Frank_Sinatra

Songs for Young Lovers

 1970 年 2 月 13 日は、ボクの大好きな Black Sabbath のデビュー・アルバムがイギリスで発売された安息日ならぬ記念日.
 だからちょっとそんなことでも書こうかと思ったのですが、世間一般的に今日は バレンタイン・デー ・・・・・

 チョコレートはまったく縁がありませんが、せめて音楽くらいは定番中の定番ともいえるあの曲を聴いてみましょうか.
 いろいろな演奏がたくさんありますが、今日はヴォーカル.
 アルバムのタイトルも、ズバリ !! なのです.




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   " Swing Easy ! / Frank Sinatra "





  1. Just One of Those Things
          (C.Porter) ・・・・・ 3:14
  2. I'm Gonna Sit Right Down (And Write Myself a Letter)
          (F.E. Ahlert-J.Young) ・・・・・ 2:27 
  3. Sunday
          (C.Conn-B.Krueger-N.Miller-J.Styne) ・・・・・ 2:29
  4. Wrap Your Troubles in Dreams
          (H.Barris-T.Koehler-B.Moll) ・・・・・ 2:14
  5. Taking a Chance on Love
          (V.Duke-T.Fetter-J.Latouche) ・・・・・ 2:12
  6. Jeepers Creepers
          (H.Warren-J.Mercer) ・・・・・ 2:22
  7. Get Happy
          (T.Koehler-H.Arlen) ・・・・・ 2:25
  8. All of Me
          (G.Marks-S.Simons) ・・・・・ 2:07

  9. My Funny Valentine
          (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・・ 2:31
  10. The Girl Next Door
          (R.Blane-H.Martin) ・・・・・ 2:36
  11. A Foggy Day
          (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 2:38
  12. Like Someone in Love
          (J.V.Heusen-J.Burke) ・・・・・ 3:09
  13. I Get a Kick Out of You
          (C.Porter) ・・・・・ 2:53
  14. Little Girl Blue
          (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・・ 2:52
  15. They Can't Take That Away from Me
          (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 1:57
  16. Violets for Your Furs
          (T.Adair-M.Dennis) ・・・・・ 3:05




  Frank Sinatra (vo), Nelson Riddle (arr.cond)
  # 1 - 4 : Recorded at Hollywood, LA, April 7, 1954.
  # 5 - 8 : Recorded at Hollywood, LA, April 9, 1954.
  # 9,11,15,16 : Recorded at Hollywood, LA, November 5, 1953.
  # 10,12 - 14 : Recorded at Hollywood, LA, November 6, 1953.





 アルバムのタイトルが全然 ズバリ ではないですが、これにはちょっとした訳があります.


 ボクの持っている CD は、上記の 16 曲が入っていますが、これって 2 枚のオリジナルアルバムが一枚の CD になったものです.



sinatra02

 一枚は "Swing Easy !" で、もう一枚のアルバムが上の写真の "Songs for Young Lovers" .


 もともとこの 2 枚のアルバムは、 30 cm LP ではなく 25 cm (10 インチ) LP で発売されていたため、片面約 10 分程度.
 その後 30 cm LP で発売される際に、この 2 枚がカップリングされて今に至っています.

 日本での発売は 1958 年 10 月 ・・・・・・ 結構早く日本でも発売になっていますねぇ.
 アルバム・タイトルは "フランク・シナトラ傑作集" で、ライナー・ノーツは 大橋巨泉 氏だったようです.


 1 曲目から 8 曲目までが "Swing Easy !" .
 残りの 8 曲が "Songs for Young Lovers" で、 "My Funny Valentine" はこちらのアルバムに収録されていました.
 両アルバムともに、アレンジは Nelson Riddle でバックの演奏は彼のオーケストラです.

 "Swing Easy !" の 8 曲は、タイトル通り軽快でダイナミックな演奏.
 一方の "Songs for Young Lovers" はちょっとしっとり目に歌い上げています.




