Chet_Baker

Stan Meets Chet

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 この週末の台風 19 号の破壊力は本当にすごかった.
 たった一晩でものすごい被害が出てしまいました.






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 写真はよく写真撮影に行く 海野宿 に続く高架橋ですが、 千曲川 の護岸がどんどん削られしまったため、護岸の道路とともに橋脚からそっくり無くなってしまいました.

 この 千曲川 は名前の通り曲がりくねった川なので、過去にもこういった水害で護岸が被害を受けることは何度かありましたが、これほど大規模なものは初めてです.

 ボクの地域では 千曲川 に 3 つかかっている橋のうち、 2 つが大きな被害を受けたようです.
 他にも全国版ニュースで出てしまうようなこともあったりで.




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 この台風被害は、さらに下流の 上田市、千曲市、長野市、飯山市 まで広範囲にわたり、堤防の越水、決壊などが発生しました.

 ボクの住んでいる市は、最近大きな風水害はほとんどなかった地域なので、改めて自然の驚異を体感.

 場所によってはまだまだ救助活動も行われていますが、これ以上被害が拡大しないことを祈るばかりです.




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 そんな台風のおかげで、土曜日の昼からお仕事.
 昨日の昼までバタバタしていたので、疲れました.


 今日は昨日の RWC スコットランド戦の再放送観たり、少し前に購入した昔のアルバムを聴いてのんびりしてます.






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  " Stan Meets Chet / Stan Getz "





  1. I'll Remember April
       (G.Paul-P.Johnston.D.Raye) ・・・・ 12:20
  2. Autumn in New York
       (Vernon Duke)
    Embraceable You
       (G.Gershwin-I.Gershwin)
    What's New?
       (B.Haggart-J.Burke) ・・・・ 14:30
  3. Jordu
       (Duke Jordan) ・・・・ 8:28
  4. Half-Breed Apache
       (Ray Noble) ・・・・ 14:57





  Chet Baker (tp), Stan Getz (ts), Jodie Christian (p), 
  Victor Sproles (b), Marshall Thompson (ds)

  Recordedat Chicago, February 16, 1958.






 レーベルは名門 Verve で、このレーベルお得意の "Meet ・・・" シリーズの一枚.
 スタン・ゲッツ と チェット・ベイカー の初共演作と言われています.

 ただし、その後 1953 年録音されていた音源がにアルバム化されています.





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 大した打ち合わせを行わないまま感じで、いかにもジャム・セッションというようなイメージです.
 演奏される曲もスタンダード中心で、各ソロ部分をゆったり目に取った、一曲ごとが長い演奏になっています.

 二曲目はバラード・メロディ.
 ボクの大好きな "Autumn in New York" から始まります.
 チェット・ベイカー の音色はこういう曲にとても合います.

 この曲も多くのミュージシャンが演奏しているスタンダードを代表する一曲.
 中でも好きなのが、もう前から何度も言っているように 纐纈歩美 の演奏.

 こういう記事書きながら、ついつい比較として聴き始め、気がついたら比較するために聴いたアルバムをリピートしているという ・・・・ (笑)




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 リズムセクションのメンバーについては、西海岸を中心に演奏していた人たちのようですが、ボクは全く分からない.

 それでもと思い、過去の記事で該当するミュージシャンいたか確認してみると ・・・・・



 なんと リー・モーガン のアルバム "The Rumproller" に、ベースの Victor Sproles が参加してました.

 これはちょっとビックリでした.

 ほかの二人についてはヒットしませんでしたが、ネットで調べるといろいろなアルバムに名前が載っていました.




Stan Getz 008

 スタン・ゲッツ と チェット・ベイカー って、ボクは結構似た感じのミュージシャンとして捉えています.
 そして二人とも麻薬やアルコールに依存していたことも.


 そんな二人が亡くなって、もう四半世紀以上も経っています.




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 台風の暗い話題を少し明るくさせてくれたのが、ラグビー.
 昨夜行われた 日本 vs スコットランド の試合です.




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 ● 中日新聞 web ●

 本当に、 日本 強いです、感動です.
 まさか全勝できるとは思ってもいませんでした.

 始まる前は、何とかグループ 2 位に入ってベスト 8 にいければなぁ ・・・・
 なんて思っていましたが、堂々たるグループ 1 位です.

 昨夜の試合、後半は身体に本当に悪かった.
 今日 BS で再放送あったので、ゆっくり再見.
 それでも感動しちゃうもんねぇ.




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 ● 産経新聞 web ●

 そしてスタジアムの応援が半端ない.

 一気にラグビー人気が爆発したって感じです.

 次はあの 南アフリカ 戦です、次も勝ってほしいなぁ.




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Gershwin Carmichael Cats

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 新年あけましておめでとうございます.
 本年も広く浅く、ジャズや写真や映画のことを中心に、年間 100 回の更新を目標 (あくまで、目標) に書いていこうと思っております.

 本年もよろしくお願いいたします.




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 ● 1/1 元日の電柱のある風景 ●

 今年の初日の出はほんのちょっとの雲のため見ることはできませんでした.
 もう少しだけ雲が北側だったらよかったんだけれどね.

 その後雲もなくなり、元日はとても穏やかな日になりました.



 昨年の年越しは、お正月めでたく休みになった長女が帰省し、三人での年越し.
 奥様と二人だけじゃほとんど会話も弾まないので、娘が帰ってきてくれるのが助かります.




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 ● 1/2 雪の電柱のある風景 ●

 今朝起きるとあたりは真っ白.
 白銀の世界 (・・・ というのはちょっとオーバーですが) が広がっていました.

 でも日差しも暖かいので、この雪はすぐに解けてしまいそうです.


 今年もこんなお天気のように、穏やかな一年であって欲しいものです.




