Disk_Union

雨の日曜日

  ・ ・ ・ ・ ・ ・


 5 月 16 日、日曜日.


 休日だというのにいつもより早く目が覚め、
 いまにも降りそうな空見ながら通勤日よりも早い時間に朝食食べ、
 そんな空にピッタリの半世紀も前の "Echoes" ( Little Glee Monstersじゃないです) 聴きながら、
 することないからブログ更新、
 窓の外には リンゴ売り はいませんけれど、いつの間にか雨に変わってます ・・・・・・


 そんな、何かとっても損した気分になるような日曜日の朝です (笑)



9950 Pink Floyd 06_ Meddle
 ● おせっかい ( Meddle ) 1971 年 ●



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 最近のいろいろなことでも軽く書いてみようかな.


 まずは実家の草刈りです.
 昨日の土曜日、ちょっと早いかとも思いましたが、結構暑い日が続いたので行ってきました.

 まだ伸びてませんね ・・・・・・ 予想通り早かった.



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 ● イメージ写真: 2018.8 休耕地の草刈り ●

 あと一週間くらい遅くても良かったかな.
 でも、とても刈りやすかったので、予定より 1 時間ほど早く終わりました.


 天気予報では曇りということでしたが、途中からは青空が広がり作業するにはちょうど良かったかな.

 回数は増えてしまいますが、次回も早めに行って刈ったほうが絶対楽だな.



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 前の記事を書いたのが 13 日.
 内容は TBM レーベルの "Blues-Blues-Blues" についてでした.

 そしたら翌日の 14 日、 Disk Union の 塙 さんからビックリするようなコメント.

 なんとその日 TBM の新シリーズ 「three blind mice Supreme Collection 1500」 2021 シーズンが始動し始めると !!!

 今回は通算第 12 期からで、全部で 25 タイトル.



TMB202101POP0513-min
 ● Disk Union オンラインショップから ●

 塙耕記 さんが主宰する CRAFTMAN RECORDS からのリリースになります.

 ボクからしてみると、かなりマニアックなアルバムもあります.
 ボクが持っていないアルバムが 10 枚もありましたので、これらは内容に関係なくすべて購入します.


 そして今回のトップに位置しているのが、な・な・なんと " Blues World / 和田直 " !!
 先日の記事書きながらも、絶対再版されないだろうと思っていたんですが ・・・・・



20210516002
 ● Disk Union 塙耕記 氏 (Facebook より) ●

 この情報決して知っていて記事書いたわけじゃないですよ.
 それにしてもあまりにもタイムリー過ぎるなぁ.



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 これからの梅雨に向かってブログのタイトル画面も変更.
 やっぱりこのブログにはこんな雨の写真かな.



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 ● 2020.1.18 築地 あかつき公園 Model: Yumi さん ●

 それにしても、次に 東京 に行けるのはいつになることやら.
 EOS学園 もようやく 実践組 受講のお許しが出たものの、新型コロナの影響でコースそのものの開催すらできない状況です.

 開催が微妙な オリンピック がもし開催されてしまうと、当然その期間中に東京へ行くことはないだろうから.
 そうなると秋になってしまうのかな.



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 ● 2020.1.18 築地 あかつき公園 Model: Yumi さん ●

 そこまでポトレ撮影できないのは本当にツライ.

 ちょっと冬のモデル候補に交渉してみようかなぁ ・・・・・



 ブログといえば、約一か月前に URL を https 化しましたが、その際に過去の 「いいね」 がすべて 0 にリセットされました.
 記事によっては何百も貰ったものもあったのに ・・・・ 仕方ないことですが、残念.






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 ● 2021.4.26 VACILANDO COFFEE ●

 さて、しとしとと雨が落ちてますが、ちょっと街までコーヒーでも飲みに行くとするか.

 まだ 11 時前というのに、すでに眠い ・・・・・・



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Overseas

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 大雨に続いて、今度は迷走する台風.
 今夜未明から明日の朝にかけてボクの地域にも接近するようです.




0R9A1036
● 7/28 15:30 いつもの電柱の見える風景 ●

 今は午前中の雨もやみ、雲の間から青空も見えています.
 でもこれから明日の朝にかけて関東甲信越に接近し、大雨を伴うようです.


 大きな被害のないことを祈るばかり.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 午前中雨も降っていたこともあり、今日はのんびりと休息.
 小気味よいピアノトリオの演奏を聴いています.

