George_Mraz

Jon & Billy

  ・ ・ ・ ・ ・ ・


 今朝は雪降り.
 県北部では大雪警報も発表されました.
 朝起きると、家の周りも深々と降ってます.


1DXB0973

 こんな天気だから、今日はスキー場行くの止めようと思ってましたが、 10 時頃には雪もやんで、なんとなく天気も回復しそうな雰囲気だったので、急遽行ってきました.

 家から 20 分という距離なので、山の天気見ながらいくことができたりします.



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 ● 2022. 2. 5 (Sat.) 11:00 ●
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 ● 2022. 2. 5 (Sat.)  11:30 ●
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 ● 2022. 2. 5 (Sat.)  12:10 ●
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 ● 2022. 2. 5 (Sat.)  12:20 ●
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 ● 2022. 2. 5 (Sat.)  12:35 ●

 こんな感じでしたね.
 着いた頃は青空も覗いたりして、その後は雪が降ったり止んだり.

 12:30 頃からガン降りに変わったため帰ってきました.
 ゲレンデ滞在約 2 時間でした.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 たまにはガツ〜〜〜〜〜ンって感じの演奏聴いてみよう.
 Blue Note の新主流派もいいけれど ・・・・・・・・

 今日は Billy Harper ・・・・・ John Coltrane じゃないんだよなぁ、気分的に.




9900 Harper002 Jon & Billy






  " Jon & Billy / Billy Harper & Jon Faddis "




  1. Jon and Billy
        (Roland Hanna) ・・・・ 6:02
  2. Water Bridge-Mizu Hashi San
        (Ron Bridgewater) ・・・・ 8:06
  3. Ballad for Jon Faddis
        (Roland Hanna) ・・・・ 4:03
  4. Two 'D's from Shinjyuku, Dig and Dug
        (Billy Harper) ・・・・ 7:07
  5. 17-Bar Blues
        (Roland Hanna) ・・・・ 5:29
  6. This All
        (Roland Hanna) ・・・・ 7:56



  Jon Faddis (tp), Billy Harper (ts),
  Roland Hanna (p.el-p), George Mraz (b),
  日野元彦 (ds), Cecil Bridgewater (kalimba-# 4)

  Recorded at Teichiku Studio, Tokyo, March 13, 1974.





 サド・メル・オーケストラ の来日に合わせ、日本で企画・録音されたアルバムです.
 同様に来日に合わせたアルバムはこの当時結構作られたようです.
 "Afro Blue / Dee Dee Bridgewater" も同時期に録音されています.

 TRIO レーベルから発売されましたが、ボクの持っているものは Break Time レーベルからの再販 CD .




9900 Harper002-2 Jon & Billy

 この二人の組み合わせって、ちょっと意外ですね.
 ビリー・ハーパー はちょっとフリーキーなバリバリの新主流派、片や ジョン・ファディス と言えば サド・メル・オーケストラ の看板トランぺッター.
 何か進んでいる方向性が違う感じなんだなぁ.
 ライナーノーツにもそんなことが触れられていました.


 ボクも ビリー・ハーパー がトランペットと共演するとなると、どうしても マービン・ピーターソン あたりと火花散らした演奏なんかを期待しちゃいます.
 ちょっとベタすぎますが.


 このアルバムが作られた経緯については、ライナーノーツで 悠雅彦 氏が詳しく書いています.



Jon Faddis 002

 アルバムを聴いてみると、最初に思っていた印象とは違って、うまくまとまっているかな.
 聴いていくにつれ、これってピアノの ローランド・ハナ がうまくまとめ上げているんじゃないかと思うくらい、ピアノが二人の仲にうまく溶け込んでいます.
 リリカルな演奏が多い (個人的感想) ローランド・ハナ ですが、ここでは電子ピアノも含め、結構アグレッシブな演奏をしています.

 このアルバムの 6 曲中、 4 曲は彼の作品.
 曲も結構ハッとするような曲書いてます.
 そんな ローランド・ハナ に ジョン・ファディス がうまく乗せられて頑張っちゃってる感じで、全体がいい雰囲気なアルバムになっています.


