George_Coleman

Miles Davis in Europe

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 27 日は朝から雨ふりで、九州・四国地域ではかなり降ったようです.
 かと思うと、昨日 28 日は夏を思わせるような青空と、気温の上昇.
 今朝もキレイな青空が広がっています.

 この地域の梅雨入りは来週あたりでしょうか.



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 ● 2021.5.29 ●



 先日何年かぶりでスニーカー買いました.
 洋服も靴もまったく拘りないので、某大手のスポーツショップでいろいろ履き比べ.

 最初はデッキシューズっぽいデザインにするつもりが、決めたのはトレイルラン・タイプ (笑)
 ちょっとゴツイ感じで予定していたデザインとはかなりかけ離れちゃいましたが、履き心地や価格から.



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 実はショップに希望サイズがなく、他店やオンラインショップの在庫を確認してもらいました.
 そうしたらオンラインショップでヒット.
 そしてあろうことか、オンラインショップのほうが 1,000 円ほど安いんです.
 対応した店員さんも、調べる前からそんなことを教えてくれました.


 ということで、家に帰ってオンラインショップで購入となりました.

 まぁ店員さんも、オンラインも同じお店なので問題ないと言ってくれてましたので ・・・・



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて、 5 月 26 日は Miles Davis の誕生日、
 生きていれば 95 歳か ・・・・・ たらればですが、もし今も健在だったらどんな感じだったんだろう.

 最近とんと彼のアルバム聴いていなかったので ・・・・・





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  " Miles Davis in Europe "






  1. Introduction by Andre Francis ・・・・ 0:59
  2. Autumn Leaves
       (J.Prevert-J.Mercer-J.Kosma) ・・・・ 13:54
  3. Milestones
       (Miles Davis) ・・・・ 9:17
  4. I Thought About You
       (J.V.Heusen-J.Mercer) ・・・・ 11:47
  5. Joshua
       (Victor Feldman) ・・・・ 11:36
  6. All of You
       (Cole Porter) ・・・・ 15:54
  7. Walkin'
       (Richard Carpenter) ・・・・ 16:14





  Miles Davis (tp), George Coleman (ts),
  Herbie Hancock (p), Ron Carter (b),
  Tony Williams (ds)

  Recorded live at Festival Mondial, du Jazz Antibes, France, July 27, 1963.





 第一期黄金カルテットのメンバーたちが抜け、新しいメンバーがようやく固まり始めていたころの演奏です.
 この演奏の数か月前には、このメンバーで何曲か録音も行われています ・・・・・ アルバム "Seven Steps to Heaven" に 3 曲.





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 トニー・ウィリアムス ですよ、ドラムスが.
 若干 17 歳で、なんとなんと マイルス・デイヴィス・クインテットのリズム・セクション.
 1964 年に ウェイン・ショーター が加入して、第二期黄金のクインテットが誕生します.
 でも、リズム・セクションはすでにこのアルバム録音の時点で確立しています.


 トニー・ウィリアムス の刻むビートは、ドラムスの知識がほとんどないボクでも、ただただすごいと思う.
 それでも、加入したての頃は マイルス から 「もっと練習のように自由にやれ」 って言われたようです.

 このアルバムの演奏の頃はまだ入ったばかりで、かなり緊張感や遠慮なのもあったと思いますが、それでも十分すぎるくらいスゴイ.



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 サックス奏者に関しては、 ジョン・コルトレーン の後釜探し.

 この時期、いろいろな奏者が入っては出ていきました ・・・・
 ジミー・ヒース 、 ソニー・ステット 、 ハンク・モブレイ 、 ロッキー・ボイド 、 ソニー・ロリンズ 、 ジョージ・コールマン 、 サム・リヴァース 、そして ウェイン・ショーター .


 このメンバー見ると、明らかに方向性違うよなぁと思う人もいます.
 このアルバムの ジョージ・コールマン も決して悪いとは思わないんだけどなぁ.

 ボクは昔から ジョージ・コールマン 結構好きでした.
 どちらかというと、昔は ウェイン・ショーター が入ってからのグループは過激すぎてちょっとついていけなかったから ・・・・・ まぁ、今はそんなこと全くありませんが.


 ちなみにこのアルバムで一番好きな演奏が "Joshua" だったりします (笑)



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 まだスタンダード中心の選曲ですが、このあたりから一気に新主流派的な演奏になってきます.
 60 年代を一気に駆け抜けていき、 "Bitches Brew" で 60 年代という一つの時代が終わったという感じです.
 60 年代もこのころの演奏が、結構緊張感あっていいです.


