Harper's_BAZAAR

Avedon 100

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 ちょっと前後してしまいましたが、この記事を一週間以上前に書き始めたんですが、途中で 東京 のことなど書いちゃったので、今頃のアップになってしまいました.


 相変らず暇な時間に You Tube 観たりしてますが、最近のお気に入りが 渡部さとる 氏の "2B Channel" .
 これって内容が面白いのはもちろんですが、結構硬派な感じがとても気に入ってます.



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 ● "2B Channel" から ●

 前回ちょっと書いた新しいカメラやレンズ紹介レビュー的なチャンネルなんか観るよりも、いろいろ勉強にもなるし、少し考えさせられるところもあったりで.
 最速レビュー的な番組は、みなさん自分の収入に直結しているようでとにかく褒めるんだけれど、結局はみんな同じようなこと言ってるですよね.
 にも拘らず再生数は伸びるのは、やっぱり新製品に対するユーザーのニーズがあるのがわかります.

 ちょっと上から目線で、作例見せて 「どうです ・・・・・」
 なんだかなぁ ・・・・・・・・・
 レンズとかカメラ以前に、その作例どうなんだ? って思ってしまうものが結構あるんですけど (苦笑)

 おまけにそういう人に限って、自分を写真家とか言っちゃったりして.
 まぁそれでたくさんの収入を稼いでいるみたいだから、今のスタイルの写真家なのかもしれません.



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 ● "鈴木心" チャンネルから ●

 そんなどうでもいい話は置いておいて "2B Channel" です.

 グダグダ・トークの時もたまにはありますが 、基本的には硬派な番組だとボクは思ってます.

 そこで共演したりしている 鈴木心 氏や 萩庭桂太 氏の話も面白く、それらの方の番組ものぞくようになりました.
 
 こういった番組は結構アクも強くて好き嫌いがわかれると思いますが、なにかこういう人たちの話の方が説得力あるような気がする.



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 ということで、今日も写真のお話し.

 久しぶりに写真集購入しました.
 前に購入したのが、昨年のセルフお誕生日プレゼントでお小遣いで購入した Helmut Newton の "SUMO" .
 この "SUMO" は本当に、本当に、 清水の舞台 から飛び降りた感じでした.
 でも最初に観た時はかなりの感動もあったし、当時 20,000 円以下で購入できたから、良しとしておきます.



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 ● Hermut Newton : SUMO ●

 1 年半以上と購入しない期間が長かったですが、今年は春までにレンズなどを一気に購入したので買えなかったというのが正直なところ.
 今になると今年の冬よくあんなにカメラやレンズを更新出来たなぁと感心しちゃいます.

 写真集については、昨年の父の日に娘たちから "Peter Lindbergh. Shadows on the Wall" をいただきました.
 まぁこれも、欲しいものを聞かれたので写真集をリクエストした次第.
 この写真集もすごくいいですよ.
 特にタイトル通りシャドー部の諧調が ・・・・・・・ メッキが剝がれてしまうのでこのあたりで止めときます.



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 ● Avedon 100 ●

 さて、今回購入した写真集は、今年 ニューヨーク の ガゴシアン・ギャラリー (世界三大ギャラリーの一つと言われてます) で開催された リチャード・アヴェドン の生誕 100 年を記念する展覧会に合わせて出版されたカタログ (図録) " Avedon 100 " です.

 大きさは 28cm × 32cm 、 318 ページという大きさですが、ハードカバーではなくソフトカバーなので、そのあたりがカタログという感じでしょう.


 価格は 100 ドルというシールが貼ってありました.
 国内で購入できるものは 12,000 円くらいから 30,000円 超えているものなど、かなりの価格差があり、微妙に価格変動もあります.
 ボクは 密林商会 から購入でしたが、今回の梱包はかなり微妙でしたので、購入を考えている人は配送なども注意したほうがいいです.

 こういった写真集は、ここ数年一気に価格が高騰し、有名な写真集は中古品もかなり高く、ボクの短い手では届かなくなってきています.



