Distagon

今年最後の Zeiss Meeting

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 15 日、 コシナ からメールで、 NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical VM Type I/II と NOKTON 40mm F1.2 Aspherical RF-mount が 1 月に発売になるようです.


 攻めてますねぇ コシナ .
 同じ 長野県 の企業なので応援しちゃいます.

 来年の CP+2024 もまずは コシナ からかな (笑)



VM-28
 ● NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical VM Type I/II ( コシナ ホームページから) ●

RF40
 ● NOKTON 40mm F1.2 Aspherical RF-mount ( コシナ ホームページから) ●

 VM マウントはボクには関係ないのでフゥ〜〜〜ン程度ですが、 40mm の RF マウントはいいですね.
 ゆっくりですが RF マウントが増えていくのはうれしいです.

 でも、この記事を最初に見た時に思ったのは ・・・・・・



 「 Apo-Lanthar じゃないのかい〜〜〜〜〜〜っ」



 1 月に発売される NOKTON も魅力的ではありますが、きっと 200,000円くらいの金額になってしまうでしょう.
 今のボクではちょっと無理なので、 Apo-Lanthar 出るまでは我慢です.



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 スキー場がほんとにヤバイ.
 昨夜もスキー場は雨で、せっかくの雪がガンガン解けてしまい、今日は人力でゲレンデに雪を運んで何とか営業しているようです.
 明日から寒くなるようですが、一発ガツンと降って欲しい.

 そんなスキー場で、久しぶりにやっちまったお話し.



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 ● 2023. 12. 14. EOS R3 + RF 24mm F1.8 MACRO IS STM ●

 14 日、いつものようにスキー場でスナップ撮影.
 いつものように午前中 2 時間ほど滑って、写真撮って帰宅.
 PC にデータ移そうと思ったら ・・・・・・・


 なぜか雪の色がオレンジ色っぽい.

 10 日の午後、夕焼けをケルビン上げて撮影したのですが、設定を戻すのを忘れてました.
 いつも撮影前に ISO 感度、絞り、シャッタースピードなど確認して撮っていますが、普段ほとんど変更しないホワイトバランスが変わったままだったとは思いもしません.



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 ● 2023. 12. 14. EOS R3 + RF 24mm F1.8 MACRO IS STM ●

 ゲレンデ写真はよほどのことがない限り JPEG 保存.
 JPEG だと DDP (Digital Photo Professional)でホワイトバランスを変更できないんですよね.
 もう一つのソフト PhotoDirector では一応ホワイトバランス調整でき下のような写真を作れますが、 RAW データのような修正まではいかないので、ちょっと微調節欲しいところ.

 これ以上やると逆に青みが強くなってへんな感じになってしまいます.



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 ● 2023. 12. 14. EOS R3 + RF 24mm F1.8 MACRO IS STM ●

 ということで最初のようなモノクロ写真にしましたが ・・・・・・・

 なんとなく雰囲気違うかなぁ.



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 さて今日の本題、久しぶりに Zeiss Meeting してきました.
 前回が7月だったので、半年近くご無沙汰でした.
 今回は先日購入した Distagon T* 2,8/21 ZE のお披露目.

 会員 No.3 Y 口君は奥様が体調不良のため欠席、いつもの shige 君 と二人だけになってしまいましたが、今回も 沼 の中をかき回すようなお茶会でした.



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 ● EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE : F2.8 1/100 秒 ISO-400 ●

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 ● EOS R3 + Planar T* 1,4/50 ZE : F1.4 1/40 秒 ISO-400 ●

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 ● EOS R3 + Planar T* 1,4/50 ZE : F2.5 1/100 秒 ISO-400 ●

 ミーティング場所は、当初ボクの家の近くの すみれ屋 さんで計画しましたが、運悪く貸し切り予約が入っていたため、前回と同じ Tortoise Coffee に.

 いい年したオヤジ二人が、コーヒー一杯で1時間半、オタクなレンズの話している姿は周りから見るとドン引きものでしょう.
 おまけに椅子が壊れるハプニングなどもあって ・・・・・




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 ● EOS R3 + Planar T* 1,4/50 ZE : F1.4 1/100 秒 ISO-400 ●

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 ● EOS R3 + Planar T* 1,4/50 ZE : F2.8 1/100 秒 ISO-400 ●

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 ● EOS R3 + Planar T* 1,4/50 ZE : F1.4 1/100 秒 ISO-400 ●

 最初お店のご主人にお断りして、話しながら店内をいろいろ試写.
 お客さんが増えてきたら、シャッター音はサイレント ・・・・・ こういうところがミラーレス機の強みの一つ.
 机の上には Zeiss レンズが 4 つ、カメラも 3 台並んでます.

 shige 君 は CONTAX Distagon T* 2,8/28 を持参.
 先日ブログで記事にもしていた、厚めの CONTAX P-filter 装着してありました.
 レンズはかの有名な ヤシコン・マウント です.


 これらのオールドレンズは、 shige 君が買ったわけではなく、今は亡きお父様のレンズ資産.
 ゴム部分も劣化がなく、すごくいい保存状態です.
 彼の実家にはそんなレンズがゴロゴロしてるようです ・・・・・ 当然 Leica などというブランドのカメラもあるようです.



