Frank_Haynes

Two Feet In The Gutter

 春ですねぇ、すっかり.
 さすがにもう雪は降らないかな.



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 今朝の風景ですが、一応晴れ.
 雲もありませんが、いかにも 春霞 って感じで ・・・・・・・

 夏の青空が妙に恋しかったりします.






 春はこういう感じの演奏が似合うかなぁ、ジャケット脱いで街を歩きたくなります.
 とても軽快で、ゴキゲンな演奏です.






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  " Two Feet In The Gutter / Dave Bailey "





  1. Comin' Home Baby
           (Ben Tucker) ・・・・・ 5:39
  2. Two Feet In The Gutter
           (Rudy Stevenson) ・・・・・ 7:59
  3. Shiny Stockings
           (Frank Foster) ・・・・・ 7:54
  4. Lady Iris B
           (Rudy Stevenson) ・・・・・ 6:08
  5. Coffee Walk
           (Ben Tucker) ・・・・・ 9:05





  Bill Hardman (tp), Frank Haynes (ts),
  Billy Gardner (p), Ben Tucker (b),
  Dave Bailey (ds)
  Recorded at Columbia 30th Street Studio, NYC, October 6, 1961.





 少し前に発売された Sony Music の "ジャズ・コレクション 1000" シリーズの一枚です.
 この時に再販された Dave Bailey のリーダー・アルバムは 3 枚で、そのうちの一枚になります.


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 この 3 枚は Epic レーベルに録音されたもので、その中でも有名なのは "One Foot in the Gutter" かな.
 あのジャケット写真は幾度となく見た記憶があります.

 Dave Bailey のリーダーアルバムはこの 3 枚と、 Jazz Time と Jazz Line に吹き込んだ 2 枚 ・・・・・・・ 合計 5 枚だけ.
 ただし、サイドメンとしてはたくさんのアルバムに参加しています. 

 ジャケットもいかにもって感じのジャケットで、こういうジャケットで 1,000 円だったら別に聴かなくても間違いなさそうという感じを受けます.
 そして聴いてみると、思っていた通りのハード・バップ.

 ピアノがちょっと硬い感じしますが、フロントの二人がいい.




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 このアルバムは何といっても 1 曲目の "Comin' Home Baby"
 ハービー・マン の演奏で一躍有名になった曲です.
 ハービー・マン の演奏はちょっとラテン系 ・・・・・・ あるいはアフロ系とでもいうような演奏で、非常にノリのいい感じの演奏でした.

 ただ今日のアルバムでは、ストレートなジャズに収まっています.
 まぁどちらが好きかはお好みで.


 ここでも フランク・ヘインズ のテナーがいいなぁ.
 そういえばこのアルバムを含めた Epic の 3 枚のテナーは、 フランク・ヘインズ 、 チャーリー・ラウズ 、 ジュニア・クック と、一流と呼んでいいんだけれどどちらかというとみんな渋めの人たち.
 このあたりのメンバーも通好みと言えばいいでしょうか.
 

 "ラ・ラ・ランド" の セブ じゃないけれど、やっぱりこういう演奏はいつ聴いてもホッとできるのです.








 以前退職記念で キャリー・ケース をいただいたことを書きました.

 その後、もっと若い部下たちから、また頂き物です.
 大したことしていないので本当に恐縮なのです.

 頂くことに結構抵抗あったので、丁重にお断りしたのですが ・・・・・・・・ どうしてもということで.

 何がいいか言われても ・・・・・・・・・


 折角だから普段使えるものにしようと ・・・・・・・・




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 Hi-Res (ハイレゾ) 対応の SONY Walkman A シリーズ.

 今使っている iPod の容量が少なく、普段はカーナビに接続しっぱなしなので、これをお願いしました.

 色はお任せしましたが、思っていた通りの 赤 がやってきました (笑)

 東京などの街歩きの時はいつもイヤホンつけっぱなしで音楽聴いているので、これからはこれを持って行くことにします.

 ジャズ の演奏も結構 ハイレゾ のダウンロードができるようになりましたが、結構料金が高い.
 さすがにそこまではいいので CD からインポートで聴きます.


 大事に使わせていただきます !!

Reaching Out

 先週末のコースの余韻を引きずりながらも、新しい週が始まっています.
 昨日の暖かさとは裏腹に、今日はちょっと肌寒い雨降りになってしまいました.



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 景色がかなり緑色に変わってきました.
 水田にも水が入れられ、鏡のように風景を映しています.
 ここ一カ月くらいでどこの水田も田植え作業が行われ、風景はもっともっと緑色にと変わっていきます.


 正面に数本高い木が植えてある場所がありますが、ここは県内でも有名な農場です.
 酪農と水田の複合経営で循環型農業を大きく展開しています.
 最近の農業はなかなか厳しいようですが、こういった新しい農業経営は結構儲かっているようですね.
 ちなみに地元の人は、ここのお米は高いのでほとんど買いません (笑) .




 こんな雨降りの休日、家で講習会の資料整理などをしていたら、あっというまに時間が過ぎていきました.
 新しいコースをやってみて、いろいろ見えてきたことがあるので、次のコースでそのあたりの修正なども行っていかないといけません.
 忘れないうちに資料とかまとめておかないと ・・・・・・ 最近すぐ忘れてしまいますから.





