Jimmy_Cobb

It's All Right!

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 数日前にちょっとしたニュースが飛び込んできました.

 livedoor Blog からのお知らせで "【HTTPS対応】画像のHTTPS配信について"



https

 livedoor Blog の一番のネックだったのが、以前から多くの要望があった https 化.
 ようやくその一歩が歩き出したって感じです.

 ブログページの https 化は 2020 年春の予定のようで今回は画像のみ.
 まぁ何とか前進しただけでも一応の評価かな、後はちゃんと春に完全 https 化できればいいか.



21369_ext_03_0

 今年になって Yahoo Blog が終了して、ブロ友の何人かは アメブロ に乗り換えた人もいます.
 ボクもその頃、真剣に アメブロ あたりに引っ越ししようかと思ってました.
 その一番の理由が https の問題.


 ただ引っ越しするとなると、いろいろな意味で大変なので ・・・・・・

 ようやくその問題が解消されそうなので livedoor には期待しています.

 くれぐれも過去の記事にエラーが出るようなことがないように.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 今日のアルバムも ユニバーサル・ミュージック の 「ジャズの100枚」 の一枚.
 このシリーズはもう 5 年くらい前になるのか.

 こういうアルバムが 1,000 円で買えるのはうれしいです.




Kelly004-1






  " It's All Right! / Wynton Kelly "





  1. It's All Right
        (Curtis Mayfield) ・・・・ 2:50
  2. South Seas
        (Rudy Stevenson) ・・・・ 5:28
  3. Not a Tear
        (Rudy Stevenson) ・・・・ 5:58
  4. Portrait of Jennie
        (G.Burdge-J.R.Robinson) ・・・・ 4:35
  5. Kelly Roll
        (Kenny Burrell) ・・・・ 3:50
  6. The Fall of Love [From The Fall of the Roman Empire]
        (D.Tiomkin-N.Washington) ・・・・ 2:05
  7. Moving Up
        (Wynton Kelly) ・・・・ 3:52
  8. On the Trail [From the Grand Canyon Suite]
        (Ferde Grofe) ・・・・ 4:29
  9. Escapade
        (A.Badalele-M.Wax) ・・・・ 2:48
  10. One for Joan
        (Charles Lloyd) ・・・・ 3:11






  Wynton Kelly (p), Kenny Burrell (g: # 1-3 & 5-10),
  Paul Chambers (b), Jimmy Cobb (ds),
  Candido Camero (conga: # 1-5 & 7-10),
  The Tommy Rey Caribe Steel Band (# 6) 

  Recorded at the Webster Hall, NYC,
     # 2, 3 & 6: March 10, 1964.
     # 1 : March 11, 1964.
     # 4, 5 & 7-10: March 19, 1964.






 Verve でのリーダー・アルバム 2 作目になります.
 オリジナルアナログ盤は 9 曲目まで、最後の一曲は CD 化のボーナス・トラックです.

 ジャケットのアメコミ風イラストがあまり好きじゃなくて、ようやく数年前に CD 購入しました.
 ジャズ屋でもジャケットの記憶はあるんだけれど、レコードの記憶があまりない.




Kelly004

 選曲がちょっと面白い.
 俗にいうスタンダード中心ではなく、いろいろなジャンルの曲が入っています.


 一曲目のアルバムタイトル曲 "It's All Right" は 1963 年に Curtis Mayfield & The Impressions でヒットしたソウルナンバー.
 Huey Lewis And The News もカバーしています.

 ウイントン・ケリー は原曲のメロディを活かしながらも、とても軽快な演奏.
 まぁこのアルバム全体が軽快そのものですが ・・・・・


 2 曲目や 4 曲目のようなバラードでは、音がキラキラと滴り落ちるような感じで思わずうっとりしてしまいます.