 そういえばこのアルバム、まだここにアップしてなかったんだ (笑)





Flanagan03






  " Overseas / Tommy Flanagan "





  1. Relaxin' at Camarillo
        (Charlie Parker) ・・・・・ 3:20
  2. Chelsea Bridge [Take 3] 3
        (Billy Strayhorn) ・・・・・ 3:45
  3. Eclypso
        (Tommy Flanagan) ・・・・・ 6:00
  4. Beat's Up
        (Tommy Flanagan) ・・・・・ 4:20
  5. Skal Brothers
        (Tommy Flanagan) ・・・・・ 2:30
  6. Little Rock
        (Tommy Flanagan) ・・・・・ 7:00
  7. Verdandi
        (Tommy Flanagan) ・・・・・ 2:10
  8. Delarna [Take 3]
        (Tommy Flanagan) ・・・・・ 4:35
  9. Willow Weep for Me [Take 2]
        (Ann Ronell) ・・・・・ 6:20
  10. Delarna [Take 2]
        (Tommy Flanagan) ・・・・・ 4:35
  11. Verdandi [Take 2]
        (Tommy Flanagan) ・・・・・ 2:10
  12. Willow Weep for Me [Take 1]
        (Ann Ronell) ・・・・・ 6:12





  Tommy Flanagan (p), Wilbur Little (b),
  Elvin Jones (ds)
  Recorded at Stockholm, August 15, 1957.






 トミー・フラナガン の初リーダー・アルバムで、彼の代表作.
 1957 年、 J.J.ジョンソン・クインテットでヨーロッパ巡業中、 スエーデン で録音されました.

 オリジナルは 9 曲目までで、あとの 3 曲は CD 化のボーナス・トラック.






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 トミー・フラナガン といえば、まずこのアルバムを思い浮かべる人がほとんどではないでしょうか.
 ボクもジャズを聴き始めたころ、このアルバムはマスト・アルバムと言われましたから.

 
 代表的なバップ・ピアニストです.
 バラードではとても素敵なタッチで繊細なメロディラインを奏でますし、アップテンポな曲になると切れのいい演奏.

 特に好きなのが 8 曲目の "Delarna"
 ゆったりしたリズムの中でとてもきれいなメロディが流れます.
 途中からは小刻みなドラムの上をちょっとした高揚感持ちながら、それでもお喋りし過ぎないところがいいな.


 オリジナル曲が中心ですが、とても聴きやすい.
 よくスイングして、なにより歌心あふれるピアノが素敵なのです.


 そして、このアルバムではすべてブラシを使っている エルヴィン・ジョーンズ のドラムがいいんだな.




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 そんな "Overseas" のアルバムが、 LP 発売されます.

 仕掛け人はあの Disk Union ・・・・ といえば、 塙耕記 氏.

 少し前には "Introducing / Millie Vernon""Bash ! / Dave Bailey" といったかなり渋いアルバムを LP 化しています.

 マイナーなジャズを盛り上げている一人ですね.
 たまに 東京 に行って Disk Union のジャズ館などを覗くと、こんなにジャズ聴く人いるんだと思えるほど.


 180g の重量盤で、オリジナルマスターから新たにリマスター.
 ジャケットピンナップも 4 種類入っているようです.


 ボクの持っている CD もそんなに音悪くはないけれど、リマスター LP はどんな音になるんだろう.
 ピアノはもちろん、ベースや エルビン のブラシの音とかもすごいんだろうなぁ ・・・・ 聴いてみたいけど聴くことのできない哀しさか.




223132

 上の写真はこのアルバムのジャケット写真を 4 枚並べたものです.
 写真の 3 枚は スエーデン の メトロノーム 社から発売された、原版ともいえる EP アルバム3枚のジャケット写真です.
 アメリカ では プレスティッジ から、右下の C の字をデザインしたアルバムが LP として発売されました.

 ボクの持っている CD は輸入盤で 1999 年リマスターして作られたもので、緑地に C が並んだものです.

 オリジナル・ジャケットは左上のたばこを吸っている写真になるのでしょうか.
 最近のアルバムはこの写真が使われているようですが、ボクの中でこのアルバムのイメージはこの緑地に C ジャケットなんだなぁ.


