Carmen_McRae

Second To None

  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 先週からの風邪がまだガッツリ残っており、体調不良な今日この頃です.
 連休明け病院に行ってインフルの検査もしましたがセーフ ・・・・ 「もし陽性でも今更することないけどね」 って言われました.
 薬たっぷり貰ってきましたが、咳がなかなか止まらず夜中がツラいのです.


 10 月 7 日は ヨドバシカメラ撮影会 なので、そこまでには体調整えないと.




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● 6 月の としまえん モデル撮影会 の一コマ ●

 ヨドバシ といえば 6 月の結果もまだ発表になりませんねぇ.

 作品提出するときは、当然一番いいと思って出しているわけですが ・・・・・ 時間が経つうちに、こっちのほうがよかったかも・・・なんて気持ちになってます (笑)

 先日 東京 での仲間たちの懇親会でも、そんな時の作品をみんなで見せ合いっこ.
 みんな確実にうまくなっているなぁと痛感.

 やっぱり数撮らないとダメだなぁ ・・・・・・ みんなの背中が遠く感じてしまうのでした.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 昨日も結構寒かったですが、今日も雨ふりで肌寒い一日でした.
 こんな日は温かな家の中で、しっとりしたヴォーカルでも聴きながら身体を休めるのがよさそうです.





McRea006






  " Second To None / Carmen McRae "





  1. In Love in Vain
        (Jerome Kern) ・・・・・ 3:19
  2. Where did It Go (Manha de Carnival)
        (L.Bonfa-R.Batchelor) ・・・・・ 3:06
  3. The Music That Makes Me Dance
        (B.Merrill-J.Styne) ・・・・・ 3:45
  4. Because You're Mine
        (N.Brodszky-S.Cahn) ・・・・・ 2:38
  5. Too Good
        (G.Becaud-N.Gimbel) ・・・・・ 3:14
  6. Once upon a Summertime
        (E.Barclay-J.Mercer-M.Legrand) ・・・・・ 2:28
  7. The Night Has a Thousand Eyes
        (B.Bernier-J.Brainin) ・・・・・ 3:45
  8. Cloudy Morning
        (J.McCarthy-M.Fisher) ・・・・・ 3:03
  9. Blame It on My Youth
        (E.Heyman-O.Levant) ・・・・・ 3:31
  10. Winter in May
        (A.Shaw-R.Batchelo) ・・・・・ 3:32
  11. My Reverie
        (Larry Clinton) ・・・・・ 2:47
  12. And I Love Him (And I Love Her)
        (J.Lennon-P.McCartney) ・・・・・ 2:15





  Carmen McRae (vo),
  Jahnny Berow (tp), Barry Garbreis (g),
  Norman Simons (p), Richard Davis (b),
  Archie Freedman (ds), Peter Matz (arr.cond),
      and Peter Matz Orchestra
  Recorded on August, 1964.





 カーメン・マクレエ が Mainstream レーベルに移籍して初めて録音したアルバムです.
 数多い彼女のアルバムの中でも、このアルバムはちょっと地味目のアルバムでしょうか.





McRea006-2

 ボクが CD を購入するときに参考にするホームページの一つが "Nelson's Navigator for Modern Jazz"
 すべてがボクの感性とぴったりというわけではありませんが、結構納得できるようなレビューが簡潔に書かれているので、まだ聴いたことのないアルバムなどは結構ここを参考にさせていただいています.

 そんなホームページの管理人 Nelson さんが、 カーメン・マクレエ の中で一押ししていたのがこのアルバムでした.
 ちょうど Amazon で 1,000 円の廉価版があったので、その言葉を信じて購入した記憶があります.


 1 曲目 "In Love in Vain" が好きです.
 ストリングスをバックに、とてもしっとり歌い上げています.
 今の時期、秋の夜にぴったりの感じ.


 

Centennial Summer 002

 この曲は 1946 年のミュージカル映画 "Centennial Summer" の挿入歌.
 作詞作曲は ジェローム・カーン .
 この映画の別の挿入歌 "All Through the Day" が アカデミー賞 にノミネートされました.

 家には ビル・エヴァンス と サラ・ヴォーン の演奏が入ったアルバムがありましたが、そんなに気にもしなかった曲でした.


 最後の "And I Love Him" は ビートルズ の初期のアルバム "A Hard Day's Night" に入っている曲.
 原曲は男性が歌っているので "And I Love Her" ですが、カーメン・マクレエ が歌うから対象が男性になります.
 こういう選曲も カーメン・マクレエ らしいといえばいいのか.




Carmen Mcrae 001

 アルバム全体は、ストリングスが入っているせいかジャズというよりは、かなりポピュラーっぽいアルバムのような気がします.
 ボクは カーメン・マクレエ のそんなポピュラー・テイストも問題なく受け止めてしまいますが、ここがダメっていうジャズ・ファンも多いのかもしれません.

 まぁ肩肘張らずにさりげなく聴くのもありって感じのアルバムです.


 ボクは 1 曲目だけでも十分満足できました.




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 また台風が来てますね.
 今週末、前の台風と同じルートを通っていくようで ・・・・・ 本当にもう十分って感じです.

 大きな被害がなければいいなぁ.




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● いつもの電柱のある風景 ●

 気が付けばあたりの景色もすっかり黄金色に変わり、すでに稲刈りが終わっている田んぼもあります.
 朝夕もすっかり涼しくなって、ワイシャツも半袖だと寒いくらい.

 しばらくすると周りの山々の色も赤く染まっていきます.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Live at Sugar Hill San Francisco

  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 ようやくの勝利.