 ドラムは トコさん こと 日野元彦 が参加.
 随所で見せ場作っています.



Billy Harper 0101

 このアルバムでは一歩くらい引いた感じがありますが、 ビリー・ハーパー やっぱりカッコイイですね.

 昔から大好きです.
 あのぶっといテナーの音も大好き.

 ガツ〜〜〜ンと聴きたい時に、 コルトレーン のように疲れないのがいいな (笑)


 いつまで経っても "Black Saint" っていうところも多大にありますが、まぁいいんじゃないかな.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Oasis

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 昨日も日中は暑かったですね.

 そんな昨日の土曜日は 東京 での写真セミナー参加予定で、早めにセミナー申し込みをし、ホテルの予約も取って、とても楽しみにしていました ・・・・・・・




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● あの辺りで撮影だったはず ・・・ ●

 がっ、午前中どうしても外すことのできない用事が後から入ってしまい、涙のキャンセル.

 天気も良かったというのにねぇ ・・・・・・・・

 うん !? 

 行かないから天気よかったのか ・・・・・




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 ジャケット写真が結構好きなアルバムです.
 一昔前はこういうジャケットが結構好きだった気がする.

 こんな写真どうやったら撮れるんだろう ・・・・・
 こんなボケどうやったら撮れるんだろう ・・・・・


 今はほんの少しですがこんな写真も撮れるようになりました.







NJQ002






  " Oasis / New York Jazz Quartet "





  1. Don't Come, Don't Call
       (Frank Wess) ・・・・・ 5:21
  2. It's Just a Social Gathering
       (Roland Hanna) ・・・・・ 4:21
  3. Funk House
       (R.Hanna-G.Mraz) ・・・・・ 4:20
  4. Cram It Damn It
       (Roland Hanna) ・・・・・ 5:40
  5. The Patient Prince
       (Frank Wess) ・・・・・ 13:15
  6. Oasis
       (Roland Hanna) ・・・・・ 4:14





  Frank Wess (fl.ts), Roland Hanna (p),
  George Mraz (b), Ben Riley (ds)
  Recorded on February 13, 1981.






 1981 年 Enja レーベルに吹き込まれた、このユニット最後のアルバムになります.
 New York Jazz Quartet という名前ですが、 1950 年代にも同名のユニットがありましたが全く別物です.





NJQ002-2

 1972 年に ローランド・ハナ が中心になって、 ヒューバート・ロウズ 、 ロン・カーター 、 ビリー・コブハム で結成されたものの、目ぼしい活動もなく消滅状態に.


 その後、 ローランド・ハナ が 1974 年の ニューポート・ジャズ・フェスティバル に出演するため、 フランク・ウエス 、ロン・カーター 、 ベン・ライリー で再び New York Jazz Quartet の名前で結成.
 そのメンバーで初めて録音されたのが 1975 年 4 月の日本公演のライブ演奏で、 Salvation レーベルから "In Concert In Japan" のタイトルで発売されました.


 そのアルバムはリンゴに剃刀が刺さったジャケットで、過去にアナログ盤を持っていましたが、なんとなく好きだった記憶があります.

 このリンゴのアルバム、ずっとオークションなどで目を光らせていますがはなかなか手ごろなものがないんだなぁ.
 それでまだ聴いたことのなかったこのアルバムを購入した記憶が蘇りました.




roland-hanna002

 演奏は全体的にはリリカルな雰囲気の演奏が中心.
 ローランド・ハナ の繊細な美的感覚に溢れている感じのアルバム.


 5 曲目の ”The Patient Prince" は抒情的なメロディとゆったりしたリズムで曲が進み、途中のドラムソロから一気にモーダルになっていきます.
 後半は結構アグレッシブな感じの演奏になっていて最初に聴いた時はちょっとビックリ.


 ローランド・ハナ のような独特なピアノはちょっと好き嫌いが分かれるのかな.
 昔通ったジャズ屋でもたまにしか彼のアルバムはかからなかった.


 ちなみにベースの ジョージ・ムラーツ もどちらかというとちょっと苦手な部類に入ってしまうかもしれません.

