Dinah_Washington

Newport '58

  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 金曜日が終わって土曜日がやってきた.
 メチャクチャ暑くって、長かった一週間.
 そういえば 8 月になって雨が一回も降っていない ・・・・・ 夕立もまったくこないものなぁ.

 とにかく信じられないくらい暑い日が続いている ・・・・・ 地球レベルで何かがおかしくなっているのかな.



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 8 月 19 日に TBM (Three Blind Mice) Supreme Collection 第 5 期分が発売されました.

 予定は来年 2 月の第 11 期まで、 35 枚は発売されます.
 このうち 10 枚持っていないので、内容なんか関係なく購入予定です.
 第 5 期は持っていなかった 3 枚を購入.




 今日はそんな届いたアルバムではなく、少し前に観つけたアルバムです.
 半世紀以上も前のアルバム、こんな古い演奏でも楽しめるというのが音楽のいいところだろう.




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  " Newport '58 / Dinah Washington "





  1. Lover, Come Back to Me
       (S.Romberg-O.Hammerstein II) ・・・・ 2:16
  2. Crazy Love
       (S.Cahn-P.Tuminello) ・・・・ 3:27
  3. Send Me to the 'Lectric Chair *
       (G.Brooks-F.Henderson) ・・・・ 3:53
  4. Me and My Gin *
       (Harry Burke) ・・・・ 3:26
  5. Back Water Blues
       (Bessie Smith) ・・・・ 4:33
  6. Backstage Blues"
       (D.Elliott-T.Gibbs-U.Green) ・・・・ 9:10
  7. Julie and Jake
       (Terry Gibbs) ・・・・ 8:40
  8. All of Me
       (G.Marks-S.Simons) ・・・・ 5:18




  # 1 ~ 5 :
  Dinah Washington (vo), Blue Mitchell (tp),
  Melba Liston (tb), Harold Ousley (ts),
  Sahib Shihab (bs), Wynton Kelly (p),
  Paul West (b), Max Roach (ds)

  # 6 ~ 7 :
  Urbie Green (tb), Don Elliott (vib.mellophone),
  Terry Gibbs (vib), Wynton Kelly (p),
  Paul West (b), Max Roach (ds)

  # 8 :
  Dinah Washington (vo.vib), Urbie Green (tb), 
  Don Elliott (vib.mellophone), Terry Gibbs (vib),
  Wynton Kelly (p), Paul West (b), Max Roach (ds)

  Recorded live at the Newport Jazz Festival, Newport, July 6, 1958.





 1958 年 ニューポート・ジャズ・フェスティバル でのライブ演奏を収めたアルバム.
 オリジナルは 6 曲構成で、 1989 年に日の目を見た 3 曲目と 4 曲目が本 CD に追加されてます.
 詳しくはわかりませんが、そのため曲順も違っているみたいです.





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 ダイナ・ワシントン のアルバムは、このアルバムと クリフォード・ブラン と共演した "Dinah Jams" のたった 2 枚.
 今日のアルバムも、つい最近オークションで見つけて手に入れたばかりなので、それまでは "Dinah Jams" たった 1 枚という ・・・・

  "Dinah Jams" に関しては、 クリフォード・ブラウン と女性ヴォーカリストの組み合わせ "Helen Merrill" 、 "Sarah Vaughan with Clifford Brown" の三部作の一枚.
 この三枚はあまりにも有名なので、ジャズ聴き始めたころにアナログ盤購入して聴きまくった愛聴盤.

 ダイナ は、いい意味で 「黒っぽい」 歌手.
 パワフルで、ブルージーな歌い方とても好きなんですが、どうしてこんなに CD 持っていないんだろ (笑)



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 このアルバムも "Dinah Jams" と同じ "Lover, Come Back to Me" で始まります.
 どうしても比較しちゃうんですが、とにかく "Dinah Jams" の演奏のインパクトが大きすぎる.
 あの演奏は、アルバム・タイトル通り 「ジャム・セッションここにあり」 って感じで、バック・ミュージシャンたちのソロをフューチャーしたとてもホットな演奏.
 ダイナ もパワー全開で、 「恋人よ帰ってきて」 というよりは 「きっと私の元に戻ってくる」 ってくらいの自信満々だったり (笑)

 今日のアルバムもほぼ同じくらいのセプテット編成ですが ダイナ の歌が中心、バックのソロ・パートも少しだけです.


 ちなみにこの "Lover, Come Back to Me" のヴォーカル版は何人かのアルバム持っていますが、みんなヴァース部分がないんです.



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 このアルバムのもう一つの目玉は、 6 曲目の "Backstage Blues" と 7 曲目 "Julie and Jake" .

