I_Didn't_Know_What_Time_It_Was

An Evening With Anita O'Day

  ・ ・ ・ ・ ・ ・





 WOWOW で "Wonder Woman" が解禁.
 早速日曜日、奥様がお仕事に出かけている間に大音響で観賞.


 この映画、劇場でも観ましたがやっぱり面白い.




Wonder Woman 031

 ガル・ガドット 、やっぱり最高だな (笑)


 そういえば、エンディングには Sia の "To Be Human" がかかります.
 最後の歌詞は "Don't give up"

 Sia 結構好きで、よく You Tube でも聴いていますが彼女の歌詞って結構こういう 「あきらめない」 的な歌が多いですね.


 なかでも好きなのが "Chandelier" だなぁ ・・・・


 " 1, 2, 3, 1, 2, 3, Drink
  Throw'em back 'til I lose count"




sia

 以前は顔を出していましたが、最近は顔を隠しています.

 そして彼女の分身のようにちょっと中性的なダンサー Maddie Ziegler が PV やライブで踊っています.

 体形もすごく子供みたいだと思っていたら、まだ 15 歳というんだから、ビックリでした.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 こちらのお姉さんもとてもステキ ・・・・ 若かった頃は.
 この方も、何度も麻薬やお酒等でどん底に沈んだのですが、あきらめずに再浮上しています.

 一回目のどん底から這い上がってきた頃の作品です.






Oday006






  " An Evening With Anita O'Day "





  1. Just One of Those Things
         (Cole Porter) ・・・・・ 2:40
  2. Gypsy in My Soul
         (C.Boland-M.Jaffe) ・・・・・ 2:32
  3. The Man I Love
         (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 4:12
  4. Frankie and Johnny
         (Traditional) ・・・・・ 3:36
  5. Anita's Blues
         (Anita O'Day) ・・・・・ 3:25
  6. I Cover the Waterfront
         (J.Green-E.Heyman) ・・・・・ 3:45
  7. You're Getting to Be a Habit with Me
         (A.Dubin-H.Warren) ・・・・・ 2:44
  8. From This Moment On
         (Cole Porter) ・・・・・ 3:11
  9. You Don't Know What Love Is
         (G.DePaul-D.Raye) ・・・・・ 2:56
  10. Medley ・・・・・ 3:14
      There Will Never Be Another You
      Just Friends
      There Will Never Be Another You
  11. I Didn't Know What Time It Was
         (R.Rogers-L.Hart) ・・・・・ 3:42
  12. Let's Fall in Love
         (H.Arlen-T.Koehler) ・・・・・ 2:26






  Anita O'Day (vo)

  # 1 - 4 :
   Arnold Ross (p), Barney Kessel (g), 
   Monty Budwig (b), Jackie Mills (ds)
   Recorded at Los Angels, April 15, 1954.

  # 5, 6, 11, 12 :
   Bud Lavin (p), Monty Budwig (b),
   John Poole (ds)
   Recorded at Los Angels, June 28, 1954.

  # 7 - 10 :
   Jimmie Rowles (p), Tal Farlow (g), 
   Leroy Vinneger (b), Larry Bunker (ds)
   Recorded at Los Angels, August 11, 1955.








 1954 年の演奏を収録した 10 インチ盤に 1955 年の演奏を加え 12 インチ盤にしたアルバムです.
 このジャケット写真では Verve ではなく、 Norgran という表記になっています.
 ひょっとするとこれが 10 インチ盤のジャケットなのでしょうか.

 Norgan というのは Clef and Norgran Records というのが正式名称で、 ノーマン・グランツ が設立した会社で、その後 Verve に移行していくのかな.




Oday006-2

 ジャケットがシンプルでいいですね.
 このジャケットも色違いがあったり、 Verve レーベルのロゴが入っているものがあります.


 1960 年代の彼女の映像を観た時、歌はもちろんですが、そのステージパフォーマンスの高さにビックリした記憶があります.
 こんな演奏を小さなクラブで聴くことができたら幸せだろうな ・・・・・・・


 ハスキーヴォイス ですが、 クリス・コナー や ジュリー・ロンドン とは全く違った雰囲気です.
 どこか飄々とした感じの歌は、 姉御 タイプとでも言いましょうか.