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 ● EOS R3 + Planar T* 1,4/50 ZE : F1.4 1/160 秒 ISO-400 ●

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 ● EOS RP + RF 24mm F1.8 MACRO IS STM : F1.8 1/200 秒 ISO-800 ●

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 ● EOS RP + RF 24mm F1.8 MACRO IS STM : F1.8 1/200 秒 ISO-800 ●

 下の写真は Distagon T* 2,8/21 ZE のフードですが、Distagon 3,5/18 の表記もありますが、これは同じレンズ口径 82mm なので共用になっているため、二つのレンズ表記がされています.


 ミーティングとは言うものの、超お軽いお茶会なので、話の内容は他愛ないことばかり.
 まぁそういうどうでもいい話をしている時間が、年取ると楽しくなってくるんですね.


 次回は 2 月の CP+2024 、すでに三人とも事前登録済んでます.
 当日は会場で落ち合って、一日ブラブラする予定です.


 当然ですが、目指すは コシナ ブースですね (笑)



 最後にお茶会終わった後に、お店周りのスナップ撮り.
 こちらはホワイトバランス間違えたわけではなく、最初からモノクロでの撮影.

 Distagon もいいけれど、 Planar もいいなぁ ・・・・・



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 ● EOS R3 + Planar T* 1,4/50 ZE : F1.4 1/5000 秒 ISO-100 ●

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 ● EOS R3 + Planar T* 1,4/50 ZE : F1.4 1/5000 秒 ISO-100 ●

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 ● EOS R3 + Planar T* 1,4/50 ZE : F1.4 1/2000 秒 ISO-100 ●

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 ● EOS R3 + Planar T* 1,4/50 ZE : F1.4 1/4000 秒 ISO-100 ●










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Welcome Snow Season

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 先日も写真アップしましたが、 湯の丸スキー場 が 12 月 2 日にオープン.
 今年も昨年同様に、暖冬で一週間遅れのオープンでした.

 ただ昨年よりも降雪機の運転ができたので、第 2 ゲレンデ上部もしっかり雪が着いています.


 ここ数日またた暖かい日が続いています、自然の雪が欲しいところ.



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 ● Carl Zeiss Distagon T* 2,8/21 ZE ●

 さて Distagon T* 2,8/21 ZE ですが、遅れて注文したレンズフィルターも届きました.
 このレンズは マップカメラ で中古品購入したことは前にも書きましたが、その時にポイントがたしか 5 倍キャンペーンなるものがあったようで (よく確認しなかったので不確定情報です) 、 4,500 円分のポイントが付いていました.
 これはほんと、有難い.
 おかげさまで、そのポイント使ってのフィルター購入は懐をまったく痛めることがありませんでした.

 フィルターはピンキリですが、ボクは単純に保護だけが目的なので、最近は マップカメラ プロデュースの安いものばかりです.



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 今日は天気もまずまずで家の外も暖かかったので、午前中 Distagon と Milvus を持ってゆるく撮り比べてみようとスキー場に上ってみました.



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 ● 2023. 12. 7. :EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE : F5.6 1/640秒 ISO-400 ●

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 ● 2023. 12. 7. :EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE : F5.6 1/800秒 ISO-400 ●

 ところが、風が結構強くてゲレンデでレンズ交換するのがちょっと嫌な状況.
 おまけに雨でも降りそうな雲、ほんの一瞬青空が見えたので期待しましたが、それだけで終わりました.
 気温は 1〜2 ℃ くらいですが、風のおかげで体感温度はかなり低く感じます.
 菅平 方面は陽が当たってるのに ・・・・・・・


 ということでせっかく持っていった Milvus は使うことなく、 Distagon で少し撮り、その後はいつもの RF 70-200mm F2.8L IS USM となりました.



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 ● 2023. 12. 7. : EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE : F5.6 1/800秒 ISO-400 ●

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 ● 2023. 12. 7. : EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE : F5.6 1/800秒 ISO-400 ●

 Distagon で撮ってみた感想は、感覚的にすごく奥行きがある感じがします.
 今までも EF 16-35mm F4L IS USM という超広角ズームで撮影してましたが、なんか違う気がします.

 まぁ撮り比べは天気のいい日に街の中でも散歩しながらですね. 
 折角なのでスキー場のスナップを載せましょう.

 一昨日と今日の分です.
 一昨日もそんなにいいお天気とまでは言えませんでしたが、今日に比べれば全然晴れって感じですね.



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 ● 2023. 12. 5. : EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F5.6 1/2000秒 ISO-400 ●

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 ● 2023. 12. 5. : EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F18 1/40秒 ISO-100 ●

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 ● 2023. 12. 5. : EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F5.6 1/2500秒 ISO-400 ●

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 ● 2023. 12. 5. : EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F4.0 1/2500秒 ISO-400 ●

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 ● 2023. 12. 5. : EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F4.5 1/1600秒 ISO-400 ●

 ちょっとばかり流し撮りにもチャレンジ.
 最初 1/40 秒というかなり遅いシャッタースピードでチャレンジしましたが、ほとんどダメ.

