Eagles

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 今月の 10 日に デヴィッド・ボウイ が亡くなり、とても多くの人たちがショックを受けていました.
 ボクは彼の音楽をあまり聴かなかったので、特にショックを受けたわけではありませんでしたが、まだ 69 歳という年齢での死去にちょっとビックリはしました.


 そして今日飛び込んできたのが グレン・フライ 死去のニュース.
 アメリカ本国でもかなり大きく取り上げられています.

 ボクにとっても大ショックな事件です.



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 5 年前の 3 月 5 日 ・・・・・・ 東日本大震災 の一週間前.
 東京ドーム でのコンサートで超感激した思い出が蘇ってきました.

 これで完全に Eagles が無くなっちゃったなぁ、という感じなのです.

 享年 67 歳 ・・・・・・・・・・ 合掌.




 ということで、今夜は思い出の "Long Road Out Of Eden" を聴きながらブログ更新.





 ただ内容は全く関係なく映画のお話し.



 
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   " 2046 "




  監督 : ウォン・カーウァイ
  脚本 : ウォン・カーウァイ
  製作 : ウォン・カーウァイ
  出演 : トニー・レオン (チャウ・モウワン)
       チャン・ツィイー (バイ・リン)
       木村拓哉 (タク)
       フェイ・ウォン (ワン・ジンウェン)
       コン・リー (スー・リーチェン)
       カリーナ・ラウ (ルル,ミミ)
       トンチャイ・マッキンタイア (バード)
       ドン・ジェ (ワン・ジェウェン)
       ワン・シェン (車掌)
       スー・ピンラン (ピン)
       マギー・チャン
  音楽 : ペール・ラーベン 、 梅林茂
  撮影 : クリストファー・ドイル 、 クワン・プンリョン 、
        ライ・イウファイ
  編集 : ウィリアム・チョン
  美術 : ウィリアム・チョン
  配給 : ブエナビスタ・インターナショナル
  日本公開 : 2004 年 10 月 23 日
  上映時間 : 129 分








 この映画は当然ですが以前から知っていたものの、今回の DVD 購入で初めて観ました.
 "欲望の翼" と "花様年華" ともリンクしており、この 3 作は 60 年代三部作というように呼ばれています.




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 以前から書いているように、 ウォン・カーウァイ 大好き.
 いろいろなところ ・・・・・・ ボクの好みの映像だったり、好みの音楽だったりで.
 今回の映画の中でも、屋上でタバコを吸う バイ・リン 、薄暗くなりネオンが点くといいなぁと思ったらちゃんと点くあたりがグッときちゃうのです.

 元々は "恋する惑星" にノック・アウトされたのが ウォン・カーウァイ との出会い. 
 あの映画はほんとに衝撃的だったなぁ、今でも、何度観ても色褪せないのだ.

 それで上のように彼の作品も集めたりして ・・・・・・・・


 ただ今回の "2046" はなぜか観たいと思わなくて.
 今年に入って "欲望の翼" と "花様年華" を観たら、以前とは全然違いかなりいい感じでした.
 それではと、今回ようやく購入.



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 チャン・ツィイー の魅力が全開の映画.
 もうこの一言に尽きるなぁ.

 彼女の清純さが全開した映画が "初恋のきた道" だとしたら、こちらの映画は彼女の 女 が全開した映画とでも言えばいいのかなぁ.
 それほどこの映画の中での彼女は際立っていると思います.
 ぶっちゃけ、彼女の映画といっても決して過言ではないくらい.


 究極のラブストーリー.

 撮影時 25 歳、とにかくキレイです.

 表情とか、とにかくうまい.
 タクシーの中のモノトーンの映像、ここも微妙な感情がうまく出ています.



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 今まで観なかった一つの理由が、この髭かもしれません (笑)
 この髭は トニー・レオン には似合わない.
 "恋する惑星" の爽やかさがまったくないもんね.


 ただ、この映画の役柄には微妙に似合っているなぁ.
 役柄的に言えば、決して好きなタイプではないんだけれど、なんとなくわかるような部分もある.

 ただあの目で甘えられたら、きっと女の子はイチコロなんだろうね.

 この映画、ボクにとっては思っていたよりはるかによかったので、 "グランド・マスター" も観てみようかと思います. 



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 今 Smap 解散騒ぎで日本で一番注目されている キムタク です.

 この映画では ・・・・・・・・・

 ボクの個人的意見としては 2046 の部分すべてカットで、全く違う恋の映画できたんじゃないかな.
 演技がいいとか悪いとかではなくて ・・・・・・・・

 劇中で仕上げていく小説 "2046" の中に主人公を映し出して言っているのはわかるんだけれど.
 極端なことを言うと、トニー・レオン と チャン・ツィイー の部分だけでも十分すぎる映画になってしまいそうです.



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 いろいろなところで "欲望の翼" と "花様年華" につながっています.

 本来は "花様年華" の続編的な映画だったようですが、撮影中に レスリー・チャン の自殺から "欲望の翼" の部分も加えていったようですが、男の気持ちや女の気持ちがとても "欲望の翼" に表現されたものと似ているので、後から付け足していったとは思えないほどです.


 正直この映画だけ観た人にはわからないことばかりで、感情移入なんてできないかもしれません.
 だからこの映画のことをボロクソに思う人もたくさんいるようです.
 逆に過去の作品をしっかり観ている人にとっては、おもわずニヤリとしてしまうような場面がたくさん散りばめられています.

 ボクは明らかに後者、ニヤケっぱなしです.



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 懐かしい顔がたくさん出てきます.


 出てくる人たちはいつものように多くありません.
 男と女の距離がとても微妙な距離です.
 ボクだったらちょっと引いてしまうくらいの微妙な接近なんだな.


 相変わらず音楽もいいね.
 ザラついたような映像もいいし、何よりもその色彩感覚.


 この冬はもう少し ウォン・カーウァイ にのめり込んでみよう.
 当然、あの 腐女子 にもどっぷり浸ってもらおうと思います.



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 さて、雪がなく同じような風景ばかりと嘆いていたら昨日の 18 日にドカ雪.
 17 日深夜は、とにかく風が強くて
 高台にある我が家は吹き上げてきた風がもろにぶつかります.

 18 日は通勤時もまるで吹雪状態.
 そのせいか積雪はそれほどありませんでした.



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 (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/320sec f/4 EV+0.7 ISO-100)

 この写真は 18 日ではなく、今朝 19 日の写真.
 幹線道路の雪は今日の日中ほとんど溶けてしまいましたが、今夜から明日の午前中にかけまた雪の予報.


 あまり降らなければいいんだけれど ・・・・・・・・



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絶対 洋楽主義 !?

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 本当に毎日曇りや雨 ・・・・・・・・・
 爽やかな秋晴れ、って一体どこにいっちゃったのでしょう.



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  (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/1250sec f/5.6 ISO-100)

 今日も雨なので、 4 日に撮った青空でも貼り付けておきます.



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 さて、時間を見つけてはコツコツ行ってきた CD の整理作業もようやく終わり.
 ・・・・・・・ と言ってもジャズの 1000 枚ほどですが.


 数日前からは他のジャンルのアルバムを整理し始めました.
 整理と言っても、専用ケースの不織布の内袋のカットと、ジャケットのスキャナ取り込み.
 やっていて感じるのは、こういう単純作業って何となく向いている気がします.
 軽く音楽でも流しながら無心になれるので、微妙にフレッシュになります.

 自称 引き籠り の面目躍如ですね.
 これだったら退職後に家で内職も可能かも (笑)



 作業しながら見るアルバム・ジャケットはとても懐かしいものもあったりして.
 ジャケット見ながら曲を思いだしたり ・・・・・・ さらには聴いてみたりと.
 おかげで作業が捗らず、昔の思い出に浸ってしまう時間のほうが多いようにさえ感じちゃうのです (笑)




 今日はそんな思い出の洋楽アルバムをジャケット中心に紹介してみましょうか.
 ジャズのお話しはお休みです.








 "Barking at Airplanes / Kim Carnes" (1985)

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 いきなりマイナーなアルバムからです.
 1985 年に発売された Kim Carnes 9 枚目のアルバム.
 彼女の場合、 "Bette Davis Eyes" の入った 6 作目の "Mistaken Identity"があまりに有名ですね.

 どうしてこのアルバムが最初かというと、ボクが購入した初めての CD がこのアルバムだったのです.
 約 30 年前、 CD プレーヤーを購入した際に折角だからなにか CD 聴いてみたいと思い、そのオーディオ・ショップで売っていたのがこのアルバムでした.

