Hank_Crawford

Tico Rico

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 雪です ・・・・・・・・・
 木曜日の朝起きたら 10cm 以上の積雪.




2016.11.26 002
   (木曜日の朝)

 11 月の積雪としては東京都心で観測史上初のようです.
 長野県内でも南の方は約 30 年ぶりの積雪などと報道されていました.

 感覚的にはかなり寒くなっていたので別に珍しいとは思ってもいませんでしたが、この時期としてはかなり異常だったようです.




2016.11.26 004
  (こちらは土曜日の朝)

 金曜日は朝こそ冷えたものの日中はグッと気温が上昇し、道路の雪もほとんど溶けました.
 今朝はどんより曇り空、いかにも冬の景色になっています.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今日のアルバムはジャケット写真がどうも今一つ気に入らなくて、ずっとどうしようか考えてました.

 CTI は結構ハッとするようなジャケット写真のアルバムが多かったのですが、その傘下の KUDU レーベルは結構やっつけ仕事的なジャケットも多いような感じです (笑)

 ・・・・・・ もちろん中にはいいジャケット写真もありますが.




9900 Crawford003 Tico Rico







   "Tico Rico / Hank Crawford "





  1. Tico Rico
              (David Matthews) ・・・・・ 4:50
  2. Teach Me Tonight
              (G.De Paul-S.Cahn) ・・・・・ 4:18
  3. Lady Soul
              (David Matthews) ・・・・・ 4:45
  4. Lullaby Of Love
              (F.Floyd-J.L.Williams) ・・・・・ 4:46
  5. I've Just Seen A Face
              (J.Lennon-P.McCartney) ・・・・・ 6:30
  6. Lament
              (David Matthews) ・・・・・ 5:06
  7. Funky Rooster
              (David Matthews) ・・・・・ 5:54





  Jon Faddis (tp), Randy Brecker (tp), Hank Crawford (as),
  Michael Brecker (ts), Jeremy Steig (fl), Eric Gale (g), 
  David Matthews (p), Cliff Carter (key), Gary King (b),
  Steve Gadd (ds), Sue Evans (perc), Nicky Marrero (congas)







 このアルバム、 "5 枚買ったら 1 枚プレゼント" というよくあるキャンペーンでつい数日前に家に届きました.
 最初にも書いたようにジャケット・デザインがちょっと残念.
 ところが結果的には、先に購入したキャンペーン対象 6 枚のアルバムよりよかった (笑)





9900 Crawford003-2 Tico Rico

 ハンク・クロフォード は KUDU レーベルに 8 枚のアルバムを残していますが、アルバムによりアレンジャーが変わっており、それらのアレンジの個性がアルバムにも出ています.
 
 1 作目の "Help Me Make it Through the Night" が ドン・セベスキー 、
 2 作目 "We Got a Good Thing Going" が ドン・セベスキー と ボブ・ジェームス 、
 3 作目 "Wildflower" と 4作目 "Don't You Worry 'Bout a Thing" は ボブ・ジェームス 、
 5 作目 "I Hear a Symphony" から本 7 作目 "Tico Rico" までが デヴィッド・マシューズ がそれぞれアレンジを担当しています.


 そんな デヴィッド・マシューズ の "Tico Rico" からこのアルバムは始まります.
 デヴィッド・マシューズ は日本語がとても上手なミュージシャンとしても有名で、以前放送されていた Inter-FM "Jazz Conversation" (パーソナリティは 小川隆夫 氏) に出演した際も流ちょうで面白い日本語で話していました.

 とてもファンクでビートに乗った軽快な演奏です.



Hank Crawford 003

 参加しているミュージシャンたちも、当時フュージョン界で活躍していた第一線の人たちばかり.

 中でも エリック・ゲイル かな ・・・・・・・・・・ もうどっから聴いても エリック・ゲイル なのです.
 特に 3 曲目のギターソロなんて、まんま "CBS Jazz All-Stars at Montreux" での "Night Crawler" のソロって感じなのです.
 聴いていて笑っちゃうくらい似てるんだな.



 5 曲目の "I've Just Seen A Face" は The Beatles のアルバム "HELP !" に入っていた曲です.
 この "HELP !" 映画のサントラ的なアルバムではあるものの、ボクは The Beatles のアルバムの中でも好きなアルバムの一枚.
 とにかく聴いた記憶があります.

 もちろん映画も DVD も持っていたりするのです.
 ただし映画の中ではこの "I've Just Seen A Face" はかかりません.



beatles005-2

 The Beatles の演奏はイントロ部分がとても印象的でそこがすごく好きでした.
 だからこのアルバムのイントロ聴いた時は ?
 それでも聴いていると原曲よりも少しゆったりした感じで、これはこれでありかなぁと思ってしまう.


 軽く聴くにはとてもいいアルバム.
 CTI らしい ・・・・・・ というか、 KUDU らしい演奏です.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 最後に全く雰囲気を変え、二つほど違う話題を.




