Connie_Kay

Pure Desmond

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 いきなり ラーメン !!!




2019.1.18 親ゆづりの味 002
 ●塩嶺ラーメン●

 金曜日は午後一の研修会議のため、昼前に出発して途中で昼食.
 一緒に行った職員が事前に見つけておいてくれました.


 岡谷市 と 塩尻市 の境、 塩嶺峠 にある "親ゆづりの味" というお店です.
 アッサリ系の味で、結構人気のあるお店のようです.
 県内のテレビ番組で何度も取り上げられており、何となく番組で観た記憶もあります.
 店名がサブタイトルのような名前なので、何となく記憶にあります.




2019.1.18 親ゆづりの味 001


 辛口・ニンニクの 峠ラーメン というのもありまして、食べてみたかったのですが、さすがにお仕事控えてますのでグッとガマン、次回ということにしました.

 注文したのは塩味の 塩嶺ラーメン .
 味はとてもサッパリ系で、まぁそれなりにおいしかったのですが、このお店のすごいところはロケーションでしょう.


 先ず店の駐車場が道路なんです ・・・・ 正確に言うと、以前は店のすぐ前が道路でカーブしていたようですが、そこが直線のバイパス道路になったため現在はこの道路だったところがお店の駐車場のようです ・・・・ うまく伝わるかなぁ.


 そしてもっとすごいのが 諏訪湖 を一望できること.
 ボクのように 諏訪湖 を観る機会がほとんどないものにとっては、結構感動なのです.

 長野県民は 海 に弱いですから (笑)





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 先週の連休は日曜日が仕事がらみで一日つぶれてしまったので、今週はのんびり二日間過ごします.
 気分的にもこんな感じで軽めの音がいい.





Desmond003






  " Pure Desmond / Paul Desmond "





  1. Just Squeeze Me
      (D.Ellington-L.Gaines) ・・・・ 4:31
  2. I'm Old Fashioned
      (J.Kern-J.Mercer) ・・・・ 4:55
  3. Nuages
      (D.Reinhardt-J.Larue) ・・・・ 5:13
  4. Why Shouldn't I ?
      (Cole Porter) ・・・・ 3:34
  5. Everything I Love
      (Cole Porter) ・・・・ 3:48
  6. Warm Valley
      (Duke Ellington) ・・・・ 4:26
  7. Till the Clouds Roll By
      (J.Kern-P.G.Wodehouse) ・・・・ 4:08
  8. Mean to Me
      (F.E.Ahlert-R.Turk) ・・・・ 5:46





  Paul Desmond (as), Ed Bickert (g),
  Ron Carter (b), Connie Kay (ds)
  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs,
     # 1 : September 24,1974.
     # 3, 4 & 7 : September 25,1974.
     # 2, 5, 6 & 8 : September 26, 1974.






 このアルバムも やっすいやつ の一枚でした.
 本当に ・・・・ 100 円価格高くしてもいいから、もう少し何とかしようよ、って感じですね.

 まぁ陽の目を当ててくれただけでも、感謝しないといけないのはわかっていますが.

 1974 年、 CTI レーベルに吹き込まれたアルバムで、前年には "Skylark" 、そして翌年には "Concierto" にも参加しています.





paul desmond 0064

 ポール・デズモンド は1950・60年代のクール・ジャズを代表するプレイヤーの一人です.
 特に ディブ・ブルーベック・グループでの活動が有名で、 "Take Five" はそんな彼の名前を決定的にした演奏の一つです.

 CTI レーベルでは 5 枚のリーダー・アルバムを録音し、このアルバムは CTI での最後のアルバムになります.

 前作の "Skylark" ではポップス系の曲なんかも演奏しちょっと新しめな雰囲気でしたが、このアルバムはスタンダード中心に温もりのある小粋なアルバムになっています.




Ed Bickert 001

 ギターを担当しているのが エド・ビッカート .
 ライナー読まないでこのアルバムを最初に聴いた時、 ジム・ホール かと思いました (笑)

 1970 年代に入って、ポール・デズモンド に エド・ビッカート を紹介したのが ジム・ホール .
 そして録音されたのがこのアルバムです.
 その後数枚の ポール・デズモンド 名義のアルバムにも参加.
 1970 年代後半からは エド・ビッカート 自身のアルバムも何枚か発表していますが、ボクが彼の演奏を聴いたのはこのアルバムが最初で最後.