 当然ですがその頃はまだまだアナログのレコードが主流で、記録媒体もカセットテープでした.




 "Live Album / Grand Funk Railroad" (1970)

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 中学時代から聴きまくったのが、当時 ハード・ロック と呼ばれていたもの.

 隣のクラスにいた S 君がこのグループのシングル盤を貸してくれました.
 シングル盤は通常 45 回転なのですが、借りたのは 33・1/3 という LP レコードと同じ回転数の "Are You Ready" (だったと思います) .


 1971 年には伝説の 後楽園ライブ というのがありまして、 Music Life という音楽雑誌に特集とか組まれていたなぁ.
 あと 10 年くらい早く生まれていたら、こういう伝説的なライブ聴けたかもしれないのに ・・・・・・・




 "Meddle / Pink Floyd" (1971)

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 今でこそ大好きなグループと言っていますが、当時はよくわからん音楽だったというのが正直なところかな.
 そういう意味では、ほんの少し大人になったということか.

 箱根アフロディーテ でのライブが、これまた伝説になっております.

 このアルバムの "Echoes" で一気に Favorite なグループになりました.




 "Led Zeppelin lll" (1970)

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 子供心に、ビジュアル的に一番かっこいいと思っていたのが Zepp !!
 "移民の歌" や "胸いっぱいの愛を" なんてワクワクしながら聴いていました.

 そうそう、この頃の情報源のほとんどは FM ラジオで、あとは Music Life 誌.
 特に音楽雑誌に載っているミュージシャンたちがみんなカッコよくって.




 "Deep Purple In Rock" (1970)

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 ジャケットがとても印象的ですし、とにもかくにも "Child in Time"
 このグループを聴き始めたのはちょっと遅れて高校時代くらい.

 "Child in Time" で何となく好きになり、アルバム "Machine Head" で開花した感じかな.
 このグループ、 Ian Gillan が抜けたら全然面白くなくなってしまった.




 "Demons and Wizards / Uriah Heep" (1972)

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 ジャケットの良さでこんなアルバムもよく聴いたものでした.
 このアルバム中の "Easy Livin" や、アルバム "Look at Yourself" のタイトル曲は今でも好きな曲.

 このあたり、 Roger Dean も大活躍してました.
 特に Yes のアルバムは有名ですが、音楽的には今でも好きになれないなぁ.
 Yes も プログレ とか言われているけれど、やっぱり Pink Floyd とちょっと違うんだなぁ.




 "Rumours / Fleetwood Mac" (1977)

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 MTV 時代になってくるとやっぱりこれ.
 特に Stevie Nicks ,初めて動く姿をブラウン管で観た時は感動モノでした.

 ちなみに Stevie Nicks のソロ・アルバムも 6 枚ほどありました.

 MTV と言えば Dire Straits も大好きなグループで、数枚ありました. 




 "Mob Rules / Black Sabbath" (1981)

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 このグループはいつごろから聴き始めたのかよく覚えていないなぁ.
 でも Ozzy Osbourne のアルバムも結構聴いていたから.

 ただし本格的に好きになったのは、やっぱり Ronnie James Dio .
 結局このグループのアルバムも、数年前に発売になった Box 買ってしまったのです.
 ボクのお小遣いに余力があった頃のお話し.




 "Faith / Faith Hill" (1998)

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 そうかと思うと Faith Hill が 5 枚もあったりして.
 このあたりが、ブログ・タイトルを 「ロック至上主義」 としないところなのです.

 おまけに、彼女の旦那 Tim McGraw のアルバムまであったりするわけ.




 "Made in Japan / Flower Travellin' Band" (1972)

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 日本のハードロックと言えば、文句なしにこれだろう.
 これはもう、洋楽と言ってもおかしくないくらいのグループだった.
 一押しは "SATORI" ですが、このアルバムもなかなか.

 数年前に再販になった時に、涙が出そうになりました.




 "カルメン・マキ & OZ" (1975)

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 このアルバムも、再販時同じくらいうれしかったアルバム.
 この頃のカルメン・マキは超絶にカッコよかったのです.

 今聴くと、さすがに年代を感じちゃうけれど、このヴォーカルは一聴の価値あり.
 この二つのアルバムはボクにとっては 洋楽 という感じなのです.




 "Nevermind / Nirvana" (1991)

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 こんなアルバムもありました.
 早死にしちゃいましたね Kurt Cobain .

 そう言えば Foo Fighters も聴いたりしたなぁ.




 "Cross Road / Bon Jovi" (1994)

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 このアルバムは、俗に言うところのベスト盤です.
 でもこのアルバムから、一気に Bon Jovi 大好きに変わった記念すべきアルバムなのです.
 それまでも数曲は知っていましたが、そんなに注意深く聴いていた訳ではありませんでした.

 このアルバムの後、今では彼らのアルバムも 10 枚超えていました.




 "Hotel California / Eagles" (1976)

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 そして何と言っても Eagles .
 あの 東日本大震災 の数日前に 東京ドーム で聴いたのでした.

 いやーっ、これはもう、ボクの人生の中でも一番と言っていいくらいの感動だったのです.
 あの Eagles が目の前にいて ・・・・・・・・
 おまけに "Hotel California" を聴けたのですから.




 他にも The Beatles はもちろん、
 The Cranberries 、 Bob Dylan 、 C.S.N & Y 、 Santana ・・・・・・・・・

 なんだかんだで 500 枚くらいあった (笑)


 やっぱりいいなぁ ・・・・・・ 洋楽 って.



 そういえば、ジャズだって 洋楽 なのです.


 だから、 洋楽至上主義 なのです.



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Silver Rain

 雨降りですね ・・・・・・・ 雨が降ると、まだまだ寒く感じてしまいます.
 明日は東京だというのにねぇ ・・・・・・・・ .
 今夜には雨も上がるということですので、天気予報が当たることを信じています.




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 iPad の PDF データ移植も、当面必要なものはすべて完了.
 雨降りの今日は音楽データを移植してみました.

 そうは言っても、 iTunes に入っているジャズのアルバムがすべて入る訳でもないので、どうしようかと ・・・・・・・


 それで、とりあえずは Rock 専用にしてみました.
 でも Rock のアルバムと言っても、そこそこの枚数がありますので、すべて入れてしまうも、ただただ容量を使ってしまうだけです.
 そこで、 The Beatles 、 Pink Floyd 、 Eagles 、 Led Zeppelin のすべてのアルバムだけを入れるようにしました.


 みんな古いアルバムばかりですね、 60 年代から 80 年代を代表するアルバムたちです.
 ボクの音楽のルーツ的なものばかりですので、いつ聴いてもちっとも色褪せないのがいいですね.






 さて、雨に因んだアルバムでも聴いてみますか.
 アルバム・タイトルは、ズバリ "銀の雨" ・・・・・・・ と言っても 松山千春 じゃありませんよ.






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   " Silver Rain / Marcus Miller "





  1. Intro Duction
             (M.Miller) ・・・ 0:29
  2. Bruce Lee
             (M.Miller) ・・・ 5:23
  3. La Villette
             (M.Miller-L.Hathaway) ・・・ 5:54
  4. Behind The Smile
             (M.Miller) ・・・ 6:25
  5. Frankenstein  
             (E.Winter) ・・・ 6:32
  6. Moonlight Sonata
             (L.V.Beethoven) ・・・ 7:38
  7. Boogie On Reggae Woman
             (S.Wonder) ・・・ 5:03
  8. Paris [Interlude]
             (M.Miller) ・・・ 1:14
  9. Silver Rain
             (M.Miller-E.Clapton-KEM-J.Kibble-B.Withers) ・・・ 6:01
  10. Make Up My Mind
             (M.Miller) ・・・ 3:42
  11. Girls And Boys
             (Prince) ・・・ 5:35
  12. Sophisticated Lady
             (D.Ellington-I.Mills-M.Parish) ・・・ 5:22
  13. Power Of Soul
             (J.Hendrix) ・・・ 6:52
  14. Outro Duction
             (M.Miller) ・・・ 0:49
  15. If Only For One Night
             (B.Russell) ・・・ 5:28





  Marcus Miller (org.synth.b.perc.p.ds.b-cl.g.key.vo.arr ・・・・・・)
  Patches Stewart (tp), Kenny Garrett (as), Roger Byam (ts),
  Kirk Whalum (ts), Eric Clapton (g.vo), Dean Brown (g),
  Lucky Peterson (g), Bernard Wright (key), Bruce Flowers (key),
  Ronald Bruner (ds), Poogie Bell (ds), Munyungo Jackson (perc),
  Jessica Celious (vo), Lalah Hathaway (vo), Kenny Hicks (vo),
  Joey Kibble (vo), Mark Kibble (vo), Eartha Kitt (vo), 
  Gregoire Maret (harmonica)







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 2005 年に発売された、 マーカス・ミラー 名義の 8 枚目のアルバムです ・・・・・ ただしその間にベスト盤の発売もあります.
 マーカス・ミラー と言えば、 マイルス・デイヴィス となりますが、初めて二人が共演したアルバムは "The Man with The Horn" (1980 - 81 年録音) .
 このアルバムは、 マイルス・デイヴィス のカムバック作品としても有名で、内容的にもかなりファンク色は強いものの、好きなアルバムです.




