Hank_Mobley

" Hank "

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 ホントに梅雨末期って感じの毎日です.
 まぁ今まで雨がほとんど降らなかったので、その意味では恵みの雨といったところでしょうが.


 この連休、夏季休暇も一日抱き合わせていろいろ計画していたものの、みんなキャンセル状態.



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 ● 2022.7.19 SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Art : ようやく満開、家の紫陽花 ●

 後半は草刈りもしようかな、と思ってはいるもののちょっとタイミングが微妙すぎて、いっそのこともう少し伸ばしてしまおうかとも思ったり.
 草を伸ばしてしまうと、作業がかなり大変にはなってしまいますが ・・・・ どうしようかな.


 今日も本来は 東京 二日目でしたが、昨日の撮影がなくなったので天気がよければ 新潟 、 富山 あたりをドライブしようかと思いましたが、全国的に雨.

 わざわざ雨の日にリスク犯してドライブもないので、家でブログ更新なのです.



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 こういう時こそ映画でも ・・・・・ なのですが、いかんせん観たい映画がない.
 最近の話題は "キングダム 2" でしょうか.



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 ● キングダム 2 ●

 この映画、家の近所の広大な空き地にセットを組んでの撮影が行われました.
 まぁ撮影中は当然大きな囲いで中がまったく見えないようになってましたが.

 そんなこともあって、ちょっと気にはなっています.
 先日とりあえず前作を復習の意味で再鑑賞.


 改めて思ったのは ・・・・・・

 キビシイっす !!!!!

 特に主役の 山崎賢人 の演技がツラすぎる.
 オリジナルの漫画は読んだことないので、どんな雰囲気なのかまったくわかりませんが、変にコミカルな演技があって違和感ありあり.


 一昔前の青春熱血ドラマじゃないんだから、あんなに騒がなくてもいいと思う、



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 ● キングダム ●

 大ヒットした "るろうに剣心" シリーズも、ところどころで結構コミカルな演技があったけれど、バランスがよかったので映画として成功したと思います.

 しかしこちらのほうは ・・・・・・ レビューでは相変わらず大絶賛してる人たちたくさんいますが ・・・・
 吉沢亮 の演技はそれなりよかったし、ストーリー的にも結構面白いので、もう少し雰囲気変えるとかなりいい感じになりそうな気もします.

 ということで "キングダム 2" は軽くスルー、映画館で観るまでもないな.



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 最近部屋で流す音楽は、You Tube のオールディーズやちょっと前の J-Pop .
 かなり軟弱感の漂う部屋の中ですが、Amazon Prime で TV ドラマを観る機会が増えているので、音楽自体かけている時間が少なくなってます.

 だから久しぶりに Blue Note なんかを聴いてみると、原点回帰といった感じなのです.




1560 Hank





  " Hank / Hank Mobley "




  1. Fit for a Hanker
        (Hank Mobley) ・・・・ 7:24
  2. Hi Groove, Low Feedback
        (Hank Mobley) ・・・・ 9:56
  3. You'd Be So Easy to Love
        (Cole Porter) ・・・・ 5:39
  4. Time After Time
        (S.Cahn-J.Styne) ・・・・ 6:48
  5. Dance of the Infidels
        (Bud Powell) ・・・・ 7:54





  Donald Byrd (tp), John Jenkins (as), Hank Mobley (ts),
  Bobby Timmons (p), Wilbur Ware (b), Philly Joe Jones (ds)

  Recorded at VG Studio, Hackensack, NJ, April 21, 1957.






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 BLP 1560 ・・・・・ ハンク・モブレイ は BLP 1500 番台に 6 枚ものリーダー・アルバムを吹き込んでいます.
 まさに Blue Note の顔ともいえるミュージシャン.

 ただ、このアルバムに関しては多くのレビューが、地味だとか、目立たないとか書いてます.
 たしかに悪くないけれど、インパクトには欠けるかなぁ.

 後年のファンキーなアルバムはある意味で強烈なインパクトあります.


 駆け出し中の ドナルド・バード の演奏もとてもいいと思う.
 "Time After Time" の演奏なんて、すごく癒し系でいいんだけれどなぁ ・・・・・


 
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 ● John Jenkins ●

 このアルバムを語る上でどうしても避けられないのが、アルト・サックスの ジョン・ジェンキンス .
 今では幻のアルト・サックスと呼ばれてもおかしくありません.
 このアルバムが Blue Note の初レコーディング.

 この録音の 1 か月前には彼の名前を一躍有名にした "Alto Madness" (Prestige 7114) 、 2 か月後 "Cliff Jordan" (BLP-1565) 、 4 か月後には自身のリーダーアルバム (正確には双頭アルバム) "John Jenkins with Kenny Burrell" (BLP-1573) をレコーディングし、一気に開花するはずだったんですが ・・・・・ 7 月には黄色が印象的なジャケット "Jenkins, Jordan and Timmons" (New Jazz 8232) も吹き込んでました.
 サイドメンとしての録音も、ほとんどがこの 1957 年です.

 これだけいろいろ録音していたのに、結果的に シカゴ に帰って他の仕事をしながら、細々と音楽を続けていたようです.
 こういうミュージシャンはほんとにたくさんいます.

 でも一瞬でもこうやって輝くことができたのは、ある意味では幸せだったかもしれません.



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 ● Hank Mobley ●

 ハンク・モブレイはこの後、 1960 年代に入り "Soul Station" 、 "Roll Call" 、 "Workout" 、 "No Room for Squares" といった代表作を立て続けに発表、正真正銘のBlue Note の顔として活躍していきます.

 黄金の 4000 番台 ・・・・・ いいですねぇ.


 気が付いたら、いつの間にか Roy Bittan のアルバムが流れてました.
 これはこれで、いいですな (笑)



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At the Cafe Bohemia, Vol. 2

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 娘が連休取れたといって、 東京 から帰ってきました.
 火曜日ちょうどボクも休みだったので、二人でちょっと 戸隠 までドライブ.

 信濃町 の焼きもろこしと、間違いなく 戸隠 で一番人気のある うずら屋 のおそばをいただいてきました.




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 ● うずら屋 ●

 平日でも関係なく混んでいます.
 以前来た時も、あまりの混みようで他のお店に入った記憶があります.

 このお店の人気の一つが、とにかく接客がとても丁寧なこと.
 こういう接客されると、多少混んでいても許せちゃいますね.
 入口の予約表に名前書いて、待ち時間の間に 中社 参拝やお土産屋さんを覗いたりもできます.
 店の前には椅子ありますし、周りにも腰掛けられる場所があるので、一休みするのもありでしょう.




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 ● ざるそば 大盛り ●

 ざるそば大盛り・・・・・戸隠らしい控えめな盛りです.
 写真のようなそばの盛り方が ぼっち盛り といって、戸隠そばの特徴でもあります.
 1 ぼっち がおおよそ一口大のようですが、ちょっと一口ではきついかな.
 並盛で 5 ぼっち 、写真は大盛りなので 7 ぼっち .




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 ● お野菜いろいろ天ぷら盛り合わせ ●

 このお店の天ぷらも評判がいいので頼んでみました.
 評判通り、おいしいです.
 季節によって種類は変わるようで、この日は さつまいも、大葉、ズッキーニ、カボチャ、さやえんどう など.

 かなりのボリュームで、ボクは一人だったらちょっとムリだったかな.
 娘と半分にしましたがお腹いっぱいになりました.




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 ● Leica D-LUX7 F2.8 1/125秒 ISO 640 130mm ●




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 さて久しぶりに正統派のビバップ.
 Blue Note 流すのも本当に久しぶりって感じです.

 アルバム 2 枚で発売された 2 枚目のほうです.






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  " At the Cafe Bohemia, Vol. 2 / The Jazz Messengers "





  1. Announcement by Art ・・・・ 0:37 

  2. Sportin' Crowd
         (Hank Mobley) ・・・・ 6:53
  3. Like Someone in Love
         (J.Burke-J.V.Heusen) ・・・・ 9:15
  4. Yesterdays
         (O.Harbach-J.Kern) ・・・・ 4:18
  5. Avila and Tequila
         (Hank Mobley) ・・・・ 12:46
  6. I Waited for You
         (G.Fuller-D.Gillespie) ・・・・ 9:47
  7. Just One of Those Things
         (Cole Porter) ・・・・ 9:27
  8. Hank's Symphony
         (Hank Mobley) ・・・・ 4:43
  9. Gone with the Wind
         (H.Magidson-A.Wrubel) ・・・・ 7:27








  Kenny Dorham (tp), Hank Mobley (ts),
  Horace Silver (p), Doug Watkins (b), Art Blakey (ds)
  Recorded at Cafe Bohemia, Greenwich Village, November 23, 1955.







 Vol. 1 については以前書いて、その時に カフェ・ボヘミア のことなんかも書きました.
 だから今日は全然違うことなんかも書いたりしてみよう.

 今日のアルバムもオリジナルは 6 曲目までで、残り 3 曲が CD 化のボーナストラックになります.





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 ● 15 Barrow Street, Greenwich Village, New York (昔あった場所) ●

 カフェ・ボヘミア はグリニッジ・ヴィレッジにあったようですが、 1960 年代に閉店してしまいました.
 このお店のことも、前の記事でちょっと書いています.


 グリニッジ・ヴィレッジ の Cafe で検索して結構ヒットするのが "Cafe WHA?" .
 こちらはジャズではなく、いろいろなジャンルのライブなどを行っているようです.
 一番有名なところでは ボブ・ディラン かな.

 彼は ニューヨーク に出てきて グリニッジ・ヴィレッジ に住んでいたこともあり、 "Cafe WHA?" でのライブも行っていました ・・・・ まだ売れる前.


 最初のヒット・アルバム "The Freewheelin' Bob Dylan" のアルバムジャケットも、そんな グリニッジ・ヴィレッジ で撮られたものです.
 当然、ボクも持ってます.




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 ● "The Freewheelin' Bob Dylan" ●

 話を The Jazz Messengers のアルバムに戻しましょう.
 このアルバムは (BLP-1507 と 1508) は唯一 The Jazz Messengers としてのアルバム.
 アート・ブレイキー 曰く 「全員がリーダーでサイドマン」 というコンセプトだったようです.
 まぁその後 ホレス・シルバー と別れて、どちらがこの名前を使うのかとか ・・・・・・


 でもこのアルバムはそんなことが起こる前の演奏です.そんなこともあってか、とてもリラックスした演奏になっています.
 お互いを触発しあって火花を散らすようなライブもいいですが、こういったのんびり感覚の演奏も悪くないです.

 演奏される曲はスタンダードに加えて ハンク・モブレー の曲が 2 曲 (ボーナストラックにはもう 1 曲) .

 特に 5 曲目 "Avila and Tequila" の演奏が好きだな.
 これは曲のメロディもとてもきれいで好きです、 ハンク・モブレー ってこういう曲書くのがうまいような気がする.




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 6 曲目の "I Waited for You" はグッとくるようなスロー・バラード.
 ここでは ケニー・ドーハム のちょっとかすれたようなトランペットが朗々とソロを吹いています.

