Creed_Taylor

California Dreaming

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 昨日は、関東地方を中心に大雪でした.
 普段雪に縁のないところでの積雪は、いろいろなところで大混乱を巻き起こしてしまいます.




0R9A5865

 ボクの家の周りも昨日の午後から本降りになり、夕方にはかなりの積雪.
 今シーズン一番の雪だったためか、夕方の幹線道路は帰宅する車の大渋滞が発生していました.

 それでも朝起きてみると思ったほどの積雪もなく、まぁ想定内といったところでしょうか.


 ただ道路は表面の雪の下が凍ってツルツル.
 ボクのような年寄りは気をつけないと大きなけがをするので、こういう日は家に引きこもるのが一番なのです.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 こんな雪景色とは全く対照的なアルバム.
 前回書いた ウェス・モンゴメリー のアルバムの翌年に引き込まれたアルバム.

 ですが、内容的には全然違うアルバムになっています.






Montgomery005







  " California Dreaming / Wes Montgomery "






  1. California Dreaming
       (J.Phillips-M.Phillips) ・・・・・ 3:07
  2. Sun Down
       (Wes Montgomery) ・・・・・ 6:02
  3. Oh, You Crazy Moon
       (J.V. Heusen-J.Burke) ・・・・・ 3:42
  4. More, More, Amor
       (Sol Lake) ・・・・・ 2:52
  5. Without You
       (R.Marino-W.Myers) ・・・・・ 3:04
  6. Winds of Barcelona
       (Sol Lake) ・・・・・ 3:07
  7. Sunny [alt-tk]
       (Bobby Hebb) ・・・・・ 3:06
  8. Sunny
       (Bobby Hebb) ・・・・・ 4:04
  9. Green Peppers
       (Sol Lake) ・・・・・ 2:56
  10. Mr. Walker
       (Wes Montgomery) ・・・・・ 3:40
  11. South of the Border
       (J.Kennedy-M.Carr) ・・・・・ 3:16






  Wes Montgomery (g), Don Sebesky (arr.cond),
  Herbie Hancock (p), Bucky Pizzarelli (g), Al Casamenti (g), 
  Richard Davis (b), Grady Tate (ds), Ray Barretto (perc),
  Bernie Glow (tp), Mel Davis (tp), Jimmy Nottingham (tp),
  Wayne Andre (tb), Johnny Messner (tb), Bill Watrous (tb),
  Stan Webb (cl.english horn.sax), James Buffington (french horn),
  Raymond Beckenstein (fl.piccolo.sax), Don Butterfield (tuba),
  Jack Jennings (castanets.vib),

  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, September 14 & 16, 1966.






 1964年から1966年まで在籍した Verve レーベルのアルバムです.
 アレンジは ドン・セベスキー 、さもありなん的な出来栄えのアルバムにっています.

 アルバムのジャケット写真も、いかにもって感じがしているようにも思えます.




Montgomery005-2

 このアルバムも、昔通ったジャズ屋に置いてはありましたが、常連は誰もリクエストせず.
 ふらりとお店に来た一見さんあたりが、極たまにリクエストするくらいのアルバムでした.
 シリアスなジャズとはちょっと離れている印象ですが、今聴いてみると、他の多くのフュージョン・アルバムなど同様にこういうのもありと思えます.

 このアルバム、当時 ビルボード誌 のジャズ・アルバム部門で 1 位になっております.
 R&B 部門では 4 位、総合の "Billboard 200" でも 65 位と、ジャズ・アルバムとしてはかなりの人気だったことがうかがわれます.


 普段ジャズを聴いていなかった人たちにもきっと受け入れられたんじゃないでしょうか.

 それとも、 日本 のような変なこだわりをすでに捨て去っていたのでしょうか.




IMG_20180123_00012

 このアルバムのプロデューサーが クリード・テイラー .
 ウェス と クリード・テイラー は、この後 A&M を経て CTI レーベルへ.

 その CTI レーベルの最初のアルバムになったのが ウェス の "A Day In The Life"
 この "A Day In The Life" は今日のアルバム "California Dreaming" よりもさらにヒットし、 "Billboard 200" の 13 位にまで上りつめました.


 Verve に移籍後作ったアルバム "Movin' Wes" で クリード・テイラー & ウェス・モンゴメリー のコンビが誕生、ひょっとするとその時から CTI レーベルのイメージが決まっていたのかもしれません.




california dreamin

 このアルバムの選曲もいろいろなジャンルの曲が並んでします.