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 お正月って、何をするにも 初 という字を付けて言うことが昔から多いですよね.
 ボクの場合はどのアルバムを聴こうか ・・・・ とかどんな映画観ようか ・・・・ といった他愛もないことですが.

 2019 年初めてのアルバムはこのアルバムで ・・・・・







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  " Gershwin Carmichael Cats / Roland Hanna "





  1. Stardust
       (H.Carmichael-M.Parish) ・・・・ 9:05
  2. Skylark
       (H.Carmichael-J.Mercer) ・・・・ 7:28
  3. Theme From Cats (Memory)
       (A.Webber-T.S.Eliot-T.Nunn) ・・・・ 4:21
  4. The Nearness Of You
       (H.Carmichael-N.Washington) ・・・・ 2:48
  5. Oh Bess, Where's My Bess
       (D.Heyward-G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・ 5:38
  6. Embraceable You
       (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・ 6:15





  # 1 :
  Roland Hanna (p), Larry Coryell (g), Gary King (el-b), 
  Jimmy Madison (ds),  Sammy Figueroa (perc),
  Vincent Taylor (Steel Drums)

  # 2 :
  Chet Baker (tp), Roland Hanna (p), Larry Coryell (g),
  Rufus Reid (b), Jimmy Madison (ds)

  # 3 :
  Ronnie Cuber (sax), Roland Hanna (p),
  David Spinozza (g), Don Sebesky (synth), 
  Gary King (el-b), Peter Erskine (ds),
  Sammy Figueroa (perc), Vincent Taylor (Steel Drums)

  # 4 :
  Roland Hanna (p), David Spinozza (g),
  George Mraz (b), Kermit Moore (cello)

  # 5 :
  Roland Hanna (p), Larry Coryell (g), 
  Gary King (el-b), Jimmy Madison (ds),

  # 5 :
  Roland Hanna (p), Mike Richmond (b)

  and Don Sebesky (arr)

  Recorded at Van Gelder Studios, June and July 1982.









 そういえば特別意識しているわけではありませんが、 2017 年最初のブログも ローランド・ハナ の "Easy To Love" でした.

 今日のアルバムは、バレエダンダーのふくらはぎから下だけが写っているジャケットが印象的.
 このアルバムも やっすいやつやん シリーズの一枚 (笑)






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 正直言うと前にも書いたように、 Venus レーベル という負のイメージがあったせいで聴かず嫌い.

 でもこのアルバムは好きです.
 最初に聴いたときは、演奏メンバーも構成も曲ごとにバラバラで、ちょっとまとまりないかなぁとも思いましたが、何度か聴いていると 「いいじゃん」

 ローランド・ハナ の場合は、その美しい旋律.
 でも単に美しいだけではなく、スイング感あふれている

 実は昔ジャズ屋で聴いていた頃、彼のアルバムで好きなアルバムが一枚あったんですが、忘れてしまいました.
 確かイラストっぽいジャケットだったような気がするんだけれど ・・・・
 "24のプレリュード集" だったのか、 "Perugia" だったのか、それともほかのアルバムだったのか ・・・・

 でも、今聴いたらどうってことないと感じるかもしれませんが.




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 このアルバムで好きなのが、ピアノ・ソロから始まる 2 曲目の "Skylark" .

 ソロからトリオの演奏に変わりそれだけでも十分ステキだなぁと思っていると、そこに チェット・ベイカー が入ってきます.
 このチェット・ベイカーとの相性がすごくいい感じでで、リラックスした雰囲気の中で軽快にスイング ・・・・・ 聴いていてもとってもホッコリできます.
 そういえば 1975 年の "Concierto / Jim Hall" でもこの二人は共演していました.


 ブロードウェイ・ミュージカルでも有名な "Cats" のテーマ曲 "Memory" もちょっと面白いアレンジから入っていきます.

 スチール・ドラムと言った、普段ジャズには使わないような楽器も入った、ちょっとユニークなアルバムですが、聴いてみるととてもストレートで、メロディアスで、リラックスできるアルバムでした.

 いいお天気のお正月三が日、ぼーっと時間を過ごすにはぴったりかな


 ちなみに今年になって初めて注文した CD が ローランド・ハナ でした.
 今年はもう少し彼の演奏聴いてみようかな ・・・・・ ただ Venus は微妙なんだけどね.




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 昨年一年間で観た映画は 160 本.
 毎日仕事していると、なかなかゆっくり映画を観るような時間も少なくなってしまいます.
 さらにそんな中で、ドラマ・シリーズでちょっと面白そうなものを見つけるとそれをガッツリ観ちゃったりするから、ますます時間がねぇ.



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 12 月に観た映画は 15 本、ちなみに WOWOW で TV 版 "機動警察パトレイバー" が一挙放映されちゃっているものだから、それにハマってます (ただいま 24 / 47 話まで)



   シェイプ・オブ・ウォーター
   麒麟の翼〜劇場版・新参者〜
   予告犯
   S -最後の警官- 奪還
   交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1
   レッド・スパロー
   15時17分、パリ行き
   ダークナイト ライジング
   SING
   美女と野獣
   雲のむこう、約束の場所
   ホーム・アローン
   ジョー・ブラックをよろしく
   キャリー
   ローマの休日



 先日書いた "ジョー・ブラックをよろしく" も好きですし、 "ダークナイト" シリーズも大好き.

 でもまぁ、やっぱりこの映画に尽きるなぁ ・・・・





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 これはもう、改めて書くまでもないけれど、いろいろな魅力がいっぱいの映画ですね.
 ボクが持っているのは 製作 50 周年記念のデジタル・リマスター版です.

 リマスター版といっても、制作されたのが 1953 年ですから、今の Blu-ray 映画を観なれているボクらにとってはビックリするほどのリマスター感は感じられない.