 この曲の最後にはテーマ曲がフェードアウトされているので、この曲でセット終了かな.

 続くボーナストラックはスタンダードの歌もの "Just One of Those Things" ですが、かなりアップテンポにちょっと熱い演奏になっています.
 この演奏も悪くないと思うんだけれど、レコードの収録時間の制約などでカットされてしまったのでしょうか.





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 こういったアルバム聴くと、古き良き ブルーノート って感じです.
 今のように便利で快適な生活ではなかったはずなのに、いろいろな意味でいきいきしたバイタリティのようなものが感じられます.


 もうずっとずっと昔のホットな演奏なのです.




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 一か月前に PV アクセス 777,777 のキリバンを撮りそこなったんですが、 25 日の日曜日、車のエンジンかけたら 7 が並んでました.




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 何かいいことあるかなぁと思ったものの、何事もなく一日がサラッと終わりました.

 まぁ何もないことが一番幸せということにしておこう.


 下のような夕陽が見れたのが、いいことだったのかも ・・・・・




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 ● 8/25 電柱の見える風景 (EOS 5D Mark lV) : F5.6 1/640秒 ISO 400 24mm ●




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Goin' Up

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 年末年始の連休後の一週間は長かったなぁ.
 仕事もトップへのプレゼンなどあったので、精神的にもお疲れなのです.
 年末からちょっと大事な計画を 2 本並行で作っていたので、さすがに頭の中での整理が ・・・・・

 こちらの仕事は 2 月にはようやく完成になるのでもう少しの頑張りです.




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 いつもの 電柱のある風景 を Facebook にアップしたら、 「カラスがいない ・・・・」 なんて意見をいただいたので、今日は SIGMA 100-400mm で鳥を撮ってみた.
 結構鳥が集まる林のそばなので、カメラを用意して待ち始めてからほんの数分でやってきてくれました.
 ちなみに電線や電柱にとまるのは、どうも朝方が多いような気がします.


 直線距離で 30-50m くらいかな、そんなに離れてはいませんが鳥が小さいので、イメージとしてはフルサイズの 400mm じゃかなり厳しいて感じ.
 室内からのガラス越しで手持ちで撮影ですが、このレンズは結構手振れ補正いいような気がしています.


 ちなみにカラスではありませんでした (笑)




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 こちらは 1 月 2 日に撮ったものですが、気が付いたら電柱の上に.

 こちらのほうは正真正銘のカラス.




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 年末から結構古い映画を何本か観てるんだけれど、その多くが 1950 年代のモノクロ映画.
 ジャズも映画も、 50 年代と 60 年代ってどうもかなり違う感じです.

 今日のアルバムは 1960 年の録音ですが、聴くたびに何か新しい感じを受けます.





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  " Goin' Up / Freddie Hubbard "





  1. Asiatic Raes
          (Kenny Dorham) ・・・・ 6:46
  2. The Changing Scene
          (Hank Mobley) ・・・ 5:49
  3. Karioka
          (Kenny Dorham) ・・・・ 6:15
  4. A Peck a Sec
          (Hank Mobley) ・・・・ 5:49
  5. I Wished I Knew
          (Bill Smith) ・・・・ 7:48
  6. Blues for Brenda
          (Freddie Hubbard) ・・・・ 6:59





  Freddie Hubbard (tp), Hank Mobley (ts),
  McCoy Tyner (p), Paul Chambers (b),
  Philly Joe Jones (ds)

  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, November 6, 1960.






 フレディー・ハバート の Blue Note での 2 枚目のリーダー・アルバム.
 最初のリーダー・アルバム "Open Sesame (BLP-4040)" がカルテットだったのに対して、このアルバムはテナーを加えたクインテット演奏.
 ・・・・・・・って書いたけれど、勘違いしてました、 "Open Sesami" には ティナ・ ブルックス がしっかり入っていました m(_ _)m





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 このアルバムは結構好きなアルバムの一枚です.
 有名な演奏しているわけではありませんし、そんなに派手さもないんですが、ボクはこのアルバムが好きです.
 これが Blue Note ・・・・ これがモダン・ジャズっていう雰囲気.


 1 曲目は ケニー・ドーハム の有名な曲で、 "Quiet Kenny" の中で "Lotus Blossom" というタイトルで演奏しています
 この曲は "Newk's Time / Sonny Rollins" でも "Asiatic Raes" というタイトルで演奏されています.


 でもボクがこのアルバムで好きな曲は、次の "The Changing Scene"
 街歩き用の ウォークマン にこの曲が入っているので比較的耳にする機会も多かったせいかな.
 でもどこかで違う演奏を聴いたような記憶もある ・・・・・

 ちょっと調べてみたけれどわからないから、きっと気のせいかもしれません.




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 ピアノは "Open Sesame" に続いて マッコイ・タイナー .
 ところどころに彼らしいところもありますが、それは事前に知っているからそう思うんだろうな.
 このアルバム初めて聴いて、ブラインドクイズなんかされたら、間違いなくわからないと思います.
 マッコイ・タイナー はたしか、この年に ジョン・コルトレーン のグループに加入したんだっけ.


 テナーの ハンク・モブレー が、当たり前だけれどいいですね.
 ハンク・モブレー はすでにこの時代には Blue Note を代表するミュージシャンの一人でしたが、 フレディー・ハバート の演奏も一歩も引けを取らないいい演奏です.

 最近は、ちょっとお気軽な演奏を聴く機会が多かったので、こういう正統派の演奏を久しぶりに聴くと、やっぱり Blue Note だなぁ.




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 6 曲目の "Blues for Brenda" .
 こういうマイナー・ブルースも好きだな.
 それぞれのアドリブも聴き応えあるし.


 高層ビルをバックに、Blue Note 新鋭のトランぺッターが微笑むジャケット.
 これからの彼を象徴するようなジャケット写真であり、アルバムでもあります.




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 先に書いたように、最近ちょっと古めの映画を再鑑賞中.
 古いのでモノクロだったり、今どきの恋愛とはかけ離れたりしてますが、俗にいう名作はいつ観てもやっぱり楽しい.




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 我が家の オードリー・ヘプバーン です.

 "緑の館" は欲しいと思わないので、あと買うとしたら 3 本くらいかな.
 でも今のままでも十分だと思う部分もあったりして ・・・・・

 価格も DVD だと 1,000 円程度で買えるのがうれしい.




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Hank Mobley Quartet

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 台風いよいよやってきますね.
 9 月初めの台風 21 号と似たようなルートで日本上陸の見込みです.

 すでに沖縄はかなりの暴風雨で大変なようです.


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 ボクの地域も朝から雨 ・・・・・・・

 いつもの 電柱の見える風景 ではなく、望遠を使って遠くの 鉄塔の見える風景 を撮ってみました.
 モノクロ撮影ですが、今日はカラーにしても似たような雰囲気でしょう.




 先日の 東京 でもモノクロ写真にチャレンジしましたが、せっかくなので インスタグラム にアップしたものを何枚か.




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● お銀座 1 ●

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● お銀座 2 ●

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● 池袋駅前 ●

 モノクロ写真も撮ってみるとすごく難しい.
 ボク的にはちょっとコントラスト強めが好きなんですが、そうすると黒がつぶれちゃったりするので ・・・・・
 どこで測光させるか、どのくらいアンダーにするとか ・・・・ 一応シャッター押す前に考えながら撮ってますが思うように出来上がるのはまだまだ少ない.
 モノクロ設定の場合、カメラからフィルター効果を使うことができますが、今回もついつい忘れてました.


 まぁシャッター押す前に考えるようになっただけでも、一昔前とは格段の進歩なのですがね (笑)




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 さて今日のアルバムもそんなモノクロ写真を使った、いかにも Blue Note という雰囲気のアルバム.
 ジャケットだけでなく演奏ももちろん Blue Note らしいアルバムです.





5066






  " Hank Mobley Quartet "





  1. Hank's Prank
         (Hank Mobley) ・・・・ 4:29
  2. My Sin
         (Hank Mobley) ・・・・ 3:48
  3. Avila and Tequila
         (Hank Mobley) ・・・・ 4:30
  4. Walkin' the Fence
         (Hank Mobley) ・・・・ 3:38
  5. Love for Sale
         (Cole Porter) ・・・・ 4:30
  6. Just Coolin
         (Hank Mobley) ・・・・ 4:09





  Hank Mobley (ts), Horace Silver (p),
  Doug Watkins (b), Art Blakey (ds)
  Recorded at VG Studio, Hackensack, March 27, 1955.




 ハンク・モブレー が Blue Note に吹き込んだ初めてのリーダー・アルバムです.
 アルバム番号は BLP-5066 で 10 インチ盤でした.

 6 曲中 "Love for Sale" を除いた 5 曲が ハンク・モブレー のオリジナル曲.





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 多くの 10 インチ盤は、後年何曲か追加して 1500 番台の 12 インチとしても発売されました.
 でもこのアルバムは 12 インチ盤の発売はなく、後になって CD で陽の目を見ました.

 ただ "ブルーノート・ブック" を見ると別テイクが 2 曲残っているようなので、通常だったらこの 2 曲を加えて 12 インチにもできたと思うんだけれど ・・・・・・


 アルバム全体で、たった 25 分程度の録音時間.
 この記事書きながらリピートしていますが、少なくても 10 回は繰り返してるかな.




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 ハンク・モブレー はこの前年の 1954 年に ホレス・シルバー・クインテット に加入.
 このアルバムのメンバーはそんなクインテットのメンバー (上の写真) です.

 そしてそのクインテットのメンバーはそのまま ジャズ・メッセンジャーズ として活動していきます.

 この辺りはちょっとややこしいですが、 アート・ブレイキー がリーダーの時は ジャズ・メッセンジャーズ で、 ホレス・シルバー がリーダーの時は ホレス・シルバー・クインテット という感じで活動していたようです.
 さらにその後、アート・ブレイキー と ホレス・シルバー は袂を分かれていきますが、この二人が残したハード・バップの足跡はとても大きなものでしたね.




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 そんなメンバーの 初代 ジャズ・メッセンジャーズ として録音されたのが、このアルバムの 8 か月後、カフェ・ボヘミアで録音されたのが "At the Cafe Bohemia (BLP-1507 + 1508)" でした.

 今日のアルバム 3 曲目 "Avila and Tequila" は、そんな "At the Cafe Bohemia vol.2" でも演奏されています.

 このアルバムの中では 2 曲目の "My Sin" がいいですねぇ.
 前もどこかで書いたかと思うんだけれど、 ハンク・モブレー って微妙にいい曲書きますよね.


 このアルバムは一般的なアルバムの半分くらいの時間で、小作品集みたいな感じですが、ハード・バップの雰囲気も至る所で感じることができる秀作.


 控えめな ハンク・モブレー らしいアルバムとでもいえばいいのでしょうか ・・・・




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 このブログ、アクセス数ももう少しで 700,000 なのですが、どうも最近は微妙にアクセス数が減っております.
 更新期間が長くなったり、内容的にも今一つな部分が影響しているんでしょうか.