 アルバム・タイトル曲 "California Dreaming (邦題: 夢のカリフォルニア)" は "The Mamas & the Papas" の John Phillips と Michelle Phillips によって作られ、彼らの代表曲で 1960 年代を代表する曲の一つです.
 でも最初にこの曲を録音したのは Barry McGuire でした.


 そうそう ・・・・ この曲と言えば "恋する惑星" を忘れちゃいけません.


 ダイアナ・クラール も ・・・・・・・ ぼそっ.




IMG_20180123_00011

 昔はかなり抵抗のあったアルバムでしたが、今になってみれば普通に楽しめるアルバムです.

 肩の力抜いてリラックスって感じですね.

 いろいろな表情の ウェス もありです.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 さて今日はまた自然災害のニュースが ・・・・・

 本白根山 の噴火です.




DSC_0406
● 写真は去年 10 月 27 日に 志賀草津ルート から 鏡池 方向を撮ったもの ●

 多くの方が負傷され、亡くなられた方も出てしまいました.

 自然災害ですので防げない部分もありますが ・・・・・・・


 これ以上の被害が出ないことを祈るばかり.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Skylark / Paul Desmond





 朝から雨降り.
 それも朝のうちは結構激しい雨でした.
 昼頃には雨も止みましたが、この時期の雨はどうも似合いません.

 山を見れば厚い雲に覆われていました、きっと雪模様だったのでしょうか.



 休みの今日、タイミング良く HMV から CD 到着.
 一応は明日 12 月 11 日発売のようですが、一日早く届きました.
 このシリーズが出るとわかっていたら、今までも無理してアルバム購入しなかったのに ・・・・・・・ とちょっと残念な気持ちもちらちらあるようなシリーズ.
 でもまぁ、こういうハイ・スペックなアルバムが廉価価格で購入できるのはいいことですので、素直に喜ぶといたしましょう.


 最近、ジャズ・アルバムの発売は圧倒的に ユニバーサル・ミュージック・ジャパン が元気なのですが、今日届いたこの CTI のシリーズは キング・レコード .
 ジャズ・アルバムはなかなかお金にならないので、再販などもあまりされることなく消えていくアルバムも多いのですが、たまにこういったアルバムの発売を見つけるとつい顔がにやけてしまいます.



 そんな届いたアルバムの中の一枚です.





Desmond001-1






  " Skylark / Paul Desmond "





  1. Take Ten
          (P.Desmond) ・・・・・ 6:06
  2. Romance de Amor
          (Traditional) ・・・・・ 9:39
  3. Was a Sunny Day
          (P.Simon) ・・・・・ 4:45
  4. Music for a While
          (H.Purcell) ・・・・・ 6:44
  5. Skylark
          (H.Carmichael-J.Mercer) ・・・・・ 5:16





  Paul Desmond (as), Don Sebesky (arr),
  Gabor Szabo (g), Gene Bertoncini (g),
  Bob James (p.el-p), George Ricci (cello),
  Ron Carter (b), Jack DeJohnette (ds),
  Ralph MacDonald (perc)
  Recorded at RVG Studio, NJ, November 27-28 & December 4, 1973.






 昔は 「 CTI なんてジャズじゃない ・・・・・・ 」 なんて平気で語っていたはずが ・・・・

 いつの間にか "アランフェス協奏曲 / Jim Hall" が好きになって ・・・・
 Stanley Turrentine にうっとりして ・・・・
 Joe Farrell を買い集めるようになって ・・・・
 アルバム・ジャケットまで好きになって ・・・・
 気がついたら結構な枚数に増えていました ・・・・


 ただ CTI のアルバムって少し前までほとんど聴いていなかったので、よくわからないアルバムのがほとんど.
 ジャケットで選んだり、メンバーで選んだり ・・・・・・・・・
 なかには予想と全然違っていたりするアルバムもありますが、そういうのもありかな (笑)




ZZZ CTI_top0001

 今回の再販は、 Blu-spec CD での発売で、奇しくも TBM アルバムのスペックと同じなのですが価格があまりに違います.
 TBM は税込 2,625 円に対し、 CTI は 1,000 円 !!
 売れそうな枚数を考えると仕方ないとは思いますが ・・・・・・ それにしても違いすぎる.