 エリック・クラプトン が歌う "Silver Rain" の他、 ベートーベン の "月光" ・・・・ 正しくは ピアノソナタ第 14 番嬰ハ短調作品 27 の 2 、 スティーヴィー・ワンダー の "Boogie On Reggae Woman" 、 プリンス の "Girls And Boys" 、 ジミ・ヘンドリックス の "Power Of Soul" 、 エドガー・ウィンター の "Frankenstein" 、そして D.エリントン "Sophisticated Lady" ・・・・・・・・ いろいろな音楽がごちゃ混ぜです (笑) .



 アルバム全体としては、ボクの感想だとやっぱりごちゃ混ぜ感が強いです.
 でも音楽的なジャンルも、フュージョンでもなく、ファンクでもなく、ブラック・ミュージックでもなく ・・・・・ いろいろな感覚が詰まったアルバムですので、それはそれでいいのかも.



 そんな中で一番好きな曲は、アルバム・タイトル曲 ・・・・・・・ ではなく、
 "Behind The Smile" なのであります (笑) .
 ここでのハーモニカが、独特な雰囲気をだしています.


  "月光" に至っては、あまりにこのリズムに合っていて ・・・・・笑ってしまいます.





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 いつものように、ブログ書きながら、 iPad の使い方をネットで調べたり、 iTunes から Rock を取り込んだり ・・・・・・・ だから全然ブログ記事がすすみません.
 一体一つの記事書くのに何時間かけているんだっ ! って感じなのであります.


 それにしても画面は本当にきれいです.
 こうやってインポートしたアルバム・ジャケット見ていても、本物のジャケットよりもきれいに思えてしまいます.



 こんなジャケット見ながら、一人ニヤニヤしながら聴くのがいいんですよね ・・・・・・ ちょっとばかりキモいかもしれませんが.

70's Asylum Records

 どうも天気が目まぐるしく変わりますね.
 今夜も雪の予想です.

 今夜は職場の退職者送別会です.
 今年は 6 名の方が定年退職、数年前から退職者数が増えており、職場は一気に若返り状態になっています.
 2 ・ 3 年後には団塊の世代と呼ばれた皆さんの退職もあり、まだまだ若返りは続くのですが、一気に若返ってしまったことにより、組織全体としての知識やスキルの低下が否めません.
 きっと日本中でこんな感じなのではないでしょうか.



 さて、もう一回だけ Eagles ネタです ・・・・ これで最後にしましょう.

 公式サイトを見てみるとご覧のようなツアー・スケジュールが書かれていました ・・・・.
 60 歳過ぎのオジサマたちには、かなりハードだと思うのですが ・・・・ ボクのような飛行機嫌いにとっては考えられないです、移動だけでもクタクタになってしまいそうで.
 でもまぁ、それだけ世界中で待っている人もいるということなのでしょうね.


 3/1  Osaka, Japan  Osaka Dome
 3/3  Nagoya, Japan  Nagoya Dome
 3/5  Tokyo, Japan  Tokyo Dome
 3/6  Tokyo, Japan  Tokyo Dome
 3/9  Shanghai, China  Mercedes Benz Arena
 3/12  Beijing, China  Wukesong Arena 
 3/15  Seoul, South Korea  Olympic Gym
 3/18  Hong Kong  Hong Kong Exhibition Centre Hall 
 6/9  Reykjavik, Iceland  Nyja Laugardalshollin
 6/12  Stavanger, Norway  The Viking Stadium
 6/13  Oslo, Norway  Norwegian Wood
 6/15  Aalborg, Denmark  Hjallerup
 6/17  Sundsvall, Sweden  Norrporten Arena
 6/19  Wiesbaden, Germany  Bowling Green Open Air
 6/21  Cologne, Germany  Lanxess Arena
 6/23  Berlin, Germany  Waldbuhne
 6/25  Graz, Austria  Schwarzl Freizeitzentrum
 6/26  Munich, Germany  Konigsplatz
 6/28  Hamburg, Germany  Colourline Arena


 まだまだこれだけのパワーがあるのでしたら、日本でももう一度くらい演奏を聴くことができるかな〜.



 今日はそんな Eagles のレコード会社のことでも ・・・・.



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 Eagles の初期の 7 枚のアルバム (後で発売されたベスト盤は、ボク持っていないのでよくわかりません) は、アサイラム・レコード (Asylum Records) というアメリカのレコード会社から発売されており、このレコード会社は David L Geffen により 1971 年にロサンゼルスに設立されたようです.
 この創設者の David L Geffen がまたユニークと言うか、超大物で、 1980 年病気療養を終え業界に復帰した彼は、ゲフィン・レコード (Geffen Records)を設立し、さらには 1994 年スティーヴン・スピルバーグたちとドリームワークス SKG を設立したようです.


 アサイラム・レコード には、 Eagles 、 Jackson Browne 、 J. D. Souther 、 Linda Ronstadt 、 Tom Waits などのミュージシャンが所属していました.
 David L Geffen はこういった有能な新人たちを探し出す目が肥えていたようです.
 70年代最も (かは、微妙ですが ・・・) 輝いていた、ウエスト・コーストのレコード会社でしょう.

 これらのミュージシャンたちは、いろいろなところで繋がりをもっています.
 ジャズのウンチクではありませんが、こういったことを調べたりしてみると、結構楽しいですし、そういうことを知って曲を聴いてみると、また違った受け止め方ができますね ・・・・ 何年にもわたってこういった知識を否定し続けてきたボクの言葉とは思えませんが (笑) .


 J. D. Souther は Eagles に曲も提供しており、単に楽曲の提供だけでなく、バック・コーラスなどでも頻繁にゲスト参加を行っていました.
 東京でのコンサート中の MC でも、彼の名前が出てきました.

 Linda Ronstadt のバックバンドを Eagles 結成前のメンバーが務めていたことは有名ですし、日本公演でも演奏された Eagles の代表曲 “Witchy Woman” は、 Linda Ronstadt のことを歌った曲とも言われています.

 Tom Waits も関わりが深く、デビュー・アルバムの “Closing Time” の中の "Ol' '55" は、Eagles 3 枚目のアルバム “On The Border” でカヴァーされています.


 ちょっとカントリー色の付いた、カリフォルニアの爽やかな風と日差しがこのレコード・レーベルにはあったような気がします.
 70 年代のロックを語る上でも決して避けて通ることのできないレコード会社です.
 ジャズで言えば Blue Note のような存在なのかもしれません.
 こういったアルバムを今聴いてみると、つい 「あの頃はよかったな〜」 なんて、オヤジ言葉が出てしまいます (笑) .


 ということで、 3 回にわたったボクの Eagles Long Road Out Of Eden Japan Tour 2011 のレビューはこれで終了です.
 あのコンサートはいろいろな意味で、ボクにパワーを与えてくれたし、リフレッシュさせてくれました. 
 本当に ・・・・・・・ 最高でした.

Eagles Japan Tour part.2

 昨日の朝は雪降り.
 道路にもかなり積っており、びっくりです.
 暖かな東京から帰ってきたばかりですので、なおさらでした.


 さて、いまだに Eagles の余韻から、完全に抜け切っていません.
 まぁせっかく高いお金を出したのですから、思いっきり余韻を引っ張っていこうかと思ってます (笑) .

 今回のツアーは、2007 年に発売されたアルバムのツアーという位置付けです.
 4 年も引っ張っているのかという感じですが、まぁ許してしまいましょうね.
 日本には 7 年ぶりの来日で、その時は気が付いたのが遅かったためチケットが買えず聴きに行くことはできませんでした.