 1/80 秒でなんとか ・・・・・ って感じでした.

 スキー場での流し撮りって条件がかなり厳しいので、ボクのレベルでは 100 コマ撮って 2・3 枚ピントが合えばいいかなと思ってます.

 ちなみに流し撮りのモデルは 湯の丸スノーボードスクール 学校長の 相原 さんです.



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 ● 2023. 12. 7. : EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F3.2 1/10000秒 ISO-400 ●

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 ● 2023. 12. 7. : EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F3.2 1/1600秒 ISO-400 ●

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 ●RF 70-200mm F2.8L IS USM EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F3.2 1/1600秒 ISO-400 ●

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 ● EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F3.2 1/4000秒 ISO-400 ●

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 ● EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM : F3.2 1/800秒 ISO-400 ●

 サングラスしてるので、ファインダーの中がかなり暗くて、ちょっと露出オーバーだったり、アンダーになったり ・・・・・ ちゃんとサングラス外せばいいんですが、天気の悪い日はどうもそういうのが億劫になってしまいます.


 今シーズンも始まりましたので、自分の健康維持も含めてできるだけ上りたいと思ってます.



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Zeiss Distagon T* 2,8/21 ZE

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 数ヶ月前から探していたレンズをようやく手に入れました
 いつかは ディスタゴン ・・・・・ こんな謳い文句なかったでしょうか.



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 Distagon と言えば Carl Zeiss を代表する広角レンズ.
 Distagon の名前が付いているレンズは、マウントや焦点距離の違う多くのレンズがあります.
 種類がとても多いのでぼくのようななんちゃって ツアィス・マニア にとっては正直わかりづらい.

 コシナ 製の EF マウント (キヤノン) レンズだけでも
  15 mm F2.8 ZE
  18 mm F3.5 ZE
  21 mm F2.8 ZE
  25 mm F2 ZE
  28 mm F2 ZE
  35 mm F1.4 ZE
  35 mm F2 ZE
 こんなにあります.


 しかし、国産生産の Distagon はすべて生産終了しており、市場に出回っている中古のみになります .
 一部ネットでは新品購入できるという表示もありますが、きっと在庫という意味でしょう (違っていたらゴメンナサイ) .


 同じディスタゴンでも、コントラストがどうのとか、色調がどうたら ・・・・ いろいろ違うみたいなのです.

 まぁその違いが分かるようになるには、膨大なお金と時間が必要になって、地上からの光が全く届かない沼の底にでも行かないと無理でしょう (笑)



DISTAGON-21mm-lens2

 実はこの Distagon に関しては、昨年から Contax のオールドレンズ購入を検討していました.
 しかし、当時使用していた EOS 5D Mark lV にマウントアダプター着けても、後玉がミラー部に干渉する可能性が高いということで、 Milvus 2/35 ZE (以下 Milvus ) にした経緯があります.

 当然その頃も コシナ の Distagon はあったので、沼の案内人 shige君 から コシナ を勧められ一度はそちらに決定しかけたのですが、当時はどうせ買うんだったら現行品のほうがいいかと、 Milvus にしました.

 この頃はオールドレンズっぽいクセができるだけ少ないほうがいいような気がしてました.

 マニュアルフォーカスの楽しさに断然ハマってしまったので、やっぱ Distagon 一本は欲しい.


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 ● 黒い三連星 : Milvus 2/35 ZE ⇒ Planar T* 1,4/50 ZE ⇒ Distagon T* 2,8/21 ZE ●

  コシナ Carl Zeiss Distagon T* 2,8/21 ZE


  レンズ構成 : 13群16枚
  最短撮影距離 : 0.22m
  フィルター径 : 82 mm
  重量 : 600 g
  発売 : 2009 年 10 月 19 日
  価格 : 194,000 円


 持った感じは、普段使っている Milvus が 650g なので、そんなに重いという感じはありませんが、大きさがちょっと大きい感じはします.
 レンズ口径が大きいこともあります.

 改めてみると、メチャ高いレンズじゃないですか.

 ボクはいつもの マップ・カメラ で中古購入、 「美品」 を税込 100,000 円ちょっとで購入.

 中古レンズ購入は初めてでかなり不安はありましたが、届いたレンズ見たらビックリ.
 めちゃくちゃキレイで、使用感がないんですよね.
 この買い物は満足度超高い買い物でした.

 マップカメラ信用できるなぁ、地方在住者にはとてもありがたい.




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 ● 黒い三連星 : Planar T* 1,4/50 ZE ⇒ Milvus 2/35 ZE ⇒ Distagon T* 2,8/21 ZE ●

 持っていた ツアィス レンズは Milvus と Planar T* 1,4/50 ZE (以下 Planar) の 2 本.
 Milvus のレンズ構成が Distagon タイプのため、レンズ正面の表記も Distagon とあります.
 Distagon タイプとは言うものの、本家 Distagon とはきっと写りなど違うんじゃないかなんて思い始め、危険思想が芽生えました.

 マニュアルフォーカスが楽しくなり、そんな考えもどんどん増幅.
 第 3 の使徒ならぬレンズ選びするようになってました.


