Columbia

Live at 30th Street

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今週末は今年最後の講習会で 山梨 でした.
 金曜日の午後休日出勤の代休をいただき、予定より早めに 山梨 へ.

 たまには 清里 あたりの風景を撮っていこうかと思っていたのですが、残念ながらお天気は今一つだったので寄り道なしで.



F07A1172
  (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/1000sec f/4 ISO-100)

 写真は 南牧村 ですが、青空は見えているものの 八ヶ岳 はすべて雲の中でした.
 ちなみに 富士山 は今回も ・・・・・・・
 土曜日にちょっと頭の部分だけが見えただけで、アウトって感じ.


 それでもちょっとしたリフレッシュになったので良しとしておきましょう.


 連休明けの火曜日からの 4 日間は、肉体的にも精神的にもかなりハードになりそうです.
 今からかなり憂鬱なのです.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 数日前に届いたあるアルバム.
 これがとてもゴキゲンで、憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれるようなアルバムなのです.






Sloane003






  " Live at 30th Street / Carol Sloane "





  1. Chicago
        (F.Fisher) ・・・・・ 2:30
  2. Love Walked In
        (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 2:38
  3. Spring Is Here
        (L.Hart-R.Rogers) ・・・・・ 3:46
  4. Taking a Chance on Love
        (J.Latouche-T.Fetter-V.Duke) ・・・・・ 2:03
  5. My Melancholy Baby
        (E.Burnett-G.A.Norton) ・・・・・ 2:30
  6. On the Street Where You Live
        (A.J.Lerner-F.Loewe) ・・・・・ 2:41
  7. Basin Street Blues
        (S.Williams) ・・・・・ 3:11
  8. In a Sentimental Mood
        (D.Ellington-I.Mills-M.Kurtz) ・・・・・ 3:43
  9. Don't Get Around Much Anymore
        (B.Russell-D.Ellington) ・・・・・ 2:18
  10. Never Never Land
        (A.Green-B.Comden-J.Styne) ・・・・・ 2:53
  11. Stars Fell on Alabama
        (M.Parish-F.Perkins) ・・・・・ 2:03
  12. It Never Entered My Mind
        (L.Hart-R.Rogers) ・・・・・ 2:56





  Carol Sloane (vo)
  Bucky Pizzarelli (g), Bill Rubenstein (p),
  George Duvivier (b), Sol Gubin (ds)
  Recorded at 30th Street Studio, NYC, August 31, 1962.






 つい先日発売になったアルバムです.
 もう一枚の "Out of the Blue ..." と同時購入しました.

 このアルバムとてもいいです.
 もう一枚のアルバム "Out of the Blue ..." よりも、ボクはこちらのほうが好み.



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 キャロル・スローン のアルバムを購入するのはこれで二度目です.
 最初に購入したアルバムは、未発表だった音源を集めた アルバム で、その時はタイトル曲だけで購入しました.
 この "Hush-A-Bye" はあまり好みの演奏ではなかったんだけれど、アルバム全体の雰囲気が何となくボク好みだったので、今回再販された 2 枚のアルバムを思い切って同時購入.

 やっぱりいいなぁ、こういうヴォーカルは.
 当時 25 歳ですがとても落ち着いた感じなのです.


 ライナーノーツにも書かれていますが、このアルバムは ニューヨーク の "30th Street" という Columbia のスタジオで招待客を前に行われたスタジオ・ライブ.
 だからライブと言っても音がとてもいい.

 ただし、バックのソロ・パートは全くないのでそのあたりも聴きたい人にとってはちょっと物足りないかな.
 ボクは彼女の歌声だけでも十分なので、満足できますが (笑)

 このアルバムの後、録音など途切れて低迷期を迎えましたが 80 年代からまた注目されたようです.


 次はもう少し円熟味を増したアルバムを聴いてみようかな.



sloane003

 この写真は "The Scandalous Mrs. Jack" というミュージカルの写真で、向かって右側が キャロル・スローン .
 Connie Moses という俳優さんが交通事故に遭ったため代理で出演したようです.
 調べられたのがここまでで、詳細は不明でした.


 さてこのアルバム、ビートの効いた "シカゴ" から始まります.
 スタジオ・ライブではありますが、とても静かな雰囲気で演奏が終わると拍手.

