CP+2025

CP+ 祭りのあと

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 CP+ ネタも今回が最後です.

 最後は会場の雰囲気の写真を載せますが、バッテリーチャージャー忘れたので二日目が思ったように撮れなくて、いつもに比べると本当に少ないです.

 EOS R8 のバッテリー LP-E17 は、ファインダー使用で 220 枚とカタログ表記がありますが、まさにその通りでバッテリー 3 本で撮った枚数は約 600 枚でした.



IMG_5161

IMG_5242


 金曜日は開場 30 分前に着いたんですが、そんなにビックリするほどの行列ではなかったですね.
 会場内も比較的空いてるかなという感じを受けました.

 公式発表だと金曜日が 12,510 人、土曜日が 18,769 人だそうです.
 翌日行ったら人の多さにちょっとびっくり.

 4 日間で約 57,000 人ほどということで、以前に比べるとどうなんでしょう.
 新型コロナ以前は 4 日間で 60,000 人超えたこともありました.



IMG_5229

IMG_5233

IMG_4834
 ● Canon ●

IMG_4783

IMG_5221

IMG_5220
 ● Nikon ●

 キヤノン 使いなんだけれど、カメラもレンズも現状では手が出ないので、ほとんど キヤノン ブースの中を見ることはありませんでした.
 レンズもいいのはわかるんだけれど、価格的にとても手が届かないから.


 ニコンは今年も一角に Zf と Zfc のちょっとおしゃれなディスプレイがありました.
 このイメージはいいですね、ちょっと Zfc が欲しくなります.
 このイメージを優先させた売り方は全然ありです.
 初心者が一眼ミラーレス機買うんだったら、まずは見た目や触った感じで気に入ったものを買うのが一番だと思ってます.
 そうすれば自然とカメラ持って外に出るので、写真もたくさん撮るようになると思う.


 ちなみにオイラの EOS R8 はブルーにドレスアップした シャー専用機 "蒼い彗星" ですが ・・・・・ こういう楽しみもあり (笑)



IMG_5190

IMG_5210

IMG_4786
 ● SONY ●

IMG_4770

IMG_5196

IMG_5195
 ● FUJIFILM ●

 今時はスマホでいい写真も撮れてしまうので、高いレンズ交換式カメラからはどんどん離れていっているようなことも囁かれていますが、この会場にいるとそんなことは感じない.
 結構若い女の子が一眼カメラぶら下げていたり、オールドレンズを付けている人たちもたくさんいます.


 shige 君は翌日も入場して SONY のセミナーで もろんのん さんのお話聞いてきたみたい.
 こういったセミナーの登壇者も、ユーチューバーやこういう若い方が増えています.
 若い人たちへの影響力も多少はあるはずです.



IMG_4814

IMG_4817

IMG_5163
 ● LUMIX ●

IMG_4730

IMG_4727

IMG_4726
 ● OM SYSTEM ●

 各ブースの雰囲気って大体同じような感じですが、今年の SIGMA はガラリとイメージが変わってました.
 今までは黒を基調にしたデザインだったと思うんだけれど、これはちょっとビックリ.

 新しいカメラ BF のタッチ & トライには結構な列ができていました.

 このBF という新しいカメラについてはまったく知らなかったので、後で調べて触ってくればよかったと少しだけ後悔してます.



IMG_4724

IMG_5238
 ● SIGMA ●

IMG_5162

IMG_4819
 ● Tamuron ●

 キヤノン の現像ソフト DPP のことで聞きたいことがあって、 CP+ に行ったら キヤノン ブースで聞いて来ようと思ってましたが、バッテリーチャージャー忘れたショックが大きく、そんなことすっかり忘れてました.

 田舎にいるとちょっとしたことをなかなか聞けない部分がある.
 東京に住んでいればショールームなどで簡単に聞けるんだけどねぇ.


 今回は初めて車で行ったんだけど、経済的にも懐にやさしいので、来年も娘のところまで車で行こうと思います.



