数日間の暑さを忘れさせるような、今どきの梅雨空でした.
 でも午後には雲の合間からお日様も覗いていました.


 気がつけば、ブログ訪問者が 20,000 人を越えていました.
 いつもありがとうございます ・・・・・・ m(__)m
 いつの間に ・・・・・・ という感じが強いですよね、少し前までは一日の訪問客が 1 ・ 2 人という、超過疎的なブログだったんですから.
 これからも広〜く、浅〜く、とにかく量で勝負していくことにしましょう.
 銀座のお店のように敷居は高くないので、どんどん一見さんをゲットできるようなブログにしていきたいですね (笑) .



 今日はほんの少しだけ部屋の掃除をして、少し前から行方不明になっていた 山歩き の本をようやく発見しました.
 他の本の影になっていただけで、見つかってしまえば 「こんなところに・・・・」 という感じ.
 その後は mont・bell のオンライン・ショッピングで、ちょっと硬めのトレッキング・シューズを購入です.
 さすがに今履いているトレッキング・シューズでの夏山は厳しいものがありますので、シーズン前に奮発してしまいました.


 ブランドに全くこだわりは無いんですが、履いた感じと金額的なもので mont・bell になってしまいました ・・・・ まぁクラブ会員にもなっているのでポイントもつきますしね.
 近くの販売店で数回履き比べて、一番感じがいいものをオンライン・ショッピングです ・・・・ 山用品に関係なく、なんとなくオンラインで買ってしまうことが、最近の傾向です.
 おかげで、最初は買うつもりの無かったものまでつい Click してしまい、後で少し ・・・・・ いえいえ、かなり後悔しているのも最近の傾向ですので、何かしらの対策が必要かもしれません (涙) .





 このアルバムも、少し前に他のアルバムを注文する際になんとなく見つけ、何となく Click してしまったアルバムです.





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  "Nights Of Ballads and Blues / McCoy Tyner"





  1. Satin Doll
  2. We'll Be Together Again
  3. 'Round Midnight
  4. For Heaven's Sake
  5. Star Eyes
  6. Blue Monk
  7. Groove Waltz
  8. Days Of Wine And Roses





  McCoy Tyner (p), Steve Davis (b), Lex Humphries (ds)
  Recorded March 4, 1963.







 一曲目の "Satin Doll" から、物凄く軽快な演奏を聴くことができます.
 イメージ的には、どうしても John Coltrane Group の一員として、モーダルで力強い演奏スタイルのイメージを払拭できません.
 この録音が行われた時、彼はまだ John Coltrane Group でバリバリの演奏をしていた時代です.
 それも、まだ 24 歳くらいの若い頃です.
 今考えると、よくあんな若さで、あんなにもすごいグループにいて、スピリチュアルな演奏できたと驚いてしまいます.
 演奏スタイルはちょっと違いますが、 Herbie Hancock と同じように天才の一人なんでしょうね.




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 そんな McCoy が、トリオでガラリと雰囲気の違う演奏をしたのがこのアルバムです.
 このアルバムは以前にも聴いたことがあります ・・・・・ でも John Coltrane Group 以外の McCoy は、どうも Milestone で吹きこんだものの印象が強いんですね.
 だから購入して久しぶりに聴いてみると、一曲目の "Satin Doll" だけでも参ってしまいそうです.
 このスウィング感が、何とも言えないくらい軽妙で ・・・・・・.


 この "Satin Doll" は、お馴染み Duke Ellington のナンバーで、後年歌詞が付けられてヴォーカルの演奏も数多く存在しています.


  Cigarette holder which wigs me
  Over her shoulder, she digs me.
  Out cattin' my satin doll.

  Baby, shall we go out skippin?
  Careful, amigo, you're flippin',
  Speaks Latin, my satin doll.

  She's nobody's fool so I'm playing it cool as can be.
  I'll give it a whirl but I ain't for no girl catching me,
  Switch-a-rooney!

  Telephone numbers, well you know,
  Doin' my rhumbas with uno
  And that'n my Satin Doll.


 この Satin Doll の意味については、いろいろな意味がありそうです.
 歌詞自体も結構スラング使ったりしていますし.


 単純に いい女 を指しているのか、あるいは 娼婦 なのか、 男装の麗人 なんていう説もありますね.
 いずれにせよ、一昔前のシャレた男と女の物語といったところでしょうか.



 こういうちょっとイカした恋のやり取りなんて、今の時代には存在しそうもありませんね (涙) .