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 ● Avedon 100 ●

 写真集って、やっぱりいいですね.

 シュリンクカバーを破ってページをペラペラってめくった時のインクの匂いが好きです. 
 今回購入した "Avedon 100" はハードカバーではありませんが、ハードカバーのものは手にした時のその重量感や触感が何とも言えないです.
 印刷や用紙は出版元によっていろいろですが、 PC のディスプレイで観るのとはまったく違います.


 ちなみに、上の The Beatles の写真はまだ若い頃に初めて観て、この写真カッコいいなぁと思ってた.
 数年前に写真をやるようになってから、 リチャード・アヴェドン の写真って知りました.



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 我が家の大判写真集です.
 まだまだ少ないですが、ボクにとっては結構集まってる感で、並んでいる姿を眺めていると 福沢諭吉 の顔が浮かんできます.

 なんとか 20,000 円くらいまでの写真集だったら購入できる勇気が出てきましたが、さすがにそのラインを超えるとちょっとクリックできないかなぁ.
 今欲しい写真集が何冊かありますが、みんな 30,000 円超えという高額.

 手が届かない ・・・・・・・・

 そんな欲しい写真集の一冊が "William Klein: New York" なのですが、中古品で 50,000 円超えるのでとても無理.

 You Tube で Leica M-11 、 Apo-Summicron 、 RF 24-105mm F2.8L IS USM Z なんかの値段を聞いちゃうと、 5 万円の写真集なんて安いと思いますがね ・・・・・・・ 写真やカメラを趣味にする人たちの金銭感覚.
 レンズ沼ならぬ写真集沼.



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 リチャード・アヴェドン を含め、その当時の一流カメラマンと言えば " Harper's BAZAAR " と言っても決して過言ではないかもしれません.
 世界一のファッション雑誌と言ってもいいので、この雑誌に拘わった著名人は政治家、俳優、デザイナー、モデル、カメラマンなど幅広い分野にたくさん.


 カメラマンに関してはリチャード・アヴェドンはじめ、Williams Klein や Saul Leiter 、Peter Lindbergh、Toni Frissell ( "Undercurrent / Bill evans" のジャケットにもなった写真が有名) をはじめ、それこそちょちょっと名前を聞いたことのあるカメラマンがゴロゴロいます.
 ・・・・ と言うか、有名なカメラマンだったら必ず " Harper's BAZAAR " や " Vogue " 等のファッション系のフォトに関わったことがあるといってもいいくらいです.

 "2B Channel" の中でも 「 ハーパース・バザー の担当は アービング・ペン と リチャード・アヴェドン がスタジオ撮り 、 ソウル・ライター や ウィリアム・クライン が街角での撮影 ・・・・」 というようなことを言っていました.

 もちろん リチャード・アヴェドン の撮影がすべてスタジオというわけではありませんが、そういう感じのイメージが強い.



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 ● Avedon 100 ●

 リチャード・アヴェドン の代表的作品の一つが 象さんの写真 ・・・・・・ Dior のドレスを着たモデル Dovima を中心に、背景に象を立たせた "Dovima with Elephants" を連想するかもしれません ・・・・・ わかる人にはわかるお話し.

 この写真のモデル Dovima や、着ている Dior ドレスのデザインが イヴ・サンローラン だったり、さらには映画 『パリの恋人』 など、面白いお話しがゴロゴロありますが、脱線すると戻れなくなりそうなので止めておきましょう.



 代表的な "In the American West" シリーズの撮影風景の写真も入っていましたが、屋外で 白ホリ をセットして、そこでフィールド用大型カメラで撮影していたようです.
 昔はこういった大型カメラが主流だったので、撮影は今とは比べようもないくらい大変だったんじゃないかな.

 スタジオでガッツリ光や構図を決めてのホリゾント撮影の、ファッションフォトやポートレイトなどの印象が強いです.



