Dave_Bailey

Here 'Tis

  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 「令和」 スタート.

 新聞やニュースの話題も、新元号で持ち切りです.
 でも、一か月前からわかっていたことなので、ボクにとっては違和感まったくないですね.


 昨日は 明治神宮 の御朱印貰うのに 10 時間待ちとか ・・・・・・
 おまけにそんな御朱印がすでにオークションに出されていたりして、参拝もしていないのにネットで御朱印買う意味が分からない.




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 ● 5/2 AM 8:30 令和 最初の 電柱のある風景 ●

 さらに出産や入籍を昨日済ませたという話題もたくさん.
 そういえば姪っ子も昨日入籍したようです.


 令和 最初の写真は、何ともどんよりしたお天気.
 おまけに 5 月 1 日でなくて 2 日 ・・・・・・・ これは昨日ちょっと雨も降ったりしていたから、と言い訳.




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 ● 5/2 令和 二番目の 電柱のある風景 上の写真の 1 時間後 ●


 天気予報の通り晴れてきました、連休後半は天気も回復するようです.
 連休終わってから撮影会や EOS学園 が始まるので、この連休は天気が良くてもひたすら家でガマン.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 さて映画ばかり観てボケっと過ごしていないで、少しはジャズも聴いてみよう.
 と言っても、あまりにもヘビーなのはちょっとツラい.


 ほど良い軽さのアルバムなのです.






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  " Here 'Tis / Lou Donaldson "





  1. A Foggy Day
       (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・ 6:38
  2. Here 'Tis
       (Lou Donaldson) ・・・・ 9:25
  3. Cool Blues
       (Charlie Parker) ・・・・ 6:53
  4. Watusi Jump
       (Lou Donaldson) ・・・・ 7:32
  5. Walk Wid Me
       (Lou Donaldson) ・・・・ 8:36






  Lou Donaldson (as), Grant Green (g), 
  Baby Face Willette (org), Dave Bailey (ds)

  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, January 23, 1961.






 ルー・ドナルドソン が初めてオルガン・トリオと録音したアルバムです.
 このアルバムにはボクの大好きな二人のミュージシャンも、新人として参加しています.





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 グラント・グリーン と ベビーフェイス・ウィレット の二人は、 ルー・ドナルドソン に見いだされたというのが通説です.

 ただ グラント・グリーン はこれ以前にサイドメンとしてのレコーディングもありますし、 Blue Note にリーダー作としての録音をしたようですが、なぜかそれがボツになってしまい現在はテープもないようです.
 ですのでこのアルバムが実質的なデビュー作と言ってもいいでしょう.


 この録音の 5 日後 "Grant's First Stand (BLP-4064)" が初リーダー・アルバムとして録音されていますが、発売されたのは "Grant's First Stand" のほうが先でした.




Grant Green0037

 もう一人の ベビーフェイス・ウィレット ですが、こちらは完全に初レコーディング.

 Blue Note にとっては ジミー・スミス に次ぐ二人目のオルガン奏者として、かなり期待もされていたんでしょう.
 このアルバム録音の一週間後に初のリーダー・アルバム "Face To Face (BLP-4068)" を吹き込んでいます.
 当時のオルガン奏者のだれもが ジミー・スミス の影響を受けているといっても間違いでないように、 ベビーフェイス もかなりの影響を受けたようですが、彼のベースは ゴスペル や R&B .
 演奏的には ジミー・スミス とはかなり違って、どこか泥臭さのようなものがあって、ボクは何気にそこが好きだったりします.


 期待されてはいたものの Blue Note でのリーダーアルバムは "Face To Face (BLP-4068)" と "Stop and Listen (BLP-4084)" の二枚だけ.
 サイドメンとしても今日のアルバムと "Grant's First Stand (BLP-4064)" の二枚だけ.

 その後 Argo レーベルから "Mo' Rock" と "Behind the 8 Ball" の二枚のリーダー・アルバムを発表しましたが、それきり.




