Elvin_Jones

Moon Flower / 辛島文雄

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 湯の丸スキー場 で毎年撮影している、冬の写真もようやく日の目を見る機会が増えてきました.
 まだ情報公開できないので詳細は書けませんが、やっぱり人に見られてなんぼ.
 人に認められてなんぼ、かな.

 そのうちの一つは今月中にはお知らせできそうかな.



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 ● 2022.8.28 EOS R3 + EF 50mm F1.8 STM ●

 ここ数日は台風の影響もあってか、雨の日が続いていて、まるで梅雨のようです.
 かと思うと一昨日は急に暑さがぶり返したり.

 本当に変な天候が続いてます
 上の写真は 8月28日の写真.
 家の庭に季節外れの 紫陽花 がいくつか咲いていました.



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 今日 ( 9 月 8 日) も朝から雨降り.
 天気が良ければちょっとドライブがてら写真でも撮りに行きたかったのですが ・・・・・ 雨降りだからジャズでも勉強しよう.

 一か月前にも書いた 辛島文雄 のアルバムです.





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  " Moon Flower / 辛島文雄 "





  1. Moon Flower
        (Fumio Karashima) ・・・・ 9:41
  2. My Funny Valentine
        (L.Hart-R.Rodgers) ・・・・ 10:43
  3. Friday Night
        (Fumio Karashima) ・・・・ 6:50
  4. Bitter Waltz
        (Fumio Karashima) ・・・・ 8:15
  5. Bessie's Blues
        (John Coltrane) ・・・・ 5:55





  辛島文雄 (el-p.p), Andy McCloud (b), Elvin Jones (ds)

  Recorded at ONKIO HAUS, Tokyo, April 21& 22, 1978.





 デビュー・アルバムの "Landscape" でも紹介しようかとも思いましたが、今日はなんとなくこちらのアルバムを.
 発売は トリオ・レコード .
 CD 購入するまで聴いたことがなかったんですが、このアルバムもいいですね.




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 1978 年 4 月に、 エルヴィン・ジョーンズ が自身のグループ "Jazz Machine" を率いて来日.
 その来日中に録音されたのが本アルバムです.

 来日中は自身のグループによるライブはもちろん、日本のミュージシャンたちとの演奏もいくつか録音しています.
 この時のライブ・アルバムは、このアルバムと同じ トリオ レーベルから発表されています.
 きっとレコード会社が多くのお金を出費して呼んでいると思うので、当然日本ミュージシャンたちとの録音も契約にしっかり入れてたんでしょうね.

 ただ、この一枚だけで終わらず、その後彼のグループに参加してツアー活動したというのですから、すごいですね
 やっぱりこのアルバムで一緒になったことの意味は大きいです.



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 ● Elvin Jones ●

 演奏される曲は 辛島文雄 のオリジナルが三曲.
 一曲目はアルバム・タイトルにもなっている "Moon Flower" .
 エリクトリック・ピアノの演奏ですが、抒情的なイントロからテーマに入っていきますが、まずは曲がとてもステキです.

 アルバムの最後には John Coltrane の "Bessie's Blues" が演奏されています.
 コルトレーン グループの演奏だとかなりアップテンポになっていますが、ここではゆったり目の演奏になっています.


 やっぱり エルヴィン と言ったら コルトレーン ってなりますよね.
 この年録音された Jazz Machine のライブアルバムでは、なんと "A Love Supreme" が演奏されていました.



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 ● 辛島文雄 ●

 辛島文雄 のピアノって、上品なリリシズムと言えばいいのかな.
 すごくキレイなメロディを奏でます.だからでしょうか、彼の書く曲のメロディラインもすごく洗練されている感じで、ステキな曲が多いと思います.

 4 曲目の "Bitter Waltz" もいい曲です.


 これから本格的な秋.
 こんな 和ジャズ を聴きながら過ごす夜も悪くないな.



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 休みの日、空いた時間に 8 月 に撮った写真の一部を、軽くレタッチ作業.
 レタッチと言っても、 Photoshop も Lightroom も持っていないので、Canon のカメラに付いてくる Digital photo professional (DPP) でできる程度.
 元来面倒なことが嫌いなタイプなので、できればレタッチもしたくない.
 だから Photoshop などは今後も購入予定はなし.



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 ● EOS R3 + EF 70-200mm F2.8L IS lll USM ●

 今回はホワイトバランス (WB) とトーンカーブ調整、そして水平の調整程度.
 やっぱりホワイトバランスは劇的に雰囲気が変わります.


 フォトコン用のプリントでも、WB の調整はいつも悩ましいところ.
 基本、ケルビンの数字で調整するので、 500 も違うと全然雰囲気が変わっちゃいます.
 それだけにこの決断力って、作品が認められるか、認められないかの大きな分かれ目になってしまいます.



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 ● EOS R3 + EF 70-200mm F2.8L IS lll USM ●

 写真のポーズは、前回も書いたように顔出し NG のため、顔が隠れた同じようなポーズになっていますので、そこはスルーしてください.

 夕暮れの撮影でイメージをファインダーで確認しながら撮ることができるミラーレス機は、やっぱり頼れます.
 そして暗いところでもキッチリ撮れるのが本当にうれしい.
 おまけに手ブレ補正が強力なので、遅めのシャッターを手持ちで切れるのがうれしいじゃないですか.



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 ● EOS R3 + EF 70-200mm F2.8L IS lll USM ●

 撮った写真をこんな感じで眺めていると、 EOS R3 ってやっぱりいろいろな意味でいいカメラだと思います.
 とにかく撮ることに対しての安心感を持てるのがいい.

 やっぱり時代はミラーレスだなぁと、思わずにはいられません.



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Talkin' About

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 今年・・・・じゃなくて、この冬初めての雪らしい雪でした.
 県の北部ではかなりの積雪のところもあるようです.



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 家の周りも昨日の夜はかなり吹雪いていて、ちょっと心配でしたが朝起きてみると数センチ程度.
 これだったら道路の雪は日中に溶けそうです.


 こういう雪が一番いいですね.
 里は少しで、スキー場はたっぷり.


 インスタにはたくさんスキー場の写真や動画がアップされていますが、 高鷲スノーパーク のリフト待ちがあり得ない.
 みんなよく並んで待ってるよなぁと感心しました (笑)



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 明日の午前中は撮影なので、今日は家でのんびりブログでも更新.

 それにしても、今年もあと 2 週間です.
 一年が本当に早く感じられます.



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 ● 2019.12.21 銀座 ●

 この時期必ず 東京 へ行っては街のクリスマス風景撮っていたんだけれど、昨年・今年と新型コロナの影響もあって撮りに行けなかった.

 この時期、街ではクリスマスのイルミネーションやクリスマス・ソングが流れてるんだろうな.
 ちなみにボクの場合、あのイルミネーションってどうも好きになれません.
 キレイなことはキレイなんだけどね.



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 時期が時期だけに、クリスマスにちなんだアルバムでも紹介しようと思ったものの、我が家にあるクリスマス・アルバムは "An Acapella Christmas / The Manhattan Transfer" と "Christmas Songs / Diana Krall" のたった 2 枚だけ.
 おまけに以前記事にしちゃってるし.


 ということで、久しぶりに硬派なアルバム.





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  " Talkin' About / Grant Green "




  1. Talkin' About J.C.
       (Larry Young) ・・・・ 11:41
  2. People
       (B.Merrill-J.Styne) ・・・・ 7:24
  3. Luny Tune
       (Larry Young) ・・・・ 7:40
  4. You Don't Know What Love Is
       (G.de Paul-D.Raye) ・・・・ 7:35
  5. I'm an Old Cowhand (From the Rio Grande)
       (Johnny Mercer) ・・・・ 6:29





  Grant Green (g), Larry Young (org),
  Elvin Jones (ds)

  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, September 11, 1964.





 このアルバムもこの秋に購入したものです.
 Blue Note には グラント・グリーン のアルバムがとにかく多く、確か一・二位を争うくらいあったんじゃないでしょうか.
 このアルバムは、手ごろなものがなかなかなかったので今頃になってしまいました.

 正直なところ、代表するようなアルバムでもなさそうだし、番号も 4100 番台の終わりですので、あまり期待もなかったんですよね.






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 ところがですよ ・・・・・・・・

 いやいや、一曲目から全開って感じですね.
 最近ウエストコースト・ジャズやヴォーカルものなんかをかなり聴いていたので、久しぶりに Blue Note の洗礼受けたって感じです.
 特に ラルー・ヤング がヤバいって.

 
 1 曲目 "Talkin' About J.C." の J.C. とは、もちろん John Coltrane のこと.
 オルガン界の ジョン・コルトレーン とも言われている ラリー・ヤング の曲だけあって、.
 おまけにドラムは エルビン・ジョーンズ ・・・・・・
 ちょっとコルトレーンとは縁がなさそうな グラント・グリーン ですが、そんな二人に触発されてか、かなりアグレッシブな演奏してます.

 エルビン・ジョーンズ はグイグイサポートしてますが、「おれが、おれが」 というような感じではなくうまく盛り上げている感じがしていいですね.



Larry Young 002
 ● Larry Young ●

 ラリー・ヤング のアルバムは "Into Somethin'" (BST-84187) と "Unity" (BST-84221) の 2 枚だけで、あまり聴かないミュージシャンの一人.
 Blue Note のオルガン奏者といえば、 Jimmy Smith と Baby Face Willette で、その他のオルガン奏者はちょっと ・・・・・ です.
 もちろん、今聴いてみたら 「これいいじゃん」 というアルバムはあるとは思いますが、聴かず嫌いですね.

 2 曲目の "People" なんか聴くと、ギターとオルガンって相性いいなぁって感じ.

 ラリー・ヤングとグラント・グリーンはこの後も "Street of Dreams" (BST-84253) と "I Want to Hold Your Hand" (BST-84202) で共演しています.