IMG_4798

IMG_5235


 ホテル予約は半年くらい前に行ってましたが、どうも今年は行く気が起きず、二週間前までキャンセルも考えてました.
 そうしたら shige 君が土曜日行くから一緒にと話があり、さらに一週間前には キヤノン の お散歩撮影会 に偶然飛び込め、一気にテンション上がりました.


 これといって触ってみたいというものもほんの少しかありませんでしたが、あの会場歩いていると自然にテンションが上がってきます.


 EOS学園 で一緒だった皆さんともどんどん距離が離れてしまい、来年あたりは「どなたでしたっけ?」なんてなってしまいそうです.

 まぁそうやって消えていくのもありかもね.

 とりあえず十分リフレッシュできた 横浜 でした.













  ・ ・ ・ ・ ・ ・

CP+ お散歩撮影会

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 CP+ ネタも、第四弾.
 今回は 28 日に開催された撮影会のお話しです.



IMG_5092
 ● 講師 佐藤かな子 氏 ●

 参加した撮影会は、
 "【部活・CP+2025 開催日連動企画】被写体の宝さがしをしよう。 旅スナップ部撮影会 in 横浜 "

 という長い名前の撮影会.
 キヤノンの企画で、キヤノンフォトサークル会員限定のイベントでした.

 講師は キヤノン EOS学園 でも講師を務める 佐藤かな子 氏.
 スナップを中心にいくつか EOS学園 で講座を担当しています.
 名前は以前から知っていましたが、お会いするのは初めてでした.



 この撮影会を キヤノン ホームページで見つけ、面白そうなので申し込もうかと思ったら、定員 16 名がすでに満席.


 ところが開催一週間前、なんとまだ応募できるのを発見して申し込みました.
 当日スタッフに聞いたら、たまたま一名キャンセルになったということで、そこに運よく飛び込めました.
 相変わらず、持ってます !

 せっかくなので、今回は撮影した写真の一部を時系列的に並べてみましょう.



IMG_4905
 ● EOS R8 + Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE: F2.8 1/16000秒 WB-Auto ISO-800 ●

 この時の最初のカット.
 十字架と信号を合わせようと思ったんだけど ・・・・・ なんだかなぁ.
 Planar らしさもない.



 実は今回大きなアクシデントを引き起こしてしまい、皆さんにご心配をおかけしてしまいました.
 エスカレーターでつま先しかステップにかかっておらず、バックパックの重みで後ろに倒れてしまいました.
 咄嗟に右手で手すりをつかもうとしましたが、カメラ持っていたのでうまくつかめなくて.
 スローモーションのように後ろに倒れていくのが、自分でもわかりました.
 幸い後ろで支えていただいたので、ケガもなくやれやれ.
 本当にお騒がせしました、寄る年波のせいでしょうかね.



IMG_4907
 ● EOS R8 + Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE: F16 1/50秒 WB-Auto ISO-125 ●

 上の写真は、自転車が思いのほか遅くて流し撮りにならなかった例.
 まだこの辺りはどんなもの撮ろうかと悩んでいた時.


 この日の機材ですが、カメラは EOS R8 、さすがにここへは重戦車 R1 は持っていけない.
 レンズは Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE で、後半 Zeiss Milvus 2/35 ZE .
 久しぶりのスナップ撮影なので、とことん撮ることを楽しもうと、あえて RF 14-35mm F4L IS USM はホテルのバッグの中.

 マニュアルモードで、当然マニュアルフォーカス.
 ただただ、自己満足の世界です.



IMG_4929
 ● EOS R8 + Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE: F1.4 1/2000秒 WB-7000K ISO-125 ●

IMG_4933
 ● EOS R8 + Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE: F1.4 1/1250秒 WB-7000K ISO-125 ●

 このあたりから、ちょっと Planar っぽくこってり感やオールドレンズ感出せないかといろいろ設定変えながら撮っています.
 ベンチの写真は、もう少し背景の奥行出せればよかったのですが、あまりに明るすぎて雰囲気が変わっちゃうのでベンチだけ.
 このあたり、しっかり 佐藤先生 にも指摘されました.

 写真としての面白みがないので、自分の荷物でも置けばよかったな.
 その下の写真も、配線がしっかり出てました.
 撮った時はレンガの目地かと思ってた.