 ただ、昔ボクが持っていたアナログ盤は、それらとは全然違う下のジャケットでした.
 当時、緑地に C のデザインのアルバムが欲しかったことを覚えています.




Overseas006

 トミー・フラナガン は 1970 年代からリーダー・アルバムが多く並びますが、 1950 年代から 1960 年代はたったの 4 枚しかありません.

 そのせいか、サイドメンとしてのイメージがどうも強い感じ.
 特に エラ・フィッツジェラルド との演奏は有名すぎますね.



 このアルバムは多くの批評の通り、全編歌心あふれるとっても気持ちのいいアルバム.
 ピアノ・トリオを代表する一枚に間違いないですね.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 それにしても ・・・・ 今日は朝から小雨模様ですが、昨日まで暑い日が続きました.
 昨日は勤務の都合で振替のお休み.

 結構暑い日でしたが、思い切って空き家になっている実家と休耕畑の草刈り.




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● 7/23 実家の近くの田園風景 ●


 数日前までの酷暑に比べると多少は気温も下がっていましたが、それでも激アツ.
 水分十分取っていても、頭はクラクラ、足は筋肉痛で、マジで熱中症の一歩手前.

 まだ 1/3 ほど残っていますが、この雨で今日はお休み.


 なんといっても全身筋肉痛で、晴れても身体動かす気になれませんでした (笑)




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Mr. Wonderful

 Disk Union はジャズを聴く方でしたらみんな知っているくらいの販売店ですが、ボクのような地方にはお店がないので、ほとんど縁がありませんでした.
 最近こそオンラインショッピングなどでたまに利用するものの、頻度的にはちょっと少なめ.


 そんなだから Tokyo Jazz ( Jazz TOKYO も)だって知らなかったし ・・・・・・ これはジャズ聴くものとして恥ずかしいくらいのことかもしれません.
 ましてや Thinks! Records なんて ・・・・・ ???
 ボクの場合は以前からジャズ雑誌などほとんど読んでいなかったので、こういった情報には本当に疎いのです.

 今日はそんな Disk Union の Think! Records について勉強してみましょう.




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 ( Disk Union ジャズ担当 塙耕記 氏)

 Disk Union の制作部門 (これはあくまで想像です) に Think! Records というレーベルがあります.

 ジャズのリイシューだけにとどまらず、 山口いずみ さんの新譜をはじめ海外の民族音楽から、昭和歌謡と呼べるようなものまで、とにかく幅広いジャンルのアルバムをアナログ盤も含めてリリースしています.

 少し前にはボクの大好きな Three Blind Mice (以下 TBM) や日本のジャズ、最近では Steeple Chase のリイシューなどなど.

 その仕掛人とも呼べる方が上の 塙 氏 ・・・・・ Think! Records のアルバムの監修を務めているようですが、具体的にどんなことをしているのかはちょっと不明.


 ちなみに 2012 年には "Blue Note プレミアム復刻シリーズ" というアナログ盤の再販があり、この監修に 塙 氏が関わっていますが、こちらは Think! Records ではなく、確かユニバーサルミュージック・ジャパン だったかな.


 ジャズ雑誌のレビューなどでもよく見かける方です.




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  (当時 Disk Union から送っていただいたカタログ)

 ボクが初めて Think! Records を知ったのは、 2013 年 6 月から TBM のリイシューを Blue-spec CD で発売した時でした.
 第 1 期のフライヤー見てみたら、全 7 期 43 タイトルと記載してありました ・・・・・ このフライヤーも第 5 期分までの 3 枚頂いたなぁ.

 その後販売好調 (?) だったせいか、翌年 2014年の 8 月まで 10 期にわたり全部で 69 タイトル.
 ですので上記のカタログは 2014 年 7 月に送っていただいたものです.

 さらに 2016 年 9 月に第 11 期として 10 タイトル追加で、 79 タイトルになりました.
 TBM のアルバムは全部で 140 タイトル弱なので、半数以上のアルバムを一気に再販したことになります.

 この再販のニュースを聞いた当時は、
  「すごいことするなぁ、ジャズというマイナーな世界で、さらにマイナーな国内レーベルの再販 ・・・・・ 絶対赤字じゃないの」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




19 006

 そうは思ってもボクにとってはこれはもう超感動ものだったので、その時期に持っていなかった CD すべてを購入しました.
 1 枚 2,500 円 + 消費税 という、その当時のボクからするととても高額な CD でしたが.

