Inter_FM

New Herd In New York

 秋と言えば、番組改編の季節ですね.
 TV に限らず、ラジオもこの時期に改編が多いようです.

 我らが 小川隆夫 さんがパーソナリティを務める Inter FM の "Jazz Conversation" も、とうとう今月いっぱいで終了になってしまいます.





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 この番組、 Inter FM なのでボクの住んでいる地域では当然聴くことができませんでした.
 でも、この番組が始まった頃はボクも月一回以上 東京 に行っていた頃だったので、いつもの講習会終了後の日曜日の夕方、この番組を聴きながら帰ってきた記憶が.

 番組開始の頃は、スポンサーもちゃんと付いており、時間も日曜日の 16:00 から 18:00 .
 その後スポンサーが離れ、時間も変更になり、さらには 1 時間枠になったりと危険な状況を乗り越えながらも、前回の番組改編で日曜日 18:00 になっていました.


 番組開始当初は、リクエスト大会や生放送など結構面白い企画があり、ボクのリクエストも何度かかけてもらうことができ、おまけにプレゼントにも数回当たったり (笑)

 そうそう、詳細は話すことができませんがこの番組を通じてとても温かな交流もありました.
 そんな感じで、あまり聴いてはいなかった割には、とても身近で想い出深い番組だったりします




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 そんないろいろな思い出が詰まった番組だったので、番組終了がわかる数週間前に radiko のプレミアム会員になって、遠く離れた 長野 で聴き始めたばかりだったのですが ・・・・・・・・

 なんというバッド・タイミングなのでしょう.



 でもまぁ、スポンサーもなく今までやってこれたのが不思議なくらいです.
 この番組はもちろんですが、 ピーター・バラカン の代表番組 "バラカン・モーニング" も終了になるので、こういった番組終了に対する反響は思ったものよりはるかに大きかったですね.

 どこかのお金持ちの人がスポンサーになれば、こういった番組も復活できそうではありますが.




 そんな Jazz Conversation 8月31日の特集がボクの大好きな ニューハード でした.
 ゲストにはリーダーの 宮間利之 さん、ギタリストで作・編曲家の 山木幸三郎 さん、現在のコンマス 川村裕司 さん.

 今日は 宮間利之 & ニューハード のアルバムを.









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  " New Herd In New York / 宮間利之 & ニューハード "




  1. Introduction - New Herd's Theme
      (MC: Ira Gitler / John Phillips)   
         (K.Yamaki) ・・・・ 3:14
  2. Donna Lee
         (C.Parker - arr: N.Maeda) ・・・・ 6:48
  3. Maiden Voyage
         (H.Hancock - arr: M.Uchibori) ・・・・ 8:46
  4. Manteca
         (D.Gillespie - arr: K.Yamaki) ・・・・ 10:07
  5. Furisode is Crying : 振り袖は泣く
         (K.Yamaki) ・・・・ 5:30
  6. Rhythm Of Yamaki : 邪馬台賦
         (M.Sato) ・・・・ 13:43
  7. Doxy
         (S.Rollins-T.Newsom) ・・・・ 5:49
  8. Pithecanthropus Erectus - New Herd's Theme
         (C.Mingus - arr: N.Maeda) ・・・・ 9:52




  宮間利之 (leader.cond), 
  竹田恒夫 (tp), 奥村晶 (tp), 菊池成浩 (tp), 伊勢秀一郎 (tp), 
  片岡輝彦 (tb), 、梅木亮 (tb), 三塚知貴 (tb), 
  岡田澄雄 (b-tb), 今尾敏道 (as), 海付豊 (as),
  川村裕司 (ts.ss.fl), 坂川篤 (ts.fl), 大野憲一郎 (bs),
  山木幸三郎 (g), 松本全芸 (p), 増根哲也 (b), 坂田稔 (ds)
  Recorded live at Bryant Park, JVC Jazz Festival, NYC, June 21, 2000.






 1974 年 9 月 20 日 モンタレイ・ジャズ・フェスティバル での成功は、アルバム "モンタレイのニューハード (TRIO - 廃盤)" に第一日目と三日目の演奏が LP 2 枚に収められていました.
 その成功の後、帰国してすぐに同じ選曲で吹きこまれたアルバムが "New Herd (TBM-32)" .


 このアルバムは、そんなモンタレイから四半世紀後に吹き込まれていますが、演奏された曲はお馴染みのナンバーばかり.
 アイラ・ギトラー の紹介から始まるテーマ曲を聞いただけでも、 ニューハード そのもの.




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 ニューハード 好きなボクとしては、ロックを演奏しても、ポピュラーを演奏しても、ラテンを演奏しても ・・・・・・
 ニューハード は ニューハード なのです.
 逆にジャンルに囚われることなく、いろいろな演奏をしているところも好きだったりします.


 テーマ曲のホーン・アンサンブル聴いてみてください.
 これが ニューハード・サウンド なのです.

 そして一気に "Donna Lee" がくるか.
 いやぁーっ、こりゃたまらん.
 "桃太郎" の "Donna Lee" もよかったけれど、ビッグ・バンドの演奏も盛り上がるねぇ.
 一人ひとりの演奏のクオリティがとても高いです.


 ハード・バップ から 新主流派 の "Maiden Voyage"、さらに D.ガレスピー の "Manteca" .
 そしてお馴染みの "振り袖は泣く" ・・・・・・・・・

 S.ロリンズ の "Doxy"
 最後は C.ミンガス の "Pithecanthropus Erectus" .