 ちなみに写真は JPEG だけ、レタッチなし、トリミングは軽度の水平調整程度でアップしてます.



IMG_4940
 ● EOS R8 + Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE: F1.4 1/1250秒 WB-8500K ISO-125 ●

IMG_4943
 ● EOS R8 + Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE: F1.4 1/1250秒 WB-8500K ISO-125 ●

IMG_4952
 ● EOS R8 + Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE: F1.4 1/2000秒 WB-8500K ISO-125 ●

IMG_4964
 ● EOS R8 + Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE: F2.5 1/5000秒 WB-8700K ISO-125 ●

 マニュアル露出、マニュアルフォーカスなので、決してフットワークは軽くない.
 街スナップは、どちらかというとフットワーク軽いほうが面白い写真撮れると思うんだけど.


 でもすごく集中しながら撮るので、撮ってる感半端ない.

 気がつくとみんなずっと先のほうを歩いていて、せっかくの機会というのに講師の佐藤先生とはほんのわずかしかお話しできなかったのです.


 全体的にかなりアンダー気味になっているかと思いますが、意図的にアンダー目です.
 やっぱり コシナ Zeiss はちょっとアンダー目で撮りたくなります.
 それでも、かなり暗い部分もつぶれずに頑張ってくれるし.



IMG_4977
 ● EOS R8 + Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE: F2.5 1/800秒 WB-8700K ISO-125 ●

IMG_4976
 ● EOS R8 + Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE: F2.5 1/2500秒 WB-8700K ISO-125 ●

IMG_4988h
 ● EOS R8 + Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE: F2.5 1/3200秒 WB-8700K ISO-125 ●

 色温度はケルビンあげあげで、夕暮れっぽくしてます.
 この場所はケルビンあげるとすごくいい感じの色合いだったので、ちょっとじっくり撮りましたが、もっともっと粘りたかったなぁ.

 面白い構図があって、そこに女の子でも飛び込んできてくれたらいい写真になったと思います.
 とりあえず講評用に仕上げましたが ・・・・・ あと 1 時間くらいここで撮りたかった (笑)



IMG_5013-2

IMG_5013
 ● EOS R8 + Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE: F6.3 1/2500秒 WB-Auto ISO-125 ●

 上の縦長写真はトリミングで拡大しました.
 オリジナルはその下、望遠レンズの皆さんが撮っていたので、ボクも 50mm で撮ってみた.
 拡大したらしっかり光が ・・・・・ Planar 描写しっかりしてるなぁ.
 手前の建物の影部分も全くつぶれていません.

 こういうことして喜んでいるのは、ほぼ変態と言っても過言ではないな ・・・・ shige 君は間違いなく喜んでくれるでしょう (笑)



IMG_5017
 ● EOS R8 + Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE: F1.4 1/8000秒 WB-Auto ISO-125 ●

IMG_5030
 ● EOS R8 + Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE: F1.4 1/8000秒 WB-Auto ISO-125 ●

IMG_5032
 ● EOS R8 + Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE: F1.4 1/8000秒 WB-Auto ISO-125 ●

IMG_5054
 ● EOS R8 + Zeiss Milvus 2/35 ZE: F2.0 1/1600秒 WB-Auto ISO-125 ●

 途中、モノクロームに設定変更しての撮影.
 細かな設定をしてあるユーザー設定ではなく、最初から入っているモノクロモードをそのまま.
 フィルターもかけてません.

 ポートレートの時は結構モノクロームで撮って、 RAW 現像で色を戻したりしてるので、モノクロ撮影も撮ってる感ありますねぇ.

 途中からは Milvus 35mm に交換しての撮影.
 結構開放でも撮って、周辺光量落ちようがお構いなしです.



20250304_250304_4


 小型軽量のフルサイズ機 EOS R8 に Zeiss の小ぶりのレンズの組み合わせって、街スナップにはピッタリ.
 レンズ自体はちょっと重さもありますが、ほんとに楽しい.

 こういう組み合わせでスナップ撮っていると、画素数なんて 2000 万画素あれば十分、と思ってしまいます.
 それよりも携帯しやすさだったり、軽さだったりでしょ.

