JAZZ

looked back 2010

 今日はまだ穏やかなお天気ですが、年末から年始にかけて寒波到来の予報です.
 となると、お正月は近くの山へスノー・トレッキングに行けそうですかね.
 それなりの高い山に行けば、嫌やでも雪はありますが、そんなことをボクがするのは、自殺しにいくようなものですので自重して、あくまでお散歩程度のトレッキングと写真.

 里はともかく、山くらいは白くなっていただかないとね. 
 夏場の水不足という深刻な大問題もありますので 、そのあたりをまじめに考えての意見です、決してスノー・シューまで買ってあるので、といった考えではありません (笑) .




 さて、今年も今振り返ってみればとても充実した一年でした.
 とにかく新しい出会いのたくさんあった年でした.
 相変わらず人との素敵な出会いに恵まれています ・・・ できればもう少し艶っぽい出会いなんかあればさらにグッドなのですが、こればかりは遠い異国の花火のようになってしまいました.


 ということで、今年の 5 大マイ・ニュースでも作ってみましょう.




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 *** 小川隆夫氏との出会い ***

 いつからか、ジャズ批評家大嫌い、ライナーノーツ読まない、関連書籍読まない、という偏屈なジャズを嗜んでいたのですが、昨年秋頃から、小川さんのブログへのコメ投稿などを通じて、何となくではありますがボクと同じような匂いを感じ、今までの評論家嫌いがちょっと雪解けのようになってきました.
 直接会ったのは今年 1 月が最初、その後 "ONGAKU ゼミナール" には駒場東大前での開催も含め 4 回も ! 参加してしまいました.
 そのたびに小川さんは挨拶してくださり、ちょっとした会話をするのですが、どうもボクら二人の会話はちぐはぐでまったく弾まないことがわかり、最近はあまり近くに行かないようにして目力だけで挨拶するようにしています (笑) .

 銀座のBar le sept にも、いつの間にか常連のような生意気な顔で行くようにもなりました.
 ゼミのスタッフの皆さまともいろいろな交流ができました.

 そんな小川さんが 1 月から Inter-FM の番組を担当するようになったのですが、残念ながらボクは地方在住ですので全く聴けません.
 番組が始まった頃、「リクエストが少ないので、みなさんメールください・・・」 などとぼやいていましたので、ボクも幾度となくリクエストさせていただきました.
 おかげで、リクエストも既に 3・4 回ほどかけていただいていますし、メールも読んでいただいています.
 番組は聴けませんが、番組ホームページでかかった曲や、大まかな内容もわかるので、それで良しとしています.
 そしてこの番組を通じて、知らなかった方とも交流を持つことができました.
 来年からは、ブログのカテゴリーに “いつもの小川さん” でも加えようかと考えています(笑) .




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 *** 山に目覚めちゃた ***

 春先にノルディック・ウォーキングを始めた時から、なんとなく、そして漠然と、山に登りたいというような気持ちがありました
 でもそれが形で表れたのは、ずっと先の 10 月になってから.
 このきっかけが何だったのかは、はっきり思い出せません.
 なんとなく、登ろうと思い、靴を買って、バックパックを買って、"長野県の山" なる本を買って・・・・・本当に何となく、ボクの山が始まっていました.

 最初は本当にお散歩から、そして週一回、それもほとんどが晴天の秋空.
 幾度となくこのブログに登場している、 "約束だけで今年一年一度も一緒に登ることのなかった山友" が、ボクの住んでいる場所をいつも羨ましがっていましたが、最近は自分でも本当に山登るにはいいところだな〜と思っています.

 来年からはいよいよお泊りです、さすがこれはまだ独りで行く自信がないので職場の若い奴ら (もちろん山経験豊富!) と行くことにしています.
 でも基本は “独り” なので、日帰りの山行を中心に来年も ・・・・ !!
 ちなみに、 山 ってこんなにも金がかかるものだと、最近になってようやく理解しはじめました.
 来年も、欲しいものがたくさんです ・・・・・ 道具買うことによって、一番の山まで行く費用が無くなってしまいそうです.




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 *** ブログ、頑張ってます ***

 とにかく書きました.
 とりあえず、今年は書いてみようと思っていました.
 そうしたら、最近訪問者がものすごく増えて・・・・素直に喜んでいます.
 今年書いたブログ件数は 256 件.

