Clifford_Jordan

The Highest Mountain

  ・ ・ ・ ・ ・ ・


 前回 書いたように、今回の 東京 行きでは急きょ娘たちと昼食をすることに.
 彼女たちは夕方からのコンサートに 横浜 に行く予定ですし、ボクは EOS学園 までに写真展でも観ようと思っていたので 品川 で合流.




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● 人のいないポートレート "Wish you were here" (笑) ●

 お天気も今一つでしたし、駅前に出てもお店選びで迷いそうだからと Atre の中でお店を探すことにしました.
 エスカレーターを降りたところにあった、オープンな感じの "リブラボ キッチン" へ.

 13:00 を回った時間だったのでお店も結構空いていました.

 ランチセットが割安感でしたのでそれぞれ別のものを注文.




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● 手前 "オニオンガーリック" 、奥 "ハラペーニョ サルサ” ●

 スペアリブが売りのお店なので、折角だからと ・・・・・・ 1P の注文ができるので三人別々のもの.
 写真にはありませんがもう一つは "わさび & ライム" .
 1P 約 600 円が高いのか安いのかはよくわかりませんが、思ったよりもボリュームがあり、これだけでもかなりの満足感.
 それぞれの味もよく、何よりお肉が柔らかくおいしかった.


 のんびりした昼食を済ませて解散.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ボクは キヤノンギャラリー の写真展へ.

 EOS学園 に行くようになって、とにかくいろいろな写真を観るようになりました.
 アメ玉 講評会はそういった作品を観る目のスキルアップにもなっています.




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● 品川 キヤノンオープンギャラリー ●

 ギャラリー S の "THE ONE 岸本健 オリンピック報道写真展" は前回観たので、今回は 2 階の オープンギャラリー のみ.

 現在開催されている写真展は 
   篠山 紀信 写真展 : 「家」 meaning of the house
   キヤノンフォトクラブ東京第1 写真展 : 四季光彩 2017

 ポートレートの印象が強い 篠山紀信 氏ですが、そればかりではないという話は 土屋勝義 先生からもよく聞いています.
 この写真展は 1970年代に撮影された古民家を中心とした作品が展示されていました.




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● キヤノンフォトクラブ東京第1 写真展:四季光彩 2017 ●

 もう一つの写真展は キヤノンフォトクラブ東京第 1 の写真展.
 東京 にはこの キヤノンフォトクラブ がいくつもあるそうで、 第 1 はネイチャー写真を中心に活動しているようです.

 EOS学園 に行くようになってからこういった作品の構図などはもちろんですが、プリント用紙がすごく気になります.
 この写真展では和紙が多く使われており、全体がまるで水彩画のような雰囲気でした.

 作品を引き立たせるにはプリントがすごく大事だと講評会でも痛感しています.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 さてここからが今日の本題.

 先日の テテ・モントリュー のアルバム同様、事前予約で購入するつもりだったのにクリックし忘れていたものです.

 "Firm Roots" の演奏が結構よかったのでこちらのアルバムも購入してみました.





JordanC003






  " The Highest Mountain / Clifford Jordan "





  1. Bearcat
         (Clifford Jordan) ・・・・・ 6:49
  2. Seven Minds
         (Sam Jones) ・・・・・ 9:23
  3. Impressions of Scandinavia
         (Clifford Jordan) ・・・・・4:49
  4. Scorpio [alt-tk]
         (Sam Jones) ・・・・・ 3:50
  5. Firm Roots [alt-tk]
         (Cedar Walton) ・・・・・ 6:36
  6. The House on Maple Street
         (Cedar Walton) ・・・・・ 7:37
  7. Miss Morgan
         (Sam Jones) ・・・・・ 5:58
  8. The Highest Mountain
         (Clifford Jordan) ・・・・・9:17






  Clifford Jordan (ts), Cedar Walton (p),
  Sam Jones (b), Billy Higgins (ds)
  Recorded at Trixi Ton Studio, Munich, West Germany,
                  April 18, 1975.





 "Firm Roots" と同じ日の録音になります.
 当然メンバーも一緒ですので、片方のアルバムを聴くと大体どんな感じの演奏なのかわかる気がします.
 Wikipedia には 4 曲目と 5 曲目が CD 化のボーナス・トラックと書かれていましたが、 テテ のアルバム同様 CD にはそういった記載が全くないので、ボクにはわかりかねます.




JordanC003-2

 "Firm Roots" の時も書いたと思いますが、とにかくストレートです.
 1 曲目からビックリするほどハード・バップという印象なのです.