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 ● Grant Green ●

 Reid Miles によるジャケットデザインがイカしてます.
 アルバム・タイトルと演奏している曲の組み合わせ ・・・・・ いいですね.


 突然こういうアルバムにぶち当たるから Blue Note って止められないんだな.



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Crescent

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 ドヨヨーーーンとした、梅雨空 ・・・・・・・・・




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 ● 6/15 電柱の見える風景 ●

 昨日は休耕地の草刈り.
 土日の天気が今一つのようだったので、朝 8 時から作業.

 10 時ころから日差しが強くなってきましたが、標高 900 m にある畑は吹く風が爽やかでした.
 まだ 1/3 ほど残っていますが、体力の限界で半日で作業終了.

 おかげで今日は筋肉痛なのです.




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 昨夜の空は雲がかかっていて、今日の雨を予測させるような感じ
 うすぼんやり月の光がありましたが、三日月ではなかったかな ・・・・・

 こちらのアルバムは、完全に三日月.





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  " Crescent / John Coltrane "





  1. Crescent ・・・・ 8:41

  2. Wise One ・・・・ 9:00

  3. Bessie's Blues ・・・・ 3:22

  4. Lonnie's Lament ・・・・ 11:45

  5. The Drum Thing ・・・・ 7:22

    * All songs composed by John Coltrane





  John Coltrane (ts), McCoy Tyner (p),
  Jimmy Garrison (b), Elvin Jones (ds)

  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, April 27 and June 1, 1964.





 Impulse ! レーベルに 1964 年に吹き込まれたスタジオ・アルバム.
 ジャケット内のポートレートは、次のアルバム "A Love Supreme" (至上の愛) のジャケット写真に使われました.





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 コルトレーンと言えば シーツ・オブ・サウンド (Sheets of sound) .

 "Sheets of sound" とは、コルトレーン のアルバム "Soultrane" (1958) のライナーノーツのなかで、評論家の Ira Gitler が初めて使った言葉です.
 意味としては「音を敷き詰めたような・・・・音の隙間が埋め尽くされたような・・・・」 といった感じのようです.
 この言葉は、その後 コルトレーン を語る上で欠かせない言葉になりました.


 それと 倍音 (Overtone) かな.
 理論とかはWiki とかで調べてください、要は同時にオクターブの違う音を出すって感じ.
 これによって平面的だった音が立体感のある演奏になるとでも言えばいいのかな.

 まぁ手っ取り早いのは コルトレーン の演奏を聴いてもらえばわかりますが.


 この シーツ・オブ・サウンド と 倍音 を使ったことによって、びっちり埋め尽くされた音の世界に、聴く者を引きずり込んで、簡単には抜け出せなくさせてしまいます.

 コルトレーン を好き嫌いに関係なく、一気に引きずり込んじゃうんだよね.




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 基本的に BGM に向いてません.
 例えば BGM から彼の演奏が流れると、 BGM ではなくなって、その音に全神経集中しちゃうんです.
 だからとっても疲れます.
 昔ジャズ屋で聴いていた頃は、コルトレーン聴きながらいつの間にか睡魔に墜ちるといったことも多々ありました.
 特に延々と続くような長いソロはグッタリ.
 おまけに演奏時間もどんどん長くなっていき、一曲が 1 時間ほどになってしまうことも.


 その意味では、このアルバム "クレッセント" は結構聴き易いと思う.
 全体に荘厳さが漂い、静かな中にも独特な雰囲気を醸し出してます.

 だから、昔からこのアルバムは結構聴いたアルバムの一枚です.





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 4 曲目の "Lonnie's Lament" と、次の "The Drum Thing" は、アナログ・レコードの B 面にあたります.
 この 2 曲ですが、なんとコルトレーンのソロ・パートがないんですね.
  "Lonnie's Lament" はピアノとベースをフューチャーし、"The Drum Thing" はタイトル通りドラムスのソロが中心になっています.

 この時期の演奏を聴くとわかりますが、演奏時間がどんどん伸びていきます.
 このアルバム発売から 2 年後に行われた日本公演では、"Crescent" の演奏がほぼ 1 時間です.

 ちなみにボクはアナログ盤の "Coltrane In Japan" (3 枚組) 、 "Second Night In Tokyo" (3 枚組) も以前は持っていましたが、一度くらいしか聴いていないはずです.
 購入して初めて聴いた時は ・・・・・・ まるで苦行のようでした (笑)

 今ではコンプリート版 CD も出ているようですが、まず購入しても聴かないと思うので買うつもりありません.


 久しぶりに聴いてみましたが、こんな梅雨空の土曜日にゆっくり聴くにはいいアルバムなのです.




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 次週の水曜日は EOS学園 の最終日.
 今回のコースは、短期間の中で一気に・・・・ という感じでした.

 可能だったら 11 月頃のコースも受講したいのですが、今年は今回で終わりになってしまう可能性もあったり ・・・・・ ちょっと寂しいですが.




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 ● EOS学園 実習風景 : 仁王立ちが 土屋先生 、その下の ほふく前進 がボク (写真提供: アムロ・おそ松 ? ) ●

 一応今後の予定としては 8 月に 仙台 で開催される ヨドバシカメラ モデル撮影会 に参加予定.
 その前日、 土屋先生 が以前から行っている復興支援のイベントがあるようです.
 可能ならそちらもほんの少しお手伝いしてこようかと思っています.


 10 月 東京 で開催される ヨドバシカメラ モデル撮影会 は、このフォトコン入賞が現在のボクの目標なのでどうしても参加したいのですが、この月にはどうしても外せないお仕事のイベントがあるので、日程が重ならないことを今から祈ってます.


 そして 12 月は 土屋組 大忘年会.

 年が明けて 3 月は CP+

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




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 ● 2019.3.2 CP+ 東芝メモリー ●

 なんとかモチベーション保ちながらいけそうかなぁ.


 地方在住のボヤッキーでした.




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Into Somethin'

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 どうも写真の記事が続いてしまいますね.
 EOS学園 に通うこの時期は、どうしても写真の話題が中心になってしまうのは仕方ないか.

 水曜日の EOS学園 の前に、 ヨドバシカメラ に寄って写真提出.
 微妙に時間があったので、ほんの少しだけ 上野恩賜公園 をぶらついてみました.




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● 5 月 29 日 上野恩賜公園から ●

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● 5 月 29 日 上野駅・御徒町 ●

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● 5 月 29 日 銀座 ●

 レンズは EF 16-35mm F4L IS USM .
 2014 年の夏に発売され、その年の 年末 手に入れました.
 その頃使っていた本体が EOS 70D .
 でもレンズを購入した一か月後、本体は EOS 7D Mark ll に変わりました (笑)



 このレンズ、やっぱり好きだ.

 F 値は 4.0 で、大三元 ならぬ 小三元 レンズなのですが、周辺まできちんとした描写がとても好きです.
 等倍しても、結構カリッとした感じで仕上がっていますし.
 なんと言っても、今まで一番撮っているレンズに間違いないので、使い勝手がいいというのかな.

 おまけに F2.8 に比べ 価格が 10 万円以上安いのがいい.


 もちろん F2.8 の lll 型は、逆光にも強いし、ボケも使えて、 EOS 5D Mark lV にピッタリなようですが ・・・・・・ 手持ちで夜の 銀座 スナップなどで IS があるのはすごく有り難い.
 まぁお金がないこともありますが、そういうことを差し引いても十分満足しているレンズなのです.



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 ● 5月30日 有楽町 ●

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 ● 5月30日 有楽町 ●

 ちなみに写真仲間の アムロ (仮名) 君も、 EOS学園 に来てからこのレンズを買いました.
 まぁこれはいい選択じゃないかな .



 「レンズ (モビルスーツ) の性能の違いが、戦力の決定的差ではないということを・・・教えてやる!」




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 さて今日も普段ほとんど聴かないアルバムを引っ張り出して ・・・・・
 次回の記事も明日の撮影実習になってしまうので、その合間をぬってアルバム取り上げます.

 本当に Blue Note はオルガン好きだよねぇ.





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  " Into Somethin' / Larry Young "





  1. Tyrone
        (Larry Young) ・・・・ 9:40
  2. Plaza De Toros
        (Grant Green) ・・・・ 9:39
  3. Paris Eyes
        (Larry Young) ・・・・ 6:42
  4. Backup
        (Larry Young) ・・・・ 8:40
  5. Ritha
        (Larry Young) ・・・・ 6:45





  Sam Rivers (ts), Grant Green (g),
  Larry Young (org), Elvin Jones (ds)

  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, November 12, 1964.






 このアルバム、ジャケットはいかにも ブルー・ノート って感じで大好きです.
 「ブルー・ノート アルバム・カヴァー・アート」 でも、 1 ページ使って大きく載ってます (下の写真) .

 ジャケットは前から好きだったものの、 BST-84187 というアルバム番号と、サム・リヴァース の名前で購入をためらっていました.
 数年前 ・・・・ と言っても、調べたら 10 年前でしたが、 ラリー・ヤング の大人買いで、廉価版購入しました.





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 5 曲構成で、最後の曲のみ サム・リヴァース が抜けたトリオ演奏.
 ただ、別テイクでカルテット演奏も残っており、ボーナストラックとして入っている CD もあるようですが、ボクの CD はオリジナルと同じ 5 曲構成です.

 ラリー・ヤング はこのアルバム以前に Prestige (New Jazz) レーベルでリーダー・アルバムを作っていますが、 Blue Note ではこのアルバムが最初のリーダー・アルバムになります.
 
 曲は 2 曲目のみ グラント・グリーン の曲で、残りは ラリー・ヤング .





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 演奏のほうは、そんなにビックリするような演奏ではありません.
 いかにも オルガン・ジャズ って感じです.

 危惧していた サム・リヴァース の演奏にしても、モーダルだけどそんなにピーキーな感じもなく、まぁ普通に聴けちゃうアルバムですね.
 ただ何となく印象が薄いというか ・・・・・


 そんなに聴いていないアルバムっていうのもあるんだろうが、今日も何度も繰り返して流しているものの、何かみんな同じような感じで聴こえちゃうんだな.