Babyface 003

 ルー・ドナルドソン といえば、 ソウルジャズ や ファンキー という形容詞が付いてきます.
 元々はチャーリー・パーカー派のサックス奏者ですので、このアルバム以前のものを聴くとかなりバリバリって感じ.
 ボクはアルトでバリバリ吹かれるのがそんなに好きじゃないので、こんな感じのファンキーさのほうが楽に聴けるかな.


 このアルバムは、正直そんなに好んで聴くアルバムではありません.
 購入したのも、一応 Blue Note の 4000 番台ですし、大好きな ベビーフェイス・ウィレット がメンバーに入ってますし、買わないわけにいかないかなって感じでした.

 ただし、ジャケット写真のアルバム番号見てわかるように、輸入盤だけどね.




Lou Donaldson 0022

 チャーリー・パーカー の "Cool Blues" も、ちょっとイメージしていた感じとは違います.
 この録音が 4・5 年前だったら、きっと全然違う演奏になっていたんじゃないかな.

 もちろんメンバーも全然違っているだろうし.


 でも、このアルバムのようなファンキーさも十分 OK .
 気楽に聴くことのできるアルバムです.





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 四月の映画鑑賞です.
 "Game Of Thrones" を観始めてしまったので、映画のほうはちょっと少なめ.



  ポリーナ、私を踊る
  ホース・ソルジャー
  エンド・オブ・キングダム
  エンド・オブ・ホワイトハウス
  ヤマカシ
  禁断の惑星
  インディ・ジョーンズ 最後の聖戦
  メトロポリス
  恋におちたシェイクスピア
  ヴァレリアン 千の惑星の救世主
  クレイマー、クレイマー
  ハングマン



 "クレイマー、クレイマー" は久しぶりに観たけれど、あの ビリー がヤバすぎるだろ ・・・・ アカデミー助演男優賞 に最年少でノミネートはされましたが受賞には至りませんでした.

 "ハングマン" は途中まで結構面白かったんだけれど、終盤がちょっとでもったいない.

 "ヴァレリアン 千の惑星の救世主" になぜか ハービー・ハンコック が出ていて ・・・・ こちらも最初は面白かったんだけれどなぁ.


 ということで、平成最後四月の一番は ・・・・・・・





Shakespeare in Love 001


 実はこの映画、ずっと前から観よう観ようと思っていて、結局観なかったもの.
 やっと鑑賞できました.


 とにかくバランスがとてもいい映画だと思う.
 基本的にはコメディ・タッチなのですが、コミカルな部分とちょっと悲しい恋愛部分、それが絶妙のバランスで構成されています.


 笑ったかと思うと、ちょっとジーーーーンとなったり.




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 グウィネス・パルトロー は、"セブン" で初めて観て、 "恋におちたシェイクスピア" と同じ年に公開された "大いなる遺産" ですごく好きになりました.
 あの映画の中の エステラ は本当にきれいだったな.

 でもこの "恋におちたシェイクスピア" のような演技がとても向いている気がします.
 特に トマス・ケント がヤバいくらい可愛い (笑)


 最近は アベンジャー シリーズの ペッパー・ポッツ 役が中心になってしまいました.
 もうちょっと違う映画も出てほしい.




Shakespeare in Love 003

 エンディングは人によっていろいろ受け取れるかな.

 ストーリーのベースとして 戯曲 "ロミオとジュリエット" と "十二夜" などがいろいろ入り混じっています.
 このあたりの脚本もとてもうまい ・・・・ アカデミー脚本賞 もしっかり獲ってます.


 久しぶりに映画の楽しさを味わえるような作品を観た、って感じなのです.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Two Feet In The Gutter

 春ですねぇ、すっかり.
 さすがにもう雪は降らないかな.



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 今朝の風景ですが、一応晴れ.
 雲もありませんが、いかにも 春霞 って感じで ・・・・・・・

 夏の青空が妙に恋しかったりします.






 春はこういう感じの演奏が似合うかなぁ、ジャケット脱いで街を歩きたくなります.
 とても軽快で、ゴキゲンな演奏です.






