George_Benson

Benson & Farrell

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今日はちょっと肌寒い感じで、本来の冬らしい感じです.
 朝は曇っていましたが、昼近くになったら青空が広がってきました.




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● 日曜日の昼 電柱のある風景 ●

 空の青さとは対照的に、家の青がかなり色褪せてきました.
 以前見積もってもらった時、塗装自体はべらぼうに高い感じはしませんが、足場組立が結構いい金額で ・・・・・ 総額見たらちょっとムリ.


 将来的に娘たちが戻ってくるようだったら外壁塗装も考えますが、戻ってくる可能性はなさそうなのでそのまま放置プレイですね (笑)




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 今日も勢いで、「やっすいやつやん !」 シリーズ第三弾.

 ジャケットが ・・・・ 「チープなやつやん !!」

 ジャズのアルバムジャケットで雪の風景はそんなに多くはありませんが、そんな中でも一番ステキなのは オーネット・コールマン だろうな ・・・・・・ 内容は置いておいて.






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  " Benson & Farrell "





  1. Flute Song
        (David Matthews) ・・・・6:05
  2. Beyond the Ozone
        (David Matthews) ・・・・7:03
  3. Camel Hump
        (David Matthews) ・・・・6:25
  4. Rolling Home
        (David Matthews) ・・・・7:15
  5. Old Devil Moon
        (B.Lane-Y.Harburg) ・・・・ 9:23






  Joe Farrell (fl.b-bl.ss), George Benson (g),
  Eddie Daniels (a-fl), David Tofani (a-fl),
  Eric Gale (g), Steve Khan (g),
  Don Grolnick (el-p), Sonny Bravo (p),
  Gary King (b), Will Lee (b),
  Andy Newmark (ds), Nicky Marrero (perc),
  Jose Madera (congas), Michael Collaza (timbales),
  David Matthews (arr)

  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs,
             January 20 & 21 and March 12, 1976.






 ジョー・ファレル と ジョージ・ベンソン による双頭アルバム.
 詳細なライナーノーツが付いていないのではっきりしたことはわかりませんが、米版 Wiki を見ると ジョージ・ベンソン が 2 曲目に参加していないような記載があります.
 ただ、あくまで Wiki の記載なのであまり信用しないことも肝心 ・・・・・

 ボクの分類は一応 ジョー・ファレル のアルバムと言うことで整理しています.





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 ジョー・ファレル が CTI レーベルに残したリーダー・アルバムは全部で 7 枚.

   1970: Joe Farrell Quartet
   1971: Outback
   1972: Moon Germs
   1973: Penny Arcade
   1974: Upon This Rock
   1975: Canned Funk
   1976: Benson & Farrell




 先日 "Studio Trieste" のアルバムにはフルートの ヒューバート・ロウズ が参加していました.
 ジャズの中でフルート奏者としてまず思い浮かべるのが ヒューバート・ロウズ ですが、サックスなどの木管楽器奏者の中にはフルート演奏するミュージシャンも多々います.

 ジョー・ファレル もそんな中の一人ですが、ボクはジョー・ファレルのフルート演奏がすごく好きです.





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 "Penny Arcade" 、 "Upon This Rock" 、 "Canned Funk" の三作品は、ギターに ジョー・ベック を入れてかなりファンク色の強い演奏をしていました.
 ところがこのアルバムで ジョージ・ベンソン と共演したことによって演奏が前三作とはがらりと変わりました.

 もちろんこれはアレンジの デヴィッド・マシューズ の影響がとても大きいとは思いますが.

 1 曲目の "Flute Song" がとてもゴキゲン.
 このアルバムの中の一押しですな.




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 ● Finian's Rainbow ●

 5 曲目にアップテンポの "Old Devil Moon" ・・・・ おなじみの曲です.
 この曲は 1947 年 1 月にブロードウェイ初演、 725 回のロングラン公演を記録したミュージカル "フィニアンの虹 (Finian's Rainbow)" で使われた曲です.
 ちなみにこのロングラン記録を破ったのが "マイ・フェア・レディ" でした.

 1968 年には フレッド・アステア 主演で映画化され、映画の中では ペトゥラ・クラーク と ドン・フランクス が歌っており、 You Tube にも画像がありました.

 この、映画のようなゆったりした演奏のほうがボクの好み.