 彼のアルバムで、ジャケットが有名な "Unity" のほうが、後年の発売のせいかかなりアグレッシブな感じを受けます.




Larry Young 006

 ラリー・ヤング は ジョン・コルトレーン に大きな影響を受けたミュージシャンで、「オルガンのコルトレーン」 というキャッチフレーズも耳にします.
 でも、このアルバムはそんな感じがなく、とても聴き易いアルバムです.

 まぁ多くのオルガン奏者が ジミー・スミス の影響を受けていることを考えると、そんなミュージシャンとはちょっと違う感じはありますが.


 ジャズだけではなく、 "Nine To The Universe / Jimi Hendrix" で ジミヘン とも共演しています.


 なんと肺炎のため 37 歳という若さで亡くなっていました.




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 さて 5 月の映画鑑賞です.
 ゴールデン・ウィーク、ずっと家にいたので前半は結構観れましたが、後半は EOS学園 が始まったこともあり、スローダウンでした.




  20 世紀少年 <第 1 章> 終わりの始まり
  20 世紀少年 <第 2 章> 最後の希望
  20 世紀少年 <第 3 章> ぼくらの旗
  オーシャンズ 8
  DEATH NOTE
  アトミック・ブロンド
  DEATH NOTE the Last name
  オンリー・ザ・ブレイブ
  ザ・マミー / 呪われた砂漠の王女
  ウォッチメン
  アベンジャーズ / エンドゲーム
  ランペイジ 巨獣大乱闘
  怪盗グルーのミニオン大脱走
  戦艦ポチョムキン
  WASABI
  天命の城
  言の葉の庭
  ダンケルク
  プラトーン
  ザ・マウンテン 決死のサバイバル 21 日間




 "20 世紀少年" はたまたま WOWOW でやっていて、 GW の暇に任せてシリーズを一気に観ましたが ・・・・・・ 結構人気あったんでしたっけ ?
 なにか微妙だったなぁ.


 "オーシャンズ" シリーズは、監督の スティーブン・ソダーバーグ が "フル・フロンタル" 観て大嫌いになったので、観てません.
 でも、この映画は監督も違ったせいかそれなりに楽しく観ました.



 さてそんな中の一本は ・・・・・・・・・・・・





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 旧作です.
 "メトロポリス" とほとんど同じ時代.

 この映画も 超 が付くくらい有名な映画で、名作の誉れ高き一本.
 一応実話をベースにはしているものの、 「オデッサの階段」 などかなり脚色されているところもあります.

 この映画、ロシア第一革命 20 周年記念委員会 より セルゲイ・エイゼンシュテイン 監督が依頼されて製作した作品なんですね.
 昔の ソ連 って "ヨーロッパの開放" もそうだけど、プロパガンダ的な映画多いな.




Battleship Potemkin 003

 そんな、この映画で最も印象的とされる 「オデッサの階段」 の場面.
 後年 ブライアン・デ・パルマ の "アンタッチャブル" でも、乳母車が階段を下りていく場面が使われていました.

 単なる娯楽映画ではなく、共産主義的な内容を含んでいるため、日本では検閲によって輸入禁止になり、一般公開されたのは作品が作られて 40 年後の 1967 年だったようです.




Battleship Potemkin 002



 さて明日はまた 東京 、 EOS学園 の撮影実習.
 天気は夕方から雨のようです、夕方までは持ってほしいなぁ.




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The Real McCoy

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 超大型連休も今日で終わりです (ボクはもう一日ありますが) .
 結局この連休は何もしないで、ほとんど家に引きこもっていたって感じです.
 これから 6 月にかけて、出かける機会が増えてしまうのでじっと我慢.


 まぁさすがにこれはヤバいと思い、これからやるお仕事の膨大な資料に目を通したりしてましたが.




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 ● 5/5 電柱のある風景 ●

 連休前半は天気も今一つでしたが、後半からは温かく爽やかな青空が広がりました.
 ただ昨日の夜は突然雨が降ったりで、今日も夕方から崩れそうです.


 この連休、身体的にも精神的にもダルダルになってしまったので、

 「仕事行きたくねぇ」


 なんてならなきゃいいけど ・・・・・




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 最近は SEKAOWA の音がかなり家でも、車でも流れているので、なにかこういった演奏が無性に聴きたくなりました.
 特に、ちょっとアグレッシブなテナーが聴きたい.
 アルトじゃなくて、テナーなんだな.

 でも ジョン・コルトレーン はちょっと重すぎるし、 ビリー・ハーパー も微妙に感じが違う.


 そう ・・・・・ そういう時は ジョー・ヘンダーソン なのです.






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  " The Real McCoy / McCoy Tyner "





  1. Passion Dance ・・・・ 8:47

  2. Contemplation ・・・・ 9:12

  3. Four by Five ・・・・ 6:37

  4. Search for Peace ・・・・ 6:32

  5. Blues on the Corner ・・・・ 5:58


   ( All compositions by McCoy Tyner )




  Joe Henderson (ts), McCoy Tyner (p),
  Ron Carter (b), Elvin Jones (ds)
  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, April 21, 1967.







 マッコイ・タイナー が Blue Note に移籍して、初めてのリーダー・アルバムです.
 ジャケットが Blue Note っぽくていいな.
 タイトルは、 コルトレーン グループを脱退して、本当にやりたいことをこのアルバムで出すといったような意味から付けられたのでしょうか.




 

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 このアルバムが作られた 1967 年は大きな変換期でした.

 Blue Note レーベルは 1966 年 (一部には 1965 年との表記もあり) に、経営悪化から Liberty Records に買収されます.
 そして 1967 年の秋、創設者でもあった アルフレッド・ライオン が引退.
 フランシス・ウルフ と デューク・ピアソン が Blue Note 部門のトップに就いたものの、それまでの Blue Note らしさがどんどん失われていきました.

 演奏ももちろんですが、ジャケットなどを見ればその変化は一目瞭然.
 "Time For Tyner (BST-84307)" なんて、ジャケット見ただけで購入意欲無くなってます.
デザイン的にいい悪いじゃなく、それまでの Blue Note っぽさがなくなっていった感じ

 ロック・ジャズやクロスオーバーなど、ジャズが多様化していく過渡期でもあり、このあたりからジャズ界の暗黒時代が始まったともいわれています.
 そういえばこの録音から 3 か月後、 7 月には ジョン・コルトレーン も亡くなっています.


 ボクの Blue Note コレクションも、 4000 番台、 4100 番台は無理して集めましたが、 4200 番台になると激減 ・・・・ 数えてみたら 45 タイトルだけでした.
 ちなみに 1500 番台から 4100 番台までは、あと 10 枚ほどでコンプリートです.




Alfred Lion 062
 ● ⇒ Rudy Van Gelder , Alfred Lion ●

 アルバムの印象は、 コルトレーン 時代のアルバムのような感じがある.
 その意味では、先に書いたアルバム・タイトルのようにもっと今までとは違う演奏になるのかと思った人もいたかもしれません.

 全編モーダルな演奏で、 ジョー・ヘンダーソン が頑張っていますが、かなり コルトレーン にインスパイアされているような感じ.
 もちろん コルトレーン と ジョー・ヘンダーソン では似たような部分もあるものの、まったく違っていますが.
 昔は結構このアルバム抵抗あったように思うんだけれど ・・・・・

 昨日から作業中の BGM としてずっとリピートして、もう何十回と再生しまくっていますが、全然違和感なく、普通に聴き易いと思う.




McCoy Tyner 0032

 さて マッコイ・タイナー ですが、 1965 年 12 月に コルトレーン のグループを脱退.
 一般的にはコルトレーンの音楽性についていけなかったからのようです.

 インパルス 時代にもリーダー・アルバムを製作していたので、経済的にもやっていけると思ったのでしょうか.
 ところがグループを離れた途端仕事が激減し、タクシー・ドライバーなどして生計を立てていたというのは有名なお話しです.

 1967 年 Blue Note と契約し、リーダー・アルバムが7枚、ほかにサイドメンとしてレコーディングをしました.
 1971 年 Milestone に移籍、"Atlantis" など多くのアルバムを作っています.
 昔のジャズ屋でも "Atlantis" や "Fly With The Wind" は、本当によくリクエストがあった記憶があります.


 ただ、この頃からいろいろな楽器や、民族音楽なども取り入れるようになり、好き嫌いが分かれている気がします.




McCoy Tyner 0025

 これまであまり聴く機会のなかったアルバムですが、いろいろなところで彼の代表アルバムとして挙げられています.

 なるほど、今回幾度となくこの音楽を耳にしてみると、そんな評価も納得できるような気がします.


 でも 「一番好きなのは?」 って聞かれたら、間違いなく 「 Satin Doll ("Nights Of Ballads And Blues") 」 って答えちゃうでしょうけど ・・・・ (笑)






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 この連休、当然時間がたっぷりあったので Windows10 「October 2018 Update」 のアップデートをしてみました.
 通常アップデートは自動的に更新してくれますが、どうもこちらは手動でダウンロードしないとダメなようです.


 主な特徴としては、 エクスプローラー がダークモードに対応になったこと.
 下の写真のように UI が黒基調になるので、特に写真を趣味にしている人には好評のようです.

 そういえば、ボクの使っている DPP などの RAW 現像ソフトなんかもみんな黒ベースですね.




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 他にも Lightroom で 「ディテールの強化」 機能が使えるようになったみたいですが、ボクはこういったソフトを使っていないのでよくわかりません.

 それと モリサワ の UD フォントが追加になっていますが、これもボクにとってはそんなに関係しないかな.


 他にも新しい機能などあるのかもしれませんが、いまだに クラウド もピンとこないボクには、よくわかりません (笑)




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Motor City Scene

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 11 月です、ここ数日は朝夕の冷え込みこそ強くなってきましたが、穏やかな好天の日が続いてます.
 今年も残すところあと二か月.

