Cookin'

Cookin'

  ・ ・ ・ ・ ・



 連休も今日で最後.
 曇りの日もありましたが、とても穏やかな連休でした.



F07A7333
 (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/1600sec f/5 ISO-100)

 ただし、ボクの連休は完全静養で終わりましたけど.


 実は連休前からなにか喉のイガイガ感があり、連休に入ると咳と喉の痛み、さらに熱まで・・・・・・・・
 完全な感冒症状ってやつです.


 4 日に病院受診してお薬もらい昨日まで完全にダウン状態.

 さすがに明日からは仕事なので、普通の生活に戻らないとヤバい.
 ということで、身体を慣らす意味も含めいつも通りの時間に起床して、ブログ書き始めました.


 咳や痰の絡む感じもかなりなくなっており、熱もまったくありません.
 ただ身体全体がまだ違和感あり、ほとんど動かない生活していたせいでしょうね.



  ・ ・ ・ ・ ・



 今日のアルバムもずっと前に取り上げたアルバムですが、データ記載を含めてもう一度.
 ただし体調が完全ではないので、いつもより簡単に.




Davis008





  " Cookin' / Miles Davis "





  1. My Funny Valentine
        (L.Hart-R.Rogers) ・・・・・ 6:00
  2. Blues By Five
        (R.Garland) ・・・・・ 10:21
  3. Airegin
        (S.Rollins) ・・・・・ 4:23
  4. Tune UP - When Lights Are Low
        (M.Davis) - (B.Carter-S.Williams) ・・・・・ 13:10





  Miles Davis (tp), John Coltrane (ts), Red Garland (p), 
  Paul Chambers (b), Philly Joe Jones (ds)
  Recorded at RVG Studio, Hackensack, October 26, 1956.







 マイルス が Prestige との契約を完了させるために行った有名な マラソン・セッション 4 部作の一枚.
 このアルバムは 1957 年に 4 枚の先頭をきって発売、残りのアルバム Prestige の販売戦略のため年一作というペースで発売されました.



Davis008-2

 オリジナル・ジャケットの裏面の書いてある曲目は "Just Squeeze Me" とありますが、これは完全な間違いで、正しくは "When Lights Are Low" だったと、後年オリジナル・アルバムのライナー・ノーツを書いた アイラ・ギトラー が認めています.


 コルトレーン が気になるなぁ ・・・・・・・・・・
 正直このアルバムでの コルトレーン はそんなにいいとは思いません.
 コルトレーン らしいスタイルではあるんだけれどねぇ ・・・・・・・・ 



 1 曲目の "My Funny Valentine" は コルトレーン が抜けたカルテットの演奏ですが、このアルバムの白眉と言ってもいいんじゃないでしょうか.
 この曲は マイルス のレパートリーの一つとして、その後も多くの演奏が残されていきます.



milesdavis05

 前にこのアルバムを取り上げたのは 2009 年の 10 月.
 その時の記事を読んでみると ・・・・・・・・・・

 まだ "Miles Davis Complete Columbia Album Collection" も発売前でした.

 
 あれから5年も過ぎていますが、気持ち的には 「もうそんなに経ったんだ ・・・・・」 という感じなのです.
 ブログとか読み返しても、ほんの数年前に書いたと思った記事がだいぶ前だったりということが何度もあります.
 人間的にはまったくと言っていいほど進歩が見られませんが、ことジャズに関してはかなり聴く範囲が広がりました.



 今日はこんなところで終了.
 午後は WOWOW で "ゴジラ" でも観ながらまったりします.



  ・ ・ ・ ・ ・

Cookin' / Miles Davis

 秋ですねー ・・・・・
 今日の夕焼け空なんて、ほんとうに秋の色.

 家に帰ってきて、珍しく、数少ないマイルスのアルバムなどを聴きました.




davis08


 "Cookin'" です.

 あえて説明する必要のないくらい有名なアルバムなので、違う視点から.
 ボクの持っている CD のライナーノーツは、アイラ・ギトラー氏が書いたものを 小川隆夫 氏が翻訳したものです.
 最近、小川さんの本を読んだりいろいろなライナーノーツで名前を見たりと、改めて偉大な人だと痛感しています.
 おまけにブログのコメにきちんと返事を入れてくれるあたりが、ほんとうにスゴイ人です.


 そのライナーノーツの一節が ・・・・・・・・

 "1980 年代になると、激しいプレイをしていたマイルスには二度とこういう演奏ができないだろうという話が広まるようになった。しかし自叙伝の中で、彼はそういう演奏を聴きたがっているひとびとは《古いもの》に魅了されているだけで、それは昔の恋愛を思い出しているにすぎないと書いている。「そういうやつらには、レコード屋に行って、そのアルバムを買えばいいじゃないかといってやる」とマイルス。・・・・・・ "


 ジャズのようにイマジネーションで奏でる音楽は、レコードや CD といった記憶媒体も、コンサートなどの演奏も 「刹那的」 .
 上でいっている様な同じものを求めようとすること自体がナンセンス.
 それを求めて、それに応えようとした瞬間から、きっとジャズではなくなるような気がしてます.
 ただ、その 「刹那」 をある意味で永遠 (・・・ 厳密にいうと永遠ではありませんが) に残してしまうのが、レコードや CD .
 ボクはそういったレコードなどの上に 「思い出」 という昔の恋愛を塗り重ねるので、マイルスのいうようにレコード屋にいきます.
 まぁ、正確には HMV オンラインショップなんですがね.
 でもコンサートなどでは、そういった 「思い出」 を求めるような野暮なことはしませんが・・・・・してないつもり・・・・きっと・・・・


 だから、ボクの持っているアルバムには思い出がいっぱい
 思い出のないアルバムは買わない ・・・・・・・

 はずだったのですが、ここ最近はちょっと大人買いです.


 それで HMV をなにげなく覗いていたら ・・・・・・・





Miles Davis box open



 Black Sabbath Box 買って、
 The Beatles Box 買って、
 今度はマイルスか????


 しかも 70 枚組って ・・・・・・・ 絶対に半分近くは聞きそうにないので、買うのはよそう !!

 ・・・・・・・・・・ でも、
 70 枚組でも 33,000 円 (お得意のマルチ商法だと・・・笑) 、 1 枚 500 円ほどで半分聴かなくても安い ・・・・・・


 迷うなー ・・・・・・・・・・・・・


 国内盤も出そうですし ・・・・・・・・・
 小川さんがライナーノーツ書きそうな予感がするし ・・・・・・


 秋の夜長は、こういうことを迷いながら更けていくのでした.
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

● Link ●
● 記事検索 ●
● PV Access ●
  • 累計:

● Photo Gallery ●
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
● お願い ●
•このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することはしないでください. コメントはすぐに反映されない場合がありますのでご承知ください.
  • ライブドアブログ