 ブログというもの自体が、以前よりみんな覗かなくなってきているのも原因の一つじゃないかともボクは思っています.




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 当然カテゴリ別のランキングも落ちてるんだろうな ・・・・・

 数日ぶりに見てみると、なんと 3 位に上がっていました ・・・・ ちなみにボクの定位置は 5 位前後.
 他のブログのアクセスも下がったということでしょうか.

 まぁこのランキングは以前からまったく信じていませんが・・・・・(笑)




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Peckin' Time

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 連日の暑さとは関係ありませんが、 CD プレーヤー がいよいよもって再生不良に.
 結構前から、 CD によって ガリガリ という感じの雑音が混じっていましたが、それがかなり増幅.




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 購入してまだ 4 年くらいですが、家にいる時は PC から USB でこの CD プレーヤー 経由で音楽再生しているので、ほぼフル稼働.

 それにしてもトラブるのがちょっと早い気がしますが、まぁこういった機械モノは当たり外れあるから仕方ない部分もあります.
 メーカーに修理のことを聞き、量販店に持ち込み.
 帰ってくるのは 2・3 週間後の予定です.




 そしてもっとヤバそうなのが ノート PC .
 とにかく半端なく動作が重くなってきました.

 今年に入ってから更新を考えていましたが、とうとう Click してしまいました.




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 乃木坂 46 が CM をしているので マウスコンピューター ・・・・・・

 の訳ないですが、コスパなどを考えて マウスコンピューター のタワー型デスクトップを.


 データだけを見ながら 価格.com の特設ページからの購入です.
 メインスペックは、 Core i7-8700 プロセッサー 、メモリ 16 GB 、HDD 2 TB 、 SSD 240 GB ・・・・ さすがに違いは分かるだろうな.

 長期保証や光学ドライブなどは付けたものの、オプションは最低限の追加に.




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 乃木坂 46 が CM をしているので買ったわけではございませんが ・・・・・・


 納品は来週の予定.
 問題はセットアップ ・・・・・・ でも、まだ ノート PC が動いているのでそんなに慌てる必要もないし、ちょうど連休に重なりそうなのでのんびりやろうと思います.

 写真のインポートはそれほど気にならないのですが、一番の問題は iTunes に入れてあるアルバム.
 また最初からやるとなると ・・・・ ちょっと考えただけでも頭がクラクラ.



 前から検討していた A3 プリンタ や、ちょっと気になっていた 単焦点レンズ ・・・・・ みんな断念せざるを得ないのです.




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 ということで、今は小さな PC 用スピーカーを使って iTunes 垂れ流し.

 さすがに Blue Note のアルバムをこれで聴くのはツラいですが、仕方ない.





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  " Peckin' Time / Hank Mobley "





  1. High and Flighty
       (Hank Mobley) ・・・・・ 6:03
  2. Speak Low
       (O.Nash-K.Weill) ・・・・・ 7:08
  3. Peckin' Time
       (Hank Mobley) ・・・・・ 6:48
  4. Stretchin' Out
       (Hank Mobley) ・・・・・ 8:58
  5. Git-Go Blues
       (Hank Mobley) ・・・・・ 12:20






  Lee Morgan (tp), Hank Mobley (ts), Wynton Kelly (p),
  Paul Chambers (b), Charlie Persip (ds)

  Recorded at Van Gelder Studio, Hackensack, February 9, 1958.







 一般的には ハンク・モブレー のリーダー・アルバムと言われていますが、ジャケットなどを見る限り リー・モーガン との双頭アルバムが正しいでしょうか.

 この日の演奏には 3 曲の別テイクがあり、それらを収めた CD もありますが、ボクのアルバムはオリジナルと同じ 5 曲構成.






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 Blue Note らしいというか、 ハンク・モブレー らしいアルバム.

 まぁこのメンバーがこの時期に集まって吹き込んだアルバムですので、聴いてみても 「まぁ当然こうなるわな ・・・・」 って感じのアルバムになっています.

 全編バリバリの ハード・バップ .
 曲は "Speak Low" を除いてはすべて ハンク・モブレー の作曲.


 なんか リー・モーガン の演奏が目立つなぁ.
 もちろん ハンク・モブレー の演奏も絶好調の時代ですからゴキゲンです.


 でもね ・・・・・・ リー・モーガン すごいんです.




Hank Mobley 0010

 ここ最近、どうもこういうアツいハード・バップを聴こうと思わなかったので、久しぶりに Blue Note らしいアルバム聴いた感じです.

 この時期の演奏って結構オリジナル曲も多くなっており、そういった曲が今一つぼくの場合記憶に残らないんだな.
 だから演奏自体は 「この曲聴いたことあるな」 なのですが、どのアルバムで何曲目何ってさっぱり ???

 ソロパートの好き嫌いみたいな聴き方しちゃっている感じです.
 今日だけも 4・5 回繰り返し聴いていますが、 "Speak Low" 以外の曲を聴かされて 「この曲どのアルバム ?」 なんて言われても間違いなくわからないだろうな (笑)






Wynton Kelley 0025

 Blue Note の ウイントン・ケリー と言えば "New Faces, New Sounds" (BLP-5025) くらいしか思い浮かんできませんが、サイドメンとしては何枚かあります.

 特に ハンク・モブレー とはこのアルバムの他に 1960 年代の代表作 "Soul Station" (BLP-4031) 、"Roll Call" (BLP-4058) 、 "Workout" (BLP-4080) の三枚でも一緒に演奏しています.
 上の写真は グラント・グリーンがいるのできっと "Workout" の演奏風景でしょうか.


 肝心の演奏についてはピンボケなボクの感想なんかよりも、ライナーノーツでも読んでください.


 ただ、この時代らしいとってもゴキゲンなアルバムには間違いないでしょう.

 古き良き Blue Note らしいアルバムの一枚です.




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 さて 6 月の映画鑑賞です.
 先月は出だし結構な勢いで映画観てたんだけれど、途中から写真のイベントが重なったために一気に急ブレーキでした.

 結局 10 本だけ.




  エスケイプ・フロム・イラク
  パトリオット・デイ
  ワンダーウーマン
  レジェンダリー
  マイティ・ソー バトルロイヤル
  スパイダーマン:ホームカミング
  八甲田山 
  ウォーロード 男たちの誓い
  雨の日は会えない、晴れた日は君を想う
  髪結いの亭主



 内容的にもいま一つって感じだなぁ.
 "八甲田山" は大好きな映画の一本で、敢えてこのくそ暑い時期に観るのが好きだったり.
 "ワンダーウーマン" も好きですが過去に取り上げたのは今回はスルー.
 題名の良さだけだったら間違いなく "雨の日は会えない、晴れた日は君を想う" なんだけど.

 そんな中での一番は ・・・・・・





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 これがベストとは正直思えない部分もあるんですが、なんとなく面白かった.

 観ていて "仕立て屋の恋" とよく似ているなぁ ・・・・・・
 後で知りましたが、監督が同じでした (笑)


 "仕立て屋の恋" のほうが一年早く作られていますが、 日本 ではこの "髪結いの亭主" が最初に公開されたようです.
 "仕立て屋の恋" は DVD でも持っていますが、こちらの映画を観るのは今回初めてでした.


 とにかくストーカーというか、変態チックな恋愛.
 あまりに マチルド の過去の部分がわからなくて、結末にしてもかなり消化不良です.




髪結いの亭主 0030

 逆に アントワーヌ は子供の頃の海パンのことなどかなり細かな部分を描かれています.
 ただ、子供時代からいい年をしたオッサンになるまでの間がサッパリ描かれていないので、これも消化不良.


 それなのにエンディングはかなりのシュールさ ・・・・・・
 こんな感じの映画って、コアなファンにはとても受けたりしたようです.

 こういう描き方も否定はしないけれど、ボクはもう少しわかりやすいほうが最近は好きかな.

 歳とともに思考能力も落ちているんだろうか ・・・・・ ぼそっ




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Workout

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 先日の日曜日、 東京 にいたら 腐女子 からメールで
 「お土産がたまっているから職場に取りにこい ・・・・ 」

 仕方ないので、 東京 から家に帰る途中に職場に顔出すと、公務で出かけてるって !!


 戻ってくるまでの長い時間、お尻が異様に大きい ベトナム系 の ヌガイ君 とどうでもいい無駄話をしてしまった.


 それでいただいたものですが、いつもの スタバ ・グッズ.




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 お馴染みの "You Are Here" ですが、マカオ の セナド広場 のスタバで購入.

 このシリーズかなりの数になりましたが、みんな東南アジアなので、もう少し違う大陸のものも欲しいと思う今日この頃.




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 この白いカップはデザインが珍しい.
 中国 珠海 (しゅかい) のとあるスタバで購入したようです.

 ちなみにミルクティはスタバとは全く関係ありません.



 
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 スタバのバンカーリング ・・・・ ですが、日本円で数十円だったのでバッタ物ではないかということ.
 ステンレスマグは 香港 湾仔 (ワンチャイ) で買ったようですが、すでに記憶の彼方に行っちゃっており詳細はまったく不明でした. 


 ということで一年間分のお土産をまとめていただきました.


 来年は南米あたりのマグが欲しいなぁ ・・・・・ ぼそっ .




  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて昨日も先週末に続いての 東京 .

 一番の目的は EOS学園 でした.
 当初は 20 日に友人たちと会食を予定していましたが一部体調不良が出たためキャンセル.

 娘に連絡したらちょうど休みということで、だったらたまには映画でも観ようと ・・・・




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 観てきました "スターウォーズ 最後のジェダイ"


 これについては改めて書くことにします.




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 筋力こそつかないものの EOS学園 もある意味 ワークアウト って感じです.
 今日はそんなまんまのアルバム・タイトル.


 先日紹介したアルバムでの ハンク・モブレー もよかったけれど、このアルバムは Blue Note での彼の代表的なアルバムになりました.






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  " Workout / Hank Mobley "





  1. Workout
      (Hank Mobley) ・・・・・ 10:00
  2. Uh Huh
      (Hank Mobley) ・・・・・ 10:43
  3. Smokin'
      (Hank Mobley) ・・・・・ 7:28
  4. The Best Things in Life Are Free
      (L.Brown-B.DeSylva-R.Henderson) ・・・・・ 5:16
  5. Greasin' Easy
      (Hank Mobley) ・・・・・ 6:57





  Hank Mobley (ts), Grant Green (g),
  Wynton Kelly (p), Paul Chambers (b),
  Philly Joe Jones (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, March 26, 1961.






 この時のセッションの未収録だった "Three Coins in the Fountain" が入った CD も発売されましたが、ボクのアルバムはオリジナル・アナログ盤と同じ 5 曲構成.
 先日紹介した "Whistle Stop / Kenny Dorham" から 2 か月後の録音になります.





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 どこか、飄々とした感じのアルバムです.
 変に重くもない.