 曲によってはグラスの割れた音が入ったために録り直しになった演奏もあったようです.
 この辺りは同じスタジオ・ライブでも "Dinah Jams / Dinah Washington" の雰囲気とはかなり違いますね.
 ボクは "Dinah Jams" の雰囲気のほうが好きだけれど.


 ライブという雰囲気はあまりないけれど、歌自体はとてもいい.
 テンポの速い曲と遅い曲を混ぜてありますが、特にスローバラードがこれまたいいのです.

 特に 3 曲目 "Spring Is Here" でしっかりバースを歌い上げるとこなんかもいいなぁ.


 全部で 35 分くらいの演奏時間ですが、とても満たされる 35 分間なのです.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 講習会と言えば一日目終了後のお食事会.
 お酒を飲む人はほんとにごく一部なので、本当にお食事会といった感じです.



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 今回はホテルのそばにあるイタリアン・レストラン "il cielo"
 グルナビ等の評価はそれほど高くないんだけれど、混んでいるお店です.
 売りは石窯で焼くピザ.

 場所は細い小路を入ったところで少しわかりにくい場所.



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 今回はよくわからないものをみんなで食べようということでチャレンジ.
 これはサラミ ・・・・・・ たしか自家製と書いてあったような.

 イメージしていたサラミとは感じが違い、生ハムのような感じ.
 残しておいて マルゲリータ にのせて食べたらグッドでした (笑)

 後ろに並んでいるのはイタリアンビール.



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 ピクルスに入っていた ケイパー (ケッパー) ベリー .
 ちょっとわざとらしく撮ってみました (笑)

 このピクルス、 クミンシード がとても効いていました.
 ちなみにカレーの クミン は全く気になりませんが、こういったところに使われる クミン はちょっと苦手.
 ネットで調べたら、結構この組み合わせで使われるようですね.



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 こちらは "トリッパのトマト煮込み" で、イタリアの代表的な料理のようです.

 これがねぇ、かなり効くんです.
 トリッパ って、牛の 2 番目の胃のことらしい.
 俗にいうところの ハチの巣 .

 他にもたくさん食べましたが紙面の都合上割愛 (笑)


 お店の若い女性店員さんにたくさん質問しながらの食事.
 この店員さん、うまく答えられないときは厨房のシェフに聞きにいってはこちらに戻ってきたりと ・・・・・・ お手数おかけしました.



 取り皿の交換がとても早くて、ボクはそこが一番気に入ったところです.




 まぁそんな山梨も、雨に祟られることなく無事に帰ってきました.

 帰り道も 清里 越えしようかと思いましたが、すでに暗くなった夕方一般道を何時間も走るのは疲れるので、高速で 岡谷IC 、そこから一般道で帰ってきました.
 距離的には数 10km ほど遠くなりますが、時間的には早く着きます.



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 帰りに寄った 丸金食堂 のカツ丼.


 相変わらずいい仕事しています.
 ご飯は少ないんだけれど、カッツリ 「肉を食らう !!」 って感じのカツ丼です.
 写真は、肉の厚さがわかるように 90 度回転させてあります !


 毎週は食べるのは応えますが、 2-3 か月に一度くらいは食べたくなる味です.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

疾走する Miles Color's

 今日は一日雨降り ・・・・・・・ 気温もグッと下がって肌寒かったですね. 
 本当に寒暖の差が大きくなっています.
 先日の北アルプスでは冠雪ならぬ積雪状態でしたし、 そうかと思うと "津波での塩害影響?宮古で季節外れのサクラ開花" なんてニュースも書かれています.
 いろいろ自然界の法則も変わり始めているのでしょうか.

 そんな中、昨日今日とボクの職場の後輩たちが上高地から涸沢へ.
 昨日は抜けるような青空が一日広がっていたのですが、今日はこんな天気.
 予定ではテン泊のようですが、どうしたでしょうか ・・・・・・ 昨日の夜もかなり冷え込みました.
 今日の下山も、冷たい雨の中でしょうし ・・・・・ ひょっとすると雪交じりでしょうか.
 これからの 山 は備えが大切になってきますね.