 1963 年と言えば 東京オリンピック の開催一年前.
 奇しくも今年 (本当は 東京オリンピック 2020 でしたが) は 東京オリンピック 開催の年ですが、こちらの開催はどうなっちゃうんでしょう.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて、今日もいい気でした.
 ちょっと撮影頼まれたのがあったので、午前中行ってきました.



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 ついつい撮っちゃうなぁ ・・・・・ EOS-1D X Mark ll .

 休日返上で頑張っている隊員は、ほんのちょっとだけカッコイイかもね (笑)


 2 時間ちょっとの撮影でしたが、 3,000 枚オーバー.
 暑かったせいか、家に帰ってきて 20 分ほど寝落ちしちゃいました.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

City Lights

  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 まずはカメラ・バッグのことから.



 先日の日曜日、撮影会の帰りに ヨドバシカメラ マルチメディア上野店 に寄ってきました.
 目的はカメラ・バックの購入.

 事前に在庫確認したところ、在庫なしということで他のお店から取り寄せてもらっての購入でした.




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 DOMKE (ドンケ) F-6


 ぶっちゃけ DOMKE ・・・・・ 価格が高いです.
 キャンバス製のバッグなのに、普通に 2・3 万円しちゃいます.
 これって、マジで高すぎるだろ.


 デザイン的に好きで以前から欲しかったものの、この価格がどうも障害になっていて.
 まぁいつかは Leica じゃないけれど、いつかは DOMKE って感じでした.


 今回購入する気になったのは、前回のフォトコンでいただいた入選の副賞の商品券があったから.
 DOMKE の輸入代理店は 銀一 ですが、商品券の関係から ヨドバシカメラ での購入.
 このあたり、 ヨドバシカメラ さん商売上手いなぁ.




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 今持っているバッグは、 Lowepro と Etsumi noデイバックが各一つで、これは A4 ファイルを入れるか入れないかで使い分け.
 ショルダーバッグは メイド・イン・チャイナ のものが一つ.
 交換レンズを何本も持ち歩くスタイルではないので、デイバックも比較的小さめです.



 今回も街歩き程度の撮影に使いたかったので、本体に標準ズーム付けて、望遠ズームの交換レンズが入ればいいかなと.
 第一候補は、デザインの良さと深さがある F-4AF .
 が、ほぼ同じくらいの容量の F-6 に比べ、約 10,000 円も高いんです.

 他のメーカーでは ポール・マリウス もよかったんだけれど、フタの止め方がちょっと気になったのでやめ.




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 ということで F-6 に落ち着きました.

 上の写真は EOS 5D Mark lV + EF 24-70mm F2.8L ll USM と交換の EF 70-200mm F2.8L IS lll USM を入れた状態です.

 深さがないのでちょっと上に出てしまいますが、この程度でしたらフタをかぶせれば問題なし.
 写真だとこれでいっぱいのような感じですが、まだまだスペースがあるのでいろいろな小物を入れることができます.
 ただもう一本レンズというのは厳しいかな.

 まぁこのバッグの使い方自体が、そんなに何本もレンズ持っていくって感じじゃないと思います.




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 こちらは SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM を入れたところです、 EF 70-200 mm に比べ 17 mm ほど短いので全く問題なし.


 色は サンド 、他にブラックとオリーブがありますが、ボクにとって DOMKE のイメージは サンド なので.

 Made in USA がなにげにいいな.





  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 
 さて、今日も Blue Note .
 神童と呼ばれた リー・モーガン のアルバム.
 まだ十代だった頃のアルバムで、それを考えるとびっくりだな.





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  " City Lights / Lee Morgan "





  1. City Lights
        (Benny Golson) ・・・・ 5:43
  2. Tempo de Waltz
        (Benny Golson) ・・・・ 6:22
  3. You're Mine You
        (J.Green-E.Heyman) ・・・・ 6:00
  4. Just by Myself
        (Benny Golson) ・・・・ 9:22
  5. Kin Folks
        (Gigi Gryce) ・・・・ 9:43







  Lee Morgan (tp), Curtis Fuller (tb),
  George Coleman (as.ts), Ray Bryant (p),
  Paul Chambers (b), Art Taylor (ds)

  Recorded at Rudy Van Gelder Studio, Hackensack, August 25, 1957.