 最近、ほんとに EOS R8 の良さを実感してます
 


IMG_5081
 ● EOS R8 + Zeiss Milvus 2/35 ZE: F2.0 1/4000秒 WB-8700K ISO-125 ●

IMG_5084
 ● EOS R8 + Zeiss Milvus 2/35 ZE: F2.0 1/3200秒 WB-8700K ISO-125 ●

IMG_5094
 ● EOS R8 + Zeiss Milvus 2/35 ZE: F4.0 1/320秒 WB-Auto ISO-125 ●

IMG_5101
 ● EOS R8 + Zeiss Milvus 2/35 ZE: F4.0 1/500秒 WB-8700K ISO-125 ●

 初めて買った Zeiss レンズが Milvus 2/35 ですが、やっぱりいいなぁ.
 所々クラシックなイメージもありますが、バリバリ今風の描写です.
 何より EOS R8 に装着した時のカッコよさ.
 この Zeiss Blue だけでご飯三杯くらいいけそうです ・・・・ 「蒼い彗星」はやっぱり主砲が Milvus です.


 ケルビンも上げて、あえてコッテリ感出して撮ってますが、微妙な数値ですね.
 「炎の 10000K 」は師匠をリスペクトしているので使わないで、ボク的には 「小心者の8000K 」.



IMG_5117
 ● EOS R8 + Zeiss Milvus 2/35 ZE: F2.0 1/1000秒 WB-8700K ISO-125 ●

IMG_5121
 ● EOS R8 + Zeiss Milvus 2/35 ZE: F2.0 1/1000秒 WB-8700K ISO-125 ●

 ワンチャンの写真、今回の中ではかなり気に入っている一枚.
 これは狙っていたのではなく、ふと見たら飛び込んできたので慌てて撮影.
 ちょっとアンダーですし、動いているのでピントもちょいボケ.

 でも全体の雰囲気がいいし、何より女性ご主人がカッコいい.


 動いているもののピント合わせ、マニュアルフォーカスはキツいっす.
 こういう時にすぐにシャッター押せるのはオートフォーカスの特権でしょう.



IMG_5091


 冬はスキー場での撮影ばかりで、とても街スナップをゆっくり撮っている余裕がないので、とてもいい気分転換になりました.
 CP+ に合わせた撮影会と言えば、 CP+2020 の時今回と同じ キヤノン・フォトサークル 限定の撮影会があり、見事に参加資格をゲットしてたんだけど、なんと新型コロナで CP+ 自体が中止.

 せっかく 土屋勝義 先生のポートレート撮影会だったというのに ・・・・ 涙


 今年はカメラも EOS R1 購入してしまったので触ってみたいと思うようなカメラもなく、最初は行くのも止めようかと思ってましたが、この撮影会に参加できるようになって俄然テンション上がってました.

 3 時間くらいのお散歩撮影でしたが、すごくファインダーに集中できて、撮っている時間がものすごく楽しかったです.

 田舎に引きこもってばかりではなく、たまにはこういうスナップ撮影も行かないとだめだな.



IMG_5154
 ● EOS R8 + Zeiss Milvus 2/35 ZE: F2.0 1/80秒 WB-Auto ISO-125 ●
 
IMG_5160
 ● EOS R8 + Zeiss Milvus 2/35 ZE: F2.0 1/30秒 WB-Auto ISO-125 ●

 佐藤かな子 先生、キヤノン・スタッフの皆さんありがとうございました.
 とても楽しいお散歩でした.

 気軽に参加して、気軽に歩いて撮るつもりが、いつの間にかいつもよりも真剣にファインダー覗いてました.
 また来年企画されれば是非参加したいと思います.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

CP+ Zeiss

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 CP+2025 第三弾は Zeiss レンズのタッチ&トライ.
 CP+ 開幕直前にミラーレス機用の最高級レンズ Otus ML の発売発表がありました.

 そんなこともあって昨年に引き続き コシナ ブースは結構しっかり見てきました.