 それまでのファンク色の強いアルバムも、それはそれでいいのですが、こういうソフトな感じのアルバムもステキです.


 さてどうしよ、 「やっすいやつやん !」 もう少し続けるか検討中なり (笑)




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 お休みの日はできるだけお金使わないように、引きこもって写真の整理など.
 まぁそんなこと言っている割には、暇に任せて Amazon あたりで ポチッ ちゃったりしちゃうんですが ・・・・・ まぁそれは置いといて.




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 最近は写真も JPEG & RAW で撮るので、どうしてもデータ量が増える.
 理想は JPEG 撮りっ放しですが、なかなかその域まで達しないので ・・・・
 だから保険のように RAW で残し、印刷は RAW データ使って終わったら JPEG だけ残して RAW は削除 ・・・・・・


 のはずなのですが、なかなかこれが消せない.
 この先も使うことないはずなのに ・・・・・・  


 PC が新しくなり HDD もまだ 1.3 T ほど残っているので、余裕と言えば余裕なのですが、できるだけやれる時にやっておかないと後でまとめてなんてとてもできそうにありません.


 記憶、段取り、発想、決断

 シャッター押す決断力同様に、デリートする決断力も必要だな ・・・・・ ぼそっ.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Good King Bad

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 久しぶりの快晴って感じの、昨日の日曜日でした.




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 昨日は朝から草刈り作業 ・・・・・

 8 月のお盆前にやってから 2 か月以上経っていますが、思ったよりも伸びてません.
 もうこれ以上伸びそうもありませんが、とりあえず最後の作業ということで、先週は休耕畑、昨日は空き家になっている実家.


 天気も良く予定通り完了.
 これでフォトコンの作品作りのんびりできます.


 それにしても疲れた ・・・・・・・




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 疲れているときは小難しいアルバムは置いておいて、こんな軽快なアルバムでも聴いてみよう.
 この人のアルバムも、昔通っていたジャズ屋では全くと言っていいほどかかりませんでした.

 ボクもたった 3 枚しかアルバム持っていません.




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  " Good King Bad / George Benson "





  1. Theme from Good King Bad
        (David Matthews) ・・・・ 6:03
  2. One Rock Don't Make No Boulder
        (David Matthews) ・・・・ 6:50
  3. Em
        (Philip Manamworth) ・・・・ 4:56
  4. Cast Your Fate to the Wind
        (Vince Guaraldi) ・・・・ 7:00
  5. Siberian Workout
        (David Matthews) ・・・・ 6:45
  6. Shell of a Man
        (Eugene McDaniels) ・・・・ 5:17




  George Benson (g), David Matthews (arr),
  Bob James (cond)

  # 1 & 2 :
  Eric Gale (g), Andy Newmark (ds),
  Sue Evans (perc), David Friedman (vib),
  Don Grolnick (clavinet), Bobby Lyle (key),
  Joe Farrell (fl), Fred Wesley (tb),
  Frank Vicari (ts), Ronnie Cuber (bs),
  Randy Brecker (tp: 1 only), David Sanborn (as: 1 only),
  Michael Brecker (ts: 1 only)
  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, December 4, 1975.

  # 3 :
  Eric Gale (g), Gary King (b), Steve Gadd (ds),
  Sue Evans (perc), Roland Hanna (key),
  Romeo Penque (fl), David Tofani (fl), Fred Wesley (tb)
  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, July 1, 1975.

  # 4 & 5 :
  Eric Gale (g), Andy Newmark (ds), Sue Evans (perc), 
  David Friedman (vib: 4 only), Bobby Lyle (key),
  Joe Farrell (fl), Fred Wesley (tb), Frank Vicari (ts),
  Ronnie Cuber (bs),
  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, December 5, 1975.

  # 6 :
  Eric Gale (g), Gary King (b), Dennis Davis (ds),
  Sue Evans (perc), David Friedman (vib),
  Ronnie Foster (key), Romeo Penque (fl),
  David Tofani (fl), Fred Wesley (tb)
  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, July 8, 1975.






 CTI レーベルから 1976 年にリリースされたアルバムです.
 彼は 1971 年から 1976 年まで CTI で 7 枚の作品を残しています.

 ボーナス・トラックとして "Hold On! I'm Comin'" が入っている CD もあるようです.