 でもこの映画はそんな映像の古さなんかまったく感じさせない魅力がいっぱいなのです.




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 この人の魅力が半端ない.
 本当にパーフェクトと言ってもいいくらいステキです.

 キュートで、エレガントで ・・・・・・ あのウエストの細さは、ヤバいでしょ.
 今年のお正月は彼女の作品たくさん観ようかな.




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 単なる恋愛映画ではなく、コミカルな部分があったり、ローマ というステキな街を至る所で使ったり、ホロっとさせるようなエンディングだったり ・・・・・・


 特にエンディングが ・・・・ まぁ、これでいいんだろうな.
 このハッピーエンドで終わらない、ちょっと現実味を持たせたところがいいなぁ.




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Studio Trieste

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 少し前にいただいた羊羹 吉野 萬松堂 の「さくら羊羹」 です.
 以前 "美濃忠 の 上り羊羹" をいただいたから方から、またまた.


 「君は羊羹好きなのかい・・・・?」




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 上のほうが堅めの寒天で、その中に塩漬けされた桜の花びらが入っていてしっかりした食感、下の羊羹も甘さは控えめで、とてもお上品なお味.
 「春以外に吉野を訪れた人にも桜を楽しんでほしい」という思いで作られたもののようです.


 ありがたく気持ちだけは 吉野 ・・・・・・・って感じなのです.




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 「やっすいやつやん」 シリーズ第二弾.
 同時購入した CTI のアルバムを聴いてみます.

 購入前に収録曲とメンバー見て、「こんな感じかなぁ・・・」 と思っていた通りのアルバムでした.





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  " Studio Trieste / Jim Hall "





  1. Swan Lake
        (Pyotr Ilyich Tchaikovsky) ・・・・ 8:42
  2. All Blues
        (Miles Davis) ・・・・ 9:43
  3. Malaguena
        (Ernesto Lecuona) ・・・・ 9:44
  4. Django
        (John Lewis) ・・・・ 10:02





  Chet Baker (tp.flh), Hubert Laws (fl),
  Jim Hall (g), Jack Wilkins (# 2: g),
  Kenny Barron (#t 1 & 4: key), Jorge Dalto (# 2 & 3: key),
  Gary King (# 2 & 3: el-b), George Mraz (# 1 & 4: b),
  Steve Gadd (ds), Sammy Figueroa (perc),
  Don Sebesky (arr)

  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, March and April 1982.






 1982 年 CTI レーベルに吹き込まれた ジム・ホール のリーダー・アルバム.
 CTI でのリーダー・アルバムは計 4 枚、このアルバムはその 3 枚目になります.





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 ● Jim Hall ●

 "Concierto (1975)" 、 "Big Blues (1978)" 、 "Studio Trieste (1982)" 、 "Youkali (1993)" .
 この4枚が CTI でのリーダー・アルバム.

 これだけ有名なジャズ・ギタリストで在籍20年近くなことを考えるととても少なく感じますが、リーダーではないアルバムにも多く参加しています.

 このアルバム購入前に感じたのが 「"Concierto (1975)" と似たような感じかなぁ」
 聴いてみるとすごく似た雰囲気です.
 もちろん楽器やミュージシャンも違っていますが、雰囲気的にはとても似ている.
 いかにも CTI っていう感じです.


 まずメインの曲ともいえるのがクラシック.
 全曲がそう言う感じの曲ではなく、そこにスタンダードを挟んであること.




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 ● Chet Baker ●

 1 曲目の "白鳥の湖" が流れ始めた時には、この先どうなってしまうんだという感じでしたが、予想した通りテーマ部が終わるとロックビートに乗った軽快な演奏になります.

 チェット・ベイカー がいいなぁ、もう少し聴きたいなぁ.
 こういう演奏にはぴったりの音色です.
 "She Was Too Good to Me" もよかったけれど ・・・・ とても CTI に似合うと思う.

 ヒューバート・ロウズ も曲にマッチしていますし、 ケニー・バロン のピアノもいい.
 このアルバムの中ではこの曲が一番好きです.


 こういう、ちょっと軽いけれど、しっかりスイングした演奏ってすごく聴きやすくていいのです.
 その昔、どうして CTI というだけでジャズ屋でかけられなかったんでしょうか ・・・・・ 音楽的な レイシスト 的な感じですね.




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● Hubert Laws ●

 "やっすいやつ" ですが、内容はとても1,000円とは思えないような、コスパに優れたアルバムです.

 この頃の CTI はこんなアルバムがゴロゴロあるので、もっともっと欲しいなぁと思ってしまうのです.


 そう言いながら後悔するようなアルバムにぶつかることもありますがね (笑)
 



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 11 月の映画は、ちょっと頑張って 15 作品.
 ほとんどが再鑑賞でした.



  フレンチ・コネクション2
  パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊
  ジオストーム
  陰陽師
  ピンポン
  永遠の0
  明治天皇と日露大戦争
  スリー・ビルボード
  るろうに剣心
  エボリューション
  アイランド
  ダークナイト
  バトルシップ
  オブリビオン
  戦狼 ウルフ・オブ・ウォー




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 "永遠の 0" を観るのはたしか二回目.
 ヒットしただけのことはありますね、映画としても面白い.




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 "明治天皇と日露大戦争" は戦後の 1957 年に公開された歴史映画ですが、観ていてちょっとプロパガンダ的な雰囲気を感じてしまいました.
 途中で短歌が読まれたり、普通の映画とはかなり違う感じです ・・・・・ まぁ天皇をこういう映画の中に登場させたのが初めての映画のようですので、時代的にも難しいことが結構あったんでしょうか.

