album Collection" どうしようか迷っています.

 とにかく値段が安い!、
 でも、間違いなく半分は絶対に聴かない!!

 そう考えると収集家ではないボクとしてはいらないんだけれど ・・・・・・・
 でも半分聴かなくても 20 枚 3 万円弱だから、十分元は取れる ・・・・・・
 心の中の 碇シンジ 君が 「買っちゃだめだ、買っちゃだめだ、買っちゃだめだ ・・・・・」 と言っています.

 おまけに Miles の熱狂的なファンではありませんし ・・・・・・
 Columbia 盤は何枚もすでに持っていますし ・・・・・・
 置く所はどうしよう ・・・・・・
 でも過去の人生を振り返ると、悩んでいるということは買ってしまうということ ・・・・・・


 この結果は近日中にご報告いたします.
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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