 同じ コシナ 製 Voigtlander もすごく気になってました.
 最近になって NOKTON RFマウント が発売になったものの、焦点距離や価格から今後も購入はないかな.
 Voigtlander に関しては Apo-Lanthar の RF マウントが出た時には購入を前提に検討する予定.



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 ● EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE ●

 ちなみに Canon の L レンズ系に至っては、性能云々の前に金額的にちょっと手が届かないところまで行っちゃった感じで、今のところ検討する気にもならない.

 となると、以前購入寸前までいった Distagon .
 前述の通り Distagon はすでに生産が止まっているため、購入対象は中古品.

 Cotax Distagon も中古市場にはあるものの、流石にヤシコンマウントアダプターにさらに RF マウントアダプター着けるなんてナンセンスなので、このあたりの正真正銘のオールドレンズもパスでした.

 結局 コシナ の ZE (EF マウント) の Distagon となるわけ.



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 ● EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE ●

 コシナ Distagon についての評価は、あまりに現代的過ぎて Contax のようなオールドレンズの感じではないという意見がいろいろなところで書かれてました.
 よく言えば癖がなく開放でもきっちり写る、現代風のレンズって感じですかね.


 こういったオールドタイプのレンズを選ぶ人はその癖を楽しみたい人と、ブランドやレンズのネームバリューから使ってみる人がいると思ってます ・・・・・ かなりの極論.
 ボクの場合は完ぺきに後者.
 服などのブランド志向が全くないんですが、ことレンズになるとブランド志向強いです.

 今回のレンズ購入は超ミーハーな気持ちで買ってます.

 本当は来年あたりに買うつもりでしたが、今後 キヤノン のフラッグシップ・ミラーレス機が発表になったとしてもまず手が届かないのを確信したので、貯金切り崩しました.



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 ● Map Camera オンラインストアから ●

 このあたりの中古品は、これは、って思ったとき購入しないと、次にいつ巡り合えるかわからないので、勢い大事だと信じてます.
 この気持ちは、沼の住人でないとなかなか理解されないだろうか.
 今回はこの勢いが大正解でした.


 21mm にした訳は、 35mm は同じようなレンズ構成 (ではなく、同じ Distagon タイプということで、レンズ構成は違いました) をしている Milvus がありますし、 25mm は RF 24mm F1.8 MACRO IS STM があるので、ちょっと違う焦点距離が欲しい.
 かと言って 18mm や 15mm は微妙に広すぎ ・・・・・ ということでみっけたのが 21mm でした.
 レンズの先端が大きくキノコのような形をしていて、正直あまりカッコいいとは思いませんが、まぁこれがオールドレンズっぽくていいと、自分に言い聞かせています.



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 ● 蒼い彗星 ( EOS RP + Zeiss Milvus 2/35 ZE ) ●



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 ということで、本日さっそく撮影に行ってきました.
 撮影場所は 湯の丸スキー場 、本日がオープンでした.



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 ● EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE : F5.6 1/250秒 ISO-100 ●


 記念すべき、最初のカットです.
 正直スキー場での撮影って、こういうレンズの特徴など見るにはすごく不適切な感じします.
 
 レンズ購入の際、フィルターのケラレがわからなかったので本体のみの注文でした.
 そのため今日はフィルターも付けずにいきなりのスキー場デビュー.



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 ● EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE : F5.6 1/250秒 ISO-100 ●

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 ● EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE : F5.6 1/320秒 ISO-100 ●

 撮影モードはマニュアル露出、ピントはフォーカスガイド.
 朝のうち、ちょっと厚めの雲があったので暗めです.

 事前情報では黄色がかなり強いらしいのですが、撮影場所がスキー場なので全然わかんないです.

 描写はすごいです ・・・・・ というか今風のレンズのカリッとしてます.
 2 段絞ってあるせいでしょうか.
 弯曲もちょっと目立つようなことを耳にしましたが、こういう写真ではちょっとわかりません.

 今度街歩きしながらいろいろ撮ってみるつもりです.



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 ● EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE : F5.6 1/200秒 ISO-100 ●

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 ● EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE : F8.0 1/200秒 ISO-100 ●

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 ● EOS R3 + Distagon T* 2,8/21 ZE : F5.6 1/200秒 ISO-100 ●


 中古で定価の半額強、お買い得なのかどうなのかもうわからなくなってます.
 これでもうしばらくはレンズ購入必要ないです

 ・・・・・・・ と今までも何回か言っていたんですがねぇ.


 とりあえず近々 Zeiss Meetinng 開催してお披露目ですね.











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青の誘惑

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 今日は 湯の丸スキー場 で 湯の丸スノーボードスクール 主催のカービング大会.
 明日は Slopestyle で、来週は バンクド・スラローム と グラトリ ・・・・
 スキー場にとっては恵みの雪がガン降りでした.



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 ● 2023. 3. 18 EOS R3 + RF 70-200mm F2.8L IS USM ●

 ただ、撮影するには最悪のお天気.
 雪が融ける、融ける ・・・・・ 午前中ずっと降ってました.
 ちなみに家の周りはみぞれ混じりの雨.