 今回発売になった 40 枚のうち 12 枚はすでに持っていたのでよさそうなアルバムをとりあえず 4 枚購入.
 それで聴いてみたら ・・・・・・・
 いかにも CTI なのですが、昔のように 「ダメだ、こりゃっ」 的な感じがなく、何となく心地良さまであったりしました.
 おまけに応募シール 5 枚で非買品 CD がプレゼントされると書いてあります.


 ということで、急きょ 6 枚追加購入してしまいました.
 今月はボーナスが出るので、なんとか奥様におねだりしてお小遣いあげてもらおう (笑)




Pete Turner0036

 このジャケットを手掛けているのが Pete Turner .
 CTI といえばその独特な音と、ジャケット.
 この辺りは Blue Note と通じているものがあります.

 CTI のアルバムは見開きジャケットで、ほとんどのジャケット写真が見開いて一枚になっています.
 これが結構よかったりします.
 このアルバムにしてもほとんどジャケットで選んだようなものです.


 アート・ディレクターの ボブ・チアーノ 、プロデューサーの クリード・テイラー 、そしてカメラマン ピート・ターナー ・・・・・ 三者の綿密なアイデアのすり合わせにより、 CTI はサウンドとビジュアル面のトータル・プロデュースを図っていました.
 ピート・ターナー は、 1960 年代には Impulse ! 、 Verve などのジャケット・アート写真を数多く手掛け、 「色彩の魔術師」 とも呼ばれた ニューヨーク・オールバニー 出身の写真家.
 何とも不思議なイメージの写真が多く、シュールでエキゾチックなジャケットがたくさんあります.
 被写体に何かしらの規則性を持たせたり、ふとした日常動作の一瞬をヴィヴィッドに切り取るターナーの手法.
 そもそもが、 「リスナーたちが思わず手にとってしまうジャケットを作る」 というコンセプトの元に作られていたのだから、見るものの五感をこれでもかとくすぐる ピート・ターナー のフォトイズムに、ポートレイトとはまた違った趣の 「音とアートのシナジー」 を感じ取ることができるのではないだろうか.
 ( HMV ホームページから)




CreedTaylor001

 プロデューサーの クリード・テイラー (Creed Taylor) については前にも少し書いたかな.
 Bethlehem 、 ABC Paramount から Impulse ! 、 Verve などを経て A&M に移籍、 1967 年に CTI (Creed Taylor Issue) を設立.
 1970 年に CTI は A&M から独立し、正式名称を "Creed Taylor Incorporated" に変更.
 1983 年に倒産するまで、同レーベルにて多数のヒットを作り出した.
 1974 年には、より黒人マーケットを意識した クドゥ (KUDU) を設立.
 CTI は、ジャズのイージーリスニング / 大衆化を図り、フュージョン勃興以前にクロスオーバー・ブームの先がけとなった.
 また、 アントニオ・カルロス・ジョビン や ジョアン・ジルベルト などブラジルのミュージシャンを起用し、ボサノヴァをアメリカで普及させ、 Verve 時代にプロデュースした 1963 年の "Getz / Gilberto" は翌年の グラミー賞 を受賞している.
 ( HMV ホームページから)




Desmond001

 肝心のアルバムですが、寒くなった夜に暖かい部屋の中でのんびり聴くにはピッタリ.
 微妙な音の暖かさが、非常に心地よかったりします.

 映画 "禁じられた遊び" のメイン・テーマが演奏されていることでも有名なアルバムですが、ボクは一曲目の "Take Ten" が好きかな.
 Paul Desmond って、やっぱりこういった変調子の曲をまとめちゃうのがとてもうまいように思います.


 まぁこれ以上はボクがあれこれ書くこともありませんし、 CTI のアルバムはそんな蘊蓄をまったく必要とせず、楽に聴くことができますので.



 アナログ盤のような大きなジャケットでものんびり眺めながら聴ければ、もっと素敵でしょうね.


青く硬派な モーゼ

 最近は CTI レーベルのアルバムを漁っています.
 うん十年前は、 CTI というだけで見向きもしなかったのですが、今になって聴いてみると ・・・・・・・ 別にどうってことないじゃん、って感じですね.
 何と言っても、 Ornette Coleman の "At The Golden Circle" まで購入しているんですから.