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  " Two Feet In The Gutter / Dave Bailey "





  1. Comin' Home Baby
           (Ben Tucker) ・・・・・ 5:39
  2. Two Feet In The Gutter
           (Rudy Stevenson) ・・・・・ 7:59
  3. Shiny Stockings
           (Frank Foster) ・・・・・ 7:54
  4. Lady Iris B
           (Rudy Stevenson) ・・・・・ 6:08
  5. Coffee Walk
           (Ben Tucker) ・・・・・ 9:05





  Bill Hardman (tp), Frank Haynes (ts),
  Billy Gardner (p), Ben Tucker (b),
  Dave Bailey (ds)
  Recorded at Columbia 30th Street Studio, NYC, October 6, 1961.





 少し前に発売された Sony Music の "ジャズ・コレクション 1000" シリーズの一枚です.
 この時に再販された Dave Bailey のリーダー・アルバムは 3 枚で、そのうちの一枚になります.


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 この 3 枚は Epic レーベルに録音されたもので、その中でも有名なのは "One Foot in the Gutter" かな.
 あのジャケット写真は幾度となく見た記憶があります.

 Dave Bailey のリーダーアルバムはこの 3 枚と、 Jazz Time と Jazz Line に吹き込んだ 2 枚 ・・・・・・・ 合計 5 枚だけ.
 ただし、サイドメンとしてはたくさんのアルバムに参加しています. 

 ジャケットもいかにもって感じのジャケットで、こういうジャケットで 1,000 円だったら別に聴かなくても間違いなさそうという感じを受けます.
 そして聴いてみると、思っていた通りのハード・バップ.

 ピアノがちょっと硬い感じしますが、フロントの二人がいい.




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 このアルバムは何といっても 1 曲目の "Comin' Home Baby"
 ハービー・マン の演奏で一躍有名になった曲です.
 ハービー・マン の演奏はちょっとラテン系 ・・・・・・ あるいはアフロ系とでもいうような演奏で、非常にノリのいい感じの演奏でした.

 ただ今日のアルバムでは、ストレートなジャズに収まっています.
 まぁどちらが好きかはお好みで.


 ここでも フランク・ヘインズ のテナーがいいなぁ.
 そういえばこのアルバムを含めた Epic の 3 枚のテナーは、 フランク・ヘインズ 、 チャーリー・ラウズ 、 ジュニア・クック と、一流と呼んでいいんだけれどどちらかというとみんな渋めの人たち.
 このあたりのメンバーも通好みと言えばいいでしょうか.
 

 "ラ・ラ・ランド" の セブ じゃないけれど、やっぱりこういう演奏はいつ聴いてもホッとできるのです.








 以前退職記念で キャリー・ケース をいただいたことを書きました.

 その後、もっと若い部下たちから、また頂き物です.
 大したことしていないので本当に恐縮なのです.

 頂くことに結構抵抗あったので、丁重にお断りしたのですが ・・・・・・・・ どうしてもということで.

 何がいいか言われても ・・・・・・・・・


 折角だから普段使えるものにしようと ・・・・・・・・




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 Hi-Res (ハイレゾ) 対応の SONY Walkman A シリーズ.

 今使っている iPod の容量が少なく、普段はカーナビに接続しっぱなしなので、これをお願いしました.

 色はお任せしましたが、思っていた通りの 赤 がやってきました (笑)

 東京などの街歩きの時はいつもイヤホンつけっぱなしで音楽聴いているので、これからはこれを持って行くことにします.

 ジャズ の演奏も結構 ハイレゾ のダウンロードができるようになりましたが、結構料金が高い.
 さすがにそこまではいいので CD からインポートで聴きます.


 大事に使わせていただきます !!

Sings a Song with Mulligan!

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 三連休です.

 でも今週は風邪気味で体調不良.
 先週行った 松島温泉 で早朝入った露天風呂がいけなかったのか ・・・・・・・・

 かなりヌルい湯加減だったからなぁ.
 それとも遊び疲れかな.