Wynton_Kelly0036
 ● ⇒ Wynton Kelly, Jimmy Cobb, Paul Chambers ●

 このトリオは 1959 年からのレギュラー・メンバーで、 1969 年 ポール・チェンバース が亡くなるまで続いていました.
 Vee-Jay や Verve といったレーベルで多くのアルバムを録音し、その中には日本でも人気のあるものも何枚かあります.
 今日のアルバムの、そんな絶頂期に作られたアルバムです.

 トリオが解散してからの ウイントン・ケリー は、どうも仕事に恵まれなかったようで、録音等もほとんどありません.

 1971 年には 39 歳という若さで亡くなっています.


 こういうピアノ・トリオには、 ケニー・バレル がよく似合ってます.
 彼の参加もこのアルバムの良さの一つだろうな.

 コンガも入っていますが、軽快な演奏にぴったり.




Wynton Kelly 0012-1

 鍵盤の上を音が転がっていくような、そしてキラ星のように音が輝いて落ちていきます.
 内容云々でなく、こういう音の中にいるだけでとてもハッピーな気持ちになれます.

 かと思うと "In The World" のような演奏も軽くこなしてしまう.

 こういうところも ウイントン・ケリー の魅力だろうな.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 今夜は奥様が会議か何かで夕飯不在なので、ちょっと近所のスーパーまで買い出し.
 買い物終わって外に出ると空がオレンジ色に染まってました.

 キレイな夕陽は無性にシャッターを押したくなってしまう.
 間に合うか微妙でしたが、車で 5 分弱で家に到着.




0R9A114502
 ● 2019.11.24 : EF 16-35mm F4L IS USM: F6.3 1/20秒 ISO-1600 WB-くもり 35mm ●

 何とかこんな風景を撮れました.
 もう少し早かったら、空全体がピンクが買ったオレンジ色だったんだけれどね.
 夕日撮影はスピードとの勝負だな (笑)


 それにしても、夕方というのに暖かかったなぁ.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

1958 Miles

・ ・ ・ ・ ・ ・



 明日は EOS学園 の撮影実習なのですが ・・・・・・

 なんとなく雨の香りがプンプン.
 昨年に続いて、またまた雨の撮影になってしまうのかなぁ.
 これを書いている今は土曜日の午後ですが、すでにどんよりした感じになってきました (涙)




 先日何気なく観た ユニクロ の ブラトップ CM が違和感ありあり.




11121

 この CM 、最後に ブラトップ を足から着る場面があるのですが、それがボク的にはかなりビックリ.


 これってタンクトップみたいなものだから、ボクの中の常識では当然頭から被るように着るものだとばかり思っていました.
 ところが CM では足から ・・・・・・


 実はブラトップって足から着る方がきれいに着けられるそうなのです.

 どうでもいい知識を一つゲットして経験値が上がりました (笑)




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 そんなブラトップとは全く関係ありませんが、ファッショナブルなジャケットのアルバムを.
 このジャケットのイラスト (版画) は故 池田満寿夫 氏によるものです.





Davis106






  " 1958 Miles / Miles Davis "





  1. On Green Dolphin Street
        (N.Washington-B.Kaper) ・・・・ 9:55
  2. Fran Dance
        (Miles Davis) ・・・・・ 5:52
  3. Stella by Starlight
        (N.Washington-V.Young) ・・・・・ 4:48
  4. Love for Sale
        (Cole Porter) ・・・・・ 11:46
  5. Fran Dance (Alt-tk)
        (Miles Davis) ・・・・・ 5:51






  Miles Davis (tp), Julian "Cannonball" Adderley (as),
  John Coltrane (ts), Bill Evans (p),
  Paul Chambers (b), Jimmy Cobb (ds)
  Recorded at 30th Street Studio, NYC, May 26, 1958,





 ボクの持っている CD は "The Complete Columbia Album Collection" の中の一枚.
 これが今回のキーポイントです.