 この映画、公開当時は大ヒットした映画で、入場券が 150 円の時代に配給収入が 5 億円超え、観客動員数は 2000 万人というんですからびっくり.
 きっと公開当時は、この戦争の実体験をされた方たちも、まだたくさんおいでになったんでしょうね.



 そんな中での一番は ・・・・・・・・






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 "Three Billboards Outside Ebbing, Missouri"

 決して愉快な映画ではありません.
 二度目の鑑賞ですが、最初に映画館で観たときとはほんの少し違う感覚.

 この映画は観れば見るほど考えさせられることが多い気がします.




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 人ってこんなに簡単に今までの考えや行動を変えられるのか、ってちょっと首をかしげてしまいますが、それでもこういう人って間違いなくいるよなぁなんて観ていて思ってしまいます.


 ディクソン巡査 に対する感情も、初めて観たときと二度目では全然違いました.


 きっと次に観る時はまた違っているんでしょうか ・・・・・・




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Sings a Song with Mulligan!

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 三連休です.

 でも今週は風邪気味で体調不良.
 先週行った 松島温泉 で早朝入った露天風呂がいけなかったのか ・・・・・・・・

 かなりヌルい湯加減だったからなぁ.
 それとも遊び疲れかな.



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  (EF16-35mm F4L IS USM : 33mm 1/80sec f/4 ISO-640)

 7 日の夕暮れ時です.
 久しぶりに雲一つない夕焼けだったので数枚撮影.

 陽が沈むのが本当に早くなりました.
 仕事を定時に終え家に帰ってもすでにお日様は山の向こうなのです.



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 体調が今一つなので、あまり重いものは聴かないことにしよう.
 前からこのアルバムのことを書こうと思っていて、ついついほかの話題にいってしまったので、今日こそ書いてみよう.






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  " Sings a Song with Mulligan! / Annie Ross "





  1. I FEEL PRETTY
       (S.Sondheim-L.Bernstein) ・・・・・ 3:33
  2. HOW ABOUT YOU
       (R.Freed- B.Lane) ・・・・・ 2:50
  3. I'VE GROWN ACCUSTOMED TO YOUR FACE
       (A.J.Lerner- F.Loewe) ・・・・・ 3:00
  4. THIS TIME THE DREAM'S ON ME
       (J.Mercer-H.Arlen) ・・・・・ 3:24
  5. LET THERE BE LOVE
       (I.Grant-L.Rand)
  6. ALL OF YOU
       (Cole Porter) ・・・・・ 2:18
  7. GIVE ME THE SIMPLE LIFE
       (R.Bloom-H.Ruby) ・・・・・ 3:35
  8. THIS IS ALWAYS
       (M.Gordon-H.Warren) ・・・・・ 4:21
  9. BETWEEN THE DEVIL AND THE DEEP BLUE SEA
       (T.Koehler-H.Arlen) ・・・・・ 3:41
  10. IT DON'T MEAN A THING
       (D.Ellington-I.Mills) ・・・・・ 1:41





  Annie Ross (vo), Chet Baker (# 2, 4, 5, 9, 10 : tp),
  Art Farmer (# 1, 3, 6-8 : tp), Gerry Mulligan (bs),
  Henry Grimes (# 2, 4, 5, 9, 10 : b), Bill Crow (# 1, 3, 6-8 :b)
  Dave Bailey (ds)







 先日書いた コールマン・ホーキンス と同じく、 「ジャズの 100 枚。」 の第 3 弾! の中の一枚です.
 このジャケット、その昔何かの本でジャケットが紹介されていたのでずっと覚えていました.
 今回は完全にジャケ買いなのです.
 ただし、演奏を聴いたのは購入後初めてです.




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 いかにも西海岸しているアルバム.
 彼女の声と、西海岸を代表するミュージシャンたちの演奏が嫌になるほどマッチングして、独特な世界が広がっています.
 ピアノレスというのも、この雰囲気を醸し出す大事な要素だな.

 欲を言えばもう少し個々のソロを聴きたいところではありますが、まぁヴォーカル・アルバムだからそれは止む無しといったところでしょう. 




 このアルバム聴いて、最初に思ったのがどこかで聴いた感じだなぁ ・・・・・
 特に最後の曲、 デューク・エリントン の代表作でもある "IT DON'T MEAN A THING" (邦題: スウィングしなけりゃ意味がない) がねぇ.
 この曲は有名な曲なので、いくつかこの曲の入ったアルバムを持っていますし、ほかの演奏も多く聴いたことがあります.

 ただここでの演奏の雰囲気がどこかで聴いた演奏に似てるんだなぁ ・・・・・・


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 で、思い出したのが


 ブログのリンクバナーに貼りつけてある 中島紅音 さんのホームページで最初に流れるのがこの曲でした.
 その演奏のイメージが結構強く記憶に残っていたので.

 両方とも結構淡々と歌い上げる感じなのです.
 悪い表現をすると 白っぽい とでも言いましょうか.
 その昔はこの 白っぽさ は完全否定だったのですが、今はもう全然ありなのです (笑)

 ちなみにこの方のブログですが、記事が自身のライブ予告だけでなく料理の話題がたくさんあるのでそちらの話題が面白くて、以前リンクさせていただきました.
 一度くらいは聴きに行きたいのですが、活動拠点が関西なのでなかなか ・・・・・・・・・ なのです.

 ちなみにこの似ている感じは個人の感想ですので、全然似ていないじゃないかと責めないでください.



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 ジャケット写真は知っていたものの、ぶっちゃけ アーニー・ロス なんて全く知りません.
 なのでネットでいろいろ調べると、数こそ多くなもののこのアルバムを取り上げてあるものがいくつか出てきます.