 いかにもこういったライブらしい Terry Gibbs セクステットの演奏が入っています.
 それまでソロ・パートが本当に少なかっただけにのびのびと楽しんでる感があふれてる演奏になっています.
 この 2 曲は聴き応えありますね.


 アルバム全体が、いかにもライブという雰囲気を持っていてとても聴き易いアルバムです.




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 世間はお盆の夏休みでしたが、今年も特に用事はないのでお仕事.
 ボクの夏休みは 9 月にどこかへ写真でも撮りに行こうかと漠然と考えていました.

 ところが 9 月の第一週にどうしても 東京 に行く用事.
 せっかくだからここを夏休み足してのんびりしてこれればいいのですが、さすがにこの状態で 東京 に数泊して写真撮りながらブラブラは大ヒンシュクもの.

 仕方ないからここは日帰りだな.


 気分だけでも夏休みに浸ろうかと ・・・・・
 夏休みと言えば 「工作」 です (笑)



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 "ミニビースト" ・・・・・ 少し前にこんなもの作ってみました.

 もう 10 年位前、 学研 から発売されてた "大人の科学マガジン vol.30" に付録として付いていたものです.
 すでに絶版のため購入はできませんでしたが、キットは国内での「テオ・ヤンセン展」開催に合わせて発売されていました.

 今年も 7 月からの 兵庫県立美術館 で「テオ・ヤンセン展」開催の予定でしたか、新型コロナウイルスの影響で中止.

 キットは 9 月 30 日までの限定発売、 学研 から購入することができました.



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 こういうのに、男の子は萌えるなぁ.
 よくわからないけど、メカメカに男の子は萌えるのです.

 組み立てはとても簡単で、とにかくよくできています.
 風力で勝手に横歩きしていきます、この動きがまたいいんだなぁ.
 他に二種類発売されていますが、そっちも欲しくなってします.


 ボケ〜っとこういうの眺めてると、癒されますね.



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Dinah Jams

 今朝はいつもよりとても温かく感じる朝、雲が一面に広がり、結構速いスピードで流れていました.
 昼前には雨が降り始め、朝よりも気温が低くなったような感じ.
 この時期は、雨が降ると一気に寒く感じてしまいます.




 先日の クリフォード・ブラウン つながりのアルバムです.
 このアルバムもとにかくアツい演奏 ・・・・・・ というか、アツい歌声が聴こえます.
 ともすると、聴く側が圧倒的パワーの前に屈してしまいそうなアルバムです (笑) .






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   " Dinah Jams / Dinah Washington "





  1. Lover, Come Back to Me
        (S.Romberg-O.Hammerstein II) ・・・・・ 9:46
  2. Alone Together
        (A.Schwartz-H.Dietz) ・・・・・ 2:22
  3. Summertime
        (G.Gershwin-D.Heyward) ・・・・・ 2:27
  4. Come Rain or Come Shine
        (H.Arlen-J.Mercer) ・・・・・ 2:21
  5. No More
        (B.Russell) ・・・・・ 3:17
  6. I've Got You Under My Skin
        (C.Porter) ・・・・・ 5:18
  7. There Is No Greater Love
        (I.Jones-M.Symes) ・・・・・ 2:07
  8. You Go to My Head
        (J.F.Coots-H.Gillespie) ・・・・・ 11:08






  Dinah Washington (vo), Clifford Brown (tp),
  Maynard Ferguson (tp), Clark Terry (tp), Herb Geller (as),
  Harold Land (ts), Richie Powell (p), Junior Mance (p), 
  George Morrow (b), Keter Betts (b), Max Roach (ds)

  Recorded at LA, August 15, 1954.






 1954 年に吹き込まれた、スタジオ・ライブ ・・・・・・ ただ、スタジオ名までは明らかではありません.
 ライナーノーツを読むと、 キャピトル・スタジオ ではないか、というようなことが書かれていました.




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 ジャム・セッション 特有の、いろいろな楽器や歌との掛け合いが楽しめる、素敵なアルバムです.
 この日の演奏は、約 20 時間にわたるマラソン・セッションであり、残りの演奏が "Jam Session / Clifford Brown All Stars" として発表されています.
 これら 2 枚のアルバムに加えられなかった "Darn That Dream" 、 "Crazy He Calls Me" 、 "I'll Remember April" の 3 曲は、ボーナストラックとして 1990 年リマスター盤のリリースに伴ってこのアルバムに加えられています.


 ボクの持っている CD は、廉価価格でリマスター前のものなのでボーナス・トラックが入っていません ・・・・・ いずれは再購入しようと思ってます.
 アルバムの表記として、 2 曲目の "Alone Together" から 4 曲目の "Come Rain or Come Shine" までを 1 つのメドレーとして記載してある (全 6 曲) ものもあります.