 歳と共に、昔のような偏屈さがどこかにいってしまったようです ・・・・・ こうやって面白くないオヤジになっていってしまうんでしょうか.


 数か月前にまとめ買いした CTI の中の一枚.

 ジャケットのインパクトだけで購入したもので、内容はあまり期待してませんでした.
 一枚 1,000 円くらいなので、万が一期待外れだったとしても、まぁ許せます.
 一曲でも気に入る曲があれば、それで十分ですから.






Weston001






   "Blue Moses / Randy Weston "





  1. Ifrane 
             (Randy Weston) ・・・・・ 5:12
  2. Ganawa
             (Blue Moses) ・・・・・ 13:25
  3. Night In Medina
             (Randy Weston) ・・・・・ 6:30
  4. Marrakesh Blues
             (Randy Weston) ・・・・・ 12:18





  Randy Weston (p.el-p), Freddie Hubbard (tp), 
  Billy Cobham (ds), Ron Carter (b), Bill Wood (b), 
  Azzedin Weston (perc), Airto Moreira (perc), 
  Phil Kraus (perc), Grover Washington Jr (ts),
  Hubert Laws (fl), Romeo Penque (oboe.cl.fl..), 
  George Marge (horn.fl), David Horowitz (synth), 
  Alan Rubin (tp.horn), John Frosk (tp.horn),
  Marvin Stamm (tp.horn), James Buffington (horn), 
  Brooks Tillotson (horn), Garnett Brown (tb), 
  Wayne Andre (tb), Warren Covington (tb),
  Paul Faulise (tb), Madame Meddah (vo), Don Sebesky (arr)

  Recorded at RVG Studios, Englewood Cliffs, NJ, March & April, 1972.






 このアルバムのリーダー、 Randy Weston は 1926 年 4 月 6 日 New York 生まれ、両親は ジャマイカ 出身です.
 小さい頃はクラシックピアノを学び、その後ジャズへ転向.
 ただ、ボクは彼の (俗に言う) モダン・ジャズ を聴いたことがありません.
 このアルバムで初めて彼を知りましたが、 CTI レーベル故にきっと聴いては無かったと思います.
 ただ、ジャケットのインパクトが強いので、何となく名前だけは憶えていました.

 CTI に何枚もリーダー・アルバムがあるものとばかり思っていましたが、今日調べてみたら CTI レーベルでのリーダー・アルバムはこれ一枚のようです.




Weston001

 CTI レーベル ・・・ アレンジが Don Sebesky ・・・ そして Creed Taylor プロデュースとくれば、何となくどんな音楽か想像がつきますが、そんな想像をこのアルバムは見事に覆しています.

 確かに、シンセサイザーやエレクトリック・ピアノなどを効果的に使ってはいますが、ここには躍動するビッグ・バンドがあります.
 2 曲目 の "Ganawa (Blue Moses) " の Freddie Hubbard のソロなんて、シャープでスタイリッシュな演奏で、グッときてしまいます.
 そして続く骨太のテナー ・・・・・ Grover Washington Jr の音がこれまたいいんだよね.

 バリバリ硬派なジャズがここにあるじゃないですか ・・・・・ .


 全体にアフリカの雰囲気が漂っています.
 そう言えば、少し前に取り上げた "Outback / Joe Farrell" もアフリカのイメージが強かったです.
 この時代って、アフリカ回帰のような風潮がそこらじゅうにあったのでしょうか.
 Randy Weston は 1960 年代に幾度とアフリカに行き、 '60 年代後半からはモロッコに住んでいるようです.

 アフリカっぽい雰囲気があるんですが、ここには洗練された都会的なセンスのアンサンブルもあります.
 そこがこのアルバムのいいところでしょう.





 さて話は変わりますが、ただ今オークション入札中です.
 ずっと前から欲しかった (・・・ 観たかった) 映画が、お手頃価格で出品されていました.
 後一日ですが、どうだろ ・・・・・・・・ このままの値段で落札できればいいんだけれど.
 商品の名前は、落札できたら感想と共にアップします.
 すでに国内販売されておらず、結構いい値段で取引されてしまう映画ですが、どうしてももう一度しっかり観たいので ・・・・・ .




waterlo002

 そういえばどうしても観たい映画の一本に セルゲイ・ボンダルチュク 監督の "ワーテルロー" があるのですが、この DVD は国内販売が全くされていないようで、 DVD は海外版だけが出品されています.
 VHS もたまに出品されるのですが、さすがにこの時代 VHS はねぇ、すでにデッキもありませぬ.

