Concord

Seven, Come Eleven

 来週は久しぶりの 東京 .
 カメラ持ってゆっくりクリスマス色に染まりかけた街の写真でも撮ってきたいのですが、珍しく予定がびっしり.

 だったら日・月で行く予定を土曜日からの 2 泊にしようと思ったのですが、連休中でもあり目ぼしいホテルはすべて満室.




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 去年撮った 銀座 の写真ですが、今回もまったく同じ日に 東京 に行く予定.
 ちなみにこの場所は、必ず写真に収める場所だったりします (笑)


 今日の午前中、 ダメ元 で宿泊先のホテルにキャンセルの確認したら運よく禁煙ルームのキャンセルが出ており、おまけに同室にしてくれるとのこと.
 超ラッキーです.
 これで 22 日から 2 泊で行くことができます.
 そうなると時間的にも余裕ができるので、ゆっくり街歩きしてこよう.



 そう言えば、昨日 "ザ・グランド・ブダペスト・ホテル" の写真見ていて、ピンクのホテルの写真がどこかで観たような記憶があって、引っ掛かっていたんだけれど

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・


 ・・・・・・・・・・・・ 思い出しました.


 

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 昨年の ティファニー のクリスマス用飾り付けでした.
 イメージ的に、何となく似てますよね.

 今年はどんな感じなのか、楽しみです.





 さて久しぶりにジャズ・アルバムを聴いてみましょうか.
 会場の熱狂をよそに、クールな演奏から始まるアルバムです.



 



Ellis002





  " Seven, Come Eleven / Herb Ellis & Joe Pass "





  1. In a Mellow Tone
        (M.Gabler-D.Ellington) ・・・・・ 7:34
  2. Seven, Come Eleven
        (C.Christian-B.Goodman) ・・・・・ 5:09
  3. Prelude to a Kiss
        (I.Gordon-I.Mills-D.Ellington) ・・・・・ 5:35
  4. Perdido
        (E.Drake-H.Lengsfelder-J.Tizol) ・・・・・ 4:51
  5. I'm Confessin' (That I Love You)
        (A.Neiburg-D.Daugherty-E.Reynolds) ・・・・・ 5:26
  6. Easy Living
        (L.Robin-R.Rainger) ・・・・・ 4:20
  7. Concord Blues
        (H.Ellis) ・・・・・ 8:52





  Herb Ellis (g), Joe Pass (g), Ray Brown (b),
  Jake Hanna (ds)
  Recorded live at "The Concord Jazz Festival", July 29, 1973.






 今年 9 月に数枚購入した "コンコード・ジャズ・セレクション" シリーズ 28 タイトルの中の一枚です.
 昔から見た記憶のあるジャケットの印象が強いのですが、今一つ演奏は覚えていません.




Ellis002-2

 録音されたのは 1973 年なんだけれど、そんなことを知らないまま聴いてみると、もっと以前の録音 ・・・・・・ ちょっと古めのジャンルといった感じの雰囲気です.
 1970 年代に入るとジャズの世界は多方向に進んでいきましたから、こういった演奏が逆に新鮮に聴こえたりします.
 Miles なんてバリバリのエレクトリック・サウンドしちゃっているし、 CTI を中心にしたフュージョン旋風も吹いてます ・・・・・・・・
 そんな時代に Concord が誕生し、こういう感じのストレートなジャズばかりをリリースしたということはスゴイ.



 選曲はスタンダード中心ですが、どちらかというと結構渋めの曲ばかり.

 このアルバムの中でボクが好きなのが 5 曲目の "I'm Confessin' (That I Love You)" なんだけど、こんなの完全な 中間派 とでも言うのかなぁ.
 曲自体が 1930 年頃の曲で、リズムの取り方もとても単調に進むのでそんな感じなんだな





JoePassHerbEllis002

 ジョー・パス は数枚のアルバム持っていましたが、 ハーブ・エリス に関してはまったくと言っていいほど聴いていないし、アルバムもありませんでした.
 今年になってようやく古めの Verve 盤が廉価価格で発売されたのを購入.
 それに続いての Concord 盤でした.



 この二人も、現在は天国の人たち.
 このアルバムでは、会話も含め、息の合った軽快な演奏が聴けます.

 派手さはありませんが、ゴキゲンにさせてくれるアルバムです.







 今日も穏やかな日差しが差し込んでいます.
 でもちょっと外に出てみると昨日より寒い気がしますね.




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 今日の午前中は薄い雲が空いっぱいに広がっていました.


 すでに陽は落ちて辺りは真っ暗です.
 日曜日もあっという間に終わってしまいそうです.


 この後はのんびり映画でも観て、明日からの一週間頑張りましょうか.

Hush-A-Bye / Carol Sloane

 最近、どうも雨降りが続いていましたが、今日はようやく青空が広がり、かなり蒸し暑くなりました.




 ここ数日、前に注文してあった CD や Blu-ray ,それにオークションで落札した CD などがたくさん届いています.
 少し前に TBM の CD オヤジ買い したので、かなりセーブしているはずなのに ・・・・・・・ なにかがおかしい (笑).




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 昨日も写真のアルバム 4 枚の他、 2 枚の CD が届きました.
 この "コンコード・ジャズ・セレクション" シリーズも 28 タイトルがリリースされましたが、さすがにみんなは無理.
 なので、ほんの一部を購入でした.



