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 ホントに梅雨末期って感じの毎日です.
 まぁ今まで雨がほとんど降らなかったので、その意味では恵みの雨といったところでしょうが.


 この連休、夏季休暇も一日抱き合わせていろいろ計画していたものの、みんなキャンセル状態.



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 ● 2022.7.19 SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Art : ようやく満開、家の紫陽花 ●

 後半は草刈りもしようかな、と思ってはいるもののちょっとタイミングが微妙すぎて、いっそのこともう少し伸ばしてしまおうかとも思ったり.
 草を伸ばしてしまうと、作業がかなり大変にはなってしまいますが ・・・・ どうしようかな.


 今日も本来は 東京 二日目でしたが、昨日の撮影がなくなったので天気がよければ 新潟 、 富山 あたりをドライブしようかと思いましたが、全国的に雨.

 わざわざ雨の日にリスク犯してドライブもないので、家でブログ更新なのです.



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 こういう時こそ映画でも ・・・・・ なのですが、いかんせん観たい映画がない.
 最近の話題は "キングダム 2" でしょうか.



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 ● キングダム 2 ●

 この映画、家の近所の広大な空き地にセットを組んでの撮影が行われました.
 まぁ撮影中は当然大きな囲いで中がまったく見えないようになってましたが.

 そんなこともあって、ちょっと気にはなっています.
 先日とりあえず前作を復習の意味で再鑑賞.


 改めて思ったのは ・・・・・・

 キビシイっす !!!!!

 特に主役の 山崎賢人 の演技がツラすぎる.
 オリジナルの漫画は読んだことないので、どんな雰囲気なのかまったくわかりませんが、変にコミカルな演技があって違和感ありあり.


 一昔前の青春熱血ドラマじゃないんだから、あんなに騒がなくてもいいと思う、



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 ● キングダム ●

 大ヒットした "るろうに剣心" シリーズも、ところどころで結構コミカルな演技があったけれど、バランスがよかったので映画として成功したと思います.

 しかしこちらのほうは ・・・・・・ レビューでは相変わらず大絶賛してる人たちたくさんいますが ・・・・
 吉沢亮 の演技はそれなりよかったし、ストーリー的にも結構面白いので、もう少し雰囲気変えるとかなりいい感じになりそうな気もします.

 ということで "キングダム 2" は軽くスルー、映画館で観るまでもないな.



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 最近部屋で流す音楽は、You Tube のオールディーズやちょっと前の J-Pop .
 かなり軟弱感の漂う部屋の中ですが、Amazon Prime で TV ドラマを観る機会が増えているので、音楽自体かけている時間が少なくなってます.

 だから久しぶりに Blue Note なんかを聴いてみると、原点回帰といった感じなのです.




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  " Hank / Hank Mobley "




  1. Fit for a Hanker
        (Hank Mobley) ・・・・ 7:24
  2. Hi Groove, Low Feedback
        (Hank Mobley) ・・・・ 9:56
  3. You'd Be So Easy to Love
        (Cole Porter) ・・・・ 5:39
  4. Time After Time
        (S.Cahn-J.Styne) ・・・・ 6:48
  5. Dance of the Infidels
        (Bud Powell) ・・・・ 7:54





  Donald Byrd (tp), John Jenkins (as), Hank Mobley (ts),
  Bobby Timmons (p), Wilbur Ware (b), Philly Joe Jones (ds)

  Recorded at VG Studio, Hackensack, NJ, April 21, 1957.






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 BLP 1560 ・・・・・ ハンク・モブレイ は BLP 1500 番台に 6 枚ものリーダー・アルバムを吹き込んでいます.
 まさに Blue Note の顔ともいえるミュージシャン.

 ただ、このアルバムに関しては多くのレビューが、地味だとか、目立たないとか書いてます.
 たしかに悪くないけれど、インパクトには欠けるかなぁ.

 後年のファンキーなアルバムはある意味で強烈なインパクトあります.


 駆け出し中の ドナルド・バード の演奏もとてもいいと思う.
 "Time After Time" の演奏なんて、すごく癒し系でいいんだけれどなぁ ・・・・・


 
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 ● John Jenkins ●

 このアルバムを語る上でどうしても避けられないのが、アルト・サックスの ジョン・ジェンキンス .
 今では幻のアルト・サックスと呼ばれてもおかしくありません.
 このアルバムが Blue Note の初レコーディング.

 この録音の 1 か月前には彼の名前を一躍有名にした "Alto Madness" (Prestige 7114) 、 2 か月後 "Cliff Jordan" (BLP-1565) 、 4 か月後には自身のリーダーアルバム (正確には双頭アルバム) "John Jenkins with Kenny Burrell" (BLP-1573) をレコーディングし、一気に開花するはずだったんですが ・・・・・ 7 月には黄色が印象的なジャケット "Jenkins, Jordan and Timmons" (New Jazz 8232) も吹き込んでました.
 サイドメンとしての録音も、ほとんどがこの 1957 年です.

 これだけいろいろ録音していたのに、結果的に シカゴ に帰って他の仕事をしながら、細々と音楽を続けていたようです.
 こういうミュージシャンはほんとにたくさんいます.

 でも一瞬でもこうやって輝くことができたのは、ある意味では幸せだったかもしれません.



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 ● Hank Mobley ●

 ハンク・モブレイはこの後、 1960 年代に入り "Soul Station" 、 "Roll Call" 、 "Workout" 、 "No Room for Squares" といった代表作を立て続けに発表、正真正銘のBlue Note の顔として活躍していきます.

 黄金の 4000 番台 ・・・・・ いいですねぇ.


 気が付いたら、いつの間にか Roy Bittan のアルバムが流れてました.
 これはこれで、いいですな (笑)



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