 そんなことを書くと tamae さんに叱られそうです ・・・・・・




N00002468


 このアルバム聴いていると、また "In Concert In Japan" を聴いてみたくなりました.


 ローランド・ハナ のアルバムでずっと昔好きだったアルバムが一枚あったんだけれど、どうしても思い出せない.

 ソロだったのか、トリオだったのか ・・・・・・




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 先日の EOS学園 の翌日、 西武高速バス 池袋チケットセンター のそばで昼食.

 特に考えることもなく、 チケットセンター のすぐそばに数人並んでいるお店を発見.
 下の写真も食べ終えてから撮ったものです.




DSC_060202

 新潟ラーメン と 長岡生姜醤油 の二つがメインのようです.

 上越味噌 も結構気にはなったのですが、この日は暑い日でしたから 生姜醤油 に.
 生姜 といえば前の職場のそばにあった ゆいや の 肉玉入りらーめん が懐かしい.
 ゆいや は昼だけの営業になってしまったので、もう一年くらい行っていないなぁ ・・・・




DSC_060102

 これが 長岡生姜醤油 の チャーシューメン .

 スープがちょっと濃いめですが、 富山ブラック で鍛えられていますから全く問題なし.
 生姜 の辛さとスープのバランスがとてもいい.
 それぞれの具もとても丁寧な感じで、メンマもグッド.
 パッと見チャーシューメンの割にはチャーシューが少ないかなと思ったのですが、薄切りになったものが下からどんどん出てきました.

 見た目よりも食べ終えた後の満腹感は大きいですね.
 店員の接客もとてもよかった.

 このラーメンは大満足でした.




DSC_060302

 この写真も食後撮ったものですが、 極 の部分しか目に入らず、家に帰って来てネットでこのお店を調べたら ・・・・・・・

 写真にも書いてある通り、あのラーメン評論家 石神秀幸 がプロデュースしたお店だったんですね.
 写真撮っているにもかかわらず、全然知らなかった (笑)


 今年 2 月からこの二種類をメインにしているようで、数か月後にはまた変わるようです.

 次回もバスで帰ってくるときは食べてこようかな.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Blue Rain

 暇な時に無料動画サイト GyaO! を観ることがあります.
 今は、ボクの大・大・大好きな "モーターサイクル・ダイアリーズ (Diarios de motocicleta) " なんかも無料で観れちゃいます.
 ただ、途中で キング・カズ の CM がスクリーンの横にドドーーーンと何回も入ってしまうのは仕方ありませんが(笑)


 そんな GyaO! の中に "男たちの戦場" というオーストラリア映画がありました.
 第二次世界大戦を描いた映画で、ちょっと面白そうだったので見始めてみたのですが ・・・・・・・・



otoko9

 超つまらないというか、不快な映画で途中で観るのをやめてしまいました.
 映画好きなので、大概の映画だったらつまらなくても観るのですが、久しぶりに怒りを覚えちゃうくらいです.

 こんな映画を誰が作ったのかと監督を見てみると アリスター・グリアソン とあります
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 どこかで聞いたことのある名前.

 そう、以前酷評した "サンクタム" と同じ監督じゃないですか !


 確かに戦争は悲惨で、昔の映画のようなヒーローが活躍するような場所ではありません.
 きっとこの映画のように、目をそむけたくなるくらいの光景が至る所で見られたんじゃないかということくらい、ボクでもわかります.
 でも映画です ・・・・・ ここまでグロテスクで不快感を催すような表現をする必要があるのかねぇ.

 "プラーベート・ライアン (Saving Private Ryan) " での冒頭の息が止まるくらいのリアリティさが、それ以降の戦争映画を大きく変えてしまいました.
 でも、 "プラーベート・ライアン" は単に残酷なリアリティさを表現しただけではなく、きちんとそこに登場する兵士たちのドラマとして秀逸でした.


 "男たちの戦場" のレビューを見てみると、ボクと同じことを思っている人もいれば、いい映画だという人もいます.
 どんなことでも、人によっては色々な受け止め方になるのでそういう人たちを否定はしませんが、少なくてもボクにとってはまったくつまらない映画の一本です ・・・・・ "サンクタム" 同様に.