 そんなことをしながら、今日も iTunes でいろいろな演奏を BGM .
 ときどきハッとするような演奏に出会ったりします.


 





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    " Reaching Out / Dave Bailey "




 
  1. Reaching Out 
          (R.Stevenson) ・・・・ 5:12
  2. Our Miss Brooks 
          (H.Vick) ・・・・ 6:45
  3. A Flick Of A Trick 
          (B.Tucker) ・・・・ 7:46
  4. One For Elena 
          (B.Gardner) ・・・・ 6:05
  5. Baby You Should Know It 
          (B.Tucker) ・・・・ 9:10
  6. Falling In Love With Love 
          (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・ 5:22
  7. Reaching Out 
          [Alt.Take] ・・・・ 6:46
  8. Our Miss Brooks 
          [Alt.Take] ・・・・ 10:11
  9. One For Elena 
          [Alt.Take] ・・・・ 7:51





  Frank Haynes (ts), Grant Green (g), Billy Gardner (p),
  Ben Tucker (b), Dave Bailey (ds)
  Recorded at Nola's Penthouse, NYC, March 15, 1961.





 このアルバムのレーベル JAZZTIME については 以前 も書きましたので今回詳しくは触れませんが、ほんの数枚のアルバムを作っただけで消滅したレーベル.
 にも拘らず、それら数枚のアルバムは今聴いても輝きが衰えません ・・・・・・ それも煌めくような派手な輝きではなく、もっと渋い輝き.

 この JAZZTIME の有名なアルバムは、なんと言っても "Speak Low / Walter Bishop Jr." .
 超ゴキゲンな、ピアノ・トリオの演奏です.


 今夜のアルバムも同じくらい素敵なアルバム.
 とにかくメンバーがいいんですよね ・・・・・・ 有名なミュージシャンが集まっているという訳ではありません、どちらかというと渋いメンバーなのですが、このメンバーによって演奏される曲がとっても素敵なんですよね.
 こういったところもジャズの楽しさでしょう、いいミュージシャンだからといって、必ずいい演奏になるとは限らない.




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 軽快な一曲目 "Reaching Out" から、このアルバムの良さが滲みだしてきます.
 あまり聴いたことのないピアノの Billy Gardner ですが、ソロの出だしこそ何かつまずくような感じがあるのですが、中盤からはスウィンギーでゴキゲンなソロを繰り広げます.
 このブロッキング・ピアノが結構イカしています.
 そしてベースがしっかりしていて、いいんだな.


 二曲目 "Our Miss Brooks" はうって変わってブルージーな演奏.
 どこかで聴いたことのある曲だと思ったら ・・・・・・ Harold Vick の曲で、彼が Blue Note に吹き込んだ "Steppin' Out" (BLP-4138) の一曲目に吹き込まれていました.
 ただご本家の吹き込みが 1963 年、 "Reaching Out" のほうが先に吹き込まれています.
 テナーの Frank Haynes が、 Harold Vick のようなアーシーな演奏をしています.
 この Frank Haynes 、結構いいですね ・・・・・・ ほとんど聴いたことのないテナー.


 そしてボクがこのアルバムで好きな曲が、 4 曲目の "One For Elena" .
 ピアノの Billy Gardner の曲ですが、この中でのテナー・ソロが素敵なんですね.
 そしてピアノも、やっぱり前半もたつく感じがあるものの、後半からグッとよくなっていくんですよね.


 それで、リーダーの Dave Bailey はどうかというと ・・・・・・・・
 ボクにはドラムの良し悪しがよくわからないので、みんなうまく聴こえてしまいます.
 でもまぁ、演奏が素敵に聴こえるということはドラムもうまいんでしょう、きっと (笑) .

 もう一人 Grant Green は相変わらずブルージーな演奏していますね.

 ジャケットがねぇ ・・・・・・ いいのか悪いのか、よくわからないデザインです.
 最初はあまり好きじゃなかったんですが、演奏が好きになってくると、不思議にジャケットも違和感なくなってきちゃいますね.

 このアルバム、聴けば聴くほど味が出てきます.
 こういうアルバムに出会うと、本当にうれしくなってしまいます.




 普段は仕事と いつもの講習会 関係のメールしか来ない携帯電話なのですが、今夜は珍しく ・・・・・ それもほぼ同時に数人のお友達からのメール.
 そのうちの一つは、まだ一度も一緒に行ったことのない 山友 (笑) .
 ボクは基本単独登山で、ストイックな登山はしないのですが、その 山友 はどちらかというとガチで登山 ・・・・・ なかなか進む方向性がちがうんですよね、そういういろいろな山の楽しみ方があるりのもまぁ魅力なんですが.


 で、そんな 山友 と今年は一緒に テン泊 しようかという話になってきて ・・・・・・ まぁどうなることでしょうか.
 たとえその話がボツになったとしても、ボク一人で行く予定でしたので、計画はそのままになるはずです.
 その計画は ・・・・・・・ "まったりテントでお泊まりしながら立山縦走" .


 いつものように、ブログ書いている途中でいろいろなことでわき道に行ってしまうので、結局書きあがるとこんな時間です.
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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