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 ジョージ・ベンソン といえば 1976 年に移籍した ワーナー・ブラザーズ から発表した "Breezin'" でしょう.
 いいとか悪いとかは別に、兎にも角にもあのアルバムになります.
 なんと言ってもアメリカのチャートで No.1 ですから.

 今日のアルバムも、録音こそ前年ですが発売されたのは 1976 年.

 "Breezin'" と聴き比べると、とても似たような雰囲気を持っており、音楽的な進化がわかるような今日のアルバムです.

 アルバムタイトル曲 "Good King Bad" は 1977 年の グラミー賞 Best R&B Instrumental Performance に輝いています.




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 彼の人気は "Breezin'" 以降がとにかくすごいんですが、ボクはどちらかというと "Breezin'" 以後のアルバムがあまり好きじゃない.
 どちらかというと CTI 時代のほうが、何となくではありますが好きかな.


 さらに言わせてもらうと、やっぱり ジョージ・ベンソン よりも ウェス・モンゴメリー かなぁ ・・・・・ (笑)


 でもまぁ、たまにはこういうアルバムもありです.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 先週職場で隣に座っているご家族の写真を撮りに行きましたが、その会場というのが 東御市 の 明神池 周辺.
 この日はちょうど "火のアートフェスティバル" の開催日で、天気も良かったせいか多くの人で賑わっていました.




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 このイベントに合わせて行われているのが "天空の芸術祭" で昨年も観てきました.

 今年も写真撮影の後、メイン会場の Sky Garden にちょっと観にいってみました.


 が、どうも今年はよくない.
 元々若手がいろいろなコンセプトで作り上げているので、かなりボク的には微妙なものも多いのですが、それでも昨年のほうがずっとよかった.

 フィンランド の Tuija Teiska さんの作品も昨年のもので、結構無造作に置かれている.




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● アートと N-One ●

 こういった芸術は受け取る方の感性で評価が大きく変わってきますが ・・・・

 ボク的には ・・・・



 がっかりだよ !




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

CTI Summer Jazz

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



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  (EF16-35mm F4L IS USM : 20mm 1/1000sec f/4 ISO-100)

 今朝も、完璧に 梅雨 空です.
 昨日から結構降りました.
 ちなみにボクの住んでいるこの地域は 南面傾斜 なので写真が斜めに見えてしまいます.


 昨日の土曜日はまたまたお仕事で休日出勤.
 長野市 まで行ってきましたが、 梅雨 の合間の青空という感じで本当によかった.
 昨日は屋外で写真を 1000 枚ほど撮ってきました.
 EOS 7D Mark ll の連写性能に改めてビックリです.


 10 秒くらいならシャッター押しっぱなしでもまったく問題なく 100 枚程度の写真が撮れてしまいます.
 さすがに 20 秒くらいだと途中でスピードが遅くなってしまうこともありましたが.


 一般的には AI サーボ AF + 65 点自動選択 AF という組み合わせかもしれませんが、昨日は敢えて 1 点 AF .
 普段動体をあまり撮らないので若干自信なかったのですが、まぁ十分納得できる結果かな.



 ただ、一つだけ難点が ・・・・・・・・・・


 それはこういう撮り方すると周りのみんながビックリして注目度アップなのです.
 屋外でも、あの機関銃のような連射音は破壊力あります (笑)



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 そんな昨日ですが、別部署の M 課長と話していたら、ボクのブログに登場する 腐女子 がえらく受けたようなのです (笑)
 今日もそんな 腐女子 とのお話しを一つ.


 少し前の休憩時間に彼女と次の傷心旅行について雑談.
 やっぱり トニー・レオン 所縁の地 香港 がいいという話になりまして ・・・・・・・・

 だったら "恋する惑星" 巡りしないとねぇ.




恋する惑星 00010

 セントラル の ヒルサイド・エスカレーター 、
 ランカイフォン の カリフォルニア 、さらには SOHO ・・・・・・・

 マニアックな話題でプチ・盛り上がりです.


 さらに 香港 + トニー・レオン だったら "インファナル・アフェア" も観ないといかん !!!

 ということで、いつもお土産もらっているから仕方なく DVD の三部作を貸してあげました.
 やっぱりこの映画を見て 香港 に行くとさらに楽しめるのではないかと.



