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 You Tube で "●● 年代のヒット・ソング" というようなタイトルで、その頃に流行った曲をズラリと並べてあるものがたくさんあります.
 最近ボクがハマっているのが 1970 年代.


 1970 年代は中学・高校・専門 ・・・・ と、ボクが一番 洋楽 に影響を受けた時代です.
 そして 1970 年代の後半には Jazz との出会いもありました.




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 すでに ビートルズ も解散して、 60 年代後半から登場したいろいろなロック・グループが華々しく活動し、どんどん新しい音楽も登場し始めた時期でした.

 高校時代のボクが特に好きだったのが Led Zeppelin 、 Pink Floyd 、 Deep Purple + アメリカン・ロックの Grand Funk Railroad.
 少し後になってから Eagles と Black Sabbath って感じかな.

 もちろん好きなグループや曲はもっともっとたくさんありましたが.

 その頃はラジオや雑誌でしか彼らを見ることができませんでしたが、 Led Zeppelin のカッコよさはとにかく別格でした.




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 そんな 1970 年代 ・・・・・ 1974 年の代表的な一枚.
 エリック・クラプトン のアルバムの中ではボクが一番好きなアルバムです.

 当時アナログ盤を購入しよく聴いた記憶があります.





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  " 461 Ocean Boulevard / Eric Clapton "





  1. Motherless Children
        (Traditional) ・・・・・ 4:55
  2. Give Me Strength
        (Eric Clapton) ・・・・・ 2:51
  3. Willie and the Hand Jive
        (Johnny Otis) ・・・・・ 3:29
  4. Get Ready
        (E-Clapton-Y.Elliman) ・・・・・ 3:47
  5. I Shot the Sheriff
        (Bob Marley) ・・・・・ 4:23
  6. I Can't Hold Out
        (Elmore James) ・・・・・ 4:11
  7. Please Be With Me
        (Charles Scott Boyer) ・・・・・ 3:26
  8. Let It Grow
        (Eric Clapton) ・・・・・ 4:57
  9. Steady Rollin' Man
        (Robert Johnson) ・・・・・ 3:11
  10. Mainline Florida
        (George Terry) ・・・・・ 4:04






  Eric Clapton (g.vo.dobro.arr),
  George Terry (g.vo), Dick Sims (key),
  Albhy Galuten (synth.p.clavichord), 
  Carl Radle (b.arr), Jamie Oldaker (ds.perc),
  Al Jackson Jr. (ds: #2), Yvonne Elliman (vo),
  Tom Bernfield (vo), Marcy Levy (harmonica.vo),






 Derek and the Dominos での活動を終焉させ、ソロ活動に転じた 2 枚目のアルバム.
 と言っても、 1970 年に発表されたソロ・アルバム "Eric Clapton" から 4 年も経過した 1974 年に発表されたアルバム.
 多くのミュージシャン同様 薬物依存症 だった彼が、そのブランクから復帰して作られたアルバムです.
 そういえば Derek and the Dominos の何人かは、ドラッグでその後の人生がボロボロになっちゃいました.

 ちなみに私、このアルバムのタイトルをついつい "461 オーシャン・ブルーバード" って今でも言っちゃうんだな (笑)





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 エリック・クラプトン の偉大さは嫌になるくらい知ってはいますが、正直大好きなミュージシャンかというと ・・・・・ ?????
 もちろん嫌いじゃないですよ.
 リアルタイムではありませんが Cream 時代の曲もよく聴きましたし、後年の大ブレイクしたアンプラグド系のアルバムも何枚か持っていますが、どうもそんなにのめり込めない感.

 「毎日が クラプトン 」 じゃないんだな ・・・・・ 頑張ってすべてのアルバム揃えたいとまでは思わないんだな.


 こんなことを書いていると、ボクの大好きなカメラ友達の Sa. さんに叱られそうです.
 ちなみに Sa. さんは Cream 時代からの狂信的ともいえる信奉者で、 クラプトン の来日コンサートもほとんどいっているようですから、機会があればそんなお話しも聞いてみたいですね.