BABES_IN_ARMS

 そんな "My Funny Valentine" ですが、この曲も多くのスタンダード曲同様に、ミュージカルのために作られた曲です.
 1937 年 4 月 14 日に初演の ブロードウェイ・ミュージカル "Babes in Arms" がそれ.
 音楽を担当したのは、あの有名な R.Rodgers と L.Hart ・・・・・ 少し前のブログ "Little Girl Blue" でも取り上げました.

 写真のポスターは、ミュージカル版ではなく 1939 年に公開された同名映画のもので、主演は ジュディー・ガーランド と ミッキー・ルーニー .
 一昔前に VHS で発売になっていたようですが、 DVD 等の発売は不明です.




 今夜はいろいろなところで新しい恋が生まれているのでしょうか ・・・・・





 さて、またまたいただきものです.
 後輩 ・・・・・ 部下と言ったほうがいいのかなぁ、あまり好きな言葉じゃないけれど.

 そうだ、職場の若手職員のほうがいいですね.


 そんな若手職員から、ハワイ旅行のお土産いただきました.



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 スタバ のマグカップです.
 旅行に行く前から、お土産を指定していました ・・・・・ それもできるだけかさ張るような (笑)

 折角のお土産なので、どうせだったら気に入ったものが欲しいボクは、いつも最初におねだりをしてしまいます.
 割らずの持ってきていただいたマグカップですので、職場で使うことにします.

 このハワイ旅行って、少し遅れた新婚旅行です ・・・・・・ それも乳児を連れての.
 この旅行を計画している頃、ちょうど飛行機の中で泣きやまない子供にぶち切れたマンガ家の話題があったりしたので、みんなで止めた方がいいと忠告 ・・・・ 脅迫したのですが.

 まぁ大きなトラブルもなく楽しんできたようでなにより.


 こちらのカップならぬカップルは、 Funny というよりもきっと sweet なバレンタインを迎えているんでしょうね.







 最後の話題は、ボクが大好きな "攻殻機動隊" のお話し.
 実は新しいシリーズが今年登場します.

 "攻殻機動隊 ARISE"

 50 分くらいのお話で 4 話完結のシリーズのようです.
 まぁ新しいシリーズができることはさしたる問題ではないのですが ・・・・・・・・・・



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 大きな問題はスタッフの変更です.
 特に声優陣が総入れ替えなのです !!

 どうなんだ、これって !?

 ボクは 田中敦子 さんの 草薙素子 が好きなので、今の段階で声優が変わるということにスイッチの切り替えができません.
 公安 9 課メンバーも、みんな変わってしまうようなので ・・・・・・ どうなのよ、これっ!!

 すでにポスターも公開されていますが、 草薙素子 のイメージも全然変わってしまっています.
 確か第 1 話は彼女が少佐になる前のことが描かれているようなので、若い感じはわかるのですが ・・・・・・・


 結構微妙なのかなぁ、このシリーズは.


 "ガンダム UC" のように、公開と同時に Blu-ray 発売や配信などになるようです.
 一応 Blu-ray 予約しておきましたが ・・・・・・・・・・・・


 どうなるのかなぁ ・・・・・ 期待よりも不安のほうが.

All the Way

 3 年くらい前に、このアルバムのタイトルで記事を書きましたが、内容はまったくと言っていいほどアルバム内容に触れていなかったので、もう一度データを中心に書いてみます.

 だから今日のタイトルも "Candy ll" ・・・・・・・ 決して、別テイクの新しいアルバムが出たということではありませんので.

 ・・・・・・・ にしようと思ったのですが、あまりにセンスが良くないので変えました.