 2007 年に発売されたアルバムが "Long Road Out Of Eden" .
 Eagles にとって、 28 年ぶりになる新作アルバムです ・・・・ その間に ベスト盤 や、 "Hell Freezes Over" など発売されていますが、後者は新曲も入ってはいるものの MTV で放送された再結成のステージがメインになっているアルバムですので、実質的な新作は 28 年ぶりになってしまいます.
 このアルバム "Long Road Out Of Eden" も、全米・全英でナンバー・ワンに輝き、世界で 1000 万枚以上のセールスを記録しました.






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    "Long Road Out Of Eden"




  Disk : 1
   1. No More Walks In The Wood
   2. How Long
   3. Busy Being Fabulous
   4. What Do I Do With My Heart
   5. Guilty Of The Crime
   6. I Don't Want To Hear Any More
   7. Waiting In The Weeds
   8. No More Cloudy Days
   9. Fast Company
   10. Do Something
   11. You Are Not Alone

  Disk:2
   1. Long Road Out Of Eden
   2. I Dreamed There Was No War
   3. Somebody
   4. Frail Grasp On The Big Picture
   5. Last Good Time In Town
   6. I Love To Watch A Woman Dance
   7. Business As Usual
   8. Center Of The Universe
   9. It's Your World Now
   10. Hole In The World






 60 歳過ぎたオヤジ ・・・・ というより、おじいさん グループのアルバムが 1000 万枚なのですから、いかにこのグループのすごいかわかりますよね.
 "Hole In The World" は日本盤のボーナス・トラックで、さらにこのアルバムのデラックス・エディションには "Please Come Home For Christmas" が入っています.
 この "Please Come Home For Christmas" は、 Eagles Box にもおまけとして入っています.

 ところで、この Eagles Box が結構いいんですよね.
 1980 年に発売された "Live" までのアルバム 7 枚が、 SHM-CD として紙ジャケット仕様で入っています.
 みんな持っていたアルバムですが、ここは思い切って買ってしまいました.
 先日も書いたように、持っていた CD は一緒にコンサートに行ってくれた方に、お勉強用としてプレゼントでした.



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 話を "Long Road Out Of Eden" に戻しましょう.
 前にも書いたように、ボクはこのアルバム二度くらいしか聴いていませんでした. 
 買ってはみたものの、歳とってしまったせいかあまり大きな感動がありませんでした.
 今回のコンサートでは、
 2 曲目に "How Long" 、
 3 曲目に "I Don't Want to Hear Anymore" 、
 休憩後の 12 曲目に "No More Walks In The Wood" 、
 13 曲目に、 "Waiting In The Weeds" 、
 14 曲目に、 "No More Cloudy Days" 、
 そして 18 曲目が、 "Long Road Out Of Eden"
 の 6 曲がこのアルバムから選曲されていました.

 2 曲目に "How Long" が演奏された時、これが Eagles だよね〜と感動してしまいました.
 "Long Road Out Of Eden" もドラマチックに演奏されてました.
 こうやってコンサートで聴いてみると、このアルバムも本当にいいなぁと思ってしまいました.
 ということで、家で聴き直し状態.


 コンサートに行ったいろいろな方のブログを読んでみると、やっぱり音響が厳しかったようですね.
 ボクらのようにスピーカーのほぼ正面だったらまだしも、後方の正面スタンド当たりでは、音が二重、三重になって聴きにくかったようです.
 ただ、これだけのビッグ・グループですので、こういった会場もやむなしでしょう.
 一部には、土曜日が約 4 万人だったということも書かれていました.
 ほとんどの人たちは、多少音が悪くても、あの Eagles の面々と同じ時間、場所を共有したというだけでも十分満足だったでしょうから ・・・・・ 少なくても、ボクはそれだけでも十分満足しましたから.



 さてコンサートに行けなかった皆さんに、こんな感じでしたということで ・・・・



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 少なくてもアルバムが発売された以降ですので、 4 年くらいの間の演奏でしょう.
 この映像も著作権に引っかかり、数日中には音声がカットされてしまうかもしれませんので、早めにご堪能ください (笑) .

 ここで演奏しているトランペット奏者も、ダブルネック・ギターを弾いている スチュワート・スミス も、さらにはバックのメンバーたちも、今回の日本公演にも参加しています ・・・・ バックのメンバーについては推測の域を出ませんが、きっと一緒のはずです.

 (最初 "Long Road Out Of Eden Tour" からの映像を貼っていましたが、もとの映像が観れなくなったので画像にしておきます)



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 これと全く同じ演出が、東京公演でも行われていました.
 この映像同様、トランペットソロが終わり、暗いステージからギターのフレーズが流れ出した途端、大きな歓声と拍手があがりました.

 この曲は、永遠だね〜 ・・・・・ しみじみ

Long Road Out Of Eden

 行ってきました、東京ドーム!! Eagles !!!
 行くまでのテンションの低さはどこへやら、超楽しかった !!!


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 3月5日 Eagles Long Road Out Of Eden Japan Tour 2011

 写真はコンサート終了し、アリーナ席もスタンド経由で外に出るところ ・・・・・ 携帯で失礼です.
 ボクらが見た場所は、向って左のスクリーンの右端あたり (スピーカー側) の、前から 4 列目.
 ステージは横から見る感じですが、まぁなんとか肉眼で捉えることはできましたし、スクリーンも見やすく、スピーカーもほとんど目の前状態だったので、音響の悪いドームのイメージも全くと言っていいほど感じませんでした.

 ただ椅子が小さいからすごく狭いです.
 今回の同伴者が隣のオジサンがコンサート前からサワーとか飲んでいたので、スクリーンのほうを向くたびに酒臭かったとぼやいてました (笑) .
 ちなみに今回一緒に行った (正確には、行っていただいた ! ) のは、まったく Eagles を知らなかった、 香里奈 をちょっと大人にしたような超素敵なお友達でした.
 ボクが来日記念の SHM-CD Box を購入したので、事前勉強用に古い CD すべて差し上げておきました.



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 会場前で待ち合わせ.
 15:30 開場でしたので、ボクは 15:00 ちょっと前に行ってグッズなどを見てみましたが ・・・・・ 高過ぎます.



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 これ見ただけで、買う意欲がなくなりましたので、今回はパス.
 それにしても暖かないいお天気でした.



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 そんな価格の高さのせいか、グッズ販売のテントも御覧の通り全然空いています ・・・・ ところが、ボクらが入場した 16:00 頃にはこのテントの前のドバッと人が並んでいました.


 観客は圧倒的に中高年が多いです.
 まぁ、 Eagles メンバー全員が 60 歳過ぎているんですから、この観客層も納得できますよね.


 20 分ほど遅れて、 17:20 会場の照明が落とされコンサートの始まりです.
 1 曲目アカペラの "Seven Bridges Road" 、続いて "Long Road Out Of Eden" から "How Long" 、 3 曲目はティモシーがボーカルの "I Don't Want To Hear Any More" ・・・・・ 同伴者は、ティモシーの声が一番好きて言ってました.

 そして赤いスポットライトを浴びて、ちょっとヒスパニックな旋律でのトランペットソロ ・・・・・ そして聴きなれたギターが.

 そう !!

 あの、 "Hotel California" です.
 それまでは会場全体が比較的静かに聞いていたのですが、やはりこの曲だけは大きな拍手と歓声です.
 "Hell Freezes Over" のようなアンプラグドも決して悪くはありませんが、ボクが聞きたかったのは 1976 年の "Hotel California" なんです、あのギターのハーモニーなんです.

 これが 生 で聴けただけでも、ボクは満足でした.
 ドン・フェルダー が脱退して、そのパートを スチュワート・スミス が弾いていましたが、それでも十分です.




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 前半はお馴染みのナンバーが続いて約 1 時間でおしまい.
 二部構成というのは最初から知っていましたので、後半はきっと "Long Road Out Of Eden" のナンバーが多いのかななどと考えながらしばしの休憩です.
 まぁ正直な話、ここまででも十分に満足しちゃってましたがね.


 後半は予想通り "Long Road Out Of Eden" のナンバーが続きました ・・・・ ボクはこのアルバムそんなにいいという感じが無く、あまり聴いていなかったのですが、こういったコンサートで聴いてみると物凄くいい曲がいっぱいです.

