Ill_Wind

Bags' Opus

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 西日本がすでに梅雨明け.
 東海から東北地域も梅雨の間の中休みのような感じで、実質梅雨明けみたいです.



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 先日、 軽井沢 「HOKUSAI GRAPHIC」 で傘を購入しました.
 傘を本気モードで買うのはひょっとすると初めてかも.
 大体コンビニあたりで必要に迫られ買うパターンが多かったから.

 「HOKUSAI GRAPHIC」 の店内にはすごく多くのデザインの傘が並んでいるので、選ぶのに悩みまくりです.
 特に女子受けしそうなカラフルなデザインが多く、それらを和風のテイスト織り交ぜているのがいいですね.

 ボクが購入した 三つ折りたたみ傘 のデザインは 坂本龍馬 の家紋 「組あい角に桔梗紋」 .
 ベースの藍鉄色と赤がいい感じだったのでこれにしました.



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 今時の傘って 1,000 円も出せばそれなりなものがコンビニとかでも買えてしまいますが、少し奮発して、ちょっとお洒落してみるのもありですね.


 梅雨開けちゃうんですが ・・・・・・ ぼそっ.



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 今日もジャズ・アルバムです.




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  " Bags' Opus / Milt Jackson "





  1 Ill Wind
       (H.Arlen-T.Koehler) ・・・・ 4:26
  2 Blues for Diahann
       (Milt Jackson) ・・・・ 7:22
  3 Afternoon in Paris
       (John Lewis) ・・・・ 5:59
  4 I Remember Clifford
       (Benny Golson) ・・・・ 5:52
  5 Thinking of You
       (B.Kalmar-H.Ruby) ・・・・ 4:21
  6 Whisper Not
       (Benny Golson) ・・・・ 6:16




  Milt Jackson (vibes), Art Farmer (tp),
  Benny Golson (ts), Tommy Flanagan (p),
  Paul Chambers (b), Connie Kay (ds)

  Recorded at Nola's Penthouse Sound Studios, NYC, December 28 & 29, 1958.




 Bags は Milt Jackson の愛称で、彼の作った曲の中にもこの名前が入っているものがあります.
 Opus はラテン語で「作品」という意味があり、特にクラシックの曲名には "Op.■■" といった表記がされているものがたくさんあります.

 ですから、今日のアルバムを直訳すると「バグスの作品」となります.




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 このアルバム、印象的なのは Benny Golson の書いた 2 曲になってしまうかな.
 やっぱりこの 2 曲は何とも日本人好みのメロディライン.

 ヴィブラフォンの突き抜けていくような音色が、ちょっと哀愁のあるメロディにピッタリ.
 ヴィブラフォンはやっぱり独特の余韻だな.
 オルガンもそうなんだけれど、良くも悪くも楽器特有の余韻って残ります.

 
 2 曲目の "Blues for Diahann" のようなちょっとアップテンポな演奏もありますが、全体は落ち着いた感じの演奏が続きます.
 上品なナイトクラブのラウンジでグラス傾けながら聴いているような感じ.

 Milt Jackson は MJQ から離れたリーダーアルバムなどでは結構ファンクな演奏しますが、このアルバムではちょっと控えめ.
 Benny Golson がいつものゴリゴリしたソロとるくらいかな.



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 Milt Jackson の演奏スタイルは 2 マレット奏法で、 Gary Burton の 4 マレット奏法 (Buton Grip) なんかとよく比較されたりもします.
 まぁかなり音楽性が違う気もするので、単に演奏スタイルの違いでいいんじゃないかな.


 "Ill Wind" から始まるというのがいいですね、渋い.
 これだけでも、なんかいいアルバムに違いないと思ってしまいます.
 こういう渋い曲、大好き.

 
 "Ill Wind (You're Blowin' Me No Good) " は、 Harold Arlen 作曲、 Ted Koehler 作詞の曲で、 1934 年 Cotton Club での最後のショーのために書かれ、Adelaide Hall が歌って大評判になった曲でもあります.




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 ● Cotton Club ●

 Cotton Club は ニューヨーク にあったナイトクラブで、禁酒法時代にボクシングチャンピオン Jack Johnson が持っていたクラブを当時暗黒街の顔役とも言われていた Owney Madden が買い取り、クラブ名を Cotton Club としました.
 まだまだ人種差別時代でしたから、このクラブも入れるのは白人のみ (ごく一部のハイソな黒人は例外) .
 でも演奏していたミュージシャンは、ほとんどがトップクラスの黒人ミュージシャン.
 Fletcher Henderson 、 Duke Ellington 、 Louis Armstrong 、 Count Basie 、 Fats Waller 、Cab Calloway などなど数え始めたらきりがない.
 そして彼らのホットな演奏を聴きに、Harold Arlen たちが足繫く通っていたようです.
 その影響が独特な "Arlen Sounds" になっています.


 経営者がギャングだけに違法な酒の提供も行われていたようですが、クラブは大人気.
 いつしか白人上流階級の社交場という感じになっていったようで、ここで演奏するミュージシャンたちへのギャラもかなり良かったようです.

 ズバリのタイトルの映画をはじめ、他の映画やドラマなどでもいろいろ取り上げられてます.



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 ● Adelaide Hall ●

 そんな Cotton Club で大人気だった女性シンガーが Adelaide Hall .

 1934 年、 Adelaide Hall が出演していた "Cotton Club Prade 1934" が大人気で、同クラブ史上最高の興行収入を記録しました.
 ショーは 1934 年 3 月 11 日から 6 か月間開催され、 600,000 人以上の客が入ったようです.