 そんな中で取り上げたジャズ・アルバムが 155 枚、映画が 23 作品.
 このあたりはしっかりデータとってます ・・・・ そうしないと同じ内容のブログを書きまくりそうですので.
 書いたといっても、内容的にはほとんど意味のないことばかり.
 Blog というよりは、 Twitter といったほうが適切かもしれません、でも "さえずり" にしては少しばかり声が大きいかもしれませんが.

 Blog で繋がっている方も増えました.
 こういった繋がり、来年も大事にしていきたいと思っています.




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 *** 再びジャズにはまる ***

 というか、 “HMV にはまる” と言ったほうが、ある意味では正しいかもしれません (笑) .
 買いました!!  かなり買ってしまいました !!
 怖いので、今年買った枚数は数えないことにしています.
 でも、 200 枚近く (いやっ、以上かな) は買っているはずです.
 購入範囲もかなり広がりました・・・・フュージョン、ストリングス、ヴォーカル・・・・
 やっぱり中心は Blue Note でしょうね.

 とにかくどんな時間でもかけまくっていました、作業用 BGM でも全然 OK です.
 いい演奏だったら、自然と手が止まるようになりましたから.
 来年は、今年ほど CD にはお金かけられそうもありません、でも単価がどんどん下がってますので少ない金額で多くのアルバムが買えるのは嬉しい限り.




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 *** 身近ないろいろ ***

 昨年の政権交代からの民主党政策が、ボクにとっては一番大きなニュースかもしれません.
 この政権の売りの一つ「事業仕分け」によって、ある事業予算がすべて廃止になり、おかげでボクにとって一つの転機となりそうだった話もボツになりました.
 結果的にいいのか悪いのかは別としても、どうもこの「事業仕分け」がただただ予算削減だけに目がいっているような気がしてなりません.
 きちんと事業を見直しして、国民にとって本当に必要かどうかを検討するのはいいのですが、どうもそこには長期的政策がぜんぜん見えてきません.
 人材育成のようなものは結果がはっきりとした形で表れるものではありません.

 さらには尖閣諸島での政府の対応 ・・・・・ これで "日本" という国の弱さを、きっぱり世界に知らしめてくれました.
 ずっと昔、東洋人は欧米人から「いつもへらへら笑っていて心が見えない」というようなことを言われましたが、今回の対応はまさにそんな感じで、事なかれにへらへら笑っていたら、こんなになっちゃったという感じですよね.
 おまけに話しの矛先が、映像流出のほうにいってしまい、肝心の国としての対応についてまったく騒がれなくなってしまいました.
 ボクの中の民主党は、これで完全に終わりました.


 最後は変にシリアスな話題になってしまいましたが、基本的には今年一年もいつもと同じ一年でした.
 仕事して、 off the job training としての講習会に参加して、家でジャズ聴いて、たまに山に登って ・・・・・・.

 まぁ、こうやっていつも通りできることがいいんでしょうね.
 午後になって曇り空、時折雪が舞っています.
 天気予報の通り、年始にかけて天気崩れるのでしょうか.

 今年もあとわずかです ・・・・・・ 大晦日は仕事がんばるぞ (笑)

Started New Year! / Blue Train

 新年です・・・・・・・・


 12 月 31 日から 1 月 1 日へと、日が変わっただけなのに、気分的には大きな違いがあるのが元旦でしょうか.
 小さい頃は、もっともっとお正月というものに対しての、厳粛な思いのようなものがあったように記憶してますが、最近はほとんどこだわりがないというか、お正月という日本的イベントを意識しないようになっています.

 特に今年は、昨年父親が亡くなった関係で、年賀状も送れないし、ほとんどこないし、お正月らしい飾り付けもなく ・・・・
 ボクにとっては単なる連休の一日になっています.


 今も家ではたった一人、奥さまはリゾートスキー場のインストラクターに出かけ、長女は仕事で年末年始関係なく、次女も東京から帰省中なのですがアルバイトに/
 まぁ、一人で家で過ごすほうが気分的にもリラックスできるのでそれはそれで満足ですが.


 それでも、部屋で何を聴こうかなーと思った時に、ふと 「お正月だから・・・・」 なんて思いがよぎります.
 こういうところが、日本人なのでしょうか ・・・・・・


 それで今年最初にかけたアルバムが、これっ!





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  "Blue Train / John Coltrane" (BLP-1577) 




  1. Blue Train
  2. Moment's Notice
  3. Locomotion
  4. I'm Old Fashioned
  5. Lazy Bird




  Lee Morgan(tp), Curtis Fuller(tb), John Coltrane(ts),
  Kenny Drew(p), Paul Chambers(b), "Philly" Joe Jones (ds)
   (Recording on September 15, 1957.)