 

IMG_5206
 ● Cosina ●

 Otus と言えば Cosina Zeiss の中でも最高峰のレンズ.
 最低でも一本 40 万円超えという値段も、ちょっと庶民が買うには勇気のいるレンズです.
 正直この値段見てしまうと、欲しいという気持ちも薄れてしまう.


 現行の Otus は何度か店頭などで試写してみましたが、確かにその描写は素晴らしく、いろいろな収差を取り除いた光学補正がされているというのがメーカーの謳い文句です.
 宝くじでも当たったら一本くらいは使ってみたいなぁと思ってました.

 レンズ構成は アポ・ディスタゴン 構成の 11 群 14 枚.
 あの 「憧れのアポ」 、 アポクロマート 仕様なのです.



 現行の Otus は キヤノン EF マウントが 10 年くらい前から発売されており、マウントアダプター着けるとEOS R シリーズでも使用できます.

 今回発表されたレンズはミラーレス機用にレンズ構成なども変更になっており、 RF マウント対応なので、当然マウントアダプターは不要.



IMG_4802
 ● Zeiss Otus ML 1.4/50 RF ●

 Otus EF モデル ( EF マウント) と構造的に一番違うのは 絞りリング です. 
 Otus EF モデル ( EF マウント) はフォーカスリングのみで、絞りはカメラ本体で変更していました.


 今回発表されたレンズはカメラ本体側に絞りリングがあり、絞りの変更はすべてレンズで行います.
 カメラ本体での変更ができません.
 まぁ写真撮っている感を味わうには、逆にいいのかもしれませんが (笑)

 当然ですが、絞りデータはファインダーの中でも確認できます.
 何より写真データにレンズ名が表示されるのがいいデス.
 Planar や Milvus などの EF マウントモデルは焦点距離しか表示されないから、後で撮影データの確認していてもかなり寂しい.



IMG_4805


 Voigtlander などのすでに発売されているレンズは誰でも触れるようショーケースの上に置いてあり、好き勝手に試写することができますが、 Otus ML はカウンターでスタッフから見たいレンズを言ってから受け取ります.


 外観ですが、デザインが現行の流線的なフォルムでは無くなってしまいました.
 ボクは Milvus 2/35 も使っていますが、最初はちょっと違和感を感じるような近未来的とも言えるデザインでしたが、今ではちょっと愛着もいたせいか何気に気に入ってます.

 絞りリングを付けたことが今回のデザインに影響してるのかもしれません.
 それとも軽量化かな、現行モデルはレンズフードだけでも結構重いから.

 絞りリングが付いているものの、 Voigtlander のように デクリック機能 はついていないのかと思ったら、なんと本体マウント部のネジを操作してデクリックできるようです.
 さすがにこれは使いづらいですね、まぁもしボクが購入したとしても、この機能の操作をすることはないですが.
 そもそもあれって動画で重宝するものなので、写真だけだったらほとんど使わないような気がします.



IMG_5173
 ● Zeiss Otus ML 1.4/50 RF : F1.4 1/400秒 ISO-200 ●
IMG_5174
 ● Zeiss Otus ML 1.4/50 RF : F6.3 1/20秒 ISO-200 ●

 重量ですが Planar T* 1,4/50 が 385g + マウントアダプター 110g 、
 Milvus 2/35 T* が 605g + 110g 、
 Otus ML は 697g で、やっぱり重量はあります.
 ちなみに現行の Otus 1.4/55 ZE は、なんと 1,010g でした.


 Milvus は小ぶりですがかなりのずっしり感があり、さらにマウントアダプター付いてるから、それなりの重量になってしまいます.
 ただ、撮る時のホールド感がいいせいか、持った感じはそんなに重いという感じはありません.


 Otus ML も重いという感じはありません.
 フォーカスリングを回した時の重さもいい感じです.
 ただ、絞りリングの位置が慣れないのでちょっと戸惑います.

 個人的にはレンズ先端に近い方が使い勝手がいいような気がします.
 まぁ慣れれば問題ないんでしょうが、 Voigtlander は先端でした.



