Hey_Jude

Minton Blues

 昨日は東京の友人と、山の計画を電話で小一時間 ・・・・ 結局まとまらず.
 この友人とは、どうも最近すれ違いに終わってしまうことが多く、次回も非常に心配なのであります.
 乗鞍や木曽駒ケ岳といった、比較的簡単に登れる 3000 m級の山は、すでに積雪がかなりあり雪山装備が無ければ到底無理なので、安全のためにも計画からきっぱり排除.

 ボクは長野県の山だったら、簡単に行くことができますが、東京から来るとなるといろいろ大変だと、昨日話しながらつくづく実感させられました.


 最悪、どこかトレッキングになってしまいそうかな ・・・・ まぁ、それはそれでいいんですが.






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  "Minton Blues / Takehiko Honda"




  1.  Minton Blues
             (T.Honda) ・・・・・ 7:19
  2.  Hey Jude
             (J.Lennon-P.McCartney) ・・・・・ 4:52
  3.  By The Time I Get Phoenix
             (J.Webb) ・・・・・ 6:26  
  4.  Ain't Tell You A Good Way But
             (T.Honda) ・・・・・ 4:40
  5.  Stella By Starlight
             (V.Young-N.Washington) ・・・・・ 7:21
  6.  Quiet Sea
             (T.Honda) ・・・・・ 5:03




  渡辺貞夫 (as - 1.5), 増尾好秋 (g), 本田竹彦 (p),
  鈴木良雄 (b), 渡辺文男 (ds)
  Recorded at Ginza YAMAHA Hall, December 9, 1969.






 やっと手に入れたアルバム (CD) です.
 すでに絶版で、オークションでの玉数も少なく、出展されてもかなりいい価格なので、なかなか購入できずにいましたが、ようやく 2,000 円以内で購入ができました.
 このアルバムは、 "ホンタケ" が当時のトリオ・レコードに吹き込んだ、最初のリーダー・アルバムなのでどうしても欲しかった次第.




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 この録音時期、彼の名前は "本田竹彦" です.
 幾度か名前や漢字を変えていますので、CD など探す時結構大変です.
 だから最近は、 "本田竹" だけで検索かけるようにしています(笑).
 この "本田竹彦" 名で、トリオ・レコードに 6 枚のリーダー・アルバムを吹き込んでいます.


 ジャケットには、
    "t.honda meets rhythm section featuring s.watanabe"
とありますが、ナベサダ 氏の演奏は 2 曲のみで、残りはカルテットやトリオの演奏です.
 邦題は "本田竹彦の魅力" なんでしたっけ ・・・・.


 選曲はどうでしょう ・・・・ 例えば実力があったとしても、ポピュラー・ソングなどを演奏しただけで、そのアルバムはよくないというような評価を、ことジャズ・ファン (特に "シリアスな" ジャズ・ファン) から受けてしまう可能性がかなりあります.
 このアルバムは "Hey Jude" や "Ain't Tell You A Good Way But" といったポピュラー系の曲が入っていることで、かなり損をしているような気がします.


 ただ、この "Hey Jude" は 1969 年第 1 回サマー・ジャズ・フェスティバルでも演奏され、その時の演奏がなんとシングル・カットされています.
 売れたのかどうかは、まったくわかりません.
 その意味では、初のリーダー・アルバムにこの曲が入ったのは、当然といえば当然なのかも.

 4 曲目の "Ain't Tell You A Good Way But" も含め、ジャズ・ロックと呼べるような演奏そのものです.
 でもそんな中にも、彼の歌心や力強さが至る所に散りばめられています ・・・・ 荒削りではありますがね.
 そんなところが彼の魅力でしょう.




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 ナベサダ が加わった 1 曲目と 5 曲目は、バリバリのハード・バップ模様、ナベサダ がゴキゲンに吹きまくっています.
 そして最後の曲はトリオ演奏、このトリオは何枚かの吹き込みがあります.
 このメンバー見ただけでも、ホッとできるような演奏内容だと確信してしまいます.

 アルバム全体としてのデキは、決して最高とは言えないかもしれませんが、 "ホンタケ" のファンなので、彼の演奏と言うだけでも満足です.



 ここ数日は、快晴のとても気持ちのいい日が続いていますね.
 明日も天気よさそうなので、ちょっと単独行です.
 手袋や帽子も冬用に変えて、ちょっと登ってくる予定です.
 ボクの家からも見える、近くの山ですが行程は 5 時間ほど、カメラの練習兼ねて



 ・・・・・・・・・・・・・ Let's Climbing !

Across the Universe

 先日届いたばかりの "Across the Universe" を観ました.
 この映画は、題名通り The Beatles の曲を使ったミュージカルです.
 1960 年代の世相を背景に描かれる青春映画です.
 映画としては、正直素晴らしいとは思いませんが、まぁ総合的に見れば可もなく不可もなくといったところかな.


Across the Universe001


 この映画はなんといっても The Beatles の曲でしょう.
 全編に流れる、往年の名曲の数々・・・・そして原曲を使わないで俳優たちが歌っているところとアレンジがいいですね.
 当然と言えば当然なんだけれど、みんなうまいんだなー.


 冬の日本海のような海 ・・・・・ "Girl" , "Helter Skelter"
 対照的なダンス・パーティー ・・・・・ "Hold Me Tight"
 厚い雲の下のイギリスの港町 ・・・・・ "All My Loving"

   ・・・・・・・・・


  I Want To Hold Your Hand,
  With A Little Help From My Friends,
  It Won't Be Long,
  I've Just Seen A Face,
  Let It Be,
  Come Together,
  Why Don't We Do It The Road?,
  If I Fell,
  I Want You,
  Dear Prudence,
  I Am The Walrus,
  Being For The Benefit Of Mr. Kite!,
  Because,
  Something,
  Oh! Darling,
  Strowberry Fields Forever,
  Revolution,
  While My Guitar Gently Weeps,
  Across The Universe,
  Helter Skelter,
  Happiness Is A Warm Gun,
  Blackbird,
  Hey Jude,
  Don't Let Me Down,
  All You Need Is Love,
  Lucy In The Sky With Diamonds


 改めて Beatles の曲って素晴らしいなーって感動しました.

 反戦運動や黒人解放運動などの 60 年代の描写、
 映像もカラフルで、ポップな映像が素敵だったり、
 映画 Let It Be のパクリも最後のほうにあったり、
 Joe Cocker や Bono がカメオ出演していたり・・・・・


 遠く昔の 60 年代へタイムスリップできるミュージカルです.
 そしてまた Beatles をゆっくり聴いてみたいなーと思うような映画です.
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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