 さらにこれらの中には絶対好みと違う、購入しても間違いなく一度聴いてお終い、という感じのものもありましたがそんなこと関係なくみんな !!

 半数ほど持っていなかったかな.
 いかんせん TBM の CD は、いろいろ探してみるもののオークションでたまに見つけるくらいしかなかったので.


 ちなみにボクが通っていたジャズ屋では Three Blind Mice は、スリー・ブラインド・マウス なんです.
 ボクも最近までずっと、それが正しいと思って呼んでいました.
 今でもたまにそう言ってしまいます (笑)

 でも正しくは スリー・ブラインド・マイス で、ネズミが複数なんですよね.




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 (今日届いたカタログ)

 Think! Records はすでに 300 枚以上のアルバムリリースをしているようです.
 一躍有名になったのは "和ジャズ" と呼ばれる "昭和ジャズ復刻シリーズ" じゃないでしょうか.
 TBM よりももうひとつ前、 1960 年代を中心にした国内ジャズ・アルバムたちです.


 小川隆夫 氏はそんな時代の タクト・レーベル に結構思い出があるようですが、ボクはやっぱり TBM 時代.
 少しリアルタイムに被った時期だったこともあるのかもしれませんが、 70 年代からだなぁ.

 どうもそれ以前になってしまうとなかなか CD 買ってまでという気持ちになってしまいます.
 これは、例えば今 Charlie Parker をなんとなく聴きたいと思わないような感覚にも似ています.
 決して主流派のアブストラクティブな演奏だけが好みという訳ではないんだけれど ・・・・・・・・


 今日届いたカタログ見てみると、このシリーズの中で "山女魚/宮沢昭" 、 "What's Happened ? Miya / 宮之上貴昭" 、 "Hush-Bye / 森山威男" の三枚がボクの家の棚にもありました.

 買った時はこのシリーズなんて全く気にもしないでの購入でした (笑)


 ちなみに私、こうみえても国内ジャズ結構好きで、その昔放送していた Inter FM "Jazz Conversation" には TBM の曲をいくつかリクエストし、かなりかけていただいた記憶があります.
 パーソナリティは 小川隆夫 氏でしたが (笑)




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 昭和ジャズ復刻シリーズ はかなりの反響を生んで、今でも売れているアルバムが多いようです.
 ちなみに TBM のリイシューも、このシリーズの一つという位置付けのようです.

 このあたりのことは最近刊行された 小川隆夫 氏の "TBM" の中で、 塙 氏と 小川 氏の対談に結構書かれています.
 興味のある方はぜひ購入して読んでください、 TBM にちょっとでも興味ある方にはとても面白い本だと思いますよ.
 Think! Records についてもいろいろ語っておられます.


 そんな Think! Records が最初に出したアルバムが "4 SONGS EP + 2 / KALIMA" というクラブ系のアルバムで、 2005 年 11 月 24 日にアナログ LP として発売されました.
 初期のアルバム見ていると他に 青江三奈 とかあって ・・・・・・・ ちょっとしたカオス感が漂ってもいます.


 CD 業界そのものが厳しい時代でもあるようですが、これからも頑張ってほしいですね.
 そして TBM の完全コンプリートしてほしいなぁ (笑)






 そんな Think! Records が昨年 12 月に発売したアナログ盤 TBM の一枚が今日のアルバムです.
 三枚のアナログ盤を発売したのですが、最初に思ったのがなぜこの三枚 ???

 そしてその三枚中、 Disk Union で唯一売り切れになっているのがこのアルバムなのです.






Hosokawa001001






  " Mr. Wonderful / 細川綾子 "





  1. Wrap Your Troubles In Dreams
          (H.Barris-T.Koehler-B.Moll) ・・・・・ 3:30
  2. Misty
          (J.Burke-E.Ganer) ・・・・・ 5:38
  3. Our Love Is Here To Stay
          (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 4:03
  4. My Foolish Heart
          (V.Young-N.Washington) ・・・・・ 5:21
  5. Bridge Over Troubled Water
          (Paul Simon) ・・・・・ 5:43
  6. Whwn You Smile
          (R.Macdonald-W.Salter) ・・・・・ 2:58
  7. Mr. Wonderful
          (G.D.Weiss-L.Holofcener) ・・・・・ 3:54
  8. Feel Like Makin' Love
          (Eugene B McDaniels) ・・・・・ 4:18
  9. The Lady In A Tramp
          (R.Rogers-L.Hart) ・・・・・ 2:43






  細川綾子 (vo), 西条孝之介 (ts), 横内章次 (g), 山本剛 (p),
  福井五十雄 (b), 小原哲次郎 (ds), 横井俊雄 (viola), 
  岡本和夫 (cello), 玉野嘉久 (vln), 森岡美穂子 (vln)
  Recorded at Epicurus Studio, Tokyo, June 9 & 10, 1977.