 この録音の数日前、彼はマイルス・グループ "Someday My Prince Will Come" の録音にも参加しており、 3 月 20 日と 21 日には ジョン・コルトレーン とのテナー・バトルまで行われたようです.
 そうなると軍配は当然のように コルトレーン に上がってしまい、 ハンク・モブレー としてはちょっとばかり落ち込んだ時期にこのアルバムを吹き込んだことになるのでしょうか.
 これに関しては ハンク・モブレー の技術云々ではなく、性格や音楽性の違いなどもあったんでしょうね.
 特に性格については、 マイルス もそのあたりのことを語っていますから.


 ただ今日のアルバムを聴く限りはそんなことを微塵も感じさせません.
 逆に マイルス から離れてのびのびしている感じさえあるように思えます.

 ちなみにリズム・セクションは マイルス のリズム・セクションです.




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 アルバムの内容については改めて言うことのないくらい有名なアルバムでもありますので、とりあえず聴いてみてください (笑)


 コルトレーン のようなヘビー級チャンピオンにはなれませんでしたが、間違いなくミドル級のチャンピオンと言っていいでしょう.

 Blue Note のいろいろなアルバム、気が付くとひっそり彼の名前がクレジットされたりもしています. 

 やっぱり彼は Blue Note の色が一番似合いますね.





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 今年の EOS学園 ポートレート基礎講座 も昨日の アメ玉講評会 で終了.
 春から 3 コース連続、合計 15 回の授業.

 撮影実習が 6 回、そのうちの 3 回が雨 (笑)



 振り返るとあっという間に冬になっちゃったという感じです.
 おかげさまで春からは本当に写真中心の一年になりました.

 いろいろな面で、とっても勉強にもなりましたし、たくさんの写真友達もできました.
 特に 土屋勝義 先生には本当に感謝しかありません.




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 これまでは "築地ラビリンス" という題名で連続的に授業風景など 土屋先生 やモデルさんの了承の上アップしてきましたが、諸般の事情で今回なしです.

 そして来年ですが、一応 1 月からのコースも受講するつもりで申し込みは終わっていましたが、ちょっとクールダウンのためキャンセルすることにしました.


 遠距離からの受講は体力的にも金銭的にも負担が大きいですし ・・・・・


 次の受講は一体いつになるやら、まったくの未定.
 ひょっとすると 「次回に大きく期待」 の次回はやってこないままになってしまうのかも ・・・・・

 まぁそんなことにならないように、精進精進.




 2017 年 EOS学園 ポートレート基礎講座 秋のコース












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Whistle Stop

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 今日は忘年会出席のため昼から 東京 へ.
 ボクの家から 東京 へ行くこと自体は新幹線もあって簡単なんだけれど、一番の問題はどのくらい寒いのか、暑いのか ・・・・ 地方と 東京 の温度差がいまひとつピンとこないという感じなのです.
 過去にも寒いと思って厚着していったら日差しが暖かく汗かくほどだったことが何度も.

 ファッションには全く興味ありませんが、何をどのくらい着ていくか悩むところです.




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 昨日ローソンで見つけて衝動買いしてしまいました.

 京橋 の "どみそ" は以前講習会場がこのそばだったので、もう何度も行ったお店.
 最近では 富士フォトギャラリー銀座 で写真展を観る機会も増えたので、そのついでに入ったりしています.
 今年だけでも 3 回、ちょっと前に "特みそこってり" 食べたばかりです.


 7・11 で売っている "蒙古タンメン 中本" くらい美味しければいいのだけれど ・・・・・
 なんて思いながら早速食べてみました.



 結果は ・・・・・・ まぁ十分満足いくレベルかな.


 べらぼうに旨いというほどではありませんが、味も香りも結構似ています.
 あの麺を再現するのはちょっと無理だと思うし、全体的に悪くないですね.




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 さて、たまにはハード・バップ聴こうかな ・・・・・・・ なんて思った時にこういう演奏だと、気分が一気に上昇.

 比較的目立たないアルバムなんだけれど、とても Blue Note らしいアルバムでもあります.
 まぁこのあたりのアルバムはどれも 外れ なしといった感じです.






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  " Whistle Stop / Kenny Dorham "





  1. Philly Twist ・・・・・ 5:36
  2. Buffalo ・・・・・ 7:36
  3. Sunset ・・・・・ 6:15
  4. Whistle Stop ・・・・・ 5:53
  5. Sunrise in Mexico ・・・・・ 5:36
  6. Windmill ・・・・・ 6:15
  7. Dorham's Epitaph ・・・・・ 1:09

   (All compositions by Kenny Dorham)





  Kenny Dorham (tp), Hank Mobley (ts),
  Kenny Drew (p), Paul Chambers (b),
  Philly Joe Jones (ds)
  Recorded at DVG studio, Englewood Cliffs, January 15, 1961.





 
 Blue Note には彼のリーダー・アルバムが 5 枚あります ・・・・ "New Sounds / Max Roach Quintet featuring Kenny Dorham and James Moody, Art Blakey and his Band" (LP 5010) を含めば 6 枚.
 このアルバムは 1961 年に録音されたアルバムで BLP-4063 .





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 Blue Note の ケニー・ドーハム と言えば、やっぱり "'Round About Midnight At The Cafe Bohemia" でしょう.
 そう、あの Cafe Bohemia です.

 今日のアルバムは全曲ケニー・ドーハムのオリジナルで構成された、軽快なハード・バップのアルバムです.
 彼の曲作りのうまさは "Lotus Blossom" 、 "Blue Bossa" 等を聴いてもわかります.

 このアルバムでの曲は、 テキサス州 生まれの彼らしく、南部に因んだタイトルが付けられています.
 ちなみにアルバム・タイトルでもある "Whistle Stop" は、 アメリカ の田舎にあるような小さな駅で、笛などで合図をしないと停車しないような 「信号停車駅」 という意味のようです.



 このアルバムの演奏、 ケニー・ドーハム はもちろんですが ハンク・モブレー の演奏が特にボクは好きです.
 ケニー・ドリュー もいい感じで、他の二人のメンバーについては改めて言うまでもなく.




Kenny Dorham 003

 この人の場合、どうしても "Quiet Kenny" (New Jazz) のイメージが亡霊のように付きまとってしまう.
 哀愁とか 、静かとか ・・・・ とても地味な感じをどうしても受けてしまいます.
 事実、アップ・テンポな曲の中にも独特なマイナーさがあったりして.
 そんなところが玄人受けしてるんでしょうが (笑)


 でもどちらかというと常に新しいものにチャレンジしていたような感じなのです.
 1955 年には "Afro-Cuban" (Blue Note) と言ったラテン系の吹込みも一早くしています.
 1960 年代後半にはポップな方向にも挑戦していたようなことをどこかで読んだような ・・・・ 曖昧な記憶.

 ただ 1960 年代後半からのアルバムはぐっと減って、リーダー・アルバムに至っては 1964 年の "Trompeta Toccata" (Blue Note) が最後のようです.


 クリフォード・ジョーダン の "In The World" は "Vienna" での ドン・チェリー のインパクトが大きいんですが、アナログ盤の B 面の二曲には ケニー・ドーハム が入っていて、結構面白い演奏が聴けました.




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 ジャケット裏の アイラ・ギトラー の解説に、 ケニー・ドーハム の過小評価について当時の評論家たちに向かっての言葉が書かれていました.

 「多くの評論家たちは ケニー・ドーハム についての記事のたびに過小評価されているミュージシャンと書いているけれど、そんな同情を書くだけのエネルギーを使ってもっといい部分を書いてあげればきっともっと多くの成功を収めているはず ・・・・・」

 なるほどなのです.
 これって日本のジャズにも通ずるような気がするなぁ.



 1924 年 8 月 30 日 テキサス州 フェアフィールド で生まれたビバップを代表するトランペッターは、 1972 年 12 月 5 日 48 歳の若さで静かに去っていきました.





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 さて、今夜は EOS学園 土屋組 の忘年会.
 今年一年間基礎講座と実践講座を受講した方たちが一緒になって開催されます.
 参加資格は今年一年間でこの講座を一回でも受講した方 ・・・・ だから忘年会に出るために EOS学園 を受講する方もいたりします (笑)




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 ドップリ写真にのめり込んだ一年の最後 ・・・・・ と言っても、正しくは 20 日の夜最後の授業がありますが.
 そんな一年の締めくくりですので、いろいろ写真のお話しでも楽しくしてこようと思ってます.

 が、またまた 写真の講評会 があります.
 忘年会での講評会、とは言うもののきっとみんな本気モードで作品持ってくるんだろうな (笑)


 これで凹んだらどうしよ ・・・・・ シャレにならないなぁ (笑)




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

At the Cafe Bohemia vol.1

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 昨日は久しぶりに以前の仕事関係の飲み会でした.
 仕事を辞めても、以前の肩書だけはずっとついてきちゃいます.

 そんな仕事関係の先輩との飲み会は、とにかくみなさん ・・・・ という感じで大騒ぎでした (笑)



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 さて、明後日はもう撮影実習です.
 前回の撮影実習から講評会までは 3 週間以上開いたのでかなり長く感じましたが、今回はあっという間に 撮影実習って感じ.





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 EOS学園 の第 3 クールも、次の撮影実習と 20 日の講評会を残すだけになりました.
 本当に今年は EOS学園 にどっぷりという感じだなぁ.

 一応来年のコースも申し込み完了.


 どこまで行けば、どのくらいうまくなるのか ・・・・・・・・ なんてまったくカタチになってこないので、この先どうなることやら.



 そういえば 16 日には 土屋組 の忘年会も予定されています.
 なんとそこでも あめ玉講評会 やるようなので、今から戦々恐々なのです.

 持っていく作品が ・・・・・・ ない !




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 さて、久しぶりにバリバリ ・・・・ ゴリゴリの ハード・バップ を聴いてみます.
 もうメンバー見ただけでもその熱い演奏が聴こえてきそうです.





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  " At the Cafe Bohemia vol.1 / The Jazz Messengers "





  1. Announcement by Art Blakey ・・・・・ 1:32
  2. Soft Winds
        (Fletcher Henderson) ・・・・・ 12:34
  3. The Theme
        (Kenny Dorham) ・・・・・ 6:09
  4. Minor's Holiday
        (Kenny Dorham) ・・・・・ 9:11
  5. Alone Together
        (A.Schwartz-H.Dietz) ・・・・・ 4:15
  6. Prince Albert
        (Kenny Dorham) ・・・・・ 8:51
  7. Lady Bird
        (Tadd Dameron) ・・・・・ 7:30
  8. What's New?
        (B.Haggart-J.Burke) ・・・・・ 4:31
  9. Deciphering the Message
        (Hank Mobley) ・・・・・ 10:13





  Kenny Dorham (tp), Hank Mobley (ts),
  Horace Silver (p), Doug Watkins (b),
  Art Blakey (ds)
  Recorded at Cafe Bohemia, NYC、 November 23, 1955.





 このライブの模様は、 BLP-1507 、 1508 とアルバム 2 枚に構成されています.
 CD 化の際に、未発表だったテイクを 6 曲をそれぞれのアルバムに 3 曲ずつ入れてコンプリート盤として再販されました.
 ボクの CD はそのコンプリート盤ですので、 7 曲目からの 3 曲がボーナス・トラックになります.