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 ● Avedon 100 ●

 そういったスタジオ撮影だけではなく、街角などで撮った写真ももちろんあります.
 中でも、彼の写真の中でボクが好きな写真は、上の パリ で撮影した二枚の写真.
 この写真は "Woman in the Mirror" にももっと大きなものが載っていますが、特にローラースケートの二人の写真は最高です.

 このローラースケートの写真は、 1956年 に映画 『パリの恋人』( Funny Face ) のロケの合間に、コンコルド広場で撮影されたものです.
 これってめちゃスタイリッシュで、躍動感もあって、そんな動きの中でもピントもしっかりしてるし、背景やカメラのローアングルと、完璧じゃないかい.
 確かどこかのオークションで途方もない金額で落札されたと思います.

 こういう写真、ものすごく憧れるなぁ、これはどんなにマネしても撮れそうな気がしない.


 傘を差しながら軽くジャンプしている写真は、 リチャード・アヴェドン の先輩ともいえる ムンカーチ・マールトン の作品をオマージュして撮ったもので、タイトルもズバリ "Homage to Munkacsi" .
 ムンカーチ・マールトン のオリジナルの写真もネットなどで観ることができますが、 リチャード・アヴェドン の写真のほうがずっとソフィスティケートされています、まぁ時代が 20 年くらい違うのでこれは仕方ない.
 でも ムンカーチ・マールトン は、それまでなかったモデルたちを屋外に出して走らせたり、ジャンプさせたりして一つのアートとして作り上げたという偉大な功績があります.



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 ● Avedon 100 (下は "Woman in the Mirror" ) ●

 中をめくっていくと、大判の写真、フィルムのマウント部分を残してのプリントが多い
 ボクは大判カメラのことまったくわからないのですが、一般的な焼き付けは、ベタ焼きのように黒いマウント部分残ってしまうんでしょうか ?

 トリミングをほどこして編集された写真ではなく、黒縁を残したままの写真が収録されているものが多いですね.


 ロバート・フランク の写真展では、あえて パーフォレーション (フィルムの送り穴のこと) を写真の下に出して焼いたという話を学芸員さんから聞いた記憶があります。



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 ● Avedon 100 ●

 写真集好きなのは、イマジネーション掻き立ててくれるから.
 最初は有名な写真集だから、そのうち構図がなんたら、最近は光の入り方うんたら ・・・・・・・


 "2B Channel" で話してましたが、最近の若いカメラマンの中には染まるのが嫌だから写真集観ないという人たちもいるみたいです.

 ボクは逆で、とにかく真似ができる場面だったら真似してみる派.
 師匠の 土屋先生 ではありませんが、どうせ真似すらできないんだからチャレンジ なのです.
 真似することによって、どうして光が違うのか、影が違うのかいろいろ考えるようになると思ってます.
 そういうのも写真の楽しみでいいんじゃないかな、 「あの写真をイメージして撮りました」 なんていうのもカッコいいかも.
 そんな引き出しを増やすように写真集観てる感じですね.

 特にこの リチャード・アヴェドン のような写真は、光や影を計算して撮っている写真なので、時代を超えていろいろ勉強になります.


 数ヶ月後のお誕生日プレゼントも、写真集買っちゃおうかな.













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Photo Albums

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 写真集 ・・・・・・ きた !!
 Jeanloup Sieff と Richard Avedon 、とても有名な写真集 2 冊です.



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 この 2 冊 ・・・・・ とにかくデカい.
 とにかく重い.

 そしてボリューム半端ない.


 ボクのような地方在住者は、新型コロナの影響もありなかなか写真展なども気軽に行けないハンデがあるので、せめて有名な写真家の作品でも眺めながら、ほんの少し感性磨くつもり ・・・・


 でしたが、あまりに凄すぎてボクの感性が全否定されてしまいそうです (笑)



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 ● " 40 Years of Photography / Jeanloup Sieff " ●

 ジャンルー・シーフ は、ボク自身も広角ポートレート (彼は 21 mm だったようなことがどこかに書かれていたっけ) を撮ったりしているので、前から好きな写真家の一人.

 この写真集は 26 cm x 35 cm という大きさで、厚さも 3 cm 超え.
 288 ページにも及ぶ作品は圧巻.