Davis106-3

 このアルバムのベースとなっているのは 1958 年にリリースされた "Jazz Track" (CL 1268) というアルバム.
 このアルバムは、 A 面が 1957 年 12 月 4 日 パリ で録音されたもので映画 "Ascenseur pour l'echafaud (死刑台のエレベーター)" の 10 曲、 B 面は 1958 年に ニューヨーク で録音された 3 曲で構成されていました.

 その B 面の 3 曲に、同じ日の録音で未発表だった 2 曲を加え 1974 年に 日本 でリリースされたのが今日の "1958 Miles" になります.


 しかしそこにはちょっとした問題も ・・・・・・・




Davis106-2

 上の写真は裏ジャケットですが、収録曲と合っていません.
 ちょっと変ですね.


 実はこのアルバム、長年にわたって 1955 年に録音された ジャッキー・マクリーン の "Little Melonae" が入っていました.
 ボクの CD は "The Complete Columbia Album Collection" の中の一枚で、このボックスを作る際に曲の入れ替えもされたようで、タイトル通り 1958 年の演奏だけのアルバムにしてあります.
 そのため CD のジャケ裏の写真が演奏とは合致しないんですね.


 ちなみに書かれている "Little Melonae" の演奏は、 "'Round About Midnight" にボーナス・トラックとして入っています.

 ただしこれはあくまで "The Complete Columbia Album Collection" の中でのアルバムとしてのこと.
 通常販売になっている "1958 Miles" の CD 等では 5 曲目に "Little Melonae" が入っているものがほとんどで、そこにボーナスと "Fran Dance" の別テイクが入っています.




mileskindablue

 さてこのアルバム、実はとっても大きな意味を持ったアルバムでもあります.
 それはモード・ジャズに移行しつつあるマイルスに大きな影響を与えたと言われる ビル・エヴァンス をグループに招き入れ初めて行ったレコーディングなのです.

 ビル・エヴァンス が入ったセクステットは 1958 年 4 月 から 10 月までのわずか七か月で、クラブ・ギグ中心の活動だったためレコーディングは三回のみ.
 内二回はライブレコーディングで、スタジオ録音にあってはこの 5 月 26 日の一回のみ.


 その後 ビル・エヴァンス がグループを脱退したためこのグレート・セクステットは消滅.
 翌年レコーディングのため再び ビル・エヴァンス を呼び寄せて録音されたアルバムこそが、あの名作と誉れ高い "Kind of Blue" でした.




Miles Davis 026

 さて今日のアルバム "1958 Miles" の演奏について.

 演奏される曲はスタンダードが 3 曲と マイルス のオリジナル.
 演奏全体には "Milestone" からのモードイディオムズが完成形に向かっている進行状態という感じでしょうか.
 一般的にモード (モーダル) というと、感覚的にバリバリとか、ゴリゴリという感じなのですが、このアルバムではそういった感じではなくとても聴きやすい演奏になっています.
 まぁ マイルス のモードというのは後年のスタイルとは一線を画しているかな.


 この時代のアルバムは、どれを聴いても彼らしさや聴きやすさ、聴き応えがあるいいアルバムが揃っています.


 順追って "Kind of Blue" まで聴いていくのも面白いです.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 明日の 東京 の降水確率は ・・・・・
 今のところ夕方までは 40 % ・・・・・・・・・ とっても微妙な数字です.




0R9A4571

 少なくても青空は期待できそうにないので、どういう構図で撮ろうか悩むなぁ.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

This Here is Bobby Timmons

 明日から久しぶりの 東京 ・・・・・・・ 先月は いつもの講習会 が 山梨 県内での出張コースだったので.

 先日ボクらの組織 ・・・・・ (怪しい組織ではありませんが ・・・・) の 10 周年記念式典があり、そこで全国にある支部 (TS) での講習開催状況の表彰がありました.
 ボクは 小児救急初期診療のコース をメインにコース開催していますが、この部門でコース開催数こそは二番目でしたが、受講者数では一番でした.
 もともとはこういったスキルや知識の裾野を広げることを目標にやっているので、この一番はとてもうれしい数字です.
 まぁ、ボク一人でやっている訳ではないので、みんなに超感謝です m(_ _)m


 そういえば明日は祝日でした ・・・・・ いつもだったら顔を出すお店も、きっと祝日休業でしょうし.
 こちらで夕方の用事を済ませていこうか、思案中なり.
 ただ、明日の 東京 は雨降り決定のようです ・・・・・・ テンション下がるなぁ.