 こういう記事を読むと、ボクのブログなんかよりもはるかにきちんとしたことが書いてあります.
 にも拘らず、アクセス数はボクよりもはるかに少なかったりします.
 ついつい、心の中で 「すみませんね、こんな記事でアクセス稼いでいて」 と言ってしまうのです.


 Annie Ross Official Site に行ってみたら、このアルバムのタイトルが "Sings a Song of Mulligan" になっていました.
 日本人的には with だろうとか言ってしまいそうですが、あちらの方々にとってはそのくらいどちらでもいいんじゃないのって感じでしょうか.
 この乗りの軽さがアルバムにも出ているかな (笑)


 今日も結局アルバムのことはほとんど書かないうちに終わった感じです.
 まぁ、こんなアルバム聴きました ・・・・・ をモットーにしているので、それはそれでいいのかと開き直ってますが.



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 さて、最近 "撮るしん。" への投稿がまったくありません.
 実は今日、近くでちょっとしたイベントがあるので写真撮りに行こうかと思っていたのですが、あいにくの風邪模様.

 夕方のイベントなんだけれどどうしよう ・・・・・・・・



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 天気も今一つパッとしません.


 とりあえず午後は映画でも観て、それから考えることにします.



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PLAYBOYS / Chet Baker

 昨日の日中は季節外れの雨降り.
 夕方から気温が下がり始め、日が暮れた頃には雪になりました.

 夜は結構降って道路も白くなったのですが、今朝の冷え込みはそんなに強くなかったせいか、午前中にはほとんどの道路の雪は融けていました.



 今日の午後から、いかにも冬らしいどんよりとした空.
 今夜も雪に変わるのでしょうか ・・・・・・・・・・




 今夜も軽めの ウエスト・コースト・ジャズ ・・・・・・ それも Chet Baker .
 でも "She Was Too Good to Me" とは雰囲気がかなり違っています.
 いかにも ウエスト・コースト って感じのアルバム.







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  " Playboys / Chet Baker "




  1. For Minors Only
        (J.Heath) ・・・・・ 4:02
  2. Minor-Yours
        (A.Pepper) ・・・・・ 6:44
  3. Resonant Emotions
        (J.Heath) ・・・・・ 5:42
  4. Tynan Time
        (A.Pepper) ・・・・・ 5:32
  5. Picture of Heath
        (J.Heath) ・・・・・ 6:45
  6. For Miles and Miles
        (J.Heath) ・・・・・ 6:26
  7. C.T.A.
        (J.Heath) ・・・・・ 5:14
  8. Tynan Time
        (A.Pepper) ・・・・・ 6:19
  9. Little Girl
        (H.Hyde) ・・・・・ 4:17
  10. Minor Yours
        (A.Pepper) ・・・・・ 7:14
  11. Sonny Boy
        ( R.Henderson-B.De Sylva-L.Brown-A.Jolson) ・・・・・ 3:57
  12. The Route
        (C.Baker-A.Pepper-R.Kamuca) ・・・・・ 5:04





  Chet Baker (tp), Art Pepper (as),
  # 1 - 7 :
  Phil Urso (ts), Carl Perkins (p),
  Curtis Counce (b), Larance Marable (ds),
  Recorded Radio Recorders, Hollywood, CA, October 31, 1956.

  # 8 - 12 :
  Richie Kamuca (ts), Pete Jolly (p),
  Leroy Vinnegar (b), Stan Levey (ds)
  Recorded at the Forum Theatre, LA, July 26 & 28, 1956. (?)





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 オリジナルは 1 曲目から 7 曲目まで.
 ボクの持っている CD はそこに 5 曲ボーナス・トラックが入っています.
 ただこのトラック、録音された場所も時期もメンバーも全然違っていて、 チェット・ベーカー と アート・ペッパー が共演しているということだけが共通です.
 果たしてこのアルバムに入れるべき演奏なのか、ちょっと疑問もあります.


 ちなみに Wiki でこのアルバムを調べると、 7 曲が CD 化で追加されたようなことが書かれています.
 ただ Wiki は誤ったことも書いてあるので、すべて信じるわけにもいきませんが.
 録音年月日も、 Wiki では 10 月 31 日になっていますがボクの CD ジャケットには 11月 20 & 21 日、ライナーノーツには 6 月 26 & 28 日.
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 滅茶苦茶だなぁ.

 他のデータの調べたら、 10 月となっているものがほとんどですから、きっとボクの CD の表記が違っているんでしょう.


 それで CD をさらに調べてら、レーベルは Jazz Track という訳の分からないメーカー.
 CD のジャケットやライナーノーツは結構しっかりしていたので、てっきり Pacific Jazz だとばかり思っていたのに ・・・・・・・ 涙
 輸入盤はこういうアルバムが結構あるから.
 単純にボーナス・トラックが多く、安いからと購入しちゃいけないですねぇ.


 さらにもう少し調べてみたら、後半の 5 曲が "THE ROUTE / CHET BAKER and ART PEPPER" と録音データと同じことが判明.
 ボクはこのアルバムを持っていないため、この 5 曲がこのアルバムと同じ演奏なのか、あるいは別テイクなのかは不明のままです.
 余裕ができたらこのアルバムも聴いてみたいと思っています.




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 向かって左から Phil Urso 、 Chet Baker 、 Art Pepper 、Curtis Counce .
 ライナーノーツの写真です.

 三管なので、一連の Chet Baker の作品とはかなり雰囲気が違っています.
 いかにも ウエスト・コースト といったホーン・アンサンブル.
 いつもの Chet Baker も悪くないですが、こういった少し吹いている Chet もいいですね.
 やっぱり Art Pepper と一緒というのがいいんでしょうね.
 いかにも Pacific Jazz です.