IMG_5165
 ● Zeiss Planar T* 1,4/50 ZE : F2.8 1/80秒 ISO-200 ●
IMG_5169
 ● Zeiss Otus ML 1.4/50 RF : F6.3 1/100秒 ISO-200 ●


 チョイ絞りで、 Planar と Otus ML 撮り比べてみましたが、まぁほとんど一緒にも見えてしまいます.

 ファインダー内露出計で ±0 に合わせたんですが、シャッタースピード変わっちゃったので、若干 Otus ML のほうが暗い感じです.
 Planar のほうは、人が入ったため手前が暗くなったこともあって、スピード遅くなったんでしょうか.

 トリミングしてませんが、若干Otus ML の画角のほうが狭くなっています、これは構えた位置の若干のズレです.

 さすがにこういう場所できちんとした撮り比べをするのは難しい.

 ピントはフォーカスガイドを使って撮りましたが、マニュアルフォーカスなので、わずかな幅があって描写云々を語るにはボクレベルでは無理です.



IMG_4801
 ● Zeiss Otus ML 1.4/85 RF ●

IMG_5175
 ● Zeiss Otus ML 1.4/85 RF : F1.4 1/250秒 ISO-200 ●

IMG_5178
 ● Zeiss Otus ML 1.4/85 RF : F2.8 1/60秒 ISO-200 ●

 こちらの 85mm は発売予定で参考出品
 でもほとんど製品として完成している感じです.
 昨年の NOKTON は、絞りのデータ表示がきちんとできていなかったものが参考として出されていたから、それに比べるとほぼ完成品という感じでした.

 大きさや重さも、現行モデルのようなインパクトはなく、デザイン含めてちょっと拍子抜けといった感じ.


 開放とちょい絞りを載せましたが、開放だと周辺の玉ボケがレモン状ですが、ちょい絞りでかなり丸くなってます.

 両レンズともに、しっかりした今風の描写で、ピントが合うと結構カリッとした出来上がり.
 色は少しこってり感ある感じを受けますが、ボクは Zeiss ぽくて結構好きです.



IMG_5185
 ● Otus ML 1.4/85 トライ中の shige 君 ●

 
 金曜日も軽く覗きましたが、 Zeiss 会の shige 君と土曜日にタッチ&トライすることにしていたので、この日はガッツリ撮らなかった
 バッテリーチャージャー忘れたのに気がついていたら、もっとしっかり撮っておいたんだけどなぁ.

 ですのでタッチ&トライした写真は少なめなんです.


 珍しく shige 君がしっかり撮ってブログにレビューしています.
 一番下にリンクを貼り付けましたので、興味のある方はぜひそちらも覗いてみてください.



IMG_5188
 ● Voigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical RF-mount : F1.0 1/640秒 ISO-200 ●



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて自称 Zeiss 会を名乗っている老害二人組ですが、 コシナ だけで終わらせるわけにはいきません.

 やっぱり ケンコートキナ も見てこないと.



IMG_5208
 ● Kenko Tokina ●

 コシナ ブースの位置は一般入場口 D を入ってすぐのところで、その対面には ケンコートキナ ブースがあります.

 こちらの Zeiss ラインナップには RF マウントがないので、キヤノン 使いのボクには関係ありませんが、 E マウントの shige 君はこちらが興味ありあり.

 Zeiss の単焦点レンズのマニュアルフォーカスは コシナ、オートフォーカスは ケンコートキナ になっているようで (違ってたらごめんなさい)、両社はいろいろ情報交換などもしているようです.

 ちなみに SONY Zeiss はまったく別物みたいで、shige 君もあまり興味を示さないので今回はパスしてます.


 我ら Zeiss 会とか偉そうに言ってますが、最初 ケンコー (KPI) のブースに行って「レンズはどこ?」なんて聞いてしまうグダグダなのです (笑)



IMG_5187
 ● Zeiss Milvus 2/35 T* ZE : F3.2 1/160秒 ISO-800 ●

 彼は ケンコートキナ で販売するレンズの生産は 富士フィルムが してるんじゃないかと、以前から持論をぶちまけてます.
 今回も女性スタッフに突っ込んでましたが、あっさり企業機密とかわされてしまいました.