 それでも、こんな軽快な演奏でも聴きながら歩く雨の 東京 も悪くないかもしれません.
 気分は "降っても晴れても" ・・・・・・ なんて





timmons01






     " This Here is Bobby Timmons "





    1. This Here
         (B.Timmons) ・・・・・ 3:34
    2. Moanin'
         (B.Timmons) ・・・・・ 5:08
    3. Lush Life
         (B.Strayhorn) ・・・・・ 2:31
    4. The Party's Over
         (J.Styne) ・・・・・ 4:14
    5. Prelude To a Kiss
         (D.Ellington-I.Mills) ・・・・・ 3:23
    6. Dat Dere 
         (B.Timmons) ・・・・・ 5:26
    7. My Funny Valentine
         (L.Hart-R.Rodgers) ・・・・・ 5:08
    8. Come Rain or Come Shine
         (H.Arlen-J.Mercer) ・・・・・ 4:33
    9. Joy Ride
         (B.Timmons) ・・・・・ 3:58





  Bobby Timmons (p), Sam Jones (b), Jimmy Cobb (ds)
  Recorded at NYC, January 13 & 14, 1960.






 
 ボビー・ティモンズ のリーダーとしてのデビュー・アルバム
 ・・・・・・・・・・・ のようですね.
 もっと前から アート・ブレイキー & ジャズ・メッセンジャーズ などでの名演を残していたので、このアルバムがデビュー・アルバムとはにわかに信じがたいです.


 このアルバムの中でも 4 曲は彼自身のオリジナル曲 ・・・・・・ それも有名な曲ばかりです.
 とてもファンキーで、気持ちが軽やかになるような曲ばかり.
 "Moanin'" については、改めて書く必要ないくらい有名な曲で、ファンキー・ジャズを代表する曲でもあります.
 ジャズ・メッセンジャーズ の代表曲と言ってもいいくらいで、 "Moanin'" (BLP-4003) や "Art Blakey and the Jazz Messengers at the Club St Germain 1958" (RCA) の演奏は有名です.



 "Dat Dere" は、 アート・ブレイキー & ジャズ・メッセンジャーズ の "The Big Beat" (BLP-4029) での名演がありますし、変わったところでは "Portrait of Sheila" (BLP-9002) での シーラ・ジョーダン によるヴォーカルものなんかもあります.


 "This Here" は、 ジャズ・メッセンジャーズ の後に在籍した キャノンボール・アダレー のグループのテーマ曲のように必ず演奏されていた曲のようです.
 ボクは残念ながら キャノンボール・アダレー をあまり聴かないので、この曲のこのグループによる演奏を持っていません.
 機会があったら聴いてみたいですね.


 "Joyride" (BLP-4201) というタイトルの スタンリー・タレンタイン のアルバムがあるので、てっきりこのアルバムの "Joy Ride" のことだと思っていたら、まったく違いました.
 ちなみに、 スタンリー・タレンタイン のこのアルバムでは、 "Joyride" という曲は演奏されていません.




bobby-timmons001

 ボビー・ティモンズ は 1935 年 12 月 19 日 フィラデルフィア 生まれ、 1974 年 3 月 1 日 肝硬変のため 38 歳で死去.
 このピアニストも結構早く亡くなっていますね、飲み過ぎでしょうか ・・・・・ 完全に推測の域.


 転がるようなフレーズと、ブロッキングのバランスがとてもよく、ファンキーでソウルフルな演奏になっています.
 この辺りがとっても気持ちいピアノたる所以.