 リー・モーガン Blue Note での 4 枚目のリーダー・アルバム.
 前作の評価があまりに高いせいか、ボクの中では "vol.3 (BLP-1557)" と "Candy (BLP-1590)" の間のアルバムって感じで、陰に隠れているイメージがあります.

 それでも BLP-1575 ・・・・・ まぁこのあたりの作品はハズレなしでしょう.






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 前作でも一緒だった ベニー・ゴルソン は入っていませんが、彼の曲が 3 曲入っています.
 この録音の 1 年後、 ベニー・ゴルソン と リー・モーガン はジャズ・メッセンジャーズのメンバーになり、あの "Moanin' (BLP-4003)" を録音しております.


 このアルバムも前作と同じセクステット編成ですが、メンバーは ポール・チェンバース を除いてみんな変わっています.
  カーティス・フラー と ジョージ・コールマン に変わっています.
 このホーンの二人も、この当時は駆け出しって感じ.


 ジョージ・コールマン にあっては初レコーディングかな.
 彼は "Four & More / Miles Davis" 聴いてちょっと好きになりました.
 一応コルトレーンっぽいテナーですが、あんなに重くはないし、べらぼうに技巧派という感じではないんだけれど、何か引き付けるものがあるなぁ.

 この時代のミュージシャンにとって 「マイルスとやった ・・・」 というのは、たとえ一回だけのレコーディングだったとしても、一生の勲章になっているのかもしれません.




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 ちょっと好きとか言っている割には、今までどんな顔しているのか知らなかった.
 今回これ書いて、写真探して、あっこんな顔だったんだ (笑)

 テナーの印象しかないんだけれど、このアルバムではあるとも吹いています.

 カーティス・フラー もこのアルバム録音の 2 か月前に、自身の Blue Note 初リーダー・アルバム "The Opener (BLP-1567)" を吹き込んでおり、この年だけで 3 枚ものリーダー・アルバムを録音していますから、こちらも期待の新人でした.




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 3 曲目の "You're Mine You" は、 Johnny Green と Edward.Heyman による曲.
 この二人は "Body and Soul" の作詞作曲でも有名です (ただし作詞は他にも数人関わっているようです) .

 この "You're Mine You" はスローバラードで、こういった曲での リー・モーガン もとても 10 代とは思えない.


 アップ・テンポの曲もありますが、アルバム全体としてはちょっとゆったり目に、のびのびと演奏している感じです.
 結構渋めのアルバムかな.




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 さて先週に引き続き、明日はまた 東京 .
 今度は EOS学園 の撮影実習です.

 一年間に一度このコースを受講しておかないと、忘年会の参加できませんので (笑)




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 夜な夜な先日の撮影会の写真を見ているんだけれど、どうも顔勝負の写真ばかりになってしまって、ホントにマズイ.
 これは、ってコンテストに出せるのは一枚くらい.
 その一枚にしても、どうしても思うような色が出てこなくて ・・・・・・


 あとは何とか作品として何枚作り上げられるかです.


 入選目指すどころか、早くも敗北宣言かな ・・・・・・ ぼそっ




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Eastern Rebellion

・ ・ ・ ・ ・ ・



 いつも東京に行くときはできるだけ荷物はシンプルに.
 ほとんどバックパック一つで行くようにしてます.

 先日の日曜日の撮影会でもそのあたりを考えて、レンズは望遠レンズ一本と、カメラのキャップのようにつけている単焦点のみ.
 天気もよさそうだったのでバックパックは余裕でしたが、これが天気が崩れそうな撮影実習だとこうはいかないんだけれどね.

 今回は撮影会でしたのでさらに軽量化を図り、いつも必ず持っていく iPad も無しに.




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 そのかわりに新幹線の中では本でも読んでいこう ・・・・・・・ そうなると文庫本です.

 そんな時にほとんど持っていくのが J.D.サリンジャー の "ナイン・ストーリーズ"
 元部下の 腐女子 も大好きな サリンジャー ・・・・・・・ そういえば明日、腐女子 を含めた昔のメンバーでの飲み会でした.

 新幹線で 東京 まで約 90 分、読みたいものはいろいろありますがやっぱりちょっとした短編がいい.
 短編集ではありますが結構思考するので、読みごたえもあるしね.


 特に "バナナフィッシュにうってつけの日" はすでに何度も ・・・・ 少なくとも 3 回以上は読んでます.
 もともとこの本は中に入っている "笑い男" を読むために買ったんだけれど、やっぱり "バナナフィッシュ" だなぁ.

 ボクは正直 サリンジャー のどこがいいのか全く分かりません.