 新しい年のスタートにはぴったりでしょうか.
 内容などは、多くの書籍で紹介されているし、このアルバム自体が Blue Note を代表するアルバムの一枚なので、なんも書くととはないので省略.




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 せっかくの元旦なので (?) 、去年一年でも振り返ってみましょうか.


 去年は秋にあるブログとの出会いがあり、そこから再びジャズにのめり込んでいき、今では仕事以外のほとんどにジャズが流れているような感じになっています.
 CD もかなり買いましたねー ・・・・・・
 Miles Davis のボックスは別にしても、 150 枚くらいかな.
 前から言っているように、ボクのジャズは青春時代の思い出を込めたジャズなので、今まで聴いたことのある CD しか購入しませんでした.

 アナログを買っていた頃は、批評などで良さそうだとどんどん買っていたのですが、結局そうやって買ったレコードのほとんどが一度しか聴かないような感じでしたので.
 だから、こと CD に関しては 200 枚弱しかありませんでした.

 ところが Blue Note に再度興味を持ち、ある方のブログに顔を出すようになってから、 Blue Note を中心にした CD 購入に拍車がかかりました.
 そしてその頃から、この過疎的なブログの訪問者も徐々に増え始めて ・・・・

 CD 買う → CD 聴く → ブログ書く → 訪問者増える → ボク喜ぶ → さらに CD 買う ・・・・・・・

 まぁ、訪問者が増えたといってもほんの数十人程度なのですがね.
 1 月には、ボクに影響を与えたブログの制作者のお話を聞く機会があるのでとても楽しみですが、基本的にミュージシャンやこういった方とは自然と一線を置くタイプなので、目立たないところで静かに話を聞こうと思っています.



 お仕事では大きな変化のあった年で、秋頃まではほんとうに厳しかったです.
 とにかく次から次へと仕事がどんどん飛び込んできて落ち着く暇がほとんどなかった.
 ノイローゼ直前のような感じで、仕事に追われまくりでした.
 秋頃からはようやく仕事にも慣れて、生活に余裕がでてきましたが、また 4 月には大きな変化があるので ・・・・・ やれやれです.



 Off the job の医療教育では大きな成長をしたと、自身では思うのですがまだまだ完璧とはいえないので、今年も更なる精進をしないといけません ・・・・ 日進月歩の世界ですので.
 すでに春までのスケジュールも調整済み、あいかわらず "貧乏暇なし" 生活ですが、動けるうちに動かないと.




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 昨日もこんなお天気、自然の冷蔵庫と ボンベイ・サファイア.
 今日も朝から曇りで、 1 時間くらい前から雪が降ってきました.
 ただ、日本海地方のような大雪は降りません.
 明日までは、ダラダラ生活を満喫して、 3 日は少し頭の切り替え ・・・・
 あっという間にお正月も終わっていきますね.

 そういえば "Delilah" の演奏が Blue Note 盤であったんだけれどどうしても思い出せない ・・・・
 聴きたい時に限ってこんな感じです.


 いまから "ブルーノート・ブック" でも読み返して探そう.
 幸いなことに時間はたっぷりありますので ・・・・・

'Round About Midnight At The Cafe Bohemia

 理屈抜きにして、好きな音 (音色) があります.
 とかく、アドリブという音の集合体に関心がいきがちです ・・・・・・

  唸ってしまうようなアドリブ、
  グイグイ後押ししてくるリズム・セクション、
  みんなジャズの素敵なところであり、醍醐味でもあります.


 でも、単純に「いい音」、「好きな音」というのもたくさん.
 こういう感覚的に捉える音って、ジャズなんてほとんど聴かない人でも共有できるはずです


 なぜか Kenny Dorham の音に魅かれます.
 この音がいいんだなー ・・・・・・・ 確かにアドリブのフレーズなんかも素敵なんだけれど、ボクはこの、ちょっと控え目で口篭もるような音を聴くと、ホッとできます.
 それは、例えば Tina Brooks なんかの音と共通してます.




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 ライブ・アルバムは録音の状態がよくなかったりで、あまり聴かないんです.
 もちろん、ライブだからこそという名盤もたくさんありますが.
 偏屈なボクは、このアルバムもライブというだけの理由で、今まで購入しませんでした.
 ジャズ屋では、よくかかっていて、それなりに耳にしていたと思うのですが.
 ようやく、最近になって購入です.