 以前に TV で観た記憶があるのですが、 ロッド・スタイガー 演じる ナポレオン がよかったなぁ.
 それと CG なんかない時代に、人海戦術で撮影した会戦場面はすごかった.

 この映画こそ、どこかでリマスターして Blu-ray で販売してくれないかなぁ.


 そうそう、モーゼの "十戒" なんていうスペクタクル映画もありましたね、こちらは青くはありませんでしたが.
 これからの年末年始に向けて、つい名画を漁ってしまうこの頃です ・・・・・・ 汗

Don't Mess With Me

 先日届いたアマゾンからのお知らせ (お勧め商品) メール、なぜか
 “ランドネ” ! ・・・・・・・
 まぁ確かに、山にハマっていますが ・・・・・・・ これ見て、萌えろという意味なのでしょうか(笑).

 さて 12 月です ・・・・・・
 人恋しくなるような秋も、人恋しく思う間もなくあっという間に過ぎ、 12 月です.
 でもここ数日は、妙に暖かな日差しのポカポカ陽気ですね、今夜からは崩れそうですが.


 最近 "刺激" を受けるような出会いがいくつか ・・・・
 と言っても、恋の予感 (ちなみに、恋は遠い日の花火のようになっています) とかというものではなく、自分のやる気を起こさせてくれたりするような "刺激的" 出会いです.


 ボクはかなり “人” に恵まれていると、ここ数年思うようになっています.
 いろいろな出会いの中で、いろいろな意味でプラスになる出会いが本当に多いです.
 今年一年を振り返ってみても、新しい出会いがたくさんありました.
 ただ、そんな中でどういう訳か概ね過大評価されすぎているきらいがあります.
 なぜ ・・・・ どうして ・・・・ ???
 ボクはそんなに評価されるほどの人ではありませんよ、っていつも心の中で叫んでいます.
 ボクは自分のやりたいことをしているだけ ・・・・・ なんだけれど、だんだん周りに人が集まってきては、「すごい、すごい」 と言ってくれます.
 なにがそんなにすごいのか、ボクにはさっぱりわかりません.
 そんなにプレッシャーかけないでください.


 面倒臭がり屋のため、人との煩わしいお付き合い (特にどうでもいい人たちとの) は大嫌いです.
 どちらかというと、 「一人にしておいて」 と言いたいくらいです.
 そのくせ、いつも多くの人たちに助けられているのを実感しています.
 屈折してますね ・・・・・
 自分勝手ですね ・・・・・
 自分に優しいです ・・・・・・・・・・・





 Mr.T ではありませんが、「オレにかまうな」 と言いたくなってしまいます.
 まぁ、このジャケット見たらかまいたくなくなるでしょうが ・・・・・






Turrentine001






  "Don't Mess With Mister T. / Stanley Turrentine"





  1. Don't Mess With Mister T.
  2. Two For T.
  3. Too Blue
  4. I Could Never Repay Your Love
  5. Pieces Of Dreams





  Stanley Turrentine (ts), Jerry Dodgion (as),
  Joe Farrell (ts), Pepper Adams (bs), Randy Brecker (tp.flh),
  John Frosk (tp.flh), Eric Gale (el-g), Bob James (p.el-p),
  Harold Mabern (p.el-p), Richard Tee (org), Ron Carter (b),
  Idris Muhammad (ds), Rubens Bassini (perc),
  Creed Taylor (producer) and others.
  Recorded June 7 & 8, 1973.







Turrentine001

 骨太なテナーです.
 都会の夜が似合いそうな演奏です.
 CTI レーベル、プロデューサーは クリード・テイラー です.


 R&B 色の強いいつもの演奏は、いつ聴いても気分をゴキゲンにしてくれます.
 1 曲目は、女をその気のさせるような演奏をしておいて、 「オレにかまうな」 とか言っちゃってます.
 なにか、"カサブランカ" の ボギー のようです ・・・・ ボクには似合わない、ハード・ボイルドの世界です.
 音がいいよね、これっ! このアルバム!
 ちょっと David Sanborn のようなメローな演奏なんだけれど、甘いだけじゃない男臭さがプンプンしてます.
 かと思うと次の 2 曲目ではストレートアヘッドで、ホットな演奏.
 何故に一昔前まで Stanley Turrentine を毛嫌いしていたのかよくわかりません.
 理屈抜きに、ゴキゲンにしてくれるアーティストです.


