Diana_Krall

Live In Paris (DVD)

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 ここ数日とても寒くて、夜は暖房入れたりしていましたが、今日はとっても春らしいポカポカ陽気.
 家からあたりの景色眺めていると、新型コロナがどこか別の世界のような感じです.



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 先週寒くて延期したタイヤ交換も朝のうちに済ませて、家で引きこもり.




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 どこにも出かけられないので、普段観ないような映画などをできるだけ観ようかと思ってます.
 棚の奥のほうから見つけたのが、映画ではなくてこの DVD .




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  " Live In Paris / Diana Krall "





  1. I Love Being Here with You
  2. All or Nothing
  3. Let's Fall in Love
  4. The Look of Love
  5. Maybe You'll Be There
  6. 'Deed I Do
  7. Devil May Care
  8. Cry Me a River
  9. I've Got You Under My Skin
  10. East of the Sun (and West of the Moon)
  11. I Get Along Without You Very Well
  12. Pick Yourself Up
  13. 'S Wonderful
  14. Love Letters
  15. I Don't Know Enough About You
  16. Do It Again
  17. A Case of You



  bonus videos :
  1. The Look of Love (music video)
  2. Let's Face the Music and Dance (music video)
  3. Exclusive rehearsal footage




  Diana Krall (p.vo), Anthony Wilson (g), John Clayton (b),
  Jeff Hamilton (ds), Paulinho da Costa (perc)

  Recorded at Olympia , Paris, December 2, 2001.





 ちょうど 20 年前、 2001 年 11 月 29 日から 12 月 2 日まで、 パリ の "オリンピア" で開催されたコンサートを収録した DVD です.
 同名タイトルの CD もありますし、さらには数曲入れ替えた "A Night In Paris" という英国盤 CD もあります.



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 ダイアナ・クラール の最初に買ったアルバムが、この DVD と同じ "Live In Paris" でした.
 ちょうど 10 年前です.
 なんとその頃は ダイアナ・クラール という存在すら知らなかったという ・・・・・ 初めて耳にしたのが、 10 年前に初めて参加した 小川隆夫 さんの ON ゼミ でだったんだ.
 もう 10 年も前なんだなぁ.


 この CD 盤は グラミー賞 も獲得した有名なアルバムで、とても評判が良かったので、よくわからないまま購入した記憶があります.

 それから 10 年 ・・・・・ 今では彼女のアルバムが 15 タイトルになっています.
 最初のころは結構斜に構えて聴いてましたが、今ではとても好きなミュージシャンの一人.



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 最近の彼女はヴォーカル中心で、かなりポップス感覚漂う曲を歌っています.
 これについては賛否両論ありますが、ボクはそういうのもありかなって感じです.

 ただ、この演奏を観ていると、やっぱりすごくバランスの取れている気がします.
 歌とピアノと、若さと ・・・・・ 絶頂期って感じだな.

 演奏はスモール・コンボが中心ですが、曲によってはストリングスなど加わります.
 小さなライブハウスとは違うし、客席もちょっと違う感じなので、まぁこういうのもありかな.


"Live At The Montreal Jazz Festival" という DVD もありますが、そちらのほうはスモール・コンボのみの演奏です.
 ベースとドラムスが変更になっているので、ちょっと雰囲気も違っている気がします.

 まぁ選曲もかなり旦那 (Elvis Costello) の影響受けてる感じもしないでもない.



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 映像から 20 年かぁ ・・・・・

 今では子供もできて、ベテランという貫禄さえあります.

 でもやっぱりこのころが一番輝いていたのかな.
 自分の 20 年前はどうだったんだろう ・・・・・・・


 なんて思いながらしっとりと映像観ています.



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Turn Up The Quiet

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 まずは 欅 ちゃんに関する話題からです.




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 欅坂 46 の楽曲の中に "月曜日の朝スカートを切られた" という曲があり、最近この曲が物議を醸しているようです.
 問題の内容は、実際にスカートを切られた方から 「事件を思い出したりして不快 ・・・・・ 」 といった意見がありそれに同調した人たちによる署名活動までに発展.

 これに対して逆に 「それはおかしい ・・・・・」 という人たちも現れてきて.


 この曲は彼女たちのデビュー曲 "サイレント・マジョリティー" の前日譚を描いたもの.
 映画で言えば "エイリアン" における "プロメテウス" みたいなものです.
 だから 小林由依 がチャリこいでいるのも何となくわかる ・・・・・・・

 ちょっと前に発売された彼女たちのファースト・アルバムの一番最初にあるのかと思っていたら、なぜか一番最後に収録されていました.

 ちなみにボクはこの曲結構好きです.




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  「こいつらが欅ちゃんですっ !」

 元々このグループって、同世代の若者たちの持っている闇の部分みたいなところも歌で表現してます.
 ただこれに関しては戦略的なものがあるので、彼女たちの意志はあまり関係ないところだと思います.


 今の若者たちの抑圧された感情のような部分を表現しようとしていくと "サイレント・マジョリティー" や "不協和音" そして "月曜日の朝スカートを切られた" になっていくのは、ボクは決して間違っているとは思いません.

 この曲に関して、詩の捉え方は個人差があるとは思いますが、スカートを切る行為を肯定してるんじゃないというのは誰でもわかるんじゃないでしょうか.


 内容がダメだとしたら 中島みゆき の "ファイト" なんてもっとダメって感じじゃないの ?

 そうなると単純にタイトルがダメなの ?
 じゃあ小説で 「●●殺人事件」 というタイトルや、映画やドラマでの殺人場面も、事件にあった人が嫌がるからすべてダメってなっちゃうのかな ・・・・・・・・

 まぁこれはかなりの極論です.


 当事者が思い出すから嫌だ、というのは一つの意見ですからある意味では当然のことかもしれません.
 ただし表現の自由がある以上それは守られるべきで、それによって何を伝えようとしているのかという部分での論議が正しいのではないでしょうか.

 後はネット社会での 匿名性 かな.
 匿名だから何でも好き勝手言える部分もねぇ ・・・・・・




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 この論争をみると、当事者の思いとはだんだん離れていってただうわべだけの部分でそれに同調して署名活動したり、さらに批判の矛先が 秋元康 のプロデュース方法や単純に 欅坂 46 に対してアンチなだけで同調しているような ??? なところもあるような気がしています.


 最近なんにでも否定する人たちが多すぎでボクはウンザリしています.
 そういう人たちに限って、血管切れそうな大きな声を張り上げる.


 ボクはそういう人たちに関わりたくないから、ついつい サイレント・マジョリティー の一人になるのです.
 だからこの記事に関するコメントはすべてノー・コメントということで.




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 前置きがすごく長くなってしまいました.
 最近ボクの読者の方で本題を斜め読みしてしまう方たちがどうもたくさんいるようですが、本題はここから.
 ここからがメイン・ディッシュです.

 欅坂 46 よりももっともっと大人の女性のアルバムです.

 彼女ももう 52 歳ですか ・・・・・・・・ とてもそんな年には見えませんね.
 今回のアルバムはボクの期待していたようなアルバムになったのでしょうか.





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  " Turn Up The Quiet / Diana Krall "






  1. Like Someone In Love
        (J.Burke-J.V.Heusen) ・・・・・ 3:16
  2. Isn't It Romantic
        (L.Hart-R.Rodgers) ・・・・・ 4:29
  3. L-O-V-E
        (M.Gabler-B.Kaempfert) ・・・・・ 4:21
  4. Night And Day
        (Cole Porter) ・・・・・ 4:39
  5. I'm Confessin' (That I Love You)
        (R.E.Daugherty-A.J.Neiburg-E.Reynolds) ・・・・・ 3:24
  6. Moonglow
        (E.Delange-W.Hudson-I.Mills) ・・・・・ 5:15
  7. Blue Skies
        (Irving Berlin) ・・・・・ 4:39
  8. Sway
        (N.Gimbel-L.D.T.Molina-P.R.Rodriguez) ・・・・・ 6:13
  9. No Moon At All
        (R.Evans-D.A.Mann) ・・・・・ 4:06
  10. Dream
        (Johnny Mercer) ・・・・・ 4:05
  11. I'll See You In My Dreams
        (I.Jones-G.Kahn) ・・・・・ 3:51






  Diana Krall (p.vo)

  # 1. 7. 10 :
   Russell Malone (g), Christian McBride (b)

  # 2. 3. 4. 8. 9 :
   Anthony Wilson (g), John Clayton (b),
   Jeff Hamilton (ds)  and strings.

  # 5. 6. 11 :
   Marc Ribot (g), Tony Garnier (b),
   Karriem Riggins (ds), Stuart Duncan (fiddle)






 2015年 に発表された "Wallflower" 以来のアルバムです.
 発売は 5 月でしたが、ここまで引っぱっちゃいました.
 国内盤には通常版と初回限定で DVD 付きのものがありす.
 ボクは価格最重視なのでインポート版で十分なのです.





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 彼女のアルバムはピアノの演奏ももちろんですが、最近は特にヴォーカルの方で評価される感じです.
 これはプロデューサーやレコード会社の戦略なのかもしれませんが.

 特に 2009 年の "Quiet Nights" からジャズというよりもポピュラー寄りのアルバム作りになっていった傾向があります.
 2012 年の "Glad Rag Doll" でジャズの原点回帰的なアルバムを発表したものの、 2015 年の "Wallflower" に至っては完全にジャズから切り離れたものになっていました.
 ジャズっぽいポピュラーソングアルバムって感じかな.

 まぁこれはこれで、聴いていても心地いいし、決して悪くはないとは思っています.
 でもボクが求めているのは、ずっと前のピアノ・トリオやギターを加えたカルテットでの小粋なピアノ演奏です.

 そろそろそういった演奏に戻ってもいいんじゃないのかなぁ ・・・・・・




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 以前ブロ友の 風呂井戸 氏がこのアルバムの レビュー しており、そこにコメントを書き込ませていただきました.
 風呂井戸 氏のレビュー読んでみると、やっぱり今回もスタンダードが多いけれどこれまでの数作品同様の路線を辿っている印象.
 このあたりも購入を躊躇していた部分です.

 国内盤はボーナストラックが 1 曲入っていますが、正直それだけのために高いアルバムを買う気にもなれず、特別ライナーノーツを読まなくてもいいかなぁって感じ.



 このアルバムも録音の良さにビックリ.

 ボクの部屋はとても狭いので、耳から数 10 cmのところに JBL 4311 があります.
 初めて聴いたときはボリュームを 9 時ちょっと前くらいでかけたんですが・・・・・
 しっかりしたベースの音に続いて彼女の息を吸い込む音、そして歌が始まると鳥肌ものでした.