 午後荷物が届くことになっていたので、午前中だけ撮影して足早に帰ってきました.
 明日も朝から登らなくちゃいけないし ・・・・・




 そして3 時頃荷物が届きました ・・・・・・ いつもの マップカメラ からです.



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 先日も 記事 にしましたが、 Carl Zeiss milvus 35mm f2 ZE です.
 記事書いた後についついボタンをポチってしまいました.


 EOS 5D Mark lV (以下 5D4 )のスナップ専用機大改造計画の始まり.

 ちょっと前に購入した RF 70-200mm F2.8L IS USM (以下 70-200 ) のほうがずっとずっと高額なのに、今日届いたレンズのほうが、ワクワク感全然上です.
 段ボール開けて白い箱が見えただけでも興奮度マックス.



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 とにかく箱とかが全然イカしてます.
 キヤノン 派のボクではありますが、正直 EOS R3 なんかもあれだけのお金出してるんだからもっと箱とか開ける時からワクワクさせて欲しいんですよね.
 まぁコストの関係から止む無しの部分あるとは思いますが、それでももう少し ・・・・・


 その意味では Zeiss はこういうところも手を抜いていない感じで、箱を開けるだけでもある意味満足しちゃいます.
 絶対こういう気持ちにさせるのって大事だと思うんです.

 スリーブの中にもう一つの箱があり、それを開けると青い緩衝材がいいですね.
 説明書なども箱の中のポケットに入ってます、このあたりもちょっとしたところなんだけれど、いいですね.


 Planar 信者の shige 君だったら、この箱だけでビール 2・3 杯は軽くいけちゃうでしょうね.



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 とりあえずフィルター付けてから写真撮影.

 今日の写真は EOS R3 + RF 24mm F1.8 MACRO STM で撮ってみました.
 こういう時に接写できるのはありがたいです.


 せっかくなのでレンズのデータ載せましょう.

  ● Carl Zeiss milvus 35mm f2 ZE ●

  焦点距離: 35 mm
  絞り値 : f 2 – f 22
  撮影距離: 0.30 m 〜 無限
  レンズ構成: 9 枚 7 群 (Distagon デザイン)
  最短撮影距離: 30 cm
  フィルター径: 58 mm
  絞り羽根枚数: 9 枚
  全長   : 73.5 mm (マウントから )
  重量  : 605 g



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 小型軽量を謳っているだけあって、 EF 16-35mm F4L IS USM (以下 16-35 ) よりも一回り小さいです.
 ただ手にしてみると重さが結構ずっしりきます.
 重量は 16-35 よりもほんの 10g ほど軽いのですが、大きさが小さいだけに逆に重く感じてしまいます.

 ちょっと近代的なデザインで、手に取るまでは正直フードの形とかにも違和感ありましたが、実物を 5D4 に装着してみると ・・・・・・・
 5D4 のペンタ部分の丸みとレンズフードに流れる曲線とが妙にマッチしてます.
 何気に、いいじゃないですか.

 このフードってなんでできてるんだろ、ちょっとプラスチックぽくなくて、落とすと割れちゃいそうでちょっとコワいけれど、おもしろい.


 ちなみに購入は新品です.
 前から RF 50mm F1.2L USM を購入を前提に貯金していたのですが、 70-200 を買い替えにして lll 型を 撮り鉄 H 氏に譲ったので、そのお金で Milvas を購入したということ.

 さすがにもう無理 ・・・・・ 絶対無理.



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 ピントリングの重さもちょうどいい感じです.
 このレンズはズームレンズのように、ピントリングの動きに合わせ前玉が伸びたり縮んだりするタイプです.
 ピントリングで動くって、こういうレンズも初めてです.


 それにしてもさすがに Zeiss という感じのレンズで、シャッター押さないで手に持っているだけでも、自然と微笑んでしまえます.
 かなり中毒性のある、危険なレンズであることは間違いないです.
 特にあの 青 がヤバいんだ、本当に ・・・・・・・ わかる人には、わかるんだろうな (笑)
 もう完全に 沼 の中でしょうか.


 shige 君のツッコミがどんな感じで入るか、楽しみです.


 4 月から EOS学園 が始まり、 東京 に行く機会が増えるので、できるだけストリート・スナップ撮ってきます.



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沼の中へ

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 その昔、 井上陽水 の名を一気に有名にさせた曲があります.
 それが 1973 年にシングル盤で発売された 「夢の中へ」.

 その年の 12 月に発売されたアルバム 「氷の世界」 が日本でのミリオンセラー第一号となる大ヒットで、彼の人気も不動のものになりました.
 ちなみに、 「夢の中へ」 はアルバム 「氷の世界」 には入っていません.



Yumenonakahe

 探し物は何ですか? ・・・・・ って、オールドレンズです、レンズ.
 見つけにくいものですか? ・・・・・ 気にいったものが見つかんないんだよねぇ.
 カバンの中もつくえの中も探したけれど見つからないの? ・・・・・ マップもキタムラも、他にもたくさん調べたんだけどね.


 夢の中へ 夢の中へ ・・・・・ いやいや沼の中だから
 行ってみたいと思いませんか? ・・・・・ たぶんもう行っちゃってますから




 なにか今のボクのことをうまく表してますねぇ.