 そして 19 曲目の "Walk Away" から会場が一変します.
 ここからは、ほとんど Joe Walsh の独り舞台のような、 Hard Rock な演奏でようやく会場もスタンディングです.
 それまでは完全シッティング状態と言ってもおかしくないくらいで ・・・・ まぁ、それはそれで決して悪くはなかったのですが.

 とにかくここから大音量で、Joe Walsh がギターをギンギンに弾きまくりでした.
 途中加入の Joe Walsh ですが、よくぞ盛り上げてくれましたという感じです.
 Eagles のいいところは、こういった Hard Rock もきちんと演奏できるところじゃないでしょうか.
 そうじゃなければ、世界で 1 億枚を超えるレコード・セールスなんて、絶対できないでしょうから.

 一気に最後まで突っ走って終了です.
 そしてアンコールではあの名曲 "Take It Easy" と "Desperado" .
 間に 1 曲 "Rocky Mountain Way" ですが、ここでも Joe Walsh が爆発してました (笑) .
 アンコールの 1 曲が、大阪公演より増えていますが、他の曲は大阪と一緒です.



01. Seven Bridges Road
02. How Long
03. I Don't Wanna Hear Anymore
04. Hotel California
05. Peaceful Easy Feeling
06. I Can't Tell You Why
07. Witchy Woman
08. Lyin' Eyes
09. The Boys Of Summer
10. In The City
11. The Long Run

(休憩)

12. No More Walks In The Woods
13. Waiting In The Weeds
14. No More Cloudy Days
15. Love Will Keep Us Alive
16. Best Of My Love
17. Take It To The Limit
18. Long Road Out Of Eden
19. Walk Away
20. One Of These Nights
21. Life's Been Good
22. Dirty Laundry
23. Funky #49
24. Heartache Tonight
25. Life In The Fast Lane

(アンコール)

26. Take It Easy
27. Rocky Mountain Way
28. Desperado



 会場をやっとの思いで抜け出して、近くの居酒屋で夕食ですが、そこでも Eagles がずっとかかっていました ・・・ 満席で断られた一軒目の居酒屋も Eagles でした.
 隣の席からも、コンサートのことが聞こえてきたり ・・・・ ボクらも Eagles をネタにちびちび.
 気が付いたら 23 時でした.
 時間があれば、銀座に足を運ぼうと考えていましたが、 Eagles の余韻にドップリ浸ってしまったため、そちらはキャンセル.


 たしかに 声 がみんな厳しかったですが、そんなことは全く気になりません.
 お腹もかなりぽっちゃりして、 Glenn も腹がギターの邪魔している感じでしたが、そんなのも全然 OK です.
 かなり高額なチケットでしたが、許せます.

 目の前で演奏された "Hotel California" だけでも、ボクは本当に十分でした.
 とにかく楽しくて、ボクにとって感動的なコンサートでした.  


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 "Eagles"
 Joe Walsh, Glenn Frey, Timothy B. Schmit, Donald Henley

Headin' South

 昨日の低い雲の下.
 今朝起きたらこんなに山が白くなっていました.
 気温も低かったので、空も青く、遠くの白い山がきれいに見えていました.




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 さて今週末は、東京です

 Eagles です

 東京ドームです.


 チケットは購入したものの、音響の悪そうな東京ドーム.
 さらに一番前のブロックで前から 5 列目なのですが、若干左側で見にくそうな感じ、さらにさらにチケット購入後にちょっとした仕事も入ってしまったため、オークションで売ってしまおうかとも考えていました.
 それでも一緒に行ってくれる人も見つかり、結構楽しみにしているようですので、仕事は部下にお任せして予定通りいくことにしました.


 チケットはかなり高い気はしますが、メンバーもすでに 60 歳を超えていますので、今度こそこれで最後かもしれません.
 そんな記憶に残すべく、聴いてこようと思っています.
 すでに大阪公演も終了し、賛否両論あるようですが、まぁ生で見れればそれで良しとしておきましょう ・・・・ そうすれば、ガッカリすることもなさそうですので.



 今夜も Blue Note ですが、変なジャケットです.
 タイトルは 南向き なのに、ジャケットは思いっきり東を指しています.
 そんな変なジャケットですが、演奏はとってもゴキゲンな一枚.






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   "Headin' South / Horace Parlan"




   1. Headin' South
   2. The Song Is Ended
   3. Summertime
   4. Low Down
   5. Congalegre
   6. Prelude To A Kiss
   7. Jim Loves Sue
   8. My Mother's Eyes




  Horace Parlan (p), George Tucker (b), Al Harewood (ds),
  Ray Barretto (conga 1.2.5.7.8)
  Recorded December 6, 1960.





 あの名作 "Us Three" と同じメンバーに、コンガの Ray Barretto が加わっています.
 Ray Barretto も Blue Note ではお馴染みですね.
 1曲目の出だしは、まるで "Us Three" を連想させるようなベース・ソロからですが、こちらはかなり明るいというか、脳天気な感じです (笑) .



 Horace Parlan はご存じのように、小児期に罹ったポリオのため右手の薬指と小指が不自由なピアニストです.
 だから通常は右手で弾くメロディ・ラインを、左手でも弾いたりしているようです ・・・ このあたりが、彼独特のピアノになっています.
 そんな不自由な手によって弾かれるピアノは、ブルージーであり、とってもアーシーでもあります.
 ボクがこのピアニストを聴き始めたのは、ほんの数年前でしたが、あっという間に彼の Blue Note のアルバムはみんな揃っていました.




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 このアルバムの白眉は、 5 曲目の "Congalegre" .
 Horace Parlan がどうしてコンガを加えたのか、その答えがこの曲にあるようにも思えます.
 とにかくゴキゲンですよ、この演奏は.
 コンガが入ると、何となく明るくちょっと軽い感じになりますが、この演奏ではグッとグルービーな演奏になっています.
 この曲だけでも、十分にこのアルバムを聴く価値があるかもしれません ・・・・ きっとあると信じています (笑) .

 スロー・テンポの 4 曲目 "Low Down" では、これでもかというくらい、同じフレーズが繰り返されます.
 まぁ、さすがにこれはやり過ぎでしょうか ・・・・ ボクには、ちょっとね.
 3 曲目の "Summertime" はどうでしょうか ・・・・・ テーマ部分をベースのボウイングで演奏していますが、この部分に関しては、ボクはちょっとね.
 でも途中からはアップテンポになり、お馴染みのゴキゲンなピアノになります.


 "Us Three" という名盤の陰に隠れてしまいそうなアルバムですが、どうしてどうして、結構聴き応えありますよ.

 ただ ・・・・・・・・

 最初にも書いたように、ジャケットが微妙ですね〜
 上下のカラーリングも、よくわかりません.
 それでも、そういうことを差し引いても、いいアルバムです.
 相変わらず、肯定しているのか、否定しているのか分からないようなアルバム紹介でした.



 土曜日は Eagles 聴いて、東京で一泊です.
 そういえば、土曜の夜は "いつもの小川さん" のイベントもありましたが、今回は時間的にも厳しいのでパス ・・・・ 終了した頃ちょっと顔でも出してみようかと思っています.
 そして翌日は、 "いつもの京橋" に行って、少しばかりお勉強をしてくるつもりです.


 晴れてくれればいいのですが ・・・・・・・

我が愛しの Eagles !

 これは、

 自分へのご褒美です ・・・・・・・・・・・


 でも ・・・・・・ どうも、自分へのご褒美が多すぎるような気がしますが、他人に厳しく自分に優しいのでそのあたりはあまり深く考えないようにしましょう.




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 オークションで購入です.

 当初の予定が、アリーナ最前列ブロック、価格は 1△,000 円程度.
 なんとか条件に合うものがあったのですが、連番です.
 ほんとうは 1 枚でよかったのですが、誰か行きたい人もいるだろうという感じで、仕方なく連番購入.
 最悪は 1 枚オークションで売るつもりです.

 スタンド席は、まだ正規購入できそうです.
 ただ東京ドームのスタンド席は、さすがにちょっと厳しいでしょうか.
 それにしても、チケット高すぎでしょ、冷静に考えると.

 でもまぁ ・・・・・・ 一度でいいから、実際のステージを見たかったので、ここは 清水の舞台 から飛び降ります.



 で、飛び降りたら、こんなものもありました.




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 (以下、メーカー資料より)

 イーグルスの 7 年ぶりとなる来日公演を記念して、幻の紙ジャケット Box が SHM-CD 仕様で完全復刻!