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  (EF16-35mm F4L IS USM : 33mm 1/80sec f/4 ISO-640)

 7 日の夕暮れ時です.
 久しぶりに雲一つない夕焼けだったので数枚撮影.

 陽が沈むのが本当に早くなりました.
 仕事を定時に終え家に帰ってもすでにお日様は山の向こうなのです.



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 体調が今一つなので、あまり重いものは聴かないことにしよう.
 前からこのアルバムのことを書こうと思っていて、ついついほかの話題にいってしまったので、今日こそ書いてみよう.






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  " Sings a Song with Mulligan! / Annie Ross "





  1. I FEEL PRETTY
       (S.Sondheim-L.Bernstein) ・・・・・ 3:33
  2. HOW ABOUT YOU
       (R.Freed- B.Lane) ・・・・・ 2:50
  3. I'VE GROWN ACCUSTOMED TO YOUR FACE
       (A.J.Lerner- F.Loewe) ・・・・・ 3:00
  4. THIS TIME THE DREAM'S ON ME
       (J.Mercer-H.Arlen) ・・・・・ 3:24
  5. LET THERE BE LOVE
       (I.Grant-L.Rand)
  6. ALL OF YOU
       (Cole Porter) ・・・・・ 2:18
  7. GIVE ME THE SIMPLE LIFE
       (R.Bloom-H.Ruby) ・・・・・ 3:35
  8. THIS IS ALWAYS
       (M.Gordon-H.Warren) ・・・・・ 4:21
  9. BETWEEN THE DEVIL AND THE DEEP BLUE SEA
       (T.Koehler-H.Arlen) ・・・・・ 3:41
  10. IT DON'T MEAN A THING
       (D.Ellington-I.Mills) ・・・・・ 1:41





  Annie Ross (vo), Chet Baker (# 2, 4, 5, 9, 10 : tp),
  Art Farmer (# 1, 3, 6-8 : tp), Gerry Mulligan (bs),
  Henry Grimes (# 2, 4, 5, 9, 10 : b), Bill Crow (# 1, 3, 6-8 :b)
  Dave Bailey (ds)







 先日書いた コールマン・ホーキンス と同じく、 「ジャズの 100 枚。」 の第 3 弾! の中の一枚です.
 このジャケット、その昔何かの本でジャケットが紹介されていたのでずっと覚えていました.
 今回は完全にジャケ買いなのです.
 ただし、演奏を聴いたのは購入後初めてです.




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 いかにも西海岸しているアルバム.
 彼女の声と、西海岸を代表するミュージシャンたちの演奏が嫌になるほどマッチングして、独特な世界が広がっています.
 ピアノレスというのも、この雰囲気を醸し出す大事な要素だな.

 欲を言えばもう少し個々のソロを聴きたいところではありますが、まぁヴォーカル・アルバムだからそれは止む無しといったところでしょう. 




 このアルバム聴いて、最初に思ったのがどこかで聴いた感じだなぁ ・・・・・
 特に最後の曲、 デューク・エリントン の代表作でもある "IT DON'T MEAN A THING" (邦題: スウィングしなけりゃ意味がない) がねぇ.
 この曲は有名な曲なので、いくつかこの曲の入ったアルバムを持っていますし、ほかの演奏も多く聴いたことがあります.

 ただここでの演奏の雰囲気がどこかで聴いた演奏に似てるんだなぁ ・・・・・・


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 で、思い出したのが


 ブログのリンクバナーに貼りつけてある 中島紅音 さんのホームページで最初に流れるのがこの曲でした.
 その演奏のイメージが結構強く記憶に残っていたので.

 両方とも結構淡々と歌い上げる感じなのです.
 悪い表現をすると 白っぽい とでも言いましょうか.
 その昔はこの 白っぽさ は完全否定だったのですが、今はもう全然ありなのです (笑)

 ちなみにこの方のブログですが、記事が自身のライブ予告だけでなく料理の話題がたくさんあるのでそちらの話題が面白くて、以前リンクさせていただきました.
 一度くらいは聴きに行きたいのですが、活動拠点が関西なのでなかなか ・・・・・・・・・ なのです.