 数日前から Facebook にチャレンジです.
 全くと言っていいほど理解していませんが、とりあえず I can do it !
 驚いたのは、登録した途端 「知り合いかも?」 と、お馴染みの方々の名前がドドドーーーーーーンと出てきたことです.
 皆さんフルネーム、出身校・勤務先なども掲載されています.
 慣れないと、何か戸惑ってしまいます.
 新しい SNS のようですので、どんな楽しみ方があるのか深く潜ってみようかと思っています ・・・・・・


 「ネットは広大だわ ・・・・ 」 (by 草薙素子)




 先日届いた "死ぬまでに観たい映画 1001 本" ですが ・・・・・・・・・
 こんなに分厚いとは思ってもいませんでした.




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 とにかく重いんです、この本.
 さすがに本文すべてを読んだ訳ではありませんが、ざっとどんな映画が掲載されているか目を通して見ると、かなりマニアックな映画までありました.
 また戦前の古い映画もかなり採り上げられています.
 この辺りの選出は、もう好みの問題ですのでどうって言うことありません ・・・・・・・ 「へぇ〜、こんなの選ぶんだ」 「うんうん、これはいいよね」 なんて感じで、気分は映画評論家気取りでこの手の本をゆっくり読むのがいいでしょうね.

 知らなかった映画はもちろんですが、過去に観た映画でも全くと言っていいほど忘れてしまっているものもあります.
 さすがに数えはしませんでしたが、この本に掲載されている映画で、ボクが観ていたものは 200 から 300 本くらいでしょうか.
 本のページをめくるにつれ、観たいと思う映画がたくさん ・・・・・・ .


 じゃあ映画のことでも書こうかと思ったのですが、まったく違う話題でも.





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 先週、 9 月 28 日は Miles Davis の 20 回目の命日 ・・・・・ 20 年目の節目ということで、いろいろなところで Miles の名前が見受けられました.

 ボクは以前から書いているように、 Miles Davis の狂信的な信者ではなく、真面目に聴き始めたのもここ数年というくらい.
 疾走した Miles の後塵を拾い集めながらゆっくりと聴いている感じですので、 20 年目と言ってもどこかピンとこない部分もあります.


 Miles Davis と言えば、 小川隆夫 氏となる訳でして ・・・・・
 9 月 25 日 13:50 から、 "NHK アーカイヴス" 題して 「ジャズの帝王〜マイルス・デイビス没後20年〜」 番組が放映されました.
 この番組は、 2007 年 6 月 24 日に "ETV特集 「疾走する帝王〜マイルス・デイビス 菊地成孔のジャズ講座」 " として放送されたものに、新しい映像などを加えた番組.
 小川さんは最初の部分で登場 ・・・・・・・ まだ最後まで観ていないので最後も登場するかは不明 (笑) .
 この放送日は いつもの講習会 のため、きちんと録画でした.


 さらにその日の 16:00 からは、 Inter-FM "Jazz Conversation" .
 この日は オール・マイルス・リクエスト番組で、 いつもの講習会 終了後、ボクも 18 時まで東京で放送を聴いてきました.
 この番組、リクエスト曲 5 連覇がかかっていましたが ・・・・ 今回はあえなく撃沈.
 あとで 「この曲、数名からリクエストあったのですが ・・・・」 と、小川さんから慰めのお言葉をいただきました.


 さらにさらに ・・・・ 10 月 1 日 (土) 午前 1:40 から、 NHK 総合テレビで "マイルス・デイビス・イン・トーキョー 1973" が放送されました.
 この番組については、ボクの勘違いで 1 日の深夜枠だとばかり思い込んでいたため、録画するのを忘れていました ・・・・ 30 日の深夜帯だったんです(涙) .
 この映像は長らく所在不明になっていた東京公演のライブ映像 ・・・・ この映像を見損なったのは、ちょっと残念.