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 ドラム・レスのトリオによる軽快な演奏から始まります.
 2 曲目になるとストリングスも加わりグッとムーディーな雰囲気に.

 3 曲目は ナット・キング・コール でも有名な曲.
 ここまで聴いてみて確かに録音はいいし、演奏も悪くない ・・・・・・・・・

 でも、なにかガッツーーーーーーンとくるものがない.
 全体が同じような演奏なんです.
 この "L-O-V-E" にしても最初のワンコーラスだけヴォーカルで、後はカルテットの演奏でよかったんじゃないのって思ってしまう.

 極端に言っちゃうとバースだけ歌って、テーマ部はすべて演奏だけにしちゃうなんてのもありじゃないのかな.
 もう少し歌を聴きたと思わせるような構成があっていいと思う.


 ダイアナ・クラール は大好きなので、これからもこのアルバムを聴く機会はきっとあります.
 アルバム全体としては決して悪くはないし、とても聴きやすい.

 でも、ポップスを中心とした前作の "Wallflower" のほうが、ボクは割り切って聴けるので好きです.


 この先もボクの求めているようなアルバムは出ないのかなぁ ・・・・・・
 まぁ次回に大きく期待 !! って感じなのです.




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 おまけです ・・・・・ 先週東京で撮った写真.



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 先週の 東京 、竹沢うるま 氏の写真展の前 Tiffany でセルフ・ポートレート.
 焦点距離 70mm 、フードをガラスに付けて撮影したんだけれど花形フードなので余計な光がたくさんですね.



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 Facebook のプロフィール画に使うため真四角に切って拡大.

 そうしたら、糸くずみたいなものが ・・・・・・・・・・


 Tiffany さん、これにはガッカリだなぁ.



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Christmas Songs

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 今朝の朝焼け、キレイな色でした.



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  (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/500sec f/8 ISO-640)


 今朝は早起きして久しぶりの スタバ 、一か月近く顔出していなかったような気がします.

 ・・・・ なのですが、 上田アリオ の前には今まで見たことのないような大行列.

 なんだなんだ、元旦でもないのに.


 ところが駐車場はガラガラ、店内もまだ開店直後なのでガラガラ、当然 スタバ もお客さんたった一人.
 店員さんに聞いてみたら、高校生に人気の SKY-HI のミニライブ&握手会が昼頃からあるようで、その整理券を貰うための行列だったようです.



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 さて、そんな スタバ のメニューにもクリスマスが、モールの中もなんとなくクリスマスの香りがし始めました.



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 クリスマスにちなんだアルバムを軽く聴いてみようか.
 アメリカ ではこういったアルバムが定番になっているようですが、 日本 ではちょっとランク下に見られがちの様な気がします.





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  " Christmas Songs / Diana Krall "




  1. Jingle Bells
           (James Pierpont) ・・・・・ 3:26
  2. Let It Snow
           (J.Styne-S.Cahn) ・・・・・ 4:02
  3. The Christmas Song
           (M.Torme-R.Wells) ・・・・・ 4:24
  4. Winter Wonderland
           (F.Bernard-R.B.Smith) ・・・・・ 3:15
  5. I'll Be Home for Christmas
           (K.Gannon-W.Kent-B.Ram) ・・・・・ 3:08
  6. Christmas Time Is Here
           (V.Guaraldi-L.Mendelson) ・・・・・ 3:35
  7. Santa Claus Is Coming to Town
           (J.F.Coots-H.Gillespie) ・・・・・ 2:54
  8. Have Yourself a Merry Little Christmas
           (R.Blane-H.Martin) ・・・・・ 4:19
  9. White Christmas
           (Irving Berlin) ・・・・・ 4:32
  10. What Are You Doing New Year's Eve?
           (Frank Loesser) ・・・・・ 4:10
  11. Sleigh Ride
           (L.Anderson-M.Parish) ・・・・・ 3:26
  12. Count Your Blessings Instead of Sheep
           (Irving Berlin) ・・・・・ 3:41





  Diana Krall (p.vo.arr)

  The Clayton / Hamilton Jazz Orchestra:
    John Clayton (arr), Johnny Mandel (arr),
    Rick Baptist(tp), Sal Cracchiolo(tp), 
    Clay Jenkins(tp), Gilberto Castellanos (tp),
    William Barnhart(tb), Ira Nepus(tb), Ryan Porter (tb),
    George Bohanon(tb), Tommy Johnson (tuba), 
    Rick Todd (frh), David Duke (frh), Joe Meyer (frh),
    Brad Warnaar (frh), Jeff Clayton (as.fl), 
    Keith Fiddmont (as.cl), Rickey Woodard (ts.cl), 
    Charles Owens (ts.cl), Lee Callet (bs.b-cl),
    Anthony Wilson (g), Gerald Clayton(p), 
    Tamir Hendelman (p.key), Robert Hurst (b), 
    Jeff Hamilton (ds), Joe Porcaro (perc)






 そういえば 2 月に来日しますね.
 かなり早い時期に情報が入ったので、聴きに行くことも可能でしたが、やっぱり料金がかなりいい値段なのです.
 なのできっぱり諦めて、ひたすら CD で彼女の世界に浸ることにします.


 ちなみに今回は "Wallflower Tour" .
 これもちょっと微妙だったんですよね (笑)



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 このアルバムは 2005 年に発表されたものです.

 彼女にとって初めてのクリスマス・アルバムで、スタジオでのビッグバンドによるアルバムのようです.
 ボクの持っているアルバムは輸入盤の CD なので詳細は不明.
 アメリカ の Wiki にそんなことが書かれていました.


 内容的にはクリスマスの定番を、ヴォーカル中心に演奏されています.
 まぁ、こういったアルバムの評価って難しいだろうな、きっと.


 それでもこのアルバム、アメリカでは結構な売れ行きだったようです.



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 そういえば ダイアナ・クラール って、もう 51 歳なんだよね.

 今回このアルバムのことを書くためいろいろ見ていて、改めて年を知ってビックリ.
 いやぁ〜っ、とても 51 歳には見えないなぁ.



 このアルバムはクリスマスっぽいキラキラした感じではなく、しっとりとした大人のクリスマスのような雰囲気を持ったアルバムです.



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 今年もなんとかブログ更新しています.
 おかげさまで、このブログのアクセス数も一日 250 〜 300 くらいになり.

 今年に入っても、月にして 8000 から 10000 くらいの間でアクセス数が安定しています.
 始めた頃の年間数 10 アクセスに比べれば、まるで人類が月に行ったくらいの格段の進歩といったところでしょう (笑)


 最近拍手コメントへ一言入れてくださる方も増えております.
 ただ、こちらのコメントは返信機能がないので受け取りだけになってしまいます.
 できれば普通のコメントにしていただけれととてもありがたいのです.


 ちなみに、コメントはダイレクトには反映されませんので匿名も非公開も OK です.



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A Night In Paris

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19

 久しぶりに日曜日の スタバ .
 勤務先が変わったこともあり、仕事の帰りに寄ることもなくなってしまいました.

 今日は VIA 購入の目的もあったので、店内でゆっくりできそうな午前中の早い時間にいきましたが、すでに半分以上の席が埋まっていたりして ・・・・・・・・・
 でも大好きな席はしっかり空いていたので 1 時間ほどまったり.

 まだまだ地方での スタバ ブランドは強いものがありますなぁ.



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 そんな スタバ でまったりしながら聴いたアルバムです.
 このアルバム、同じようなアルバムがもう一枚あったりします.






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  "A Night In Paris / Diana Krall"





  1. I Love Being Here With You
          (P.Lee-W.Schluger) ・・・・・ 5:12
  2. Let's Fall in Love
          (H.Arlen-T.Koehler) ・・・・・ 4:34
  3. 'Deed I Do
          (W.Hirsch-F.Rose) ・・・・・ 5:18
  4. Look of Love
          (B,Bacharach-H.David) ・・・・・ 5:00
  5. East of the Sun (And West of the Moon)
          (B.Bowman) ・・・・・ 5:58
  6. I've Got You Under My Skin
          (C.Porter) ・・・・・ 7:24
  7. Devil May Care
          (B.Dorough-T.Kirk) ・・・・・ 6:52
  8. 'S Wonderful
          (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 6:00
  9. Fly Me to the Moon
          (B.Howard) ・・・・・ 6:06
  10. A Case of You
          (J.Mitchell) ・・・・・ 6:50
  11. Just the Way You Are
          (B.Joel) ・・・・・ 5:00
  12. Charmed Love
          (D.Krall) ・・・・・ 2:48





  # 1 - 10 :
  Diana Krall (vo.p), Anthony Wilson (g), 
  John Clayton (b), Jeff Hamilton (ds)  
  Recorded at Paris Olympia, November 29 & 30,
            and December 1 & 2, 2001.
  # 11 :
  Recorded at Avatar Studio, NYC.







 よくわからず買ったのですが、内容は有名な "Live In Paris" とほとんど一緒.
 なんだか騙されたような感じなのです.

 まぁ相手が ダイアナ・クラール なら、騙されてもいいかな ・・・・・・・ なんて.




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 アルバム・タイトルとジャケットの表写真がちがうだけで、内容的はほとんど同じ.

 もう一枚のほうは 8 曲目が "Maybe You'll Be There" でしたが、こちらのアルバムはその曲が無く、 12 曲目の "Charmed Love" が入り、さらに DVD 映像として "Look of Love" のPVが入っています.
 ちなみに、この PV については "Live In Paris" の DVD も持っているのでどうでもよかったんです.

 表ジャケットが違うだけで、ライナーノーツや裏ジャケットと呼ばれる部分もまったく一緒なのです.


 発売レーベルが違うとか言うんだったらわかるけれど、発売元も両方とも Verve です.
 どうしてこういうアルバムになっているのか、ボクはまったくわかりません.


 ボクのように間違えてついつい購入してしまうファンをターゲットにしてるのでしょうか (笑)



 今回ちょっとこのアルバムについて調べてみたら、 HMV のアルバム紹介に

 「本盤は、通常盤から "Maybe You'll Be There" を除き、"Charmed LIfe (Bonus Track)" と "Look Of Love (Video)" をプラスした全 13 曲を収録した英国ヴァージョン」

 って、はっきり書いてありました ............ orz


 よく調べないで購入した自分の責任ですね.
 ちなみに、ボクが買ったのは Amazon ・・・・・・・・・ でしたが.