 そしてお土産は デルモンテ のイワシ缶だよなぁ.
 できれば違う味のものもゲットして欲しいし.


 お約束ですが、エスカレーターはこの格好で写真を一枚撮ってきてもらいたいものだ ・・・・・・・ 顔は後からいっぱい盛ってあげるので (笑)



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 梅雨空ですが、そんな "恋する惑星" の中で印象的に使われていた曲.
 ジャズ ・・・・・・ フュージョン でも多くのミュージシャンが演奏しています.
 ダイアナ・クラール 様の最新アルバムにも入っていました.


 そんな曲が入ったライブ・アルバムです.







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  " CTI Summer Jazz At The Hollywood Bowl Live One "





  1. Grits Bowl
       (Hank Crawford) ・・・・・ 8:09
  2. Inner City Blues / What's Going On
       (A.Cleveland-J.Nyxw-M.Gaye-R.Benson) ・・・・・ 8:09
  3. California Dreaming
       (J.Phillips-M.Phillips) ・・・・・ 8:36
  4. First Light
       (Freddie Hubbard) ・・・・・ 8:27





  Freddie Hubbard (tp), Hubert Laws (fl), 
  Hank Crawford (as), Stanley Turrentine (ts),
  Joe Farrell (ts), Grover Washington Jr. (sax),
  George Benson (g), Deodato (key), Bob James (key),
  Johnny Hammond (el-p.org), Ron Carter (b), 
  Jack DeJohnette (ds), Airto Moreira (perc)
  Recorded at Hollywood Bowl, July 30, 1972.






 このアルバム、 2 枚組のセル版もありましたがボクの持っているものはキャンペーンの特典で貰ったもの.
 確か、何枚か購入すると 1 枚プレゼントって感じだったと思います.
 ちなみに Live 3 までありますが、ボクは Live 2 までしか持っていません.





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 このアルバムは 1972 年の録音ですが、同じような CTI All-Srars による前年のライブもアルバムになっています.
 以前 簡単にそのアルバムのことを書きましたが、そちらのジャケットのほうが有名かな.


 アメリカではこういったレコード会社主催で契約ミュージシャン総動員的なコンサート結構あるようですね.
 こういったコンサートはファンへのサービスの意味合いも強そうなので、演奏される曲目なんかもいかにも的なものが多い感じです.


 まぁそれにしても豪華なメンバーですね.
 こういうメンバーを見ると、少し前までレーベル名だけで毛嫌いしていた CTI の凄さが改めてわかります.




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 ブロ友 NetHero さんがたまに行かれる Hollywood Bowl .
 こういう屋外でのライブ ・・・・・・ そしてこういうオール・スター集合的なライブは、演奏云々ではなく楽しめそうです.



 1曲目の "Grits Bowl" がいいです.
 いかにもこういうライブにピッタリという曲.


 さて "恋する惑星" に因んだ "夢のカリフォルニア" ですが、ここでは ジョージ・ベンソン がフューチャーされています.
 このライブの前年に録音され、翌年 (1972 年) 発売されたアルバム "White Rabbit" にも入っていました.

 "White Rabbit" の方は、ヒスパニックなメローな感じのアコースティック・ギターのイントロから始まりますが、こちらの演奏は最初からテンポのいい、いかにもライブに似合いそうな演奏です.




California-Dreamin-Mamas-and-Papas

 一般的には "California Dreamin'" という表記が多いのですが、このアルバムでは "California Dreaming" になっていました.


 Michelle Phillips と Cass Elliot の女声コーラスはインパクト大.
 この The Mamas & the Papas もドロドロしたゴタゴタの中で解散していっちゃいました.


 でもこの "California Dreamin'" はいつまでも名曲として輝き続けるんだろうな.





 さて、午後になってもカリフォルニアのような青空が出てこないので、今日も家で映画でも観てのんびりするとしましょう.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

White Rabbit

 周りの山の頂が白くなってきました.
 気温もグッと下がり、冬到来です.

 こんな日は ・・・・・・・
 って言うか、休みの日はほとんどですが家でまったり過ごすのが最高.


 今日も先日届いた CTI の中からの一枚.
 白い山々ならぬ、白い兎です.