 そんな shige 君、今回持っていったカメラがは SONY α7c 、レンズは Zeiss Touit 1.8/32 .
 「 Toit の AF がもたついて、ウィンウィンいってばかりだからメーカーに出して文句言おうかと思ってる・・・」なんて話を女性スタッフに.

 ボクは SONY カメラや、こちらの Zeiss レンズのこと全くわからないんだけど、それでもそれってレンズのせいなの?って思ってしまう.



1R0A0858
  ● 今回 CP+ で貰ったレンズカタログはこれだけ ●

 その時の設定は 絞り優先 (A) でしたが、どうも絞り優先の場合は コントラストAF が邪魔をして、うまく ファストハイブリッド AF システム が動作しないような感じなんですね(このあたりの表現はボクもよく理解していないので間違っているかもしれません).
 

 女性スタッフがカメラをみて、マニュアル設定の方がいいですと設定変えてもらったところ、ピントが食いつくようになり大喜びしてました.
 あとで聞きましたが、レンズのファームウエア更新をしてなかったようで、 CP+ から帰ってきてメーカーに送ったようです.
 ファームアップウエアの更新もそんなに面倒なんだ ・・・・・

 まぁさすがのメカオタです.
 どうでもいいようなデータ情報はたくさん持ってマウントとってますが、撮る方は関してはグダグダ感が漂ってますねえ.
 まぁカメラ業界にとってはこういう人たちもいないとね.
 この会場に Touit 1.8/32 を持ってくるだけでも、かなり成長しましたか (笑)


 こういった普段からのちょっとした疑問なんかも、実際に操作しながらメーカースタッフから直接聞けるのもこういったイベントのいいところです.

 特にボクらのように地方に住んでいると、メーカーの方と話す機会もほとんどないので.



IMG_4811
 ● Voigtlander ●

 ちなみに Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical ですが、 CP+ から帰ってきて マップカメラ に注文してしまいました.
 予定通り RF 24mm F1.8 MACRO IS USM はドナドナ.
 RF 14-35mm F4L IS USM の導入で、間違いなく使用頻度がなくなっていくためです.


 ところが、なんとお取り寄せ中で在庫なし、現在も到着を待っているところです.
 そんなに売れるレンズではないので、在庫持たないようにしてるのかなぁ.
 昨年の CP+ では発売直後、あれからわずか一年となのに、かなり前のレンズのような気もしてします.



IMG_0053
 ● 2024.2.23. CP+2024: Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical : F1.4 1/125秒 ISO-100 ●

 ということで、 CP+ 第三弾はこんな感じの Zeiss 体験でした.

 まだまだ CP+ で引っ張ります.







  ・ ・ ・ ・ ・ ・

たまにはゲレ食

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ちょっと前になりますが、娘たちからお誕生日プレゼントいただきました.


 毎年何がいいか聞かれるんだけど、歳とったせいかこれと言って欲しいものもなくて.
 今まで写真集などをリクエストしてましたが、今年はいろいろ悩んだ末に普段使いできるものを.



1R0A7310


 長女からは通勤用に モンベル のニット手袋.
 以前も モンベル のインナーがフリースのものを長く使ってました.
 とても暖かくて、色もカラフルなボーダーだったのでかなりのお気に入り.
 さすがにそのデザインは無くなってしまいました.

 まぁ通勤用とはいうものの、自動車通勤なので駐車場から歩くのは 2〜3 分ほど.



IMG_4385


 次女からは ck-1 、何十年前からずっと使っていますが、さすがに飽きてくるので時々 ck-1 サマーと交換に使ってます.
 今まで使っていたのが ck-1 サマー 2022 でしたが、ちょうど終わりかけたのでまた原点に.

 久しぶりに使うとかなりサマーと違うので、ちょっと戸惑ってます (笑)



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今年もスキー場撮影頑張ってます、すでに 20 日.
 今年もなんとか 40 日くらいは上れそうです.



1R0A6882
 ● 2025. 1. 28. ●
 
 スキー場の滞在時間は大体 2〜3 時間と短いので、基本的には食事とりません.
 カメラ持っているので一人だと席を離れた時に盗難の心配もありますし.