 とにかくもう、聴いていて楽しくなります.
 スモール・コンボとは全然違った楽しさです.




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 ただ、このアルバム屋外でのライブのせいか、どうも録音が今一つ.
 低音の ブーーーーーン というような音が入っています.
 ステージの後ろに衝立のようなパネルが何枚もあるようなので、その影響で風の音を拾っているのでしょうか.


 そう言えばジャケット写真の右側にもそのパネルのようなものが中途半端に写っていたりします.
 これも何とも微妙だなぁ.




 Jazz Conversation でのインタビューのバックで、さりげなく "褐色のブルース" が流れていました.
 この曲はボクが ニューハード を好きになるキッカケの一つにもなった曲.
 この曲の入っていたアルバムも以前は持っていたんだけれど、 CD は現在廃盤.
 女性のとてもキレイなお尻がシルエットで写っているステキなジャケットでした.



 TBM のアルバムもほとんどが廃盤でしたが、 宮間利之とニューハード のアルバムの多くも廃盤.
 また再販してくれないかなぁ.






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 家の周りの景色も秋の色です.
 周りの水田が黄金色に変わり、稲刈りも始まりました.

 朝夕はめっきり涼しくなり、数週間後には紅葉.


 今年の冬は大雪になりませんように ・・・・・・・・・・・・・・

閑散とした銀座を歩く ・・・・・

 今回の東京も、いろいろありました.
 そうはいっても、ほとんどいつもと同じ行動なんですがね ・・・・・ 汗.

 金曜日、いつもより早めに出かけ、ちょっとした用事.
 夜は友人と銀座で軽く飲みです.



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 次の土曜日に撮った写真なんですが、今の銀座こんな感じです.
 この写真は、夜の 10 時ちょっと前ですよ.



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 こちらは今年の1月と、去年のクリスマスに撮った写真です.
 土曜日は風も強く、雨も降っていたのですが ・・・・・ それでも、とても同じ街とは思えませんよね.
 大きなビルのネオンはほとんど消え、お店の看板程度のものしか点いていない状態です.


 確かに無駄な電気を節電することは大事だとは思いますが、元気を出していかなくちゃいけない部分もあるはずです.
 せめて銀座くらいは、そろそろ元気出してもいいんじゃないのかなぁ ・・・・・・ この薄暗い銀座を見たら、なにか元気が無くなってしまうような気がします.


 そんなことを想いながら、友人と二次会に ・・・・・・・
 有楽町界隈を少し歩いてみたのですが、どうもこれといったお店が無かったので、ちょっと足を延ばして "いつもの le sept" へ.
 金曜日だから混んでいると思ったら ・・・・・・ ここも空いていました.
 っていうか、有楽町駅周辺はそこそこ人がいたのですが、並木通りあたりはいつもにも増して閑散としてました.
 上の写真でもわかるように、街が暗いのはともかく、人が歩いていないんだもの.



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 そして、誰もいなくなりました ・・・・・・・・・・・ (笑)



 ボクは、 タンカレー No.10 の Tom Collins.
 連れは、 Maker's Mark (バーボン) を使ったハーブの香り豊かなカクテル ・・・・・・・ 他.
 などを頂いて、 23 時頃には帰りましたが、なぜか土曜日の朝寝過してしまい、危うく講習会に送れるところでした.
 知らず知らずのうちに、身体はお疲れモードのようです.



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 土曜日の東京は大荒れ ・・・・・・ 昼食でビルの外に出たら、叩きつけるような雨降りでした.
 夕方も風が強めで、雨も少し残っていました.
 一日目の講習終了後は、いつもの反省会と言う名の懇親会.
 今回は新しい方も参加して、安く、楽しく、飲んで、食べて ・・・・ 満足満足.
 この "とり鉄" は全国チェーンのお店のようですが、安くて結構うまいんですよね.
 おまけに、講習会場のすぐ隣なので、こういった天気の悪い日は銀座まで足を延ばさずに、隣で懇親会となる訳です.

 一次会終了後、またまた "le sept" です.
 前日届けられなかったものをお届けでした、その途中に撮ったのが上の写真.
 イベントの日だったので飲まないで帰るつもりでしたが、すでに終わっていたので、ついつい軽く一杯となってしまいました.
 Tomorin さんお久しぶりっ !!


 今日は講習会終了後、一人会場に残って Inter FM "Jazz Conversation" 生放送リクエスト大会を聴いていました.
 過去のリクエストはすべてかけてもらっているので、 3 連覇を目指したのですが ・・・・・・・・

 悪運が強いことに、見事クリアでした!!

 リクエスト曲は、 "毬と殿様 / 秋吉敏子" という、非常に微妙な選曲 ・・・・・・ でもこの演奏結構素敵なんですよ.
 これだけリクエストがかかるということは (すでに 5 曲くらいかかっています) 、きっと小川さんと好みの感性が近いんじゃないかと、いいように解釈しています.
 この番組は、プレゼントをもらったり、リクエストかけてもらったり、メール読んでもらったりと、大変お世話になっています.
 ・・・・・・・・・・・ でも、いまだにボクの地域では聴くことできないんですよね、残念.
 せめて聴けるようになるまで、この番組が続くのを祈るばかりです.


 ということで、今回も新しい出会いもありましたし、楽しいこともたくさんあり、十分リフレッシュできた東京になりました.
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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