 年代別に並べられていますが、 1950〜60 年代のスナップっぽい写真の中にもすごく素敵な写真が混ざってました.
 眺めていると、どうしてこういう構図浮かんだろうと思うようなものもゴロゴロ.
 言うまでもありませんが、本当にすごいな.



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 ● " 40 Years of Photography / Jeanloup Sieff " ●

 決定的瞬間 もいいですが、こういう感じでキッチリ決めた構図が好きだな.
 ボクもポートレート撮るときは結構キッチリした構図の中にモデル置くようにしてるから ・・・・・ ただし、詰めが甘々なんですが (涙)


 広角ポートレートの場合、ボクなんかはできるだけいろいろな物入ないように入れないようにと苦労しちゃうんだけれど、上手い人は色々入れた中での構図作りがすごい.



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 ● " Woman in the Mirror / Richard Avedon " ●

 こちらのサイズは 25 cm x 32 cm という大きさで、厚さも 4 cm 弱.
 288 ページにも及ぶ作品は圧巻.


 リチャード・アヴェドン もとっても有名な写真家.
 でも作品はそんなに見てなかったのでは正直よく知らなかった.
 なんとなく知っていたのは Vogue とか、象の写真とか、マリリンくらいだったかな.


 この写真集は、少し前に 蔦屋書店 (確か 銀座シックス ? だったような) で見かけた記憶があります.
 最近になって、いいものを見つけたので思い切って購入.



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 ● " Woman in the Mirror / Richard Avedon " ●

 1 月の雨の中でポトレ撮影した時、モデルさんに撮ってもらったポーズが、 リチャード・アヴェドン の写真の中にかなり似たものがあってちょっとびっくり.
 知らないうちにどこかで作品観てたんだろうか ・・・・


 今回 リチャード・アヴェドン の一部の作品をゆっくり見てみましたが、ド・ストライク.
 ファッション・フォトなので、モデルもきれいだし、洗練した雰囲気が漂っています.
 こういう写真撮りたいなぁ.

 次の機会に少し真似して撮ってみよう.
 と言っても、どうせ真似もできないだろうから、とりあえずチャレンジ.



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 ● 16mm ポトレ model : Yumi Takano ●

 ジャンルー・シーフ の光の入れ方や構図が好きだな.
 リチャード・アヴェドン の躍動感のある写真も大好き.


 両写真集ともに、スタジオでの上半身ポートレートが収められていますが、表現が全く違っていて面白い.

 ボクの好みはこういった肖像画的なポートレートよりも、広角で全身入れたほうが好き.
 だから自然とそんな写真を撮ったりもするけれど、難しいんだわ、これが.
 なかなか満足できるような写真が撮れない.



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 ● 14mm ポトレ model : Risa Kurusu ●

 これは 2 年前の写真か、懐かしい.
 この時は 土屋先生 が EF 14mm F2.8L USM 借してくださって、それで撮影したんだった.
 背景のビルのゆがみがヤバいなぁ.
 16 mm と 14 mm はたった 2 mm の違いだけれど、この 2 mm がばかにならないと痛感したな.

 詰めの甘さが出てますね、今だったらもう少し攻められるだろうか.



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 ● 50mm ポトレ model : Yuika Koyasu ●

 特にモノクロに拘っていたわけではないんだけれど、気が付いたら、写真集もモノクロばかり.
 撮影するポートレートもモノクロが結構多い.
 エッジ利かせたり、コントラスト強くしたり、フィルター考えたり、黒を染めたり・・・・・
 深すぎるなぁ、この沼も.


 モノクロームの世界もとても危険な部分があるので気を付けないといけないなぁ.
 M10 モノクローム なんていう、究極の一眼レフもあるから.

 そういえば、ボクのお友達が何気なく M モノクローム 持っていたりする.
 どんだけお金あるんだ (笑)


 この季節、暖かな部屋でのんびり写真眺めるのは、モノクロームがいいのかも ・・・・



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● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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