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 で、カットされている "Maybe You'll Be There" と "Charmed Love" を比べてみると ・・・・・・・・


 ボクは "Live In Paris" の "Maybe You'll Be There" のほうが好きです.
 となると "Live In Paris" 一枚持っていれば十分のような気がしますが ・・・・・・・・・

 そんなことはありません、このジャケット写真だけでも持っている価値があります ・・・・・・


 なんて、訳の分からない理由をつけて正当化してたりします.




 ちなみにアルバム全体の演奏は言うこと無し.
 そりゃそうですよね、評判の高い "Live In Paris" と同じなんですから (笑)
 それにしても、この時期の ダイアナ・クラール は本当にいいなぁ.



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 最近ちょっとこういったジャズから離れている感じがするだけに、改めてこういったアルバム聴いてみるとホッとします.


 スローなバラードもいいんですが、このアルバムの中で聴かせてくれる、アップ・テンポな曲を歌う彼女がボクは大好きです.



 先日の Chris Connor じゃないけれど、 ダイアナ・クラール の声も聴いただけで十分癒されてしまいます.



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 昼頃から雨が降り出しました.
 夕方になって雨はやんだものの、写真のようなどんよりしたお天気.



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 (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/200sec f/4 ISO-100)

 向かって右の桜は既にかなり散り始めています.
 左側は咲くのが遅かったのでこれから.


 まだまだ、雨が降ると肌寒く感じる季節です.



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Wallflower




 家に帰ったら、 Amazon から CD と Blu-ray が一枚ずつ届いていました.
 このふたつは発売が公表された時点で、まったく考えることなく予約したものです.

 Blu-ray は観た人の評価がかなり高い映画 "ジャージー・ボーイズ"
 そして CD のほうは大好きな ダイアナ・クラール の新作.




 予約を入れた時には、当然収録曲も公表されていませんでした.
 まったく予備知識なくビニールをはぎ取り CD プレイヤーに ・・・・・・・









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  " Wallflower / Diana Krall "





  1. California Dreamin'
          (J.Phillips-M.Phillips) ・・・・ 3:17
  2. Desperado
          (G.Frey-D.Henley) ・・・・ 3:32
  3. Superstar
          (B.Bramlett-L.Russell) ・・・・ 4:16
  4. Alone Again (Naturally)
          (G.O'Sullivan) ・・・・ 3:50
  5. Wallflower
          (B.Dylan) ・・・・ 3:05
  6. If I Take You Home Tonight
          (P.McCartney) ・・・・ 3:52
  7. I Can't Tell You Why
          (T.B.Schmit-G.Frey-D.Henley) ・・・・ 3:40
  8. Sorry Seems to Be the Hardest Word
          (E.John-B.Taupin) ・・・・ 4:11
  9. Operator (That's Not the Way It Feels)
          (J.Croce) ・・・・ 3:41
  10. I'm Not in Love
          (E.Stewart-G.Gouldman) ・・・・ 3:52
  11. Feels Like Home
          (R.Newman) ・・・・ 4:21
  12. Don't Dream It's Over
          (N.Finn) ・・・・ 3:37





  Diana Krall (vo), David Foster (Producer)







 購入したのは輸入盤で 1,364 円也.
 詳しいデータ書こうかとも思いましたが、字が小さいし読みにくいので止めました.
 それぞれの演奏時間も Wiki で拾ったものですのであまりあてにしないでください.




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 いきなり "夢のカリフォルニア" なのです.
 それもとてもスローテンポに ・・・・・・・・・・

 この曲に関しては大好きな映画 "恋する惑星" の中でもとても印象的に使われていたので、絶対的にオリジナルが好きなのであります.
 好きなアレンジとはちょっと言い難いなぁ.


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ うううう〜〜ん 



 そして続いてこれまたボクが大好きなグループ Eagles の代表曲 "Desperado"

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ うううう〜〜ん × 2 


 さらに カーペンターズ の代表曲 "Superstar" に至っては ・・・・・・



 これ、完全にジャズのアルバムではありませんね.




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 どこかに、これから ダイアナ・クラール は歌に専念していくというような記事を目にした記憶があります.
 それが本当だとすると、こういったアルバムもありなのかと思います.


 ただ、多くの 「彼女のジャズ」 が好きなファンにとっては ????? でしょう.



 前作の "Glad Rag Doll" は T-Bone Burnett のプロデュースということで期待して聴いた覚えがあります.
 そのアルバムではちょっと古臭かったけれど、まだそこにはジャズらしさが漂っていました.


 でも今度のアルバムは完全にポピュラーというのかな ・・・・・・・
 アレンジ的にも アダルト・コンテンポラリー という感じも受けないんだな.


 2009 年の "Quiet Nights" もポピュラーなども取り入れたヴォーカル中心のアルバムでしたが、そちらの方が正直何倍もステキなアルバムだったように思います.
 まぁ、まだ新しいアルバムを 2 回くらいしか聴いていないので、時間が経てばもっとステキなアルバムになっていくかもしれませんが.




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 彼女のヴォーカルは好きです ・・・・・・ きっぱり !!

 でも、このアルバムのヴォーカルは ・・・・・・・・・


 たしかにいつもの声で、全体的にしっとりと歌いこんでいます.
 でもでも、彼女の良さがあまり出ていないような感じを受けてしまうんだな.

 Timothy B. Schmit の "I Can't Tell You Why" にしても、なぜにこの選曲なのだという感じです.




 静かに部屋に流れている分にはいいのかもしれません.
 そういう聴き方だったら、この値段で十分満足できるアルバムかもしれません.


 ボクはかなり期待感持っていたので、ちょっと肩すかしされちゃったという感じ.


 でも次のアルバムもきっと予約しちゃうんだろうな.


 裏切られても裏切られても ・・・・・・・ やっぱり美女には弱いですね (笑)




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Temptation

 お休みの日だからもう少しゆっくりしようと思っていたんだけれど、昨夜は奥様の妹が我が家に泊まったので珍しく早起き.

 ブログでも書こうと思いながら FaceBook やいろいろな Blog を覗いていたらどんどん脱線していっちゃって ・・・・・・ 1 時間があっという間に過ぎ去ってしまいました (笑)

 外は快晴 !!
 年末恒例の大掃除 ・・・・・・ ボクの担当する浴室はすでに清掃作業が完了したので、あとはのんびり年末を迎えるばかり.
 と言いたいところですが、明日は最後のお仕事が待っています.
 忙しくなければいいのですが ・・・・・・・



 年末に届いたアルバムを iTunes にインポート.
 ところがどうも最近 iTunes のランダム再生していると 「仮想メモリーの不足 ・・・・」 というようなメッセージが出るようになってきた.
 これって、詰め込み過ぎなのだろうか.

 設定で領域増やすかメモリー増設しようか思案中なり.



 そんなアルバムの一枚から.
 美女は何をやっても様になるなぁ ・・・・・・ 的なアルバムです.






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  " The Girl in the Other Room / Diana Krall "




  1. Stop This World
        (M.Allison) ・・・・・ 3:59
  2. The Girl in the Other Room
        (D.Krall-E.Costello) ・・・・・ 4:05
  3. Temptation
        (T.Waits) ・・・・・ 4:27
  4. Almost Blue
        (E.Costello) ・・・・・ 4:04
  5. I've Changed My Address
        (D.Krall-E.Costello) ・・・・・ 4:47
  6. Love Me Like a Man
        (C.Smither) ・・・・・ 5:49
  7. I'm Pulling Through"
        (A.Herzog-I.Kitchings) ・・・・・ 4:02
  8. Black Crow
        (J.Mitchell) ・・・・・ 4:49
  9. Narrow Daylight
        (D.Krall-E.Costello) ・・・・・ 3:32
  10. Abandoned Masquerade
        (D.Krall-E.Costello) ・・・・・ 5:11
  11. I'm Coming Through
        (D.Krall-E.Costello) ・・・・・ 5:07
  12. Departure Bay
        (D.Krall-E.Costello) ・・・・・ 5:39





  Diana Krall (p.vo), Anthony Wilson (g),
  Christian McBride (b: # 1.3.4.7-12), 
  John Clayton (b: # 2.5.6), Neil Larsen (Hammond B-3: # 3),
  Peter Erskine (ds: # 1.4.7-12), Jeff Hamilton (ds: # 2.5.6),
  Terri Lyne Carrington (ds: # 3)
  Recorded at Capitol Studios, Hollywood & Avatar Studios, NY.
  





 彼女のスタジオ録音としては 7 枚目のアルバム.
 あの有名な "Live in Paris" の次にリリースされています.
 このアルバムもバカ売れで、一般の方の評価もかなりいいアルバム.

 録音されたのは 2003年から2004年にかけてですが、詳しいレコーディング・データはわかりません.
 彼女のアルバムは "The Very Best of Diana Krall" を除き、これでみんな揃いました.

 この後、なんだかんだと批評していますが、大好きなミュージシャンの一人です.



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 2003 年に エルヴィス・コステロ (Elvis Costello) と結婚.
 その後にリリースされたのがこのアルバム.

 当然と言えば当然ですが、 コステロ の曲や彼との共作品がアルバムの半分を占めています.

 ここが好き嫌いの表れる部分かもしれませんね.
 実はボク、このアルバム多くの方が絶賛しているようにいいとはあまり感じない ・・・・・・ 嫌いというんじゃないけれど、何となくジャズっぽくない感じを受けちゃうんですね.

 確かにこういったスモール・コンボでの演奏は彼女の歌を惹きたせますし、他のジャズ・ボーカルのアルバムもストリングスのものよりはこういった演奏が絶対的に好きなのですが.


 特に後半がやっぱり違和感.
 基本的に エルヴィス・コステロ の音楽が好きじゃないこともありますし、こんなきれいな女性をあんなオヤジがゲットしちゃったというやっかみもあるので ・・・・・・ (爆)
 冗談はさておき、ジャズというジャンルに拘らなければなんの違和感も感じないでしょう.

 最近のアルバムなどを聴いていると、ジャズとアダコンの双方向に向っているようにも感じます.
 まぁどちらも中途半端ではなくきちんとこなしてしまうから人気もあるのでしょう.


 全体の曲の調子が、みんな同じような感じなのがダメなのかなぁ.
 彼女はこういったしっとりと歌うのもいいけれど、もっとアップ・ビートでスイングした曲の方がボクは結構いいと思うんだけれど.
 だから、彼女のライブ映像は大好き.



 3 曲目の "Temptation" はボクもちょっと好きな Tom Waits の曲.
 この曲はアルバム "Franks Wild Years" に入っていた曲です.




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 ただオリジナルはかなり個性的な歌い方なので、ダメな方もきっと多いでしょうね.