 あるデータを見てみたら、初めてのレコーディングが ケニードーハム の "'Round About Midnight At The Cafe Bohemia" (BLP-1524) のようです.
 これもちょっと意外でしたね.


 彼の参加したアルバムは、圧倒的に ジャズ・メッセンジャーズ での演奏が多く、 1963 年頃から自身のリーダー・アルバムが中心になってきます.
 ただ、枚数的にはそんなに多くはありませんが.
  

 こんな "Come Rain or Come Shine" を聴きながらだったら、雨の 東京 もまんざらじゃないかもね.







 先日から映画などの話題が続いていましたが、ようやく "ROME" を観終えました.
 やっぱり本当の主人公は アティナ だったと、納得 (笑)


 

rome009

 改めて女性の怖さを教えてくれたドラマでもありました.
 ほんとにドロドロの愛憎劇 ・・・・・・・

 後半も、裏切り、政略結婚、不倫、毒殺、呪い ・・・・・・ なんでもありです.
 でもまぁ、ひょっとすると本当にこんな感じで歴史が動いていたのかもしれませんよね.

 ドラマとしては最後までとても楽しめたドラマでした.
 シーズン ・・・・ なんて続かなかったこともよかったです.
 この手のドラマは、シーズンが続いていくほどにどんどん訳がわからなくなったり、つまらなくなって、打ち切りというパターンが多いようですので.




DSC_0467

 夕方の 蓼科山 ですが、雲も無く、今はきれいな星まで出ています.
 でも、明日の天気予報は 雨 ・・・・・・ がっつり 雨 です !!



 傘とバック・カバーは必須のようです (涙)

Kelly Blue

 昨日の夕方から夜にかけて、雷と雨が凄かった.
 家の周りでも落雷によって停電 ・・・・・ 幸いすぐに復旧したからよかったのですが.
 今日の午後もかなり空が暗くなってきたので 「またまた雷かな」 、と思っていましたが幸いなことに雨も降らず、夕方にはこんな空が広がっていました.



DSC_0089

 ところが全国的に雷による被害がかなり出たようなことをニュースが伝えていました.
 北アルプス 槍ヶ岳 付近でも落雷の直撃で一人が死亡しましたし、大阪や滋賀でも直撃で死亡や重体の方がでているようです.

 幸いボクはまだ山で雷にあったことはありません ・・・・・・ って言うか、発生しやすい時期は登らず、登ったとしても朝早く出て 14:00 頃には下山できるような登山しかしません、いつまでも気持ちはルーキーなので.
 それでも稜線など歩いていて雲行きが怪しくなってくると、こんなところで雷きたら逃げ場がないなぁ ・・・・・ なんて不安になることはあります.



 山といえば ・・・・・・・ 家を新築してから 10 年ちょっと経っていますが、家から見える 蓼科山 の東に見える出っ張り二つがどこの山なのかよくわかりません.
 ちょっと見た目には 東西天狗岳 のような形なのですが.
 でも位置的には手前に 北横岳 などがあるはずなので、やっぱり 北横岳 や 縞枯山 なのかなぁ ・・・・・.
 まぁいずれにせよ 八ヶ岳 には変わりありません.
 毎日窓から 八ヶ岳 を見ながら暮らせるって、ちょっと幸せかも.






 さて、こんなにも有名なアルバムをまだここで取り上げていませんでした.
 心がウキウキするような、軽快なピアノです.
 ジャズ喫茶でも人気のアルバムでした.






kelly02






    " Kelly Blue / Wynton Kelly "





   1. Kelly Blue 
         (W.Kelly) ・・・・ 10:42
   2. Softly, As In A Morning Sunrise 
         (Hammerstein-Romberg) ・・・・ 6:28
   3. On Green Dolphin Street 
         (Kaper-Washington) ・・・・ 4:41
   4. Willow Weep For Me 
         (A.Ronell) ・・・・ 6:04
   5. Keep It Moving [Take 4] 
         (W.Kelly) ・・・・ 7:30
   6. Old Clothes 
         (W.Kelly) ・・・・ 7:40
   7. Do Nothin' Till You Hear From Me 
         (Ellington-Russell) ・・・・ 4:23
   8. Keep It Moving [Take 3] 
         (W.Kelly) ・・・・ 8:44