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 ジャズ・メッセンジャーズ 名義で録音された最初の演奏は、 1947 年 12 月 22 日に録音された "New Sounds / Max Roach Quintet featuring Kenny Dorham and James Moody, Art Blakey and His Band (BLP-5010)" で、 2 曲 (後年未発表テイク 3 曲が加わって CD 化) 吹き込まれています.
 この時の演奏は 8 人編成のビッグ・コンボでしたが、一応この時のグループ名が "Art Blakey's Messengers" と言われています.


 その後今日のアルバムと同じメンバーで吹き込まれたのが 1954 年 11 月 13 日に録音された "Horace Silver Quintet vol.1 (BLP-5058)" と、 1955 年 2 月 6 日に録音された "Horace Silver Quintet vol.2 (BLP-5062)" の 2 枚の 10 インチ盤.
 この 2 枚のアルバムは、その後一枚の 12 インチ盤として "Horace Silver And The Jazz Messengers (BLP-1518)" のタイトルで 1956 年に発表されました.

 この 1955 年 2 月の録音の直後、 フィラデルフィア のジャズ・クラブ "ブルーノート" に出演した際に "The Jazz Messengers" を名乗り、これがこのグループ名での最初と言われています.
 ですので ホレス・シルバー のアルバムも 12 インチ盤になって The Jazz Messengers の名前が付いた次第.




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 このライブが行われたのが "カフェ・ボヘミア" .

 場所はニューヨークの グリニッジ・ビレッジ ・・・・・ バロー通り 15 .

 マンハッタン のジャズ・クラブやライブ・ハウスの情報は 小川隆夫 著の "マンハッタン・ジャズ・カタログ" に場所はもちろん、地下鉄の路線名から最寄り駅、営業時間に至るまで詳細に書かれています.
 ただし 2006 年の本なので、多くのお店は変わっているかもしれません.

 ちなみにこの本には マンハッタン の歩き方から地図の見方、地下鉄・バス・タクシーの乗り方まで親切に書かれています.

 そんな "マンハッタン・ジャズ・カタログ" にも、 "カフェ・ボヘミア" についての記載はありませんでした.



 1955 年、当時レストランとは言うもののストリップなども行っていたちょっと怪しげなお店 "The Pied Piper" が、 チャーリー・パーカー のアドバイスでジャズ・クラブに店名も変え模様替え.
 その最初のライブが チャーリー・パーカー の予定でしたが、その直前に死亡.
 一部にはこのお店の最初のステージが パーカー の演奏だったと書かれているものもあるようですが、これが間違いというのは今では一般的な意見かな.
 他のミュージシャンの協力もあり営業を始めたようですが、期間は数年くらいだったのでしょうか.
 正確にいつまで営業していたかは調べてみましたがわかりませんでした.




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 これは マイルス・デイヴィス の "’Round About Midnaight" のジャケットですが、この有名な写真が撮影されたのも カフェ・ボヘミア .
 ここでの演奏中に撮影されたもののようです ・・・・ 今回初めて知りました.


 枚数こそ多くないものの、ここでのライブ・アルバムもあります.

 "'Round About Midnight at the Cafe Bohemia / Kenny Dorham" (Blue Note)
 "George Wallington Quintet at the Bohemia" (Progressive ・ Prestige)
 "Mingus at the Bohemia / Charles Mingus" (Debut)
 "Jazz a la Bohemia / Randy Weston" (Riverside)
 "The Unissued Cafe Bohemia Broadcasts / Miles Davis" (Domino)



 "Live at The Cafe Bohemia / Lennie Tristano" という名前のアルバムもあります.
 このアルバムには レニー・トリスターノ が 1947 年にこのお店で行ったライブ演奏数曲が入っていますが、当時はまだ Cafe Bohemia という店名ではありませんでしたので、ちょっとタイトルは ???


 また、ライブとは違いますが "Bohemia After Dark / Kenny Clarke (Savoy) も有名です ・・・・・ センスがよくないジャケットの上半身裸の女性でも有名 (苦笑)
 これは同名の曲を オスカー・ペティフォード が作ったステキな曲で、かの有名な "Five Spot After Dark" 同様に カフェ・ボヘミア に因んで作られました.




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 よく見たらみんな同じスーツ着てますね.
 四つボタンのジャケットがおしゃれです.
 袖口にもちょっとしたアクセントつけてあるし.

 ハンク・モブレー の横縞のニットタイ (?) もおしゃれだなぁ.
 色付きのワイシャツのようですが、これカラーでどんな色だったのか見てみたいですね.


 最後に演奏ですが、ご機嫌なハード・バップ.
 これだけで十分でしょうか (笑)
 錚々たるメンバーが、それぞれ一番元気だった頃のアルバムです.
 メンバー一人一人がとてもイキイキした感じが伝わってきます.

 いろいろ書くよりは、聴いたほうが手っ取り早いです.




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 レコードも 10 インチから 12 インチ LP に移行し始め、 Blue Note のレコード番号も 1500 番台になったばかり.
 それまでの 6 枚のアルバム (Miles Davis, Bud Powell, J.J. Johnson) はすべて 10 インチ盤を 12 インチ LP にし直しただけでしたが、このライブ・アルバムは 12 インチ LP のために初めて録音されたアルバムです. 
 そう意味でも記念すべきアルバムです.


 バップからハード・バップ ・・・・
 10 インチ SP 盤から 12 インチ LP 盤 ・・・・


 Blue Note が輝きを増し始める頃の、とてもエネルギッシュな演奏が詰まっています.




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 さて、今日も比較的暖かな日差しですが、季節はもう 12 月.
 あっという間に今年も終わろうとしています.


 11 月中に観た映画は ・・・・・・・
 


  Blade Runner 2049
  雲のむこう、約束の場所
  秒速 5 センチメートル × 3
  敦煌
  言の葉の庭 × 3
  星を追う子ども × 2
  バタリオン ロシア婦人決死隊VSドイツ軍
  首都消失
  ゲット スマート
  MILES AHEAD / マイルス・デイヴィス 空白の 5 年間
  オケ老人!
  her / 世界でひとつの彼女
  ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち
  ブラック・サンデー
  フローズン・タイム


 以上 15 作品ですが、 新海誠 作品は何度も観たものもあったりで.


 映画館観賞の "Blade Runner 2049" も、もう一度観たいと思うくらい面白かったし (不満もあるけれど) 、突っ込みどころ満載の "Miles Ahead" も楽しめた.
 前から好きな "her / 世界でひとつの彼女" 、 "ブラック・サンデー" 、 "フローズン・タイム" は何度観ても楽しかった.


 そんな中での一本は ・・・・・・・・・・・・・・






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 まるで写真のような映像の美しさが一番.
 そして "秒速 5 センチメートル" や "君の名は。" のように登場する人物が魅力的です.

 この映画は何度観ても飽きない.


 最初はあまり好きじゃなかった主題歌 "Rain" もいつの間にか好きになってました.




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  ・ ・ ・ ・ ・ ・

The Turnaround !

 さすがにこの時期の雪は金曜日、土曜日で終わりだと思っていましたが ・・・・・・・・・・・



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 なんと、 26 日の日曜日の朝も起きたら完全に冬の世界が広がっていました.


 隣の地域に至っては、土曜の夜 大雪警報 まで発表.
 これには本当にビックリで、なんと 軽井沢 では積雪が約 30 cm !! だそうな.

 日曜日の雪は、午後には雨に変わりどんどん融けていきました.
 まぁ遠くの山々は別として、家の周りはまったく雪がありません.


 今日の温かさをみると、さすがにもう積もるような雪は降らないだろうな・・・・・・・

 なんて油断していると痛い目に合うかもしれません.





 Blue Note には先日の "Happy Frame Of Mind" 同様に、白地のシャレたデザインのアルバムがたくさんあります.
 今日のアルバムも、そんな白地に黒のデザイン.

 いったいどっちの方向に行こうとしてたのでしょうか ・・・・・・






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  " The Turnaround ! / Hank Mobley "





  1. The Turnaround
        (Hank Mobley) ・・・・・ 8:14
  2. East of the Village
        (Hank Mobley) ・・・・・ 6:42
  3. The Good Life
        (S.Distel-J.Reardon) ・・・・・ 5:06
  4. Straight Ahead
        (Hank Mobley) ・・・・・ 7:00
  5. My Sin
        (Hank Mobley) ・・・・・ 6:50
  6. Pat 'n' Chat
        (Hank Mobley) ・・・・・ 6:27






  # 2 & 3 :
  Donald Byrd (tp), Hank Mobley (ts),
  Herbie Hancock (p), Butch Warren (b),
  Philly Joe Jones (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, March 7, 1963.

  # 1, 4 - 6
  Freddie Hubbard (tp), Hank Mobley (ts),
  Barry Harris (p), Paul Chambers (b),
  Billy Higgins (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, February 5, 1965.






 Blue Note を代表するテナー・サックス奏者 ハンク・モブレー のアルバム.
 BLP-4186 、とにかくメンバーがスゴイです.





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 最初に聴いた時は、アルバム・タイトルから 1 曲目の雰囲気でアルバムが作られているのかと思っていましたが、全然違いました.
 1 曲目の "The Turnaround" こそ、ロック・ビートで録音当時のブームを感じさせる演奏でしたが、他の曲はストレート・アヘッドないかにも Blue Note という演奏.


 "The Good Life" がいいですねぇ.
 フランス人 サッシャ・ディスティル の書いた曲で、ヴォーカル版もかなりあるようですね.
 玉数の少ないボクの家でさえ、 トニー・ベネット と アン・バートン の演奏がありました.


 たしかこの曲を好きになったのは、そういったヴォーカルやこのアルバムではなくて "Balladist / 纐纈歩美" の演奏だったかな.
 あのアルバムの 2 曲目の演奏でグッときた記憶があります.
 だからこの ハンク・モブレー の演奏聴いていても、何となくアルトの音が被ってきちゃいます (笑)




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 このアルバムは 2 つのセッションの演奏を合わせています.
 1963 年に録音された 2 曲は "No Room For Squares" (BLP-4149) と同じのセッションで、メンバーも同じ.
 ちなみに "No Room For Squares" のアルバムも、 1963 年の 3 月と 10 月のセッションをまとめたアルバムでした.


 4100 番台の後期でもあり、結構敬遠気味なアルバムだったのですが、聴いてみたら全然違う印象を受けました.
 まぁメンバーを見ると、二つのセッション共に豪華なメンバーです.
 この時代、このメンバーでのストレート・アヘッドな演奏だったら間違いないだろう ・・・・・・ って感じですね.




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 マイルス・デイヴィス のグループでも少しの間演奏しました.
 当然マイルスは期待して迎え入れたとは思いますが、音楽性にもかなり違うし ・・・・・・・
 ハンク・モブレー の性格もどちらかというと控えめな感じだったのでしょうか.


 やっぱり彼には Blue Note が似合っています. 