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  " White Rabbit / George Benson "





  1. White Rabbit
        (G.Slick) ・・・・・ 6:55
  2. Theme from Summer of '42
        (M.Legrand) ・・・・・ 5:08
  3. Little Train (from Bachianas Brasileiras No.2)
        (H.Villa-Lobos) ・・・・・ 5:47
  4. California Dreaming
        (J.Phillips-M.Phillips) ・・・・・ 7:22
  5. El Mar
        (G.Benson) ・・・・・ 10:49





  George Benson (g), Don Sebesky (arr),
  Jay Berliner (g), Earl Klugh (#5: g),
  Herbie Hancock (el-p), Ron Carter (b), Billy Cobham (ds),
  Airto Moreira (perc.vo), Gloria Agostini (vibes.perc)

  Phil Bodner (fl.a-fl.ob.ehn), Hubert Laws (fl.a-fl.picc),
  George Marge (fl.a-fl.cl.ob.ehn), Jane Taylor (bassoon),
  Romeo Penque (ehn.ob.a-fl.cl.b-cl), Jim Buffington (fhn),
  Wayne Andre (tb.b-hr), John Frosk (tp.fhr), Alan Rubin (tp.fhr),
  Recorded November, 1971.






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 このアルバムも、内容云々ではなくジャケットが印象的だったので購入.
 内容はこんな感じかなぁ ・・・・・ と想像していた通りのアルバムでした.
 でも、今ではこういったアルバムも何の抵抗もなく受け入れることができますから.

 この当時の CTI の特徴として、クラシックやポップスを積極的に取り入れ、アレンジしてました.
 このアルバムもその例にもれず、選曲がユニーク.
 シリアスなジャズ・ファンからは、きっとこの選曲だけでもそっぽを向かれちゃうでしょうね.




 アルバム・タイトルの "White Rabbit" は、アメリカのロック・グループ Jefferson Airplane の曲名.
 Jefferson Airplane は 1960 年代から活躍しているロック・グループで、あまり好きなグループじゃないけれど、名前くらいは知っています




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 ヒッピー、ウッドストック、ベトナム戦争、公民権運動、学生運動 ・・・・・・ といった、カウンターカルチャーを代表するロックグループで、サイケデリック (これも死語かな) な印象が強いですね
 "White Rabbit" もヒット曲のようですがボクはまったく記憶になくかった、やっぱり何と言っても "Somebody to Love" でしょうね、このグループは.
 ボクのかすかな記憶に残っているのは、 "Somebody to Love" と Grace Slick という超イカしたおねえちゃんがボーカルしていたことくらいかなぁ.
 "Woodstock" にも当然出演しており "White Rabbit" も演奏していますが、映画の中では他の 2 曲だけで、この曲の映像は出ていません.

 余談ですがこの映画の中での Jefferson Airplane の演奏は、特典映像に入っていた "3/5 of a Mile in 10 Seconds" が一番好きです.
 この曲の頭で Grace の隣にいる金髪の女の子がすごく気になる (笑)




 4 曲目も当時のヒット曲 ・・・・・ 1965 年に発表された The Mamas & the Papas の代表曲.
 この曲も有名すぎるくらい有名で、 Wes Montgomery も同タイトルでアルバムを出していました.
 ボクがこの曲を聴くと思い出すのが "恋する惑星" ・・・・・・ トニー・レオン なんです.
 "恋する惑星" でのこの曲の使われ方はとてもよかった.
 もちろん映画も大好きなんだけれどね.
 この演奏を聴くとまた映画を観たくなってしまいます.




 映画と言えば、アルバムの 2 曲目は映画 "おもいでの夏" のテーマ曲.
 この曲も有名です、映画観たことない人でも曲は知っているかもしれません.




Summer of '42 001

 この映画も素敵な映画だったなぁ ・・・・・・・
 主演の ジェニファー・オニール がとにかく素敵で.
 男だったら誰もが経験したことのあるような気持ちをうまく、そしてきれいな映像にしていました. 

 作曲は ミシェル・ルグラン .
 この曲はアカデミー賞作曲賞を受賞しています.