 改めて聴いてみると ・・・・・・・・・
 やっぱり、トランペットの「音」がいいんです、録音云々ではなく、とにかく「音」が ・・・・・・・ いいんですな.
 一曲目の "Monaco" から "'Round About Midnight" へと、どっぷり入っていけてしまいます.
 少し鼻にかかった声での MC に続く "Autumn in New York" の演奏 ・・・・・・・ これもいい.

 ・・・・・やっぱり、これって名盤!


 ただ、 J. R. Monterose はこのアルバムではフィットしていないような気がするんだなー.
 ちょっとばかり個性的な奏者で、それなりに名盤もあるんだけれど、Kenny Dorham とは少し合わないような気がしてます.
 それとこのアルバムの曲順は、当日の曲順と違うところが残念.

 最後まで聴いてみると、いいぞこれ!!
 確かアメリカ盤 2 枚組では、この日の 4 セットに及ぶ演奏を演奏順に並べ替えて完全収録したものが発売されているから ・・・・・・・・・ HMVに即予約です.

 この演奏は、他のセットも聴いてみたくなるような気にさせますね.

Us Three / Horace Parlan

 ジャズを聴き始めた頃は、どんなのを聴けばいいのかわからない手探りの状態.
 数少ない情報源は、ジャズ屋と スウィング・ジャーナル (SJ) 誌でした.
 SJ 誌の批評なんかを読んでは、 「うんうん、なにかよさそう ・・・・・」 と LP を購入しました.

 ところが、この批評が曲者!!
 特に SJ ・ゴールド・ディスクなるものが ・・・・・・ どういう基準で選んでいたのかよくわかりません.
 このおかげでかなり痛い目にもあっており、大人になった今ではほとんど批評は当てにしないようになりました.




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 "Us Three / Horace Parlan" のアルバム謳い文句が 「最高にカッコいいジャズがここにある」 でした.
 Horace Parlan は昔も今もまったく聴いていません (これは断言できる).
 どんなピアニストなのかまったくわかりません.

 1,100 円シリーズが発売されなかったら、きっと買ってはいないアルバムです.
 1,100 円だったから 「たまには新しいものも聴いてみようか、ジャケットも有名ですしね ・・・・・」 という感じで購入.
 1,100 円だったら、演奏がよくなくても、まぁ諦められるですし・・・・・(笑)


 期待もせずに聴いてみると ・・・・・
 いきなりのベース・ソロから不安を煽るようなピアノの響き・・・なんだ?フリージャズか? 
 と思ったのもつかの間、リズミカルなブラシ・ドラムにベースが乗っかりグイグイと、そしてピアノがメロディアスに弾かれていきます.


 「カッコイイ・・・・・」 思わず口をつきそうでした.


 ベースが特にいいんです.
 録音されたベースの音も物すごくいいですし、グイグイいく感じがものすごくいい.
 決してハデなベースではないんですがボクのフィーリングにぴったり納まってしまうようなベースです.

 "Us Three" , "I Want To Be Loved" , "Come Rain Or Come Shine" ・・・・・・・ どれもが思わずにやっとしてしまうような演奏が続いていきます.
 これはアルバムの謳い文句にピッタリ、マッチしています、これが大人のカッコよさです.


 すぐに HMV へ彼のアルバムを 5 枚ほど注文しました .


 これが 「カッコイイ」 大人買いです (笑).

HMVに愛をこめて

 さすが、天下の HMV です!!!感謝、感謝!!!

 今までずっと探していて、いつも入手困難だった 2 枚のアルバムが、同時に手に入ってしまいました.
 Jazz アルバムの場合は、何年かすると必ず再販されるので、まぁ幻の名盤とは言えないかもしれませんが ・・・・ .
 でも今はほんとに手に入りづらいアルバムですので、超うれしいです.
 この 2 枚はまったくタイプの違う 2 枚で、両方とも万人受けするとは言い難いですね.



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 "Live At The Monterey Jazz Festival 1965 / John Handy"

 これは新しい感じ ( ・・・・・ とはいっても、今聴くとどうってことないのですが) のジャズ、少しフリージャズの要素が強い感じ.
 以前持っていた LP では、確か片面 1 曲ずつだったと思いますが、ここにはなんと 31 分にもおよぶ "Tears Of Ole Miss" という Village Gate でのライブ曲が、なんとボーナス・トラックとして入っているではないですか.
 以前よく聴いていた "Spanish Lady" くらいの記憶しかなかったのですが、改めて聴いてみると 1 曲目もいいですね ・・・・・・・ 荒削りで、途中ダルダルな部分もありはしますが.