 それがキレイな女性が、ちょっとハスキーな声で、けだるげに歌うとまったくと言っていいほど雰囲気が変わってしまいます.
 この曲は我々男性にとっては反則技に近い.
 小さなライブハウスでこんな演奏を聴いたら、数秒で堕ちます.


 Tom Waits といえばやっぱり "Ol' 55" が最高にいいですね.


 こんなことを書きながら、ついつい "Closing Time / Tom Waits" を引っ張り出して聴き始め ・・・・・・
 そうしたら "Still Got The Blues / Gary Moore" もちょっと聴きたくなり ・・・・・・・

 いつもこんな感じだから、なかなかブログが先に進まない (笑)


 この "Temptation" 、今日のブログ・タイトルでもありますが、とてもいい演奏です.
 こんな歌で誘惑されたら、みんな堕ちてしまいます (笑)






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 きれいな青空にうかぶ 北八ヶ岳 です.

 逆光気味で、いつもはゴースト入れますが今日はゴースト入らないように.


 今年も本当にあと数日で終わり.
 単なる一つの区切りに過ぎませんが、今年一年自分自身どうだったんだろうと.

 来年は今年以上に忙しくなりそうな雰囲気がすでに漂っています.
 自由な時間がどんどん少なくなりそうで、肉体的よりも精神的な疲労が溜まってしまいそうです.



 そんな時、隣に Diana Krall でもいてくれたらいいんですが ・・・・・・・・・・・・

Little Girl Blue

 暖かい日が続いてます ・・・・・・ なんて少し前に書いたら、昨日の雪.
 ボクの地域は、雪に慣れているはずなのですが、さすがに昨日のような雪は ・・・・・・

 朝から自動車道が通行止めになり、おかげで国道など幹線道路は大渋滞.
 いたるところでスタックした車がでてしまい、さらに渋滞に拍車をかけていたようです.


 ニュースでは東京が陸の孤島になったなんて言っていましたが、昔はこんなこと当たり前だったんでしょうね.
 雪が降れば道路も通行止め、どこにも出ずに家に引きこもるというのが昔の生活だったんじゃないのかな.

 だから雪の日くらい、みんな家で静かに降る雪でものんびり見ていればいいのに ・・・・・・ と、普段引きこもりのボクが言うのも変でしょうか (笑)



 ボクはこんな日にはきれいなお姉さまの歌でも聴いています.
 Carmen McRea とは全然違うヴォーカル ・・・・・・・ 結構甘さも持っていたりしますが、うまいのか下手なのかはよくわかりません.

 とりあえずキレイだからいいでしょう.






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  " From This Moment On / Diana Krall "




  1. It Could Happen To You
          (J.Burke-J.Van Heusen) ・・・・ 3:29
  2. Isn't This a Lovely Day ?
          (I.Berlin) ・・・・ 6:07
  3. How Insensitive
          (V.Moraes-N.Gimbel-A.C.Jobim) ・・・・ 5:20
  4. Exactly Like You
          (D.Fields-J.McHugh) ・・・・ 3:03
  5. From This Moment On
          (C.Porter) ・・・・ 3:24
  6. I Was Doing All Right
          (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・ 5:11
  7. Little Girl Blue
          (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・ 5:38
  8. Day In, Day Out
          (R.Bloom-J.Mercer) ・・・・・ 3:59
  9. Willow Weep for Me
          (A.Ronell) ・・・・ 5:38
  10. Come Dance With Me
          (S.Cahn-V.Heusen) ・・・・ 4:23
  11. Melody : ・・・・・ 5:17
     It Was a Beautiful Day in August (R.Brown)
     You Can Depend on Me (C.Carpenter-L.Dunlap-E.Hines)




  Diana Krall (p.vo), 
  Anthony Wilson (g), John Clayton (b), Jeff Hamilton (ds)
  The Clayton / Hamilton Jazz Orchestra





 このアルバムに収められている曲のほとんどが、有名なスタンダード・ナンバー.
 個人的には、彼女の歌はスモール・コンボのほうがいいと思いますが、このアルバムではビッグバンドをバックに歌っています.
 2006 年のアルバムですが、この頃はすでにトップ・ミュージシャンとして有名でしたので、このアルバムも発売と同時にヒットチャートの上位になっていたようです.

 そういえば、彼女のこの年の 12 月、双子の男の子を出産していますので、録音時 (正確な録音日は不明) は臨月だった可能性もありますね.

 ちなみに夫は、あの エルヴィス・コステロ ・・・・・・・ 一部ではかなりのファンがいるようで、昨年も WOWOW で彼の音楽を取り上げた番組を放送していました.
 ただ、妻の ダイアナ・クラール は何でも来い ! 的に受け付けますが、夫の コステロ の音楽はどうしても受け付けません.
 どうも UK は合わないんですよね、特にパンク色の強いものは ・・・・ .




 そんなスタンダード曲をずらり並べたアルバムですが、ボクが特に好きなのが "Little Girl Blue" ・・・・・ この曲ステキですね.




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 この曲は 1935 年のブロードウェイ・ミュージカル "Jumbo" のために書かれた曲 (上の左の写真) .

 このミュージカルは、 1962 年 ドリス・デイ 主演で映画化もされています (上の右の写真) .
 この映画の脚本家の一人が、 "ゲームの達人" や "真夜中は別の顔" などの小説で有名な シドニー・シェルダン .
 シドニー・シェルダン はもともと映画や TV の脚本を手掛けており、 1947 年には "独身者と女学生" で アカデミー脚本賞 を受賞しています.




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 ミュージカルの内容はわかりませんが、このミュージカルの音楽を担当したのが Richard Rodgers と Lorenz Hart .
 有名なコンビですよね、作曲が Richard Rodgers 、作詞が Lorenz Hart .
 とても多くの ・・・・・ そしてとても素敵な曲がゴロゴロあります


  "My Funny Valentine"
  "Blue Moon"
  "My Heart Stood Still"
  "My Romance"
  "Falling in Love with Love"
  "Have You Met Miss Jones?"
  "I Didn't Know What Time It Was"
   ・・・・・・・・・・・・・・・・
  "Little Girl Blue"



 このミュージカル "Jumbo" に使われた曲で有名な曲が "My Romance" ・・・・・・ そう Bill Evans の演奏、あの曲ですね.


 そんな "Little Girl Blue" ですが、調べてみたら結構なミュージシャンたちが演奏していました.
 ボクが持っているだけでも Thad Jones , Red Garland , Frank Sinatra , Grant Green , Ray Brown ・・・・
 
 どれもがしっとりとした演奏で、素敵な演奏ばかり.




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 ダイアナ・クラール については、もう過去に何度となく書いているので割愛して、素敵な写真だけ貼り付けておきます.
 これはボクの自己満足なのです (笑)






 昨日の大雪から一夜明けました.



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 周りが白一色の世界です.
 青空が少し広がったものの、日中の気温はあまり上昇しなかったので、雪融けはいまひとつ.
 明日の朝も、今夜の寒さでの道路凍結が厳しそうです.

Love Scenes

 今朝は冷え込みました.
 昨夜の雨が山では雪に変わったようで、朝の山々は頭のほうが白くなっていました.
 
 朝方あった雲も、 10 時頃にはみんなどこかに行ってしまい、綺麗な青空が広がり、気温もグッと上昇.
 とても穏やかな一日になりました.


 暖かいうちにスタッドレスタイヤに履き替えです.
 思い立った時にやってしまわないと、なかなか腰が重いので ・・・・・・・ 





 最近のキャンペーン購入の抱き合わせで購入したアルバムの一枚です.
 彼女のアルバムとしては 10 枚目の購入です.
 





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   " Love Scenes / Diana Krall "




  1. All or Nothing at All
      (A.Altman-J.Lawrence) ・・・・・ 4:35
  2. Peel Me a Grape
      (D.Frishberg) ・・・・・ 5:52
  3. I Don't Know Enough About You
      (D.Barbour-P.Lee) ・・・・・ 4:01
  4. I Miss You So
      (J.Henderson-S.Robin-B.Scott) ・・・・・ 4:42
  5. They Can't Take That Away from Me
      (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 5:39
  6. Lost Mind
      (P.Mayfield) ・・・・・ 3:48
  7. I Don't Stand a Ghost of a Chance with You
      (B.Crosby-N.Washington-V.Young) ・・・・・ 6:14
  8. You're Getting to Be a Habit With Me
      (A.Dubin-H.Warren) ・・・・・ 2:14
  9. Gentle Rain
      (L.Bonfa-M.Dubey) ・・・・・ 4:55
  10. How Deep Is the Ocean (How High Is the Sky)
      (I.Berlin) ・・・・・ 4:45
  11. My Love Is
      (B.Myles) ・・・・・ 3:26
  12. Garden in the Rain
      (J.Dyrenforth-C.Gibbons) ・・・・・ 4:56




  Diana Krall (p.vo), Russell Malone (g), Christian McBride (b)

  Recorded at Avatar Studios, NYC.






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 ダイアナ・クラール のリリース・アルバムとしては、 4 枚目に当たるアルバムです.
 恋を歌ったスタンダード曲で構成されています.
 ボクのアルバムは Import 盤で上記の 12 曲構成ですが、 "That Old Feeling" や "Another Spring" といった曲が入っているアルバムもあるようです.

 彼女のアルバムに限らず、国内盤アルバムだけにボーナス・トラックがついたりもしていますし、古いアルバムが再リリースになる時にボーナス・トラックが追加になったり ・・・・・・・・ そのうちどれがオリジナル・アルバムなのかもよくわからなくなってきそうですよね.
 購入する側からすれば、いっぱい入っていた方がラッキーと思ってしまいそうですが ・・・・・

 "Glad Rag Doll" は古臭いジャズをちょっと現在風にアレンジしたものでしたが、こちらのアルバムはまだまだ彼女がストレートなジャズを演奏し、歌っていた頃のアルバム.



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 この写真はこのアルバムがリリースされたのと同じ時期の写真ですが、ベース奏者がこのアルバムとは違います ・・・・・ 時期的には Paul Keller にも思いますが.
 ギターはこのアルバムと同じ Russell Malone のように見えます.

 ピアノ、ギター、ベース というトリオ演奏で、アルバムを通して全体が同じ感じに聴こえてしまうので、物足りないと思う人もいるかもしれませんね.
 ボクはこういうアルバムも悪くないと思います.
 確かにみんな同じような歌い方で、いま一つメリハリがないかもしれませんが ・・・・・・・

 でもゆったりとした気分に浸ることができます.
 ボクは彼女の声が好きなので ・・・・ 決して顔が好きという訳ではないですよ ・・・・ ある程度どんな演奏でも許容できてしまいます.