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    "Aura / Miles Davis"  





    1. Intro
    2. White
    3. Yellow
    4. Orange
    5. Red
    6. Green
    7. Blue
    8. Electric Red
    9. Indigo
    10. Violet




   Miles Davis (tp), Benny Rosenfeld (tp.flh), 
   Palle Bolvig (tp.flh), Jens Winther (tp.flh), 
   Perry Knudsen (tp.flh), Palle Mikkelborg (tp.flh),
   Idrees Sulieman (tp.flh), Vincent Nilsson (tb), 
   Jens Engel (tb), Ture Larsen (tb), Ole Kurt Jensen (b-tb),
   Axel Windfel (b-tb.tuba), Jesper Thilo (reeds.fl), 
   Per Carsten (reeds.fl), Uffe Karskov (reeds.fl),
   Bent Jaedig (reeds.fl), Flemming Madsen (reeds.fl),
   Niels Eje (oboe.engl-horn), Lillian Thornquist (harp), 
   Bjarne Roup (el-g), John Mclaughlin (el-g), 
   Thomas Clausen (p.keyb), Ole Koch-Hansen (keyb), 
   Kenneth Knudsen (keyb), Bo Stief (el-b),
   Niels-Henning Orsted Pedersen(b), Vince Wilburn, Jr. (ds), 
   Lennart Gruvstedt (ds), Marilyn Mazur (perc), 
   Ethan Weisgaard (perc), Eva Hess-Thaysen (vo)

   Recorded January 31 - February 4, 1985.







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 約 30 年間契約していた Columbia の最後を飾るアルバムです.
 曲のタイトルは、すべて色にちなんでいます.
 ボクのかすかな知識によると、録音は 1985 年で、発売されたのは 1989 年.
 1986 年には、移籍した Warner で "TUTU" のレコーディングを行っています.

 この "TUTU" と "Aura" を聴き比べてみるとだいぶ感じが違いますね.
 インパクトも "TUTU" のほうがはるかにあります ・・・・・・ リズムがはっきりしているせいでしょうか.
 "Aura" はオーケストラ ・・・・ それもちょっとストリングスっぽい感じがあるせいか、 70 年代に近いような感じを受けます.
 共演者たちの多くがヨーロッパのミュージシャンで、録音もデンマークのせいか、印象的にも独特な印象です.
 なにか "北欧組曲 / 高橋達也と東京ユニオン" のアルバムような印象が、ところどころで受け取れます.



 このアルバム録音の経緯は、マイルスが 1984 年 12 月 14 日コペンハーゲンで "レオニー・ソニング音楽賞" を受賞したのがきっかけで、セレモニーの途中 20 人編成のオーケストラをバックに演奏することになり、そこで演奏されたのが パレ・ミッケルボルグ 作曲による "Violet" ・・・・・ そこからアルバム制作になっていったようです.




 それにしても寒いですね、外は冷たい雨です.
 日一日と周りの Color が変わっていきますね. 

Another Departure

 ブログ開始から、今日で 999 日 ・・・・ 昨日が 998 日目だったので当然ですが.
 明日は記念すべき 1000 日目となる訳ですが、明日はブログ更新ができません.

 土日は東京なので、土曜日は完璧に無理.
 おまけにこの台風です、日曜日無事に帰ってこれるのかも微妙です.
 新幹線が止まらないことを祈るばかり.



 今週末の東京も "いつもの講習会" 目的.
 ただ、土曜日の夜はみんなでの懇親会がキャンセルになったので、急きょ友人を誘いだして、山の話でもしながら軽く飲みの予定.
 "いつもの le sept" にも顔は出しますが、今回はゆっくりしている時間はなさそうです.
 頼まれていることがあるので、その用事で顔を出す程度ですね.



 井上陽水 ではありませんが 「問題は雨 ! 」 ・・・・・・ 一応傘はありますが.







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  "Another Departure / 本田竹廣"





  1.  Calypso Street
             (T.Honda) ・・・・・ 4:51
  2.  Spirits Flow
             (T.Honda) ・・・・・ 6:06
  3.  Wonder
             (T.Honda) ・・・・・ 6:33
  4.  Longing
             (T.Honda) ・・・・・ 8:33
  5.  Puddle
             (T.Honda) ・・・・・ 9:29





  本田竹廣 (p.Fender Rhodes.el-p), Ron Carter (b),
  Tony Williams (ds)
  Recorded at Vanguard Studio, NYC, May 2.3, 1977.







 家にある 本田竹廣 リーダーの、 16 枚目のアルバムです ・・・・ Native Son のアルバムもデビュー作を持っていますが、これは ホンタケ は別と考えていますので.
 いつの間にか、彼のアルバムがこんなになっていました.
 その多くはすでに発売中止になっていたので、半分くらいはオークションで未開封のものを見つけては購入、ただしいつもの通り上限は 2,000 円にしていますので、欲しくても買えないアルバムも数枚あります.
 コレクターではないので、そういった高額なアルバムは完全スルー、縁があればいつか巡り合えると思っていますので.
 ただ今のような CD が売れない時代、このあたりの絶版になっているアルバムはなかなか再販は厳しそうですよね.




