昨日の雨もやみ、昼は青空が顔を覗かせましたが、ちょっと肌寒い一日でした.



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 家の前の雑木林も、すでに緑に変わっています.
 この林にある木が、我が家の景観を 200 % くらい妨げており、さらに年々大きくなっているので、視界が少しずつ狭くなってきています.
 どうせだったらもっと大きくなれば、きっと台風の一撃で倒れるんじゃないかと思うんですが ・・・・・ .
 秋になれば、この木の種が庭一杯に飛来してきて、それが春に芽を出します.
 なんとも厄介な木です.




 さて、最近なぜか耳にすることの多いアルバムです.




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   "J.R. Monterose" (BLP 1536)





    1. Wee-Jay
    2. The Third
    3. Bobbie Pin
    4. Mark V
    5. Ka-Link
    6. Beauteous





   Ira Sullivan (tp), J.R. Monterose (ts), Horace Silver (p),
   Wilbur Ware (b), Philly Joe Jones (ds)
   Recorded October 21, 1956.







 JR Monterose のリーダー作品で、ボクが一番印象深いのは Xanadu から出ていた "Straight Ahead" .
 もともと、彼のリーダー作はそんなに多くは無かったので、昔持っていたアルバムもそれ一枚でした.
 だから彼の名前を耳にすると、今でもあの一曲目のテーマが浮かんできます.
 サイドメンとしては多くのアルバムがあり、なかでもボクが好きなのは "'Round about Midnight at the Cafe Bohemia / Kenny Dorham (BLP 1524) ・・・・・ ただ、どうしても Kenny Dorham の演奏にフォーカスされてしまうんですが、ボクは.



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 で、この Blue Note 盤はどうでしょう ・・・・・・
 実はこのアルバムも、最初に気になったのはトランペットの Ira Sullivan だったんです.
 何気なく流れてくるトランペットがあまり聴いた記憶がなく、何となくいいなぁと思いデータを見たらこのアルバムでした.
 買ったのはかなり前になりますが、数回聴いただけで、棚に静かに置かれていたアルバムです.
 最近になって iPod や iTunes でのランダム再生で、なぜかこのアルバムの曲がヒットして聴く機会が増え、なんとなくいいと感じるようになってきました.
 特に 2 曲目の "The Third" の演奏が好きです.
 誰の曲かと調べてみたら ・・・・・・ Donald Byrd の書いた曲でした.



 彼は、独特の高音の使い方や音の伸ばし方をするので、きっとそのあたりがボクはいま一つだったんでしょう.
 ともすると、ちょっとピーキーな感じがあります.
 そういえば "直立猿人 / Charles Mingus" のなかでもスゴイ演奏していました.


 このアルバムもハード・バップ華やかなりし時代、蒼々たるメンバーで吹きこまれていますが、どこか違う香りのする不思議な演奏でもあります.
 そういえば、ジャケットのサングラス姿も、 Hank Mobley のサングラスとはまったく違った印象を受けます.




 今週末は大事な講習会です ・・・・・ いつもの京橋ではなく、出張コース.
 なかなか準備状況が把握できないのでかなり不安なのですが、なんとかするしかありません.
 週末の天気はあまりよくないようです.
 せっかくのドライブなのに ・・・・・・・ .