7 月になってしまいました、ここにきて梅雨らしいお天気が続いています.
 昨夜も結構雨が強く降っていました ・・・・・・・ 朝起きてもドョョーーーーンとした空.



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 鳥がファインダーを横切っていきました.

 明日も朝から屋外でお仕事なのですが、どうも天気が.
 天気予報ですと一応曇りで降水確率はかなり低そうですが、蒸し暑くなりそうな予感です.



 今年もすでに半年終了、梅雨が明ければ短い夏、そして秋から冬へと駆け足.
 仕事の方も忙しいような、そんなに忙しくもないような ・・・・・・・ ただただ慌ただしく時間が過ぎていってしまうという感じなのです.
 どこかで息抜きしないと、知らないうちに疲労が蓄積してしまいそう.


 今月末は職場のみんなで山歩きを計画していますが、それまでに梅雨が明けてくれればいい気分転換にはなりそうなのですがね.






 さてしばらくは TBM のアルバムを紹介していくことにしましょう.

 ジャケットの帯に
 「高柳昌行をして、"日本一のブルース・ギター"と言わしめた ・・・・・・」
 なんて書いてあったので、ちょっと疑心暗鬼になりながらも聴いてみたら、結構納得だったりしたアルバム.










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  " Coco's Blues / 和田直 "



  1. One's Blue
         (S.Wada) ・・・・・ 6:24
  2. Billie's Bounce
         (C.Parker) ・・・・・ 12:06
  3. Guitar's Time
         (S.Wada) ・・・・・ 5:24
  4. Sick Thomas
         (T.Honda) ・・・・・ 7:33
  5. Coco's Blues
         (S.Wada) ・・・・・ 11:28




  森剣治 (as), 信貴勲次 (flh), 和田直 (g),
  本田竹曠 (p), 古野光昭 (b), 倉田在秀 (ds)
  Recorded at Tokyo KRC Studio, October 23, 1972.






 とても素敵なジャケットです.
 おまけにピアノが ホンタケ なので、当然のように Click なのでした.
 こういうジャケットだったら、内容がボクの好みでなくてもちょっとは納得できてしまいます.
 この頃の TBM はジャケットもよかったからなぁ.


 "TBM (スリー・ブラインド・マイス) 復刻シリーズ" の [第 8 期] として今年 6 月 4 日に発売されました.
 このシリーズは、昨年 12 月の [第 7 期] まで 43 タイトルの発売で終了予定でしたが、思いのほか反響があったせいか昨年のうちに当初発売予定されていなかったアルバムが追加され、さらに今年になって [第 10 期] までの発売も決定しました.


 前のブログにも書きましたが、 第 10 期 はすべて 山本剛 のアルバム.
 おまけにその前に発売される 第 9 期 のアルバムは女性ヴォーカルで興味のアルバムがたくさんです.
 今回はボーナスのお小遣いと、監修している Disk Union の 塙 氏とも Facebook でお友達になったので、 1 枚でも多くのアルバムを "大人買い"しちゃいましたが ・・・・・・ 第 9 期どうしよ (笑)



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 このアルバム、宣伝文句の通りとてもブルージーなのです.



 ボクが好きなギタリストは グラント・グリーン と ケニー・バレル .
 二人ともとてもブルースしているので、グッときてしまうんだけれど、このアルバムをかけた瞬間 ・・・・・・ ギターの数フレーズを聴いただけでも、同じようにグッときます.
 ケニー・バレル みたいじゃん (笑) 
 このアルバム、全体がブルースです.


 自称 ホンタケ・フリーク のボクとしましては、 4 曲目がとてもゴキゲンなのであります.
 いかにも ホンタケ の曲 !! ・・・・・・・ なのであります.
 ただ ホンタケ 自身の演奏は、もっと素敵な演奏がゴロゴロありますので、このアルバムではちょっと抑え気味という感じを受けます.



 この時期の TBM ・・・・・・
 というか TBM は日本の新進気鋭のミュージシャンを登用して、やりたいように演奏させていたので、かなりアブストラクティブな演奏があったりもします.
 少しばかりジャズを聴いている人だったらメンバーを見て演奏の輪郭が見えてきたりもします.
 このアルバムの 森剣治 も、当時かなりそんな演奏をしてました.

 だから 2 曲目のイントロに彼のアルトが流れた瞬間、ボクなんかは納得もしたりしちゃう訳 ・・・・・・ ただ苦手なことには変わりありませんがね (笑)
 そんな 2 曲目のアルトの部分がちょっとドキッとさせるものの、それ以降はなんのことはないストレートな演奏.






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 和田直 (わだ すなお) は 1934 年 1 月 13 日 三重県 津市 出身のブルース & ジャズ・ギタリスト.
 11 歳の時太平洋戦争終結、それより独学でギターを勉強し、 名城大学 在学中に 小牧米軍キャンプ でリズム・アンド・ブルースバンドの一員として活躍.
 その後 名古屋 のライブハウス 「コンボ」 「アスター」 にて名古屋公演に来演した アート・ブレイキー 、 ソニー・スティット 、 MJQ 、 ウィントン・ケリー 、 トミー・フラナガン 、 フィリー・ジョー・ジョーンズ 、 カウント・ベイシー 、 デューク・エリントン楽団 などとアフターセッションを行う.
   (和田直 ホームページ "ギタリスト80和田直" から)

 
 80 歳になった今でも現役.
 TBM レコード に残した彼のリーダーアルバムは
   TBM - 12 "Coco's Blues"
   TBM - 25 "Blues World"
   TBM - 49 "Blues For Bird"
   TBM - 75 "Four Scenes"
   TBM - 5001 "Blues Blues Blues"
 他に 山本剛 とのアルバムなどがあります.


 結構ボクのツボにハマってしまうようなギターなので、他のアルバムも聴いてみたいのですがなかなか再販は厳しいかな.



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 この頃の ホンタケ はアフロ・ヘアー.
 彼の代表アルバム "This is Honda" が吹き込まれたのが、このアルバムと同じ年の 8 月でした.

 先に 「このアルバムではちょっと抑え気味という感じを受けます.」 なんて書いていますが、相変わらず ホンタケ のブルースは 超 がいくつも付いてしまうくらい ゴキゲン なのです.



 このアルバム、今回やってきたアルバムの中でも ピカ一 かもしれません.






 さて、天気はあまりよくないけれどちょっとお出かけしてこようか.


 先日届いた TBM のアルバム群、廉価価格の Blu-ray 数枚、"Game of Thrones" のボックス ・・・・・・・
 書きたい話題はたくさんあるのですが、いかんせん時間が.




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 そういえば iPad ケーブルがとうとうこんなになってしまいました.

 仕方ないので Amazon で購入 ・・・・・・
 ところがいろいろ探していたらいつの間にか Blu-ray を捜していたりして、 "Game of Thrones 第 3 章" のボックス発売予告を見つけてついつい Click !


 相変わらず脱線に次ぐ脱線 ・・・・・・・・・・ (笑)