 ボクの持っているものは 2014 年 7 月に発売された Blue-spec CD .
 第 9 期で発売された 7 枚のアルバムすべてが女性で、 6 枚がヴォーカルものだったと思います.

 書籍 "TBM" の中では、このアルバムのことも 塙 氏と 小川 氏の対談の中に出てきます.





Hosokawa001-2001

 1 曲目の選曲がいいですね.
 とても軽快で、アルバムの最初を飾るにはぴったりした感じの曲です.

 どこから聴いても日本人のヴォーカルです ・・・・・・
 ボクに言わせると 「だから問題でも ?」 って感じです.

 ヴォーカルだけでなく、演奏も日本人だからダメという人がおいでのようですが、どうなの.
 別に黒っぽくなきゃジャズっていうことでもないし、もっといろいろな演奏があっていいんじゃないでしょうか.
 逆に日本らしさにホッとできる部分もあるんじゃないのかねぇ.


 だからボクは ホンタケ が好きだし、 TBM も大好き.

 このヴォーカルにしたって、日本人らしさが出ているけれど、普通にうまい.
 発音も聴きやすいと思います.




Hosokawa Ayako 001

 このアルバムで一番好きなのは 7 曲目"Mr. Wonderful"
 ギターの伴奏でしっとりと歌い上げています.
 声もものすごくきれいですし、ギターの伴奏もいいなぁ.

 癒されます.

 スタンダード中心ですが、当時流行っていたポピュラー・ソングも入っています.
 "Bridge Over Troubled Water (邦題: 明日に架ける橋)" は サイモン & ガーファンクル の有名な曲ですし、 8 曲目の "Feel Like Makin' Love (邦題: 愛のためいき)" は ロバータ・フラック が歌って大ヒットした曲です.

 彼女自身はジャズ・シンガーとは思わず自らポピュラー・シンガーと言っていたようですが、それもありかなと思わせるようなアルバムです.

 それとこのアルバムの聴きどころは伴奏陣.
  2 曲目は有名な "Misty" ですが、歌伴として 山本剛 がどんなピアノを弾いているかも楽しめますよ.
 西条孝之介 のテナーも聴きどころありますし、ギターの 横内章次 も ・・・・・・・



 細川綾子 さんは現在も現役ミュージシャン.
 今年も 4 月 19 日には 阿佐ヶ谷 スタッカート でライブを開催しています.

 いろいろな意味で聴けば聴くほど楽しみが広がってくるアルバムなのです.
 









 Disk Union には縁がなかったと最初に書きましたが、実はボクの Disk Union デビューは CD ではなくて アート でした.


 それがこの "海洋地形学の物語" のリトグラフ

 たまたまオークションで見つけた Roger Dean の出品者が Disk Union .
 変なところで繋がっていました (笑)






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 今日は東御市の風景はお休みして TBM マイ・ベスト 5
 書籍 "TBM" の 塙 氏との対談の最後にベスト 5 を聞いていましたので、ボクもそれをパクってみました.
 でも TBM 好きな人だったらわかると思うけれど、絶対同じにはならないはず.
 とにかくいろいろな演奏が TBM にはあったから.


 1. Blue City / 鈴木勲
 これは恋の思い出や通っていたジャズ屋の思い出が思いっきり被っているから.
 それと "Play Fiddle Play" での 渡辺香津美 のソロが大好き、特に出だしのフレーズでノック・アウトです.

 2. The In Crowd / 山本剛
 クリスマスの Misty 三部作の一枚で、三枚とも好きですがやっぱりこの "The In Crowd"
 大由彰 の演歌チックな演奏が大好きで、昔みんなでフレーズ口ずさんだなぁ.

 3. Coco's Blues / 和田直
 このアルバムは初めて聴いてぶっ飛んだ. 
 それまで 和田直 なんて全く知らなかったので、彼のブルージーなギターにビックリでした.

 4. MINE / 峰厚介
 これは内容云々でなく、記念すべき TBM の第一作だから.
 ちなみに 藤井武 さんにお会いした時にこのジャケットにしっかりサインいただきました.
 オビをよく見たら、しっかり "昭和ジャズ復刻シリーズ" のロゴが書かれてましたね.