 あくまでボクの感覚なんですが クリフォード・ジョーダン の書いた 1 曲目、 2 曲目、 5 曲目がストレートすぎて、正直物足りなさがあります.
 もちろんそれぞれの演奏は素晴らしいのですが ・・・・・・・

 どうしても "In The World" ありきでの話になっちゃうんだけれど、やっぱりちょっとアグレッシブな緊張感があればもっといいかなぁ.
 そういった緊張感が シダー・ウォルトン にはぴったりだと思うんだけれどな.


 それに対してサム・ジョーンズ の書いた 2 曲目、 4 曲目、 6 曲目の演奏のほうが、俗に言う新主流派っぽくてボクは好き.


 ちなみに 3 曲目は雰囲気が "Giant Steps" のようなのです.




Clifford_Jordan006

 ピアノの シダー・ウォルトン は相変わらずメロディアスなリリシズム溢れる演奏です.
 テテ もリリシズム溢れまくりでしたが、 シダー・ウォルトン とは全然番う雰囲気です.

 ボクは シダー・ウォルトン のようなリリシズムが好きです.
 彼のリーダー・アルバムも、今回のリイシューの中に 3 枚ありますので、とりあえずどれか一枚買って聴いてみようかと思っています.


 クリフォード・ジョーダン については物足りないようなことを書いてはいますが、あくまで "In The World" と聴き比べてしまうと、という感じです.
 決して悪い演奏ではなく、しっかり聴きやすいストレートアヘッドな演奏が楽しめます.




IMG_20170930_001501

 SteepleChase のリイシューは、ほとんどのアルバムがどんな感じなのかわからないアルバムばかりです.
 そのためこのリイシューが発表された時もそれほど興味もなく、まぁ ビリー・ハーパー くらい買っておこうかなという感じでした.

 ところがこのアルバムや テテ・モントリュー などを聴いてみると、結構面白いアルバムが多い.
 さらには音がいいんです.

 今年はいろいろお金も使ってしまい、おまけに無職の身ですので爆買いという訳にはいきません.
 ただ Azumino さんも紹介していた Bob Rockwell のアルバムはちょっと面白そうだから購入しようかと思っています.



 ちなみに SteepleChase の意味って、 "障害物競走" という意味なんですね.
 今日初めて知りました.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




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● 顔の見えないポートレート 2 銀座 ●

 EOS学園 翌日の木曜日は 東京都写真美術館 の無料チケットがあったので映画を観てこようと思っていたのですが、珍しく朝寝坊してしまい上映時間に間に合いそうもなくなったため諦めました.
 まぁチケットは 3 月まで使えるので次回の上映観に行こうと思ってます.


 ちなみにこのチケットはいつもの Bar le sept でいただいたものです.
 今回お土産の DVD 持っていくつもりが、ついつい部屋に置き忘れてしまい手ぶら ・・・・・・・



 たまにはお客さん連れて行かなくちゃいけないなぁ ・・・・・・・・ ぼそっ.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Firm Roots

 最近 Facebook への同時投稿で見出し画像がどうもうまく反映されません.
 最初にアップした写真が表示されてしまいます.

 今までは何ともなかったのですが、ここ数回おかしくなってしまいました.
 ボクの場合見出し画像はそれなりに考えて 1 × 1 にしたり、本文写真とは別にしたりしていたのですが.

 Livedoor に問い合わせたものの、今一つ的を外したお答えで ・・・・・・・・
 ブログのトラックバック機能もいつの間にかなくなってしまいましたし、そろそろお引越しを考えようかな.






 そんな事情もあって、たまたま今日は書くこともたくさんあるのでアルバムの話題を最初に.

 今月 Steeple Chase の第二期 25 タイトルが発売されました.
 今日はその中の一枚.

 あの名作 "In The World" 後の演奏はどんな感じになっているのでしょう.





JordanC002






  " Firm Roots / Clifford Jordan "





  1. Firm Roots
          (Cedar Walton) ・・・・・ 8:40
  2. Angel in the Night
          (Billy Higgins) ・・・・・ 8:52
  3. Scorpio
          (Sam Jones) ・・・・・ 3:46
  4. Bearcat take 3 *
          (Clifford Jordan) ・・・・・ 4:45
  5. Inga
          (Billy Higgins) ・・・・・ 7:53
  6. Voices Deep Within Me
          (Cedar Walton) ・・・・・ 6:24
  7. One for Amos
          (Sam Jones) ・・・・・ 8:28





  Clifford Jordan (ts), Cedar Walton (p),
  Sam Jones (b), Billy Higgins (ds)
  Recorded at Trixi Ton Studio, Munich, West Germany,
                      April 18, 1975.