 なにが ? って ・・・・・・・


 NASCAR のお話.
 ボクの大好きな Kurt Busch が今季初勝利、それも過去に 5 回も勝っている Bristol Motor Speedway でだよん.




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 2003 年頃から NASCAR に興味持ち始めて、最近は全レースではありませんが時々情報収集.
 You-Tube でもレース観れますし.


 カート・ブッシュ は、 2004 年にシーズン・チャンピオンにもなっていますが、当時一番人気のないチャンピオンみたいなことも言われてました.
 アメリカ で "嫌いなスポーツ選手" ベスト 3 にも入ったことがあるくらい.
 いろいろな言動でとにかく人気ありませんでしたが、走りは天才的にうまかった.

 まぁそんなところがボクは好きだったんだけど.




2003 KBusch003

 2003 年の写真ですが、さすがに若い.

 当時、写真と同じデザインのキャップをボクも気に入って被ってました.
 色褪せてしまいましたが、まだ作業時に被ってます.


 時速 300 km/h にも及ぶスピードの中で 40 台の車が密集して走るのは圧巻の一言.
 当然クラッシュも多く、イエロー・コーションの多いので、トップもコロコロ変わり最後まで目が離せません.

 ドライバーたちも基本的には荒くれ者なので、暗黙の裡に「やられたらやり返す」 なのです.
 そういった感情むき出しの部分も面白い.




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 上の写真は今年 8 月 Daytona International Speedway で行われた "Coke Zero Sugar 400" のクラッシュシーン.

 このレースでは No.17 Ricky Stenhouse Jr. が何度もクラッシュの引き金になっていて、最初のクラッシュでは上位を走っていた カート・ブッシュ が巻き込まれてレース終了.

 さすがにボクもふざけんなって感じで、彼がクラッシュして後方に落ちた時は思わず拍手.


 そういう、思いっきり本能に近い感情移入しながら楽しめるのが NASCAR であります (笑)




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 先日書いた "The Sound of Silence" は、ポップス中心の選曲でしたが、今日のアルバムはいかにもジャズらしいライブ盤です.


 改めて彼女のうまさがわかる演奏です.





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  " Carmen McRae Live at Sugar Hill San Francisco"





  1. Sunday
       (N.Miller-C.Cohn-J.Styne-B.Krueger) ・・・・ 3:21
  2. What Kind Of Fool Am I
       (L.Bricuse-A.NNewley) ・・・・ 3:56
  3. A Foggy day
       (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・ 1:08
  4. I Left My Heart In San Francisco
       (D.Cross-G.Cory) ・・・・ 6:03
  5. I Didn't Know What Time It Was
       (L.Hart-R.Rogers) ・・・・ 4:11
  6. Let There Be Love
       (L.Rand-L.Grant) ・・・・ 3:28
  7. This Is All I Ask
       (Gordon Jenkins) ・・・・ 4:03
  8. Thou Swell
       (L.Hart-R.Rogers) ・・・・ 1:05
  9. It Never Entered My Mind
       (L.Hart-R.Rogers) ・・・・ 4:28
  10. Make Someone Happy
       (B.Comden-A.Green-J.Styne) ・・・・ 3:18





  Carmen McRae (vo), Noman Simmons (p),
  Victor Sprolls (b), Stew Martin (dms)
  Recorded live at "Sugar Hill", San Francisco, October 13, 1963.






 Time レーベルから発表されたライブ・アルバム.
 録音月日については 1962 年の秋という説もあり、はっきりしません.
 プロデューサー Bob Shad が直接録音機を持ち込んでテープを回したようです.
 1964 年に Bob Shad は Mainestream レーベルを立ち上げ、 カーメン・マクレエ のアルバムも作ります.




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 やっぱりこの人のライブはいい.
 お客さんの空気読みながらの間の取り方が何とも言えない.

 1 曲目の "Sunday"
 低い音程ではちょっとだみ声になったりもしますが、それがまた魅力.
 スキャットも入りますが、独特な雰囲気です.


 スタンダード曲に混ざって、 "思い出のサンフランシスコ"
 ヴァースからしっとり歌い上げています.
 この曲も多くの歌手が歌っていますが、何といっても トニー・ベネット でしょうね.

 この選曲はライブ会場が サンフランシスコ だったから入れたんじゃないか、なんてライナーノーツに書かれていました.
 理由はともかく、とても素敵な演奏には変わりありません.




Barbara Dane 002
● Barbara Dane ●

 ライブの行われた "Sugar Hill" は、 1961 年歌手の Barbara Dane によってオープン.
 正式名称は "Sugar Hill: Home of the Blues" .

 John Lee Hooker (Blues 歌手) をはじめ、何人かのミュージシャンがここでのライブアルバムを発表しています.
 一番有名なのは、やっぱり今日のアルバムでしょうね.


 お店の写真いろいろ探してみましたが、ちょっと見つかりませんでした.
 ですのでオーナーの Barbara Dane の写真を載せておきます ↑↑

 彼女はギターを抱えてフォーク ・・・ ブルース ・・・ ジャズも歌っています.
 かなりプロテスト的な演奏が多かったようで、公民権運動の時代を象徴する白人歌手とも書かれていました.

 何曲か聴いてみましたがブルースっぽいフォークって感じです.
 C&W っぽい感じもありますが、ブルースよりの演奏がとってもいい.
 そして何よりあの声がいい.




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 さてさて カーメン・マクレエ 姉さん.

 軽く歌ったかと思うと、急にしっとりになったり・・・・ そしてガハハだったり.
 そういう間の取り方や歌い方がとてもライブにぴったり.

 アルバム聴いていても、ライブ会場の楽しさが浮かんでくるようなのです.

 こういうライブだったらずっと聴いていてもいいなぁなんて思ってしまいます.





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