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 さて、今日のこのアルバム "Another Departure" ですが、ホンタケ がニューヨークのスタジオで、 Ron Carter 、 Tony Williams と録音したものです.
 ホンタケ にとっては、初めての海外録音だったようです、それ故にこのアルバム・タイトルなのでしょうか.
 このアルバムに収められなかった残りの曲は、 "Reaching For Heaven" というアルバムで発売されました.

 この "Another Departure" もアナログ盤で持っていましたが、当時は ホンタケ のアルバムの中ではあまり聴かなかったアルバムだったように記憶しています.
 きっと、エレクトリック・ピアノの演奏などが入っていたからでしょうか.
 当時は、一応シリアスを気取っていたので、こういう部分だけでもダメでした.
 おかげで、守備範囲をかなり狭くしていました ・・・・ ちなみに現在は、来る者拒まず、というくらい、なんでも大丈夫です.


 3 曲目の "Wonder" でホッとします ・・・・ カリプソ・スタイルの 1 曲目、エレクトリック・ピアノ (・・・でしょうか?) を使った 2 曲目、ようやく 3 曲目です.
 ホンタケ の代名詞ともいえる、叩きつけるような演奏ではありませんが、軽やかに歌心溢れる演奏で ・・・・・・ ホッとできます.
 次の "Longing" では、ちょっとメランコリックなテーマから、徐々に高揚して登りつめていきます.
 激しいタッチの中にも、何か冷静な部分があって、TRIO 時代よりも大人になったなーなんて、よくわかっていないボクは、わかった振りをしています.


 そして 5 曲目 "Puddle" ・・・・.

 このアルバムに収められている曲は、すべて ホンタケ のオリジナルです.
 どうでしょう、なかなか素敵な曲を書いていると思うのですが.
 サポートする二人も、ちょっと控えめながら素敵なサポートしてます.
 まぁこの二人なら、当たり前と言えば当たり前.

 このアルバムは、 5 曲でたったの 35 分程度 ・・・・ 今の時代だったら、 "Complete Another Departure" とか言って "Reaching For Heaven" と合わせて一枚にできそうですが ・・・・・.
 もっと聴きたいなー、なんて思っている間に終わってしまいます.



 ・・・・・ やっぱいいなぁ、ホンタケ は !

 ルーキーの皆さんにも、もっともっと ホンタケ を聴いて欲しいのですが、いかんせん市場に出ているアルバムはごくわずかです.




 今日も一日寒かったですね.
 冷たい雨が一日中、こんな日は仕事に限ります.
 週末も台風の影響で荒れ模様です、雨の銀座は歩きたくないんだけどなー.


 そういえば、以前木曽駒ケ岳に登った際、Columbia のキャップの話を書きました.
 その後 Columbia にその旨を伝え、現品を送って見てもらい、今日新しいキャップが届きました.
 別にクレーム付けた訳ではありませんが、アウトドア・ブランドしてちょっと触っただけで後ろが緩んでしまうのはどうかな? という気持ちでした.
 今日きたキャップのほうが、ストッパー部分がきつく、今度は緩みそうもありません.
 今年はこのキャップの出番はなさそうですが、来年暖かくなり始めたら、また使ってみようと思います.


 Columbia さん、お手数かけました.

6 月の甘いささやき

 春の嵐でしょうか・・・・・風も強く、雨も強く
 夕方には、やっと雨も上がりましたが、まだ明日にかけて荒れそうな気配ですね.
 ネット・サーフィンならぬ、HMV サーフィンで見つけちゃいました・・・・・甘いささやきが耳元に聞こえます.



