久しぶりかな、こんな爽やかな青空は.


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 蓼科山 もくっきり.

 辺りの水田の多くは稲刈りも終わりです.
 日一日と冬に近づいてる感じがひしひしなのです.






 さて、 ボブ・ディラン の ノーベル文学賞受賞 !!
 ビックリポンですねぇ.

 先日 "House Of The Rising Sun" の中でほんの少しだけ、彼のデビュー・アルバムに触れたばかりです.
 そこで歌われている "The House Of The Rising Sun" はドロドロした重苦しい演奏でした.



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 受賞発表時は驚きの声と称賛の声が多かったようですが、翌日になると賛否両論飛び交い始めました.


 ボクも正直どうなんだろうという感じです.

 我が家にある彼のアルバムはたったの 2 枚 "The Freewheelin' Bob Dylan" と "Desire" だけ.
 そんなに Favorite なミュージシャンとは言い難いかな.
 それでも彼の音楽のすごさについては、少しくらいはわかっているつもりです.
 ただ、それは詩と曲があってのものだと思うんだな.


 だからノーベル文学賞というのはどうなんだろう.
 やっぱり文学とはちょっと違うような気がするなぁ.

 ちなみに ボブ・ディラン の名前は ディラン・トマス (Dylan Marlais Thomas) という詩人にちなんでつけた名前のようです.





 さて今日も CTI いくぞ.
 CTI も聴きたいアルバムたくさんあるので、できることなら全部集めたいなんて思っちゃうのですが、さすがにボクの財源では無理なのでできるだけそういう妄想は抱かないようにしております.

 それでも 1,000 円くらいの価格で再販された時くらいは何とか頑張って多くのアルバム買いたいとは思う今日この頃なのであります.





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  " Mizrab / Gabor Szabo "





  1. Mizrab
               (Gabor Szabo) ・・・・・ 9:35
  2. Thirteen
               (Gabor Szabo) ・・・・・ 9:16
  3. It's Going to Take Some Time
               (Carole King) ・・・・・ 4:14
  4. Concerto #2
               (Dmitri Shostakovich) ・・・・・ 7:20
  5. Summer Breeze
               (J.Seals-D.Crofts) ・・・・・ 6:07





  Wayne Andre (tb), James Buffington (frh), 
  Brooks Tillotson (frh), Sidney Weinberg (oboe.English horn),
  Hubert Laws (fl.b-fl.a-fl.piccolo), George Marge (oboe.cl.recorder),
  Marvin Stamm (tp.flh), John Campo (b-cl.bassoon),
  Gabor Szabo (g), Bob James (el-p.arr.cond),
  Ron Carter (b), Billy Cobham (ds), Ralph MacDonald (perc),

  violin :
  Max Ellen, Paul Gershman, Harold Kohan, Charles Libove,
  Joe Malim, David Nadien, John Pintaualle, Irving Spice
  viola : Richard Dickler, Theodore Israel
  cello : Charles McCracken, George Ricci, Alan Shulman
  arco bass : Charles Israel
  harp : Margaret Ross

  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, December 1972.







 9 月 6 日に発売された CTI と KUDU の 40 タイトルの中の一枚.
 リマスタリングした Blu-spec CD 盤です.




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 アルバム・タイトル "Mizrab" から始まります.
 とても牧歌的な雰囲気を持った曲で、「どこかで聴いたような感じだなぁ ・・・・・」

 そう、 "Pastoral" にとっても雰囲気が似た曲なのです.

 アルバム全体の雰囲気はゆったりした感じ.

 ブルースでもなく、スパニッシュでもなく ・・・・・・ 独特な ザボ・ワールド が展開されています.
 ロック・ビートに乗っていきますが、そんなに重い感じのヘビーなビートではなくどちらかというと軽いです.

 最近のボクの好みとしては、もっとビートが聴いた切れのある演奏がお好みですが、まぁこういう演奏も十分ありかな.

 ちなみにアレンジは ボブ・ジェームス .




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  (17 歳ころの キャロル・キング)
 
 3 曲目の "It's Going to Take Some Time" は キャロル・キング の曲.
 1971 年に発表された、彼女にとって 3 枚目のアルバム "Music" に収められていました.

 前作 "Tapestry" がすごすぎたせいか、このアルバムの印象も薄いなぁ.
 "It's Too Late" や "You've Got a Friend" といった名曲が収められたアルバムだけにそれを越えるのは ・・・・・

 でも、ちょっと調べてみたらこのアルバムもそれなりの評価を受けており、当時の日本のオリコンチャートでは "Tapestry" より "Music" のほうが一つだけですが順位が上だったようです (笑)


 この "It's Going to Take Some Time" は カーペンターズ の演奏のほうが有名かもしれません.
 邦題は "小さな愛の願い" ・・・・・・ ボクはほとんど記憶ありませんが、何となくメロディは聴いたことがあります.


 この当時のフュージョン系アルバム聴いていると、こういったポピュラーをアレンジしてアルバムに入れいているものが多くあります.
 当然ステキな演奏もあれば、首をかしげるようなものもあったりで ・・・・・・

 曲名だけで購入するのは結構勇気がいったりします.




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 1 ・ 2 曲目は ガボール・ザボ の曲ですが、先にも書いたように独特な雰囲気の曲です.
 ボクはそんなちょっと多国籍的な雰囲気のする演奏が大好きなので、こういうアルバムも全然ウェルカム.

 4 曲目の "Concerto #2" は、ショスタコーヴィチ の ピアノ協奏曲第 2 番ヘ長調作品 102 第2楽章 アンダンテ.
 このピアノ協奏曲は映画 "ファンタジア" でも使われていました.

 この第 2 楽章はとても美しい旋律の曲です.
 このアルバムの中でもストリングスを加え美しい演奏になっています.


 今日のアルバムは、いろいろな音楽が詰まった小作品と言った感じのアルバムです.
 それでも、至る所に ザボ らしさのいっぱい詰まったアルバムなのです.






 さってと、天気はいいけれど今日はドラマの続きを観てしまおう.



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 "犯罪心理分析官 インゲル・ヴィーク"

 北欧系のミステリーが結構面白い.
 放映されたのはずっと前だとは思うんですが、いかんせんテレビを観ることがほとんどないので、もっぱらオンデマンド配信なのです.
 このドラマも全 8 話で、昨夜一気に 4 話観たのでこれから残りを一気に.

 配信が 18 日までなので、ギリギリセーフだったかな.
 変な映画観るんだったら、こんな感じのちょっと上質なドラマのほうがずっと面白いと思う今日この頃なのであります.