 ちなみにこの似ている感じは個人の感想ですので、全然似ていないじゃないかと責めないでください.



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 ジャケット写真は知っていたものの、ぶっちゃけ アーニー・ロス なんて全く知りません.
 なのでネットでいろいろ調べると、数こそ多くなもののこのアルバムを取り上げてあるものがいくつか出てきます.

 こういう記事を読むと、ボクのブログなんかよりもはるかにきちんとしたことが書いてあります.
 にも拘らず、アクセス数はボクよりもはるかに少なかったりします.
 ついつい、心の中で 「すみませんね、こんな記事でアクセス稼いでいて」 と言ってしまうのです.


 Annie Ross Official Site に行ってみたら、このアルバムのタイトルが "Sings a Song of Mulligan" になっていました.
 日本人的には with だろうとか言ってしまいそうですが、あちらの方々にとってはそのくらいどちらでもいいんじゃないのって感じでしょうか.
 この乗りの軽さがアルバムにも出ているかな (笑)


 今日も結局アルバムのことはほとんど書かないうちに終わった感じです.
 まぁ、こんなアルバム聴きました ・・・・・ をモットーにしているので、それはそれでいいのかと開き直ってますが.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて、最近 "撮るしん。" への投稿がまったくありません.
 実は今日、近くでちょっとしたイベントがあるので写真撮りに行こうかと思っていたのですが、あいにくの風邪模様.

 夕方のイベントなんだけれどどうしよう ・・・・・・・・



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 天気も今一つパッとしません.


 とりあえず午後は映画でも観て、それから考えることにします.



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"Green Street" 2

 今日は本当に暑かったです.




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 朝は昨夜からの雨がほんの少し残って、こんな感じで霧.
 気温もそれほど高くなかったのですが、午前中には陽が出て気温もぐんぐん上昇.


 明日も今日より暑くなりそうな予報です.


 すでに職場では早めの衣替えを終えてはいますが、どうもここ数年衣替えの時期が早くなっているように思います.
 衣替えと言えば、大体 6 月 1 日と相場が決まっており、一昔前は6月1日でもまだ涼しく感じたことが結構あったというのに ・・・・・・・・・

 やっぱり温暖化の影響でしょうか.



 たまには平日のブログ更新にチャレンジ.
 と言っても、以前はジャケット掲載とほんの数行だけ書いただけでしたので、今日はデータ中心に再登場.






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  " Green Street / Grant Green "




  1. No.1 Green Street
          (G.Green) ・・・・・ 7:17
  2. 'Round Midnight
          (T.Monk) ・・・・・ 7:01
  3. Grant's Dimensions
          (G.Green) ・・・・・ 7:52
  4. Green With Envy
          (G.Green) ・・・・・ 9:42
  5. Alone Together
          (H.Dietz-A.Schwarts) ・・・・・ 7:10
  6. Green With Envy
          (altarnate take) ・・・・・ 7:51
  7. Alone Together
          (altarnate take) ・・・・・ 6:56





  Grant Green (g), Ben Tucker (b), Dave Bailey (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, April 1, 1961.





 ボクの持っているアルバムは輸入盤で、 6 曲目と 7 曲目がボーナスとして入っています.
 このアルバムは Blue Note 第 2 作目で、ギター、ベース、ドラムスのトリオ編成.
 アルバムを聴いてみると、こういう編成の演奏が結構ありそうな感じですが、実はオリジナル版としてはこれ 1 枚のみ.
 ただし、後年 GXF-3071 としてこれと同じ編成のトリオ演奏が発掘されました.




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 グラント・グリーン も数年前から聴き始めたミュージシャンの一人.
 だからそれまでは、ギターと言えば ケニー・バレル でした.

 グラント・グリーン は、 Blue Note に多くのアルバムを残しています.
 そんなアルバムをほとんど集め聴いてみると、 ケニー・バレル とは違った良さがあるんですよねぇ.