 ちらほらと忘年会のお誘いもやってくるようになりました.




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● 11/1 7:45 電柱のある風景 ●

 今日は夕方から 東京 で姪っ子の結婚式.

 この機会にヨドバシカメラに寄ってフォトコンテストの写真を出してきます.
 撮影会の後の懇親会では 10 枚くらい出そうかなぁ、なんて話ましたが結局は 4 枚 + 1 枚.
 今回は初めての A3 印刷
 そして初めて職場の方にも見ていただき反応チェック ・・・・・ 見てもらったというより、無理やり見させた感も強いんですがね (笑)




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 地方だと撮影会に行くのはもちろん、 A3 サイズでの応募も結構大変なのです (笑)

 前回のリベンジできればいいのですが ・・・・・・・




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 今日はどんなアルバムを書こうか過去のデータを探っていたら、 Facebook でこのアルバムのことがアップされていたので選んでみました.
 結構地味なアルバムですが、どことなくほんわかした演奏です.






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  "Motor City Scene / Thad Jones "






  1. Like Old Times ・・・・ 8:09

  2. Minor On Top ・・・・ 8:43

  3. Let's Play One ・・・・ 9:27

  4. No Refill ・・・・ 5:39

   (All compositions by Thad Jones)





  Thad Jones (cor.flh), Billy Mitchell (ts),
  Al Grey (tb), Tommy Flanagan (p),
  Paul Chambers (b), Elvin Jones (ds)

  Recorded on October 24 & 31, 1959.





JonesT001-2

 ジャケットの裏写真をアップしていますが、この写真のリストと、ボクの書いたリストの曲名が違っています.


 【11/4 修正・追記】
 実はこれって、アルバム制作の段階でアルバムの曲順や曲名を間違え、そのまま販売され、 CD 化になった際もそのままになっていたようです.
 つい最近になって tamae さんの Facebook にそんな記事がアップされていました.


 この話については tamae さんが トミー・フラナガン 本人から直接聞いたお話しでいろいろな裏話もあったようですが ・・・・・ ここではカット.

 上のリストは CD の演奏順を正しい曲名に修正してありますが、これだけでも 2 曲の曲名が違っています.

 まぁ曲名を間違えるのはほかでも結構ありますが、大きな問題は曲順が違っていること.
 いつかこのブログにも書いた記憶がありますが、曲順ってアルバム構成の上でとても大事で、特に一曲目にどんな曲持ってくるかでそのアルバムの方向のようなものが見えてきます.

 にも拘らず、このアルバムは サド・ジョーンズ の考えていた曲順ではなくなっています.


 正しくは

 1. Let’s Play One 
 2. No Refil 
 3. Like Old Times
 4. Minor on Top 



 そう、 A 面と B 面が入違っているんです.

 とてもややこしくて頭がこんがらがってしまいそうですね.
 ボクは 1 曲目が "Like Old Times" でも、ほんわかした感じがあって、それはそれでもいいかなぁなんて思って聴いていましたがね.

 ジャズアルバムでは似たようなことが結構あるので、聴く側としては別に驚きもしませんが、演奏したメンバーにとっては自身の考えとは全然違ったものが形になってしまうので、なんだかなぁ ・・・・ って感じでしょうね.   【ここまで修正・追記】




Byrd 001

 アルバムタイトルだけを聞くと、上のイラストの写真のアルバムを連想する人がジャズファンでは多いかもしれません.
 もちろん今日のアルバムとは全く別物.

 ただ今日のアルバムも下のアルバムも、デトロイト出身のミュージシャンをフューチャーしている点では一緒です.
 モーター・シティ という名前は、 アメリカ では ミシガン州 デトロイト のことを指しています.

 ジャズの世界ではこんな感じで同郷のミュージシャンたちでアルバム作って、タイトルに地名を入れたりすることが結構あります.

 サド・ジョーンズ が Blue Note に吹き込んだ "Detroit - New York Junction (BLP-1513)" もあり、 ビリー・ミッチェル と トミー・フラナガン はそちらのアルバムでも共演していました.




Thad Jones 0037

 サド・ジョーンズ はどこかほんわかした雰囲気を持っており、当時のハードバップのトランぺッターたちに比べるとちょっと地味目な印象はありますが、好きな奏者の一人です.
 後年の サド & メル での都会的なアンサンブルももちろん好きですが、こういうアルバムでの演奏もいい.


 2010 年に国内で初 CD 化されたこのアルバムは、彼のアルバムの中でもちょっと地味目な印象を持ったアルバムかもしれませんが、聴いてみるとなかなかどうして.


 もちろん トミー・フラナガン らのリズム・セクションの演奏も.
 



  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 10 月から仕事がフルタイムになったこともあり、ブログの更新も少ないし、映画鑑賞もぐっと減ってしまいました.
 こればかりは仕方ないかな、働けるうちに少しは働かないとねぇ ・・・・




  オリエント急行殺人事件
  ロッキー
  黙秘
  クリスティーン
  ダークタワー
  バーティカル・リミット
  68キル
  ブラッド・リベンジ
  ダーク・シャドウ



 実は他にも何本か観たのですが、つまらなくて途中挫折が何本も.

 一連の S・キング 作品も数回観ていますが、まずまずおもしろい.
 "ダーク・シャドウ" はその時代の音楽が好きで、特に出だしの "Nights In White Satin / Moody Blues" がとてもいいんだけれど、映画としては ・・・・

 思いのほか楽しめたのが "68 キル"


 どれにしようかなぁ ・・・・・・





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 リアルタイムで観ました.
 当時は結構楽しめましたが、さすがに今になって観てみるとクサさが鼻につきますし、有りえねぇ・・・部分が多いですね.

 そうは言っても、 1977 年の アカデミー賞 で 10 部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、編集賞の 3 部門を受賞しただけはありますので、映画としては面白いと思います.


 あの有名なテーマ曲を含め、映画の中で流れる音楽も好きでした.
 ただあんなに続編ができるとは思ってもいませんでした.




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 有名な フィラデルフィア美術館 前のシーン.

 今では美術館前に ロッキー の銅像まで立っているようです.
 もともと アメリカ 国内でもトップクラスの規模を持つ美術館でしたが、あの映画でさらに有名になったといっても過言ではないので、これくらいありかな.


 でもどうせだったら、トランクス姿ではなく、上の写真の小汚いスエットの姿で作ってほしかったなぁ ・・・・




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Overseas

  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 大雨に続いて、今度は迷走する台風.
 今夜未明から明日の朝にかけてボクの地域にも接近するようです.




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● 7/28 15:30 いつもの電柱の見える風景 ●

 今は午前中の雨もやみ、雲の間から青空も見えています.
 でもこれから明日の朝にかけて関東甲信越に接近し、大雨を伴うようです.


 大きな被害のないことを祈るばかり.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 午前中雨も降っていたこともあり、今日はのんびりと休息.
 小気味よいピアノトリオの演奏を聴いています.

 そういえばこのアルバム、まだここにアップしてなかったんだ (笑)





Flanagan03






  " Overseas / Tommy Flanagan "





  1. Relaxin' at Camarillo
        (Charlie Parker) ・・・・・ 3:20
  2. Chelsea Bridge [Take 3] 3
        (Billy Strayhorn) ・・・・・ 3:45
  3. Eclypso
        (Tommy Flanagan) ・・・・・ 6:00
  4. Beat's Up
        (Tommy Flanagan) ・・・・・ 4:20
  5. Skal Brothers
        (Tommy Flanagan) ・・・・・ 2:30
  6. Little Rock
        (Tommy Flanagan) ・・・・・ 7:00
  7. Verdandi
        (Tommy Flanagan) ・・・・・ 2:10
  8. Delarna [Take 3]
        (Tommy Flanagan) ・・・・・ 4:35
  9. Willow Weep for Me [Take 2]
        (Ann Ronell) ・・・・・ 6:20
  10. Delarna [Take 2]
        (Tommy Flanagan) ・・・・・ 4:35
  11. Verdandi [Take 2]
        (Tommy Flanagan) ・・・・・ 2:10
  12. Willow Weep for Me [Take 1]
        (Ann Ronell) ・・・・・ 6:12





  Tommy Flanagan (p), Wilbur Little (b),
  Elvin Jones (ds)
  Recorded at Stockholm, August 15, 1957.






 トミー・フラナガン の初リーダー・アルバムで、彼の代表作.
 1957 年、 J.J.ジョンソン・クインテットでヨーロッパ巡業中、 スエーデン で録音されました.

 オリジナルは 9 曲目までで、あとの 3 曲は CD 化のボーナス・トラック.






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 トミー・フラナガン といえば、まずこのアルバムを思い浮かべる人がほとんどではないでしょうか.
 ボクもジャズを聴き始めたころ、このアルバムはマスト・アルバムと言われましたから.

 
 代表的なバップ・ピアニストです.
 バラードではとても素敵なタッチで繊細なメロディラインを奏でますし、アップテンポな曲になると切れのいい演奏.

 特に好きなのが 8 曲目の "Delarna"
 ゆったりしたリズムの中でとてもきれいなメロディが流れます.
 途中からは小刻みなドラムの上をちょっとした高揚感持ちながら、それでもお喋りし過ぎないところがいいな.


 オリジナル曲が中心ですが、とても聴きやすい.
 よくスイングして、なにより歌心あふれるピアノが素敵なのです.


 そして、このアルバムではすべてブラシを使っている エルヴィン・ジョーンズ のドラムがいいんだな.




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 そんな "Overseas" のアルバムが、 LP 発売されます.

 仕掛け人はあの Disk Union ・・・・ といえば、 塙耕記 氏.

 少し前には "Introducing / Millie Vernon""Bash ! / Dave Bailey" といったかなり渋いアルバムを LP 化しています.