 このアルバムはピアノレスのカルテット演奏で、 エド・ビッカート のギターも十分に堪能することができます.


 CTI も昔はレーベル名だけで全く聴きませんでしたが、聴いてみると素敵な作品がゴロゴロしてますね.
 シリアスなジャズだけがジャズではなくって、こういうレーベルもジャズの楽しさを味わえたりします.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 塩嶺峠 越えて会場に向かう途中、塩尻市街地を見ると、とても多くの煙が上がってました.
 でもよく見ると、茶色っぽい色で、どうも何かが燃えているような感じでもありません.

 研修終わって、帰りに見ると来た時よりもさらに広範囲になっています.


 ネットで調べたら、このあたりの春の風物詩 土埃 のようです.

 へそまがり姫のブログ にこの日の土埃の写真がアップされています.
 彼女の写真も最盛期ではないと書かれていますが、ボクが最初に見た時ももっと狭い範囲で、もっともっと高くまで舞い上がっていました.


 同じ長野県にいながら、初めて知りました ・・・・・・




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 ● 2016.7.6 松本城 (JPEG 撮りっ放し)●

 まぁ県内といっても、いかんせん長野県は広く、それぞれの谷間ごとに生活が全く違うような部分もあるので、何度も行ったことはあるものの 松本市 周辺のことは全くと言っていいほどわかりません.




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 写真展のお知らせ !!!

 師匠でもある 土屋勝義 先生の写真展が 3 月開催です.




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 東京夜桜美人 - 土屋勝義 写真展

  3/14 〜 3/20 キヤノンギャラリー銀座
  4/4 〜 4/10 キヤノンギャラリー大阪


 いろいろな裏話聞いているので、これはもう行かないわけにはいきません.
 今から日程調整です.


 超広角レンズで描かれる桜と女性 ・・・・・・ そして街の光.
 東京近郊 (大阪もあります) の皆様は是非どうぞ、当然ですが入場無料ですよ.




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Concorde

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 連日、スキー場は極寒の世界.
 氷点下 10 ℃ 以下も当たり前の世界 ・・・・ 今日も風が強くてとても寒い一日でした.




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 寒いだけならまだしも、問題は強風.
 写真のようにあっという間にホワイトアウトで、リフトも停止です.


 まぁ自然相手のスポーツなので仕方ないですが ・・・・・




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 iTunes を流しながら画面を見ていたら、 "In Paris / Wes Montgomery" の上が "California Dreaming / Wes Montgomery" で、その上が今日のアルバム.
 まだこのブログにアップしていなかったのでちょうどいい機会です. 

 寒さで疲れた身体にはこういう演奏がいいです.





MJQ002






  " Concorde / Modern Jazz Quartet "





  1. Ralph's New Blues
        (Milt Jackson) ・・・・・ 7:12
  2. All of You
        (Cole Porter) ・・・・・ 4:32
  3. I'll Remember April
        (G.DePaul-P.Johnston-D.Raye) ・・・・・ 5:09
  4. Gershwin Medley: (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 7:58
      Soon
      For You, For Me, Forevermore
      Love Walked In
      Our Love Is Here To Stay
  5. Softly, As in a Morning Sunrise
        (O.Hammerstein II-S.Romberg) ・・・・・ 8:00
  6. Concorde
        (John Lewis) ・・・・・ 3:40






  Milt Jackson (vibes), John Lewis (p),
  Percy Heath (b), Connie Kay (ds)
  Recorded at RVG Studio, Hackensack, July 2, 1955.






 Prestige レーベル初期のアルバム (7005) .
 MJQ はこのレーベルに "Django" という名作を残していますが、今日のアルバムもちょっと地味ではありますがとてもステキなアルバムです.

 ただしグループの活動を見ると、この後移籍した Atlantic レーベルでのアルバム制作がメインになっています.





MJQ002-2

 このアルバムで一番好きなのが 5 曲目の "朝日のようにさわやかに" .
 この曲もスタンダードとして、本当に多くの演奏がありますが、この MJQ の演奏もボクのベスト
5 に入るかな.
 このアルバムの演奏はもちろんですが、特に 1974 年の "The Last Concert" での演奏が白眉かな.