   (# 7 & 8 Bonus Track not part of the original album)





  # 1,5,8 : 
  Nat Adderley (cor), Benny Golson (ts), Bobby Jasper (fl),
  Wynton Kelly (p), Paul Chambers (b), Jimmy Cobb (ds)
  Recorded at Reeves Sound Studios, NYC, February 19, 1959.


  # 2-4,6,7 : 
  Wynton Kelly (p), Paul Chambers (b), Jimmy Cobb (ds)
  Recorded at Reeves Sound Studios, NYC, March 10, 1959.






 7 曲目と 8 曲目の 2 曲は、 CD 化にあたってのボーナス・トラック.
 3 曲だけホーンが入ったセクステットの演奏ですが、残りの 5 曲はトリオ演奏です.

 どうしてこういうアルバムの作り方をしたのか、ボクの知識では計り知れませんが、結果的には面白い構成にも拘らずとても素敵なアルバムになっています.
 ひょっとすると同じ日に録音された他の演奏もまだあるのでしょうか.




Kelly002-2

 特徴的なメロディのアルバム・タイトル曲 "Kelly Blue" から始まるのですが、フルートがとても印象的.
 とっても独特の雰囲気を持った曲です.
 でもそれぞれのソロは、いたってストレートでいい感じなのです.
 この曲は一度聴いたら、結構フレーズが残りますね.



 そして有名な "Softly, As In A Morning Sunrise" ・・・・ "朝日のようにさわやかに" 
 多くのミュージシャンたちが取り上げている、とても有名な曲です.
 そんな多くの演奏の中でも、ジャズ・ファンに人気のある演奏の一つがこれ.
 独特の鍵盤の上を転がるようなソロがとても素敵ですね.
 変に重いピアノじゃなくて、とにかく軽快で歌心に溢れています.



 同じような軽快な演奏が "On Green Dolphin Street" へと.
 この 3 曲が、アナログ盤の A 面に相当する部分です.
 ここまで聴いただけでも、どうしてジャズ喫茶であんなにも人気があったのかわかるような気がします. 

 とってもスウィンギーで、気持ちよく聴いていられる演奏です.




Wynton_Kelly
 Jimmy Cobb ,  Wynton Kelly ,  Paul Chambers

 この 3 人 ・・・・・・・ そう、 マイルス・デイヴィス・グループ のリズム・セクションです.
 マイルス が見込んだだけのことはありますね.
 以前にも書いたけれど、ボクが マイルス・グループ の ウイントン・ケリー をいいなぁと思ったのは、このアルバムのようなオーソドックスな演奏ではなく、 "Blackhawk" でのもう少し新しい感じの演奏でした.
 あんな感じの演奏もできるんだ ・・・・・・ 結構衝撃だったかも (笑)




 そして、ともすればこのトリオの演奏に注目がいってしまいそうなアルバムですが、ホーンがなかなかどうして.
 特に好きなのが ナット・アダレー です、 5 曲目 "Keep It Moving" なんかとてもいい.
 やっぱり コルネット という楽器の音に癒されますね.

 このアルバムはルーキーにもお勧めです.






 今夜も熱くなりそうですので、クールな映像でも最後に貼りつけておきましょう.
 ドライビング・テクニックは当然ですが、よくぞこんなところで撮影したという感じ.
 Red Bull なんか PV を含め、こういった映像大好きです (笑)

● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

● Link ●
● 記事検索 ●
● PV Access ●
  • 累計:

● Photo Gallery ●
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
● お願い ●
•このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することはしないでください. コメントはすぐに反映されない場合がありますのでご承知ください.
  • ライブドアブログ