 ボクの感性では、 ケニー・バレル は都会的で、 グラント・グリーン はアメリカ南部の香り.
 シングル・トーンでの演奏は、ややもするとちょっと薄っぺらに聴こえてしまいそうですが、 グラント・グリーン にかかるととてもブルージーでホットな演奏になってしまいます.

 他のアルバムのように、オルガンを加えての演奏もソウルフルでいいのですが、こういったアルバムもじっくり聴くにはいいのです.




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 さて、久しぶりにアルバム買いました ・・・・・・・ 一部発売前なのでまだ予約状態ですが.
 一枚は先日のブログでも CTI (KUDU) に関係して登場した グローヴァー・ワシントン JR. .
 アルバムは あの !! "Winelight" ・・・・・・・・ (笑)
 そう彼の代表作品 "Just The Two Of Us" の入っているアルバム.
 ちょうど廉価盤が発売になるので、ついつい Click !

 もう一枚は以前から買おうかどうしようか考えていた "Eastern Sounds / Yusef Lateef" .
 結構渋いのです.
 このアルバムで演奏されている "Love Theme from Spartacus" については、いろいろな所に書かれています.
 このミュージシャンもほとんど聴いた記憶がないので、ちょっと冒険.


 最近、日曜日出勤や飲み会やらが重なり、精神的にもお疲れモードなので気分転換にお買い物でした.




 今夜は時間が少しあったので、ブログ・ページのバナー・デザインを一部変えたりしてみました.

 さらに新しいリンク・バナーも追加しました.
 音楽とはあまり関係なく、食べモノ中心 ・・・・・ それも高級なものではなく、どこにでもあるようなどちらかというと B 級グルメ的なブログ.





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 (写真はイメージ)

 ボクの住んでいる地域を中心に、どちらかというと 食堂 という呼び方がふさわしいようなお店を食べまくっているブログです.

 実はこれを書いている方をボクは知っていたりします.
 おまけに何度か話をしたことがあります.
 日曜日にも会っていたりします (笑)

 昨日リンクを貼らせてもらう旨をコメントで連絡したのですが、向こうはこちらのことをまったく知りません. 
 まぁそのうち正体をばらそうかと思っています、正体ばらしても向こうはきっと ?? だとは思いますが.


 で、このブログなのですが、とにかく毎日外食と言っていいくらい食べまくりのブログです.
 ボクも週に一・二度は外食なので、このブログが結構参考になったりします.

 なかなか入れそうもないお店のことも書かれているので、本当に参考になります.



 とりあえず次の外食日は かつ丼 食べに行こう (笑)

Reaching Out

 先週末のコースの余韻を引きずりながらも、新しい週が始まっています.
 昨日の暖かさとは裏腹に、今日はちょっと肌寒い雨降りになってしまいました.



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 景色がかなり緑色に変わってきました.
 水田にも水が入れられ、鏡のように風景を映しています.
 ここ一カ月くらいでどこの水田も田植え作業が行われ、風景はもっともっと緑色にと変わっていきます.


 正面に数本高い木が植えてある場所がありますが、ここは県内でも有名な農場です.
 酪農と水田の複合経営で循環型農業を大きく展開しています.
 最近の農業はなかなか厳しいようですが、こういった新しい農業経営は結構儲かっているようですね.
 ちなみに地元の人は、ここのお米は高いのでほとんど買いません (笑) .




 こんな雨降りの休日、家で講習会の資料整理などをしていたら、あっというまに時間が過ぎていきました.
 新しいコースをやってみて、いろいろ見えてきたことがあるので、次のコースでそのあたりの修正なども行っていかないといけません.
 忘れないうちに資料とかまとめておかないと ・・・・・・ 最近すぐ忘れてしまいますから.





 そんなことをしながら、今日も iTunes でいろいろな演奏を BGM .
 ときどきハッとするような演奏に出会ったりします.