 4 曲目の "Bearcat" はオリジナルのアナログ盤には入っていませんでした.
 この曲だけが クリフォード・ジョーダン の曲だというのにね.
 ですのでオリジナルは、リーダーを除いた 3 人がそれぞれ 2 曲ずつ曲を提供しているということになります.





JordanC002-2

 家にある クリフォード・ジョーダン のアルバムは、 Blue Note 時代の 3 枚と "In The World" の 4 枚だけ.

 この人の場合、なんたって "In The World" になっちゃいます.
 とにかくこのアルバムのインパクトは大、 "VIENNA" の演奏は何度聴いても感動しちゃう.

 ジャズ喫茶でも人気の一枚でした.


 そんな クリフォード・ジョーダン のアルバムですからどんな演奏なんだろうと期待度かなり上昇.



 それで聴いてみると ・・・・・・・・・

 いたってストレートなジャズで、ちょっと拍子抜けするくらいでした.
 と言っても演奏が良くないわけではありません.

 十分聴き応えはありますが、あのアルバムのインパクトがねぇ.




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 この日の録音は、同じく Steeple Chase の "The Highest Mountain" とこのアルバムの 2 枚に収録されました.
 
 4 曲目の "Bearcat" はアルバム "The Highest Mountain" に入っており、採用されなかった演奏 "take 3" がこの CD にボーナストラックとして入っています.

 クリフォード・ジョーダン のリーダー作となってはいるものの、他のメンバーのソロもしっかりしており、それぞれがカッチリ仕事しているなぁって感じです.
 クリフォード・ジョーダン とこのリズム・セクションはこの時期一緒に活動していたようで、グループとしてのまとまりもいい感じですので、もう少しいろいろ聴いてみたい.




Cedar_Walton00222

 このアルバムで一番ビックリしたのがピアノ ・・・・・・・ これががすごくいい.
 シダー・ウォルトン のピアノ、本当にヤバイっす.

 彼がリーダーと言っても決しておかしくないくらいの演奏しています.

 とてもモダンで現代的な香りのするピアノで、結構好みかも.
 



 これまで Steeple Chase のアルバムはヨーロッパ (デンマーク) のレーベルということもありあまり興味なかったのですが、今こうやって聴いてみるとステキな演奏がたくさんあります.


 購入できるうちにもう少し買おうかと思うものの、望遠レンズを購入してしまったのでしばらくは手も足も出ないといった状態なのです (笑)









 土曜日、大人の事情の打ち合わせのため 富山 へ.
 今後講習会の展開を 富山 で定期的にやっていくための打ち合わせです.

 以前から 富山 には幾度となくお邪魔していますが、今回は約 2 年ぶりくらいになるんだろうか.
 上信越道 は長野県境辺りからの対向車線ですが、現在 信濃町 IC 〜 上越 JCT 間の四車線化工事が行われていました.
 完成は平成 30 年ということですのであとわずかですね.


 家から目的地 富山 まで約 240 km.
 今回は購入したばかりの ベゼル を奥様から借りて、初めての長距離走行でした.




img_design03

 感想は至れり尽くせりで、超快適って感じです.
 いろいろな意味で安全性の向上や運転の負担を少なくなるような配慮がされています.


 今までは走ることの楽しさを感じるような超尖がった車でしたが、この車はいかに快適に目的地に着くかという柔らかなイメージ.
 きっと最近の車は ホンダ に限らずこんな感じだとは思いますが、便利になっていますねぇ.

 まぁオートマ車というだけでも、ボクは感動しているくらいですから.


 発進時のちょっともたつく感じが今一つ、やっぱりアクセル踏んだらスコ――――ンと出てほしいなぁ ・・・・・・ でもそういう車ではないから仕方ありません.
 追い越しの時のアクセルもどのくらい踏み込んでいいのか、慣れないせいかちょっと戸惑っちゃいます.

 ずっと高速道路だけなので特にやることもなく周りのクルマ見ていると、 ベゼル のようなスタイルの SUV ばかりです.
 おまけに赤系の同じような色も多いこと.




pic_interior_design_slide01

 納車時の取り扱いも他人事で聞いていたので、微妙にわからないことだらけ.
 たしか オート・クルージング のような機能もあってハンドル部分で操作できたと思うんだけれど ????


 最初の発進時、スタートボタン押してギアをドライブに入れて・・・・・・・・入らない・・・・・何度やっても
 バックに入れても入らない

 よく見たら、なぜか ACC 状態.


 サービスエリアでは駐車しエンジン停めて、外でロック.
 今までの癖でちゃんとロックされているかドアノブで確認すると、ロック解除になってしまいました.