2016.11.23 001

 まずこれは部下の女子 (いつもの 腐女子 ではありません) からいただいたもので、新婚旅行に行った ニュー・カレドニア のお土産.
 ボクの下の娘より一つ年上で、卒業した高校も一緒.
 結婚式も娘の挙式日の二週間前だったりで ・・・・・ 微妙に繋がっていたりして.

 ただ、お土産がどうも 腐女子 化してる気がするなぁ.
 コーヒーはわかるとしても、このカエルのマグネット ・・・・・・ 完全に 腐女子 のツボなんだが.

 数年先には 腐女子 化してしまうのかちょっと心配なのです.




F07A46200009

 少し前に、ようやく手に入れた 2 枚のアルバム.
 なんとか手の届く金額でのオークション購入です.

 これらのアルバムは、オークションでも結構な高値で出品されていたので、もうボクの手元には入らないだろうと思っていただけに、うれしいなぁ.
 これで ホンタケ のリーダー・アルバムは "ふるさと -On My Mind-未発表テイク集" を残すだけになりましたが、ほぼコンプリートと言ってもいいかな.


 "Now on the Blues" の一曲目を聴いただけでも、震えてしまうほど ホンタケ .

 これらのアルバムについてはまた後日.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

I Hear a Symphony

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 連休最終日、ようやく朝から青空が広がっています.
 この連休、地元ではちょっとしたイベントがあって、久しぶりに写真を撮ってきました.

 その話題は後半にするとして、まずは久しぶりの青空が似合いそうなアルバムを.





Crowford001






  " I Hear a Symphony / Hank Crawford "





  1. I Hear a Symphony
        (B.Holland-L.Dozier-E.Holland) ・・・・・ 4:46
  2. Madison (Spirit, The Power)
        (David Matthews) ・・・・・ 3:55
  3. Hang it on the Ceiling
        (Matthews) ・・・・・ 4:13
  4. The Stripper
        (David Rose) ・・・・・ 4:03
  5. Sugar Free
        (Hank Crawford) ・・・・・ 4:42
  6. Love Won't Let Me Wait
        (V.Barrett-B.Eli) ・・・・・ 4:03
  7. I'll Move You No Mountain
        (J.Ragovoy-A.Schroeder) ・・・・・ 4:08
  8. Baby! This Love I Have
        (M.Riperton-R.Rudolph-L.Ware) ・・・・・ 3:38





  Hank Crawford (as), David Matthews (arr)
  Jon Faddis (tp.flh), John Frosk (tp.flh), 
  Robert Millikan (tp.flh), Alan Rubin (tp.flh),
  Barry Rogers (tb), Fred Wesley(tb), Paul Faulise (b-tb),
  Tony Studd (b-tb), Dave Taylor (b-tb), Eric Gale (g),
  Richard Tee (key), Leon Pendarvis (el-p), Gary King (b),
  Steve Gadd (ds), Bernard Purdie (ds),
  Ralph MacDonald (perc), Idris Muhammad (shaker.tambourine),
  Patti Austin (vo), and othes.
  Recorded at Van Gelder Studio in Englewood Cliffs, June and July 1975.






 すでに何度か登場している CTI の傘下レーベル KUDU のアルバムです.
 これももう、廉価価格にならなかったら絶対に購入することのなかったアルバムと言っていいでしょう.




Crowford001-2

 ハンク・クロフォード のリーダー・アルバムもこれ一枚だけ.
 だから最初、このジャケットアルバムが本人とばかり思ってました.
 何かとても女性的だなぁ ・・・・・・・・・ なんて (笑)


 アルバムの内容は、まんま 70 年代のディスコそのものって感じのアルバムです.
 "Do The Hustle !" なんて掛け声が聞こえてきそうなのです.

 元々ソウルや R&B の演奏者だったようなので、そういわれると納得なのです.
 リーダー・アルバムは Atlantic から CTI (KUDU) にかけ有名で、その後も多くのアルバムを残しています.


 全体的にビートの効いたアップ・テンポの演奏ですが、 6 曲目のようなスローな曲も入っています.
 さながら チーク・タイム とでも言えばいいのか (笑)

 サイドメンは名の知れた人たちばかりなので、アルバムとしての完成度は当然いいのは当たり前.
 ただしこういった演奏が好きかどうかは別ですが ・・・・・・・・・・




Hank Crawford003

 ハンク・クロフォード の顔さえ知らなかったくらいですので、どんなアルバム出してるかなんてサッパリ.
 調べてみたら、リーダー・アルバム 40 枚以上出していました.

 KUDU レーベルだけでも 8 枚です.
 このアルバムは KUDU での 5 枚目にあたります.