 





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    " Reaching Out / Dave Bailey "




 
  1. Reaching Out 
          (R.Stevenson) ・・・・ 5:12
  2. Our Miss Brooks 
          (H.Vick) ・・・・ 6:45
  3. A Flick Of A Trick 
          (B.Tucker) ・・・・ 7:46
  4. One For Elena 
          (B.Gardner) ・・・・ 6:05
  5. Baby You Should Know It 
          (B.Tucker) ・・・・ 9:10
  6. Falling In Love With Love 
          (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・ 5:22
  7. Reaching Out 
          [Alt.Take] ・・・・ 6:46
  8. Our Miss Brooks 
          [Alt.Take] ・・・・ 10:11
  9. One For Elena 
          [Alt.Take] ・・・・ 7:51





  Frank Haynes (ts), Grant Green (g), Billy Gardner (p),
  Ben Tucker (b), Dave Bailey (ds)
  Recorded at Nola's Penthouse, NYC, March 15, 1961.





 このアルバムのレーベル JAZZTIME については 以前 も書きましたので今回詳しくは触れませんが、ほんの数枚のアルバムを作っただけで消滅したレーベル.
 にも拘らず、それら数枚のアルバムは今聴いても輝きが衰えません ・・・・・・ それも煌めくような派手な輝きではなく、もっと渋い輝き.

 この JAZZTIME の有名なアルバムは、なんと言っても "Speak Low / Walter Bishop Jr." .
 超ゴキゲンな、ピアノ・トリオの演奏です.


 今夜のアルバムも同じくらい素敵なアルバム.
 とにかくメンバーがいいんですよね ・・・・・・ 有名なミュージシャンが集まっているという訳ではありません、どちらかというと渋いメンバーなのですが、このメンバーによって演奏される曲がとっても素敵なんですよね.
 こういったところもジャズの楽しさでしょう、いいミュージシャンだからといって、必ずいい演奏になるとは限らない.




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 軽快な一曲目 "Reaching Out" から、このアルバムの良さが滲みだしてきます.
 あまり聴いたことのないピアノの Billy Gardner ですが、ソロの出だしこそ何かつまずくような感じがあるのですが、中盤からはスウィンギーでゴキゲンなソロを繰り広げます.
 このブロッキング・ピアノが結構イカしています.
 そしてベースがしっかりしていて、いいんだな.


 二曲目 "Our Miss Brooks" はうって変わってブルージーな演奏.
 どこかで聴いたことのある曲だと思ったら ・・・・・・ Harold Vick の曲で、彼が Blue Note に吹き込んだ "Steppin' Out" (BLP-4138) の一曲目に吹き込まれていました.
 ただご本家の吹き込みが 1963 年、 "Reaching Out" のほうが先に吹き込まれています.
 テナーの Frank Haynes が、 Harold Vick のようなアーシーな演奏をしています.
 この Frank Haynes 、結構いいですね ・・・・・・ ほとんど聴いたことのないテナー.


 そしてボクがこのアルバムで好きな曲が、 4 曲目の "One For Elena" .
 ピアノの Billy Gardner の曲ですが、この中でのテナー・ソロが素敵なんですね.
 そしてピアノも、やっぱり前半もたつく感じがあるものの、後半からグッとよくなっていくんですよね.


 それで、リーダーの Dave Bailey はどうかというと ・・・・・・・・
 ボクにはドラムの良し悪しがよくわからないので、みんなうまく聴こえてしまいます.
 でもまぁ、演奏が素敵に聴こえるということはドラムもうまいんでしょう、きっと (笑) .

 もう一人 Grant Green は相変わらずブルージーな演奏していますね.

 ジャケットがねぇ ・・・・・・ いいのか悪いのか、よくわからないデザインです.
 最初はあまり好きじゃなかったんですが、演奏が好きになってくると、不思議にジャケットも違和感なくなってきちゃいますね.

 このアルバム、聴けば聴くほど味が出てきます.
 こういうアルバムに出会うと、本当にうれしくなってしまいます.




 普段は仕事と いつもの講習会 関係のメールしか来ない携帯電話なのですが、今夜は珍しく ・・・・・ それもほぼ同時に数人のお友達からのメール.
 そのうちの一つは、まだ一度も一緒に行ったことのない 山友 (笑) .
 ボクは基本単独登山で、ストイックな登山はしないのですが、その 山友 はどちらかというとガチで登山 ・・・・・ なかなか進む方向性がちがうんですよね、そういういろいろな山の楽しみ方があるりのもまぁ魅力なんですが.