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 ● 1DX Mark ll は撮り鉄 H 氏の元へ ●

 今持っている機材は、

 カメラ: EOS R3
      EOS 5D Mark lV (以下 5D4)
 レンズ: RF 70-200mm F2.8L IS USM
      RF 24mm F1.8 MACRO STM
      EF 50mm F1.8 STM
      EF 16-35mm F4L IS USM
       他に借用中の SIGMA Art シリーズ 14mm F1.8 と 50mm F1.4


 なので、世間に多々生息するカメラ・ヲタから見たら、まだまだ沼のほとりで眺めているという感じですね.

 ただ、仕事している間にできるだけミラーレス化を図ろうと思っているので、お小遣い貯めるのに結構必死.
 まぁ貯まったと思うと散財の繰り返しで、実際には預金残高が上がったり下がったりの繰り返しですが.

 ミラーレス化にあたっての問題は、 5D4 をどうするか・・・・
 性能的には十分すぎるカメラですが、当初は EOS RP の後継機が出たら下取りに出して買い替えて完全 RF マウント移行するつもりでした.
 ところがその後継機と言われる EOS R8 があまりにも方外なお値段.
 とても更新できませんでした.


 そこで 5D4 の有効利用をちょっと考えた時、街撮り専用機として残そうかと.
 それも撮るという行為を楽しむことにしようかと ・・・・・・ 何を血迷ったのか、そんな危険なことを思いつき、だったらいっそオールド・レンズでマニュアル・フォーカスしちゃおうか.

 沼に片足入れて水温確認ですね.



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 ● shige 君所有の RICOH GXR + Distagon T* 2.8/28 AEJ ●
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 ● shige 君による作例 (f2.8) : モデル ドキンちゃん ●

 そうなると shige 君ではありませんが Carl Zeiss という名前が頭の中にムクムク.

 以前 50 mm 単焦点購入を検討していた際、 Milvus も候補の一つに入れてはみましたが、あの時は実用性優先だったので、マニュアル・フォーカスの Milvus は早々に候補から外れてしまいました.
 ちなみにその時の 50 mm 単焦点は、SIGMA の F1.4 をお借りすることになったので購入には至りませんでした.

 今回は実用性というよりは、撮るという行為を楽しむことが目的のレンズなので、マニュアル全然 OK 、オールドの味わい全然 OK なのです.


 ターゲットは焦点距離 24mm 〜 35mm の広角レンズ.
 ミーハーなので、見かけはいかにもオールドって感じで、できればシルバーなのがいい.
 価格的には 40,000 円くらいなんだが、いろいろ見ていくとこれが絞れそうで絞れない.



distagon25mmf2803
 ● CONTAX Distagon T* 2.8/25 ●
 
 と言っても、今までオールドレンズなんて全く興味なかったので、正直さっぱりわかりません.
 わからないなりにネットでいろいろ調べると ・・・・・・・ 深い沼がありました.

 焦点距離から使えそうなものをいろいろ調べてみると、 CONTAX Distagon 25mm あたりがよさそうです.
 焦点距離もボクの望むものとピッタリ.
 オールドレンズと言っても、あまりにピーキーなものはちょっと無理なので、少し古さを残しつつ、描写がいいのが欲しいので、そういった意味でもよさそうです.

 ただ AEJ とか、AEG とか、 MM って ・・・・ ???
 いろいろ調べてその意味が理解できました、ここまででも十分深いです.

 このレンズは中古市場でも球数が結構あるし、価格的にも 40,000 円くらいで程度の良さそうなものを見つけられそうです.



Biogon 28mm f2.8
 ● CONTAX Carl Zeiss Biogon 28mm f/2.8 Y/C ●

 そんなことを shige 君に話したら、彼から紹介されたのが上の Biogon 28mm .
 シルバーのスタイルが、まさにボク好み.

 ネットで作例などもいろいろ観てみましたが、このレンズも十分いい感じです.
 ただ、このレンズは後玉が伸びているタイプなのでで、一眼レフのミラー部に干渉する可能性が大.

 ミラーレス機だったら使えそうですが、 5D4 はちょっとダメそうです.


 さらに「極楽堂」 なる CONTAX 専門のお店まで教えていただきました.
 さすがはるか前から沼に浸かっている shige 君だけあります.

 足の引っ張り方が小洒落てます (笑)



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 ● レイクォール CY-EOS マウント・アダプター ●

 これらのオールドレンズは、キヤノンの EF マウントではないのでマウントアダプターは不可欠.
 マウントアダプターは海外性もいくつか発売されています.
 ものによってはカメラを傷つけてしまう危険もあるようなので、そうなるとやっぱり国産の信頼性.
 ということで レイクォール を第一選択.

 ちょうど マップカメラ に程度のよさそうな CONTAX Distagon 2.8/25 と CY-EOS マウントアダプターがあったので、これを買えばこのミッション完了 !!



 ・・・・ のはずだったのですが、 レイクォール のホームページをよく見てみると、 CY-EOS マウントアダプターの適合に 5D4 の記載がないんです.
 全体の説明を読んでいくと、他の対象機種でも絞りレバーと横ガードがカメラ本体のミラーボックスと干渉する危険があるから注意というようなことが書かれています.