 それでも "大工よ、家の梁を高く上げよ" もすでに 2 回読んでますし "フラニーとズーイ" も読んだし ・・・・・・・

 でもいまだにどこがいいのかよくわからない (笑)



 例えるなら ・・・・・・・・・
 "Ascention" 以降の ジョン・コルトレーン のような演奏だったり
 King Crimson 的な精神的な不安定さだったり

 ただこの人の作品を読んでいると、何となくイメージとしての映像が浮かんでくるのが不思議だったり.




サリンジャー003

 "大工よ、家の梁を高く上げよ" でバンドが演奏した ロジャーズ & ハート の初期の曲って何なんだろう.
 "コネティカットのひょこひょこおじさん" の登場する メアリ・ジェーン って ・・・・・・ 三谷幸喜 の映画 "ラジオの時間" にも同じ名前が出てきたなぁ.
 "対エスキモー戦争の前夜" でテニスをした セリーナ・グラフ って ・・・・・ セリーナ・ウィリアムズ と シュテフィ・グラフ の訳ないよね (笑)

 ・・・・・・ どうも変なところばかり気になっちゃうなぁ.



 ちなみに私、 サリンジャー の代表作でもある "Catcher In The Rye" も一応持ってはいますが ・・・・・・・ まだ 1 ページも読んでおりません.

 そろそろページめくってみようと思っているんだけれどついつい


 See more glass なんだな.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 さて、音楽くらいはいろいろ考えないでずっとストレートな演奏でも聴いてみます.
 最近になってこの人の演奏好きになってきました.





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  " Eastern Rebellion / Ceder Walton "





  1. Bolivia
          (Cedar Walton) ・・・・ 10:10
  2. Naima
          (John Coltrane) ・・・・・ 8:37
  3. 5/4 Thing
          (George Coleman) ・・・・・ 7:53
  4. Bittersweet
          (Sam Jones) ・・・・・ 6:54
  5. Mode for Joe 
          (Cedar Walton) ・・・・ 7:51






  George Coleman (ts), Cedar Walton (p),
  Sam Jones (b), Billy Higgins (ds)
  Recorded at C.I. Recording Studio, NYC, December 10, 1975.






 このアルバムは 1975 年 オランダ の Wim Wigt 氏が創設した Timeless レーベルの記念すべき第一作目のアルバムです.
 
 このアルバム、ジャケットがとても似てるアルバムがあるんですよね.





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 それがこのアルバムで、 日本 の East Wind レーベルから発売された Pit Inn でのライブ演奏.
 Timeless 盤は録音が Pit Inn でのライブのちょうど 1 年後ですから、そのデザインを意識したのかどうなのか ・・・・・・・・・

 ジャケットの上の部分が白地に黒い文字.
 中心付近に赤い丸と赤い風船でバックは黒.

 おまけに両アルバムともリーダーは シダー・ウォルトン ですから ・・・・・・・

 とても微妙だなぁ.


 今日の Timeless 盤は講評だったようで、その後なんと同じタイトルで 4 作も作られました.
 リズムセクションは 4 作とも同じですが、 2 作目はテナーが ジョージ・コールマン から ボブ・バーグ へ、 3 作目は 2 作目のメンバーに カーティス・フラー が加わりクインテットに、さらに 4 作目ではそのクインテットに アルフレッド "チョコラーテ" アルメンテロス が加わったセクステットになっています.




Walton002-2

 さてこのアルバム、先に書いたようにとてもストレート・アヘッド.
 ジョージ・コールマン がもう少しアグレッシブに吹いてもいいような気がしますが ・・・・・

 5 曲目の "Mode for Joe" は、同タイトルで Blue Note から ジョー・ヘンダーソン のリーダー・アルバムとして 1966 年に発表されています (BLP-4227) .
 シダー・ウォルトン が ジョー・ヘンダーソン のために書いた曲で、彼自身もそちらのアルバムに参加していますが、 Blue Note での演奏の方はかなりアグレッシブでした.

 2 曲目には ジョン・コルトレーン でお馴染みの "Naima" も入っていますが、なんとなく物足りない.


 演奏は 5 曲とも全然悪くなく、普通にいい演奏していると思います.
 それでも何かが物足りない感じなんだな.

 やっぱり ジョージ・コールマン なんだろうか ・・・・・・・・



 そんな物足りなさもあったので "Eastern Rebellion 2" を購入することにしました.
 こちらのテナーは ボブ・バーグでレビューなどを読むとちょっと面白そうなので.