 永遠の名盤が 高音質 SHM-CD 紙ジャケットで登場!
 ☆US オリジナル 初期ジャケット再現 (紙質、エンボス加工含む)
 ☆帯は日本初期版を復刻再現
 ☆US 初期盤の付録も封入 ポスター、内袋 ( LP 袋) など
 ☆最新のリマスターを音源を使用
 ■イーグルス・紙ジャケット・コレクション 7 タイトル そして、ボックスのみに、 "2人だけのクリスマス/ファンキー・ニュー・イヤー" のシングルを収録した、完璧なワーナーコレクション

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 問題は、SHM-CD 仕様とリマスター音源という部分なのです.
 前にも書いたと思うんですが、下の CD すべて持っています.
 ところが結構前に購入したもので、どうも音がよくないんです.
 それで、この Box については継続審議ということで ・・・・・・・・・・

 せっかくですので、これら 7 枚のアルバムの曲目を書いておきます.
 ロック・ルーキーの皆さん、この 7 枚はアメリカのロックを語る上では不可欠なものばかりですよ ・・・・・ ちょっと誇張しました(笑).



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    "Eagles" (1972)

  1. Take It Easy
  2. Witchy Woman
  3. Chug All Night
  4. Most of Us Are Sad
  5. Nightingale
  6. Train Leaves Here This Morning
  7. Take the Devil  
  8. Earlybird
  9. Peaceful Easy Feeling
  10. Tryin'



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    "Desperado" (1973)

  1. Doolin-Dalton 
  2. Twenty-One
  3. Out of Control
  4. Tequila Sunrise 
  5. Desperado
  6. Certain Kind of Fool
  7. Doolin-Dalton (Instrumental)
  8. Outlaw Man
  9. Saturday Night
  10. Bitter Creek
  11. Doolin-Dalton/Desperado



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    "On the Border" (1974)

  1. Already Gone
  2. You Never Cry Like a Lover
  3. Midnight Flyer
  4. My Man
  5. On the Border
  6. James Dean
  7. Ol' 55
  8. Is It True?
  9. Good Day in Hell
  10. The Best of My Love





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    "One of These Nights" (1975)

  1. One of These Nights
  2. Too Many Hands
  3. Hollywood Waltz
  4. Journey of the Sorcerer
  5. Lyin' Eyes
  6. Take It to the Limit
  7. Visions
  8. After the Thrill Is Gone
  9. I Wish You Peace



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    "Hotel California" (1976)

  1. Hotel California
  2. New Kid In Town
  3. Life In the Fast Lane
  4. Wasted Time
  5. Wasted Time (Reprise)
  6. Victim of Love
  7. Pretty Maids All In a Row
  8. Try and Love Again
  9. The Last Resort



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    "The Long Run" (1979)

  1. The Long Run
  2. I Can't Tell You Why
  3. In the City
  4. The Disco Strangler
  5. King Hollywood
  6. Heartache Tonight
  7. Those Shoes
  8. Teenage Jail
  9. The Greeks Don't Want No Freaks
  10. The Sad Cafe



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    "Live" (1980)

 Disk.1
  1. Hotel California
  2. Heartache Tonight
  3. I Can't Tell You Why
  4. The Long Run
  5. New Kid in Town
  6. Life's Been Good


 Disk.2
  1. Seven Bridges Road
  2. Wasted Time
  3. Take It to the Limit
  4. Doolin-Dalton (Reprise II)
  5. Desperado
  6. Saturday Night
  7. All Night Long
  8. Life in the Fast Lane
  9. Take It Easy



 やっぱり最高です、 Eagles .
 3 月のコンサート、楽しみです ・・・・・ ワクワク.

Millet のバックパック

 今日はちょっとお買いもの.
 最近のお買物と言えば、ほとんど山に関係するものばかりです.
 山登りが趣味なのか、道具集めが趣味なのか、どうもよくわからなくなってきました.

 先日も 山ガール のことをニュースの特集でやっていましたが、そこに出てきた方の部屋の中も、山グッズで溢れていました.
 その方の話しで、「安全に山登るには、道具もそれなりのものを買わないと ・・・」と言っていました.
 でも ・・・・・ ボクもそうですが、どうもそう思うことで自己を正当化しているにすぎないのではないか、と思ってしまいました.
 少なくてもボクは、そう正当化しながら道具買ってます.



 今回購入したのは、バックパック.
 今持っているのは、本当に日帰り用の 25L ほどなので、さすがにスノーシューなどを持っての雪山トレッキングには厳しいので、これは正当な理由のある購入です.
 テン泊用のバックパックは、 50〜60L くらいのものを今年購入する予定ですので、今回購入するものは 30〜35L と決めていました.


 連休明けの平日の午前中なので、お客さんなんかいないかな、と思っていったのですが、結構主婦らしき人たちが山用ウェアの売り場にいてビックリでした.
 バックパック売り場には水の入った 2L のペットボトルが数本置いてありますので、それを 4 本くらいバックに入れては、いろいろなタイプのものを背負ってみては、下ろしてペットボトルを他のバックに移し替えて、また背負って ・・・・・ の繰り返し.
 有名なメーカーのものも、いくつか背負ってみたのですが、背中のフィット感などがまったく違うんですよね.
 店員さんもそばにいて横目でチラチラ見ていましたが、話しかけてはきませんでした ・・・・ こういうところは好きです、必要ならこちらから話しかけるタイプなので.




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 で、購入したのがこのバックパック.
 Millet (ミレー) ELEVATION 30 というバックパックです ・・・・ でも Millet のウェブサイト見たらこの色が出ていませんでした、すでに在庫なしということかな?
 色的には、赤はあまり好きではありませんので、本当は他のメーカーの違う色が良かったのですが、背負った時のフィット感がこのモデルが一番よかったのでこれに決定です.
 25L のバックパックの時には、そんなに違いがわからなかったのですが、このくらいのサイズになると背負った時の背中のフィット感がまったく違います.
 こういった山登りに直接的な影響を与えるものは、デザインだけでは選べません.


 予算的にもまぁなんとか予定通り.
 このバックパックにスノーシューを括りつけて、いよいよ雪のお散歩です.


 何となく、奥様も次第に増えていく山道具に気が付いているようですが、毎年増え続ける奥様自身のスキー道具にボクも何も言わないので、奥様もボクの山道具に対してあえて何も言いません.
 このあたりは、会話の不要な大人の夫婦です(笑).



 昨日の Eagles ですが ・・・・・・
 予算内でチケット買うことができました、予定通りアリーナの A ブロック.
 でも、バラ売りではなくペア・チケットなんです.
 どうしよ ・・・・・ 奥様はこういったコンサート好きじゃないので、都内に住む友達にでも声かけようか.
 それか一枚だけ売りに出そうか ・・・・・.


 だれか〜、一緒に行きたい人いますか? (笑)

California の匂いのする Concert

 先日、ブログを書いた後 "Star Wars Episode V: The Empire Strikes Back" を結局観てしまいました.
 映画的には、初期の三部作の中の最高傑作とボクは思っているので、久しぶりに観てもあっという間の 2 時間でした.
 今日は "Episode VI: Return of the Jedi" でも観ることにしよう.




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 そういえば、今年 3 月に "あの" Eagles が来日です.
 すでにチケットも完売 (なの?) のようです.
 で、オークションでチケットを捜しているのですが、結構な値段までいってしまいますね.
 S 席の定価が 12,000 円ですが、オークション相場でアリーナの最前列ブロックが、軒並み 20,000 円オーバー ・・・・・・・・ ちょっとね〜.
 予算的には 17,000 円くらいで、アリーナ最前列ブロック狙っているのですが、かなり厳しそうです.



 "For the record, we never broke up, we just took a 14-year vacation" 


 という、Glenn Fley のアナウンス.
 1994 年 4 月 MTV アンプラグド で、 14 年の休暇から帰ってきた Eagles ですが、その中の一人 Don Felder はその後のゴタゴタで今はバンドには入っていないので、メンバー 4 人での来日です.
 最近こういったコンサートから遠ざかっていますので、できれば行ってみたいのですが、 20,000 円まではちょっと出せないというのが、ボクの懐事情 ・・・・ まぁ、もし運よくチケットがゲットできたらまたブログに書きますね.
 ちなみにチケット確保できなかった場合は、 2 月に発売になる "Eagles Box" を買う予定です.
 彼らのアルバム (ワーナー盤) はすべて持っていますが、ボクの持っているものは古いものでどうも音が辛いんですよね.
 2 月に発売されるものは、SHM-CD リマスター、紙ジャケット仕様ですので、音もどのくらいクリアになっているのか楽しみな部分があります.