 で、そんな 山友 と今年は一緒に テン泊 しようかという話になってきて ・・・・・・ まぁどうなることでしょうか.
 たとえその話がボツになったとしても、ボク一人で行く予定でしたので、計画はそのままになるはずです.
 その計画は ・・・・・・・ "まったりテントでお泊まりしながら立山縦走" .


 いつものように、ブログ書いている途中でいろいろなことでわき道に行ってしまうので、結局書きあがるとこんな時間です.

Bash ! / Dave Bailey




 今日もお仕事で、帰ってきたのは 22 時.
 最近規則正しいブログ生活をおくっているので、この時間の帰宅はちょっと辛いものがあります.
 夕方まで降っていた雨も、帰る頃には止んでいました. 

 路面はまだ濡れているので、いろいろな光が路面に溶け込んでとてもキレイ ・・・・
 でも、運転するには嫌なんですが.


 途中 iPod から流れてきたのが・・・・





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  "Bash ! / Dave Bailey"





  1. Grand Street
         (S.Rollins) ・・・・ 5:57
  2. Like Someone in Love
         (J.Burke-J.V.Heusen) ・・・・ 3:55
  3. An Oscar for Oscar
         (K.Dorham) ・・・・ 7:30
  4. Osmosis
         (O.Johnson) ・・・・ 10:28
  5. Just Friends
         (S.M. Lewis-J.Klenner) ・・・・ 3:37
  6. Soul Support
         (N.Turney) ・・・・ 5:07
  7. Grand Street
         (alt-tk) ・・・・ 5:59
  8. Like Someone in Love
         (alt-tk) ・・・・ 3:16
  9. Osmosis
         (alt-tk) ・・・・ 11:47
  10. Soul Support
         (alt-tk) ・・・・ 5:14
  11. B.M.T. Express
         (R.Stevenson) ・・・・ 6:20




  
  Kenny Dorham (tp), Curtis Fuller (tb),
  Frank Haynes (ts), Tommy Flanagan (p),
  Ben Tucker (b), Dave Bailey (ds)
  Recorded at Peter Ind Studio, NYC, October 4, 1961.







 このアルバムも、ジャズを聴き始めた最初の頃にアナログ盤を買った記憶があります.
 ちょうどその頃 Jazz Line & Jazz Time という二つのレーベルから発売になった数枚のアルバムの中からの一枚.
 どちらかというと、非常に地味な感じのアルバム.

 オリジナルは 6 曲目までで、残りの 5 曲が CD 化のボーナス・トラック


 Jazz Line というレーベルではなく、他のレーベルだったら、こんなに注目されなかったかも知れません.
 Jazz Line というほんの数枚 (・・・確か 2 枚だっけ) しか発売しなかったレーベルという希少価値、そして聴いてみるとこれがなかなかいい ・・・・・・・・ そんな感じ.
 全体的に控え目なところが、とても好きです.


 "Grand Street" がいいです、 Sonny Rollins の曲なんだよね、これ.
 Frank Haynes のテナーも、早口ではなく、ちょっとボソボソ喋るような感じがいいんですね.
 ボクはこういうテナーが大好き.
 テナーも女性も、あまりにも饒舌なのは苦手です.
 2 曲目の "Like Someone In Love" のトリオ演奏も、決して唸るような演奏じゃないけれど.




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 ジャケット裏のライナー・ノーツには、簡単な一文と、大きな文字で


    I feel this particular album deserves one word
         "LISTEN"
   to the music.


 だれもが認める名盤だけれど、気分によって敬遠したくもなる.
 逆に名盤とは言われなくても、いつ聴いてもホッとできる ・・・・・・・・


 このアルバムは、もちろん後者.

 ・・・・・・ でも、名盤とかすでに言われていたんでしたっけ??

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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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