 ちなみに シダー・ウォルトン の SteepleChase 盤はお小遣いも乏しいため無期延期です (涙)




  ・ ・ ・ ・ ・ ・





 さてここにきてまた天候不順.
 雨が降って寒くなったかと思うと、真夏のような暑さになったり ・・・・・・・・




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 昨日の夕暮れですが、久しぶりに夕焼けを見た気がします.

 最近これだけ赤くなることはなかったので.


 先日の撮影会の写真を整理中.
 撮った写真は全部で 700 枚弱、ボクにしてはこんなものかなぁという感じですが、他の人の話を聞くと圧倒的に少ない.

 そんな中からコンテスト用写真を 3 枚ピックアップ.
 本命は 1 枚だけですが、雰囲気の違うものを 3 枚選びました.


 その本命の印刷の色にかなり手こずってます.
 印刷しては微調整って感じで ・・・・・・・・・・・・ 今回はこの部分ちょっと頑張りたい.


 ところがずっとやって何度も写真を眺めているうちに、 「この写真って大したことないんじゃない ・・・・・ 」 なんて思いが浮かんできちゃったりで (笑)


 判断基準は、これだったら アメ玉 置いてもらえそうかな、なのです.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

'Four' & More

 もう 8 月も終わりますね.
 いろいろあったけれど、過ぎてみれば毎年同じようにあっという間です.

 結果的には毎年同じことの繰り返し ・・・・・・ なんだかなぁ.
 "いつもの小川さん" 的な表現を借りるとすれば、 「いつも通りが一番」 といったところでしょうがね.


 それにしても時の流れが速すぎますね.
 1 秒の間隔は昔から変わっていないのに、流れが本当に速く感じられます.
 もっとゆっくり生活できればいいのですが、どうも社会の流れが時の流れを速く感じさせているようです.
 山にでも登って、ゆったりした時間を過ごさないといかんですね (笑) .




 この時間の速さ ・・・・・・・・・ まるで Tony Williams のビートのようです.





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   " 'Four' & More / Miles Davis "




   1. So What
   2. Walkin'
   3. Joshua
   4. Go-Go (The Theme)
   5. Four
   6. Seven Steps To Heaven
   7. There Is No Greater Love
   8. Go-Go (The Theme)




  Miles Davis (tp), George Coleman (ts), Herbie Hancock (p),
  Ron Carter (b), Tony Willams (ds)
  Recorded live at Philharmonic Hall, Licoln Center, February 12, 1964.






 昔から大好きなアルバムです.
 同じ日のコンサートの模様は、 "My Funny Valentine" というタイトルでもアルバムが発売されています.
 静の "My Funny Valentine" 、動の "'Four' & More" というような感じ.
 ジャズ聴き始めた頃は、 "My Funny Valentine" のほうが聴きやすい感じで好きだったのですが、いつの間にか "'Four' & More" を聴く機会がグンと増えてしまいました.




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 誰も文句を言う人がいないくらいの豪華メンバーですので、演奏も当然素晴らしいのは当たり前.
 中でもボクがこのアルバムで好きな理由が、 Tony Willams と George Coleman かな.
 いつからか、 Tony Willams の刻む高速 4 ビートが心地良く聴こえるようになりました.
 Tony Willams と Miles の掛け合いが何とも言えない緊張感なんですよね ・・・・・ ちなみにこの録音時、 Tony Willams はまだ 18 歳です.


 George Coleman については、 "マイルス・デイヴィスの真実 (小川隆夫著、平凡社)" にもあまり書かれてはいません.
 John Coltrane が脱退してからの数年間、テナー奏者は目まぐるしく変わっていましたから、 George Coleman にしてもその中の一人、程度.
 でもこの演奏を聴いている限り、ボクは結構いいと思います.
 ただ後任の Wayne Shorter が、これまたすごいのでどうもイメージが霞みがちになってしまいます ・・・・・ ちょっと可哀そうです.


 Miles はこの後、もっともっと高速で独自の道を突き進んでいきます.
 ボクが好きな時代はこの辺りから数年間 ・・・・ "At Plugged Nickel, Chicago" あたりまでだったのですが、今年また気になるアルバムが発売されます.