 このアルバムはルーキーにもお勧めしちゃいます.
 小難しさはありません、とにかくゴキゲン.
 俗に言われる フュージョン なのかもしれませんが、モダン・ジャズらしらもたくさん詰まったアルバムです.



 とあるブログを見ていて、ちょっと気になった写真がありました.
 ホントになんでもない写真だったんですが、なにかボクたちが行っている "いつもの講習会" のある部分に、オーバーラップしてしまいました.




5th ring

 このイラストは、"小児の救命の連鎖" と呼ばれるものです.
 この 5 つの輪は、左から "事故などの予防"、"迅速な CPR"、"迅速な通報と病院搬送"、"迅速な高度医療"、"心停止後のケア" で、これらのどれかが欠けても小児の救命ができないということを図示しています.
 以前は左の 4 つの輪だったのですが、先日書いた "Guideline 2010" で一番右の "蘇生後の管理" が追加されました.
 この辺りの詳しいことは、きちんとした救急講習などで勉強してください、ここに書くボクの説明はほんの概略にすぎませんので ・・・・ ボクの講習会に来てくれれば懇切丁寧に教えます、一般人も大歓迎(笑).


 今日の話題は、この一番左の輪です.
 この輪の意味は、ズバリ "事故などの予防" です.
 小児は、一度心停止になると救命することが成人より難しく、さらに心停止の原因の多くが "不慮の事故" なので、まず事故を起こさないということがすごく重要になります.


 小児に限らず、アメリカでは事故予防のための安全管理が徹底していますよね.
 日本でも、いろいろな生活の場面での安全管理がようやくきちんと行われるようになってはいますが、欧米に比べればまだまだ ・・・・ 一人一人の危機意識に至ってはかなり低いのではないでしょうか.
 一般の方々を対象の講習会で、この最初の輪 "予防" が大事だと言っても、「そうそう・・・・うんうん」 ・・・・ ほとんどの方はそんなことは知っているよっていうような顔してます.
 でも現実には、こういったちょっとした安全管理ができないために、毎年何人もの子供たちが亡くなっています、子供だけでなく大人たちも・・・・・・




child0034

 例えば最近は安全な川遊びの講習会などが多く開催され、そういったなかで事故防止に関する指導もなされます ・・・・ ただ、ボクらの年代から言わせると、川で遊ぶのに講習受けないと危ない時代になってしまったの? なんて思うのですが、この部分は今日の話とは別なので.


 ただアメリカのほうがこういった遊ぶ際の安全管理なんかも、かなり徹底しています、こんな写真のように.


 チャイルド・シート、自転車のヘルメット ・・・・ 州によっては法律で規制までしているところもあるようです.
 以前も、アメリカから来た AHA スタッフが、都内で多くの子供たちがヘルメットをかぶらないで自転車を運転している姿に驚いていました.
 日本はどうして、こういった安全対策しっかりしないのでしょうか.
 夏になるたびに、ニュースでは水難事故の話題ばかり ・・・・・ 
 山に目を向ければ、山を知らない高齢者たちの遭難事故 ・・・・・
 どこかで誰かが頑張って、こういった安全対策をしているのかもしれませんが、結果的には毎年同じことが起き、救えるはずの命がいくつも消えていきます.
 どこかで、もっともっとこういったところにも目を向けさせなくちゃいけないですよね.
 だからこそ、雑誌など多くの人の目に映る部分は、最低でもこういった安全管理をしてほしいな ・・・・・ なんて.
 特にその道の有名人だとしたらなおさらじゃないでしょうかね.
 そういった人が、一般人に与える影響力は計り知れません.



 冒頭の "ランドネ" から、最後はちょっとばかりアツく語ってしまいました.
 こういった部分に、もっと力があればいいのですが、何分、影響力の超少ない、影の薄いオヤジなので ・・・・・ 涙
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

● Link ●
● 記事検索 ●
● PV Access ●
  • 累計:

● Photo Gallery ●
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
  • お花見ウォーキング
● お願い ●
•このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することはしないでください. コメントはすぐに反映されない場合がありますのでご承知ください.
  • ライブドアブログ