 "Love Scenes" というタイトルはどうかと思いますが、こういう演奏 ・・・・ 歌は小さなお店でお酒を飲みながら聴くのがいいですねぇ.
 隣に素敵な女性などいれば ・・・・・ 言うことなしでしょうね (笑)

 このアルバムと、最新作 "Glad Rag Doll" を聴き比べると、やっぱり Tommy LiPuma と一緒の仕事のほうが彼女には向いているような気がしますね.
 でもまぁ、これは聴く側のわがままのようなものですが ・・・・・・・・・






 天気がいいから、ウッドデッキで読書でもしようか ・・・・・・・・ なんて.
 単に写真撮っただけでした.

 職場の若い衆 ( 部下 という言葉は嫌いですし、 後輩 というのもちょっと ・・・・・ となると、今日の話題から言ってもこんな表現がピッタリかな) が貸してくれました.



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 "クローズ ZERO" を観るまで、このシリーズまったくと言っていいほど興味なかったし、内容もほとんど知りませんでした ・・・・・・・ タイトルにしても "CLOSE" だと思っていたくらい (笑)

 You Tube で二作品観てから、たまたま職場でそんなことが話題になり、若い衆がコミックみんな持っているということを知り、 「大人借り」 になりました.
 元来コミックなんて読まないので、本当に久しぶりにマンガ読んでます ・・・・・ "エヴァンゲリヲン" と "攻殻機動隊" だけはコミック関連作品の映像として好きですが、原作のコミックまでは読む気になれないので.



 借りてきたのは 高橋ヒロシ が書いている一連の不良マンガ.
 "クローズ" 、 "WORST" 、 "キューピー" 、 "クローズ ZERO" にそれらの外伝も含めた、全 78 冊 !!!!
 最後のほうを読む頃には、最初のほうを忘れてしまいそうです ・・・・・・・




 ダイアナ・クラールのラブ・ソングをバックに "クローズ" 読んでるって ・・・・・・


 なにげに似合わないなぁ (笑)

Glad Rag Doll




 ジャケ買いしたアルバムがやってきました.
 普段めったに新譜は購入しないのですが、純粋に ジャケ買い なのです.
 偉そうに新譜とか書きましたが、購入したのはいつもの International 盤で 2,000 円もしません.
 


 Kylie Minogue ・・・・ ?  P!nk ・・・・・?  ・・・・ non !



 Diana Krall ・・・・・・・・・ です.
 とうとう彼女もそっちの方に行ってしまったのかと思わせるようなジャケットです.
 かなり商業的な香りがプンプン漂っていますねぇ.


 そう思いつつも、ついつい購入ボタンを Click してしまうのは ・・・・・・ 男の性 (サガ) .





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   " Glad Rag Doll / Diana Krall "





  1. We Just Couldn't Say Goodbye
       (H.M.Woods) ・・・・・ 3:07
  2. There Ain't No Sweet Man That's Worth The Salt Of My Tears
       (F.Fisher) ・・・・・ 4:30
  3. Just Like A Butterfly That's Caught In The Rain
       (M.Dixson-H.M.Woods) ・・・・・ 3:43
  4. You Know - I Know Ev'rything's Made For Love
       (A.Sherman-C.Tobias-H.E.Johnson) ・・・・・ 3:48
  5. Glad Rag Doll
       (M.Ager-D.Dougherty-J.Yellen) ・・・・・ 4:35
  6. I'm A Little Mixed Up
       (B.James-E.Johnson) ・・・・・ 4:37
  7. Prairie Lullaby
       (B.Hill) ・・・・・ 4:22
  8. Here Lies Love
       (R.Rainger-L.Robin) ・・・・・ 5:09
  9. I Used To Love You But It's All Over Now
       (A.V.Tilzer-L.Brown) ・・・・・ 2:51
  10. Let It Rain
       (J.Kendis-H.Dyson) ・・・・・ 5:44
  11. Lonely Avenue
       (D.Pomus) ・・・・・ 6:58
  12. Wide River To Cross
       (J.Miller-S.P.Miller) ・・・・・ 3:51
  13. When The Curtain Comes Down
       (C.Hoefle-A.Lewis-A.Sherman) ・・・・・ 4:55





  Diana Krall (p.vo)
  Marc Ribot (g.ukelele.banjo) : # 1-3.5-13
  Keefus Ciancia (key) : # 1-3.5-13
  Dennis Crouch (b) : # 1-3.5-13
  Jay Bellerose (ds) : # 1-3.5-13
  Colin Linden (dobro.el-g) : # 2.6
  Bryan Sutton (el-g.g) : # 3.4.12
  Howard Coward (ukelele.mandela.g.vo) : # 4.12.13
  T Bone Burnett (el-g) : # 11






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 このアルバムの話題はジャケットではなく、プロデューサーとして T-Bone Burnett が参加していることです.
 この T-Bone Burnett は、アメリカでは売れっ子プロデューサーで、元々は Bob Dylan の "The Rolling Thunder Revue" のギタリストだったのですが、有名なのはその後のプロデューサーとしての名声.
 幅広いジャンルのアルバム・プロデュースを手掛けています.
 そして、映画でも "Cold Mountain" や "Crazy Heart" などで、アカデミー賞受賞やノミネートされています.


 そんな T-Bone Burnett のプロデュースで Diana Krall がどうなるのかとても楽しみでした.


 その昔、 Christina Aguilera が "Back to Basics" という、 過去との邂逅 的アルバムを発表しましたが、どうも今日の Diana のアルバムが Christina のアルバムに重なる印象があります.
 内容や、ジャンルも、まったく違いますがなんとなく ・・・・・・




Diana Krall 003

 さてさて、このアルバムはどうなんでしょう ・・・・・・
 結果は、 '20 年代や '30 年代といった古い時代の音楽を、ちょっと現代っぽくアレンジした感じ.


 結構古い時代の音楽ですので、リズムが結構単調です.
 リズム楽器としてバンジョーはわかるのですが、曲によってはウクレレまで入っていますね.
 この辺りが独特な雰囲気になってもいます.

 ジャズと言えばジャズ ・・・・・・ それも古臭いラグタイム.
 でもどうもジャズっぽくは聴こえないのであります.
 聴いていくうちに、何となく "Crazy Heart" のサウンド・トラックのようなイメージがしてしまいます.
 特に 7 曲目の "Prairie Lullaby" や 10 曲目の "Let It Rain" なんかは.

 最後の曲 "When The Curtain Comes Down" なんて、映画 "大砂塵" の主題曲 "Johnny Guiter" ですよね.
 この曲が "Johnny Guiter" の原曲なのでしょうか ・・・・ 少し調べてみましたが、わかりませんでした.

 決して悪くないですよ ・・・・・・・ ジャズとして拘らなければね.
 ちなみに iTunes にインポートしたら、ジャンルが "pops" になっていました ...... orz



 最近の Diana Krall はどうも商業路線をまっしぐら的な感じがしてしまいますが、綺麗だから許してしまいましょう.
 ボクのアルバムにはライナーノーツもまったく書かれていないので、どうしてこういったアルバムになったのかまったくわかりません.
  
 日本での評価はどうなんでしょう ・・・・・ きっと売れることは売れるでしょうね.
 でも Norah Jones のように、ジャズを期待していた人にはちょっとばかり首を傾げられてしまうアルバムかもしれません.




 最後にちょっとアルバム・タイトル "Glad Rag Doll" について ・・・・・・
 この曲は、作曲が Milton Ager と Dan Dougherty 、作詞が Jack Yellen 1928 年に同名映画の主題歌として作られた曲です.




Glad rag doll

 この映画は、 Dolores Costello 主演の トーキー映画 ですが、 1920 年代の多くの映画が失われているように、この映画のフィルムも失われており、この曲と予告編が残っているだけのようです.

 ちなみに トーキー映画の talkie という単語は、 talking picture からきたもので、 moving picture を movie と呼んだのにならったようです.







 今日の午前中はなんとか青空も見えたものの、午後にはどんよりとした曇り空.
 そんな午前中、ちょっとドライブ ・・・・・・・ 往復 150 km.

 風も気持ちいいのでのんびり峠越えをしていたのですが、途中でボクの前になった プリウス 君が気合い入れて峠を登っていたので、ついついボクのアクセルも ・・・・・・・・ それでも iVTEC にムチが入るほどではありませんでしたが.
 それにしても、 プリウス って登りであんなに元気なんでしょうかね.
 ついついボクも 3 速で引っ張ってしまいました (笑) .



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 ここで 3 月行う予定のイベントの打ち合わせ ・・・・・・・ お店の開店前におじゃまして、担当の方とお話しでした.
 いろいろ問題部分もありますが、走り出したら止まらないのがボクです.
 なんとかなるでしょう ・・・・・・ 雪さえ降らなければ.


 以前このお店に行ったのは夜でしたが、昼行ってみるとかなり雰囲気が違っています.
 光の射し込み方が結構イカしていました.

 開店と同時に 2 組のお客さんが ・・・・・・・ 結構人気あるようです.
 ボクは菜食主義ではないのですが、何となくこのお店が好きです.

There Will Never Be Another You

 グッと過ごしやすくはなってきましたが、今日はちょっと気温が上がりました.
 と言っても夏の最盛期に比べればまったく大したことはないのですが、ここ数日涼しかったので暑く感じてしまいました .




 たまには HMV や Amazon を覗かないと、限定版などを見落としてしまうので、久しぶりに覗いてみました.
 いろいろ出てはいますが、どうしてもというものは ・・・・・・・

 そんな中で見つけた一枚、ジャケ買い しちゃいました.




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  " Glad Rag Doll / Diana Krall "


 10 月発売の新しいアルバムですが ・・・・・・・・・
 このジャケットはもう 反則 に近いでしょう、無条件に Click してました.
 でもしっかり International 盤を Click しているのは、かすかに残っていた冷静さかもしれません.


 長年連れ添ったプロデューサー トミー・リピューマ から、夫である エルヴィス・コステロ や T・ボーン・バーネット をプロデューサーに起用したニュー・アルバムです.
 ジャケットからすでの商業的な香りがプンプンしていますが、わかっていてもコロッといってしまうのが男の性 (サガ) です ・・・・・ 涙

 まぁ、彼女の歌 ・・・・ というか、声は結構好きなので内容に関係なく、とりあえずは聴いてみることにしています.







 ハイになった気持ちを、こんな演奏で落ち着かせるとしましょう.
 このアルバムでの、 "There Will Never Be Another You" の演奏が大好きです.
 グッとくるような演奏、秋にはぴったりですね.