 あの演奏は今日のアルバムと同じようなアンサンブルでの演奏 ・・・・・ というか、このアルバムでこの曲のアンサンブルが確立されていたのかな.
 曲のイメージとこのグループの醸し出す独特のクールさがとってもよくマッチした名演奏だと思います.


 このグループは火の出るようなアツいアドリブを求めるような演奏ではないので、ボクの通っていたジャズ屋でもウエストコーストっぽい演奏というような、ちょっと見下したようなレッテルを一部の常連から貼られていましたが、今聴いてみるとどうしてどうして ・・・・・・・




Modern Jazz Quartet 191

 1940 年代後半から ディジー・ガレスピー のビッグ・バンドで一緒に活動していた ミルト・ジャクソン 、 ジョン・ルイス 、 ケニー・クラーク 、 レイ・ブラウン の 4 人が 1951 年に "ミルト・ジャクソン・カルテット" を結成、その翌年にはグループ名を モダン・ジャズ・カルテット に.
 ミルト・ジャクソン・カルテット の略称であった "MJQ" の "MJ" を モダン・ジャズ の略称として置き換えたと言われています.

 1952 年、 レイ・ブラウン に代わって パーシー・ヒース がベースに.
 1955 年には ケニー・クラーク に代わって コニー・ケイ がドラムスになり、一般的な MJQ の不同のメンバー 4 人が確立されました.


 そんな最終的なメンバーが最初に吹き込んだアルバムが今日のアルバムです.


 このグループはその後 20 年にわたり同じメンバーで活動し、解散したもののその後も再結成し活動しましたが今では 4 人とも墓の中で眠っています.





  ・ ・ ・ ・ ・ ・





 昨年当たった コカ・コーラ のケーキが届きました.




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 つい先日は通販で購入したコンタクトレンズについていたスクラッチで 1,000 円当たりましたし ・・・・・・・


 こういう "ちょっとした" ものの引きは結構強いのですが、 toto のような "Big" なものはまったくかすりもしないんです.

 一度だけでもいいから "Big" な当たりが欲しいと思う今日この頃なのです.



 ちなみにケーキのお味は ・・・・・・ ごく普通でした (笑)




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Softly な Last Concert

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 変な天気でしたね.
 昼頃から雲が厚く、暗くなってきたかと思ったら雨と風.
 遠くでは雷の音も聴こえていました.

 夕方にはすっかり雨もやみ、こんな空です.


 家の下にある桜の木は、ようやくつぼみが膨れてきた感じで ・・・・・・ もうじき花が咲きそうです.







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   " The Last Concert / The Modern Jazz Quartet "





  Disk 1:
  1. Softly As In A Mornig Sunrise 
             (S.Rpmberg-O.Hammerstein) ・・・ 6:23
  2. The Cylinder
             (M.Jackson) ・・・ 5:25
  3. Summertime 
             (G.Gershwin-D.Heyward) ・・・ 7:48
  4. Really True Blues 
             (M.Jackson) ・・・ 5:18
  5. What's New 
             (B.Haggart-J.Burke) ・・・ 7:06
  6. Blues In The Mirror 
             (J.Lewis) ・・・ 7:44
  7. Confirmation 
             (C.Parker) ・・・ 4:48
  8. Round Midnight 
             (T.Monk-C.Williams-B.D.Hanighem) ・・・ 7:36
  9. Night In Tunisla 
             (D.Gillespie-F.Paparelli) ・・・ 5:21
  10. Tears From The Children 
             (J.Lewis) ・・・ 5:01
  11. Blues In H(B) 
             (J.Lewis) ・・・ 5:15
  12. England's Carol 
             (J.Lewis) ・・・ 5:41

  Disk 2:
  1. The Golden Striker 
             (J.Lewis) ・・・ 5:24
  2. One Never Knows 
             (J.Lewis) ・・・ 7:20
  3. Trav'lin 
             (J.Lewis) ・・・ 5:39
  4. Skating In Central Park 
             (J.Lewis) ・・・ 6:26
  *5. The Legendary Profile 
             (M.Jackson) ・・・ 4:27
  *6. Concierto De Aranjuez 
             (J.Rodorigo) ・・・ 10:50
  7. The Jasmine Tree 
             (J.Lewis) ・・・ 4:07
  8. In Memoriam 
             (J.Lewis) ・・・ 16:31
   - Encore -
  9. Django 
             (J.Lewis) ・・・ 6:06
  10. Bags Groove 
             (M.Jackson) ・・・ 6:44