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 "Miles Davis Quintet-live In Europe 1967"

 1967 年 11 月のヨーロッパ・ツアー音源が 4 枚組 (3CD + DVD) ボックスセットでリリースされます.
 以前から海賊盤として出回っていた 11 月 4 日ベルリン公演、同月 6 日のパリ公演などの演奏のようです.
 この時の演奏は、一部映像でも残っており、 "The Complete Columbia Album Collection" にも 11 曲が DVD に収められていたいました.
 曲目などを見ると、まったく同じようなのでこの DVD はきっと同じものでしょうね (推測) .
 9 月発売ですが、 "とりあえず Click" 対象商品ですので注文済みです.

 9 月発売の欲しいものがたくさんあって、 10 月支払いが心配なのであります ・・・・・・・ 涙



 さて、昨日は珍しく打ち合わせなどというものをしました.
 実は来週ラジオ出演が決まりまして、その打ち合わせ ・・・・・・ ただ、ラジオと言ってもコミュニティFM放送なので、まったくもってローカル.
 約 1 時間ほど対談形式での出演ですが、生放送なので不適切な言葉を連発しないか、我ながら心配です.
 内容は ・・・・・・・ シークレットですが、結果は機会があれば書いてみようかな.


 お話し大好きなので、止まらなくなったらどうしようかと ・・・・・・・・・ Miles のように言葉少なめに、リリカルな放送になればいいのですが (笑).

Maiden Voyage

 今朝も、朝起きると雪が薄っすらと積もっていました.
 被災地で避難生活している方々同様、春が来るのはまだまだ先のような感じですね.
 はやく春が訪れればいいのですが ・・・・



 家で新年度から使用する資料を作りながら、いつものように iTunes のランダム再生です.
 これって、何がかかるか全く分からないので、ほとんど記憶にない曲なんかが突然聴こえてきたりして ・・・・ いい刺激になります.

 "Speak Like A Child" ・・・・・ やっぱりいいですね〜、 Herbie の音楽は.
 先日の Zoot Sims とは、まったく違った音楽に聴こえてしまいます.
 こういった新主流派、最近頓にお気に入りになっています.



 "Speak Like A Child" については、すでに幾度となく書いているのでパスして、もっと有名なアルバムでも聴いてみることにしましょう.






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  "Maiden Voyage / Herbie Hancock"




  1. Maiden Voyage
  2. The Eye Of The Hurricane
  3. Little One
  4. Survival Of The Fittest
  5. Dolphin Dance




  Freddie Hubbard(tp), George Coleman(ts), Herbie Hancock(p),
  Ron Carter(b), Tony Williams(ds)
  Recorded March 17, 1965.






 ブルーノートクラブが編集した "ブルーノート 100 名盤" という本があります.
 ミュージシャンや音楽評論家、さらには一般の方たちから 「私のベスト 3 」 アンケートを行い、ベスト 100 のランキングを付けてあるものです.
 そのランキングでも、本アルバムは 堂々の第 5 位 です.

 本の中で、このアルバムについてのコメントを 岩波洋三 氏がこんなふうに書いています
 「ぼくはブルーノートの中では、モード手法を使った、いわゆる新主流派の演奏、とくにハービー・ハンコックやウェイン・ショーターのアルバムが好きだし、また高く評価する。以前にもどこかに書いたが、ブルーノートは巷の新主流派演奏を録音したのではなく、新主流派の主たる部分はブルーノートが創造したといえるのではなかろうか。・・・・・・」 ("ブルーノート 100 名盤" から抜粋)

 最近のボクの気持ちと全く同じです ・・・・・ まぁ、表現力はボクと比べ物にならないくらい、はるかに 岩波氏 のほうが上ですが (笑) .




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 このアルバムのメンバーは、当時の Miles Davis グループのメンバーで、 Miles の代わりに Freddie Hubbard が入っています.
 空気を突き裂いてくるような、緊張感あふれる Miles のトランペットこそありませんが、その当時の Miles の生みだしていた音楽性とピッタリ一致しているような演奏です.


 収録されている曲は、すべて Herbie のオリジナル.
 音楽的センスの素晴らしさがわかるアルバムです.

 以前にも少し書きましたが、やっぱり2曲目の "The Eye Of The Hurricane" かな、お気に入りは.
 ここでの George Coleman の演奏が、ちょっと短くて物足りない部分はありますが、ボクは好きです.
 "Little One" のソロの入り方なんかも、グッときますね.
 George Coleman ・・・・・ 侮れません.
 もちろん Herbie は言うに及ばずです.


 幾度聴いても素敵なアルバムです.
 まるで、混沌とした Blue Note 4200 番台への船出をイメージしたようなアルバムです.


 これから先、 Blue Note は新天地を求め、大海をあてもなく航海していくのです ・・・・・・・・・・・
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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