 彼女の場合、肉体的なことが原因でビブラートがかけられいので、歌い方も独特なものがあります.
 スキャットがとても上手で有名で、 5 曲目の "Anita's Blues" でも聴くことができます.
 ただし高速のスキャットではなくしっとりめ.


 バックバンドとの高速スキャットのやり取りなんかすごくいいのですが、そのあたりは他のアルバムに置いておいて、って感じです.




Anit Oday 0025

 このアルバムの中で一番好きなのが、 11 曲目の "I Didn't Know What Time It Was" .
 ピアノをバックに ヴァース から.
 淡々とした歌い方なんだけれど、逆にそんなところがボクは好きだなぁ.


 この曲は 1940 年のミュージカル "Too Many Girls" のために書かれた曲.
 邦題は "時さえ忘れて" ・・・・・・ この題名もステキです.

 作詞作曲はあの ロジャース & ハート .



 アルバム・タイトル通り、スモールコンボをバックに全体がしっとりした感じ.
 こういう アニタ もいいですね.


 同時期のアルバム "Pick Yourself Up with Anita O'Day" もとても評価が高いのですが、購入時期を逸してしまいなかなか手ごろなものが無くなってしまいました.


 次は何とかこのアルバム購入したいなぁ ・・・・・




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 このブログ更新は出勤前に仕上げをちょこちょこ ・・・・・・


 退職前は 7:30 頃には職場にいって PC の確認などしていましたが、今の仕事は 8:00 頃家を出ればいいのでこの朝の時間が結構ゆとりの時間になっていたりします.




MACHI Cafe001

 家を出て 1 分ほどで LOWSON .
 ここでコーヒー買っていくのがすっかりルーチン化しています.


 正直コーヒーに関しては セブンイレブン のほうが好きです (笑) が、通勤途中にはないので止む無し.


 いいところはレシートに 20 円引きクーポンがよく付いてくること.
 これってバカにならないので、ありがたく利用させていただいています.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Star Dust

 休日なので、朝起きて一人のんびり朝食.
 奥様はしっかりお仕事にお出かけなので、ボク一人でのんびりなのです.


 何気なくテレビを点けたら Pat Metheny が オーケストリオン で演奏していました.
 さすが WOWOW です・・・・・・・ 朝のあの時間に "オフ・ビート・ジャズ" とは.




IMG_161113

 今日のお休みは特にやることもないので洗車でもしようかと ・・・・・・・・・

 ところが午前中は突然の雨降り、昼近くには止んで青空、そして午後にはまた曇り空からポツリポツリと.
 とても不安定なお天気の一日です.


 青空が顔を出した昼の間に、しっかり洗車 & ワックスかけ.
 新車購入から 14 年にもなるので、さすがに汚れなども目立ちます.
 でも、とりあえず欲しい車もないし、お金もないので、今しばらくはこの車で.

 写真写りだけはいいですね (笑)




 さて今日も TBM ・・・・・・・ TBM-3009 です.
 このアルバムも、オークションでは結構な値段だったなぁ.








yamamoto007








  " Star Dust / 山本剛 "





  1. Star Dust
          (H.Carmichael-M.Parish) ・・・・・ 4:33
  2. La Vie En Rose ( バラ色の人生 )  
          (E.Piaf-L.Loviguy) ・・・・・ 4:13
  3. Misty
          (E.Garner) ・・・・・ 5:34
  4. There Is No Greater Love
          (I.Jones-M.Symes) ・・・・・ 4:46
  5. I Didn't Know What Time It Was ( 時さえ忘れて )
          (R.Rogers-L.Hart) ・・・・・ 4:18
  6. She's Funny That Way
          (N.Moret-R.Whiting) ・・・・・ 4:42
  7. Blues For Erroll
          (T.Yamamoto) ・・・・・ 4:49
  8. Time After Time
          (S.Cahn-J.Styne) ・・・・・ 5:02





  山本剛 (p), 川畑利文 (b), 大隅寿男 (ds)
  ザ・ストリングス
  Recorded at AOI Studio & EPICURUS Studio, Tokyo,
             August 2 & 3 & 18, 1977.