 マイナーなジャズを盛り上げている一人ですね.
 たまに 東京 に行って Disk Union のジャズ館などを覗くと、こんなにジャズ聴く人いるんだと思えるほど.


 180g の重量盤で、オリジナルマスターから新たにリマスター.
 ジャケットピンナップも 4 種類入っているようです.


 ボクの持っている CD もそんなに音悪くはないけれど、リマスター LP はどんな音になるんだろう.
 ピアノはもちろん、ベースや エルビン のブラシの音とかもすごいんだろうなぁ ・・・・ 聴いてみたいけど聴くことのできない哀しさか.




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 上の写真はこのアルバムのジャケット写真を 4 枚並べたものです.
 写真の 3 枚は スエーデン の メトロノーム 社から発売された、原版ともいえる EP アルバム3枚のジャケット写真です.
 アメリカ では プレスティッジ から、右下の C の字をデザインしたアルバムが LP として発売されました.

 ボクの持っている CD は輸入盤で 1999 年リマスターして作られたもので、緑地に C が並んだものです.

 オリジナル・ジャケットは左上のたばこを吸っている写真になるのでしょうか.
 最近のアルバムはこの写真が使われているようですが、ボクの中でこのアルバムのイメージはこの緑地に C ジャケットなんだなぁ.


 ただ、昔ボクが持っていたアナログ盤は、それらとは全然違う下のジャケットでした.
 当時、緑地に C のデザインのアルバムが欲しかったことを覚えています.




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 トミー・フラナガン は 1970 年代からリーダー・アルバムが多く並びますが、 1950 年代から 1960 年代はたったの 4 枚しかありません.

 そのせいか、サイドメンとしてのイメージがどうも強い感じ.
 特に エラ・フィッツジェラルド との演奏は有名すぎますね.



 このアルバムは多くの批評の通り、全編歌心あふれるとっても気持ちのいいアルバム.
 ピアノ・トリオを代表する一枚に間違いないですね.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 それにしても ・・・・ 今日は朝から小雨模様ですが、昨日まで暑い日が続きました.
 昨日は勤務の都合で振替のお休み.

 結構暑い日でしたが、思い切って空き家になっている実家と休耕畑の草刈り.




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● 7/23 実家の近くの田園風景 ●


 数日前までの酷暑に比べると多少は気温も下がっていましたが、それでも激アツ.
 水分十分取っていても、頭はクラクラ、足は筋肉痛で、マジで熱中症の一歩手前.

 まだ 1/3 ほど残っていますが、この雨で今日はお休み.


 なんといっても全身筋肉痛で、晴れても身体動かす気になれませんでした (笑)




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Village Vanguard 11-01-1961

 今日はビックリするくらいいいお天気.
 快晴というんじゃなく、白い雲も浮かんでいるもののとにかく空が青い.

 だからちょっとこれから使う blog の写真を撮りにドライブ.



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  湯の丸高原

 ここまで上がる周りの景色が本当にヤバイ.

 新緑のとにかくキレイなこと、おまけにこの青空.
 最高のドライブになりました.


 そうそう、シャッター考えてから押す ・・・・・ これが今のテーマ.




 6 月 4 日 としまえん で ヨドバシカメラ の撮影会がありました.
 先日の EOS学園 課外授業の中でもこの話題があがっていましたが、残念ながらこの日は自治会の草刈り作業や友人に頼まれた撮影があったので参加できませんでした.


 というか、まだまだこんなところに参加できるような腕じゃないしね.



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 この写真は 土屋先生 が Facebook にアップしたものを借りてきましたが ・・・・・・・・・

 なんと参加者 750 人だって !!!!
 写真家 12 名、モデルさん 23 名.

 一応定員 600 名ですが、この撮影会の場合来た人拒まずなので当日にならないと何人になるかさっぱりわからないというすごい撮影会です.

 単純計算しても写真家一人のところへ 60 人くらいの参加者 ・・・・・・・ 人気ある写真家やモデルさんだったら 100 名超えちゃうかもしれません.
 その人たちが一斉にシャッター切りまくりですのでこれはもう圧巻 ・・・・・・・・ というより カオスの世界 だろうか (笑)

 どうせだったらこの状況でみんな一斉に連写させて、どのくらいの音になるのか映像観たい気がします.


 終了後、いつもの 土屋組 の集合写真がアップされていましたが、ボクと同じ基礎組のメンバーも結構参加していました ・・・・・・・・

 なにげに 宮崎 からも来てるし ・・・・・・・・・
 またレンズ新しくなってるし ・・・・・・・・・

 皆さん本当に写真好きなんですねぇ (笑)


 11 日には 築地 のお祭り.
 こちらも行きたいのは山々ですが、朝からイベントのご招待を受けているのでそちらに参加しないと.
 14 日も EOS学園 で 東京 ですしね.





 たまには ジョン・コルトレーン に浸ってみようか.
 軽い気持ちで聴き始めると、とても痛い目にあうので気持ちを正して望まないとね.

 このアルバム、白い文字で書かれている数字に大きな意味がありました.




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  " Village Vanguard 11-01-1961 "





  1. Chasin' The Trane ・・・・・ 9:52

  2. Impressions ・・・・・ 8:48

  3. Spiritual ・・・・・ 12:35

  4. The Red Planet ("Miles' Mode") ・・・・・ 9:53

  5. Naima ・・・・・ 9:37

  6. Brasilia ・・・・・ 18:37




  John Coltrane (ts.ss), Eric Dolphy (as.b-cl),
  McCoy Tyner (p : # 1 omit), Reggie Workman (b : # 1, 3-6),
  Jimmy Garrison (b : # 2 only), Elvin Jones (ds)
  Recorded Live at Village Vanguard, NYC, November 1, 1961.







 "Coltrane "Live" at the Village Vanguard" という、上のジャケット写真と同じアルバムがあります.
 ところが今日のアルバムは同じようで全く違うアルバム.

 ボクはこのアルバムかなり前に購入しましたが、正直に言うと間違えて購入したものです.




Coltrane0300-3

 このアルバムは 1961 年 11 月 1 日 "ヴィレッジ・ヴァンガード" でのライブの模様が収められています.
 この "ヴィレッジ・ヴァンガード" でのライブは、10 月から行われており、そのうちの 11 月 1 日から 3 日、それと 5 日の 4 日間の演奏が録音され、何枚かのアルバムに収められています.


 最初に "Coltrane "Live" At The Village Vanguard" のタイトルで発売されたアルバムは、 11 月 2 日と 3 日の演奏から 3 曲をピックアップ.
 A 面が "Spiritual" と "Softly, as in a Morning Sunrise" 、 B 面は 16 分を超える "Chasin' the Trane" 1 曲の 3 曲構成でした.

 このアルバムが俗に言うところのオリジナルという表現でいいでしょうか.


 その後 "The Other Village Vanguard" というタイトルで 2 枚組のアルバムが発売、このアルバムもアナログ盤で持ってました.

 さらに "The Complete 1961 Village Vanguard Recordings" という 4 枚組のアルバムもあり、これが現時点での完全版と言われているようです.






 このアルバムは "Coltrane "Live" At The Village Vanguard" の CD を持っていなかったので、結構前にクリック.
 購入時曲数が多かったのも、きっとボーナス・トラックが入ってるんだな、程度でよく確認しないまま購入しちゃいました.

 だってこのジャケット見れば、演奏が浮かんでくるくらい聴いた記憶があるんだから.


 商品が届いて家で聴いていると ・・・・・・・・・
 あれっ、 "Softly, as in a Morning Sunrise" 確か入っていたと思うんだけれど ・・・・・・・

 で、よくよく CD の帯などを見ていったら別物ということを知った次第です (笑)


 せめて "The Other Village Vanguard" のような違うジャケットで発売してくれればいいのに.
 二つ上の写真、日本語ライナーノーツに使われている写真などもオリジナルと全く同じなんだよね.





 さて内容ですが ・・・・・・・・・・

 4 日間の中の一日ですので、演奏曲は他の日と当然被っています.
 だからそのあたりの聴き比べが面白いはず ・・・・・・・・・ ですが


 "The Other Village Vanguard" をその昔買った時もそうだったんですが、聴き比べようという気力がなくなるんですよ.
 とにかく一曲聴くだけでも本当に疲れます.

 そのあたり、聴く側を一気に引き込む魅力も コルトレーン らしさなんですが、一度引き込まれちゃうと、一つ一つの音を追いかけないと聴いていられない.

 これこそがまさに "Chasin' The Trane" !!!


 15分超えるような演奏は一気に脱力感なんです.

 おまけにここでの演奏には、ボクがいまだに苦手な エリック・ドルフィー 先生がフル参戦.
 これがねぇ、キツイんだ.

 3 曲目の "Spiritual" はすごく荘厳な感じの曲で好きなんだけれど ・・・・・・・・ 疲れます.
 この曲一曲でも十分すぎるぜ.








 長野県 東御市の風景 その 14 、今回は道路事情についてです.


 東御市 には 旧 東部町 以前から町を東西に抜ける 国道 18 号線 が走っていました.
 現在ではその国道に並行するように 上信越自動車道 や 浅間サンライン という幹線道路が走っています.

 南面傾斜の農村地帯ですが、交通の便は比較的いい場所でもあります.



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 こちらが 上信越自動車道 で、写真は 東京 方面を向いています.

 この場所から約 1 km 先に 東部湯の丸 IC (サービスエリア併設) があります.

 この道路は 1998 年の 長野オリンピック 関連事業で 1996 年に供用開始になっていますが、その当時は暫定 2 車線の対面通行区間がほとんどでした.


 東御市 は東は 小諸市 、西は 上田市 に挟まれています.
 自動車道建設当時、その両方の市には当然 IC が建設されることが決まっていたため、旧 東部町 としてもなんとかインターチェンジ建設を、との誘致運動が盛んに行われていました.
 たしか SA は 東部町 地籍に建設することは前から決まっていたと思います.