 そうかと思うと、まったく期待していなかったのにハッとするほどいい作品に巡り合ったりすることもあります.
 それがこのアルバム.
 とりあえず買っておかないと、二度と買えないかもしれなし、バーゲンで半値以下だから ・・・・・
 そんな単純な理由で購入した一枚です.






imada001






    " Alone Together / 今田勝 & George Mraz "





   1. Alone Together (A.Schwartz-H.Dietz) ・・・・ 6:54
   2. Poppy (M.Imada) ・・・・ 4:54
   3. Stella By Starlight (V.Young) ・・・・ 5:09
   4. Blue Road (M.Imada) ・・・・ 6:08
   5. Blue RAIN:take two (M.Imada) ・・・・ 7:35
   6. Remember Of Love (M.Imada) ・・・・ 3:26
   7. Blue RAIN:take one (M.Imada) ・・・・ 7:36





   今田勝(p), George Mraz(b)
   Recorded at Onkio Haus, Tokyo, October 24, 1977.





 一見、演歌歌手のような風貌ですが、れっきとしたジャズ・ピアニスト.
 ただ、ジャズばかりではなく、CM曲作ったり、TV音楽や歌謡曲の伴奏なども平気でこなしちゃう人のようです.
 この写真にも、何となくあるジャズのちょっと暗いようなイメージが全くなく、どうみても演歌の世界です.

 どうも彼のピアノは今までも縁がなく、家にあるアルバムも Tee & Company の "Dragon Garden" と "Sonnet" の 2 枚のみ ・・・・・・ でもこの 2 枚は、彼のアルバムとは言い難いような実験的かつ前衛的なアルバムです.
 



 それで今回購入したアルバムを何気なく流してみると ・・・・・・・・・

 写真とはまったく違うイメージのピアノなんですよね.
 彼が作った "Blue Rain" なんか、まったく同一人物というイメージが湧いてきません(笑).
 非常にリリカルなピアノです.
 そして作曲のセンスがいいですね ・・・・・ "Blue Rain" 、 "Remember Of Love" .
 聴けば聴くほど、イメージとのギャップが開くばかりです(笑). 




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 George Mraz は 1944 年 9 月 9 日 チェコ 生まれのベーシストで、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の著名なコントラバス奏者であった フランチシェク・ポシュタ の弟子となり、やがてジャズへ.
 1966 年にウィーンで開かれたフリードリヒ・グルダ主催、国際ジャズ・コンクールのベース部門において準優勝した ・・・・ この時の優勝者は、同じチェコ出身で フランチシェク・ポシュタ の下で一緒に学んだ ミロスラフ・ビトウス .
 その後、 George Mraz はモダン・ジャズ路線を進み、 ミロスラフ・ビトウス は Weather Report 加入など新しい方向に進んでいきます.
 きちんとクラシックを学んだ音感の良さと、アルコ弾き (弓弾き) が有名で、このアルバム 6 曲目 "Remember Of Love" でのアルコ弾きなどはまさにクラシック音楽を彷彿とさせます.



 こんな二人によるデュオ演奏.
 何とも言えないくらい抒情的で、メランコリックな雰囲気に溢れています.
 スタンダードの "Alone Together" でさえも、何か全く別いの曲のように聴こえてしまいます.
 ただ、ジャケットがちょっと残念 ・・・・・・・ この笑顔は本当に曲のイメージとはかけ離れてますから (笑).


 こんなアルバムに巡り合えたのも、ほんとうに縁.
 前にも書いたとおり TBM からのダイレクトメールが来なかったら、一生こんなアルバム購入することなかったはずですから.



 
 こんなリリカルな演奏を聴いていると、くだらない映画のことなど忘れてしまいます.
 そう言えば、 TOHO シネマズ のマイレージ・カードを作りました.
 このカードを使うと、ボクの近所にある TOHO シネマズ ではすべて 1,300 円で入場券が買えるようです.
 これからは月一回くらいは顔出してみよう.
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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