 特に "Ill Wind" ではドライアイスマシンを使用して演出したようで、この演出がされたのはこのステージが初めてでした.
 Adelaide Hall は 1938 年以降 イギリス に拠点を置き活躍、1993 年 92 歳という長寿を全うしました.

 ちなみに Cotton Club の創業者で悪名高きギャング Owney Madden も、なんと 73 歳まで生き続けました.
 当時のギャングスターたちはみんな短命だったというのにね.



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 梅雨がほぼ開けそうなくらい、この週末は暑い日が続いています.
 このまま長く暑い夏が始まってしまうかと思うと、ゾッとします.

 標高の高い高原でお花でも撮っているのが良さそうです. 



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地上 10m の "Ill Wind"

 暑い日が続いたかと思うと、超巨大台風が来襲し各地で大雨の被害、逸れてヤレヤレと思っていたら、ここ数日は風が冷たいくらいです.
 まぁ、さすがにこのまま夏が終わることはなさそうですが、それにしてもおかしな天気が続いていますね.


 先日、そんな涼しい風の中ちょっと身体を動かしてみました.




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 これ、 ハーネス と アッセンダー と言います.
 わかる人は、これだけ見て何したかわかるはずですが ・・・・・・ ほとんどの方はわからないでしょうね.

 実はこれを使って、ロープで垂直面を 10m ほど登ってみました.
 去年もトライしたのですが、コツがつかめないため、登り方が悪くて腕がパンパンになってしまいました.
 今年もダメだろうな、と思って始めてみましたが ・・・・・・・ な、なんと、去年より全然スムーズに登ることができました.
 特別、練習した訳でもないのに ・・・・・ (笑) .

 それにしても、本当に涼しかった ・・・・・・ まるで秋のような風が吹いていて、 地上 10m は寒く感じるほどでした.




 そんな 風 にちなんだ曲が入ったアルバムでも聴いてみましょうか.
 今まであまり興味の無かった "Ill Wind" という曲です ・・・・・・ 最初ボクは "I'll Wind" だとばかり思っていたんですが、 "Ill Wind (逆風)" という意味なんですね.






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   "Piano / Wynton Kelly"




  1. Whisper Not
  2. Action
  3. Dark Eyes
  4. Strong Man
  5. Ill Wind
  6. Don't Explain
  7. You Can't Get Away
  8. Dark Eyes (Take 2)




  #1-3,8  Recorded January 31, 1958.
  Kenny Burrell (g), Wynton Kelly (p), Paul Chambers (b), 
  Philly Joe Jones (ds)

  #4-7 Recorded January, 1958.
  Kenny Burrell (g), Wynton Kelly (p), Paul Chambers (b)





 この "Ill Wind" ですが、この曲が入っているボクの持っているアルバムのほとんどは International 盤ですので,ライナーノーツ読む気にもならないのでよくわかりません.
 そこで Wiki 大先生に聞いてみると、英語版 Wiki 大先生にこの曲がありました ・・・・・・ だったら、英文ライナーノーツ読んだ方が早いだろっ、と突っ込まないでください.

 副題に "You're Blowin' Me No Good" とあるように、 1934 年に書かれた恋の曲のようですね ・・・・・・ 恋しちゃった女性の気持ちを歌った曲のようです.
 "Ella At The Opera House" のライナーノーツには歌詞が書かれています.
 ただ、歌詞は微妙に違うものがあるので、ボクはどれが完全なオリジナル盤なのかは分かりません.
 きっといつもお世話になっている Azumino さんでしたら、きっとこの辺りは詳しそうです.


 Blow ill wind, blow away
 Find my love today
 You're blowin' me no good, no good

 Go ill wind, go away
 Skies are oh, so gray
 Around my neighborhood, and that's no good

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 Wynton Kelly は、ドラム・レスのトリオで軽快な演奏に仕上げています.
 このあたりの、いかにも "Kelly 節" とも言うような鍵盤の上を軽快に転がるような演奏は、いつ聴いても気持ちいいですね.


 このアルバム、選曲がまずいいです.
 曲名を見ただけでも、グッとくるような曲が並んでいます.
 おまけにこの時期、このメンバーです ・・・・・・・ 演奏も当然、期待できちゃうわけですよね.

 "Dark Eyes" の演奏も素敵ですね ・・・・・・ この曲自体が、とても素敵な曲ですし.


 そうは言っても、実は今まであまりこのアルバムを聴いてはいませんでした.
 "Kelly Blue" 、 "Wynton Kelly" 、 "Smokin' at the Half Note" といった、有名どころのアルバムのほうがはるかに聴いています.
 Blog を書き始めてよかったことは、今まであまり聴くことなかったアルバムを、一応それなりに聴き直すことができることでしょう.
 そうでもなければ、棚で埋もれて、これからも聴くことのなかっただろうアルバムが、結構ありましたから.

 その反面、少し真面目に聴くようになったため、欲しいアルバムがどんどん出てきたことでしょうね.
 最近でこそ、欲望をだいぶセーブできるようになってきましたけれど ・・・・・・・・ 汗.




 そういえば Wynton Kelly が脱退した後の Miles Davis 黄金のカルテットのアルバム & DVD が出るようです.
 "Bootleg: Miles Davis Quintet Live In Europe 1967"
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 ほとんど躊躇することなく、 Click してしまいました.

 Wynton Kelly がいた頃の演奏も好きですが、やっぱりこの "黄金のクインテット" でしょう.
 あの緊張感が大好きです、このアルバムはかなり期待大です.


 なにか、最後は Miles の話題になってしまいました ・・・・・・・ .
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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