 こんなんでよく運転してきたなぁって感じ (笑)




pic_internavi_audio

 カーナビと連動して進行方向をディスプレイで知らせてくれたり、道路標識を表示してくれたりするのもいい.
 カーナビの位置ってどうしてもセンターになるので、それが正面のディスプレイで見れるのは便利です.

 足回りの感じは、前の インテ R は路面の状態が伝わってくるような感じでしたがこの車はそんなにシビアな感覚はありません.
 でも非常にどっしりした感じの走りでコーナーリングなどの安定感もあります.

 ただ車自体は軽いので、トンネルを抜けた時の横風を結構感じました.

 加速もまぁまぁかな、追い越し車線をブイブイ走る車じゃないので十分でしょう.

 シートというか、運転のポジションがちょっと ・・・・・・・
 これは以前の レカロ のイメージがまだ染みついているので仕方ない.

 トータル的にはとにかく運転が楽な車です.




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 土曜日の昼過ぎに 有磯海 SA で昼食.
 ボクの車の前に白っぽい 痛車 が停まっていました.


 "クロムクロ" というアニメを応援してカスタム化してあるようです.
 ネットでちょっと調べたら、この車の写真が結構ありました.


 このそばを通るみんなが、ガン見しちゃいけないって感じのオーラ全開.
 後からこの持ち主やってきましたが、しっかり首から一眼レフかけてました.



 こういうのも否定はしませんが、さすがに助手席に置いてあった抱き枕 !!!! にはドン引きでした (笑)

VIENNA




 今日は職場の新年会でした.
 会場はお魚がおいしく食べれる居酒屋さんですが、今までの宴会での宴会料理がどうもいま一つ.
 今回もあまり期待していなかったのですが、今回はかなりボリュームがあり、若い後輩たちは結構満足していました.


 本当は宴会ではなく、魚を味わいながら軽く飲めばとてもいいお店です.
 ボクは飲まないので、食に走っていましたが、気がつけばウーロン茶をジョッキで 4・5 杯飲んでいました ・・・・・ 少しくらいダイエットになればいいのですが.



 一次会から帰って来てブログ更新ですので、以前簡単に紹介したアルバムを聴くことにします.
 ブログ開設してすぐに取り上げたアルバムです.
 データらしきものも書いていなかったので、まぁ簡単にデータをアップしましょう.





JordanC001






     " In The World / Clifford Jordan "





     1. VIENNA  
            (C.Jordan) ・・・ 17:10
     2. DOUG’S PRELUDE
            (C.Jordan) ・・・ 4:47
     3. OUAGOUDOUGOU
            (C.Jordan) ・・・ 11:00
     4. 872 
            (C.Jordan) ・・・ 7:14




   # 1-2:
   Clifford Jordan (ts), Don Cherry (tp), Julian Priester (tb),
   Wynton Kelly (p), Richard Davis (b) , Wilbur Ware (b),
   Albert Heath (ds)

   # 3-4:
   Clifford Jordan (ts), Kenny Dorham (tp), Julian Priester (tb),
   Wynton Kelly (p), Richard Davis (b) , Wilbur Ware (b),
   Roy Haynes (ds), Ed Blackwell (ds)
 
   Recorded Spring, 1969.







 これはアナログ盤が廃盤なった後、版権の問題等が複雑に絡んでいたため、絶対 CD 化不可能といわれていたアルバムです.
 演奏自体は非常にモーダルでフリーキーな雰囲気が至る所にあるのですが、そこを踏ん張ってフリーの世界に飛び込んでいないところがいいです.

 Clifford Jordan の代表作として取り上げる方も多くいます ・・・・・・・ ボクも同様で、 Clifford Jordan のアルバムで最高だと思っています.





JordanC001-2

 1 曲目 "VIENNA" がとにかく最高にステキなのです. 


 遠い昔、ジャズ屋に集まる常連3人で、なぜか伊勢志摩の 合歓の郷 にドライブに行ったことがあります.
 22 時頃ジャズ屋に集まり、 カローラ レビン に乗って夜の東名高速を西へ.
 ボクはその頃免許がなかったので、後ろで爆睡状態 ・・・・・・ 目が覚めたら、夜明け前の 二見浦 .

 そこで日の出を待ったのですが、車の中のカセットデッキから流れたのがこの "VIENNA" でした.




Clifford Jordan 005

 このアルバムのメンバーが非常にユニークです ・・・・ 特に Don Cherry でしょう.
 彼はフリー・ジャズのトランペッターというイメージが非常に強く、 "VIENNA" での演奏が、それほどフリーキーではなくきちんと吹いている感じが面白いです ・・・・・・ そうは言っても、よく聴いてみるとやっぱりフリーキーですが、演奏に溶け込んでしまってフリー・ジャズ特有の混沌とした部分が無いので聴きやすいのかもしれません.


