Gene_Taylor

Finger Poppin'

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



F07A9798
  (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/80sec f/5 ISO-160)

 土曜日の夕暮れです.
 吹く風はすっかり冷たく、赤とんぼが空を飛んでいます.

 そういえば最近、真っ赤に染まるような夕焼けを見ていませんねぇ.





 連休や年休などで休みだらけの 2 週間が終わり、いよいよ普通の一週間が始まりました.
 遊び疲れのせいではないのですが、昨日の夜から喉の痛みがあってちょっとした感冒症状.
 大したことなければいいんだけれど、今夜はサラリと書いて早めに休むことにします.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今日は少し前に購入した Annie Ross のアルバムのことを書こうと思ったのですが、作業中にかかったマイナー・ブルースがとてもいい感じ.
 アルバム調べたら、まだここに取り上げていなかったので急きょこちらのアルバムのことを書こうと思います.





4008






  " Finger Poppin' / Horace Silver "





  1. Finger Poppin' ・・・・・ 4:46

  2. Juicy Lucy ・・・・・ 5:44

  3. Swingin' the Samba ・・・・・ 5:16

  4. Sweet Stuff ・・・・・ 5:31

  5. Cookin' at the Continental ・・・・・ 4:51

  6. Come on Home ・・・・・ 5:29

  7. You Happened My Way ・・・・・ 5:26

  8. Mellow D ・・・・・ 5:33





  Blue Mitchell (tp), Junior Cook (ts),
  Horace Silver (p), Gene Taylor (b), Louis Hayes (ds)
  Recorded at Van Gelder Studio, Hackensack, January 31, 1959.






 オリジナルは BLP-4008 .
 ジャケット写真の切り方や文字の入れ方がいかにも リード・マイルス といった感じ.
 Blue Note っぽくっていいですね. 




4008-2

 このアルバム、 ホレス・シルバー を語る上では一つのターニング・ポイントになったアルバムでもあります.
 と言うのは、後に 黄金のクインテット とも呼ばれるこのメンバーでの、最初のアルバムだからです. 

 ブルー・ミッチェル 、 ジュニア・クック 、 ホレス・シルバー 、 ジーン・テイラー 、 ルイス・ヘインズ


  BLP-4017  Blowin' the Blues Away
  BLP-4042  Horace-Scope (ds: Roy Brooks)
  BLP-4076  Doin' the Thing (ds: Roy Brooks)
  BLP-4110  The Tokyo Blues (ds: John Harris Jr.)
  BLP-4131  Silver's Serenade (ds: Roy Brooks)

 このカルテットが Blue Note に残したアルバムは上の通り 6 枚.
 ドラムのみ変更になっていますが、まぁ同じカルテットと言ってもいいんじゃないかな.



Blue Micheal0012

 ボクが気に入ったマイナー・ブルースというのが 6 曲目の "Come on Home" .
 こういったマイナー・ブルースには弱いなぁ.

 ジュニア・クック いいじゃないですか ・・・・・・ 音色が素敵です.


 このアルバムはこんなマイナー・ブルースや、ラテン系のリズムも含めいろいろバラエティに富んだ感じがあります.
 でも全体的にはハード・バップ ・・・・・・・ ファンキー・ジャズ なのです.


 そしてこういうアルバムがやっぱり Blue Note っぽいのです.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて 9 月の映画鑑賞ですが ・・・・・・・・・
 連休があったにもかかわらず、かなりのペース・ダウン.

 実は連続ドラマなんかも観てしまったものだから、映画の本数が伸びませんでした.
 WOWOW の連続ドラマは結構面白いものがあります.
 ちょっと前の "MOZU" や、最近では "石の繭" などなど.


 そんな言い訳をしながら、今月の映画は次の 15 本.


  "あの日、欲望の大地で" 、 "2012" 、 "ザ・レイド" 、
  "K2〜初登頂の真実〜" 、 "AKIRA" 、 "ゴーン・ガール" 、
  "ヒマラヤ 運命の山" 、 "薔薇の名前" 、 "テロ,ライブ" 、
  "トゥルーマン・ショー" 、 "戦国自衛隊" 、 "ペリカン文書" 、
  "戦争と平和" 、 "マッドマックス/サンダードーム" 、
  "キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー"


 そんな中での一番は ・・・・・・・・・




Truman Show001


 これかな.


 度肝を抜かれた "ザ・レイド" 、 "薔薇の名前" や "戦争と平和" といった懐かしい映画などいろいろありましたが、 "トゥルーマン・ショー" のストーリーや映像、作り出している世界が結構好きだったりするので.
 ジム・キャリー はあまり好きじゃありませんが、 エド・ハリス は大好きですし.
 先月、本数自体は少なかったのですが内容的には面白い映画がたくさんでした.


 ちなみに今月最初に観た映画は、前から観たいと思っていた "リスボンに誘われて" 



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Bring It Home to Me

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 一気に寒くなりました.
 月曜日の夜なんか、タオルケット一枚では寒く感じるくらい.

 おまけに台風の影響からか、ここ数日はとにかく風が強くて.
 高台にある我が家としては、風の影響をダイレクトに受けてしまうのです.