 5. Greensleeves / 横内章次
 5 枚に絞るなんて土台無理ではありますが、最後は超マニアックに.
 中でも "Your Watch Is Ten Minutes Slow" 、 田代ユリ さんのオルガンが大好きです.



 やっぱり TBM 最高だな.

 残りのアルバムも誰か出してくれないかなぁ ・・・・・・・・


 最後は Think! Records ではなく TBM になっちゃいました (笑)




 そうそう、 Steeple Chase の今後の販売ですが、カタログ写真載せますのでたくさん購入してください.
 ボクはとりあえず第 2 期の Billy Harper いきます.



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Swedish Lullaby




 12 月 30 日です、残すところあと一日.
 山歩きしていると振り返ってみて結構近かったように感じることがありますが、この一年もあっという間に終わってしまう感じです.


 とりたてて目標を作っている訳でもなく、目の前のことをクリアしていくだけであっという間に一年が過ぎてしまいます.
 来年は何か新しい目標でもたててそれに向って進もうかと思っているのですが、きっといつも通りに終わってしまうのかなぁ ・・・・・・


 さて、明日は超まったり過ごす予定なのでこれが今年最後のブログ ・・・・・ 今年 104 回目の更新になります.
 先日も書いたように、思ったよりも更新できました.




2014.12.30 002

 朝から厚い霧に覆われていましたが、 11 時頃からようやく陽がさしてきました.



 今年最後のアルバムは、なにげにジャズっぽくなかったりします.
 最近はどうも北欧のジャズが注目されたりしているようです.
 一部には Disk Union 様の戦略効果のようにも受け取れてしまいますが (笑)


 とりあえず面食いのボクが選んだ今年最後のアルバムは ジャケ買い 必須とも言えるようなアルバム.
 ただし、ボクはこのアルバムに関しては ジャケ買い ではありませんでしたが ・・・・・・







Storm002







  " Swedish Lullaby / Sidsel Storm "





  1. Swedish Lullaby
       (S.Storm-P.Otto) ・・・・・ 5:06
  2. The Day He Returned
       (J.Dueholm) ・・・・・ 5:38
  3. Within A Lifetime
       (S.Storm-L.Janson) ・・・・・ 6:09
  4. All Or Nothing At All
       (J.Lawrence-A.Altman) ・・・・・ 4:01
  5. Stolen Years
       (S.Storm-P.Otto) ・・・・・ 3:58
  6. Hazy Mind
       (S.Storm-L.Janson) ・・・・・ 4:30
  7. Emily
       (J.Mercer-J.Mandel) ・・・・・ 4:38
  8. Don't Turn The Lights Out
       (J.Dueholm) ・・・・・ 3:41
  9. Secret Game
       (S.Storm-L.Janson) ・・・・・ 4:13
  10. Playing My Heart
       (J.Dueholm) ・・・・・ 5:15





  Sidsel Storm (vo), Lars Janson (p.Rhodes), 
  Jesper Thorn (b), Morten Lund (ds.perc),
  Gunnar Halle (tp), Alexander Kraglund (vln.harmonica),
  Carl-Oscar Osterlind (cello), Peter Otto (org)





Storm002-2

 正直、ボクの描いているジャズ・ヴォーカルっぽさはありません.
 部分的にジャズ・テイストはあるのですが、どうもジャズを聴いているような感じじゃないんだなぁ.

 Norah Jones のような感じとでも言うのかなぁ.


 バックの演奏なんてきちんとしたジャズっぽさがあるんですが、ヴォーカル部分が洗練され過ぎているというのか ・・・・・・・・・
 彼女の顔とぴったりマッチした感じなんですね.

 堅苦しいジャズの枠に囚われなければ、結構楽しく聴くことができます.