 そして、アナログ盤の B 面にあたる 3・4 曲目は、トランペットが Kenny Dorham なんですが、こちらの方がかなりモーダルでガンガン吹いている感じ ・・・・・ なにか逆じゃない? というような演奏が結構面白いですね.




Wynton Kelly 0012-1

 さらにこの演奏を面白くしているのが、ピアノの Wynton Kelly .
 ボクの中では、この時代、このメンバーでの演奏に、 Wynton Kelly がいるということが、ちょっと異質にも感じてしまいます.
 でもよく考えたら、 Miles Davis のグループでも "Night Blackhawk" の演奏に見られるようなモーダルな演奏もしていたのですから、どうってことないのかなぁ〜.


 何度聴いてもこの演奏はいいですね.
 聴く時の気持ちによって、いろいろな聴き方ができてしまいます.



 遠い昔、 二見浦 で見たぼんやりとした日の出が脳裏に浮かんできます.
 みんなどうしているのかなぁ ・・・・・ Wynton Kelly のピアノのように、変にメランコリックな気持ちになってしまいます.


Blowing In From Chicago

 今日も暖かな穏やかな一日でした.
 ほんとうだったら、こんな暖かな日にスタッドレスに履き変えたかったのですが、今日愛車は 12 カ月点検 & HDD ナビ取り付け!


 車自体は新車から 8 年、まだまだ元気いっぱい、内装もホンダの「守る君」という保険で、レカロシートの張り替え、ステアリング交換などしてありますので、とても 8 年たったとは思えない.
 あと 70000 km 乗ろうと決意、ナビを更新しました.

 今のナビはすでに新しいマップの提供も終了し、最近は何もないところや川の中など当たり前のように走ることもしばしば.
 CD チェンジャーの音飛びも出てきて ・・・・・ だいたい 6 連チェンジャーでは遠乗りした時に聞きたいものが聞けないというのが、辛い.
 今度のナビは 40 GB なので、 Zeppelin , Eagles , Sabbath , Rainbow など 30 枚ほどほおり込み、あとは Blue Note とフュージョンなどを・・・・・・
 あっという間に 40 GB いっぱいになりそうな予感ですが・・・汗




1549


 で、今日の本題 "Blowing In From Chicago / Cliff Jordan , John Gilmore"


 Clifford Jordan (・・・ ボクにとっては Cliff よりも Clifford のほうがピンときます) は、ジャズ喫茶定番の "In The World" で知りました.
 アルバムはものすごく思い出もあり大好きなのですが、正直 Clifford Jordan は ・・・・・・ うーーんよくわからないけれど、嫌いじゃないというような感じです.
 当然アルバムも "In The World" だけ.


 最近 Blue Note をしっかり聴き直すようになり、 RVG シリーズ購入の中の一枚がこのアルバムです.
 John Gilmore なんてまったく聴かないし、よくわからない.
 おまけに、テナー二人のクインテットって ・・・・・・ うーーん、微妙かな.
 でも 1,700 円だから外れてもいいか、くらいの気持ちで購入.

 初めて聴いた時は、パソコンかなにかやりながら聴いたので、正直ほとんど印象なかったんです ・・・・・・ ほとんどこんな聴き方です.
 で、最近また聴いてみると、いいんです.
 バリバリ、ブローしまくり!というような表現が似合う演奏です.


 ちょっとギスギスした感じが、きっと John Gilmore だろうな、なんて思いながら聴いているんですが.
 今日だけで 3 回、よく聴いてみると、テナーの違いがくっきり見えてきます.
 丸みを帯びた Clifford Jordan 、ちょっと尖ってギスギスしているのが John Gilmore に間違いないですね.
 英文ライナーノーツ見てみると、聴いたとおりのことが書いてありました.

 3 曲目 Gigi Gryce 作曲 "Blue Lights" の Horace Silver のソロの途中では、 Art Blakey の "double timing" なるものが聴けます ・・・・・・・ unbelievable pich とか書いてありますね.
 この手の演奏って、以前はあまり好きではなかったのですが、このアルバムは聴けば聴くほど 「いいっ」 って感じるようなアルバムですね.


 決して派手ではないんだけれど ・・・・・ やっぱり Blue Note いいなー.


 最近、ハード・バップがいいです.
 以前よりも、ずっといいと感じるようになりました・・・・・
 いまだに、バップ、ハード・バップ、ファンキーの区別ができそうもありませんが・・・・・・・
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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