 それでもと思い マップカメラ にそのあたりのことを電話で聞いたところ、間違ったこと言うといけないからとわざわざメーカーに確認してくれました ・・・・・・ このあたりの対応はさすがです、地方に住んでるのでこういうのがとてもありがたい.

 ボクの中で マップカメラ の株が急上昇です.



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 結論から言うと、予想通りツメの部分が接触する可能性があるのでやめたほうがいいというメーカーからの回答でした.
 ガ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン


 でも購入する前にわかっただけでもラッキーでした.

 そこで海外のマウントアダプターにするという選択肢がボクにはないので、このレンズはきっぱり断念.

 振出しに戻りました.





 shige 君にそんな経過を話したところ、「だったらいっそのこと COSINA はどうですか、 EF マウントのレンズ出してますから ・・・・」
 それまでは コンタックス という部分にも拘っていたのですが、 COSINA だったらマウントアダプター挟む必要もない.



2-35 ZE
 ● Distagon T* 2/35 ZE ●

 そこで目についたのが Distagon T* 2/35 ZE .
 希望の焦点距離ギリギリですが、まぁ 35 mm 単焦点は持っていないので有りかな.
 ただ絞りリングがないんですよね、そこがちょっと見オールドっぽくない.
 おまけに樽みたいなスタイルが、自分を見ているようでちょっと嫌なのだが.


 F1.4 もあるようですが、本体が大きくなってしまうし、なにより金額が全然違いますので F2 のこちらあたりが対象になります.
 これでも当初の予算よりちょっとオーバーしてしまいますが、国産マウントアダプターを同時購入すると思うと、まぁ許容範囲内といったところでしょうか.



2-28 ze
 ● Distagon T* 2/28 ZE ●

 このレンズのラインナップには 28mm もあり、焦点距離的には絶対この長さがいいのですが、ネットでいろいろ調べてみると、 35mm の方がなんとなく評価が良さそうなので、こちらは第二選択候補に.


 Distagon T* 2/35 ZE は大手カメラ店の中古リストでも数が少ないので、良さそうなものが出てくるまで待つしかないかな.


 それではこれで決定 !!



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 と思ったのですが、ここで終わらないのが沼たる所以.



Milvus 2-35
 ● Carl Zeiss Milvus 35mm F2 ZE ●

 いろいろ調べていくうちに、 Distagon の後継機と言われているのが前述の Milvus ってことを知りました.

 おまけに Milvus の方は小型軽量化されてます.
 10 年以上前に発売されていますが、いまだに現行モデル.
 オールドレンズではないし、見た目もまんま今のレンズをさらに進化させたって感じの独特なフォルムです.
 しかし、クラシック感はないもののマウント部の青いシーリングゴムがステキに誘惑してます.
 レンズフードの青いマークも夜のネオンのようで ・・・・


 次第に街歩きには小型軽量は正義だ、なんて思い始めてます.
 そうだよね、現行品でも Zeiss は Zeiss .
 マニュアルフォーカスでじっくり構図を切り取るという本来の目的からは逸脱してないしね.

 これだったら Planar をこよなく愛する shige 君も納得ではないでしょうか.




 これが本当に最終的な決定です ・・・・・ 今のところ.

 なんか 2 年前に 50mm 検討した時と同じで、結局は Milvus という振出しに戻ったという感じですね (笑)



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 ● CP+2023 COSINA ●



 映画だったらここで延々とエンドロールが流れます.

 そして最後の最後にカットが入り、 EOS R か EOS RP の安い中古を見つけ、またオールドレンズを探している光景が写るかもしれません.


 怖いですねぇ ・・・・・・


 この底なし沼からは逃げれそうもないです.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

ローリングシャッター現象

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 めっきり涼しくなりました.
 昨日はこの秋初めてワイシャツも長袖で出勤.



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 ● EOS 5D Mark lV + EF 16-35mm F4L IS USM ●

 昨日は久しぶりに夕焼けらしい夕焼け空.
 あたりの田んぼも、稲刈りが始まって、黄金色の風景からだんだん色彩の無い風景にと変わっていきます.

 今回は最近のいろいろなことをいくつか書いてみます.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・


 
 先日カメラ・オタの shige 君に EOS R3 のお披露目のため コメダ珈琲 へ.
 13 時待ち合わせでしたが相変らずの満席状態.
 数分待ってから席に案内されましたが、お店を出る時も何組か待ってました.



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 ● RICOH GXR + Carl Zeiss Distagon 2.8/28 T*

 ボクのカメラのお披露目もこれで何度めになるんだろう ・・・・
 shige 君はちゃんと撮影用カメラを持ってきます.


 今回はこの日のために Zeiss レンズ持ってくるあたりが、彼らしい.
 カメラは リコー の GXR ・・・・・ まったくわからないので家に帰って調べましたが、マニアックすぎるなぁ.
 ちょっと触ってみましたが、まずファインダーがないのがボクは苦手、背面液晶を見ながら撮るのはボクのスタイルじゃないな.