F07A8583
 (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/120sec f/5 ISO-100)

 昨日の夕方です ・・・・・・・
 仕事から帰ってきて雨上がりのいつもの風景.

 後でよく見たら、高台のところから虹がほんの少し映っていました.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ブロ友さんがこのアルバムをアップしたので、自分はどんなこと書いたのかブログで探してみたら、まだこのアルバム取り上げていませんでした.
 ということですっかり秋の気配の中でちょっと聴いてみましょう.







4228






  " Bring It Home to Me / Blue Mitchell "




  1. Bring It Home to Me
      (Jimmy Heath) ・・・・・ 7:57
  2. Blues 3 for 1
      (Blue Mitchell) ・・・・・ 6:03
  3. Port Rico Rock
      (Tom McIntosh) ・・・・・ 6:33
  4. Gingerbread Boy
      (Jimmy Heath) ・・・・・ 6:35
  5. Portrait of Jennie
      (G.Burdge-J.R.Robinson) ・・・・・ 5:37
  6. Blue's Theme
      (Blue Mitchell) ・・・・・ 5:21






  Blue Mitchell (tp), Junior Cook (ts), Harold Mabern (p),
  Gene Taylor (b), Billy Higgins (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, January 6, 1966.







 1966 年録音の、このアルバムのオリジナルのレコード番号が BST-84228 .
 俗に言うところの 4200 番台.
 ボク的にはこの 4200 番台というのが、とても大きな意味を持っています.



4228-1

 ブルー・ミッチェル は リー・モーガン のような派手さはありませんが、ボクは大好きなトランペッター.
 有名なのはこのアルバムよりちょっと前、 Blue Note に残した ホレス・シルバー・グループ での演奏でしょうか.


 ただ 「彼のアルバムで一番好きなアルバムは ?」 って聞かれたら、間違いなく "Blue's Moods (Riverside)" って答えちゃうんですが (笑)



 話を戻して ・・・・
 このアルバム、先に書いたように 4200 番台.
 このアルバムの前後には

    " Jacknife / Jackie McLean " (BST 4223)
    " At the "Golden Circle" / Ornette Coleman " (BST 4224-5)
    " Complete Communion / Don Cherry " (BST 4226)
    " Got a Good Thing Goin' / John Patton " (BST 4229)

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 なんてアルバムがドーーーンと控えています.


 一応シリアスなジャズ・ファンに揉まれながら育ってきたボクにとって、この辺りのアルバムはまさに秘境なのです.

 今でこそこのあたりのアルバムも結構持ってはいるものの、正直 4200 番台で好きと呼べるアルバムは数えるほどなのです.


 だからこのアルバム、ジャケット・デザインはとても好きだったんだけれど、かなり迷って購入した記憶があります.



blue-mitchell001

 1 曲目、アルバムタイトルでもある "Bring It Home to Me" が流れ始めて ・・・・・・

 「あぁ、やっぱりこんな感じなんだな」 というような思いがありました.

 この時代だったらこうのも全然ありかな.



 相変わらずちょっとくすんだ感じが、ボクのツボです.
 こういった演奏って、単純に技術がスゴイとかではないんですよね.
 ビックリするくらいうまくなくても、何か心にジワーーーーッとくるような演奏っていうのが彼の持ち味だったりします.

 ジュニア・クック もそんなところが少し似ていたり.
 彼もやっぱり ホレス・シルバー・フループ の演奏になっちゃうなぁ.



 5 曲目の "Portrait of Jennie" は 1948 年 ジョセフ・コットン と ジェニファー・ジョーンズ 出演の映画 "Portrait of Jennie" のために書かれた曲.
 ここではしっとりとした演奏です.

 でも、 ブルー・ミッチェル が目指していた方向はファンキーでロックビートに乗った演奏だったのでしょうか.



mabern001

 ピアノは ハロルド・メイバーン .
 そう言えばライナーノーツに書かれている 「ミッチェル版 "Dippin'"・・・・・」 とありますが、あのアルバムのピアノも ハロルド・メイバーン でした.


 昔の "Dippin'" の記事を読んでみたら、今日書いたことと同じようなことが書いてあり、思わず苦笑い.


 4 曲目 "Gingerbread Boy" でみせるファンキーなピアノがいいなぁ.


 ボクの中ではいろいろな問題や新しい発見のある 4200 番台ですが、そんな中でも静かに佇んでいる感じのアルバムです.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて話はまったく違いますが、ボクの家のそばには 1 軒だけコンビニがあります.
 以前は "Save On" というローカルなコンビニでしたが、県内のこのコンビニ・チェーンが大手の ローソン に買収されたようで、 7 月から ローソン に衣替えされました.



0023515

 今まで閑散としていたコンビニが、最近ではいつも車が何台も停まっています.
 歩いて 2-3 分のところに住んでいるボクといたしましては、大手 ローソン にバンザイ.

 品数も豊富ですし、マチカフェ もある !!


 ただ一つだけ難点は、今までより混雑が ・・・・・・・・ (笑)




  ・ ・ ・ ・ ・ ・
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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