さて、明日から東京です ・・・・・・ でも金曜日の天気があまりよさそうではありません.
 この時期のお天気は、どうも予測がつきにくいので何を着ていこうか考えてしまいます.
 そうはいっても、東京なんかはほんの普段着で行けちゃうので、上に何を着ていくか程度のお悩みですがね.
 おまけに、服などまったく興味ないボクですから、同じような服ばかりクローゼットに置いてあります.


 着るものはその人のステータスなども表現するようですが ・・・・・・・ ボクのような人間にはまったくどうでもいいものです、ステータスなどという言葉にも縁はありませんしね.

 ちなみに今日、 Facebook の "あなたの名前は何を意味する?" をやってみたら
 ・・・・・・・・・・・・・ 「脳無し」 と出ました.
 ・・・・・・・・・・・・・ 鋭すぎる orz ........




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 今日届いたばかりのアルバム群の中の一枚.
 これらは、 HMV の " 10,000 円以上の CD でポイント 20 倍" キャンペーンで購入しました ・・・・・ 一応 "いい訳" です.
 でも、この 20 倍は単純に考えてもスゴイです ・・・・・ 2 割引きと同じです.
 ちょうど ホンタケ のアルバムが注文予約してあったので、すべてキャンセルしてこちらのキャンペーンで再注文.
 ECM の 2 枚も別予約だったものもキャンセルし一緒に ・・・・・ なんとか 10,000 円以上になりました.


 それにしても、 ホンタケ ・・・・・・ これらのアルバムみんな持っているのにねぇ.
 リマスターの音の良さで、全 7 枚更新しちゃいました ・・・・・・・ 男気 ってやつですね (笑) .





 昨日は後輩から頂いた、ヨーロッパ旅行のお土産のお話しでした.
 今日はヨーロッパの香りのする演奏を聴いてみましょう.






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  " EON / Richard Beirach "




  1. Nardis 
            (M.Davis) ・・・・ 11:53
  2. Places 
            (D.Liebman) ・・・・ 4:02
  3. Seeing You 
            (F.Tusa-R.Beirach) ・・・・ 4:05
  4. EON 
            (R.Beirach) ・・・・ 8:13
  5. Bones 
            (R.Beirach) ・・・・ 3:33
  6. Mitsuku 
            (R.Beirach) ・・・・ 6:15





  Richard Beirach (p), Frank Tusa (b), Jeff Williams (ds)
  Recorded at Gereration Sound Studio, NY, November, 1974.




 



 ようやく復刻したという感じのアルバムですね.


 ピアノを弾いている リッチー・バイラーク (Richard Beirach) は、 1947 年 5 月 23 日ニューヨーク生まれ.
 Art Tatum 、 Bill Evans 、 McCoy Tyner 、 Chick Corea などの影響を受けているようです ・・・・・ 中でもよく例えられるのが Bill Evans .
 そんな彼がリーダーとなり、初めて録音したアルバムがこのアルバム.




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 アルバム・タイトルは "EON" ですが、国内での一般的なタイトルは "ナーディス" .
 それくらいこのアルバムは、一曲目の "Nardis" が印象的です.
 ずっと昔、アナログ盤を幾度となく聴いて、このアルバムジャケットはもちろん、一曲目の印象もほのかに覚えていましたが、他の曲に関してはまったく覚えていませんでした.
 きっと後半の曲 ・・・・・ アナログ盤の B 面なんか聴いたことないかと思います.


 この "Nardis" 作曲者は、あの Miles Davis ・・・・・・ 彼が Julian "Cannonball" Adderley のために書きあげた曲で、 Miles 自身の演奏はないようです.
 この曲を好んで取り上げたのが、 Miles グループに在籍したことのある Bill Evans ・・・・・・ "Explorations" での演奏が有名ですね.


 それにこのアルバムは ECM レーベルなのであります.
 ECM というのは、 Edition of Contemporary Music の略で、 1969 年 西ドイツ ミュンヘン で Manfred Eicher によって設立されたレーベルです.
 このアルバムでもそうですが、他のアルバムもヨーロッパ的なリリシズム溢れるような演奏が多く、どちらかというとシリアスなジャスを求めていた当時の日本のジャズ喫茶辺りでは、ちょっとばかり怪訝そうな顔で見られていたように思います.

 今聴いてみると繊細で透き通るような音のアルバムが結構あったりして、それなりに楽しく聴けるのですがね.
 "The Koeln Concert / Keith Jarrett" も、 ECM を代表するアルバムの一つ.



 アルバム全体が、どこかヨーロッパチックなリリシズム溢れる演奏です.
 ところどころクラシックを連想させるような旋律も聴かれます.
 このあたりのこういったヨーロッパ的な演奏では、ともするとフリーキーでちょっと神経にピーンとくるような演奏が多いので、昔はそんなところがかなり気になってねぇ ・・・・・ ほとんど聴かなかったなぁ.
 それでもこのアルバムは、結構リクエストでかかったりしていたので覚えていました.

 やっぱり録音がいいなぁ、とてもクリアでこういった演奏にマッチした録音ですね.
 ベースもドラムも、まったく知らない人たちなんですが、聴いていると 「いかにもなぁ」 という感じの演奏 ・・・・・ 決して悪いという意味ではなくて.
 こういうピアノには、こういうベースで、ドラムなんだ ・・・・・・ って感じかな.



 最近、今まであまり聴くことのなかった ECM や CTI など聴きまくり.
 ちっとも古臭さがないんですよね.
 変に疲れるような演奏も多くないし.




 明日はどうも雨のようですね ・・・・・ どうやら傘持参のようです.
 まぁ、雨の銀座もちょっといいかな、土砂降りにならなければ ・・・・・・・・・・