 結果的には SA の設置に合わせ IC 建設も決定しました.
 たしか IC の建設費用を町が出す 請願 IC だったと思いますが、はっきりとは覚えていません.

 ちなみに IC と SA に名前は建設当時の "東部湯の丸" .
 町村合併し 東御市 になりましたが、名称の変更は膨大な費用もかかることから以前のままです.

 今になれば、市にとっても本当に IC があってよかった.
 個人的にも、ボクの家から 3・4 分で IC ですのでとても重宝しております.



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 国道 18 号 の渋滞緩和も含め、 上信越自動車道 よりもずっと前に作られたのが 浅間サンライン.
 正式名称は 浅間山麓広域農道 で、 軽井沢町 追分 から 上田市 住吉 までの 27.3 km を結ぶ広域農道でです.

 この道路ができるまでは、国道での交通事故が非常に多く、特に深夜の大型トラックに起因する死亡事故が多発していました.
 これは 碓井バイパス から神経使って運転してきたものが、この 東部町 地域に入ると結構直線の道になるため居眠りが多かったと言われています.

 写真はボクが今まで毎日通っていた場所で、朝はこのあたりの上下線は完全に車で埋め尽くされます.


 一応農道なので、側道をトラクターや軽トラックが走っています.
 交通量は多めですが、どこかのどかな風景が広がっています.

Coltrane (1962)

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 参議院選挙ですねぇ.

 この選挙から、選挙権が 18 歳に引き下げられました.
 タレント議員が増えなければいいのですが ・・・・・・・・・・ まぁ若い人たちがこれで政治に興味を持ってもらえればいいのかな.



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 10 日の投票日は外出のため、本日期日前投票を済ませてきました.
 現在の アベノミクス が完全だとは思いませんが、さりとて自民党潰しのために主義主張が違っていても一緒になっている野党にとても国政を任せるわけにもいかず ・・・・・

 特に 民主党 の行った事業仕分けについてはボクも少なからず影響を受けたので、この党だけにはもう二度と政権を握ってほしくないと思っております.

 まぁ、もう少しこのまま国政をみてみたいといった感じです.




 少し前から実行していた、我が家の アベンジャーズ・オペレーション ですが、かなり無理をしてようやくコンプリートになりました.
 後半はすべてオークションでの Blu-ray 探し.

 オークションに出品されている アベンジャーズ シリーズの Blu-ray は、多くが DVD や Movie-NEX が付いていない Blu-ray 一枚だけといった出品.
 出品自体もそれほど多くありません.
 おまけにボクと同じ考えで狙っている人たちも多いので、大体 2,000 円ちょっとくらいの価格の攻防戦です.



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 大手の中古本・中古家電販売のチェーン店の "Book なんとか" も、このオークションに多くの Blu-ray を出品しており、こちらは出品が多いので価格もちょっと安いのですが ・・・・・・・・・・・


 いかんせん評価が悪すぎます.

 出品数が電化製品も含めとにかく多いのできちんとした商品もありそうですが、対応のまずさや送られた商品の不満などが評価に表れています.
 同じ Blu-ray でも価格の違うものが何種類も出て、当然状態もかなり違っています.
 こんなので正しい商品きちんと届くのか、ボクも疑心暗鬼.

 さすがにそういうところで買おうとは思わないので、多少価格が高くなってしまっても写真や説明がしっかりしている個人出品者を選んでの購入なのです.


 ということでかなり散財してしまったので、しばらくは Blu-ray 購入はパス ・・・・・・・・ というか、無理.
 夏は静かに過ごすことにします.



Avengers 005
 お約束の ナターシャ・ロマノフ 様.

 やっぱりこのシリーズは彼女だな.
 "アイアンマン 2" は彼女の映画と言ってもおかしくない ・・・・・・ と本気で思っております (笑)

 暑い夏はエアコンをギンギンに効かせて、 "アイアンマン” から、公開順に一気 12 本観ちゃおうかと真剣に考える今日この頃.
 ちょっとばかりゼイタクな夏になりそうだな.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて、今夜も蒸し暑い.
 そんな暑さを振り払うような、もっと熱い演奏を聴いてみようか.
 そうはいっても他の演奏に比べると、かなり冷めた感じの演奏ですがその裏に危険な香りがプンプン漂っています.

 聴いていても緊張感の連続ですな.




Coltrane033






  " Coltrane / John Coltrane "





  1. Out of This World
              (H.Arlen-J.Marcer) ・・・・・ 14:03
  2. Soul Eyes
              (Mal Waldron) ・・・・・ 5:23
  3. The Inch Worm
              (Frank Loesser) ・・・・・ 6:16
  4. Tunji (Toon-gee)
              (John Coltrane) ・・・・・ 6:32
  5. Miles' Mode
              (John Coltrane) ・・・・・ 7:31





  John Coltrane (ts.ss), McCoy Tyner (p),
  Jimmy Garrison (b), Elvin Jones (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs,
                April 11, June 19, 20, 29, 1962.






 Prestige にも同名のアルバム "Coltrane (Prestige 7105)" があり混同しやすいですが、今日のアルバムは Impulse ! レーベル で 1962 年に録音されたものです.




Coltrane033-3

 こう見えても、アナログ盤を聴いていた頃はかなりコルトレーンに傾倒 ・・・・・・ とまではいかないものの、多くのアルバムを持っていました.

 このブログを書き始め CD も再購入するようになりましたが、現在 コルトレーン のアルバムはたった 20 枚しかありません.
 当然ブログでのアルバム紹介もそれほど多くありません.


 一番の理由は、簡単に聴けないところ.
 軽く作業用に流すなんて、とても無理.
 どちらかというと正座して聴かないと ・・・・・・・・・


 ブログで記事を書く時には、そのアルバム何回もかけっ放しなので、どんなに少なくても 4・5 回は繰り返し聴いています.
 さすがに コルトレーン を 4・5 回はねぇ ・・・・・・・・・・・・・・・・

 その昔、ジャズ屋でも コルトレーン のリクエストが続いた場合は 「ごめんなさい」 でした.



Coltrane007

 いきなり 14 分超えの "Out of This World" ・・・・・・・

 これがねぇ ・・・・・・・・・・ ジョン・コルトレーン なのです.


 この曲は ハロルド・アーレン 作曲、作詞が ジョニー・マーサー によるスタンダードなのですが ・・・・・・
 有名な "My Favorite Things" もそうですが、 コルトレーン はこういったスタンダードやポピュラーソングなどとても多くの演奏をしています.
 そしてそれらの演奏がみんな コルトレーン 色に染まっちゃうんです.

 このアルバムの 1 曲目を聴いて、 ジョニー・グリフィン や クリス・コナー の演奏を聴き直しちゃいました (笑)

 この演奏聴いていると、この曲がとても 1944 年に作られた曲なんて思えないんだな.



Coltrane008

 それでもこのアルバムは、もう少し後のアルバムに比べるとはるかに聴きやすい.
 演奏はバリバリのモード演奏ではありますが、まだフリーキーな感じはありません.
 そして一番の特徴は、 1 曲目を除き、比較的短い演奏にまとめているところでしょう.
 まぁ短いとは言っても 6・7 分あるわけです、それでもライブなどで延々と続くようなソロを含んだ演奏に比べると ・・・・・・ 聴いていても疲労感が全然違います.


 2 曲目の "Soul Eyes" でみせる独特なリリシズム、
 3 曲目の "The Inch Worm" ではソプラノ・サックスの演奏ですが、空間を切り裂いていくような激しさはまだありません.

 そしてこのアルバムで一番好きな 4 曲目の"Tunji"



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 メンバーは改めて説明がいらないくらい有名なカルテット.
 1962 年から 1965 年まで続いた不動のメンバーです.

 こういったリズム・セクションも含めて、コルトレーン・サウンドなんだな.


 じっくり聴きたいと思った時に聴くのはすごく心地いいのですが、それ以外の時にあのサウンドが耳に飛び込んでくると、緊張感のある シーツ・オブ・サウンド の波に飲み込まれてしまうのであります.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 なにかもう梅雨明けになってもおかしくないような天気です.
 日が出ると一気に気温が上昇しちゃいます.



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 近所にある農業用ため池.

 C-PL フィルターの練習で撮ってみました.
 思い通りの色を出すには、微妙に調整が難しいなぁ.


 絞り優先やシャッター速度優先のモードでもフィルター回すと自動的に設定も変更になってしまうので、やっぱりマニュアル設定にして好みの感じに撮るのがいいんだろうな.



 とりあえずいろいろ撮りながら覚えるしかないかな ・・・・・・・



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Judgment !

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今日も雨降りです.
 昨日もそうだったし ・・・・・・・・

 そんなに大雨ではありませんが、日照不足がどうなんだろ.
 ここ数日は、青空を見た記憶があまりないのです.


 このまま本格的な秋に突入しちゃうと、農作物もかなりの影響受けそうです.



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 (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/1250sec f/5 ISO-100 HDR)

 昨日の午前中ですが、雨降り.
 いつもの風景も、変わり映えしないので HDR で撮影してみました.

 かろうじて 蓼科山 の山頂付近が見えています.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて今日は午前中ちょっとお仕事.

 朝から雨が降ったり止んだりで空もどんよりです.
 雨の日だからジャズでも勉強しようかと、数日前に届いたアルバムを聴いています.



 新主流派の面目躍如というようなアルバムが数枚.
 そんな中から選んでみました.





4159






  " Judgment ! / Andrew Hill "





  1. Siete Ocho ・・・・・ 8:58

  2. Flea Flop ・・・・・ 7:21

  3. Yokada Yokada ・・・・・・ 5:17

  4. Alfred ・・・・・ 7:04

  5. Judgment ・・・・・ 6:53

  6. Reconciliation ・・・・・ 7:24

  7. Yokada Yokada (alt-tk) ・・・・・ 5:12

   (All compositions by Andrew Hill)




  Andrew Hill (p), Bobby Hutcherson (vib),
  Richard Davis (b), Elvin Jones (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, January 8, 1964.