 極めつけは、オートフォーカス・ボケしているボクにはマニュアル・フォーカスが難しすぎる.



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 ● RICOH GXR + Carl Zeiss Distagon 2.8/28 T*

 20 mm なのに開放値 2.0 という明るさなので、ボケるボケる.
 インターネットでこのレンズの作例をいくつか観ましたが、かなりシャープな画が撮れるようです.
 惜しむべきは店内がかなりオレンジ色だったので、本来どんな色が撮れるのか全くわからなかったことかな.
 機会があれば街中のスナップでも撮れればいいんだけれど、マニュアルフォーカスは慣れないとスナップ撮りにはかなりハードル高いです.


 彼の R3 インプレは shige 君のブログ をご覧ください.
 さすがのメカオタクらしい内容になっています (笑)



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 火曜日は娘二人が帰ってきたので珍しく親子四人で 白馬岩岳マウンテンパーク までドライブにいってきました.

 あの有名なブランコのあるところですね.



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 ● Yoo-Hoo! SWING ●
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 ● THE CITY BAKERY: 白馬豚のクロワッサンサンド ●
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 ● HAKUBA MOUNTAIN HARBOR ●

 雄大な北アルプスを見ながら、ハンモックやチェアでのんびりするのは本当に気持ちいい.
 ゴンドラや食事はそれなりに高いですが、まぁたまにはこういうところもいいです.

 クロワッサンサンド食べてみましたが、美味しいです ・・・・・ 高いです (笑)
 バターの香りが強く、上に軽く乗っている岩塩の塩気がとてもいい.



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 ● 写真はみんな EOS 5D Mark lV + EF 16-35mm F4L IS USM ●

 紅葉は後一週間くらいで変わっていきそうな感じでした.
 山の紅葉はそれからあっという間に赤くなっていくから.


 そんなドライブの帰り道、キヤノンから電話がきました.
 ここからが今日の本題です ・・・・・



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 電話の内容は、以前からキヤノンお客様相談センターに問い合わせていた EOS R3 画像の部分的な切れについての回答でした.


 電話で一通りの説明を受けましたが、それを正確にブログに書くことはとても無理.
 なので翌日出勤前にメールで、再度メールなどの文書での回答を依頼.
 夕方帰ったら返事が届いていました.

 いやいや対応早くて好感度グッと上がりました.



s-IMG_0681
 ● EOS R3 + EF 70-200mm F2.8L IS lll USM (200mm) 1/64000秒 F2.8 ISO-25600 ・・・・ この写真引っ張りまくり ●

 ボクが要約して書くと間違った解釈になってしまう危険性もあるので、コアな部分だけ原文のまま掲載します.


 (前略)

 今回、ご指摘いただきました光源ボケ内の黒線は、ローリングシャッター現象とLED光源のフリッカー現象の組み合わせで発生しているものと考えられます。
 電子シャッターの高速シャッターでは、画像の上から順番に読み出しを行いますので、高速で移動する被写体などでは上下で画像が歪んでしまう、一般的にローリングシャッターと呼ばれる現象が知られております。

 また、LED光源は高速で明滅を繰り返しておりますので、1/64000等の高速シャッターでは、黒線が発生している場所の読み取り時、LEDが消灯していたものと推測されます。

 光源のボケが黒線の上下で左右にずれているものがございますが、こちらについては●●様からご申告いただきましたように、LEDが左右に配置され、交互に点滅している光源であったため、差がより顕著に出たタイミングで記録されたカットであったと考えられます。

 以上の事から、ご指摘の現象はカメラの異常では無く、撮影環境と製品仕様によるものであると考えられます。

 (後略)



0R9A0088

 なるほど.
 何となくそんな感じかなって思ってましたが、ローリングシャッター現象って、ボクは画面が歪んでしまえような感じのイメージしか持っていなかったので新しい発見ですね.

 この時の撮影はカメラ性能を確認する意味で撮ったので、普段こんな設定で撮ることはないだろうし、これからの撮影は晴天のゲレンデであそこまでシャッタースピード稼げたとしてもフリッカー現象起こす光源があることなんてないだろうから問題なしでしょう.
 ましてや普段のスナップ撮影でそこまでシャッタースピード上げることも考えられないでしょうから.

 モヤモヤがすっきりしてよかった.



IMG_0651
 ● EOS R3 + EF 70-200mm F2.8L IS lll USM (200mm) 1/32000秒 F2.8 ISO-25600 ●

 今回は最初の電話の時に、ブログの記事を観てもらい写真の確認してもらったのがよかった.
 その後さらに 90 カットほど写真を送って写真データや画像を見てもらったので、いろいろ説明しなくても話がとてもスムーズにいった感じです.

 カメラも所詮は機械なので当たり外れありますが、これだけ高い買い物で初期不良とかあると本当にガッカリ.
 それだけにこういったフォローの対応がとても重要だと思います.



 キヤノンお客様相談センターの対応はとてもよかった、おかげでハード・クレイマーに豹変せずに済みました.

 がっ、最初の電話に繋がるまでがいつも待たされてしまうのは何とかならないかなぁ (笑)
 ・・・・・・ メールでの問い合わせが一番いいんだろうか.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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