 とかくジャズ・アルバムの世界って全体的に元気ありませんが、そんな中で頑張っているのが ユニバーサル・ミュージック・ジャパン .
 ただ、このユニバーサルの商法に関しては、リマスターしないことについてかなりキツイ評価をする方たちがいます.
 ボクは単純に欲しかったアルバムに陽の目をあててくれるだけで満足なので、そういったアルバムの発売をもろ手を挙げて賛成しちゃっている訳.
 音が新しくなっていなくても、まぁ問題無しですね.



 そしたら 10 月 8 日に "ジャズの 100 枚" という企画で有名なアルバムが 100 枚、それも税込 1,080 円で発売されます.

 この 100 枚はいろいろなレーベルのものが一気に出ちゃうところが目玉でしょう.
 Blue Note 、 Verve 、 Contemporary 、 Impulse 、 Prestige ・・・・・ など、なんと 40 レーベル !!

 まぁこのシリーズに関してはほとんどのアルバムを持っているので ・・・・・・・ 今までなかなか Click できなかったヴォーカルを中心に数枚購入しようかな. 
 こうやって気が付くと CD が山積みされてしまうのです.




 さて今夜のアルバムは Concord のアルバムたちとは別便で届いたアルバム.
 秋はステキな女性のヴォーカルがいいですね.








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  " Hush-A-Bye / Carol Sloane "




  1. Hush-A-Bye
      (Traditional) ・・・・・ 3:00
  2. Wait Till You See Him
      (L.Hart-R.Rogers) ・・・・・ 1:56
  3. Guess Who I Saw Today
      (E.Boyd-M.Grand) ・・・・・ 3:18
  4. I Never Had a Chance
      (I.Berlin) ・・・・・ 2:53
  5. In The Wee Small Hours of the Morning
      (B.Hilliard-D.Mann) ・・・・・ 2:49
  6. Angel Eyes
      (E.Brent-M.Dennis) ・・・・・ 3:28
  7. It Could Happen to You
      (J.Burke-J.V.Heusen) ・・・・・ 3:02
  8. I Loves You Porgy
      (D.Heyward-I.Gershwin-G.Gershwin) ・・・・・ 3:29
  9. Body and Soul
      (R.Sour-F.Eyton-E.Heyman-J.Green) ・・・・・ 4:31
  10. April Ardor Cools
      (A.Cohn) ・・・・・ 2:24
  11. Summertime
      (D.Heyward-G.Gershwin) ・・・・・ 2:50




  Carol Sloane (vo), 
  Chuck Wayne (g), Bucky Pizzarelli (g), Ralph Patt (g),
  Kenny O'Brien (b), Vinnie Burke (b), Bill Finean (celesta)
  Recorded at Larry Elgart Studio, NYC, 1959.







 アルバム・タイトルで購入しました ・・・・・ 本当です (笑)
 Carol Sloane も日本でかなり人気のあるヴォーカリストのようですが、まったく知りませんでした.
 1959 年の録音ですので、当時まだ 22 歳くらい.


 でもそういった情報を知らないで聴いてみると、すごく落ち着いた感じがあり、とても 20 歳そこそことは思えないような歌声なのです.





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 写真が斜めだねぇ ・・・・・・・・
 こればかりは、紙ジャケットに貼りつけてあるものが若干斜めになっているので仕方ない.



 このアルバムの特徴は、バックのリズムセクションにピアノとドラムがいないことかな.
 曲によってはギター 1 本の伴奏だったり、ギターが 2 本で 1 本はリズムを刻んだり、さらに celesta が加わったり.
 全体的にスロー・バラード中心にしっとりと歌い上げています.


 まぁこの全体的な雰囲気は、結構好き嫌いの出るところではないでしょうか.
 一人静かに聴くには、こういった演奏もボクは好きです.



 "Hush-A-Bye" ですが、悪くはない.
 ただ好みで言うと、もう少しアップテンポになっていくような演奏のほうが好みかな.
 このアルバムは ラリー・エルガード が彼女の魅力を引き出すように、こういった全体の雰囲気を作っているので仕方ないことでしょうね.



Carol Sloane 1953

 キャロル・スローン (Carol Sloane) は 1937 年 3 月 5 日 ロードアイランド州 Providence 生まれの女性ジャズ歌手.
 1958 年から レス & ラリー・エルガード楽団 のバンド・シンガーとなりますが、巡業に疲れ 1960 年にはバンドを去ってしまいます.
 それから故郷で秘書の仕事をしながら歌っていたようです.

 1961 年、 ピッツバーグ・ジャズ・フェスティバル で アニー・ロス の代役を務めたことにより道が開き、さらにこの年の ニューポート・ジャズ・フェスティバル での歌が評価され、大手 コロンビア からデビュー・アルバムが発売されました.



 日本版とアメリカ版 Wiki には Birth Name が揃って Carol Sloane と書かれていますが、これはどうも間違いで、正しくは Carol Morvan のようです.
 この名前が気に入らなかった ラリー・エルガード がステージで彼女の名前を紹介する際いつも違う姓を付けており、そのうちの一つ "Sloan" を キャロルも気にいり、末尾に "e" を加えてこの名前になったようです.



 日本でも馴染みの深い歌手です、有名なのはもっと後年になってからのアルバムのようです.
 もう少し聴いてみたい歌手の一人ですね.







IMG_1650

 すっかり秋の空という感じ.
 まだ周りの田んぼが緑を残してはいますが、数日すれば辺りは黄金色に.
 そうすると一気に寒くなっていきます.


 こんな天気がよかったにもかかわらず、一日引きこもり.

 溜まった CD や Blu-ray の鑑賞でした.

 さすがに "Game of Thrones" を通しで観るのはキツイ.
 4 話が限界でした.




 そういえば、こちらも スローン でしたね (笑)
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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