 ボクの持っているアルバムは輸入盤なので、ジャケット写真のアルバム番号も見なれない数字になっています.
 正式には BST-84159 .
 7 曲目は CD 化のボーナス・トラックです.

 このアルバム、いきなりの 変拍子 から始まります.



4159-2

 今回購入したアルバムは Blue Note 4 枚で、そのうちの 2 枚がなんと アンドリュー・ヒル .
 それまでに持っていた彼のアルバムは、 "Black Fire" たった一枚.
 それを考えると結構冒険とでも言うのか ・・・・・・・・


 "Black Fire" については、今年の 1 月にここで取り上げました.
 その時に、 Jazz Perspective の記事で 山中千尋 さんが アンドリュー・ヒル のことを絶賛していたことも書きました.

 その中の オバサン の話し がおもしろくって.
 本当ならこういったところへはアルバム・レビューを書いたりするのが当たり前なのにおもしろいこと書くなぁ ・・・・・ なんて思ってました.


 Jazz Perspective には彼女のコラムが連載されているので、それ以来これらの文章を読むのが楽しみになりました.
 本当だったら彼女のピアノ聴かなくちゃいけないのですが (笑)

 ちなみに、彼女のピアノは今だに聴いたことがありません.
 なんでだろう、基本的には日本のジャズ大好きなのですが、タイミングということにしておきましょう.

 何を聴けばいいのかもよくわからない.
 ジャケットだけだったら、文句なしに "Runnin' Wild" なんだがなぁ (笑)



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 その昔 ・・・・・・ ジャズを聴き始めてまもなくの頃ですが、ボクの通ったジャズ屋のアルバイトの一人にピアニスト志望の Y 君がおりました.
 Y 君といろいろ話をしていると、どうも聴き方の視点がボクらと違うような感じなのです.


 その当時ボクが常連と呼ばれる人たちやお店のマスターなどから教わってきた聴き方と、かなり違うんですよね.
 当時このお店で人気があったピアニストは、よく耳にするハード・バップのピアニストたちですが、ある時 Y 君が アンドリュー・ヒル のことをスゴイと言っていたことがありました.
 ただ アンドリュー・ヒル のアルバムはほとんどお店ではかからなかったのでボクはどんなにスゴイかなんてまったくわからないまま

 「ふぅーーーん、そうなんだ」
 やっぱり音楽専攻している人の聴き方はボクら凡人とは違うんだなぁ ・・・・・・


 そんなことがあったので、 山中千尋 さんが絶賛していても素直に聴くぞって気にはなれなかったのも事実な訳でして. 
 最近になってようやく自然に受け入れられるようになってきた感じかな.



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 さてちょっとアルバムのことも.
 よくわからないけれど、彼のアルバムでのポイントってドラムのような気がします.

 このアルバムでは エルヴィン・ジョーンズ 、 "Black Fire" での ロイ・ヘインズ .
 同時購入した "Point of Departure" は トニー・ウイリアムズ .
 何となくですが、こういったドラマーを入れていることに納得なのです.


 このアルバム、予想していたとおり全体な感じはとてもスリリングです.
 こちらの予想できないような音やフレーズ、そして 間 だったりします.


 そういったところが、当時は新しいという感覚で捉えられたのでしょうか.
 そしてそれは人によっては不安感を引き起こしたりするかもしれません.
 あるいは、露骨な嫌悪感を示されたのかもしれませんね.



 ボクの場合はやっぱり真ん中.
 聴いていてもすごく不安感を感じちゃうんですね.
 これを緊張感ととるか、不安感と受け止めるかはきっと紙一重といったところでしょうか.

 アルフレッド・ライオンは間違いなく最初でしょう.
 だからデビュー・アルバム録音後、立て続けに彼のアルバムを録音しているのですから.
 ただ、 アルフレッド・ライオン は売れないとわかっていてもミュージシャンの好きなようにさせたようですので、ひょっとするともっとこうして欲しいという願望がどこかにあったのかもしれませんね.


 4 曲目の "Alfred" はそんな アルフレッド・ライオン に捧げられた曲.


 こんな雨の日、窓に当たる雨を眺めながら聴くにはピッタリだったりします.



 さて、 8 月も終わろうとしています.
 9 月はいろいろな意味で忙しくて、肉体的というよりも精神的にお疲れになりそうな気配がプンプンしています.

 それでも途中に気分転換できそうなイベントがいくつかあるので、精神的に病まないようにほどほどに頑張りましょうか.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Matador

 毎年恒例、 アカデミー賞 の発表がありました.


 一応映画大好きなので、ちょっと気になったりします.
 ただノミネート作品の多くは、まだ日本公開になっていないので ・・・・・・・

 本当はこの授賞式の前に観て、自分なりに予想なんてできればもっと楽しいのかもしれませんが.




academy-awards001



    第 87 回 アカデミー賞


  作品賞: "バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)"
  監督賞: アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
           "バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)"
  主演男優賞: エディ・レッドメイン "博士と彼女のセオリー"
  主演女優賞: ジュリアン・ムーア "アリスのままで"
  助演男優賞: J・K・シモンズ "セッション"
  助演女優賞: パトリシア・アークエット
           " 6 才のボクが、大人になるまで。"
  脚本賞: アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、 ニコラス・ヒアコボーネ、
        アレクサンダー・ディネラリス・Jr.、アルマンド・ボー
           "バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)"
  脚色賞: グレアム・ムーア
           "イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密"
  編集賞: トム・クロス "セッション"
  撮影賞: エマニュエル・ルベツキ
           "バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)"
  美術賞: "グランド・ブダペスト・ホテル"
  作曲賞: アレクサンドル・デプラ "グランド・ブダペスト・ホテル"
  視覚効果賞: "インターステラー"
  音響編集賞: "アメリカン・スナイパー"
  録音賞: "セッション"
  メイクアップ&ヘアスタイリング賞: "グランド・ブダペスト・ホテル"
  衣装デザイン賞: ミレーナ・カノネロ "グランド・ブダペスト・ホテル"
  主題歌賞: "Glory" (セルマ)
  外国語映画賞: "イーダ" (ポーランド)
  長編ドキュメンタリー賞: "CitizenFour"
  長編アニメーション賞: "ベイマックス"
  短編ドキュメンタリー賞: "Crisis Hotline: Veterans Press 1"
  短編アニメーション賞: "愛犬とごちそう"
  短編実写映画賞: "The Phone Call"




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 今回の アカデミー賞 は本命不在というような前評判だったようです.
 結果は "バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)" が 4 部門を獲得しました.
 マイケル・キートン と エドワード・ノートン のブリーフ姿はどうでもいいんだけれど、 助演女優賞 にノミネートされた エマ・ストーン は観てみたいので、この映画は観に行こうと思っています.


 同じ 4 部門獲得した "グランド・ブダペスト・ホテル" ですが、視聴覚的な部門のみの受賞でしたので "バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)" とはかなり中身が違っています.
 でもまぁ、ボク的にはこの 4 部門は納得.


 結構本命視されていた "アメリカン・スナイパー" ですが、 音響編集賞 のみ.
 この映画は今週観る予定.


 ボクがうれしかったのは 主演女優賞 の ジュリアン・ムーア .
 今回初めてのオスカーだったんですね.
 そういえば、少し前の彼女の映画は結構観たけれど、ここ数年の彼女の出演映画を観ていないことに気が付きました.




poster2030323

 他に観てみたいと思うのは "博士と彼女のセオリー" かな.
 このポスター、横の写真を縦にしてあるのもボクのツボだったりします. 

 "レ・ミゼラブル" で マリウス を演じた エディ・レッドメイン が見事オスカーをゲットしましたし.






 今回の授賞式のステージで Lady GAGA が "サウンド・オブ・ミュージック" のメドレーを歌ったのが結構話題になっていました.
 やっぱり彼女、歌うまいですね.
 そこでも歌われた曲 ・・・・・・・ ジャズの世界でも John Coltrane の演奏から一躍有名になった曲が入ったアルバム.











GXF-3053






   " Matador / Grant Green "




  1. Matador
           (G.Green) ・・・・・ 10:50
  2. My Favorite Things
           (O.Hammerstein II-R.Rodgers) ・・・・・ 10:20
  3. Green Jeans
           (G.Green) ・・・・・ 9:08
  4. Bedouin
           (D.Pearson) ・・・・・ 11:38





  Grant Green (g), McCoy Tyner (p), Bob Cranshaw (b),
  Elvin Jones (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, May 20, 1964.








 このアルバムも後年発掘され、日本で GXF-3053 という番号で発表されたものです.

 最初は、他のアルバム・セッションの残りテイクを集めたものかと思っていたのですが、このアルバムのための録音で何らかの理由で発表されなかったようです.
 Blue Note にはそういうアルバムも何枚かあるので、それはそれで珍しくもありませんが.


 BN-LT 990 "Solid" というアルバムが約1カ月後に吹き込まれていますが、そちらのアルバムも未発表でした.
 両方のアルバムともに、バックのリズム・セクションは同じメンバーです.




GXF-3053-2

 マッコイ・タイナー のピアノがいいなぁ.
 1 曲目でも "Matador" でもグイグイ高揚していく感じが何とも言えない.

 
 この演奏はいい、ボクの好みにぴったり.
 今日のテーマは次の曲 "My Favorite Things" なのですが、どうも聴いてみるとボクに合うのは "Matador" .

 ボクの持っている CD は最近購入した SHM-CD 盤.
 ライナー・ノーツの最初には、こういった未発表アルバム発掘の第一人者 マイケル・カスクーナ のコメントが書かれています.
 その中でこのアルバムの "My Favorite Things" が大好きということが書かれていました.


 My Favorite Things と言えば、最初にも書いたように ジョン・コルトレーン と多くの人が答えるでしょう.
 そしてこのアルバムに参加している マッコイ・タイナー と エルビン・ジョーンズ は、 コルトレーン・グループ の一員として幾度となくこの曲を演奏してきた二人です.
 そんな二人が、初めてオリジナル通りのコード進行で演奏したと書かれています.