1590






  " Candy / Lee Morgan " (BLP-1590)





  1. Candy
       (M.David-A.Kramer-J.Whitney) ・・・・・ 7:03
  2. Since I Fell For You
       (B.Johnson) ・・・・・ 5:35
  3. C.T.A.
       (J.Heath) ・・・・・ 5:04
  4. All The Way
       (S.Cahn-Van Heusen) ・・・・・ 7:24
  5. Who Do You Love, I Hope
       (I.Berlin) ・・・・・ 4:58
  6. Personality
       (J.Burke-Van Heusen) ・・・・・ 6:12
  7. All At Once You Love Her
       (O.Hammerstein-R.Rodgers) ・・・・・ 5:26


  # 7 : Bonus track, not part of original album





  Lee Morgan (tp), Sonny Clark (p), Doug Watkins (b),
  Art Taylor (ds)
  # 2, 6, 7 :
  Recorded at RVG Studio, Hackensack, NJ, November 18, 1957.
  # 1, 3 - 5 :
  Recorded at RVG Studio, Hackensack, NJ, February 2, 1958.





 Blue Note での、 リー・モーガン 6 枚目のリーダー・アルバムです.
 このアルバムは、ピアノ・トリオをバックにワン・ホーンで吹きこまれています.
 リー・モーガン の Blue Note 時代を代表するアルバムと言ってもいいくらい、非常に評価の高いアルバム.




1590-2

 初めてのリーダー・アルバム "Lee Morgan Indeed !" (BLP-1538) が吹き込まれたのが、 1956 年 11 月 ・・・・・ わずか 18 歳でした.
 そしてこのアルバムは、その初レコーディングから 1 年ちょっと後に吹き込まれています.
 約 1 年の間に、リーダー・アルバムが 6 枚で、結果的にそのすべての演奏が素晴らしいものばかりなのですから、「神童」と呼ばれるのも納得なのです.



 このアルバムで一番好きな演奏は、 4 曲目の "All The Way" .
 まず、曲がとても素敵な曲なのです.

 この曲は 1957 年に公開された映画 "The Joker Is Wild" (邦題: 抱擁 ) の主題歌.
 この映画に主演した フランク・シナトラ が歌って、大ヒットした曲です.

 1957 年 (第 29 回) アカデミー賞で、 最優秀歌曲賞 を獲った曲でもあります.




joker-is-wild-1

 こういう曲の リー・モーガン は、とても 10 代とは思えないような演奏をします.

 アルバム・タイトル曲 "Candy" は、 1944 年に作られた今で言うところのポピュラー・ソング.
 最初の吹き込みは Johnny Mercer と Jo Stafford のデュエットで、この曲も当時は大ヒットしたようです.
 You Tube で、このオリジナルを聴くことができました ・・・・・ さすがに映像はありませんでしたが.

 リー・モーガン は、オリジナルよりもアップ・テンポで軽快な演奏にしています.

 ソニー・クラーク のピアノもいいなぁ ・・・・・・ このアルバムの良さは、バックの演奏の良さもありますね.


 ・・・・・・・・・・・ "Since I Fell For You" もいい.







 以前書いた時に話題にしたのは、このアルバムのアナログ盤のことでした.
 その昔持っていたアナログ盤をほとんど手放してしまったのですが、数枚はまだ家に置いてあります.
 もう聴くことはできないんだけれど、アルバムをインテリアとして飾っています.



DSC_0626

 額は、昔専用に作った額.
 今飾ってあるのは写真の "Blue Train" と "Sonny Rollins vol.2" .
 本当は数カ月ごとにジャケットを変えるつもりだったのですが、ここ一年くらいはこの 2 枚のままです.



 "Candy" も御覧のように残してありますが、この額に収まったことはなし.
 たまには陽の目を見せてあげないといけないでしょうかね.



candy002

 このアルバム購入した頃は、このシリーズみんな購入なんてとてもできなかったなぁ.
 今だったら、多少無理してでもみんな揃えてしまっただろうに ・・・・・・ .

 それにしても Blue Note ・・・・・・・ 聴いてもいいし、見てもいい.
 こういうところが人気の理由なんだろうな.

 一枚買うと、次から次へと集めたくなってしまいます.
 数年前までほんの数十枚だった Blue Note の CD も、気がつけば 300 枚ちかく ・・・・・・ いくらかかったかなんて、とても奥様に言えません.
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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