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   " Swing And Soul / Lou Donaldson " (BLP-1566)





    1. Dorothy
          (R.Nichols) ・・・・ 5:21
    2. I Won't Cry Anymore
          (A.Frisch-F.Wise) ・・・・ 4:19
    3. Herman's Mambo
          (H.Foster) ・・・・ 4:51
    4. Peck Time
          (L.Donaldson) ・・・・ 5:18
    5. There Will Never Be Another You
          (M.Gordon-H.Warren) ・・・・ 5:04
    6. Groove Junction
          (L.Donaldson) ・・・・ 6:14
    7. Grits And Gravy
          (L.Donaldson) ・・・・ 6:16





   Lou Donaldson (as), Herman Foster (p), Peck Morrison (b),
   Dave Bailey (ds), Ray Barretto (conga)
   Recorede at RVG Studio, Hackensack, NJ, June 9, 1957.







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 このアルバムの特徴として、 コンガ ・・・・・ Ray Barretto が加わっていることが挙げられるでしょう.
 よりラテンな香りのする、ソウルフルな演奏を目指したのかもしれませんが、内容的にはコンガがうまく効いているとは思えません ・・・・・ 演奏が良くないというのではありません、演奏はとても素敵です.

 この 1 年後に、同じメンバーで吹きこまれた " Blues Walk (BLP-1593) " のほうが、はるかにソウルフルでファンキーなアルバムに仕上がっています.
 当然ですが、ジャズ喫茶の人気も、 "Blues Walk" のほうが上.


 でもこのアルバムもしっとりと落ち着いて聴くにはいい感じのアルバム.
 まぁ、ボクの場合は大好きな "There Will Never Be Another You" が入っているから.
 この曲は、やっぱりこんな演奏がしっくりきます.

 この曲多くのミュージシャンンが演奏しています.
 中にはオルガンでの演奏なんかもあったりしますが ("The Sound Of Jimmy Smith" BLP-1556) ・・・・・ボクはこのアルバム様な演奏が好きですね.




loudonaldson

 Lou Donaldson は、 Blue Note に多くの演奏が残っています.
 リーダー名義のものはもちろん、サイドメンとしても ・・・・・・.

 それだけに演奏のタイプも、ハード・バップ、ファンキー、ソウル、ロックというように多岐にわたっています.
 個人的には、 1500 〜 4000 番台あたりが一番好きです.
 昔ほど聴かず嫌いではなくなっていますが、やっぱり彼の演奏はハード・バップからファンキーあたりの演奏がいいですね.





 先日、 "見つめていたい歌姫たち" シリーズのことをほんの少し書きましたが、 "JAZZ THE BEST お宝コレクション 魅惑の女性ヴォーカル編" なるシリーズも、 1,100 円で限定発売されていました.
 決してジャケ買いではありませんが、結果的にはジャケットの素敵な 3 枚をお買い上げです.

 やっぱり秋はしっとりと女性ヴォーカルだよなぇ ・・・・・・ なんて、よくわからないくせに (笑) .



reys001
  "Cool Voice Of Rita Reys Vol.2 / Rita Reys"



dearie001
  "Give Him The Ooh La La / Blossom Dearie"



merrill02
  "Helen Merrill With Strings / Helen Merrill"



 どれもみんな、素敵なジャケットでした.
 相変わらずの面食いです.

Only Trust Your Heart

 蒸し暑い日が続きますね.
 雨が降っても、涼しい風ではありません ・・・・・ 蒸し暑い風ばかりです.
 東京なんて、もっとスゴイんだろうな.

 夜になっても、なにか気持ちよくないですねぇ.
 せめて音楽くらいは気持ちよくなれるものでも聴くとしますか.

 


 ジャズ・ヴォーカルのアルバムってあまり聴きませんし、当然あまり持ってもいません.
 だって ・・・・・・・ どんなアルバム聴いても、みんなそれなりによく聴こえてしまいます.
 いろいろなもの聴いてみても、みんなそれなりに楽しめちゃう.

 いつもコメントくださる azumino さんはとてもヴォーカルに造詣が深いので、いつも ブログホームページ で勉強させていただいてます.
 
 そんな azumino さんの影響か、最近ヴォーカルもポチポチと買うようになっています.
 一番多いのが Julie London ・・・・・・ でもこれは "Julie Is Her Name" が欲しかったので探していたら、初期のアルバム 8 枚入ボックスが超廉価価格だったから買ってしまっただけ (笑) .


 純粋に好きで集めたのは ・・・・・・・・・・・・

 Diana Krall です.



 一応面食いではありますが、これらの CD に関しては顔だけで買った訳ではありません ・・・・ きっぱり !!
 最近アメリカから届いたアルバムを聴いてみましょう.
 届いたのは最近でも、発売されたのはずっと前のアルバムです.







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    " Only Trust Your Heart / Diana Krall "





  1. Is You Is Or Is You Ain't My Baby 
            (B.Austin-L.Jordan) ・・・・ 4:57
  2. Only Trust Your Heart 
            (B.Carter-S.Cahn) ・・・・ 5:19
  3. I Love Being Here With You 
            (P.Lee-B.Schluger) ・・・・ 3:40
  4. Broadway 
            (B.Byrd-T.McRae-H.Woode) ・・・・ 7:27
  5. Folks Who Live On The Hill 
            (J.Kern-O.Hammerstein) ・・・・ 4:18
  6. I've Got The World On A String 
            (T.Koehler-H.Arlen) ・・・・ 5:20
  7. Squeeze Me 
            (D.Ellington-L.Gaines) ・・・・ 5:37
  8. All Night Long 
            (C.Lewis) ・・・・ 6:41
  9. CRS Craft : Instrumental 
            (R.Brown) ・・・・ 3:30


 


  Diana Krall (p.vo), Stanley Turrentine (ts), Ray Brown (b),
  Christian McBride (b), Lewis Nash (ds)
  Recorded at Power Station, NYC, September 13-16, 1994.





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 ダイアナ・クラール デビュー後 2 枚目のアルバムです.
 3 曲は スタンリー・タレンタイン が加わっていますが、残りの曲はピアノトリオ.
 実はボク、第一作目の "Stepping Out" を聴いたことがありません ・・・・・ ジャケットが垢抜けていないので、どうも買う気が起きない (・・・・ というのは冗談ですが) .
 この 2 作目、そしてヒットした 3 作目 "All for You: A Dedication to the Nat King Cole" はかなりガチでジャズしている感じです.

 ボクが ダイアナ・クラール を知ったのはほんの数年前 ・・・・・・ なんと最初に買ったアルバムが "Quiet Nights" なのです (笑) .
 だから逆行して聴いていますが、やっぱり昔のほうがジャージーな雰囲気があっていいですね.
 もちろん最近のようなちょっとポピュラーな感じも、それはそれでいいのですが ・・・・・ .



 ピアノ弾いて歌うというのは、どうしてもそれぞれの演奏を評価されてしまうので、結構マイナス要素があるのかもしれませんが、そこは美貌でカバーしちゃっています (冗談) .
 いろいろなレビューでは、一部やっかみとも思えるようなネガティブな意見も書かれています.
 でもボクは、彼女の声が大好き.
 歌がうまいのか、うまくないのかは正直わかりませんが、この声を聞いただけでホンワカできちゃいます.

 
 ピアノも、純粋なピアノ・トリオとして聴くんじゃなくて、ヴォーカルと一緒という感じで聴いてみると、決して悪くないと思います.
 アドリブで唸らせるようなピアノではないんですから.

 スタンダード中心のこのアルバム、そんな感じで聴いてみると、ちょっとクールで、スインギーで、ゴキゲンなのであります.



Diana-Krall----Robert-Maxwell

 やっぱり、きれいですね ・・・・・・・・
 でもボクの好みとはちょっと違うんだよなぁ (笑) .
 どこが違うのかは ・・・・・ ですが、ストライクゾーンからボールになるフォークボールのような感じかな.
 そんなフォークボールに、ボクは思いっきり空振りしてしまうんですが ・・・・・ .



 
 さて、このアルバムはとにかく軽快です.
 でも個人的には、このアルバムのように背筋を伸ばして歌うような感じよりも、もっとタメた感じがいいのであります ・・・・・・・・・・ そう、 "How Can You Mend A Broken Heart" のような.

 
 気が付いたら、彼女のアルバムも 8 枚です.
 まぁ、シリアスなジャズ・ヴォーカルが好きという訳ではないので、ホンワカできれば十分.
 彼女の声を聴くと、自然とリラックスできるんです.


 ちなみにこのアルバムは、 Amazon で購入しましたが海外からの取り寄せ.
 もう一枚ついでに同じショップから購入したのに、なぜに送料は別々なのだ.
 一緒に発送してくれていいんですがねぇ.
 アルバム代金 541 円、送料 340 円 ・・・・・・ それでも十分安いですね.






facebook1

 アルバム聴いて、ブログ書きながらも、大阪と Facebook でメッセージのやり取り.
 いろいろな意味で、かなり重宝しています.

 ただその反面、迷惑アプリが ・・・・・・・・・
 ボクのところにもやってきますし、ひょっとすると知らないところでボクの名前で飛んでいっているのかもしれません.
 Facebook 始めた頃は、占いなど面白かったので平気でやっていたのですが、こういった占い系の多くが迷惑アプリとして飛び交っています.
 ボク自身の情報だったら、自分でしたことですので仕方ないと済ませられますが、ボクの情報から友達の情報まで繋がっているので、他の方に迷惑がかかってしまうのはねぇ.

 最近はこういったものすべて非表示にして相手にしません.
 便利な半面、気をつけなければいけないこともそれなりに多いです.

All for Nat King Cole

 雪だぜっ ・・・・・・・・・


 北陸などの日本海では、今年大雪ということですが、ボクの住んでいる辺りは全くと言っていいほど積雪なし.
 ほんとに久しぶりの雪、積雪です.




DSC_1436223

 当直明けで帰ってきましたが、職場を出る時にタイヤ・チェーンを巻いて帰ってきました.
 車の軽さのせいか、はたまた有り余るトルクのせいか、雪道の登りにからっきし弱い我が家の Type-R なので、大雪が降ったらチェーンはボクの中で当たり前になっています.
 チェーン巻いていたって、リアはお尻ふりふりなのですから (笑) .


 こんな日は家でボーーーーーーーーーーッと過ごすのが一番です.
 正しい雪の日の過ごし方は、やっぱりどこにも行かないでしょ (笑) .



 腰の痛みもほとんどなくなってきましたが、まだ恐る恐るという感じ.
 今日はお休みですが、久しぶりに一日勉強です ・・・・・・ こうやって座っているのがきっといけないんだろうな、なんて思いながら.
 "いつもの講習会" の新しい教材なのですが、まだ日本語版が発売にならないため、英文教材の日本語訳をきれいにまとめながらの自己学習です.