 





 国立新美術館 『ミュシャ展』 公式図録兼書籍が届きました.
 美術館へ観に行くのはもう少し先なので、先に雰囲気だけでもと.
 解説が二か国語で書かれているためか、かなりのボリュームがあります.
 気軽に美術館から買って帰るって感じではないので、通販も正解といったところか.



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 "スラブ叙事詩" のほとんどは書籍で観たことありますが、異様に長いタイトルの絵の場面が解説されているのがいいなぁ.
 こういった解説がないと、絵の良さはわかっても何を描いているのかなかなか日本人には伝わらない部分が多いので.


 ちなみにこの書籍、 Amazon では定価より高くなっています.
 Amazon ではこういったことがたまに見受けられます.
 だから 朝日新聞 から直接購入するのがいいかと ・・・・・・ ただし送料がねぇ.







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 以前一緒に仕事していた部下からいただいたフォト・ブック.

 懐かしい写真の中には、すでに職場を辞め新しい人生を送っている人がいたり、忘れていたような場面があったりで ・・・・・・・・


 中でも一番ビックリしたのは、先日亡くなった部下が一緒に写っていた写真があったことです.
 ずっと一緒の写真ないか探していただけに、この写真は本当にうれしいなぁ.



 これでいつまでも忘れないでいることができます.

A Caddy for Daddy

 先日撮った一枚.

 この車ともあと半年.
 雪道走行で汚れる前に、記念の写真を撮っておこう.



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 この車の代わりに何を買おうか ・・・・・・・

 とりあえず究極の 2 シーター ・・・・・・・・ 軽トラ購入は決めたんだけれど、いいものがあるかどうか.
 軽トラは結構乗り潰す人がほとんどだから、なかなかいい中古車が出ないようです.
 かといって新車購入するほどの必要もないし.

 ちなみにこの車、車検の時に査定してもらったら 50 万円だって.
 15 年乗ってこの価格って、かなりいいのかなぁ ・・・・・ 新車購入条件にすれば 70 万くらいはいけるかな.

 半年後どうなることやら.





 こちらのジャケット写真、青い空と白い車の色は同じですが キャデラック です.
 おまけにさりげなく美女も写っています ・・・・・・ ここが一番違うんだな !!!

 以前どこかで、 「こういうジャケットに美女と車というのは両方とも成功の証のようなものだから、結構 Blue Note でも使っているものが多い ・・・・・ 」 なんて感じのことが書かれていました.

 本当にそうなのかねぇ ・・・・・ (笑)
 まぁ父親に キャデラック 買ってやれるようになれば、成功したと言ってもおかしくないか.






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  " A Caddy for Daddy / Hank Mobley "





  1. A Caddy for Daddy
         (Hank Mobley) ・・・・・ 9:23
  2. The Morning After
         (Hank Mobley) ・・・・・ 9:45
  3. Venus Di Mildew
         (Wayne Shorter) ・・・・・ 7:13
  4. Ace Deuce Trey
         (Hank Mobley) ・・・・・ 7:15
  5. 3rd Time Around
         (Hank Mobley) ・・・・・ 6:14






  Lee Morgan (tp), Curtis Fuller (tb), Hank Mobley (ts),
  McCoy Tyner (p), Bob Cranshaw (b), Billy Higgins (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, December 18, 1965.







 このジャケットの車は キャデラック・デ・ヴィル 、セダンかクーペかはこれだけじゃちょっとわからない.
 フェンダーの形が 1967 年型に似ているんだけれど、アルバムの録音は 1965 年 ・・・・・・・・
 でもアルバムの発売は1967年の秋だったようだから、やっぱり 1967 年型かな.

 これはもう権力 (成金 ? 富裕階級 ?) の象徴って感じ、さしずめ今の時代の ランボルギーニ のようなものか.
 全長 569 cm 、幅 203 cm だって ・・・・・・ 日本じゃ取り回しに四苦八苦って感じだろう.
 ヒップホップ系ミュージシャンには人気があるようです.




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 タイトル曲で始まるこのアルバム、いかにもこの時代っぽい ・・・・・ 4200 番台ぽいなぁ.
 ロック・ビートに乗った曲で雰囲気的には、あの "The Sidewinder" のような感じ.

 時代的にもまぁ納得できると言えばできるんですが ・・・・・・・

 ただ、この一曲だけがジャズ・ロック・テイスト香るだけで、残りの 4 曲はメイン・ストリート系の演奏です.


 ボクが好きなのは断然 2 曲目 "The Morning After" .
 やっぱりこれだなぁ ・・・・・・
 リズムが変則的ですが、こういう感じのモーダルな演奏は大歓迎.
 ハンク・モブレー のソロですがちょっと雑な感じもするんだけれど、全体にはホットな感じを出しまくりでいいんだな.

 ちなみにこの 2 曲目だけ カーティス・フラー が抜けたクインテット演奏です.




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 こういうアルバム聴いていると、やっぱり ハンク・モブレー は マイルス とは進む方向が違うんだなぁと思えちゃう.
 マイルス がすべてではないので、 Blue Note に戻りこういうアルバム作った方が本人にとってベストだったんじゃないかな.

 ハンク・モブレー のリーダー・アルバムのほとんどが Blue Note で録音されています.
 我が家にある彼のアルバム 17 枚もすべて Blue Note .

 やっぱり Blue Note を代表するミュージシャンの一人には間違いのないところですね.

 このアルバム、ジャズ・ロックがあったり、モーダルな演奏があったり、さらにはファンキー・ジャズだったり、ちょっといろいろ混ざった感じがしないでもありません.

 でもまぁ、この時代こんな感じだったんだろうな.




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 つい先日 (今年の 11 月 2 日) 亡くなった Bob Cranshaw .
 彼もとても多くのアルバムにサイドメンとして演奏が残っています.
 先にちょっと触れた "The Sidewinder" にも参加していました.

 ちょっと調べたんだけれど彼のリーダー作ってないのかな.

 写真のイメージでもわかるようにとても穏やかな感じの顔をしています.
 このアルバムでの演奏も結構控えめな感じながら、堅実なプレイと言えばいいのかな.

 陽のあたらない場所でしっかり仕事しているという感じです ・・・・・・

 ・・・・・・ R.I.P.






 今朝はオレンジの光で目が覚めました.
 今日はお休みいただいて、いろいろ雑用する予定.
 いつもよりも遅く起きようと思っていたのに、このおかげでいつもより早起きしてしまいました.



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 こんな朝焼けでした.

 ボクの寝室は基本的にカーテン一年中閉めないので、朝になると朝日がドカッと飛び込んできます.
 慌てて一階の部屋からカメラを持ってきて、数枚撮影.


 すっかり寒くなりましたなぁ・・・・・・・

No Room For Squares

  ・ ・ ・ ・ ・ ・


 新年明けましておめでとうございます.
 拙ブログですが、本年もよろしくお願いいたします.

 九連休も折り返しを過ぎ、正直休日をもてあまし気味 ・・・・・・・・・
 下らないテレビ観る訳でもないので、いつも以上に CD 聴いて、映画観て、時間が過ぎていきます.



2015.1.1 0037

 今年の初日の出.

 陽が昇ってくる山並みの上にちょうど雲がかかっていまいましたが、なんとか日の出を拝むことができました.

 雲が切れていたのは、東側のこの部分だけで西に行くほど下の写真のような雲が厚く垂れこめていたので、ラッキーと言えばいいのかな.



2015.1.1 005

 昨夜の大晦日は、気がついたら雪降り.
 朝起きて見てみると、数センチほどテラスにも積っていましたが、ニュースで騒いでいたほどの降りではなくてヤレヤレです.



2015.1.1 0023

 日の出前、空の色は刻々と変わりとても幻想的.
 カメラ持ってベランダでしばし空を眺めていたのですが、思ったほど寒さは厳しくありませんでした.



 さて、今年も内容はともかく更新だけは前年と同じくらいのペースでいきたいので、元旦早々のブログ更新です.
 まぁ、ぶっちゃけやることもないので CD 聴きながらブログ更新 ・・・・・・・ って感じなんです.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 新年第一発目は元気が出るようなハード・バップで.
 そうなると、やっぱり Blue Note でしょう.
 Blue Note 代表するミュージシャンの一人です.






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  " No Room For Squares / Hank Mobley "




  1. Three Way Split
         (H.Mobley) ・・・・・ 7:47
  2. Carolyn
         (L.Morgan) ・・・・・ 5:28
  3. Up a Step 
         (H.Mobley) ・・・・・ 8:29
  4. No Room For Squares
         (H.Mobley) ・・・・・ 6:55
  5. Me 'N You
         (L.Morgan) ・・・・・ 7:15
  6. Old World, New Imports
         (H.Mobley) ・・・・・ 6:05

  * Bonus track on CD
  7. Carolyn (Alt-tk) ・・・・・ 5:33
  8. No Room for Squares (Alt-tk) ・・・・・ 6:45





   # 1, 2, 4, 5, 7, 8 :
  Hank Mobley (ts), Lee Morgan (tp), Andrew Hill (p),
  John Ore (b), Philly Joe Jones (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, October 2, 1963.

   # 3, 6 :
  Hank Mobley (ts), Donald Byrd (tp), Herbie Hancock (p),
  Butch Warren (b), Philly Joe Jones (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, March 7, 1963.






 オリジナルは最初の 6 曲で、最後の 2 曲は CD 化に伴うボーナス・トラック.
 カーナビの HDD にもアルバム・タイトル曲が入っているので、この曲だけはよく耳にしています.
 アルバム・タイトルは 「四角四面なヤツお断り」 という意味.





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 聴いた印象は 「軟弱なヤツお断り」 って感じで、超硬派な感じです.
 ラーメンに例えるとすると、 「バリ硬」 ・・・・・・・・ いや 「針金」 か (笑)
 豚骨ならぬ Blue Note 臭さがプンプンしています.

 当時 Hip という言葉が結構流行っていたようですが、そんなカッコよさを持っているアルバム.



 ボクがこのアルバムの中で好きな演奏は 3 曲目の "Up a Step" .
 雰囲気的にはアルバム・タイトル曲にちょっと雰囲気が似ています.
 ただ演奏内容はかなり違っていて、この曲の演奏は ドナルドバード 、 ハービー・ハンコック 、 ブッチ・ウォーレン が入っての演奏.
 1963 年 3 月 7 日の録音ですが、この日に録音された残りの演奏は "The Turnaround (BLP-4186)" に 2 曲入っています.

 やっぱり ハービー のピアノがいいねぇ.
 アンドリュー・ヒル のピアノも悪くはないのですが、ほんのちょっと違う感じがしてしまいます.



hank-mobley 0021

 ジャケットがとにかく印象的.
 こんな感じの人とエレベーターで二人きりになりたくないです (笑)

 前からこの写真の丸いものがなんなのか気になっていました.


 
 昨年購入した "ブルーノート・レコード 妥協なき表現の軌跡" p.195 に、このジャケット写真のコンタクト・シートが掲載されています.
 この書籍にはこういったコンタクト・シートが多数掲載されているので、一般的にジャケットなどで知っている写真がどんな中から選ばれ、トリミング (cropping) されたか見るだけでもとても面白い.
 この写真にしても、白い歯を見せ笑っているものが何枚もありました.