 オークションの価格が結構高かったこともあり、ずっと買うことができませんでした.
 まぁ今になって考えると、無理して買わなくてよかったということになります.


 TBM-3009 ですので、 TBM のアルバムとしては中間から後期に差し掛かる頃でしょうか.

 ジャケットがねぇ ・・・・・・・・
 ちょっとボクの好みではないのです.

 たしかに with ストリングス っぽいジャケットと言えば、納得できる部分もあることはあるのですが ・・・・・・・
 なにかジャズっぽさにかけてしまっているかなぁ.





yamamoto007-2

 ジャケットについては少しネガティブですが、演奏はポジポジ (笑)
 このアルバムは エロール・ガーナー に捧げられているだけあって、演奏はいつもの 山本剛 という感じです.
 ストリングス独特の流麗さの中に、独特の間を持ったピアノが煌めいていく感じ.

 正座して聴くんじゃなくて、疲れた体をソファーの上で横にして聴くようなアルバムです.


 アルバム・タイトルの "Star Dust" は 1927 年に Hoagy Carmichael が作曲、 1929 年になって Mitchell Parish が詩を付けました.
 古典的な名曲で、多くのミュージシャンの演奏や歌があります.
 ボクが好きなのは Nat King Cole の歌かな.

 ちなみにオリジナルは "Star Dust" でしたが、時が経つにつれ "Stardust" という表記になったりしているようで、今では混同されています.



 "I Didn't Know What Time It Was" も素敵な曲です.
 この曲はアルバム "Misty (TBM-30)" でも演奏しています.
 今日のアルバムの演奏は、最初にヴァイオリンとセロがちょっとバロック調のイントロを奏で、そこからピアノが加わりゆっくり目のリズムで弾かれています.





TooManyGirls001

 この曲はあの ロジャース & ハート が作った曲です.
 この曲は 1939 年のミュージカル "Too Many Girls" のために作られた曲.
 ジャズのスタンダード・ナンバーとしても有名です.

 この曲の日本語曲名はステキです.





 アルバムを買う時でも、 ストリングス というとちょっと躊躇してしまいます.
 昔のジャズ屋でも "with ストリングス" というだけで、自然と冷たい視線が注がれていました.
 イメージ的に "with ストリングス" ってアドリブもちょっと抑え気味で、曲調もスローテンポの曲が中心なので、少し物足りないイメージがあるからでしょうか.
 そんな、当時の閉塞的かつシリアスなジャズしか正当化されないようなジャズ屋で育ったボクは、必然的に "with ストリングス" から遠のいておりました.



 確か 小川さん の話だったっけかなぁ、 「with ストリングス で録音できるということは、ミュージシャンとして認められてから ・・・・・・」 というような話を聞いた記憶があります.
 そうなると、ミュージシャン側の "with ストリングス" に対する気持ちと、聴き手側の気持ちって大きく違っているように思えますね.





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 2010 年 1 月、ボクが初めて小川さんの ON ゼミ に顔を出した時のテーマが "With Strings で聴く、ジャズとジャズ・ヴォーカル"
 もう 4 年も前のことですが、この出会いからその後のボクはほんのちょっと変わっていきました.


 あの時初めて聴いた曲の中に、
  "How Can You Mend A Broken Heart ? / Diana Krall"
  "Stardust / Wynton Marsalis"
  "Alone Alone and Alone / 日野皓正"
 なんかがありました.

 Diana Krall に至っては、その後すべてのアルバムを購入してしまったのです.
 この辺りからいままでの 聴かず嫌い という壁が崩壊し始めました.



 そう言えば、この時の ON ゼミ 後半に今日のアルバム 2 曲目の "La Vie En Rose" もかかりましたねぇ.
 この原稿書いていて、何となく当時の雰囲気が蘇ってきました.







 洗車も終わりワックスがけを始めたら、立てたワイパーの先にトンボ.
 ドアを開け閉めしても、微動だにしません (笑)




IMG_160911

 もう秋はすぐそこまでやってきてます.



 そんな秋の夜は、たまには "with ストリングス" もいいかな.
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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