 そんな最中、またまたお届ものがやってきました.
 輸入 CD 700円キャンペーンで購入 ・・・・・・・ 大人買い した CD たちです.
 ほとんどが Blue Note 4200 番あたりの、まぁあってもなくてもどっちでもいいかなという感じのアルバムたち ・・・・・ ちょっとかわいそうなアルバムですね、 700円 だから買ってあげようかと.






 そんなアルバムの中、唯一 Blue Note ではないアルバムがこれ.
 まだデビューして数年、ちょっと垢ぬけないところが残ったような感じが、逆に新鮮です.







krall04






  " All For You: A Dedication To The Nat King Cole Trio / Diana Krall "





  1.  I'm An Errand Girl for Rythm  
             (N.K.Cole) ・・・・ 2:55
  2.  Gee Baby, Ain't I Good To You  
             (D.Redman-A.Razaf) ・・・・ 4:07
  3.  You Call It Madness
             (G.Dubois-C.Conrad-R.Columbo-P.Gregory) ・・・・ 4:37 
  4.  Frim Fram Sauce  
             (J.Ricardel-R.Evans) ・・・・ 5:01
  5.  Boulevard of Broken Dreams  
             (A.Dubin-H.Warren) ・・・・ 6:27
  6.  Baby Baby All the Time  
             (B.Troup) ・・・・ 3:36
  7.  Hit That Jive Jack  
             (J.Alston-C.Tolbert) ・・・・ 4:16
  8.  You're Looking at Me  
             (B.Troup) ・・・・ 5:33
  9.  I'm Thru with Love  
             (M.Malneck-G.Kahn-F.Livingston) ・・・・ 4:26
  10.  Deed I Do  
             (F.Hirsch-W.Rose) ・・・・ 3:32
  11.  A Blossom Fell  
             (H.Barnes-H.Cornelius-D.John) ・・・・ 5:13
  12.  If I Had You  
             (T.Shopiro-J.Campbell-R.Connelly) ・・・・ 4:55
  13. When I Grow Too Old to Dream  
             (S.Romberg-O.Hammerstein ll) ・・・・ 4:35




 Diana Krall (p.vo), Russell Malone (g), Paul Keller (b), 
 Benny Green (p - #12 only), Steve Kroon (perc - #5 only)

 Recorded at The Power Station, NYC, October 3-8, 1995.





 彼女の評価はいろいろです
 彼女の評価には、ピアノと、ヴォーカルの二つの評価があります.
 で、ボクの評価対象としてはヴォーカル.
 でもボクはヴォーカルのうまいか下手なのか、ということはまったくわかりません ・・・・・・・・ ただ、彼女の声は大好きです.
 結構 ・・・・・・ いやいや、超 癒されます.
 この辺りは、演奏がどうのこうのというんじゃなくて、ただもう声でぐっときちゃうという感じ.
 

 彼女のピアノについては、ボクの評価はあまり高くはありません.
 どうしても、歌の方に神経が集中しちゃって、ピアノをしっかり聴くという感じがしないんですよね.




Krall003-565

 このアルバムを聴いて、初めて彼女がどういう音楽を望んでいるのかがなんとなくわかったような気がします.

 このアルバムは ナット・キング・コール へのトリビュート・アルバムです.
 ナット・キング・コール はほとんど聴きませんが、それでも有名どころの演奏 ・・・・・ というか曲は知っています.
 ピアノもスウィンギーで、ヴォーカルも軽快.
 彼のピアノ・トリオも有名です ・・・・・ ピアノ、ベース、ギターという編成.
 この Diana のアルバムも、基本的にはこの編成.


 ちょうどこのトリオでの 1996 年の演奏が You Tube にありました、曲はなんと "Route 66" ・・・・・・ ナット・キング・コール で有名ですよね.  
 ギターの Russell Malone をフューチャーした演奏でしたが、結構よかった.


 ああ、こういう演奏が彼女の演奏なんですね.



 そんなことを考えながら聴いてみると、最初に書いたピアノだって、軽快で悪くないじゃないですか.
 ホンタケ のように胸に グサリ と突き刺さるようなピアノじゃないけれど、耳に心地いいピアノ ・・・・・ 断然こういうピアノもありです.
 選曲も、結構渋めの選曲と言ってもいいんじゃないでしょうか.





 Diana Jean Krall 1964 年 11 月 16 日生まれ、 カナダ 出身のジャズ・ピアニストでもあり、ジャズ・ヴォーカリスト ・・・・・ 近年はジャズに限らず色々なジャンルの歌を歌っているようです.
 このアルバムは彼女の 3 枚目のアルバム.
 ボクはこれ以前の 2 枚のアルバムを聴いていないので、どのくらい変わったのかは分かりません.
 最近のアルバムと聴き比べてみると、やっぱり若さがあるように思います ・・・・・ 最近の歌い方がは、ぐっと大人の色気のようなものがありますしね.

 
 ボクは、この最近の大人びた歌い方に ヘロヘロ です (笑) .





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 こんなことをゆっくり書いていたら、外は青空が広がっていました.
 ウッドデッキに積った、 10 cm ほどの雪も、いつの間にかみんな融けてしまいました.
 今日の雪は積もるのも速かったけれど、融けるのも速かった.



 そういえば明日からはもう三月 ・・・・・・・ 春はすぐそこですねぇ.

Casino Royale と The Look of Love

 いつの間にか秋ですね.
 残暑ばかりが印象に残っている今年の 9 月ですが、気がつけば秋.
 あっという間に、冬がやってきそうです.



 そういえば、いつの間にかこんなアルバムも聴くようになっていました.
 秋の夜長、静かな夜に疲れた身体を癒すにはよさそうなアルバムです.





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  "The Look of Love / Diana Krall"





  1.  'S Wonderful
  2.  Love Letters
  3.  I Remember You
  4.  Cry Me A River
  5.  Besame Mucho
  6.  The Night We Call It A Day
  7.  Dancing In The Dark
  8.  I Get Along Without You Very Well
  9.  The Look Of Love
  10.  Maybe You'll Be Here






 過去のブログを見てみたら、今年の 1 月に初めて彼女のアルバムを買ったようです.
 それまで一度も聴いたことなかったので、ピアノとヴォーカルなんてことも知りませんでしたし、そのとき買った "Live in Paris" も、ほとんど ジャケ買い だったような気がします.




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 このアルバムはストリングスをバックに、ピアノよりもヴォーカルをフューチャーしています ・・・・ と言うか、ピアノのソロも結構入って入るのですが、ボクは両方しっかり聴くことができないので、どうしてもヴォーカルにフォーカスが合ってしまいます.
 まぁ、そうは言ってもそのヴォーカルの良し悪しも良くわからないのですが(笑).


 ボクが持っているアルバムは、いつもの International 盤です.
 ケースの中のパンフ (・・・これって正式にはなんて言うんだろ) には、ライナーノーツなどなく、曲目解説と、あとはまるで写真集から切り取ったような写真だけです.
 ジャズの老舗レーベル Verve なのですが、このあたりを見ても、彼女の美貌を一つの売りにしているのは間違いなさそうです.
 こういうところ、ボクは嫌いですね.
 女性だから、きれいだから ・・・・・ いまだにこんな部分が、いろいろなところで残っているような気がします.


 さてこのアルバムの中でボクが一番好きなのは、アルバム・タイトル曲 "The Look of Love" ですね.
 この曲、いいです.
 中年オヤジの心の隙間に、ジワーーーッと浸み込んできます.
 バート・バカラック の曲です.




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 実はこの曲、 1967 年の超カルト映画 "Casino Royale" の中でかかった曲でした.
 この映画の中で、 Peter Sellers と Ursula Andress とのラブシーンのバックにかかります ・・・・ かなり昔に見た映画ですので、他の場面にヴォーカルが入っていたかは全く記憶にありません.
 サントラ盤には Dusty Springfield のヴォーカルが入っています、邦題は "恋の面影" .
 Dusty Springfield のヴォーカルも、 You-tube でいくつか見ることができますので、興味のある方は聴き比べてみたらいかがでしょう.


 ボクは、 Diana Krall のほうが好きかな ・・・・・ 顔じゃなくて歌ですよ、決して面食いだからじゃありませんよ.
 この曲は、 Diana Krall のオハコ的な一曲になっているのでしょうか、 "Live in Paris" でも歌われていますね.
 程よい甘さでちょうどいいかな、という感じです.

 ちょっと涼しい秋の夜は、こんな曲です.



 さて、明日も天気は良さそうです.
 明日はお休みなので、ちょっとばかり山に行ってきます.
 予定は、簡単に行くことのできる 3000m 級です.
 もし天気が悪ければ、他の場所に行く予定です.
 少し早起きをして、 Type-R で早朝の高速を走ります.
 晴れますように ・・・・・・ !


 そういえばこれから韓国戦です.
 先日、まさかのアルゼンチンに勝利、今日も見ることにしましょう.
 ようやく、日本代表の試合も見ていて楽しい試合になったような感じです.
 勝ちますように ・・・・・・ !

Diana Krall + Meddle (おせっかい)

 今日もスケートですが、吉井&小平選手惜しかったですね.
 今回のヒロインは、中学生の高木選手になってしまうんでしょうかねー.
 個人的には小平選手を応援していたんですが、悔し涙になってしまいましたね.
 次のレースはうれし涙になってほしいものです.  


 昨日の約束通り、今日は Diana Krall について書かなくちゃ・・・・
 でもその前に Blue Note に関する話題を.
 「ブルーノート ベスト & モア アンコール」 として 70 タイトルが 4 月 21 日から 7 月末日まで発売されます.
 数日前とりあえず HMV に 10 枚ほどは予約しましたが、 Blue Note やりますねー、と言いますか正確には EMI Music Japan やりますねー.
 どんどんいっちゃいますね.
 1,100 円なので、ついつい買ってしまいそうです、でも一度聞いただけで埃被ってしまうのは可哀想なので、よく吟味して、衝動買いしないように心に誓ってはいます.
 誓ってはいますが、催眠商法にコロリといってしまうタイプなので ・・・・・・.


 で、 Diana Krall にいこうと思ったのですが、その前に Pink Floyd です!

 昨日久しぶりに "Meddle (おせっかい)" 聴きました.
 ほんと、久しぶりにガッツリ聴いてしまいました.