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 ジョージ・ベンソン は 1943 年 3 月 22 日 ペンシルベニア州 ピッツバーグ 出身のジャズ・ギタリスト.
 ストレイト・アヘッドなジャズを演奏していましたが、 1970 年代からフュージョンへ.
 速いピッキングやオクターブ奏法が得意のようですが、自ら歌ったりもします.
 その代表作が 1976 年に発表されたアルバム "Breezin'" の中の "This Masquerade" .
 この頃は日本でもかなりの人気で、売れたアルバムがゴロゴロあります.



 アルバムとしてはちょっと物足りない感じがしないでもありませんが、この頃はこんな感じだだったんだなぁと、今は無き CTI に思いを馳せるのもいいかもしれません.





 最近、映画館で観たいと思うような映画がない
 映画自体は WOWOW や、インターネット有料チャンネルなどでかなり観まくっています

 来週は久しぶりに映画館へ行ってみようかと思っています.
 観たかったのは大好きな 比嘉愛未 の主演作 "飛べ! ダコタ" なのですが、どうもボクの地域での公開はなさそう ・・・・・・・ 涙
 なので "ゼロ・グラビティ" でも観てこようか.
 ストーリーはちょっと ?? 的な感じだけれど、とにかく映像が綺麗と評判なので.
 最初からストーリーなど除外して、映像だけを楽しみに行くつもりです.

Breezin'

 今日は暑い一日になりましたね.
 ボクの住んでいる辺りでも、 25 ℃ くらいになったでしょうか.


 でも吹きぬける風は、まだちょっと爽やかな感じがします.
 そんなちょっと爽やかな風を ・・・・・・





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   "Breezin' / George Benson"




   1. Breezin'
   2. This Masquerade
   3. Six To Four
   4. Affirmation
   5. So This Is Love
   6. Lady




  George Bebson (g), Phil Upchurch (g), Ronnie Foster (key),
  JorgeDalto (key), Stanley Banks(b), Harvey Mason (ds), 
  Ralph MacDonald (perc) ・・・・・ Recorded January 6-8, 1976.





 George Benson の大・大ヒット・アルバムで、 1976 年のミュージック・シーンを代表するアルバムです.
 ボクの知っている George Benson はこれ一枚きりと言っても、決して過言ではありません.
 ただ完全なリアルタイムで聴いていた訳ではなく、ボクがこのアルバムを初めて聴いたのはたしか '80 年代の入ったばかりの頃だったと記憶しています.

 Miles Davis の "Miles in the Sky" でも演奏していますが、そんなことを知ったのはほんの最近.
 だから、ストレート・アヘッドなジャズを演奏していたなんてことも全く知りませんし、聴いたこともありません.
 あまりにもこのアルバムのインパクトが大きいですし、有名すぎます.




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 遠い昔の夏の夜、ドライブしながらよくこのアルバムを聴いていました.
 もちろん CD ではなく、カセットテープです (笑) .
 そういえばあの頃のっていた車は何だっけ ・・・・・・・・・・・・・・
 たしか ・・・・・ 三菱 ミラージュ 5 ドア・ハッチバック 1600 cc だったかな.


 1 曲目の "Breezin'" の数フレーズが流れただけで、あの頃の夏の夜にタイムスリップしてしまいそうです.
 でもこの "Breezin'" って、 George Benson の書いた曲ではありません.
 ガボール・ザボ (Gabor Szabo) というギタリストがソウル・ミュージシャンの ボビー・ウーマック と共演し 1970 年に発表したアルバム "High Contrast" のために、ボビー・ウーマック が書き下ろした曲でした.
 もういきなり出だしから爽やかさ全開、軽快です.


 そしてそして、 2 曲目の "This Masquerade" !
 彼の スキャット を一躍有名にした、とってもメローなナンバーです.

 4 曲目の "Affirmation" もとても軽快な曲で、大好きです.



 久しぶりに、想い出にどっぷり浸れるアルバムです.
 遠い昔のことを想いながら、もしあの時 ・・・・・・・ なんて. 
 あの頃って、今の歳に自分がなるなんていうこと全然思ってもいなかったよなぁ.
 今になって思えば、ずいぶんと無駄な時間を過ごしてきたし、遠回りもしてきたような気がします.


 でもまぁ ・・・・・・・ それもこれも、みんなひっくるめての人生ですから.


 軽く聴いていたアルバムなのに、なぜか最後は人生について考えちゃいました ・・・・・・・・ (笑) .
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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