  The Modern Jazz Quartet (MJQ) :
  Milt Jackson (vib), John Lewis (p), Percy Heath (b),
  Connie Kay (ds)
  Live at Avery Fisher (Philharmonic) Hall, Lincoln Center, NYC,
                           November 25, 1974.
  ( *Disk 2 # 5 & 6 Bonus track, not part of original LP )







 "Softly As In A Mornig Sunrise" ・・・・ 邦題 "朝日のようにさわやかに" は、ジャズを少しでも聴きかじった人だったらきっと知っている有名なスタンダード曲です.
 多くのミュージシャンが、いろいろな演奏をしており、名演奏も数多くあります.
 そんな中で一番ボクが好きなのは、 本田竹曠 の "This is Honda" の中での演奏.
 聴く者を圧倒するくらいの演奏で、 "Softly ・・・" といえば問答無用でこの演奏が最高っ! ってなってしまいます (笑) .


 そしてもう一つ好きな演奏が、このアルバムの演奏なのです.


 薄暗いステージに 4 人のメンバーが静かに現れ、調律でもしているかのようなピアノの音に呼応するように、ベースとビブラフォンの音が重なり、上質で洗練された "Softly ・・・" が始まり、ステージの上も温かみのある照明で照らされていきます ・・・・・・・・・ なんて、まるで見たかのようなイメージを起こさせてくれる演奏です.


 こちらの演奏は、グッとソフィスティケイテッドされた演奏です.





 The Modern Jazz Quartet は、 1952 年に ミルト・ジャクソン 、 ジョン・ルイス 、 パーシー・ヒース 、 ケニー・クラーク によって結成され、 1955 年からはドラムが コニー・ケイ に代わり、以降 1974 年 ミルト・ジャクソン が脱退しグループが解散するまで同じメンバーでした.
 同じメンバーで 22 年も続くこともすごいことです.


 このアルバムは、そんな MJQ の解散コンサートの模様を完全収録したものです.
 昔出ていたアナログ LP は、時間の都合からか、 2 曲がカットされていました.
 本当の意味での解散コンサートは、この演奏の 4 カ月前、 7 月 16 日にオーストラリアで行われたコンサートだったのですが、ニューヨークでの解散コンサートを望む声に後押しされ、 11 月 25 日リンカーン・センターのエイブリー・フィッシャー・ホールでコンサートが行われました.



 
MJQ003-2

 このアルバムに関しては、ボクがちょっと前からお邪魔している yuki7207 氏のブログ でも取り上げられていました.
 実はこのブログを読んで、久しぶりに聴いてみたくなり棚から出して聴いた次第なのであります.

 ボクも、このアルバムはジャズを聞き始めた頃にアナログ盤を購入し、このアルバムで "Softly ・・・" を知ったと言っても、決して嘘にはならないかもしれません ・・・・・ ちなみに "This is Honda" の購入もほぼ同時期だったので、同じ曲でも演奏によってこうも変わるということを知ったアルバムでもありました.


 MJQ の創り出す上品で洗練された感じというのが、当時はどうも一部のジャズ・ファンには過小評価されていたようにも思います.
 まぁボクもその中の一人なんですがね (笑) .
 当時は、熱くなきゃジャズじゃない、なんてツッパッていたような感じです.


 とても上品で洗練された感じですが、とてもブルース・フィーリングに溢れています.
 とてもとても、上質なジャズがここにはあります.


 最後の演奏に込めた各自の思いが、静かに伝わってくるような演奏が続いています.
 おまけに曲目はこのグループの代表的な曲がズラリと並んでおり、その演奏すべてがとても素敵なのです.
 

 
 ジャケット写真は、なにかクラシック・コンサートを思わせるような写真ですが、このグループ最後の演奏としてはすごくマッチしたジャケットです.
 当然演奏のスタイルは、タキシードに蝶ネクタイです.



 このアルバムは、絶対ルーキーにもお勧めですね.
 MJQ を代表する ・・・・・ そして集大成のアルバムなのですから. 
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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