 とにかくこのアルバム、 1 曲目 "Lover, Come Back to Me" を聴けば ジャム・セッション 独特の雰囲気がひしひしと伝わってきます.
 特にこの曲の後半部分の盛り上がりなんていったら ・・・・・・ 最高なのです.
 ソロの順序は、 D.ワシントン → C.テリー → H.ランド → C.ブラウン → K.べッツ & G.モロウ → H.ゲラー → M.ファーガソン → M.ローチ → J.マンス & R.パウエル → D.ワシントン .
 まぁこのアルバムの白眉と言ってもおかしくないでしょう.




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 ダイナ・ワシントン (Dinah Washington) は、 1924 年 8 月 29 日 アラバマ州タスカルーサ 生まれのブルース歌手.
 1963 年 12 月 14 日、睡眠薬や、痩せ薬などの薬剤やアルコールの同時過剰摂取により 39 歳で死亡.
 元々彼女はブルースなどを中心に幅広いジャンルを歌っており、このアルバムが吹き込まれた頃、すでにブルース歌手として有名だったようです.
 1954 年にプロデューサーに就いたボブ・シャッド ・・・・・ このアルバムのプロデューサーでもありますが、彼が EmArcy にきてから、彼女に本格的なジャズも歌わせるようになりました.
 このアルバムは、本格的なジャズを歌い始めた彼女の初期のアルバムということになります.



 6 曲目の "I've Got You Under My Skin" では、 3 人のトランペッター達がフィーチャーされていますが、いろいろ特徴があって面白い.
 ソロの順序は D.ワシントン → C.テリー → M.ファーガスン → C.ブラウン .
 特にわかりやすいのが M.ファーガソン ・・・・・・ 高音域を中心とした、血管が切れてしまいそうな演奏です.



 8 曲目 "You Go to My Head" 、ピアノをバックに朗々と歌い上げます.
 途中からドラムやベースが加わり、アップ・テンポに.
 ソロの順序は、 D.ワシントン → H.ゲラー → J.マンス → C.テリー → H.ランド → C.ブラウン → K.べッツ → D.ワシントン . 
 やっぱりこういう演奏は、 ジャム・セッション ならでは.
 そして、スタジオ・ライブという点が、このアルバムをとても素敵なアルバムにしているように思います.


 2 曲目 "Alone Together" は H.ランド 、
 3 曲目 "Summertime" は、 M.ファーガスン 、
 4 曲目 "Come Rain or Come Shine" は D.ワシントン をそれぞれフィーチャーし、バックは R.パウエル 、 G.モロウ 、 M.ローチ .

 5 曲目 "No More" は、 D.ワシントン 、 C.ブラウン がフィーチャーされ、バックは J.マンス 、 K.べッツ 、 M.ローチ .

 7 曲目 "There Is No Greater Love" は D.ワシントン に J.マンス 、 G.モロウ 、 M.ローチ .



 何度聴いても、 D.ワシントン の歌唱力は圧巻です.








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 雨が降り出す前の空 ・・・・・・・ .

 慌ただしかった10月も、気がつけばもう数日で終わり.
 先週でようやく一段落、あとは今週末の "いつもの講習会 山梨出張コース" のみです.
 各資料等の整理も終わり、金曜日の準備さえ無事に終われば、コース自体終わったにも等しいので.


 以前は月一ペースで山梨に行っていたのですが、ここ数年は活動の本拠地が東京になったため、約 2 年ぶりの山梨です.
 山梨に行き始めた頃は、 清里 越えでしたが、その後は 岡谷 から中央道利用がもっぱらの移動ルート.
 中央道全体に言えますが、アップダウンがあり、カーブもあったり、さらには覆面パトが結構いたりして、少しばかり走りにくいのですが、走るたびに昔のことなんか思い出します.

 そう言えば今の車にしたのも、この道を気持ちよく走りたいからでした (笑)

 天気のいい日、中央道から山梨県内に入り目の前に大きな 富士山 が見えただけで感動しちゃいます.
 金曜日も天気が良ければいいのですが ・・・・・・




 そういえば、一カ月くらい前に応募しておいたキャンペーンのポストカードが届きました.




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 またまた "プロメテウス" !!
 あまりに酷評が多いので、ボクは意地でも肯定派を貫いてしまいます.

 二度劇場で観たご褒美のポストカード.
 カード自体凄いというものではありませんが、気持ちの問題ですね.


 来年1月発売の Blu-ray 期待して待っています ・・・・・ モニター・キャンペーンも応募したので、そっちが当たると超うれしいのですが、そんなに甘くはないでしょうね (笑)
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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