 それで、ジャケットの丸が何だったのかわかりました.


 写真は 1963 年 10 月 マンハッタン の コロンバス・サークル で撮影されたものです.

 上の写真はそんなコンタクト・シートの中の一枚で、ジャケットとして採用されたものです.
 アルバム・ジャケットだけ見れば、とても晴れた日の屋外で撮ったとは思えません.
 こういったところにセンスの良さが出てくるんだろうな.



hank-mobley 0023

 最近 リー・モーガン 殺害に関して、彼を撃った ヘレン・モーガン 側からのお話しを Tamae さんが ブログ に書いています.
 このお話しの中には、とても興味のあることがたくさん出てくるので興味のある方は是非覗いてみてください.

 このアルバムにも参加している リー・モーガン は楽曲作りの才能もなかなかだとボクは思います.
 2曲目の "Carolyn" もとてもステキな曲です.


 この人もお薬に染まらなければ、もっともっとステキな演奏を残せたと思うんだけれどなぁ.



 「余計なことウダウダ喋らず、黙って聴け」

 そんな感じで、ジャケットの ハンク・モブレー が睨んでいます.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて、初日の出はなんとか見ることができたのですが、それから 1 時間もしないうちに空一面の雲.
 そして 9 時頃には雪が降ってきました.



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 午後になっても、雪が降ったりやんだり.
 天気予報通り、今年の正月三が日はどうも天気が今一つという感じかな.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 我が家の元日恒例のスタバの福袋.
 今年も奥様が朝早くからお出かけして買ってきました.



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 今年は VIA が入っていないなぁ.
 ビバレッジ・カード が 4 枚入っているので 2,000 円ちょっと、コーヒー豆が ハウス・ブレンド と カフェ・ベロナ の 2 袋だから、まぁこれだけでも元になるかな.

 ただドリッパーとフィルターはいらなかったかな.

 マグ・カップは大きさとデザインがボクの好みだったので、まぁ今年は当たり.

 全体的には、まぁこんなもんでしょう ・・・・・・ という感じです.





 ということで今年も始まりました.
 大きな目標はありませんが、去年のようなアクシデントがなく穏やかな一年になって欲しいかな.



 さて、これからのんびり映画でも観て過ごすとしましょう.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Roll Call

 最近、暇な時間を見つけては数年前に書いたブログの編集を行っています.
 編集と言っても大したものではなく、小さかった写真を大きくしたり、改行や数字の訂正など.
 本文はまったく変えないようにしています.



 編集しながら、ついつい本文も読み返してしまうので作業はまったく捗りません.
 ついこの間書いたように思っていたことが、 5 年くらい前のブログを始めた頃に書いてあったりしたりと、とても面白い発見がいっぱいです.
 今もお世辞にうまい文章とは言えませんが、過去のものはもっとよろしくないものがたくさんあります.
 それでもそんな文章が懐かしく、面白く思えてしまいます.



 このアルバムは、ブログ開始当初に写真と簡単な分だけでアップしたアルバム.
 今日はしっかりデータも載せましょう.



 Blue Note らしい演奏 ・・・・・
 Blue Note らしい音色です.




 

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   " Roll Call / Hank Mobley " (BST-84058)





  1. Roll Call
       (H.Mobley) ・・・・・ 10:31 
  2. My Groove, Your Move
       (H.Mobley) ・・・・・ 6:04
  3. Take Your Pick
       (H.Mobley) ・・・・・ 5:24
  4. A Baptist Beat
       (H.Mobley) ・・・・・ 8:52
  5. The More I See You
       (H.Warren-M.Gordon) ・・・・・ 6:45
  6. The Breakdown
       (H.Mobley) ・・・・・ 4:54
  7. A Baptist Beat (Alt-tk)
       (H.Mobley) ・・・・・ 9:42

  ( # 7 Bonus track, not part of the original album. )





  Freddie Hubbard (tp), Hank Mobley (ts), Wynton Kelly (p),
  Paul Chambers (b), Art Blakey (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, November 13, 1960.








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 こてこての Blue Note と言う感じの演奏ですね.
 ハンク・モブレー の Blue Note を代表するアルバムです.
 特に、このアルバムと "Soul Station (BLP-4031)" 、 "Work Out (BLP-4080)" の 3 枚が代表アルバムと、一部では言われています.
 どうなのでしょ、多くのアルバムを Blue Note に吹き込んでいますので、個人的好みでかなり評価はわかれそうですよね.


 演奏は、当時の Blue Note らしさ満点の、バリバリのハード・バップですね.
 メンバーは、この年デビュー・アルバムを吹き込んだばかりの フレディ・ハバード 、リズム・セクションには マイルス・デイヴィス グループの レッド・ガーランド 、 ポール・チェンバース 、そして ジャズ・メッセンジャーズ の アート・ブレイキー と ・・・・・・・・・ 改めて紹介するまでもないくらいの錚々たるメンバーです.





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 演奏されている曲は、一曲 ・・・・ "The More I See You" を除き、すべて ハンク・モブレー の作った曲です.
 一曲目のアルバム・タイトル曲から軽快なナンバーが並んでいます.
 程よいブローとでも言えばいいのかなぁ ・・・・・・・ 変に窮屈でなく、それでいて聴かせてくれる演奏です.


 ちょうどこのアルバムが作られた直後、 ハンク・モブレー は マイルス・デイヴィス グループに加入します.
 結果的にそこではいい演奏が残せませんでしたが、あの マイルス に呼ばれるということだけでも、まぁスゴイことですからねぇ.

 ただし、この起用の際に マイルス は ハンク の演奏を一度も聴いたことがなく、 ジョン・コルトレーン からの推薦を信じて採用したようです.

 彼が マイルス・グループ に残したアルバムは、 "Someday My Prince Will Come" 、 "At The Blackhawk" 、 "At Carnegie Hall" の 3 タイトルのみ.
 活動期間も 1961 年の一年だけでした.


 音楽の方向性の違いが一番だったようですが、結果として マイルス・グループ を辞め、また Blue Note 中心の活動に戻ったのは本人にとっても結果オーライだったようです.



 このアルバムは、そんな ハンク・モブレー のリラックスした好演が光るアルバムです.







DSC_0809

 午前中ですが、晴れてはいるもののどうも霞みがかかったような天気.
 都心では、寒冷前線によって地表の埃が舞い上がり空に煙が立ちこめたようになる 「煙霧」 という現象が発生したようです.

 おまけに強風によりいろいろな事故が発生し、ケガ人もでたようです.


 ボクの家の周りのお天気も、午前中こそ写真のような天気だったのが昼近くには雨降り.


 この時期の天気は、女心と同じでしょうか (笑)




 そんな休日、珍しく読書.
 以前から TV 放映されたり、最近では映画にもなり、名前だけは聞いたことがありました.
 昨日、なにげなく電子図書でシリーズ第一話を購入して読み始めたら ・・・・・・・・・




ストロベリーナイト001

 これ面白い !!
 一気に読んでしまいました.

 物語の事件にはまったく関係ありませんが、この写真の場所は、想い出多き 夢の大橋 ではありませんか ・・・・・・ 懐かしいなぁ.
 実はこの写真見たから購入するつもりになった ・・・・・・・ 購入動機の何割かですが.


 この小説 "ストロベリーナイト" は、 誉田哲也 による警察小説シリーズ 「姫川玲子シリーズ」 の第一作.
 映像では 2010 年 11 月 13 日に 『土曜プレミアム』 特別企画として放送されました.
 その後 TV で連続ドラマとして 9 話、本年の映画公開にあわせ 4 話のショート・ドラマとオムニバス・ドラマ、そして現在公開中の映画等が作られています.


 TV 観ないボクは、当然ですがすべて観ていません.
 なので、小説を読んだ後 You tube を捜したら ・・・・・・・ Bingo !
 『土曜プレミアム』 版がアップされていたので、観ちゃいました ・・・・ 辰巳圭一 ではありませんが、こういうのを見つけるのが結構得意だったりします.


 原作の細かな描写はさすがに時間の関係でできませんが、全体としてはとてもよくできたドラマだと思いました.
 非常に原作に忠実ですし、なによりも主人公 姫川玲子 を演ずる 竹内結子 がいい感じでした.


 とりあえず原作シリーズをみんな読んで、その後映像版をみんな観ようと思っています.
 もちろん映画版も ・・・・・・

Recado Bossa Nova

 今日は暖かい日でした.
 午後もこんな青空が ・・・・・・・・



DSC_1399

 でも日本海側では、まだまだ雪が降るようなことをニュースが伝えていました.
 異常なお天気が続きますねぇ ・・・・・・ いつしか、こんな異常な天気が当たり前の天気になってしまうのでしょうか.




 昨日、 TBM からセールのお知らせが届きました ・・・・・ 不思議と、また TBM 聴きたいなぁ、と思っているような時にきちんとセールのお知らせが届きます (笑) .
 でも、欲しいアルバムのほとんどがもう在庫ないので購入不可能です.
 そんな中、昔のアルバムの xrcd 版が数枚あったので、そこから何枚か購入しようと思っています.

 何年か前、最初に送っていただいたお知らせには、まだまだクラシック盤 (・・・・といっても、クラシック音楽ではなく、ジャズの初期のアルバム群のことで、 xrcd 化されていない物) が結構あったのですが、さすがにもうないですよね.
 それでもその当時 20 枚ほどは直接購入できたので、まぁタイミング良かったということにしておきましょう.

 とりあえず今回は 5 枚注文しておきます.




 気がつけば、 Blue Note のアルバムも 300 枚を越えました.
 もういいかなぁ、といつも思っているのですが、まだ持っていないアルバムの廉価盤を見つけたりすると、ついつい購入してしまいます.
 今日も前から欲しかったアルバムを発見 ・・・・・ 中古でそんなには安くなかったのですが、こういう機会を逃すと次の機会がいつになるのか全く分からないので、ちょっと無理をして購入です.
 こんな買い方しているおかげで、数年前までは考えられなかったような演奏まで聞くようになりました.



 このアルバムはブログを始めた頃に、サラリと取り上げたアルバムです.
 ジャズ喫茶で一世を風靡したアルバムで、ボクもかなり前から持っていた、朱色がとても鮮やかなアルバムです.







4209






    " Dippin' / Hank Mobley " (BLP-4209)





   1. The Dip 
            (H.Mobley) ・・・・ 7:54
   2. Recado Bossa Nova 
            (D.Ferreiro) ・・・・ 8:09
   3. The Break Through 
            (H.Mobley) ・・・・ 5:49
   4. The Vamp 
            (H.Mobley) ・・・・ 8:19
   5. I See Your Face Before Me 
            (A.Schwartz-H.Dietz) ・・・・ 5:27
   6. Ballin' 
            (H.Mobley) ・・・・ 6:51




   Lee Morgan (tp), Hank Mobley (ts), Harold Mabern (p),
   Larry Ridley (b), Billy Higgins (ds)
   Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, June 18, 1965.