 テナーの Phil Urso は、 1925 年 10 月 2 日ニュージャージー生まれのサクソフォン奏者.
 このアルバムと同年 "Chet Baker & Crew" と "Chet Baker Big Band" といった作品で演奏が残っていますが、それ以外についてのデータは不明です.
 Chet Baker とは 30 年近く、散発的ではありますが一緒の仕事をしていたようです.

 個人的には後半の Richie Kamuca の方が好みですが、この演奏は決して悪くありません.


 先日書いた "Jazz for Relaxation" は完全ヌードでしたが、今回のジャケットも 手ブラ 状態.
 決してジャケ買いではなく、評判のいいアルバムだったからです.
 一時は幻の名盤扱いされていたように記憶しています.

 ちなみにこの 手ブラ ジャケットですが、ボクはあまり好きではありません ・・・・・ きっぱり.








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 いかにも冬 !!
 って感じの風景です.

 暖かな部屋から眺めるこんな風景も、結構好きだったりします.
 今週末も寒波襲来の予想.

 雪があまり降らなければいいんですが ・・・・・・・・・・・・

Autumn Leaves




 新年明けましておめでとうございます.
 みなさま素敵な元日をお過ごしでしょうか ・・・・・・・

 ボクはいつもと変わらずのんびりした休日を過ごしています.
 元旦、お正月だからといって特別なことはまったくありません.

 まぁ下の娘が帰省し、家族三人で食事することくらいが、いつもと違うことでしょうか.



 昼間は "十二人の怒れる男" と "飢餓海峡" といった、かなり渋めの古典作品 2 本を鑑賞.
 ボクの小さい頃のお正月の特別な楽しみの一つは、深夜に映画が連日 TV 放映されることでした.
 こういった年末年始の深夜映画を観て、映画が大好きになっていきました.

 最近は レンタル DVD や、インターネットで観ることができるので深夜に特別映画というのはほとんどなくなってしまいました.




 新年最初は、映画ではなくやっぱりジャズ・アルバムを取り上げておかないと.
 最近続いている CTI のアルバム群の一枚.






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  " She Was Too Good to Me / Chet Baker "





  1. Autumn Leaves
       (J.Kosma-J.H.Mercer) ・・・・・ 7:08
  2. She Was Too Good to Me
       (R.Rogers-L.Hart) ・・・・・ 4:44
  3. Funk in Deep Freeze
       (H.Mobley) ・・・・・ 6:11
  4. Tangerine
       (D.Sebesky-V.Schertzinger) ・・・・・ 5:32
  5. With a Song in My Heart
       (R.Rogers-L.Hart) ・・・・・ 4:06
  6. What'll I Do ?
       (I.Berlin) ・・・・・ 4:00
  7. It's You or No One
       (S.Cahn-J.Styne) ・・・・・ 4:32




  Chet Baker (tp.vo), Paul Desmond (as: # 1, 4),
  Bob James (p.key), Ron Carter (b),
  Steve Gadd (ds: 1-4), Jack DeJohnette (ds: 5-7)
  Recorded on July 17, October 31, November 1, 1974.





 最初このジャケットを手に取った時、写真の意味がよくわからず 「なにか抽象的なジャケットだなぁ」 なんて思ってましたが、裏を繋げて見ると女性の顔だったんですね.
 いかにも Chet Baker っぽい感じのジャケットです (笑)





Baker007-3

 昨年末、一年を振り返ってみたら非常に多くの人に支えられてやってきた一年だったと痛感しました.
 まぁ昨年に限った事ではありませんが、本当に今まで人に恵まれていたと言うのかな.
 仕事もちろん、 off-the-job でも ・・・・・・・ そういえばジャズに関してもそうだなぁ.

 2009 年に 小川隆夫氏 の存在を知り、最初はブログを通じ、その後 ONGAKU ゼミナール でご本人にお会いし、昨年はその ON ゼミ の企画までしてしまいました.

 この Chet Baker も、そんな人との出会い ・・・・・・ 小川氏との出会いがなければきっと今でも聴いていなかったはずです.
 と言うか、ジャズ・アルバムにしたって全然増えることなく、エレクトリックなものなんかまったく聴いていなかったかもしれません.
 ブログも自然消滅していたかもしれません.

 


Chet Baker 005

 このアルバムの "Autumn Leaves" ですが、最初はそんなにいいとも思っていなかったんだけれど、何度も聴いているとだんだん素敵に思えてきます.
 こういう軽快さがいいなぁ.
 Steve Gadd がいいなぁ ・・・・・・・・・
 Paul Desmond がこれまたいいなぁ ・・・・・・・・


 ただ、彼のヴォーカルはまだ好きになれません.
 ボクにはちょっと甘すぎてしまいます.
 まぁ、あと 10 もしたら大好きになっているかもしれませんが.


 CTI 捨てたもんじゃないなぁ.
 一昔前までは、 CTI レーベルというだけで手にも取らなかったというのに (笑)






 家のベランダからの初日の出です.




2014.1.1 0052

 オレンジ色に染まった空にくっきりと.

 昨年もきれいに見ることができました.
 太陽が現れるまでベランダにいたのですが、寒さはそんなに厳しくありませんでした.
 日中もポカポカという感じの一日.

 今日のお天気のように、穏やかな一年になればいいのですが.




 写真撮った後は再びベッドでぬくぬく.
 奥様はいつものように早起きして初売りに出かけていました.

 初売りと言っても、お目当てはスタバの福袋です.
 普通にお店にコーヒーを飲みに来る人と福袋目当ての人たちが同じレジだったためか、かなりレジがごった返していたようですが、なんとかゲットしてきました.




2014.1.1 0041

 これが 5,000 円の福袋の中身.