 そんなコンサートの楽しさを聴かせてくれるアルバムです.
 このアルバムも、 Eagles と同じ California の匂いがしてきますが、少しばかり違う匂いです.







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  "Callifornia Concert"




  Disc 1: 1. Impressions (*)
        2. Fire and Rain
        3. Red Clay
        4. Blues West
        5. So What (*)

  Disc 2: 1. Here's That Rainy Day
        2. It's Too Late
        3. Sugar
        4. Leaving West
        5. Straight Life (*)




  Freddie Hubbard(tp), Hubert Laws(fl), Stanley Turrentine(ts),
  Hank Crawford(as), George Benson(g), Johnny Hammond(org.el-p),
  Ron Carter(b), Billy Cobham(ds), Airto(perc)

  Recorded at the Hollywood Palladium July 18, 1971.
   (*) previously unreleased







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 オリジナル盤は 5 曲だったということがどこかに書いてありましたが、このアルバムを見ると、 3 曲が追加という表示になっています ・・・・ どの情報が正しいのかわかりません.
 このアルバムは、 International 盤 2 枚組.
 こういったオールスター・グループの演奏によく有りがちな、メンバー紹介しながら一人ずつ演奏に加わっていくスタイルで "Impressions" が始まります.

 この最初の紹介からの演奏は、いかにもコンサートという感じで、実際にその場に居合わせたらさぞかし楽しいだろうなと思えちゃいます.
 Disk 1 の 1 曲目と 5 曲目は、 John Coltrane と Miles Davis の曲で、どうしてこの 2 曲がオリジナルから外されていたのかちょっとばかりわかりかねます.
 決して悪い演奏ではないと思うんですがね ・・・・ 23 分にも及ぶ演奏のせいでしょうね、きっと.
 長い演奏ですが、そこは CTI ですので、バリバリのモーダルでヘビーな演奏とはちょっとばかり違っています.
 ちょっとばかりソウルフルに、それでいて軽〜い演奏です.
 いかにもコンサートで楽しみながら聴けるような演奏ばかり、こういったものはあまりヘビーじゃない方が楽しめそうです.




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 先に書いた 2 曲のほか、スタンダードの "Here's That Rainy Day" があったかと思うと Carole King の "It's Too Late" もあったり ・・・・・・
 ちなみにこの曲も、バリバリのソウル・ミュージックにアレンジされてます.
 もちろん、 CTI の看板アーティスト Freddie Hubbard 、 Stanley Turrentine のオリジナルも演奏され、さらには Deodato の曲まで入っています.

 オールスターらしく、曲目もバラエティーに富んでいます.
 こういったコンサートにピッタリな "Sugar" .
 お祭り気分満杯のアルバムですね.
2 枚目の後半からはちょっとモーダルな演奏になって終了です.

 それぞれのソロもかなり長くとっていますが、こういったコンサートは楽しむことが一番なので、あまりソロの出来の良し悪しを言うのは、ちょっとばかりナンセンスですね.



 きっと Eagles のコンサートも、いつか Live in Japan なんていうタイトルになって、陽の目を見る日が来るのかもしれません.
 まぁ、できることだったら、近くから生の演奏を見てみたいものです. 

Ol' '55

 先月の 30 日 ・・・・ そう、台風の夜です.
 ボクはいつもの講習会で東京、その夜のことは前にも書いたとおりです.
 あの夜、映画も終わり、U-Z-○ さんも帰った後かかったアルバムが Tom Waits .
 Noriko さんのお気に入りのようです.
 ボクにも 「Tom Waits どう?」 という感じで振られましたが、昔ほんの少し聴いたくらいで、一曲くらいしか知りませんので、あいまいなお返事.

 その知っている一曲というのが、 "Ol' '55" .
 家に帰って棚を捜したら、 Tom Waits のアルバムが一枚出てきました.





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  "Closing Time / Tom Waits"




  1.  Ol' '55
  2.  I Hope That I Don't Fall In Love With You
  3.  Virginia Avenue
  4.  Old Shoes (And Picture Postcards)
  5.  Midnight Lullaby
  6.  Martha
  7.  Rosie
  8.  Lonely
  9.  Ice Cream Man
  10.  Little Trip To Heaven (On The Wings Of Your Love)
  11.  Grapefruit Moon
  12.  Closing Time





 Tom Waits の評価については、このアルバムのようなごく初期よりも、もう少しアクの強い少し後のほうが好きだという意見も多そうですね.
 でもボクは、このアルバムのように、あまり振り絞っていない歌い方のほうが好きです.

 そして ・・・・・・・・・・
 何と言っても "Ol' '55" なんですよ.



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 そもそもこの曲を知ったのは、 Tom Waits のこのアルバムではなく、大好きだった Eagles の "On The Border" に入っていたからです.
 ちなみにこの曲、わざわざ邦題まで付いてます ・・・・・ "懐かしき'55年"
 ちょっと違うだろう、という感じですが、当時はみんなこんな感じで邦題付けたりしてたから仕方ないですね (笑) .


 最初のピアノとスティール・ギターのイントロから Glenn Frey のちょっと甘い歌声 ・・・・ ここまではとってもグッドなのです.
 でも、途中のハモっちゃうところから、完璧 Eagles になってしまうわけですよ ・・・・ そうなると、やっぱり原曲のほうが数段ボクはいいと思ってしまいます.
 もちろん Eagles も偉大なグループで、大好きなグループなので、その演奏は決して悪くはありません.
 後は個人の好みの問題でしょうね ・・・・ さっぱり醤油味か、こってり豚骨味か ・・・・・.
 Eagles の演奏は、まるで下の写真のような演奏です.
 でも Tom Waits の演奏というか歌は、もっと小汚いオンボロ車と、埃っぽい乾いた雰囲気です.



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 この曲のタイトルは、 55 年式 Buick Roadmaster から付けられているんでしょうか.
 もしそうだとすれば、Eagles の邦題キツイでしょ.
 変な日本語付けるよりも、原題のままのほうがステキです ・・・・ これはジャズのスタンダード曲にも当てはまりますね.


 このアルバムには入っていませんが、 "Tom Traubert's Blues" は、TV 番組 「不毛地帯」 のエンディング・タイトルだったということを、今日初めて知りました.

 おまけに、映画にも結構出ていたことを、今日初めて知りました.
 以前 DVD で持っていた、 "Coffee and Cigarettes" にも出ていたなんて ・・・・ 全く気がつかなかったのです.
 そういえばこの映画には、 "Elizabeth" の Cate Blanchett も出ていました.
 何となくもう一度見てみたくなりましたが ・・・・・・ また購入する元気はないですね.

 おまけにおまけに、Francis Ford Coppola が監督したあの "Bram Stoker's Dracula" にまで出てるんですか? ・・・・・ あまりにイメージが ・・・・・.
 この映画、結構好きなんです.
 これは今夜、見ないわけにはいきませんね.

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 で、早速 DVD を流してみたら、なんと最初のほうに出てきたではありませんか.
 ある意味、イメージが合っているかも.


 でもね ・・・・ やっぱりこの人、映画より歌のほうがいいです.


 台風の夜、他の客がいなくなった Bar のカウンターに一人座って聴く Tom Waits ・・・・ 沁みます、それもドップリと.
 会話なんかいらなくなります.



 彼の運転する Ol' '55 に乗って、遠くの荒野へ

Blog が・・・・eagles が・・・・

 昨日、突然ブログ表示の調子がおかしくなりました.
 暑さのせいでしょうか ・・・・ でも昨日は曇りから雨、そんなに暑くはなかったのに.
 左のカラムにあるプロフィールなどがページの一番下に移動してしまいました.


 こういうのは苦手です ・・・・・
 悪戦苦闘して、ようやく原因が判明しました.
 貼り付けてあったバナーが大きすぎて右カラムの本文に干渉してしまったため、一番下に移動してしまったようです.
 でも、今まではきちんと表示されていたのにどうしてなのか原因がよくわかりません.


 実は少しばかりブログを変えてみようかな、なんて思いついて Ameba のブログをいろいろ見たりしていたので、ブログがへそを曲げたのでしょうか?
 でも、設定などはまだなにも変えていなかったんです ・・・・・ 手も握っていません.
 ただ Ameba に登録しただけ、ちょっとお茶した程度です.
 なんとなく livedoor のヤキモチのような気がします ・・・・・ 浮気心が見透かされてしまったようです(笑)
 しかたないので、このままもう少し続けることにしました.
 このあたりは、なぜか実生活に近いものがあって、怖いくらいです (ハフッ・・).
 干渉していたバナーを削除したり、ほんの少しだけ模様替えをしてご機嫌伺いでもしておきます.