La Discotheque Ideale En 25 Albums Originaux


   "La Discotheque Ideale En 25 Albums Originaux"

  『Louis Armstrong Plays WC Handy』 LOUIS ARMSTRONG(1954)
  『Sarah Vaughan In Hi-Fi』 SARAH VAUGHAN(1955)
  『Art Blakey & The Jazz Messengers』 ART BLAKEY(1956)
  『Lady In Satin』 BILLIE HOLIDAY(1958)
  『Kind Of Blue』 MILES DAVIS(1959)
  『Time Out』 DAVE BRUBECK(1959)
  『First Time』 DUKE ELLINGTON - COUNT BASIE(1961)
  『Parole e musica』 HELEN MERRILL(1961)
  『Tijuana Moods』 CHARLES MINGUS(1962)
  『Chet Is back』 CHET BAKER (1962)
  『Monks Dream』 THELONIOUS MONK (1962)
  『Sonny Meets Hawk』 SONNY ROLLINS (1963)
  『At Newport' 63』 MARTIAL SOLAL(1963)
  『Two Of A Mind』 PAUL DESMOND - GERRY MULLIGAN(1963)
  『Together Again』 BENNY GOODMAN(1964)
  『It's Uptown』 GEORGE BENSON(1966)
  『Sings The Blues』 NINA SIMONE(1967)
  『Piano Starts Here』 ART TATUM(1968)
  『Concert By The Sea』 ERROLL GARNER(1969)
  『Head Hunters』 HERBIE HANCOCK(1973)
  『The Best Of Two Worlds』 STAN GETZ (1976)
  『Jaco Pastorius』 JACO PASTORIUS(1976)
  『Heavy Weather』 WEATHER REPORT(1977)
  『Standard Time Vol.1』 WYNTON MARSALIS(1987)
  『Bird』  CHARLIE PARKER(1988)


 6 月 15 日発売のボックス、またまた Columbia がやってくれました.
 今度は 25 枚組で、実売価格 10,000 円弱です・・・・ 1 枚あたり 400 円程度ですね.
 そう考えると、持っていないアルバムや、聴いたことのないアルバムが結構入っているので、買ってしまおうかと・・・・・・・・.
 でも・・・・・・なんなんでしょう、この選曲というかアルバムの選出は.
 デキシーからクロスオーヴァーまで、多国籍的な内容です.
 HMV のレヴューには、「・・・・ジャズ入門編としてもぴったり。」と書いてありますが、ボクはそう思わないんですが・・・・・いかがですか?

 紙ジャケット、ブックレットは英語と仏語、まるで Miles Davis の "Complete Columbia Album Collection" のパクリ・・・・・いやいや、同じメーカーだから、"二匹目のドジョウ" でしょうか.
 もう少しまとまりのあるボックスだったら、間違いなく "とりあえず Click !" なのですが.
 ちなみに Miles Davis の "Complete Columbia Album Collection" はすでに発売終了になっていました、結構売れたようですね.
 買うときは、かなり考えたのですが、結果的には買ってよかったと思っています.


 6 月 14 日に発売になる、"Universal Jazz The Best 超限定 ¥1,100 アンコール・プレス" のほうが、ボクにとっては魅力的ですね.
 Prestige, Riverside あたりの有名どころがどーーんと・・・・・でも、これって何回目の発売なのでしょ.
 "超限定" とか書いてあると、なおさら疑いたくなります・・・最近は、"限定" という言葉を信用しないことにしました.
 このシリーズは、Blue Note 1100 シリーズのパ○リでしょうか??
 まぁ、安くいいアルバムが買うことができるんだったら、なんにも文句はありません.
 ただ、 RVG ではなさそうですね.



Baker01


London01


Golson03

 ということで、今回は Columbia のボックスは買わないことにして、 Universal から 6 枚ほど予約です.
 この "Chet / Chet Baker" など・・・・こういった今までまったくと言っていいほど聴かなかったアルバムやアーティストも、こういう廉価盤でしたら聴くことができます.
 そして、そういったものの中に、結構いいものをたくさん発見したりしていますので.   


 6 月 23 日には、 Julie London のリバティ盤全アルバムが紙ジャケットで 1,800 円発売です.
 デビューアルバム "Julie Is Her Name" は前から買おうかと思っていたので、思い切って Click です.


 こうしていろいろ見てみると、ジャズのアルバムって 1,100 円が相場と言ってもおかしくないくらい、廉価価格になっていますよね.
 Miles のボックスもそうなんだけれど、欲しいものはちょっと無理してでも買える時に買っておかないと後で絶対後悔しちゃいそうです.
 と、理由をつけながら Click しています.
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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