 写真では背景になっていますが、黒のオリジナルバックの中に、
  ハウス ブレンド (中挽き)
  パイクプレイス ロースト (中挽き)
  VIA イタリアンロースト & コロンビア 各 1
  サイレンロゴコースター (黒 2 枚組)
  ロゴカップ ビバレッジカード × 2 枚
  アニバーサリーロゴチャームタンブラー
  スタッキングマグ ( 2 個入) 1 組

 昨年の福袋の中身をネットで見ましたが、ボク的には今年の方がいいようの思いました.
 特に職場で VIA を愛用しているボクにとって、 VIA が 2 箱入っているのはうれしい.
 タンブラーも、確か少し前の記念モデルだったような気がします.

 他の店舗の福袋の中身もネットでちらほら公開されています.
 基本的には大体同じですが、タンブラーがちょっと違う感じ.
 ステンレスのタンブラーが入っていたり、ハンディミルクフォーマーだったりするお店もあるようです.

 ステンレスポットはスリムタイプをすでに 2 本持っているので、ボクはこちらのタンブラーでも十分満足.
 この アニバーサリーロゴチャームタンブラー は、確か一昨年秋に発売されたはず.
 単なる売れ残りなのか ・・・・・・・・・・ 今度突撃質問してみよう (笑)





 ということで、今年も一年がスタートしました.
 来年の今頃、いい一年だったと思えるような年にしたいものです.




2014.1.3 004



雨の日に吹く風は、 West Coast の風

 数日前までは、「今日も暑い・・・・」 でしたが、
 どうも最近は、「今日も雨降り・・・・」 になってしまいました.
 雨降りの日はジャズのお勉強ですね(笑)


 もう幾度となく書いてますが、 "いつもの小川さん" がパーソナリティを務めている、 "Inter-FM Jazz Conversation" という番組があります.
 この番組は東京近郊でしか (スカパーでも聴けたのかな・・・・??) 聴くことができませんので、ボクは当然聴くことができません.


 日曜日の夕方、いつもの講習会で東京に行った帰りの時間が、この番組の時間帯なので、講習会場から新幹線に乗るまでの少しだけ聴くのが関の山.
 聴くことはできませんが、小川氏のブログや、番組 HP でおおよその雰囲気を覗うことができるので、場賑やかしの意味も含めてリクエストやメールを送っています.
 もう幾度となくリクエストにも応えていただいてます ・・・・ ようです.
 8 月 29 日、この番組の後半 1 時間、生放送でリクエスト大会を行ったことは以前にも書きました.
 その時のリクエストのことや、一緒に添えたエピソードのことも・・・・.
 どんなふうに紹介されたのか興味があったのですが、当日は家にいたので残念ながら聴くことはできませんでした.


 ところが今日、この番組を聴くことができました.
 ある方から番組を録音した CD を送っていただきました.
 このある方というのは、この番組を通じて知り合った方で、ボクはお顔も存じておりません.
 その知り合った経過については、残念ながらここでは詳細な説明をできませんが、一つの番組を通じて全く知らない方と繋がっていくのも何か不思議な感じです.
 また、この出会いには人の温かな気持ちもたくさん詰まっていました.
 「人生、おいしくなってきました」 ・・・・・ 実感です.
 N.W. 様、どうもありがとうございました.


 それで後半のリクエスト大会の部分を早速聞いてみると、結構いい雰囲気じゃないですか.
 これはやっぱりリアル・タイムに聞きたかったなー、というのが本音です.
 公開生放送でもあれば、駆けつけてみようかななんて思っています.



 さて昨日の夜も HMV から段ボールが一つ.
 中には 999 円のアルバムが 6 枚入っていました.
 実はこれ、貯まっていたポイントで買ったので 0 円でした.

 Four Freshmen & 5 Trombones / Four Freshmen
 Modern Art / Art Pepper
 Welcome Matt Dennis / Matt Dennis
 Chet Baker Sings & Plays / Chet Baker
 Chet Baker Sings / Chet Baker
 Live At The Village Vanguard / Thad & Mel


 ちょっとばかり West Coast の香りが強いのですが、ポイントだから買ってみようかという感じの購入です.
 今までもずっと購入しかねていたものがほとんどです ・・・・・
 I can't get started.  といったところでしょうか(笑)






Baker002






  "Chet Baker Sings"





  1.  That Old Feeling
  2.  It's Always You
  3.  Like Someone In Love
  4.  My Ideal
  5.  I've Never Been In Love Before
  6.  My Buddy
  7.  But Not For Me
  8.  Time After Time
  9.  I Get Along Without You Very Well
  10.  My Funny Valentine
  11.  There Will Never Be Another You
  12.  The Thrill Is Gone
  13.  I Fall In Love Too Easily
  14.  Look For The Silver Lining





  Chet Baker (tp.vo), Russ Freeman (p.celeste),
  Jimmy Bond (b), Carson Smith (b), Joe Mondragon (b),
  Shelly Manne(ds), Bob Neal (ds), Larance Marable (ds),
  Peter Littman(ds)
  # 12 : Recorded on October 27, 1953.
  # 7 - 11 , 13 , 14 :
       Recorded on February 15, 1954.
  # 1 , 2 , 5 : Recorded on July 23, 1956.
  # 3 , 4 , 6 : Recorded on July 30, 1956.






 甘すぎでしょ、これは.
 途中から、なんとなく女性の声のようにも聞こえてきます.
 なにか、"パンツのゴムがゆるゆる" な感じです ・・・・ すぐにパンツが落ちてしまいそうな.
 男性ヴォーカルとしてはどうでしょう?