The-Eagles-Hell-Freezes-Over-158339






  "Hell Freezes Over / Eagles"





  1. Program start; coming together
  2. practice makes perfect
  3. backstage jitters
  4. showtime
  5. Hotel California
  6. Tequila Sunrise
  7. Help Me Through The Night
  8. Heart Of The Matter
  9. Love Will Keep Us Alive
  10. Learn To Be Still
  11. Pretty Maids All In A Row
  12. Girl From Yesterday
  13. Wasted Time
  14. I Can't Tell You Why
  15. New York Minute
  16. Last Resort
  17. Take It Easy
  18. Life In The Fast Lane
  19. In The City
  20. Get Over It
  21. Desperado




  Glenn Frey (vo.g.p.key), Don Henley (vo.ds.perc),
  Don Felder (vo.g.mandolin), Joe Walsh (vo.g.org),
  Temothy B. Schmit (vo.b)
  Recorded at "MTV unplugged", April 25&26, 1995.





 写真は CD のジャケットですが、ボクが持っているのは DVD なのでリハーサル映像などが最初の部分に入っています.
 曲としては 1 曲目になる "Hotel California" だけでも、十分に価値のある DVD です.
 この映像は、有名すぎるくらい有名.
 イントロだけでも涙、涙 ・・・・・ 
 5.1ch DTS, 5.1ch Dolby Digital などで聴く演奏は、鳥肌ものです.



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 そしてボクにとっては Glenn Frey なのです.
 2 曲目の "Tequila Sunrise" で、ノックアウトなのであります.
 10 年くらい前に救急車から見た San Bernardino の荒野の景色は、 eagles そのもの.
 まさに "Tequila Sunrise" のメロディそのものなのでした.
 なんとなくですがこういった eagles の曲がどうして出来上がったのか、ほんの少しだけわかったような気がしました.
 ちなみに Glenn Frey 、ソロになってから出した "You Belong To the City" はその当時ボクの超お気に入りの一曲でした・・・・ PV もよかった.



 と、ここまで書いていたら宅急便が届きました、それもアメリカから.
 届いたものは・・・・・・・

 "ROCK AND ROLL HALL OF FAME MUSEUM LIVE" の 9 枚組!!!!
 ブログ書いている場合ではありません.

 とりあえず最初の DVD をかけて見ると ・・・・・・
 グァァーーン!! いきなり Mick Jagger の MC なのです!!
 そして George Harrison がいます、 Ringo Starr がいます、 Bob Dylan もいます、他にも・・・・・・・涙ものです!!

 この DVD についてはまたゆっくり書きますね、とりあえず "いつもの小川さん" には報告しておかないと・・・・たまには自慢しちゃいます(笑).


 eagles に話を戻しましょう ・・・・・
 "New York Minute" から "Last Resort" と続いていくところも素敵だなー・・・・・そしてそして、 "Take It Easy" なのです.
 みんな、みんな、素敵です.
 この後、グループとしてコンサート・ツアーを行って、日本にもやってきたんだよね.
 そして、その後 Don Felder が解雇されたりして、ちょっとしたゴタゴタが続いているようです.

 でも、過去の CD だけでも十分です.
 この DVD だけでも十分です.
 彼らの曲を聴くたびに、昔見たカリフォルニアの青い空が蘇ってきます.
 救急車で駆け抜けた、カリフォルニアの風が吹き抜けてきます.


 やっぱり、最高です ・・・・・・・・ eagles !!

Tequila Sunrise + AMR

 ちょっと前に珍しくアメリカからメールが届きました.
 以前アメリカで少しお世話になり、日本でほんの少しお世話した方からのメールで内容はどうってことない内容、今度担当部署が変わったというようなことが書かれていました.
 今日は天気もいいので、気分はカリフォルニアへでも ・・・・・





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   "Desperado / Eagles"




  1. Doolin-Dalton   
  2. Twenty-One
  3. Out of Control   
  4. Tequila Sunrise
  5. Desperado      
  6. Certain Kind of Fool
  7. Doolin-Dalton (Instrumental)
  8. Outlaw Man    
  9. Saturday Night
  10. Bitter Creek      
  11. Doolin-Dalton / Desperado -





  Bernie Leadon (g.vo), Don Felder (g), Glenn Frey (g.key.vo),
  Randy Meisner (g.b), Don Henley (ds.vo), Bernie Leadon (banjo)
    ( 1972 年発売)






eagles002-2

 何かボクの Rock は、いつもこの辺りの年代です ・・・・ 完璧にある時期の記憶が飛んでいます.
 Eagles は当然のように大・大・大好きであります.
 まぁ、この辺りは普段あまり Rock を聴かない方たちにも自信を持って勧めることのできるグループでもあります.
 天気のいい日など、車の窓を一杯に開けて Eagles 聴きながら走らせると、なんとなく風がウエスト・コーストの風に思えてしまいます ・・・・ たとえあたり一面が水田だとしても.

 ということで、今日の話題は Eagles がぴったり当てはまるような、ウエスト・コーストのお話し.
 ほんとうは "Hotel California" なんだろうけど、あえて "Desperado" なのです.




 数年前にカリフォルニアに行ってきました.
 と言っても観光ではなく、お勉強に ・・・・・ ほんの一週間ほどですが.
 お勉強の内容は、アメリカの救急車に乗るのが目的でした.




AMR003

 当時 (今でもそうなのかよくわかりませんが) アメリカで最大の民間救急の会社 "American Medical Response" 通称 AMR の救急車に一日乗せていただき、救急の現場に出ました.
 場所は Los Angels から約 1 時間ほどの San Bernardino という場所 ・・・・・ というか county .
 当時聞いた話では、アメリカでも有数の治安の悪い場所なので絶対に夜一人で大通り以外は歩かないようにと脅されました.


 朝 6 時頃から夕方までずっと救急車の中、朝食はマクドナルドに救急車を停めて.
 出番のない時は、こういったお店や公共機関の駐車場で待機です.
 でも、ボクが乗った日はそんな待ち時間もほとんどないくらい、次から次へと救急出動 ・・・・・
 とにかく土地勘まったくないので、一体どこにいくのやら ・・・・
 オンタリオ国際空港かと思えば、フリーウェイに乗って南にいったり、市内の裏小路のような場所だったり.
 あっ、ボクは英会話まったくといっていいほどダメです.
 ただ好奇心だけはあるので、とりあえず片言でも平気でいろいろ聞いちゃいます ・・・・ その割には翻訳とか平気でやっているし (汗).


 いろいろおもしろい (と言っては不謹慎ですが) 救急に出ました.
 例えば、あきらかに浮浪者のような男性が転んで頭を切った現場に行ったのですが、簡単な応急手当だけをして病院へは運ばなかったりと ・・・・ これは保険にも入っていないし、お金もないからという理由でした.




AMR004

 ただ、ここでは書ききれないのと、秘密保持の理由 (?) からカット !!

 そんなときお世話になった一人が数年後日本に遊びに来て、ボクの家の近くまで来たので少しばかり観光に連れて行ってあげて、夜はボクのうちで BBQ してあげました.
 もちろん料理は日本食で煮物などを交えて ・・・ 上の写真の娘は日本にきた Paramedic ではありません.


 アメリカでの最後の夜、地元レストランで向こうのスタッフがグッド・バイ・パーティを開いてくれたんですが、場所が砂漠のようなところで小高い丘の上にポツンとレストランがあります.
 その時の夕陽が結構印象的で、なぜか Eagles の "Tequila Sunrise" がオーバー・ラップしてしまいました. 


 このアメリカの思い出って、救急車に乗った一日と最後の夜も含めて毎晩みんなで飲んだことと、いろいろ食べたことくらいしか残っていません.
 メキシカン・レストランで、タコス食べながらみんなでポンチョとハット被り、テキーラをテーブルに叩きつけては飲んだり (さすがにボクは辞退しましたが) 、大好きなコロナ・ビールにライムじゃなくレモン入れて飲んだり ・・・・・・
 
 気分は ・・・・・・・・ "Tequila Sunrise" なのでした.

 今度はもっとゆっくりと "Hotel California" のようなところで過ごしてみたいです.

 きっと夢で終わりそうですが.       
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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