 なるほどねぇ ・・・・・・・・・


 コルトレーン・グループでの演奏は、おおよそ リチャード・ロジャース の世界からはかけ離れているものなぁ (笑)






grant-green-61

 グラント・グリーン は ジミー・スミス に負けないくらい Blue Note での録音が多いはずです.
 そのためか、 オクラ入り になっていたアルバムが何枚もあります.
 そんなアルバムもほとんどがリリースされ、今では廉価価格で購入できるようになりました.


 このアルバムもそんな中の一枚ですが、いいアルバムですね.
 こういう演奏を聴くと、他のアルバムも欲しくなってしまいます.
 このシリーズにしても、お小遣いの関係からみんなは購入できなかったので ・・・・・・・

 でもまぁ、ここはじっと我慢、我慢 !!



 とかくこのアルバムは "My Favorite Things" が注目されてしまいますが、他の演奏もきらりと光るような演奏です.



 ちなみに "My Favorite Things" だったら、ボクはやっぱり コルトレーン がいる演奏が好きです.



 ただし、聴くのはちょっと疲れますが (笑)

In 'N Out

 連休です.
 今年の連休は、いつもの年よりもいろんな意味を持っている連休かもしれませんね.
 被災者の救援の手はだいぶ届き始めているようですが、被災地の復興に至ってはどうでしょう ・・・・・ ほとんど手つかずと言ってもおかしくないでしょうか.
 大震災のリバウンドか、被災地には関係のない観光地まで大きなダメージを受けているようです.
 不要な部分を節約したりするのは当然必要ですが、もう少し日本全体が元気出していかないと、本当に日本がダメになってしまうような気がしますね.



 ボクの連休の予定は ・・・・・ と言っても、中に仕事が挟まっているので、社会一般的連休には程遠いのですが ・・・・・ 4日に東京へ行くくらいで、あとは庭の草取りでものんびりとしていようかと思います.






4166






   "In 'N Out / Joe Henderson"




   1. In 'N Out
   2. Punjab
   3. Serenity
   4. Short Story
   5. Brown's Town
   6. In 'N Out  (alt-tk)




  Kenny Dorham (tp), Joe Henderson (ts), 
  McCoy Tyner (p), Richard Davis (b), Elvin Jones (ds)
  Recorded April 10, 1964.





 Joe Henderson の Blue Note での 3 枚目のリーダー作です ・・・・・・ "BLP-4140 Page One" , "BLP-4152 Our Thing" に次いで.
 オリジナルアルバムは 5 曲目まで、残りの 1 曲は International 盤のボーナス・トラックです.
 この 3 枚すべてに競演しているのが、トランペットの Kenny Dorham です.

 以前にも書いたように、イメージ的には "いぶし銀" 的なのですが、このアルバムでは 1 曲目からバリバリのモード演奏となっています.
 個人的好き嫌いになりますが、同じバリバリ吹くのでもボクは "BLP-1524 'Round About Midnight At The Cafe Bohemia" のようなハードバップの演奏のほうが好きです ・・・・・ まぁ 3 曲目の "Serenity" や 4 曲目の "Short Story" のような演奏も悪くないし、ゴキゲンですけどね.




4166-2

 バックの 3 人がスゴイな〜.
 まんま John Coltrane Quartet という感じです、この手の演奏にはピッタリの 3 人ですね (笑) .
 この中では、ちょっと Elvin Jones が大人しいような感じを受けますが ・・・・・ .


 で、そんなバックやサイドメンに乗せられてか、主役の Joe Henderson が結構自由に吹いています.
 "Page One" のアルバム評価の多くは、ちょっと大人しいというようなニュアンスが含まれていますが、ボクもそう感じてしまいます.
 2 作目の "Our Thing" は先日届いたもののまだ聴いてないのでわかりませんが、少なくてもこのアルバムのほうがはるかに自由な演奏という印象です. 
 このアルバムのあと、自身のリーダー作は "BLP-4189 Inner Urge" 、 "BLP-4227 Mode For Joe" 、計 5 枚のリーダー作を Blue Note に吹き込みました.
 この後の 2 枚も、モーダルでちょっとフリーキーな演奏になっています. 


 このアルバムも、ジャケット・デザインが秀逸です.
 太い文字と小さな文字の組み合わせが何とも言えませんし、文字の配置の微妙さもいいですよね.
 Blue Note はこんな感じで、ジャケットだけ眺めていても気持ち良く慣れるものがゴロゴロとあります.
 このあたりも 名門 と呼ばれる所以でしょう.



 さて明日も休みだから、これからゆっくり Blu-ray でも観るとします.
 少し前に届いた "パイレーツ・オブ・カリビアン ブルーレイ・トリロジー・セット" です.
 一応 DVD で三作とも持ってはいたのですが ・・・・・・・・・・ 勢いで Click してしまいました.
 1 作目は先日観たので、今夜は 2 作目ですね.


 やっぱり Blu-ray はきれいです ・・・・・・・・ それではよい連休を.

Heavy Sounds

 日曜日が終わろうとしています ・・・・ と言ってもまだ数時間ありますが.
 今日も本当にダルダルの一日、明日からまた仕事だというのに.
 天気もよかった ・・・・ 家の中にいると日差しが暑いくらいでした.


 最近はこのブログを覗いてくれる方の数が結構増えており (・・・ といっても、まだ数えるほどですが) Livedoor ランキング (Jazz 部門) でも 20 - 40 位くらいを行ったり来たりしています.
 ここにきてようやくブログの方向性が見えてきたような気がします.
 ・・・・ なんて、大したものでもないんですが (汗)
 基本的には、アルバムに今日の出来事をトッピングして、あとがグチャグチャと.
 まぁ、最初の画像は必ずその日のアルバムにしようと.
 ただ方向性は見えているものの、相変わらず脈絡なく文章が突き進みます.


 今日は少しばかり昨日の関連を Jones 兄弟、今日は弟の出番です.





jonesE01






   "Heavy Sounds / Elvin Jones & Richard Davis"





  1 Rauchy Rita
  2 Shiny Stockings
  3 M.E.
  4 Summertime
  5 Elvin's Guitar Blues
  6 Here's That Rainy Day





  # 1. 3. 5. 6 :
   Frank Foster(ts), Billy Greene(p), Richard Davis(b),
   Elvin Jones(ds)
  # 2 :
   Frank Foster(ts), Richard Davis(b), Elvin Jones(ds.g)
  # 4 :
   Richard Davis(b), Elvin Jones(ds.g)
  Recorded on 1968.





 もうジャケット見ただけでも、ヘビーな感じしてしまいます.
 そして一曲目 ・・・・ "Rauchy Rita" がスピーカーから流れだした瞬間から、まさに "Heavy Sounds" です.
 やっぱりこのアルバムはこの一曲目でしょう、とてもファンキーです.
 こういった演奏は、あまり考える必要なく聴けるので.




JonesE001-2

 ここでの Frank Foster がいいんですよね、R&B そのものという感じ.
 そういう意味では Fred Jackson のような感じで吹いてます.
 煙草の煙がもうもうと立ち込めてたスタジオのようなイメージが湧いてきます.
 かなり男臭そうなイメージが ・・・・・・・・ .

 かと思うと 2 , 3 曲目ではストレート・アヘッドな軽快な演奏です.
 最後の曲も、結構いいですね ・・・・
 この Frank Foster あまり聴いたことないんだけれど.


 Elvin Jones はどうしても John Coltrane グループでの演奏が真っ先に思い浮かんでしまいます.
 ただ、そのグループでは John Coltrane のアクが強すぎます.
 昔ドラムのうまい下手かは、ブラシを使わせてスロー・バラードでも演奏させるとわかるというようなことを聞いた覚えがあります.
 このアルバムの 4 曲目でもブラシ使っているんですが、途中からマレットです.

 基本的にはドラムのうまい下手ってよくわかりません.
 もちろん、走ったりするようなドラムは、ボクでもわかるけれど、レコーディングされているようなアーティストではそんなのあり得ないし.
 ただ、レコード聴いてスゴイと思ったドラマーは何人かいます.
 Tony Williams や Elvin Jones がそんな中のドラマーです.
 正直、このアルバムが Elvin Jones のベストアルバムかどうかは、かなり微妙です.
 ただ、この 1 曲目のようなファンキーな演奏が 1 曲あるだけでも、このアルバムはいいアルバムです.
 ・・・・・ボクには.



 ここからは今日の出来事.
 Mixi やっていてマイミクも数人いたのですが、今日すべてのマイミクさんを外すことにしました.
 大した意味はないのですが、最近ブログに情熱を入れている分 Mixi は放置状態でしたし、少しばかり活性化の意味も含めて.
 お世話になった方たちですので、一応ごあいさつ文をのせて、読んでくれた方から削除しています ・・・・ なんかちょっとばかり寂しい気持ちですね.
 まぁ、また違う姿でマイミクさんとかになれるので ・・・・


 今日は O 氏のラジオ番組の日です.
 ただ、ボクのところまでは電波が飛んでこないので聴くことができません.
 ポッド・キャスティングも検討中とのことですが ・・・・・ どうなるのかは.
 ただ、来週は東京です ・・・・ 29 日午後から 7 日までリフレッシュのため休暇です!!
 30 - 31 日は一応いつもの講習会なのですが、 30 日夜は O 氏のゼミ、 31 日は "アバター" 3D 鑑賞と、少し東京で羽根を伸ばしてきます.
 31 日夕方はラジオも聴くことができそうなので、 iPod と一緒に Walkman 忘れずに持っていかないと.



 結局、いつもの通り脈絡もなくダラダラ書いてしまいました.
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 更新がすっかり亀足になってしまいましたが、ようやく 1,000,000 アクセスまで到達しました.
 いつもおいでいただく皆様に、感謝.

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