 先日はたまには食事レポも、ということで一度車にカメラを置いて、スキー靴も履き替えてからレストランへ.



1R0A4273
 ● 2025. 1. 10. レストラン 「ファミリー」 ●

 高かろう、不味かろう、おまけに混んでいるというのが一昔前のゲレ食のイメージ. 
 そのためコンビニ弁当持参やコンロ持参で車のそばでカップ麺などを作って食べる人がかなりいます.


 最近はどこのスキー場も味やメニューに拘ったところが増えています.
 我が 湯の丸スキー場 は ・・・・・・


 なんとスキー場内に四つのレストランがあります.
 こんな小さなスキー場で四つもあるって、よく考えると結構すごい気がする.

 スキー場のオープン後、各ゲレンデのオープンに合わせてレストランも開いていきます.

 ただ第 4 リフト下の「ペア」は土日だけの営業かな (だったような気がします) .



1R0A5266
 ● 肉うどん + おはぎ ●

 先日は第 2 ゲレンデにある「ファミリー」で昼食.
 このレストランは最初にオープンして、最後まで営業を続けます.

 今回はこのレストランの三番目の人気メニューの "肉うどん" .
 出汁はかなり濃い目ですが、こういうところは濃い目の方が合う気がします
 乗っている肉はちょっと甘めです.

 ちなみにとなりの "おはぎ" は別売りです.



IMG_5285


 このうどん、これがうまいんだ.
 この日は晴れたり曇ったり、雪降ったりと、気温も結構低めだったので、芯から温まるって感じ.

 このレストラン、カレーも美味しいです.
 まぁカレーはどこのスキー場に行って食べても安定の美味しさがあります.
 大量に作るカレーは絶対に正義です.



IMG_3247
 ● 2024. 1. 8. レストラン 「湯の丸」 ●

 来週の土曜日は第 1 ゲレンデで撮影があるので、こちらのレストランで軽く食レポ写真も撮る予定です.
 レストランごとにいろいろ推しが違うので何食べようかと.

 SNS などでは、もうちょっと食事が ・・・・・ という意見もちらほら見かけますが、なかなか小さなスキー場としては難しいところです.



1R0A6527-01
 ● 2025. 1. 24. レストラン 「フレンド」 ●

3.10 IMG_7491
 ● 2024. 3. 10. レストラン 「ペア」 ●

 計画していた早朝撮影も二回終了.
 もう一回どこかでしようかと調整中です.

 これだけ行っているのにスキーは全くうまくなりませんが、まぁ健康維持という感じでゆるく滑るのもありでしょうね.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



mv


 さて、 CP+2025 ですが、今年も開催が近づいてきました.
 ずっと前にホテルは押さえてありますが、欲しいカメラもないし、魅力的なレンズもない.
 セミナーも最近はユーチューバーの登壇とか多くなってきて、ボク的にはだんだん魅力感じなくなってきました.
 だから未だにどうしようか思案中.

 数日前に shige 君から「土曜日行きますがどうしますか」と連絡がありました.
 だったら現地集合で一緒にブラブラしますか.



IMG0217
 ● 2024. 2. 23. CP+2024 Leofoto ●

 CP+ って ⇑⇑⇑ こういう雰囲気がいいなだよねぇ、いかにもお祭りって感じで.

 セミナーの登壇も公表され始めましたので、少しずつテンション上げてこうかな.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

● Link ●
● 記事検索 ●
● PV Access ●
  • 累計:

● Photo Gallery ●
  • 池の平湿原の春
  • 池の平湿原の春
  • 池の平湿原の春
  • 池の平湿原の春
  • 池の平湿原の春
  • 池の平湿原の春
  • 池の平湿原の春
  • 池の平湿原の春
  • 池の平湿原の春
  • 池の平湿原の春
  • 池の平湿原の春
  • 池の平湿原の春
  • 池の平湿原の春
  • 池の平湿原の春
  • 池の平湿原の春
  • 池の平湿原の春
  • 池の平湿原の春
  • 池の平湿原の春
● お願い ●
•このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することはしないでください. コメントはすぐに反映されない場合がありますのでご承知ください.
  • ライブドアブログ