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  "Meddle(おせっかい) / Pink Floyd"




  1. One of These Days (吹けよ風、呼べよ風)
  2. Pillow of Winds
  3. Fearless
  4. San Tropez
  5. Seamus (シーマスのブルース)
  6. Echoes





 何と言っても "One of These Days (吹けよ風、呼べよ風)" と "Echoes" でしょう、このアルバムは.
 正直 2 曲目から 5 曲目は、アルバムとしての全体的印象からは少し離れてしまった感がありますが、この 2 曲がいいんです.
 1971 年のアルバムなのでもう 40 年近く前のアルバムですよ、これって.



pink006-2

 深海をイメージします、
 ぼんやりと明るくなってきたかと思うと、さらに鮮やかな光、
 更には突然青空の空間に投げ出され、
 また深海の深みへと漂っていく ・・・・・
 そんな感じでしょうか・・・

 ・・・・・・ うまくは言えませんが.
 理屈を並べて聴くような曲ではありません、自分なりのイメージを音とともに広げていくだけで気持ちよくなれるはずです.
 それが "Echoes" です.


 こういった、プログレッシブなロックって、自分がその音に身を委ねることができるかどうかで、好き嫌いが決まりそうです.
 ちなみに "Epitaph / King Crimson" なんか大、大、大好きです.
 でも、プログレ全体が好きというわけではありません ・・・・ 逆に苦手かも知れません.
 そんな中でも Pink Floyd だけは別ですかね.
 ただ Rock 初心者の皆さまには、いきなり Pink Floyd は・・・・・
 ジャズ聴いたことない人が Albert Ayler 聴くようなものですので、あまりお勧めはできません.

 Pink Floyd の音楽って、いたるところに心にグッとくるような旋律が散りばめられています.
 ボクはそういったメロディアスな部分が堪らなく好きです.



 待っている人がいたかどうかは不明ですが (・・・ いてくれると嬉しいんですが) 、お待たせしました.
 では Diana Krall にいきましょう.
 以前も書いたように Diana Krall はつい最近までまったく聴いたことがありませんでした.
 だから、正直ピアニストなのかヴォーカリストなのかも、まったくわかりませんでした.
 ただ顔は結構出ていたので、なんとなく知ってはいましたが.
 "Live In Paris" 買ったのも、なんとなくです.


 その時に、どちらを買おうか迷ったもう一枚のアルバムが今回届いたアルバム.






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  "Quiet Nights / Diana Krall"





  1. Where Or When
  2. Too Marvelous For Words
  3. I've Grown Accustomed To Your Face
  4. The Boy From Ipanema
  5. Walk On By
  6. Guess I'll Hang My Tears Out To Dry
  7. Este Seu Olhar
  8. So Nice
  9. Quiet Nights
  10. You're My Thrill
  11. How Can You Mend A Broken Heart?
  12. Every Time We Say Goodbye





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 このアルバムの一曲も "ONGAKU ゼミナール" で紹介されました.
 Diana Krall って、やっぱりヴォーカルのほうがいいと思ってしまいます.
 ピアノも悪くなさそうだけれど、まだ 2 枚しか聴いていないので、どうなんでしょう ・・・ よくわかりません.
 ちなみに、歌がうまくないといいアドリブも演奏できないというのがボクの持論です.
 でも、歌がうまいからといっていいアドリブ演奏できるかは微妙とも言えそうです.


 やっぱりこの人の魅力は、その声の良さだろうか.
 この声が好きかどうかで意見が分かれそうですね.
 ボクは、嫌いじゃないですよ、顔も奇麗ですし (ボク ・・・ 麺食いですので) .
 このアルバムには "The Boy From Ipanema" を含むボサノヴァが数曲入っていますが、この声はちょっとばかりボサノヴァには合っていないような気もします.
 アルバム・タイトルの "Quiet Nights" にしても、"Getz / Gilberto" での同曲 (ただしタイトルは "Corcovado" です) と比較してしまいます.
 やっぱり Gilberto のほうが、ボク的にはいいかな.
 比較自体ナンセンスではありますが、ボクの曲に対するイメージにマッチするのは Gilberto という意味で.



 "ONGAKU ゼミナール" で紹介された曲は 11 曲目に Bonus Track として入っている (どうして最初から入っていないのかよくわかりません、なぜにBonus なの ? ) "How Can You Mend A Broken Heart ?" という Bee Gees の曲で、邦題は "傷心の日々" .
 国内盤にはさらに一曲 Bonus Track が入っているようですが、ボクは International 盤なので全 12 曲のみ.
 この一曲のために 1,000 円近い金額を出すことは、ボクにとってナンセンス ・・・・ だったら Blue Note 一枚買ってしまいます.
 だからいつもの輸入盤で OK です.
 ライナーノーツは、英文なので読む気なし (日本語でもほとんど読みませんが) .


 結構、ネガティブなことばかり書いているようですが、このアルバム嫌いじゃないです.
 静かに夜中、一人でちょっとボリュームを上げて聴くにはいいかな.
 この声に包まれるのは、結構心地よいかも ・・・・ ただ Modern Jazz のアルバムかどうかは、個人的な意見で分かれそうな気もします.
 ボクも Jazz のアルバムとはちょっと違う気もしますが、嫌いじゃないアルバムなので、それでいいとしましょう.

 このアルバムにしても、少し前では考えられないアルバムかも知れませんが、最近はほとんどのものを受け入れるようになってきました.


 ということで明日は "くまん蜂" ではない Wylton Marsalis !!

All Miles + Display Shopping

 雨降りだから、ミステリーを勉強するのは植草甚一氏.
 今日は雪降りだから、ボクは HMV のホームページを見ながらディスプレイ・ショッピングでもしようかな. 
 昨年末までに CD かなりの量を買いましたので、とりあえず 1 月は自粛して、ほとんど購入なし.
 ただ XRCD 24 シリーズだけは、全部揃えようと思ったので 12 月には予約しておきましたが.


 ということで、今日は気になるアルバムを ・・・・・・・



miles0063


  "All Miles: The Prestige Albums"


 またまた、Miles です.
 Columbia の次は Prestige です・・・・ Prestige お前もか!
 とにかく安い、 Prestige 時代の全アルバム 14 枚組で定価 14,000 円程度.
 ただイタリア盤とか書いてあります、これが凄く微妙.


 写真にも思いっきりイタリア語で "Prezzo Eccezionale" なんて書かれていますよね、これって特別価格っていう意味みたいですね.
 HMV お得意の "ポイント 10 倍" もあるので、実売 9,000 円くらいになります.
 でも、ボクは熱狂的な Miles ファンでもありません、にも関わらず昨年は "Complete Columbia Album Collection" 購入してしまいました.
 でもでも、この Box は今までほとんど聴くことのなかった時代のアルバムを聴くことができ、新しい発見がいろいろできたので、後悔よりも満足度が高かったのですが.
 今回の Prestige の半分はすでに持っていますので、例えば RVG リマスターとかだったら考えるのですが、その辺りのことが HMV には表記されていません.
 他のホームページとかを参考にして購入するか決めようと思っています.




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 次は Albert Ayler です.

 廃盤になっていた "My Name Is Albert Ayler" , "Ghosts" , "Spirits" の 3 枚が Hi Quality CD (紙ジャケ) で発売されるようです.
 昔 Coltrane に傾倒していた頃、 Albert Ayler は結構好きでした.
 "Bells" , "Spiritual Unity" , "New York Eye And Ear Control" , "First Recording" あたりは持っていました.
 "Bells" なんて A 面しか入っていなかったんですよね.
 これらのアルバムは当時廉価版で1,300 円くらいで買えたので、こういった廉価版は金のない若者にはとても貴重でした.

 同じフリー・ジャズでも Ornette Coleman は当時もダメでしたが、なぜか Albert Ayler は聴いていたなー.
 ただ、今はもう聴きたいとも思わないので、この情報はパス.




karajan002

 "Karajan Symphony Edition ( 38 CD)"

 38 枚組で、実売価格約 8,000 円!
 実はかなり昔、少しクラッシックも聴いたことがあり (好きなのはストラヴィンスキー、ガーシュインといった現代的なもので、バーンスタイン&ニューヨーク・フィルがご贔屓)、以前からこのボックスは欲しかったんですが、一時在庫なしの状態でした.
 カラヤン&ベルリン・フィル ・・・・ 鉄板ですね.
 音源はドイツ・グラモフォン・レーベルなので全く問題ないでしょうし、基本的に音の違いを聞き分ける繊細な耳も、確かなオーディオもないので、この安さでこれだけ入っていることだけ十分満足です.
 これは、即クリック!!



 今日買おうと考えていたのが、"となりのウイントン" こと Wynton Marsalis なのですが、何買えばいいのかさっぱり.
 先日の ONGAKU ゼミナール で聴いたのが初めてなので ・・・・・・
 こう言っていること自体、ジャズ聴いてますなんて言えそうもないですよね、まぁこれからお勉強していきますので.
 いきなり、先日のストリングス盤買う勇気は持ち合わせていないので、どうしようか ・・・・
 ジャケットで選ぶとしたら "Amongst The People: Live At The House Of Tribes" あたりだろうか、Blue Note でもあるし.
 でも最初のリーダー・アルバムもねー ・・・・・



Marsalis006

 結局 ・・・・・ "Live At The Village Vanguard" !!!

 7 枚組を購入しました.

 ・・・・・・と いうか、購入できるかはたぶん微妙です.
 「在庫あり」 ではなく 「 8 - 13 日以内に入荷予定」 なので、ほとんど入荷見込みないと思っていましょう.
 ただ、見込みがなくてもマルチバイの対象なので、来ればラッキーという感じで、来ないようだったらキャンセル!!
 キャンセルしてもマルチバイは適応なので、庶民の知恵ですね.
 一応来ないことを見越して "Wynton Marsalis" も購入することに.



 やはり Miles は今回見送り.
 ほとんど持っているものを、改めて買う必要もないですよね.
 イタリア盤もかなり引っ掛かってしまいますし、情報少なすぎです.
 代わりに、先日の ONGAKU ゼミナール で聴いた "Quiet Nights / Diana Krall" を購入.
 このアルバムは Diana Krall を購入しようと思った時に、"Live In Paris" とどちらにしようか迷ったもの.
 ON ゼミ聴いて、こういったストリングスも一枚くらいいいかな、と思い今回購入です.


 気がつけばもう 14:00 です.
 書いている途中、家の 10 年目点検がやって来たり.
 この雪の中外回りの点検とかあり得ない、業者が帰ったら青空が出てきました.
 どうも休みでやることがないと、無駄遣いしてしまいます.
 今まではお金がなければどこにも行かないで家にいたのですが、最近は家にいてもお金が使えてしまいます.

 便利なのか、どうなのか・・・・・・・・・・
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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