 そしてもう一枚は、



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 "Essential Vic Dickenson / Vic Dickenson"


 これは古いニューオリンズ・ジャズと呼ばれるようなアルバムで、もともとは "Showcase" というアルバムから選んだ曲が収められています.
 アメリカではこういったいろいろなバリエーションのアルバムが多く作られるので、一番のオリジナルが 1 枚組なのか 2 枚組なのかもボクはよくわかりませんが、一応日本では 2 枚組 LP でしたよね.

 このアルバムは 1 曲目の "Russian Lallaby" だけでも十分です ・・・・・ すくなくともボクには.
 そのくらい 1 曲目はいいです.
 Edmond Hall のちょっと哀愁を帯びたメロディ、淡々と続くピアノソロ、そして Vic Dickenson のソロが古典的なリズムの上で流麗に奏でられます.このトロンボーンと、そのあとに続くクラリネットが ・・・・・・・ いやーっ、たまらなくいいんです.
 この曲は、ニューオリンズ・ジャズとか、スイングとか、デキシーとか、モダンとか・・・・そんな垣根がいらないくらいいい演奏です.


 こういった素適なアルバムが、輸入盤でしか買えないなんてさびしい限りです.

John Coltrane vs. Led Zeppelin

 John Coltrane ・・・・・ いわずと知れた、モダンジャズの巨人であり、その独自のモード奏法は、後のジャズ界に大きな影響を与えました. 

 Led Zeppelin ・・・・・ いわずと知れた、ハードロックの巨人であり、その独特な "グルーブ" を効かせた演奏は、多くのロック・ミュージシャンに多大な影響を与えました.


 ・・・・・・ と、いかにも音楽評論家らしい出だしですが、音楽的な難しい解説はできないので、ボクなりのこの全く違うジャンルの二つについての共通点を探してみます.



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 John Coltrane はジャズをあまり聴かない人でも名前を知ってる人が多いようで、 「ジャズ聴かないけれど、 Coltrane は好き」 とか言う人も結構いたりします.
 でも、あまりジャズを聴かない人たちが彼の演奏を聴いてしまって、それ以降ジャズを聴かなくなる人も多いようです (もちろん、逆にのめりこんでいく人もいますが).

 これってどうしてなんだろう ・・・・・
 シーツ・オブ・サウンド や、倍音とか、演奏に関してはいろいろ語られていますが、一番は最初のフレーズからまんま Coltrane と言うことでしょう.
 この、まんま Coltrane というのは、この音が耳に入った瞬間からいいにつけ悪いにつけ、聴くものの感性を全て集中させてしまうような、強力なオーラです.
 だから、作業用には適しません、ついつい真剣に聴き入ってしまいます.
 そしてその音をこれでもか、これでもかというくらい聴く側にぶつけてくるので、疲れます.
 でもこの音の洪水の中に身を委ねることができると快感でもあるわけで ・・・・
 好き嫌いがはっきり分かれるところでもありますね.

 若い頃は、それこそ嫌になるほど聴きました ・・・・・・
 でも、最近は聴くタイミングがないと、本当に聴こうとは思いません.

 でもいつまでも Coltrane はボクにとっての 「特別」 です.
 だから You tube とかで映像を見たいとは思わないのも正直なところです.




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 同じ感覚が Zep (Led Zeppelin) にもあります.
 ボクは Zep 大好き人間ですが、 「なにが好きなの?」 と聞かれると返答に困ってしまいます.

 あえて言うなら、その存在!って答えるでしょう.
 正直楽曲については、もちろん好きな曲一杯あるのですが、それだったら Rainbow や Sabbath と同じです.
 でも違うのはその存在であり、 Coltrane と同じで曲がかかった瞬間から Zep の世界に聴くものを引きずり込んでしまうことでしょう.
 Zep も作業用に流すことはできません、まったく Coltrane と同じです.
 特に Zep の場合は、あの独特なグルーブと呼ばれるものが単調な縦ノリロックとは全く違うものにしているようです.
 だから、ライブの雰囲気も一種独特ですよね.


 この二つにあるものは、やはりカリスマ性でしょうか.
 どんなに音を同じにしたとしても、彼らの持っていたカリスマ性は再現はできないからです.
 そしてそれは、それぞれが生きた時代にのみ輝くものではないでしょうか.


 こんな日は "Selflessness" の "My Favorite Things" を大ボリュームで聴きたいものです.


 John Coltrane も Led Zeppelin も ・・・・・・・

 ボクの "My Favorite Things" ですから.
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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