Sidsel Storm 002

 シゼル・ストーム : Sidsel Storm は デンマーク 出身のジャズ・シンガー・ソングライター.
 アルバム・タイトルが Swedish だったのでてっきり スウェーデン だと思っていました.
 2008 年に発表した "Sidsel Storm" が結構評判になり、日本でもいろいろなところで取り上げられたせいか人気があるようです.
 まぁ一番はその美貌でしょうか. 

 このアルバムは彼女の 2 枚目のアルバムで、日本でもかなり売れたようです.
 そしてその多くは ジャケ買い ・・・・・・・ だったようですな (笑)


 肝心の歌ですが ・・・・・・・・・・
 声はキレイなのですが、ちょっとジャズには似合わないような声って感じをうけました.
 だから、このアルバムのような "ちょっとジャズっぽい" 演奏が似合うのかもしれません.
 決して、このアルバムが悪いということではありません.



 上の写真は Disk Union で発行している "Jazz Perspective" という雑誌の創刊号の表紙に使われた写真.
 ちなみにこの雑誌の創刊号の紹介文には

 「これは、ジャズの雑誌です。ファッション雑誌ではありません。 ・・・・・」




Sidsel Storm 001

 そんな "Jazz Perspective" ですが、実はかなり前からこの雑誌のことは知っていました.
 最初に知ったのが Azumino さんの ブログ記事
 ちょうど 4 年前ですね.
 それ以降も Azumino さんのブログにはたびたび登場しています.


 Azumino さんの記事でちょっと興味持ったのですが、 Disk Union から出ていて 1,000 円もするというので特に購入しようという気にもなりませんでした.
 きっと Disk Union による、アルバム販売促進のための雑誌だろうな ・・・・・・ くらいの認識でしたし.



 ところが "ストックホルムでワルツを" を観た映画館にこの雑誌が置いてあったり、さらに Facebook のお友達 (と言っても、まったく面識ありませんが) がコラムを連載しており、最新号ではこの映画のことを書いたりしていることから、最近になってようやくこの雑誌に興味が出てきました.




Book Jazz Perspective 00221

 一冊購入したら結構面白かったので、 vol.3 から購入.
 創刊号と vol.2 は絶版で購入できませんでした.
 ちなみに創刊号に至っては、ヤフオクで 7,000 円くらいの価格設定、ただただビックリです.


 内容的には一般的なジャズの雑誌とは一線を画している感じ.
 ルーキー向けとは言い難いです.
 その分ヨーロッパなどのあまり知られていない部分を特集していたりと、読み物としても結構面白いのです.


 暇な時にパラパラしながら読むにはもってこいなので、しばらく購入してみようかと思ってます.
 ただ、少し前から価格が 1,620 円に値上がりしたようで、これについてはかなり批判的な意見が出ていました.
 製本もきれいで紙質もいいのですが、やっぱり 1,620 円はちょっと高いとボクも思っています.






 さて、年末になって大きなお買い物.
 いよいよボクも、 "L" の世界に踏み込んでしまいました.


 と言っても、少し前にブームになったアメリカ・ドラマ "L の世界" のことではありません.




2014.12.29 0010

 EF 16-35mm f/4L IS USM ・・・・・・ あこがれの 赤ハチマキ !! (最近は 赤ハチマキ ってあまり呼ばないようですが)

 11 月に注文しておいたレンズが昨日やってきました.
 当初 3 カ月待ちということでしたが、約 2 カ月.


 シロウトながらいろいろ考え、このレンズを購入.
 カメラ自体を 7D mark ll に変えようかと思ったこともありましたが、バリアングル液晶とタッチパネルはとても便利なのでボディ更新はやめて、レンズの購入でした.

 APS-C でも L 付けちゃいます、
 付けたからと言っていい写真が撮れるなんてことはありません、
 要は気持ちの問題、
 とりあえず格好からでしょ (笑)


 山の風景や街撮り中心なので、このくらいの広角ズームにしました.


 次は 6D mark ll の発売を待つだけだな.
 きっとバリアングル、タッチパネル装備で出してくれますよね、キャノンさん.




2014.12.30 0017

 さりげなくバックのアルバムを変えたりして カシャッ .


 大口径のレンズはそれだけでも迫力もの ・・・・・・・・・ それにしても重くなったねぇ.



 ということで、とりあえず平成26年のブログはこれで終了.
 今年も多くの方が拙ブログにお越しいただきまして、本当にありがとうございました.


 皆様にとりまして新年が良い年になりますように.


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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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