 ハンク・モブレー は 1930 年 7 月 7 日 ジョージア州の イーストマン 生まれ.
 レナード・フェザーによって 「テナー・サックスのミドル級チャンピオン」 と呼ばれたことで知られます.
 John Coltrane や Sonny Rollins のような華やかさはありませんが、 Blue Note の多くのアルバムに吹き込みを残し、 Blue Note を代表するテナー奏者であることは間違いありません.
 一時は Miles Davis のグループにも入ったものの、思うような演奏ができないまま短期間で脱退しています.
 この辺りのことは "マイルス・デイヴィスの真実" (小川隆夫著) に詳しく書かれています.




4209-2

 このアルバムは BLP-4209 ・・・・・ 4200 番台です.
 Blue Note の 4200 番台というと、フリーキーな演奏、モーダルな演奏、ジャズ・ロック的な演奏 ・・・・・・・
 非常に多国籍的な印象があります.
 一昔前は、絶対に 4200 番台なんて聴かないと思っていたくらい、バラエティに富んでいます.


 このアルバムの前後にも、 Andew Hill 、 Sam Rivers 、 Ornette Coleman 、 Bobby Hutcherson 、 Anthony Williams 等のアルバムがあります.
 これらの名前を見ただけでも ・・・・・・・ うぅ〜〜ん、という感じ.


 そんなラインナップの中にあるこのアルバム、ストレートアヘッドで骨太な演奏です.
 1 曲目の "The Dip" はちょっとロック・テイストの軽快な曲.
 まるで Lee Morgan の "The Sidewinder" のような感じかな.
 そんな曲での Mobley のソロは ・・・・・・ やっぱり、ブルージーなんだよね、そこが彼のいいところ.


 そして 2 曲目の "Recado Bossa Nova" になだれ込んでいくのですが、この演奏はもう何も言えないくらいゴキゲンです.
  Mobley はもちろんですが、ピアノの Harold Mabern がすごくいい演奏してます、ボクの好み.
 ブロック・コードを主体にした演奏が、超ゴキゲンなのでありますよ.
 このアルバムが日本でとてもブレイクした要因の一つに、このピアノがあるからじゃないかとボクは思ってしまいます.
 "I See Your Face Before Me" の演奏も悪くない.



 このアルバムをまだ聴いたことのないルーキーのみなさまにも自信を持ってお勧めできるアルバムです.
 とにかく 2 曲目の "Recado Bossa Nova" 聴いてみてください.



 今日の青空のように気分がウキウキする演奏ですから ・・・・・ .

Hank Mobley (BLP-1568)

 金曜日が終了!
 この週末はなんにも入っていないので、お正月以来の休みという感じ.
 こういった金曜日の夜、ほんとうにいいですなー・・・・

 数日前に Blue Note Club からまた CD が届きました.
 その内の一枚が "Study In Blue Vol.2" というアルバムで、 Sidney De Paris (てっきり Sidney Bechet だと思ったのですが・・・) の中間派っぽいデキシーから始まって、 Art Pepper , Cecil Taylor , 最後は Geoff Keezer までの 12 曲が、一部抜粋で入っています.

 すべて Blue Note での演奏ではありませんが、大雑把なジャズの流れのようなものはつかめるかも.
 このアルバムに Baby Face Willette が入っていたのは少しばかり意外でした.
 結構マイナーだと思うんだけれどなー、まぁボクは大好きだからいいんですが.
 きっとそこには、選曲された方の深い思惑があると思いますので.
 ただ、 Cecil Taylor はやっぱり今になっても許容できません.

 最近 Blue Note のアルバムも、今まで全く聴かなかったものまで軽く購入して聴くようになっていたので、ほんの少しだけ Cecil Taylor 聴いてみようかなーなんていう気持ちが湧きかけていたのですが、この演奏の一部を聴いて、きっぱり止めました.


 "Captain Caribe / Earl Klugh" ですが、 Lee Ritenour & Gentle Thoughts の演奏しか聴いたことがなかったので、ちょっとびっくり.
 結構良さそうですよね、次にこのアルバム購入しようと、きっと有名なアルバムのような気がします.


 こういったアルバムやホームページの視聴などは、おおまかなアルバムの雰囲気がわかるので購入するときには結構便利ですよね.
 でもボクは、ほとんどこういったものを利用しないで、衝動買いしてしまいますけど.






1568






  "Hank Mobley" (#1568)





  1 Mighty Moe And Joe
         (Cole Porter) ・・・・・ 6:53
  2 Falling In Love With Love
         (L.Hart-R.Rodgers) ・・・・・ 5:26
  3 Bag's Groove
         (Milt Jackson) ・・・・・ 5:53
  4 Double Exposure
         (Hank Mobley) ・・・・・ 8:04
  5 News
         (Cole Porter) ・・・・・ 8:12





  Bill Hardman(tp), Curtis Porter(as.ts), Hank Mobley(ts),
  Sonny Clark(p), Paul Chambers(b), Art Taylor(ds)
  Recorded on June 23, 1957.





 Hank Mobley ってどうなんでしょう ・・・・
 リーダー・アルバムも Blue Note からたくさん出しています.
 うまいのかどうなのかはボクはわかりませんが、いいアルバムはたくさんあります.
 となると、やっぱりうまいのでしょうか.




1568-2

 イメージ的には、淡々と吹いている感じがします.
 音域があまり広くなく、どちらかというと歌心で聴かせる演奏でしょうか.
 柄にもなく評論家っぽく書いてしまいました、反省.

 この人のアルバムは、大きな外れもないような気がしています、どんなアルバム聴いても、そこにはモダンなジャズがあります.
 ただ、やっぱりこの人はハード・バップの人であって、新主流派にはなれなかったんでしょうか.
 まぁ、そっちに走る気もなかったんでしょうが.


 Bill Hardman と Curtis Porter という聞きなれない二人が入っています.
 Curtis Porter のテナーは Mobley のテナーよりもファンキーな、ちょっと R&B っぽい雰囲気があります・・・
 また、わかったようなことを書いてしまいましたが、本当はよくわかっていませんので.

 特にアルトでの 1 曲目がいいです、こういう演奏、嫌いじゃないです.
 こういったサクソフォンだったら、この先もっとレコーディングなんかの機会があったと思うのですが・・・・

 Bill Hardman のラッパは、どうなんでしょう.
 正直、トランペットの好みって、自分の中でもよくわからんのですよ.
 なので、ここはノーコメント.

 Sonny Clark の Blue Note デビュー・アルバムなんですね.


 "ジャケ裏の真実" には、 「・・・しかし、ここでは違う。この先、リーダーとして独立していくモブレーである。これはそんな姿を記録した初期の一枚だ。」 と書いてあります.
 でもボクは、いつもの Mobley に聴こえてしまいます.


 飄々と、そして淡々とフレーズを刻んでいく、いつものような ・・・・

"Soul Station / Hank Mobley" by xrcd24

 今日も寒い一日でした.
 今年って暖冬予報出ていませんでしたっけ ?
 まぁそんなことは置いておいて ・・・・・







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  "Soul Station / Hank Mobley"




  1.Remember
  2. This I Dig Of You
  3. Dig Dis
  4. Split Feelin'
  5. Soul Station
  6. If I Should Lose You




  Hank Mobley (ts), Wynton Kelly (p), 
  Paul Chambers (b), Art Blakey (ds)   
  Recording on Febuary 7, 1960.







4031-2
 
 アルバムの内容については改めて書く必要ないくらい有名なアルバム.
 Hank Mobley の代表アルバムの一枚でもあります.
 だからこそ、ボクのようなものがいろいろ書く必要はありません.

 じゃ、なにゆえにタイトルかというと ・・・・・・・・



 今日届いたばかりの Blue Note xrcd 24 シリーズのアルバムの一枚が、このアルバムだからです.
 ということで、今夜は Blue Note xrcd 24 シリーズについての感想を、素人っぽく書いてみます.




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 まず大きさですが、ボクが持っている Three Blind Mice xrcd 24 シリーズと作り方はほとんど同じですが、若干 Blue Note 番の方が縦方向が短いです.
 ジャケットの表面は、昔のアナログ盤を彷彿させるような光沢があり、写真が心なしか鮮明なような気がします.
 ちなみに今回 4 枚出たのですが "Speakin' My Piece / Horace Parlan" だけは購入見送り.
 当然持っていると理由もありますが、他のアルバムを聴いてみてからにしようかと思ったので、とりあえずどうしても聴き比べたかった 3 枚のみ購入しました.





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 ビニール袋を破って中を開いてみると、中の紙質もかなりいいんですよね.
 1 ページ目だけが青を基調にして、アルバム・タイトルや曲名が書かれています.
 その次のページからは英文と写真の組み合わせなのですが、この英文はオリジナル・アルバムのライナーノーツです、これを見やすい大きさの文字で 4 ページにわたっています.
 そして、英文の逆側には写真があります ・・・・ この写真が今回の売りの一つだったような気がしますが、いい写真がありますね.
 後は録音に関する文章などが数ページ書かれています.
 とりあえず 3 枚とも同じ構成なので、きっとこのシリーズはこんな造りになっているんでしょうね.

 ここまでは超いい感じです.
 定価で 4,000 円くらいなのは確かにかなり高いですが、実売価格だと 3,000 円弱 ・・・・・ まぁここまでは納得できるかな.




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 CD 本体は、できれば写真のデザインではなく、あの Blue Note にして欲しかったなー.
 きっとこれは、購入した多くの人たちが思うんじゃないでしょうか.
 やはり Blue Note といえば、あの青+白のデザインでしょう.


 さてさて肝心の音ですが ・・・・・
 まず最初に聴いたのが "True Blue / Tina Brooks" ・・・・・ これは、自称 Tina Freak としては当然です.
 ボクが以前から持っているアルバムは RVG シリーズなのですが、聴き比べても大きな違いがよくわかりません.


 まず、使用しているオーディオのせいかもしれません.
 一応 JBL4311B なのですが、何年も鳴らしていなかったし、アンプは超貧弱!なので、きっと違いがわからないのでは ・・・・ なんて.
 でも、ひょっとすると RVG だからか ???
 なんて思いがふと脳裏を横切り RVG シリーズではない "Soul Station" を試しに聴き比べてみたら ・・・・



 まったく違うんです ・・・・
 ボクの部屋のオンボロ・オーディオでも違いがはっきり分かるくらい違うんです.
 特にテナーの広がりがまったく違って、吹いている位置が全然違うんです.
 心なしか、他の楽器も一つ一つ独立して、輪郭がはっきり聴こえるような気がしました.


 もっといいオーディオで聴いてあげたくなるアルバムです.
 とりあえず、全部揃えちゃおうかな・・・・・・・・今年はできるだけ CD 買わないと新年に誓ったばかりなのに.
 ただ、発売枚数もそれほど多くないから、やっぱり買いですね!!



 そういえば、このアルバムの中の写真で Art Blakey がランニングシャツでいるんですが、これって、なんかいいよなー.

 絶対にジャケットにはなりそうもない写真ですが、これはいい!!
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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