Baker002-2

 ボクはヴォーカルの良し悪しがほとんど分かりませんが、もう少し男っぽさみたいのもあったほうが好きです.
 まぁ、選曲のせいかもしれませんね.
 でもこのアルバムは Chet Baker を代表するアルバムですし、このアルバム辺りから人気が出たんじゃなかったかなー.
 ジャズに限らず、音楽は聴く時の感情やその時期などによって、まったく別の印象を受けることが多々あるので、雪降る冬の夜にでも聴くと、もっともっと素敵に聴こえるかもしれません.
 まぁ、男一人で聴くにはちょっと ・・・・・・
 ボクはやっぱり歌よりもトランペットのほうがいいかな、そうは言っても、彼のトランペットを聴いたのも今年になってから.
 それまでは、本当に見向きもしませんでした(笑).


 そういえばこのアルバムの中の "There Will Never Be Another You" が、Jazz Conversation のリクエストの中にもありました.
 リクエストされた方の名前だけで、エピソードの紹介はありませんでした.
 こういったリクエスト番組って、それぞれの思い入れみたいなものがあって、それを聞いたりするのが楽しいですよね.
 中には、 「うん、うん、ボクも一緒・・・・」 なんて思ってしまうような話もあったりして.


 そんなリクエストの中に、ボクに CD を送ってくださった方のリクエストも交じっていました.
 今夜はそんな感謝の意味も込めて、ゆっくり聴いてみましょう.

Chet / Chet Baker

 昨日今日とハードなお仕事で、かなりお疲れモードの夜を迎えています.
 おまけに、歯ブラシで口腔内を傷つけて口内炎になってしまいました.
 ボクはこういった傷がすごく治りづらくて、超ストレスいっぱいです.
 こんな、精神的にも肉体的にも疲れている夜は、あまりシリアスじゃないアルバムでも聴いてから休みます.





Baker01





   "Chet / Chet Baker"




  1. Alone Together
  2. How High The Moon
  3. It Never Entered My Mind
  4. 'Tis Autumn
  5. If You Could See Me Now
  6. September Song
  7. You'd Be So Nice To Come Home To
  8. Time On My Hands (You In My Arms)
  9. You And The Night And The Music
  10. Early Morning Mood (bonus-tk)




  Chet Baker (tp), Pepper Adams (bs), Herbie Mann (fl),
  Bill Evans (p), Kenny Burrell (g), Philly Joe Jones (ds),
  Connie Kay (ds)
  Recorded on December 30, 1958 and January 19,1959.




 ちょっと前に注文しておいて届いたアルバムの一枚.
 "Universal Jazz The Best" シリーズの一枚で、 1 枚 1,100 円.
 とうとうこんなアルバムまで購入するようになったと、自分でも少し驚いてしまうような一枚です.
 昔だったら、絶対に Chet Baker なんて聴こうと思いませんでしたから ・・・ これは、多大に彼の歌にあるかもしれません.
 ボクは Chet Baker の歌があまり好きではありませんでしたから.

 アルバムの印象としては ・・・・ あくまでボクの鈍い感性での印象としては、なんとなくではありますが "Night Lights / Gerry Mulligan" のような印象です.
 彼の歌は嫌いなはずなのですが、なぜかアルバム (彼のアルバムはこれが唯一あるのみ) 聴いてみると、その歌心豊かな演奏に好感を持ってしまいます.
 あまりお喋りでないところもいいですね、男は喋りすぎるともてません.
 こういった演奏も女性の心をガッツシ掴んでしまうんでしょうね.
 このアルバムは、スタンダード曲を中心とした選曲がしてありますし、聴いていても非常に心地よいサウンドですので、ルーキーの皆さんにもお勧めです.
 ただ、代表作なのかどうかは、あまり聴かないアーティストなのでなんとも言えませんが、少なくても彼のヴォーカル・アルバムよりはいいと、ボクは思っています.


 今までまったくと言っていいほど聴かず、どちらかというと嫌いだった Chet Baker を買おうと思ったのは、"いつもの小川さん" に何か関係しているはずなのですが、よく思い出せません.
 過去の ONGAKU ゼミナール で聴いた覚えもないし ・・・・ まぁ、いいか.
 そういえば、 ONGAKU ゼミナール や小川さんのブログで紹介されたものから、今までまったくと言っていいほど聴かなかったアーティストやアルバムを、かなり購入したような気がします.
 Blue Note と Miles Davis は別にして、Wynton Marsalis , Diana Krall , 日野皓正 , Branford Marsalis ・・・・・・
 昨年の秋頃から、随分と守備範囲が広くなりました(笑).


 そういえば、スイング・ジャーナル最終号が発売されています ・・・・ たしか、昨日発売でしたっけ.
 久しぶりに (少なくても 10 年以上購入ありません) 購入しようかと思い、 HMV を見てみると、 1,200 円もするんですね.
 この値段もいかがなんでしょう ・・・・・ 改めて、こんなにいい値段してたんだと、驚いてしまいました.
 そして、最終号の内容もちょっと読んでみました.


 ところが、どうしても購入の Click ができませんでした.
 なぜか、欲しいと思いません.
 なぜか、少しも魅力的に思いませんでした.
 もちろん、以前も書いたようにこの雑誌の想い出はたくさんあります.
 この雑誌によって、いろいろなことを知りましたし、いろいろなアルバムを聴く機会に巡り合えました.
 だからこそ、最終号くらいは買おうかと思ったのですが ・・・・・・


 結局は Click できないまま、ホームページを閉じてしまいました.
 こんなのは、きっとボクだけでしょうね.


 そんなで、ボクの中での "スイング・ジャーナル" が幕を下ろしました.
 この雑誌とともにジャズを聴き始めた頃の、いろいろな昔の想い出が頭の中を駆け巡っています.
 後は、夢の中ででも、過去の想い出と話してみるつもりです ・・・・ 
 あの頃の友達たちにも、また会えるかな〜 ・・・・ 
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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