 そんなボクですが、一応 "Layla and Other Assorted Love Songs" はもちろん、最初のソロアルバムやアンプラグド系の数枚も持ってはいます.




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 さてこのアルバム、いきなり "Motherless Children" でノリノリの入り.
 最初聴いた時の印象も 「この曲 カッコいい !! 」 ・・・・・ ボクはこれで ガツーーーーーン とやられました.

 全体がこんな感じで一気に行くのかと思ったら ・・・・・・・


 このアルバムとてもいろいろな雰囲気を持ったアルバムです.
 基本的にはブルース感が全体に漂ってはいるものの、いろいろな人の曲を演奏していることもあるのでしょう、音楽的にも多岐にわたっている感じ.
 ただしそれが違和感なく聴けるのでアルバムとしてまとまっている感じなのです.


 2 曲目 "Give Me Strength" はギターの音色が C&W のように.
 オルガンのようなエレピの音がギターと一緒になってアメリカ南部のような雰囲気です.


 牧歌的な 7 曲目の "Please Be With Me" も好きな曲でした.
 ただこの曲から "Let It Grow" へつながっていくのが何となく不思議だったなぁ.
 一般的に同じような曲を続けるってあまりなかったので、そこが昔は結構気になったりしました.

 まぁ今は全く気にもならないんだけれどね.




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 そしてこのアルバムは何といっても "I Shot the Sheriff"
 アルバム同様、シングルでも全米トップ 1 を獲得しました.

 この曲あまりにも有名すぎちゃって、このアルバムはどうしてもこの曲に注目がいってしまいます.
 "I Shot the Sheriff" のアルバム、なんて言われることもあるけれど、ボクはちょっと違うんじゃないの.
 他の曲もあってのこのアルバムだな.
  

 そしてなんといっても "Let It Grow"
 そういえば、ハード・ロックのアルバムでこういう曲入れると必ずと言っていいほど 1971 年に発表された Led Zeppelin のノン・タイトルアルバム (通称 "Led Zeppelin 4" ) の "Stairway to Heaven" と比較されちゃうような風潮があったような気がします.
 まぁ Zep のあのアルバムは世界で 3,700 万枚のセールスを誇るロックを代表するアルバムの一枚だから仕方ない部分もあるんだけれどね.

 クラプトン の "Let It Grow" も後半部にだんだん盛り上がっていき、繰り返されるメロディがどことなく "Stairway to Heaven" に似ているように聴こえるのも気のせいかな.




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 ボクは 1980 年以降の彼のアルバムのほとんどは聴いたことないので、最初に書いた 「エリック・クラプトン のアルバムの中でもボクが一番好きなアルバムです.」 という表現が適切とは言えないかもしれません.

 それでも、このアルバムは エリッククラプトン を代表するアルバムだと思ってます.
 今聴いてもまったく古臭さがないし、聴くたびにご機嫌な気分になります.
 そして昔はどうってことなかった曲も、今聴いてみると 「あれっ、この曲いいかも ・・・」 なんて思ったりも.
 好きなロック・アルバムの一枚なのです.



 ちなみに 前述の Sa. さんに 「クラプトン のアルバムではこのアルバムが一番好き」 と言ったら、
「渋い」 って言われちゃいました (笑)




 このアルバム聴いていたら Led Zeppelin のアルバムが無性に聴きたくなっちゃったなぁ ・・・・・・ .




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 今日の午前中も暖かい日差しでした.
 昼前にちょっと時間ができたので、重い腰を上げて N-ONE の洗車.




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 ワックスがけしていると汗かくほどの暖かさでした.


 ところが、ワックスの拭き取りが終わるころになるとだんだん暗くなって風も出てきて ・・・・・

 雨が今にも降ってきそうです.



 でもまぁ;これで今年の洗車はしないで済むので良しとしておきましょう.




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