 このアルバムのアレンジは、以前 小川隆夫 氏がパーソナリティを務めていた Jazz Conversation にも幾度か登場した、日本大好きな デヴィッド・マシューズ .
 この番組で面白い日本語を喋っていたのを思い出しました.
 この番組にはいろいろな意味でお世話になっただけに、妙に親近感あったりします (笑)

 ちなみにロックバンドで、 "デイヴ・マシューズ・バンド" というグループがあり、リード・ ボーカルが同姓同名ですが、この話題の デヴィちゃん とは違いますので.

 ということで、 70 〜 80 年代のディスコにタイムスリップさせてくれるようなアルバムなのでした.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さてこちらが今日の本題かもしれません.

 10 日・ 11 日と地元で 「火のアートフェスティバル」 というイベントが開催されました.
 開催された場所は、数年前ボクがウォーキングしていた 明神池 周辺.
 ここには絵画館、芝生広場、宿泊施設などがあり、 浅間山 などの眺望もいい場所なのです.


 毎年この時期、ここにある登り窯の火入れなどを中心としたイベントです.
 風邪気味だったのですが、熱もなかったので写真の練習に.



F07A0213

 夕方ですから、周りのお店もほとんど店じまい.
 それでもこうやって芝生の上でのんびりする人たちがまだいます.

 お目当ては 18:30 からの花火 ・・・・・・・・
 ですが、イベントの規模と同じで非常に微妙な花火だったので写真は載せません.

 まぁ、ローカルなイベントなので全体がほのぼのなのです.



F07A0163
  (EF70-200mm F2.8L USM : 185mm 1/60sec f/2.8 ISO-320)

 会場内のメイン通りにはこんな感じでキャンドル
 実際はちょっと間隔も広く、長さも今ひとつという感じでいかにも田舎のイベント感が漂っていました (笑)

 頑張ってそれらしく撮ってみました.



F07A0260
  (EF16-35mm F4L IS USM : 19mm 1/40sec f/4 ISO-6400)

F07A0278
  (EF16-35mm F4L IS USM : 26mm 1/25sec f/4 ISO-6400)

 この 2 枚の写真は バリアングル液晶 ではないので構図もまったくわからないままカシャ.
 一度撮っては確認し ・・・・・・・・・ で、微妙に難しいの.
 こういうアングルで撮るときは、やっぱり バリアングル かな.


 会場に着いたのが夕方だったので空いていると思ったのですが、臨時駐車場のグランドにかなりの車があり、写真を撮り始めても次から次へとやってくる車がありました.

 もう少し会場全体の明るさを考えればいいと思うんだけれどなぁ.
 せっかくキャンドルやっているのに、バルーン型の投光器の明るさが邪魔だったりします.



0023332
  (この写真は 東御市ホームページ から)

 このフェスティバルの目玉は、登り窯の火入れ.
 こんな感じで 4 本の煙突から真っ赤な炎が噴き出すはずなのですが ・・・・・・・



F07A0206001
  (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/50sec f/4 ISO-6400)

 ・・・・・・・ ボクが行った夕方はこんな感じ.

 決して火が消えているわけではありません.
 火を入れてからまだ時間が経っていないため、黒い煙の状態です.

 夜になればきれいな炎が出るということでしたが、せっかく治りかけた風邪がぶり返すといけないのであきらめました.
 後で web 上のパンフレット見たら、 22:00 頃窯が最高温度に焼成すると書かれていました.

 ちなみにこの写真、ボクにしては珍しくトリミング.
 まぁ大したことはしてませんが、左側の余計な部分をカットです.



F07A0195
  (EF16-35mm F4L IS USM : 33mm 1/80sec f/4 ISO-640)

 窯の上からも小さな炎がいくつか出ています.
 その炎を見ながら薪を入れるタイミングを計っているようです
ていきますが、ゆっくりやっていると温度が下がるせいか、二人で呼吸を合わせてサッと入れていました.

 この薪入れは、見学に来る人たちがみんな写真を撮るせいか、スタッフの方が 「じゃあ今から薪入れます」 と教えてくれます.
 手前の焚き口は開いたままですが、今薪を入れている口はサッと開いてサッと閉じてまいました.



F07A0180
  (EF70-200mm F2.8L USM : 70mm 1/60sec f/2.8 ISO-3200)

 後姿だけでもいかにも陶芸家 ! 、的なオーラが出ています.
 顔もちょっと怖そうでしたが、話しかけたら親切にやさしくいろいろ教えてくださいました.

 この写真、今回撮った写真の中でも結構気に入ってます.

 このイベント中はこの登り窯の薪入れがメインでもあるので、近くで写真撮影できますし、スタッフもいろいろ教えてくださいます.
 このあたりのスタッフの対応はよかった.



F07A0237
  (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/60sec f/4 ISO-1000)

 池の周りを歩きながら写真撮っていたら、いつの間にか湖面がピンク色.
 空を見るときれいな夕焼けになっていました.

 慌てて東側に移動して撮った写真です.



 登り窯からの 火のアート は見ることができませんでしたが、自然の 陽のアート を堪能できたから良しとします.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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